JP5754936B2 - 撮影装置、その制御方法、プログラム - Google Patents

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    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera

Description

本発明は撮影装置に関し、特に、撮像した画像データを再生する技術に関するものである。
従来から、デジタルカメラにより静止画を撮影すると、得られた静止画データが撮影の直後に自動的にデジタルカメラに表示される機能が一般的になっている。この機能により、ユーザが容易に撮影した静止画データを確認することができる。これに対し、動画データの場合には、撮影により得られた動画データ全体を確認する目的で再生すると、撮影に要した時間と等しい時間を確認再生のため要することになり、現実的ではない。そのため、撮影により得られた動画データの一部を表示することで撮影の確認を行う方法が提案されている。特許文献1では、動画データの最初と最後を、確認の目的で表示する方法が開示されている。また、特許文献2では撮影により得られた動画データ中のシーンの切り替わりを抽出し表示する方法が開示されている。
特開2000−350135号公報 特願2008−235587号公報
ここで、動画データの再生形態として、例えば複数の短時間の動画データを連続して次々と再生していく再生形態が考えられる。このような場合、ユーザは撮影したばかりの動画データを確認するだけでなく、以前撮影した動画データとのつながりを確認したい場合がある。
しかしながら、上述の特許文献に開示された技術では、撮影後の確認画面において今回撮影により得られた動画データが撮影後に表示されるにすぎない。したがって、今回の撮影により得られた動画データと、それ以前の撮影で得られた動画データとのつながりを確認することができなかった。
本発明に係る撮影装置は、所定時間動画の撮影を行った後に自動的に撮影を停止する第1の撮影モードと、前記所定時間よりも長時間の動画撮影が可能な第2の撮影モードでの撮影が可能な撮影手段と、前記撮影手段による撮影の後、前記撮影により得られた動画データを自動的に再生する再生手段とを有し、前記第1の撮影モードでの撮影により第1の動画データが得られた場合、前記再生手段は、前記第1の動画データに係る動画の撮影前に撮影された動画データであって、かつ前記第1の撮影モードでの撮影で得られた動画データである第2の動画データと、前記第1の動画データとを、前記第2の動画データ、前記第1の動画データ、の順に連続して再生することを特徴とする。
本発明によれば、撮影後の確認画面において、前回撮影したシーンからの画像のつながりを容易に確認することが可能となる。
デジタルカメラの外観図の一例である。 デジタルカメラのハードウェア構成の一例である。 デジタルカメラの記録媒体内のデータ構成の一例である。 つなぎ再生データのデータ構造の一例である。 デジタルカメラの画面表示の一例である。 デジタルカメラの画面表示の一例である。 デジタルカメラの動作の一例を示すフローチャートである。 デジタルカメラの動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態でのデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 デジタルカメラの画面表示の一例である。
<第1の実施形態>
[デジタルカメラの構成]
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の撮影装置の一例であるデジタルカメラ20の外観図である。なお、撮影装置にはいわゆるデジタルカメラと呼ばれるものに加え、カメラ付きの携帯電話なども含まれる。
電源ボタン2101はデジタルカメラ20の電源を入り切りするためのものである。撮影再生モード切り替えスイッチ2106は、デジタルカメラ20の撮影モードと再生モードとを切り替えるためのものである。ポジションを「REC」にすると被写体を撮影するための撮影モード、「PLAY」にすると、撮影済みの画像データを再生するための再生モードになる。シャッターボタン2102は、撮影を行うための操作部であり、このボタンが押されることで撮影が実行される。液晶画面209にはデジタルカメラの設定を指定するための各種メニューが表示される。また、撮影モードにおけるファインダーとしての動作や、撮影済みの画像データの再生などにも用いられる。
メニューボタン2103は、カメラの動作を設定するためのメニュー画面を表示させるときに操作する操作部である。このボタンが押されると、液晶画面209に各種メニューが表示される。セットボタン2104、移動ボタン2105、移動ホイール2107は、メニューなどを操作するときに使用する操作部である。例えば、移動ボタン2105の上下ボタンで液晶画面209に表示されるメニュー上のカーソルを移動させ、セットボタン2104で選択するような操作が実現できる。
撮影モード切り替えスイッチ2108は、撮影モードを切り替える操作部である。撮影モード切り替えスイッチ2108を操作することにより、撮影により得られる画像を静止画(Still)、通常ムービー(Movie)、ショートムービー(ShortMovie)と切り替えることができる。通常ムービーとショートムービーはいずれも動画データの一種であり、詳細は後述する。
図2に、本実施形態のデジタルカメラ20の構成を表すブロック図を示す。
通信部203は、外部装置と接続し制御コマンドやデータの送受信を行う。通信部203は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの有線接続により通信を行ってもよい。また、無線LANなどの無線接続により通信を行ってもよい。また、外部装置と直接接続してもよい。CPU202は、入力された信号やプログラムに従って、各種の演算やデジタルカメラ20の各部の制御を行う。撮像部201は、撮影を行うための一連の装置が含まれており、例えば、レンズや絞り、CCD、画像処理装置などが含まれる。RAM205は、一時的なデータを記録し、CPU202の作業用に使われる。フラッシュメモリ204は、デジタルカメラ20の各機能を制御するためのプログラム(ファームウェア)や各種の設定情報を記録する。表示部206は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像の表示、対話的な操作のためのメニュー表示などを行う。図1における液晶画面209もこれに含まれる。操作部210は、使用者の操作を受け付けるためのものである。図1における、メニューボタン2103や移動ボタン2105、移動ホイール2107がこれに含まれる。メモリカード208は、撮影した画像データなどを記録する不揮発性の記録媒体である。なお、本実施形態では着脱可能なメモリカード208を用いたが、記録媒体をデジタルカメラ20に内蔵してもよい。
以上が、デジタルカメラ20の構成である。なお、デジタルカメラ20の制御はCPU202のような1つのハードウェアで行うのではなく、複数のハードウェアで分担・協働して処理を実行してもよい。
[撮影モード切り替え]
次に、本実施形態でのデジタルカメラ20での、撮影モード切り替えについて説明する。
前述したように、本実施形態でのデジタルカメラ20は、撮影再生モード切り替えスイッチ2106が「REC」ポジションにセットされている場合、撮影する画像データの種類を撮影モード切り替えスイッチ2108で切り替えることが可能となる。
まず、撮影モード切り替えスイッチ2108が「Still」のポジションに位置すると、デジタルカメラ20は静止画撮影モードに移行する。このモードにおいてシャッターボタン2102が押されると、デジタルカメラ20は静止画を撮影し、得られた静止画データを所定の形式、例えばJpeg形式でメモリカード208に記録する。
撮影モード切り替えスイッチ2108が「Movie」のポジションに位置すると、デジタルカメラ20は第2の撮影モードの一例である通常ムービー撮影モードに移行する。このモードにおいてシャッターボタン2102が操作されると、デジタルカメラ20は動画の撮影を開始する。そして、動画撮影の開始後、再びシャッターボタン2102が押されると、動画の撮影を停止し、得られた動画データ(以下、通常ムービー)をメモリカード208に記録する。本実施形態では、Motion Jpeg形式で記録するが、形式はこれに限定されない。
撮影モード切り替えスイッチ2108が「ShortMovie」のポジションに位置した場合、デジタルカメラ20は第1の撮影モードの一例であるショートムービー撮影モードに移行する。このモードにおいてシャッターボタン2102が押されると、デジタルカメラ20は動画の撮影を開始する。そして、予め決められた時間が経過すると、デジタルカメラ20は自動的に動画の撮影を停止する。本実施形態では撮影を4秒間続けた後、自動的に撮影を終了し、再びシャッターボタン2102の押下を待機状態となる。なお、本実施形態におけるショートムービー撮影モードでの動画の撮影中にシャッターボタン2102が押下されても、動画の撮影は停止しない。つまり、ショートムービー撮影モードでの撮影により得られた動画データ(以下、ショートムービー)は、原則としてその内容にかかわらずすべて長さ4秒の動画データとなる。撮影されたデータは、通常ムービー撮影モードと同様にメモリカード208に記録される。この場合も、Motion Jpeg 形式で記録するが、形式はこれに限定されない。なお、本実施形態のデジタルカメラでのショートムービー撮影モードでの撮影時間は4秒としたが、これに限定されるものではない。また、メニューなどからユーザ操作により変更可能としてもよい。なお、後述するショートムービーの連続再生を考慮すると、設定可能なショートムービー撮影モードでの撮影時間は15秒以内が好ましいと考えられる。
このように、本実施形態におけるデジタルカメラ20は、比較的長い時間の動画撮影を想定した通常ムービー撮影モードと、通常ムービーと比較して短い時間の動画撮影を想定したショートムービー撮影モードとを有する。なお、通常ムービーの再生方法としては、1つの通常ムービーを最初から最後まで再生して終了する、という方法が想定されている。これに対し、ショートムービーの再生方法の一例として、連続再生があげられる。これは、比較的短い時間のショートムービーを連続して再生することで、複数の短いシーン群を一連の流れとして演出することが可能となる。つまり、いわゆる静止画データにおけるスライドショーのような演出効果を実現することが可能となる。このような再生方法の使い分けの観点から、本実施形態に係るデジタルカメラ20には、通常ムービー撮影モードとショートムービー撮影モードの両者が設けられている。
[メモリカード内のディレクトリ構造]
次に本実施形態における、デジタルカメラ20の撮影モードでの動作について説明する。
図3(a)は、メモリカード208内のディレクトリ構造を示す図である。本実施形態のデジタルカメラ20はDCF規格に準拠しており、図3(a)に示すような構造でデータをメモリカード208に記録しているものとする。
デジタルカメラ20は“DCIM”フォルダ以下に、“XXX_AAAA”(XXXは100以上の数値)フォルダを生成し、その中に、静止画データや動画データを格納する。本実施形態では、ショートムービーと通常ムービーは異なるフォルダに格納されるものとする。図3(a)の例では、“100_AAAA”フォルダにショートムービー301、302、303が格納されているものとする。
なお、デジタルカメラ20は静止画データ、通常ムービー、ショートムービーを識別できるよう、ファイル名のプレフィックス(先頭の4文字)を異ならせて付与する。具体的には静止画データにはプレフィックスとして“IMG_”を、通常ムービーには“MVI_”を、ショートムービーには“MVS_”を付与する。特に通常ムービーとショートムービーは拡張子が同じであるため、このように識別のための情報が必要となる。なお、本実施形態では、ファイル名の接頭子によりショートムービーと通常のムービーとを識別しているが、必ずしもこの方法に限定されない。例えば、撮影後に両者を識別するためのメタデータを付与し、付与されたメタデータ等を参照して識別することも可能である。
[撮影モードにおける動作の概要]
以下、本実施形態のデジタルカメラ20における、ショートムービーを撮影する際の動作の概要について説明する。なお、本実施形態では、最初にメモリカード208に図3(a)に示すデータのうち、既に「MVS_0002.MOV」(302)まで記録されており、新たに「MVS_0003.MOV」(303)が記録される場合について説明する。なお、「MVS_0003.MOV」は第1の動画データの、「MVS_0002.MOV」は第2の動画データの一例である。
本実施形態におけるデジタルカメラ20は、撮影直後のショートムービーと、そのショートムービーよりも前に撮影されたショートムービーとのつながりを容易にユーザが確認できるようにするための機能を提供している。以下に図を用いて説明する。
撮影再生モード切り替えスイッチ2106が「REC」ポジションにあり、かつ、撮影モード切り替えスイッチ2108が「ShortMovie」ポジションになったとき、カメラはショートムービー撮影モードに移行する。このときの液晶画面209の表示内容を表したのが、図5(a)である。図5(a)は、ショートムービー撮影モードでのスタンバイ状態での液晶画面209の表示をあらわしたものである。
スタンバイ状態では、デジタルカメラ20は被写体の撮影を行い、撮影した被写体像をライブビュー画像50として液晶画面209に表示する一方、撮影したライブビュー画像をファイルとして記録することはしない。ライブビュー画像50は被写体像をリアルタイムに表示するもので、ユーザはライブビュー画像50を見ながら、画角や撮影タイミングを決めることができる。
図5(a)に示す画面のうち、スタンバイ表示マーク52は、ムービーの記録がスタンバイ(ポーズ)状態にあることを示すマークである。前述したように、この状態で撮影された画像はファイルとして記録されない。
ショートムービーモードマーク53は現在のモードがショートムービー撮影モードであることを示すものであり、「S」のマークが表示される。また、記録可能時間54は、ショートムービーの記録可能な残り時間を秒数で示すものである。図5(a)はまだ記録を開始していない状態であるから、本実施形態におけるショートムービーの最大記録秒数「4」がそのまま残り時間として表示される。これらの表示は、通常ムービーモードでは表示されないものであるため、ユーザはこの表示により、現在のモードが通常ムービー撮影モードかショートムービー撮影モードかを区別することが可能となる。
領域51には、メモリカード208に記録されているショートムービーファイルのうち、最新ショートムービーの最終フレームが表示される。どの動画データを最新ショートムービーとするかについては後述する。すなわち、領域51に表示されるフレームが、これから撮影されるショートムービーと連続再生時につながるフレームとなる。ユーザは、撮影前に領域51に表示されているフレームを参照することで、よりショートムービー間のつながりを考慮しながら画角や構図を決定することができる。本実施形態では、領域51に最終フレームのみを表示することとしたが、最新ショートムービーのフレームのうち、最後の所定時間分のフレームを再生してもよい。このようにすることで、領域51には静止画データでなく動画データが再生されることになるため、ユーザはよりつながりを確認しやすくなる。
図5(a)に示す画面において、ユーザによりシャッターボタン2102が押下されると、ショートムービーの撮影が開始される。撮影が開始されると、図5(b)に示す画面が表示される。
図5(b)に示す画面に移行すると、スタンバイ表示マーク52が記録中マーク55に変化する。また、記録可能時間54の数値が「4」から順にカウントダウンし始める。ユーザはこれにより、残り撮影秒数を確認することができる。カウントが0になると自動的に記録が終了する。記録の終了後、撮影された被写体像に基づくショートムービーファイル「MVS_0003.MOV」(303)が作成され、メモリカード208に記録される。
次に、撮影終了後の画面表示について説明する。本実施形態のデジタルカメラ20は、ショートムービーの撮影が終了すると、撮影直後のショートムービーを確認するための確認画面を自動的に液晶画面209に表示する。本実施形態における確認画面では、撮影直後のショートムービーのみが再生されるのではなく、まず以前に撮影された最新ショートムービーを再生し、続いて撮影直後のショートムービーを再生する。この確認画面について詳しく述べる。
まず、ショートムービーの撮影が終了すると、自動的に図6(a)に示す画面が表示される。図6(a)に示す画面に表示されるのは、撮影直後のショートムービーではなく、それ以前に撮影された最新ショートムービー「MVS_0002.MOV」(302)である。本実施形態では、最新ショートムービー「MVS_0002.MOV」(302)の最後の1秒間が再生される。図6(a)に示す画面において「MVS_0002.MOV」(302)の最終フレームまで再生された後、表示は自動的に図6(b)に示す画面に遷移する。この画面で、撮影直後のショートムービー、すなわち「MVS_0003.MOV」に対応する動画データが再生される。なお、ここで再生される撮影直後のショートムービーは必ずしもファイル化されている必要はない。例えば、確認画面ではRAM205に記録されたファイル化前のショートムービーを再生しつつ、並行して撮影直後のショートムービーをファイル化し、メモリカード208に記録してもよい。
このように、本実施形態における確認画面では、自動的に2つの動画データが連続して再生される。このような再生方法を、以下、つなぎ再生と呼ぶ。このつなぎ再生により、ユーザは撮影後に、1つ前の動画データからのつながりも含めて、撮影直後のショートムービーを確認することが可能である。
なお、本実施形態における確認画面には、現在再生中のショートムービーが撮影直後のものか、以前に撮影したショートムービーであるかを識別可能に通知するための表示がなされる。本実施形態では、図6(a)に示す画面の周りに枠60が表示されるが、必ずしもこの通知方法には限定されない。例えば、図6(b)に示す画面に何らかのマークを表示してもよいし、音や光などで通知してもよい。この通知により、ユーザはつなぎ再生が行われていることを容易に認識することができる。
このようにショートムービー撮影モードでは、撮影の直後に、図6(a)、(b)と液晶画面の表示が自動的に遷移する。なお、図6(b)で、今回撮影したものの再生が終了すると、自動的に図5(a)の撮影スタンバイ状態に戻る。この際、領域51に表示されるものは、撮影直後の「MVS_0003.MOV」に対応するショートムービーの最終フレームとなる。
[つなぎ再生データ]
次に、つなぎ再生を実行するために用いるデータについて説明する。図4に、つなぎ再生データのデータ構造を示す。このつなぎ再生データは、デジタルカメラ20のRAM205に記録されており、つなぎ再生の際にCPU202によって参照される。以下、つなぎ再生データについて説明する。
まず、最新ムービー情報(PMI)40には、最新の動画データへの情報が含まれる。具体的には、最も撮影日時の新しい動画データへのファイルパス(Path)401が含まれる。Path401を更新するタイミングについては後述する。最新ムービーデータ(PMD)41は、最新のショートムービーの映像データである。PMD41には、映像データそのものを示すキャッシュデータ(Cache)413、また、必要に応じて、キャッシュデータを再生するのに必要なビットレートなどの情報(Info)412、そのショートムービーの記録時間(Time)402が含まれる。また、PMD41が有効かどうかを示す有効フラグ(Flag)411が含まれる。このフラグはTrue/Falseのいずれかの値をとるものである。Trueの場合はPMD41に最新のムービーの情報が含まれていることを示す。Falseの場合はPMD41に最新のムービーの情報が含まれていない、または含まれているデータが有効でないことを示す。なお、いずれの値も、デジタルカメラの起動時にはリセットされる。
[ショートムービー撮影モードに移行した際の処理]
図7に示すフローチャートを用いて、ショートムービー撮影モードに移行した際の処理について説明する。なお、本フローチャートは、ユーザ操作などによりショートムービー撮影モードに移行したことに応じて開始される。
まずステップS700において、CPU202はショートムービー撮影モードに移行したことに応じてライブビュー画像50を表示部206に表示し、ユーザ操作などによる撮影指示を受け付ける状態となる。
次にステップS701において、CPU202は、Path401がNULL(無効)か否かを判断する。これは、Path401にファイルパスとして有効な値が設定されているか否かを調べることで判断できる。NULLと判断した場合は処理をステップS702に進め、NULLでないと判断した場合は処理をステップS706に進める。
ステップS702において、CPU202は、メモリカード208に記録されているショートムービーファイルの検索を行う。具体的には、ショートムービーファイルが保存されたフォルダ(図3(a)の例では“100_AAAA”フォルダ)を参照する。そして、当該フォルダに保存されたファイルが複数存在している場合には、その中で最新のショートムービーファイルを検索する。最新のファイルか否かはファイルのメタデータに含まれる撮影日時により判断する。なお、一般にファイル名が撮影順に連番となることを利用して、ファイル番号(図3(a)の例ではファイル名の拡張子を除いた部分の後ろ4文字からなる数値。)を参照し判断してもよい。
S703において、CPU202はS702での検索の結果、最新のショートムービーファイルが見つかったか否かを判断する。見つかったと判断した場合は処理をステップS704に進める。見つからなかったと判断した場合には処理を終了する。
ステップS704において、CPU202はS702での検索の結果見つかったファイルの情報を用いてPMI40の値を更新する。具体的には、PMI40内のPath401(PMI.Pathとも呼ぶ)にステップS702で見つかった最新のショートムービーファイルのパスをセットする。
次にステップS705において、CPU202は、Flag411をFalseにセットし、Cache413をクリアすることでキャッシュされていたデータを消去する。
次にステップS706において、CPU202は、Flag411がTrueか否かを判断する。Trueであると判断した場合は処理をステップS711に進める。Trueでない、つまりFalseであると判断した場合は処理をステップS712に進める。なお、ステップS705においてFlag411はFalseにセットされるため、ステップS705から本ステップへと進んだ場合は、Trueではないと判断されることになる。
まずステップS712に処理を進めた場合について説明する。ステップS712において、CPU202はメモリカード208に保存されたファイルのうち、Path401が示すショートムービーファイルにアクセスし、ショートムービーの記録時間を取得する。具体的には、ショートムービーファイルを解析し、そのメタデータを参照することで記録時間が得られる。
ステップS707において、CPU202はステップS712で得られた記録時間が1秒以上か否かを判断する。記録時間が1秒以下と判断した場合にはステップS708に処理を進め、1秒以上と判断した場合にはステップS709に処理を進める。
ステップS708において、CPU202は、メモリカード208に保存されたファイルのうち、Path401が示すショートムービーファイルにアクセスし、最後1秒分のストリームデータを抽出する。そして、抽出したストリームデータをRAM205に読み出し、そのポインターをCache413に設定する。また、Cache413が示すデータを動画として再生するのに必要な情報を抽出したストリームデータに基づき生成し、Info412に格納する。
一方、ステップS709では、Path401が示すショートムービーファイルをRAM205に読み出し、そのポインターをCache413に設定する。
ステップS708、S709の処理により、Cache413には、最新のショートムービーのうち、最後の1秒またはムービー全編を示すストリームデータが含まれているポインターがセットされることになる。これらの処理を行った後、ステップS710においてCPU202は、Flag411をTrueにセットすることで、PMD41に最新ショートムービーの情報が含まれることを示す。上記に述べたように、本実施形態では、ショートムービー撮影モードに移行したタイミングでどの動画データを最新ショートムービーとするかを判断し、つなぎ再生データ205を更新する。なお、ショートムービー撮影モードにおいて新たな撮影が行われた場合にもつなぎ再生データ205の更新を行う場合がある。この処理については後述する。
ステップS710において、CPU202はPath401が示すショートムービーの最終フレームを抽出し、ライブビュー画像50に重畳して表示部206に表示する。この処理の結果、図5の領域51に示す表示が実現される。なお、前述したように領域51に最新ショートムービーを再生することも可能である。この場合には、ステップS710においてPath401が示すショートムービーを読み出し、ライブビュー画像50に重畳して再生する。なお、後述するようにショートムービーは撮影後に一旦RAM205に記憶される。したがって、撮影後から一定期間、ショートムービーをRAM205に記憶して起き、領域51への表示の際にはRAM205から直接読み出すようにしてもよい。
以上が、ショートムービー撮影モードに移行した際に実行される処理である。
[ショートムービー撮影モードでの撮影後の処理]
次に図8に示すフローチャートを用いて、ショートムービー撮影モードでの撮影後の処理に付いて説明する。なお、本フローはショートムービー撮影モードにおいて、所定の時間が経過したことにより動画の撮影が終了したことに応じて開始される。
まずステップS801において、CPU202は撮影により得られた動画データをRAM205に記録する。
まずステップS802において、CPU202はPath401とFlag411を参照し、Path401がNULLであり、かつFlag411がTrueであるか否かを判断する。このステップは、最新ムービーの情報がPMI40及びPMD41に格納されているかを調べるステップである。
以下のステップでは、CPU202は撮影後の確認画面を表示する処理を行う。特にステップS803以下の処理では、図6のようにまず過去に記録した動画データのうち最新のものを表示した上で、ステップS801で記録した撮影直後の動画データを表示する処理を行う。以下、説明する。
まず、ステップS803において、CPU202は確認画面の設定を「枠付け」にする。この設定は、確認画面において図6(a)の枠60の表示・非表示を設定するためのものであり、「枠付け」と「枠なし」のいずれかが設定可能である。
ステップS804において、CPU202はInfo412に値がセットされているか否かを判断する。セットされていると場合した場合は、ステップS805に処理を進める。セットされていないと判断した場合は、ステップS806に処理を進める。この処理は、Cache413に格納されている動画データがショートムービーの最後の1秒なのか、ショートムービーのすべてなのかを判断するものである。
ステップS805において、CPU202は、Info412に格納された情報を用いて、Cache413に格納されている動画データを確認画面に再生する。つまり、最新ムービーの最後の1秒が再生されることになる。一方、ステップS806では、CPU202はCache413のデータを再生する。つまり、最新ショートムービーのすべてが再生されることになる。この処理により図6(a)の画面が表示される。以上の処理が、確認画面における最新ショートムービーの再生である。
以下、S807以下のステップにおいて、ステップS801で記録した動画データを確認画面に表示する処理を行う。なお、前述したステップS802において、最新ショートムービーの情報がPMI40及びPMD41に格納されていると判断された場合は、ステップS803〜S806を経由した後、本ステップが実行される。つまり、まず最新ショートムービーが確認画面として再生された後、ステップS801で記録した撮影直後の動画データの再生が続けて実行される。これに対し、ステップS802において、最新ショートムービーの情報がPMI40及びPMD41に格納されていないと判断された場合は、ステップS803〜S806を経由することなく本ステップが実行される。つまり、最初から確認画面として撮影直後の動画データが再生されることになる。以下、ステップS807以下のステップについて説明する。なお、本実施形態では、CPU202はステップS805またはS806において再生処理を行った後、自動的にS807〜S809の処理を実行する。
ステップS807において、CPU202は確認画面の設定を「枠なし」にする。このことにより、枠60は非表示となる。
ステップS808において、CPU202は、ステップS801で記録した動画データの再生を行う。この処理により、図6(b)の画面が表示される。
ステップS808における再生後、ステップS809においてCPU202は、PMI40及びPMD41を更新する。具体的には、図7のステップS802〜S811と同様の処理を実行し、最新ショートムービー情報をステップS801で記録した動画データの情報に更新する。以上が、ショートムービー撮影モードでの撮影後の処理である。
以上述べたように、本実施形態では、ショートムービーを撮影した後の確認画面において、まず過去に撮影した最新ショートムービーが再生され、続けて撮影直後の動画データが再生されるようにした。このことによりユーザは、動画データを記録した際の確認画面において、撮影直後の動画データの内容だけでなく、前回記録した動画データとのつながりも確認することが可能となる。
また、本実施形態では、ライブビュー画像の表示に重畳して最新ショートムービーの一部である最終フレームを表示することとした。この表示により、ユーザは最新ショートムービーとのつながりを考慮しながら新たな撮影を開始するタイミングを決定することが可能となる。
さらに本実施形態では、ショートムービー撮影モードに移行したことに応じて、最新ムービーデータのキャッシュを実行することとした。これは以下の理由による。すなわち、例えば動画データの中から1秒分のストリームデータを抽出するにはある程度の時間を要する。したがって、確認画面を表示する段階になってからストリームデータを抽出しようとしても、処理が間に合わないおそれがある。そこで本実施形態では、ショートムービー撮影モードに移行したことに応じて、予め最新ムービーデータをRAM205に読み出して用意しておくこととした。この処理により、確認画面でスムーズなつなぎ再生が可能となる。
なお、本実施形態におけるつなぎ再生は、ショートムービー撮影モードでの確認画面においてのみ実行される。通常ムービー撮影モードの場合は、つなぎ再生による確認画面を表示しない。通常ムービー撮影モードで記録される動画データは、数十秒〜数分にわたる場合が多く、つなぎ再生も長時間となってしまう可能性が高いからである。
[つなぎ再生に関する設定]
図9に、デジタルカメラ20の表示部206に表示される設定画面の一例を示す。本実施形態に係るデジタルカメラは、つなぎ再生に関する各種の設定をユーザ操作により選択させることが可能である。以下、この設定について説明する。
905〜907は設定の対象を選択するタブである。静止画タブ905が選択されると静止画撮影に関する設定画面が表示され、通常ムービータブ906が選択されると通常ムービー撮影に関する設定画面が表示される。図9ではショートムービータブ907が選択されており、ショートムービー撮影に関する設定画面が表示される。
メニュー901は、ショートムービーの撮影終了後に確認画面を表示するか否かを設定するためのメニューである。「入」に設定されている場合、デジタルカメラ20はショートムービーの撮影終了後に確認画面を表示する。「切」に設定されている場合、デジタルカメラ20はショートムービーの撮影終了後に確認画面を表示しない。もちろん、つなぎ再生も行わない。
メニュー902は、メニュー901が「入」の場合に設定可能なメニューであり、確認画面においてつなぎ再生を行うか否かを設定する。「入」に設定されている場合、デジタルカメラ20はつなぎ再生を実行する。「切」に設定されている場合、デジタルカメラ20はつなぎ再生を実行しない。このメニュー902で行う設定が第1の設定の一例である。
メニュー903は、つなぎ再生において、最新ショートムービーの再生時間を設定するためのメニューである。前述の説明では最新ショートムービーの再生時間は1秒と説明したが、メニュー903の設定が変更されると、再生時間も変更される。図7のステップS707、S708は、メニュー903で設定された時間を基準として実行されることになる。なお、メニュー903では、ショートムービーの最大記録時間を超えた時間を設定することはできない。例えば本実施形態ではショートムービーの最大記録時間は4秒であるから、メニュー903に4秒以上の時間は選択可能な時間として表示されない。なお、このメニュー903で行う設定が第2の設定の一例である。
[ショートムービーのスライドショー]
本実施形態におけるデジタルカメラ20は、ショートムービーのスライドショーを実行することが可能である。ユーザにより所定の操作が行われることに応じて、図9(b)に示す画面が表示される。この画面においてユーザにより「はい」が選択される操作が行われると、デジタルカメラ20は表示部206にショートムービーを順次再生するスライドショー処理を開始する。具体的には、CPU202は図3(a)に示す“100_AAAA”に保存されたショートムービーをファイル名の順番に再生する。つまり、まず”MVS_001.MOV”を再生し、続いて”MVS_002.MOV”、”MVS_003.MOV”と再生していく。この処理によって、例えば4秒間のショートムービーが連続して再生されることとなり、静止画のスナップショットをスライドショーしたような演出効果を、動画データでも実現することが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、ショートムービー用のフォルダ内に存在する最新の動画データを、最新ショートムービーとして用いた。これに対し本実施形態では、同一フォルダ内にショートムービーだけでなく、通常ムービーや静止画が混在して格納される場合について説明する。なお、本実施形態は第1の実施形態と共通する部分が多いため、共通の部分は説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
[メモリカード内のディレクトリ構造]
図3(b)は、本実施形態におけるメモリカード208内のディレクトリ構造を示す図である。図3(b)の例では、“100_AAAA”フォルダに静止画データ311、312、315と、通常ムービー314、ショートムービー313、316が格納されている。つまり、本実施形態のメモリカード208には、1つのフォルダに静止画、通常ムービー、ショートムービーが混在して格納されている。
[ショートムービー撮影モードに移行した際の処理]
図7に示すフローチャートを用いて、ショートムービー撮影モードに移行した際の処理について説明する。なお、本フローチャートは、ユーザ操作などによりショートムービー撮影モードに移行したことに応じて開始される。
図7に示す処理における第1の実施形態との違いは、最新ショートムービーの検索方法である。ステップS702において、CPU202は“100_AAAA”フォルダの格納されたデータから、最新のショートムービーを検索する。前述したように“100_AAAA”フォルダには静止画、通常ムービーが混在しているが、CPU202は静止画だけでなく、通常ムービーも最新ショートムービーの対象とはしない。例えば、図3(b)に示す状態において、CPU202は「IMG_0005.JPG」でも、「「MVI_0004.MOV」でもなく、「MVS_0003.MOV」を最新ショームービーとして選択する。通常ムービーとショートムービーのファイル名は同じ拡張子“MOV”を有するため、CPU202は拡張子を参照しても両者を区別することができない。そこで本実施形態では、CPU202はプレフィックスが“MVS_”か否かで通常ムービーとショートムービーとを区別することとした。
ステップS703において、CPU202は最新のショートムービーが見つかったか否かを判断する。見つかったと判断した場合は処理をステップS704に進める。見つからなかったと判断した場合には処理を終了する。
本実施形態のようにすることで、1つのフォルダに複数種類のデータが混在している場合であっても、ショートムービーを最新ショートムービーとして取り扱うことが可能となる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。第1、第2の実施形態では、つなぎ再生に用いる最新ショートムービーに、最も撮影日の若いショートムービーを用いていた。しかしながら、最も撮影日の若いショートムービーが、つなぎ再生に必ずしも適当でない場合も考えられる。
例えば、Aというショートムービーを撮影した後、Bというショートムービーを撮影すると、B撮影後の確認画面でA→Bというつなぎ再生が実行される。ここで、ユーザがA→Bのつながりに満足できなかった場合、ユーザはAとつなげるための動画データを得るために再度撮影を行い、新たなショートムービーCを得るものと思われる。ここでC撮影後の確認画面でユーザが確認したいのは、直前に撮影されたBとのつながりではなく、Aとのつながりである。したがって、つなぎ再生で再生されるべきはB→Cのつなぎ再生ではなく、A→Cのつなぎ再生ということになる。
本実施形態では上記の点に鑑みて、ユーザの意図を反映させたつなぎ再生を実行できるようにした。以下、詳細な動作について説明する。本実施形態は第1、第2の実施形態と共通する部分が多いため、共通の部分は説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
図10(a)〜(c)は、本実施形態におけるつなぎ再生の表示例を示す図である。まず、最新ショートムービーが「MVS_0001.MOV」に設定されているものとする。
まず、最新ショートムービーが「MVS_0001.MOV」に設定された状態で、新たなショートムービー「MVS_0002.MOV」が撮影された場合、確認画面にはまず図10(a)に示すように、「MVS_0001.MOV」の最後の1秒が再生される。そして「MVS_0001.MOV」の最後の1秒につなげて、撮影直後の「MVS_0002.MOV」が図10(b)に示すように再生される。この図10(b)に示す画面には、キャンセルボタン1001が表示される。このキャンセルボタン1001が選択された場合、「MVS_0002.MOV」は次のショートムービー撮影時におけるつなぎ再生の対象から外される。つまり、つなぎ再生データ205は更新されず、依然として「MVS_0001.MOV」が最新ショートムービーとして設定されたままとなる。具体的には、キャンセルボタン1001が選択された場合は「MVS_0002.MOV」に対してつなぎ再生の対象としない旨の付加情報を関連付ける。そして、この付加情報が関連付けられたショートムービーは図7のステップS702の処理における検索の対象としないようにする。
このような状態でさらに新たなショートムービー「MVS_0003.MOV」が撮影された場合を考える。この場合、確認画面にはキャンセルされた「MVS_0002.MOV」ではなく、図11(a)に示す「MVS_0001.MOV」の最後の1秒が再生される。そして、「MVS_0001.MOV」の最後の1秒につなげて、「MVS_0003.MOV」が図11(c)に示すように再生される。
このようにすることで、つなぎ再生を確認したユーザがそのつながりに満足できない場合、新たなショートムービーを撮影し直し、再度つなぎ再生により確認することが可能となる。なお、キャンセルボタン1001が選択された場合は、確認画面に表示中のショートムービー(本実施形態では図10(b)に示すショートムービー)をメモリカード208に記録しない(既に記録済みの場合はメモリカード208から削除する)ようにしてもよい。
<他の実施形態>
上記の各実施形態は本発明の実施形態の一例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、上記の各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (15)

  1. 所定時間動画の撮影を行った後に自動的に撮影を停止する第1の撮影モードと、前記所定時間よりも長時間の動画撮影が可能な第2の撮影モードでの撮影が可能な撮影手段と、前記撮影手段による撮影の後、前記撮影により得られた動画データを自動的に再生する再生手段とを有し、
    前記第1の撮影モードでの撮影により第1の動画データが得られた場合、前記再生手段は、前記第1の動画データに係る動画の撮影前に撮影された動画データであって、かつ前記第1の撮影モードでの撮影で得られた動画データである第2の動画データと、前記第1の動画データとを、前記第2の動画データ、前記第1の動画データ、の順に連続して再生することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記撮像手段が前記第1の撮像モードまたは前記第2の撮像モードである場合、前記撮像手段により逐次撮像される画像データを表示部にライブビューとして表示する表示制御手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記第2の動画データと前記第1の動画データとの連続した再生が終了したことに応じて、ライブビューの表示を再開することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記第2の動画データと前記第1の動画データとの連続した再生に並行して、前記第1の動画データを記録媒体に記録する処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の撮影装置。
  4. 前記記録媒体は、前記第2の動画データが記録されている記録媒体であることを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記第1の撮影モードで撮影して得られた複数の動画データを、ユーザ操作に応じて連続して再生するための所定の再生モードを更に有する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影装置。
  6. 前記再生手段は、前記第1の動画データに係る動画の撮影前に撮影された動画データであって、かつ前記第1の撮影モードでの撮影で得られた動画データのうち、撮影日時の最も新しい動画データを前記第2の動画データとして再生することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮影装置。
  7. 前記再生手段は、前記第2の撮影モードでの撮影で得られた動画データは前記第2の動画データとして再生しないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮影装置。
  8. 前記再生手段は、最終フレームを含む動画データの一部を前記第2の動画データとして再生することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮影装置。
  9. 前記再生手段は、前記第2の動画データと前記第1の動画データとを連続して再生する場合、再生している動画データが前記第1の動画データか前記第2の動画データかを識別可能に通知する通知手段をさらに有する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮影装置。
  10. 前記第1の動画データの再生を開始する前に前記第2の動画データの再生を開始するか否かを設定する第1の設定手段をさらに有する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮影装置。
  11. 前記第1の動画データの再生を開始する前に前記第2の動画データを再生する時間を設定する第2の設定手段をさらに有する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮影装置。
  12. 前記第2の動画データとして使用する動画データをキャッシュするキャッシュ手段をさらに有し、
    前記再生手段は、前記キャッシュ手段にキャッシュされた動画データを前記第2の動画データとして再生することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮影装置。
  13. 前記キャッシュ手段は、前記撮影装置が前記第1の撮影モードに移行したことに応じて、前記第2の動画データとして使用する動画データのキャッシュを開始することを特徴とする請求項12に記載の撮影装置。
  14. 撮影装置の制御方法であって、
    所定時間動画の撮影を行った後に自動的に撮影を停止する第1の撮影モードと、前記所定時間よりも長時間の動画撮影が可能な第2の撮影モードで撮影を行う撮影工程と、
    前記撮影工程での撮影の後、前記撮影により得られた動画データを自動的に再生する再生工程とを有し、
    前記第1の撮影モードでの撮影により第1の動画データが得られた場合、前記再生工程では、前記第1の動画データに係る動画の撮影前に撮影された動画データであって、かつ前記第1の撮影モードでの撮影で得られた動画データである第2の動画データと、前記第1の動画データとを、前記第2の動画データ、前記第1の動画データ、の順に連続して再生することを特徴とする撮影装置の制御方法。
  15. コンピュータを、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮影装置として機能させるためのコンピュータが読み取り可能なプログラム。
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