JP5677011B2 - 動画再生装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、動画再生装置及びその制御方法に関し、動画像において所望のシーンの検索性を向上させるための技術に関する。
機器の操作性を向上させるために、さまざまなGUI(グラフィックユーザーインターフェース)が提案されている。下記特許文献1には、GUI画像の表示を制御する制御手段を備える情報処理装置について開示されている。特許文献1に記載の情報処理装置が有する制御手段は、1以上の画像コンテンツのそれぞれについての各インデックスを含む第1のGUI画像の表示を制御する。そして、第1のGUI画像から1のインデックスがユーザーにより選択されたとき、対応する画像コンテンツから検出された人物の顔に対応する顔サムネイル画像を含む第2のGUI画像の表示を制御する。また、下記特許文献2には、撮影画像から顔を検出し、各顔にウエイトをつけて主要被写体を検出する撮像装置が開示されている。
特開2008−017041号公報 特開2008−035125号公報
しかしながら、前記背景技術にて説明したGUIでは、例えば運動会のような人物が多く出現するようなシーンを含む動画像について顔サムネイル画像表示を行うときに、顔情報が多くなりすぎてしまうことが考えられる。これらのすべてが、ユーザーが顔サムネイル画像表示して欲しい顔情報であるとは限らない。これは、ユーザーが一番撮影したい主被写体としての人物の周辺に、他の人物が入ってくるためである。このような状況では、すべての顔情報を使った顔サムネイル画像表示では、主被写体の検索性が損なわれてしまうことが考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、異なる被写体が多く出現するようなシーンを含む動画像であっても、所望の被写体が含まれるシーンの検索性を向上させることを目的とする。
本発明に係る動画再生装置は、動画において、被写体が新たに出現したフレームを特定する情報である被写体情報と、該被写体情報が示すフレームのうち、主被写体と判定された被写体が出現したフレームを特定する情報である主被写体情報を取得する取得手段と、表示モードを、少なくとも第1の表示モードと第2の表示モードとを含む複数の表示モードのうち何れかに変更する変更手段と、前記第1の表示モードにおいて、動画のうち、前記被写体情報が示すフレームを時間順に並べて表示し、前記第2の表示モードにおいて、動画のうち、前記被写体情報が示すフレームのうち、前記主被写体情報が示していないフレームを表示することなく、前記被写体情報が示すフレームのうち、前記主被写体情報が示すフレームを時間順に並べて表示するように制御する表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、異なる被写体が多く出現するようなシーンを含む動画像であっても主被写体が含まれるシーンの検索性が向上する。
本発明の実施形態における画像再生装置及び画像記録装置が適用された撮像装置の構成例を示す図である。 本実施形態における画像再生装置及び画像記録装置の機能構成例を示す図である。 撮影時における液晶パネルの表示例を示す図である。 記録用顔検出情報のデータの一例を示す図である。 撮影時における記録用顔検出情報の変化を説明するための図である。 管理情報の一例を示す図である。 本実施形態における顔インデックス情報構築処理の例を示すフローチャートである。 構築された顔インデックス情報の一例を示す図である。 タイムライン表示の一例を示す図である。 タイムライン表示に係る指定間隔の選択を説明するための図である。 顔タイムライン表示の一例を示す図である。 主顔タイムライン表示の一例を示す図である。 本実施形態におけるタイムライン表示処理の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態における動画再生装置としての画像再生装置及び動画管理装置としての画像記録装置が適用された撮像装置(デジタルビデオカメラ)の構成例を示すブロック図である。図1において、レンズユニット101は、集光のための固定レンズ群、変倍レンズ群、絞り、及び補正レンズ群により構成される。補正レンズ群は、変倍レンズ群の動きで移動した結像位置を補正する機能と焦点調節を行う機能とを有する。被写体像は、レンズユニット101によって撮像素子102の結像面上に結像される。撮像素子102は、光を電荷に変換し撮像信号を生成する。カメラ信号処理部103は、撮像信号に所定の信号処理を施してデジタル画像データとして出力する。
圧縮伸張回路104は、デジタル画像データを例えばMPEG2方式にて圧縮し、圧縮ビデオデータを生成する。また、圧縮伸張回路104は、圧縮ビデオデータを入力し、これを伸張する機能も有する。ここで、MPEG2ビデオ圧縮技術(動画像圧縮方式)では、フレーム内符号化ピクチャ(Iピクチャ)と、フレーム間符号化ピクチャであるP(前方予測)ピクチャ及びB(双方向予測)ピクチャとがある。このうち、フレーム内符号化ピクチャであるIピクチャは、そのフレームのデータのみでデコードし再生することが可能である。また、MPEG2方式では再生時刻を示すPTS(Presentation Time Stamp)と呼ばれる再生時刻情報があり、各フレームにPTSを付与することで再生時に各フレームの再生すべき時刻がPTSに基づき制御される。
圧縮伸張回路104は、圧縮動作時に少なくともIピクチャのPTSと、圧縮ビデオデータ内のどの位置に存在するのかを特定するための情報を、後述するマイクロコンピュータ107が読み出せるように格納する機能を有する。この情報を蓄積して記録することで、任意のIピクチャの圧縮ビデオデータ内における位置が検索可能となり、任意のIピクチャを再生させることができる。
顔検出処理部120は、デジタル画像データが入力され、デジタル画像データに係る撮影画像から顔(被写体)を検出して、顔検出情報を保持する。顔検出情報は、顔毎の位置、大きさを少なくとも認識できる座標情報、大きさ情報を含む表示用顔検出情報と、後述する顔インデックス情報を構築するため記録用顔検出情報を含む。また、顔検出処理部120は、検出した顔の中から、顔の大きさ、位置等により主被写体を判定する機能を有する。主被写体とは単一フレーム内で最も主要な被写体(注目すべき被写体)として判定され、例えば主被写体に合わせて撮像条件等が調整されることとなる。本例では、主被写体として最も重要と思われる人物の顔を判定する例を説明するが、顔以外の被写体を検出できる場合には顔に限らず、他の被写体を主被写体としてもよい。例えば犬や猫などの動物(あるいは動物の顔)や、コントラストが高い物体を含めた被写体のなかから主被写体を判定してもよい。なお、撮影時に、ユーザーの操作によってどの顔を主被写体とするかの指定を受けつけ、その顔を主被写体として判定するようにしてもよい。以下では、主被写体となった顔を「主顔」と記述する。
顔検出処理部120が保持する顔検出情報は、マイクロコンピュータ107によってフレーム単位で逐次読み出される。マイクロコンピュータ107は、システム全体を制御する。フラッシュROM108は、マイクロコンピュータ107が実行するプログラム、及び各種パラメータなどが格納されている。メモリ109は、マイクロコンピュータ107や圧縮伸張回路104などがワークメモリとして使用する揮発性メモリである。ハードディスク(HDD)112は、圧縮伸張回路104で生成された圧縮ビデオデータをFATファイルシステムなどのコンピュータと互換性のある所定フォーマットに従って記録するための記録媒体である。113はバスであり、114はUSBデバイスである。
オンスクリーンディスプレイ(OSD)部105は、各種設定メニューやタイトル、時間などの情報をデジタル画像データに重畳させるものである。液晶パネル106は、OSD部105の出力を受け、その出力に応じた画像を表示させるためのものである。操作スイッチ群111は、ユーザーが操作入力するためのものである。また操作スイッチ群111には、主としてカメラ撮影を行うためのカメラモード、主として再生させるための再生モード、及び電源オフとするパワーオフモードを選択するためのスイッチも設けられている。また、特に図示していないが、音声についてもマイクユニット、スピーカーや外部出力経路を設け、画像と共に圧縮伸張する。前述の圧縮ビデオデータには音声データも多重化される。
図2は、前述した撮像装置(デジタルビデオカメラ)によって実現される本実施形態における画像再生装置及び画像記録装置の機能構成例を示すブロック図である。図2(a)は本実施形態における画像記録装置の機能構成例を示しており、図2(b)は本実施形態における画像再生装置の機能構成例を示している。
画像記録装置は、図2(a)に示すように、特徴情報抽出部202、被写体判定部203、管理情報生成部204、記録部205、及び記憶部206を有する。特徴情報抽出部202及び被写体判定部203は、顔検出処理部120により実現される。また、管理情報生成部204及び記録部205は、フラッシュROM108に記録されたプログラムをマイクロコンピュータ107が実行することにより実現される。
特徴情報抽出部202は、画像情報(デジタル画像データ)201から所定の特徴を検出し、検出された特徴の特徴情報を生成する。被写体判定部203は、特徴情報抽出部202により生成された特徴情報を用いて被写体を判定する。例えば、被写体判定部203は、特徴情報抽出部202により生成された特徴情報のうちから主被写体を判定し、判定の結果を基に主被写体情報を生成する。管理情報生成部204は、画像情報201、特徴情報抽出部202により生成された特徴情報、及び被写体判定部203での判定の結果(主被写体情報を含む。)が入力され、これらの情報を基に画像情報201を管理するための管理情報を生成する。なお、特徴情報抽出部202により生成された特徴情報及び被写体判定部203により生成された主被写体情報を組み合わせることで、前述した顔検出情報(表示用顔検出情報、記録用顔検出情報)に相当する情報が得られる。また、管理情報には、画像情報において被写体が出現するフレームの時刻情報と、そのフレームが主被写体が出現するフレームであるか否かを示す主被写体情報と、及び時刻情報に対応するフレームのデータを特定するための情報が格納された検索テーブルとを含む。記録部205は、画像情報201及び管理情報生成部204により生成された当該画像情報201に係る管理情報を記憶部206に記録する。記憶部206は、例えばハードディスク(HDD)112である。なお、記憶部206は、これに限定されず、例えばメモリカードやCD、DVD等の着脱可能な記録媒体であっても良い。
画像再生装置は、図2(b)に示すように、記憶部207、再生部208、縮小画像生成部209、管理情報読出部210、表示制御部211、モード判定部212、及び表示部213を有する。再生部208、縮小画像生成部209、管理情報読出部210、及びモード判定部212は、フラッシュROM108に記録されたプログラムをマイクロコンピュータ107が実行することにより実現される。また、表示制御部211は、OSD部105及びフラッシュROM108に記録されたプログラムをマイクロコンピュータ107が実行することで実現される。表示部213は液晶パネル106により実現される。
記憶部207は、画像情報及び当該画像情報に係る管理情報を有する。記憶部207は、例えば画像再生装置と画像記録装置が1つの機器(画像記録再生システム)として構成される、あるいは着脱可能な記録媒体である場合には、記憶部206と同一なものであっても良い。また、記憶部206に記録されているデータが読み出され、伝送路等を介して記憶部207に対して供給し記録するようにしても良い。
再生部208は、記憶部207が保持している画像情報を読み出して再生する。縮小画像生成部209は、再生部208により再生された再生画像を縮小して縮小画像を生成する。縮小画像生成部209により生成された縮小画像は、例えばサムネイル表示に用いられる。管理情報読出部210は、画像情報とともに記憶部207が保持している管理情報を読み出して表示制御部211に供給する。表示制御部211は、モード判定部212の出力及び管理情報読出部210から供給された管理情報に基づいて、再生部208により再生された再生画像や縮小画像生成部209により生成された縮小画像を表示部213に表示させる。
例えば、表示制御部211は、モード判定部212の出力による指示が通常の再生であれば、再生部208により再生された再生画像を表示部213に表示させる。また、表示制御部211は、モード判定部212の出力による指示(表示モード)がタイムライン表示であれば、供給される管理情報に基づいて縮小画像生成部209からの縮小画像を表示部213に表示させる。例えば、主顔タイムライン表示を行う第1の表示モードでは、表示制御部211は、管理情報が有する被写体が出現するフレームの時刻情報及び主被写体情報に基づいて、主被写体が出現するフレームの画像を表示部213に並べて表示させる。また、顔タイムライン表示を行う第2の表示モードでは、表示制御部211は、管理情報が有する被写体が出現するフレームの時刻情報に基づいて、その時刻情報が示すフレームの画像を表示部213に並べて表示させる。また、指定された時間間隔の画像を表示させるタイムライン表示を行う第3の表示モードでは、表示制御部211は、指定された時間間隔毎のフレームのデータを画像情報から検索し、その画像を表示部213に並べて表示させる。なお、顔タイムライン表示及び主顔タイムライン表示を含むタイムライン表示についての詳細は後述する。
<顔検出について>
次に、本実施形態での顔検出について、図3を参照して説明する。図3は、撮影時における液晶パネル106での表示例を示す図である。図3(a)、(b)において、301は液晶パネル106における表示領域であり、302は撮影画像中の人物である。303は顔検出枠であり、検出された顔位置に対し重畳するビットマップである。これらビットマップ表示は、マイクロコンピュータ107がOSD部105を制御することによって液晶パネル106等の表示部に表示する。
図3(b)は、図3(a)に示した状態から時間が経過し、撮影画像中における人物の数が増えた場合を示している。図3(b)において、304は撮影画像中の人物であり、305は顔検出枠である。図3(b)に示したようなケースでは、同一フレームに人物が二人存在すると判定される。なお、撮影画像中の人物が撮影中に移動したとしても、所定範囲内での移動であればフレーム間で同一人物であると判定する。なお、撮影画像中の人物が同一人物であるか否かの判定は、フレーム間での位置関係(近いか否か)だけでなく、色などの画像マッチング、大きさ等もあわせて判断基準としても良い。
本実施形態における撮像装置は、このように1つのフレームにおいて複数の人物を検出可能であり、またフレーム間での連続性等から同一人物(顔)であることも判定する。また、同一フレームにて複数の人物を同時に検出しているとき、その中から主被写体となる人物(顔)を特定する。なお、主被写体は、被写体の位置、大きさ、フォーカス位置などの情報に基づいて判定を行い決定する。
<記録用顔検出情報について>
本実施形態では、後述するGUIを実現するために、新たに顔が出現したフレームを検出し、再生時にこのフレームを検索可能とするための情報を記録する。また、新たに顔が出現したフレームが、主顔が新たに出現したフレームであるか否かも判断できる情報を併せて記録する。
図4は、顔検出処理部120からマイクロコンピュータ107に通知される記録用顔検出情報のデータの一例を示す図である。なお、記録用顔検出情報は、フレーム毎に顔検出処理部120から通知される。図4において、1つのマスが1ビットに相当する。すなわち、図4に一例を示した記録用顔検出情報は、16ビットで構成される。
401は顔検出フラグが格納されるフィールドである。それぞれのマスに対応して示した「0」〜「8」の数字は顔検出ビットの番号であり、顔検出フラグのフィールド401における各ビットを識別するために一意に割り振られた番号である。以降、各ビットをBit0,Bit1,…,Bit8のように、それぞれ顔検出ビットの番号を用いて表記する。顔検出フラグは、1ビットに顔一つの検出を割り当て、そのビットの値が「0」で顔なし、「1」で顔ありを示すものとする。よって、図4に示した例では、同時に九つの顔の検出状態を通知することができる。402は主顔ビット番号が格納されるフィールドである。主顔ビット番号が格納されるフィールド402には、顔検出フラグにおける顔検出ビットのうち、主顔となっている顔検出ビットの番号が格納される。
記録用顔検出情報は、例えば、顔検出ビットの値が「0」から「1」に変化するとき、顔が一つ増えたことを意味する。さらに、例えば記録用顔検出情報の主顔ビット番号が0であれば、Bit0に割り当たった被写体が主顔となる被写体であることを意味する。
以下、図5を参照して、撮影時における記録用顔検出情報の変化について説明する。図5において、501〜506のそれぞれは撮影された動画像におけるフレームであり、507〜509は顔検出される顔(人物)である。なお、ここでは説明のため6枚のフレームを図示したが、各フレーム間には図示していない複数のフレームがある。下段に示した顔検出ビットBit0〜Bit5は、記録用顔検出情報の顔検出フラグの一部であり、「0」(顔なし)、「1」(顔あり)の変化の様子を表している。
顔507は、顔検出フラグにおける顔検出ビットBit0に割当たったものとする。顔507はフレーム501から連続で存在するフレーム504の期間にわたって存在するので、この期間中は顔検出ビットBit0の値は「1」となる。フレーム502から顔508が出現し、顔検出ビットBit1に割り当たり、顔検出ビットBit1の値が「0」から「1」に変化する。顔検出ビットBit2以降も同様にフレーム504のタイミングで値が「0」から「1」に変化する。また、フレーム501からフレーム504までの期間、主顔が顔507と判定されるものとする。また、フレーム505では、画像中に顔(人物)がいないので、すべての顔検出ビットの値が「0」となる。フレーム506にて再び顔509が出現すると、顔検出ビットBit0の値が「1」となり、主顔ビット番号402は顔検出ビットBit0となる。
後述の顔インデックス情報として記録したいのは、顔が新たに出現したフレーム(イン点)であり、顔検出ビットのいずれかが「0」から「1」に変化するフレームである。また、そのフレームは主顔が出現したフレーム(イン点)であるか否かも併せて記録する。図5に示した例では、フレーム501、502、504、506が、新たに顔が出現したフレームである。このうち、フレーム501、506が、主顔が出現したフレームである。これらの顔が出現したフレーム(イン点)を検索するための情報を画像情報とともに記録しておくことで、新たに顔が出現したフレームのみを縮小表示したり、頭だしをしたりする再生制御が可能となる。また、さらに主顔が出現したフレームに限定することも可能となる。
<管理情報について>
次に、顔インデックス情報を含む管理情報について説明する。
図6は、画像情報である圧縮ビデオデータとともに記録される管理情報の一例を示す図である。管理情報ファイル601は、基本情報602、検索テーブル603、機種情報テーブル604、及び顔インデックス情報605で構成される。
基本情報602には、圧縮ビデオデータの圧縮方式、フレームレート、画素数などの基本的な情報が記録される。検索テーブル603は、早送りなどの特殊再生や指定時間のフレームを表示するとき等に必要となる検索テーブルである。検索テーブル603には、動画ファイルに含まれるすべてのIピクチャのID、各IピクチャのPTS、各Iピクチャが動画ファイルの先頭から何バイト目のデータ位置にあるか、及び何バイトであるかを示す情報が記録される。すなわち、検索テーブル603には、動画ファイルにて時刻情報であるPTSに対応するフレームのデータを特定する情報が記録されている。なお、動画ファイルがパケットに分割されていれば、各Iピクチャが何パケット目に含まれるか、及び何パケットであるかの情報を記録してもよい。この検索テーブル603によりIピクチャのPTSさえわかれば、動画ファイル中のIピクチャの位置が特定できる。機種情報テーブル604は、メーカーIDや機種IDが記録される領域である。メーカーIDや機種IDには、メーカーや製品毎にユニークなIDが付与される。
顔インデックス情報605には、顔インデックス情報ID606、顔インデックス数607、及び各顔インデックス608が記録される。顔インデックス情報ID606は、この領域が顔インデックス情報を記録している部分であることを示す識別子が記録される。この識別子を認識できる画像再生装置であれば、この領域の情報を顔インデックス情報として利用することができ、顔タイムライン表示を行うことができる。一方、顔インデックス情報ID606を識別できない(この識別子が顔インデックス情報の記録部分を示すものであることを知らない)画像再生装置では、顔インデックス情報605は利用されない。顔インデックス数607には、顔インデックス608に記録された顔インデックスの数が記録される。本実施形態では、顔インデックス608には最大N個分まで顔インデックスを記録できるものとする。N個とは、予め決められた最大値である。このように制限を設けることで、顔情報が異常に増加してしまい作業メモリ容量や検索速度の点から不利となることを防ぐことができる。顔インデックス608の各々は、顔タイムライン表示で表示すべき画像(フレーム)を特定する情報(PTS,フレーム番号等)と、主顔フラグで構成される。主顔フラグとは、各顔インデックス608に係るフレームが新たに主顔が出現したフレームであるか否かを判定可能とする情報(主被写体情報)であり、「0」が非主顔、「1」が主顔であること示す。
この管理情報ファイルと対応する動画ファイルとは別のファイルとして設けられる。例えば、管理情報ファイルのファイル名の拡張子より前の部分を、対応する動画ファイルのファイル名の拡張子より前の部分と同じとすることで、管理情報ファイルと動画ファイルとの対応関係を取ることができる。なお、管理情報ファイルは動画ファイルと別体とせずに、動画ファイル内のヘッダ情報として付加するようにしても良い。
<顔インデックス情報構築処理>
次に、圧縮ビデオデータの記録時に、マイクロコンピュータ107が管理情報に記録する顔インデックス情報を構築するために実行する処理について説明する。
図7は、顔インデックス情報の構築処理の一例を示すフローチャートである。図7に示す処理は、マイクロコンピュータ107がフラッシュROM108に記録されたプログラムをメモリ109に展開して実行することにより行われる。なお、この処理は、撮像素子による動画像の撮影と並行して行うものとするが、HDD112等に格納されている記録済みの動画像を再生して顔検出処理部120で解析することによっても行うことができる。したがって、顔インデックス情報が付与されていない動画像に新たに顔インデックス情報を付与したり、付与済みの顔インデックス情報を更新したりすることが可能である。
動画像の撮影を開始すると(あるいは記録済み動画像の解析を開始すると)、図7に示す処理が開始される。
まず、ステップS701にて、マイクロコンピュータ107は、最初のフレームの記録用顔検出情報を顔検出処理部120より取得する。
ステップS702にて、マイクロコンピュータ107は、ステップS701において取得した記録用顔検出情報の顔検出フラグ401のうち、いずれかの顔検出ビットが立ち上がったか否かを判定する。ここで、顔検出ビットの立ち上がりとは、前回取得した記録用顔検出情報においてビットの値が「0」で、今回取得した記録用顔検出情報においてビットの値が「1」に変化したことをさす。最初のフレームに関しては前回の記録用顔検出情報を取得していないが、マイクロコンピュータ107は、今回取得した記録用顔検出情報の顔検出フラグに値が「1」の顔検出ビットがあれば立ち上がったと判定する。立ち上がった顔検出ビットがあると判定した場合にはステップS703へ進み、ステップS703にて、マイクロコンピュータ107は、今回取得した記録用顔検出情報に対応するフレームのPTSをメモリ109に記録する。立ち上がった顔検出ビットがないと判定した場合にはステップS707へ進む。
ステップS704にて、マイクロコンピュータ107は、今回取得した記録用顔検出情報において主顔ビット番号402に示される顔検出ビットが立ち上がりであったか否かを判定する。立ち上がりであると判定した場合にはステップS705へ進み、ステップS705にて、マイクロコンピュータ107は、メモリ109にステップS703において記録した今回のフレームのPTSに対応付けて、主顔フラグの情報として「1」を記録する。一方、立ち上がりでないと判定した場合にはステップS706へ進み、ステップS706にて、マイクロコンピュータ107は、メモリ109にステップS703において記録した今回のフレームのPTSに対応付けて、主顔フラグの情報として「0」を記録する。
ステップS707にて、マイクロコンピュータ107は、動画の撮影が終了して最後のフレームまで処理を終了したか否かを判定する(あるいは記録済み動画像の最後のフレームまで処理を終了したか否かを判定する)。最後のフレームまで処理を終了していないと判定した場合にはステップS701へ進み、マイクロコンピュータ107は、次のフレームの記録用顔検出情報を顔検出処理部120より取得して処理を繰り返す。一方、最後のフレームまで処理を終了したと判定した場合にはステップS708へ進む。
ステップS708にて、マイクロコンピュータ107は、HDD112に管理情報ファイルを記録する。管理情報ファイルの記録では、メモリ109に記録したPTSとその主顔フラグの情報(主被写体情報)とを各顔インデックス608とし、メモリ109に記録したPTSの数を顔インデックス数とし、顔インデックス情報IDを付与して記録する。管理情報ファイルを記録すると、図7に示した処理を終了する。
なお、フレーム毎のPTSと主顔フラグの情報は、最後のフレームの処理が終了するまでは、メモリ109に一時保持するものとしているが、これに限定されるものではない。例えば、最後のフレームの処理が終了する前に、逐次的に管理情報ファイルの一部としてフレーム毎のPTSと主顔フラグの情報とをHDD112に記録し、ステップS708にてマイクロコンピュータ107が管理情報ファイルをクローズするようにしてもよい。
この一連の処理により、顔が出現する時間的位置の特定と、さらにそれぞれの顔出現位置が、新たに主顔が出現した位置であるか否かを判定可能とする顔インデックス情報が構築される。
図5に示した撮影例を記録した場合に構築される顔インデックス情報を図8に示す。顔インデックス情報605には、前述のとおり、顔インデックス情報ID606、顔インデックス数607、各顔インデックス608が記録される。顔インデックス数607は図中で4となっており、顔インデックスが4つあることを示している。各顔インデックス608には、顔インデックス番号とPTSと主顔フラグとが記録される。顔インデックス情報605に記録された情報は、図5に示した例の撮影で得られたものであるので、各顔インデックス608におけるPTSは、図5におけるフレーム501、502,504,506に対応するものである。顔インデックス番号0のPTSは501670であり、フレーム501に対応する。また、フレーム501は主顔が出現したフレーム(イン点)であるので主顔フラグが「1」である。他の各顔インデックス608も同様に図8に示した通りであり、フレーム502、504は顔が増えているが、新たに主顔が出現したフレームではないので主顔フラグは「0」である。
また、この顔インデックス情報605に基づいて、各タイムラインでどのフレームの画像が表示されることになるのかを表801に示す。表中において、「○」となっているフレームが表示されるフレームであり、「×」となっているフレームが表示されないフレームである。顔インデックス608のあるフレームはすべて顔が新たに出現したフレームであるので、タイムラインにおいて指定間隔が「顔」である場合には、フレーム501、502,504,506のすべてが表示される。また、指定間隔が「主顔」である場合には、主顔が新たに出現したフレームのみを表示するので、主顔フラグが「1」となっているフレーム501、506のみが表示される。指定間隔が時間で指定される場合には、新たな顔の出現の有無は関係ないので、顔インデックス情報605は参照せずに、管理情報ファイル601に含まれる検索テーブル603を参照して表示するフレームが決定される。
本実施形態における撮像装置(デジタルビデオカメラ)は、このように管理情報ファイルを用いて、再生モードにおいて次に説明するタイムライン表示を行うことができる(表示制御)。撮像装置は、操作スイッチ群111が操作されることによって再生モードでのタイムライン表示が指示されると、タイムライン表示の対象となった動画ファイルと、それに対応する管理情報ファイルを検索する。そして、検索された管理情報ファイルに含まれる検索テーブル603及び顔インデックス情報605に基づいてタイムライン表示を行うよう制御する。
<GUI>
次に、管理情報ファイルの顔インデックス情報を用いて実現するGUI(表示例)について説明する。なお、以下では、図5に示した撮影例が記録された動画像(記録シーン)を再生する場合を一例として説明する。
図9は、動画像の再生時におけるシーンの検索性向上のために設けられたGUI(タイムライン表示)の一例を示す図である。タイムライン表示とは、任意のシーンに注目し、その代表画像と指定間隔のフレームの画像を表示することである。タイムライン表示を用いることで、動画像に含まれるシーンを把握したり、動画像における所望の位置を検索したりすることができる。
図9において、901はタイムライン表示における表示画像の一例である。表示画像901を参照し、まず画面構成を説明する。902はシーン全体の代表画像であり、例えばシーン先頭のIピクチャの画像を縮小したものである。代表画像902は、最初に顔情報が存在する画像でも良い。903、904、905、906、907は、サムネイル画像であり、指定間隔のフレームの画像を基に生成された縮小画像である。908は指定間隔表示部であり、現在の設定されている指定間隔について表示される。
ここで、タイムライン表示に係る指定間隔の選択について図10を用いて説明する。
図10は、指定間隔の選択肢一覧の一例を示している。ユーザーが操作スイッチ群111で所定の操作をすることで、指定間隔は、例えば2秒→6秒→30秒→1分→顔→主顔といった順に切り替わる。あわせて現在選択しているものを知らしめるため、指定間隔表示部908に表示される内容が変化する。例えば、操作スイッチ群111に含まれる方向ボタンで指定間隔表示部908に選択枠をあわせ、操作スイッチ群111に含まれる選択ボタンの押下に応じて2秒→6秒→30秒→1分→顔→主顔といった順にトグルして選択する。また、例えば指定間隔表示部908を選択することで、2秒、6秒、30秒、1分、顔、主顔を選択肢として含むプルダウンメニューを表示し、その中から選択された指定間隔に決定するようにしてもよい。
例えば、指定間隔が30秒に選択されていると、各コマの間隔が30秒毎のフレームの画像をサムネイル画像として表示する。マイクロコンピュータ107は、これらのフレームが動画像ファイルのどの位置に存在するかを検索テーブル603から検索し、検索されたフレームのデータを記録媒体から読み込み再生させ、サムネイル表示を行う。また、ユーザーの操作に従い、現在表示されている5枚のサムネイル画像より前又は後の5枚分のフレームの画像へと表示を切り替えることが可能となっている。
図11は、顔タイムライン表示の一例を示す図である。図11において、1101は顔タイムライン表示における表示画像の一例である。顔タイムライン表示とは、指定間隔として“顔”が選択されているときの表示モードであり、前述の顔インデックス情報を用いて顔インデックスにおけるPTSが指し示すフレームが表示される。顔タイムライン表示では、新たに顔が検出されたイン点となるフレームの画像がサムネイル表示される。したがって、顔タイムライン表示は、人物の検索を行いたい時に利用して好適な機能である。
図5に示した撮影例が記録された動画像を再生する場合を例として説明すると、図8に示した表801において、タイムライン指定間隔で顔の項が「○」となっているフレームがサムネイル表示の対象である。すなわち、顔インデックス番号0、1、2,3のPTSで示されるフレームとなる。よって、サムネイル画像903〜906は、それぞれ図5に示した例でのフレーム501、502、504、506の画像(フレーム番号に存在するフレーム)であり、いずれかの顔が新たに出現した位置である。この例では、顔インデックスが4つしかないため、サムネイル画像907は存在せず、ブランクとなるが、顔インデックスが5つ以上存在するシーンでは他と同様にサムネイル画像が表示される。
しかし、本当に撮影したい主被写体の周りに多くの人物が出入りするような状況では、主被写体が出現した位置よりも他の人物が出現した位置の方が多くなってしまうことが考えられる(例えば図5に示した504のようなフレーム)。したがって、指定間隔を“顔”としても、本来探したい位置がなかなか出てこないなど使い勝手を低下させてしまうことが考えられる。そこで本実施形態では、指定間隔として“顔”の他に“主顔”を設け、切り替え表示ができるようにしている。
図12は、主顔タイムライン表示の一例を示す図である。図12において、1201は主顔タイムライン表示における表示画像の一例である。主顔タイムライン表示とは、指定間隔として“主顔”が選択されているときの表示モードであり、前述の顔インデックスにおける主顔フラグ(主被写体情報)を利用して新たに主顔が出現したフレームを表示する。主顔タイムライン表示では、図11に示した指定間隔が“顔”である顔タイムライン表示に対し、フレーム502、504は新たに主顔が検出されたイン点ではないので除外される。したがって、主顔タイムライン表示では、図12に示すように主顔のイン点であるフレーム501、506のみがサムネイル表示されることとなる。
図5に示した撮影例が記録された動画像を再生する場合を例として説明すると、図8に示した表801において、タイムライン指定間隔で主顔の項が「○」となっているフレームがサムネイル表示の対象である。すなわち、顔インデックス番号0、3のPTSで示されるフレームとなる。これは、顔インデックスの主顔フラグが「1」である顔インデックスのみ抽出することで実現する。この例では、主顔フラグが「1」である顔インデックスが2つしかないため、サムネイル画像905、906、907は存在せず、ブランクとなるが、主顔フラグが「1」である顔インデックスが3つ以上存在するシーンではサムネイル画像が並ぶこととなる。
なお、タイムラインにおいて指定間隔が“主顔”又は“顔”であるとき、表示されたサムネイル画像のうちいずれかの画像がユーザーの操作によって選択されたとする。この状態で、さらにユーザーからの再生指示を受け付けると、選択された画像に対応する顔インデックス番号のPTSが示すフレームから動画の再生が開始される(再生制御)。タイムラインにおいて指定間隔が時間であるときも同様に、表示されたサムネイル画像のうちのいずれかが選択された後に再生指示を受け付けると、選択された画像に対応するPTSが示すフレームから動画の再生が開始される。
<タイムライン表示処理>
次に、動画像の再生において、マイクロコンピュータ107が前述した管理情報ファイルを用いて、各種タイムライン表示を行う処理について説明する。
図13は、タイムライン表示処理の一例を示すフローチャートである。図13に示す処理は、マイクロコンピュータ107がフラッシュROM108に記録されたプログラムをメモリ109に展開して実行することにより行われる。
タイムライン表示を行うべき動画が選択され、タイムライン表示開始の指示があると図13に示す処理が開始される。
まず、ステップS1301にて、マイクロコンピュータ107は、タイムライン表示を行うべき動画像の管理情報ファイルを読み込む(取得する)。
ステップS1302にて、マイクロコンピュータ107は、ステップS1301において取得した管理情報ファイルと、タイムライン表示を行うべき動画の動画像ファイルとに基づいて、初期設定の指定間隔でタイムライン表示を行う。このときの表示例が、例えば図9に示した表示画面である。
ステップS1303にて、マイクロコンピュータ107は、ユーザーからの指定間隔を変更する操作を受け付けたか否かを判定する。指定間隔の変更操作の方法は、例えば前述のとおりである。指定間隔の変更を受け付けたと判定した場合にはステップS1304へ進み、指定間隔の変更を受け付けていないと判定した場合にはステップS1312へ進む。
ステップS1304にて、マイクロコンピュータ107は、変更された指定間隔が“顔”又は“主顔”であるか否か(あるいは時間指定であるか否か)を判定する。指定間隔が“顔”又は“主顔”でないと判定した場合(あるいは時間指定であると判定した場合)にはステップS1305へ進む。ステップS1305にて、マイクロコンピュータ107は、ステップS1301において取得した管理情報ファイルのうち、検索テーブルを読み込む。指定間隔が“顔”又は“主顔”でなければ顔インデックス情報を読み込む必要がないので、ここでは顔インデックス情報は読み込まない。そして、マイクロコンピュータ107は、検索テーブルに基づいて、指定された時間間隔のフレームの画像を動画像ファイルから取得する。ステップS1306にて、マイクロコンピュータ107は、ステップS1305において取得したフレームの縮小画像を用いて、指定された時間間隔でのタイムライン表示を行う。このときの表示例が、例えば図9に示した表示画面である。
一方、ステップS1304で指定間隔が“顔”又は“主顔”であると判定した場合(あるいは時間指定でないと判定した場合)にはステップS1307へ進む。ステップS1307にて、マイクロコンピュータ107は、変更された指定間隔が“主顔”であるか(すなわち、主顔表示モードであるか)否かを判定する。
指定間隔が“主顔”であると判定した場合にはステップS1308へ進み、ステップS1308にて、マイクロコンピュータ107は、ステップS1301において取得した管理情報ファイルのうち、顔インデックス情報と検索テーブルを読み込む。そして、マイクロコンピュータ107は、顔インデックス情報のうち主顔フラグが「1」となっている顔インデックスのPTSが示すフレームの画像を、検索テーブルに基づいて動画像ファイルから取得する。ステップS1309にて、マイクロコンピュータ107は、ステップS1308において取得したフレームの縮小画像を用いて、指定間隔を“主顔”としたタイムライン表示(主顔タイムライン表示)を行う。このときの表示例が、例えば図12に示した表示画面である。
一方、指定間隔が“主顔”でないと判定した場合にはステップS1310へ進み、ステップS1310にて、マイクロコンピュータ107は、ステップS1301において取得した管理情報ファイルのうち、顔インデックス情報と検索テーブルを読み込む。そして、マイクロコンピュータ107は、顔インデックス情報のうちすべての顔インデックスのPTSが示すフレームの画像を、検索テーブルに基づいて動画像ファイルから取得する。ステップS1311にて、マイクロコンピュータ107は、ステップS1310において取得したフレームの縮小画像を用いて、指定間隔を“顔”としたタイムライン表示(顔タイムライン表示)を行う。このときの表示例が、例えば図11に示した表示画面である。
ステップS1312にて、マイクロコンピュータ107は、ユーザーの操作や電源OFFなどによってタイムライン表示の終了が指示されたか否かを判定する。判定の結果、タイムライン表示の終了が指示されていなければステップS1303に戻り、マイクロコンピュータ107は、指定間隔の変更があったか否かを監視する。一方、タイムライン表示の終了が指示されていれば処理を終了する。
なお、ユーザーが操作を行うことによって主顔(主被写体)を指定できる機能を有する場合には、ユーザーが指定した主顔のイン位置のみを表示するモードを備えていても良い。また、フレーム間において顔の増減がなくても、主顔とする顔が切り替わった位置を顔インデックス情報として記録しても良い。また、これらの場合には、顔の出現位置と区別できるよう情報を付加しても良い。また、予め撮像装置に特定人物の情報を登録でき、被写体からこの人物を検出できる機能を持たせ、この特定人物を新たに検出した出現位置のみを表示するモードを設けても良い。また、動画像を一例に説明したが、複数枚の静止画像を対象に前述した顔タイムライン表示及び主顔タイムライン表示を含むタイムライン表示を実現しても良い。
本実施形態によれば、顔インデックス情報の主顔フラグ(主被写体情報)による主顔タイムライン表示を行うことができ、主被写体である主顔が出現するシーンの検索性を向上させることが可能となる。本実施形態に示した例のように、新たに顔が出現するフレームを複数枚縮小し並べて表示するような表示形態において、特に主被写体の他に不特定多数の被写体が撮影されてしまうような状況で撮影され記録された動画像の再生に利用して有効である。
なお、前述した実施形態でのマイクロコンピュータ107による制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、前述した実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎない。
また、前述した実施形態においては、本発明を撮像装置(デジタルビデオカメラ)に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、本発明は複数の画像を同時に表示するように制御可能な再生機能を有する装置であれば適用可能である。このような装置の一例としては、パーソナル・コンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、プリンタ装置に設けられた印刷画像選択および確認のためのディスプレイ、デジタルフォトフレームなどが含まれる。
(本発明の他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明を構成することになる。
201…画像情報、202…特徴情報抽出部、203…被写体判定部、204…管理情報生成部、205…記録部、206…記憶部、207…記憶部、208…再生部、209…縮小画像生成部、210…管理情報読出部、211…表示制御部、212…モード判定部、213…表示部

Claims (12)

  1. 動画において、被写体が新たに出現したフレームを特定する情報である被写体情報と、該被写体情報が示すフレームのうち、主被写体と判定された被写体が出現したフレームを特定する情報である主被写体情報を取得する取得手段と、
    表示モードを、少なくとも第1の表示モードと第2の表示モードとを含む複数の表示モードのうち何れかに変更する変更手段と、
    前記第1の表示モードにおいて、動画のうち、前記被写体情報が示すフレームを時間順に並べて表示し、
    前記第2の表示モードにおいて、動画のうち、前記被写体情報が示すフレームのうち、前記主被写体情報が示していないフレームを表示することなく、前記被写体情報が示すフレームのうち、前記主被写体情報が示すフレームを時間順に並べて表示するように制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする動画再生装置。
  2. 各表示モードにおいて前記表示制御手段で表示された複数のフレームのうちの何れかがユーザーに指定されることに応じて、指定されたフレームの位置から前記動画を再生することを特徴とする請求項に記載の動画再生装置。
  3. 前記変更手段は、さらに第3の表示モードにも変更可能であり、
    前記表示制御手段は、前記第3の表示モードでは、前記被写体情報及び前記主被写体情報に関わらず、前記動画から所定時間間隔で抽出した複数のフレームを時間順に並べて表示するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の動画再生装置。
  4. 前記変更手段は、さらに第4の表示モードにも変更可能であり、
    前記表示制御手段は、前記第4の表示モードでは、前記動画において、特定の人物を新たに検出した出現位置のフレームのみを表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の動画再生装置。
  5. 動画を解析し被写体を検出する被写体検出手段と、
    前記被写体検出手段で検出した被写体を主被写体とするか否かを特定の条件に基づいて判定する判定手段と、
    前記被写体検出手段での検出結果及び前記判定手段での判定結果に基づいて、前記動画に関連付けて、前記被写体情報及び前記主被写体情報を記録する記録制御手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の動画再生装置。
  6. 記被写体は人物の顔であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の動画再生装置。
  7. 前記動画再生装置は、撮像手段を有する撮像装置であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の動画再生装置。
  8. 前記特定の条件は、前記検出された被写体のフレームにおける位置又は大きさの少なくとも一方に基づく条件であることを特徴とする請求項に記載の動画再生装置。
  9. 前記特定の条件は、ユーザー操作に応じて指定されることを特徴とする請求項に記載の動画再生装置。
  10. 動画において、被写体が新たに出現したフレームを特定する情報である被写体情報と、該被写体情報が示すフレームのうち、主被写体と判定された被写体が出現したフレームを特定する情報である主被写体情報を取得する取得ステップと、
    表示モードを、少なくとも第1の表示モードと第2の表示モードとを含む複数の表示モードのうち何れかに変更する変更ステップと、
    前記第1の表示モードにおいて、動画のうち、前記被写体情報が示すフレームを時間順に並べて表示し、
    前記第2の表示モードにおいて、動画のうち、前記被写体情報が示すフレームのうち、前記主被写体情報が示していないフレームを表示することなく、前記被写体情報が示すフレームのうち、前記主被写体情報が示すフレームを時間順に並べて表示するように制御する表示制御ステップと
    を有することを特徴とする動画再生装置の制御方法。
  11. コンピュータを請求項1乃至の何れか1項に記載の動画再生装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  12. コンピュータを請求項1乃至の何れか1項に記載の動画再生装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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