JP2004104534A - 撮像装置 - Google Patents

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Giichi Watanabe
渡邊 義一
Kiyoshi Suzuki
鈴木 清詞
Takayuki Kunieda
國枝 孝之
Norihiko Murata
村田 憲彦
Masami Koide
小出 雅巳
Ryoichi Suzuki
鈴木 良一
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Abstract

【課題】撮影時に利用者が撮影シーンを示唆する付加情報を付加することができる様にしたこと。
【解決手段】光学系を介して入力される被写体像を映像信号として出力する撮像し、映像信号を記録する撮像装置にあって、撮影シーンを示唆する付加情報を入力あるいは登録し、付加情報を映像信号と関連して記録し、撮影シーンを示唆する付加情報は複数登録可能であり、この場合付加情報を選択し、この付加情報選択は、映像信号の記録中に操作可能であり、付加情報は映像信号の記録位置と関連して記録する。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、デジタルカメラやビデオカメラ等において、撮影時に撮影シーンを示唆する付加情報を加えるようにした撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮影した映像に付加情報を関連させ映像の管理、検索、あるいは編集を行う技術は数多く見受けられる。例えば、撮像装置であるデジタルカメラ(リコー、RDC−i700)使用説明書には、設定された撮影リストに基づいて撮影ガイドを表示し、この撮影リストに撮影した画像を関連づける技術が開示される。
また、特開平6−110942号公報に記載の映像インデックス作成装置には、特徴的なフレームを検出してインデックス画像として表示する技術が開示される。
特開平7−143394号公報に記載のビデオカメラには、撮影中の映像がピント外れなど不適切な状態になった時と復帰した時に後編集のためインデックスを打ち込む技術が開示されている。
特開平10−13773号公報に記載の画像管理検索システムには、インデックスに基づいて画像を検索・編集・再生し、またインデックスの編集を行う技術が開示され、動画撮影中に一定時間間隔で、抄録用動画データ、及び抄録用静止画データを作成するデジタルカメラ技術も開示されている。
特開2000−69442公報には、動画に付加情報を結合する方法、及び付加情報を表示する装置が開示されている。
特開平9−98323号公報に記載のビデオカメラには、GPSで得られた撮影位置・被写体位置に関連づけられた情報を表示し、映像に重ねて記録する技術が開示されている。
そして、特開平10−290423号公報に記載の動画記録装置には、ユーザー指示、録画開始、停止、フォーカス変化点、ズーム変化点などのシーン変化を検出し、記録・送信する技術が開示されている。
【特許文献1】特開平6−110942号公報
【特許文献2】特開平7−143394号公報
【特許文献3】特開平10−13773号公報
【特許文献4】特開2000−69442公報
【特許文献5】特開平9−98323号公報
【特許文献6】特開平10−290423号公報
【非特許文献1】リコー、RDC−i700使用説明書
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開平10−13773号公報あるいは特開2000−69442公報には、動画の編集、管理、検索、表示などのアプリケーションのために動画に付加情報を加えたり、それと関連づけられたインデックス情報を作成する方法が提案されている。また、特開平6−110942号公報には撮像された動画データからインデックス情報を検出する方法が提案されている。また、特開平7−143394号公報、特開平9−98323号公報、及び特開平10−290423号公報には、撮像装置において撮影時にインデックスや付加情報加える方法について提案されている。
しかしながら従来の前記の様な撮像装置では、ユーザー操作や映像の変化点の時間軸上での位置を記憶するだけで、有用な検索情報とするためには、特開平6−110942号公報に示したような編集装置によって再度利用者が情報を入力する必要があり(特開平7−143394号公報、特開平10−290423号公報)、あるいは、位置情報とそれに基づく付加情報に特化した内容しか付加することができない(特開平9−98323号公報)という不具合があった。
また、静止画においては、あらかじめ設定された撮影リストに基づいて撮影ガイドを表示し、撮影した画像をリストに関連づけるデジタルカメラが実用化されているが、動画撮影についての考慮はなされていない(デジタルカメラ(リコー、RDC−i700)使用説明書)。
また、記録中における付加情報の選択の操作を考えると、通常のメニュー操作やあるいは専用キーの操作などでは利用者に無理な操作を強いる事になり、その結果、手ぶれや意図に反した画角の変化など本来の撮影結果に影響を及ぼしてしまうことが懸念される。
更に、後で行われる検索処理での有用性を考えると、付加情報の内容は被写体の名称や撮影シーンが有用であると考えられる。一方で、撮影時においては、あらかじめ設定された上記内容毎の撮影累計時間が判ると、撮り忘れ防止やバランスの良い撮影を行う上で有用である。
本発明は、以上の様な状況を鑑みてなされたもので、撮影時に利用者が撮影シーンを示唆する付加情報を付加することができる様に構成した撮像装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、撮影結果に影響を及ぼさないユーザーインターフェイスを得る撮像装置を提供することを目的とする。
更に、本発明は、あらかじめ設定された付加情報を活用して、撮り忘れ防止や同一シーンに偏らないバランスの良い撮影を行う機能を得る撮像装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため請求項1の発明は、光学系を介して入力される被写体像を映像信号として出力する撮像手段と、前記映像信号を記録する手段とを具備する撮像装置において、撮影シーンを示唆する付加情報を入力あるいは登録する手段と、前記付加情報を前記映像信号と関連して記録する手段と、を具備したことを特徴とする。
この発明によれば、撮影シーンを示唆する付加情報を映像信号を関連づけて記録できる様に構成されているので、撮影時に記録した情報だけで、後で行われる検索や編集を効率的に実施できる。
請求項2の発明は、上記発明において、撮影シーンを示唆する付加情報は複数登録可能であり、前記付加情報を選択する付加情報選択手段を更に備えたことを特徴とする。
この発明によれば、設定された複数の付加情報から選択して付加情報を記録できる様に構成されているので、撮影時における操作を複雑にすることなく、効果的な付加情報を記録できる。
請求項3の発明は、上記発明において、前記付加情報選択手段は、前記映像信号の記録中に操作可能であり、前記付加情報は前記映像信号の記録位置と関連して記録する手段を具備することを特徴とする。
この発明によれば、撮影中であっても付加情報を選択でき、映像信号の記録位置に関連づけて記録する様に構成されているので、一つの映像ストリームに対して、シーン毎に複数の付加情報を記録でき、ひいては後で行われる検索や編集をより効率的に実施できる。
【0005】
請求項4の発明は、上記発明において、記録の開始と停止を指示するためのユーザー操作検出手段を具備し、前記付加情報選択手段は前記ユーザー操作検出手段と兼用してなることを特徴とする。
この発明によれば、付加情報の選択操作を入力する操作部を、記録の開始と停止を指示する操作部と兼用する様に構成されているので、撮影結果に影響を及ぼすことなく、付加情報の選択を行う事ができる。
請求項5の発明は、上記発明において、前記付加情報毎に記録された累計時間を計時する計時手段と、前記累計時間を表示する手段と、を具備することを特徴とする。
この発明によれば、付加情報毎の累積記録時間を表示する様に構成されているので、同一シーンに偏らないバランスの良い撮影結果が得られる。
請求項6の発明は、上記発明において、前記付加情報毎に予定している総記録時間を入力しあるいは登録する手段と、前記予定している総記録時間を表示する手段とを具備することを特徴とする。
この発明によれば、利用者があらかじめ計画した記録時間を表示する様に構成されているので、利用者の撮り忘れを防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施の態様を図1〜図7を参照して、デジタルカメラを例にとって説明する。
図1は装置全体のブロック構成を示す。図1において、デジタルカメラ1内には、デジタルカメラ1全体の制御を行うために設けられたCPU、メモリ、タイマ等からなるシステム制御部2、撮像のために設けられた光学系部品(レンズ及びレンズ駆動モータ)、CCD、CCD駆動回路、A/D変換器等からなる撮像部3、撮像部3で得られた画像信号に種々の画像処理を施すと共に、撮像部3のCCD駆動タイミング、レンズ駆動モータを制御してフォーカシング、露出調整等を行い、また画像の圧縮伸長を行うために設けられた画像処理用DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、メモリ等からなる画像処理部4を有する。
更に、画像処理部4で処理された画像信号をLCD6へ表示するための信号処理を行い、またユーザーインターフェイスのための種々のグラフィック画像を生成しLCD6へ表示するために設けられたD/A変換器、オンスクリーンディスプレイコントローラ等からなる表示制御部5、画像を表示し、またユーザーインターフェイスのためのグラフィックを表示するために設けられたLCD6、記録メディア8とのインターフェイスのために設けられたメモリカードコントローラ等からなる記録メディアインターフェイス部7、圧縮された画像信号や画像に纏わる種々の情報を記憶するために設けられたフラッシュメモリ等からなる、デジタルスチルカメラ1から着脱可能な記録メディア8、図示されていないキー、ダイアル等のユーザーインターフェイスのためのハードウェアの状態を検出するために設けられたパラレルポート等からなるハードキーインターフェイス部9、を有する。
【0007】
このような構成において、通常の動作について説明する。利用者は撮影に先立ち、図示されていない種々のキー、ダイアルを操作し、まず撮影モード(静止画撮影モード、動画撮影モード等)を決定する。この利用者の操作内容は、ハードキーインターフェイス部9を通じてシステム制御部2で判別され、システム制御部2は、操作に応じて表示制御部5へガイダンスグラフィックを生成して送り、LCD6を通じて利用者に次操作を促す。
システム制御部2は、撮影モードが決定されると、この撮影モードに応じた処理パラメータを画像処理部4へ設定する。そして、撮像部3は画像処理部4からの制御に従い、実際の撮影に先だってプレビュー画像を表示するための撮像動作を開始する。
プレビュー画像を表示するための撮像動作にて撮像されたデータ(図1中破線で示す)は、連続的に画像処理部4へ送られ、画像処理部4では色空間変換、ガンマ補正、ホワイトバランス調整などの処理を施した後、画像データを表示制御部5へ送る。表示制御部5では、画像データを信号処理してLCD6へ表示し、利用者へ撮像状態を提示する。
撮影の準備が整った後、図示されていないレリーズSWの半押し状態が検出されると、その操作は前述の撮影モードの設定と同様にしてハードキーインターフェイス部9を通じてシステム制御部2で判別されることになる。
【0008】
ここで、レリーズSWの構成について図2について説明する。図2において、RL1は、レリーズSWを半押ししたときオンされる接点、RL2は、レリーズSWを完全に押したときにオンされる接点、COMは、RL1・RL2の双方で共通な接点を示している。すなわち、レリーズSWは、半押しと完全押しとの2ストロークの動作を検出できる様に構成されている。そしてこのRL1、RL2の接点の状態は、前述したように、ハードキーインターフェイス部9を通じてシステム制御部2で判別される。
システム制御部2は、レリーズSWの半押し状態(RL1)を判定すると、オートフォーカス(AF)、自動露出(AE)、オートホワイトバランス(AWB)のアルゴリズムプログラムを起動し、画像処理部4から得られる各種評価データを元に、画像処理部4及び撮像部3を制御して調整を行う。
次いで、レリーズSWの完全押し状態(RL2)となると、その操作は同様にしてハードキーインターフェイス部9を通じてシステム制御部2で判別される。この後、撮像部3は画像処理部4からの制御に従い、撮像部3から所定の画像を取り込み画像処理部4へ送り、画像処理部4は、撮影モードに応じた画像処理及び圧縮処理を行う。システム制御部2は、圧縮された画像データを読み出し、さらにヘッダ情報を付加した後、記録メディアインターフェイス部7を通じて記録メディア8へ書き込む。
このようにして撮影モードが静止画撮影モードであった場合には、以上の動作により1枚の撮影動作を完了する。
【0009】
他方、動画撮影モードの場合には、撮像部3による上述した画像の取り込みから記録メディア8への書き込みを連続して繰り返し行う。記録の停止は、レリーズSWが再度完全押し状態(RL2)に押されることにより、前述した手順と同様にしてシステム制御部2で判別され、システム制御部2は、画像処理部4及び記録メディア8への記録動作を終了する。
以上の説明は、通常の動作であるが、撮影時に利用者が撮影シーンを示唆する付加情報を付加する場合には、次のようになる。
利用者はあらかじめパーソナルコンピュータなどで、撮影リストファイルを作成し記憶メディア8に格納しておく。撮影リストファイルの例を表1に示す。
【表1】
Figure 2004104534
この表1において、タイトルは付加情報として利用される被写体のタイトル名、予定記録時間は撮影に先だって利用者が計画して入力したタイトル毎の撮影時間を示している。
【0010】
ここで、撮影シーンを示唆する付加情報を付加する場合の動作フローチャートを図4〜図7に示し、この動作フローチャートを図3に示す表示例と共に説明する。
まず、図4の動作フローチャートAについて説明する。デジタルカメラが起動すると、前述したように、システム制御部2は、現在の撮影モードを判別し(ステップ11)、動画撮影モードであった場合には、後述する動作フローチャートB(ステップ20)に従って動作する。動画撮影モード以外では通常の動作となる(ステップ13)。各動作モードを電源オフ検出で終了した場合には、電源をオフして終了する(ステップ14)。
動画撮影モードである場合には、図5に示す動作フローチャートBに移行する。動作フローチャートBにおいて、動画撮影モードでは、まず、システム制御部2は、記録メディア8内に撮影リストファイルが格納されているか否かを確認し(ステップ21)、撮影リストファイルがある場合にはそれを読み込んで、でシステム制御部2内のメモリへ格納する(ステップ22)。撮影リストファイルが無い場合には、通常の動作となる(ステップ23)。
撮影リストファイルがあるとそれを読み込み、続いてシステム制御部2は、同様にして、記録メディア8内に付加情報ファイルが格納されているか否かを確認し(ステップ24)、付加情報ファイルが既にあるとそれを読み込んで、システム制御部2内のメモリへ格納する(ステップ25)。ここにおいて、付加情報ファイルの例を表2に示す。
【表2】
Figure 2004104534
表2において、ファイル名は記録された動画ファイル名、開始フレーム番号はタイトル(付加情報)の設定されたタイミングに相当する動画ファイル先頭からカウントされたフレーム番号、終了フレーム番号はタイトルの解除あるいは変更がされたタイミングに相当する動画ファイル先頭からカウントされたフレーム番号あるいは動画ファイルの最終フレーム番号、タイトルは付加情報として撮影リストファイルで登録されたタイトルをそれぞれ示している。表2の例では、下記の操作による結果の付加情報ファイル例を示している。
利用者はタイトル「うみ」を選択して記録開始(ファイル名RIMG0001.AVI)し、記録途中においてタイトルを「みずうみ」に変更し、その後、撮影を終了することにより、表2(1)、(2)の情報を作成、記録する。更に、タイトルなしを選択して記録開始(ファイル名RIMG0002.AVI)し、記録途中においてタイトルを「うみ」に変更し、その後、撮影を終了することにより、表2(3)の情報を作成、記録する。更に、記録開始(ファイル名RIMG0003.AVI)し、記録途中においてタイトルなしに変更し、その後、撮影を終了することにより、表2(4)の情報を作成、記録する。ここで、ファイル名は、記録の開始毎にカメラ内で自動的に割り当てられる。これは通常動作である。
【0011】
図5に戻り、システム制御部2は、読み込んだ付加情報に従ってこれまでの記録済みの累計時間を、タイトル毎に演算する(ステップ26)。
記録済みの累計時間である記録秒数は、次式1で求められる。
Total=RoundDown(Σ(EndF−StartF+1)/Fps)…(式1)
ここで、
Totalは総記録時間、
RoundDownは小数点以下の切り捨て演算、
Σは対象タイトルに一致するものの全ての加算演算、
EndFは終了フレーム番号、
StartFは開始フレーム番号、
Fpsは動画のフレームレート、
を示している。
例えば、表2に示した付加情報ファイルから、タイトル「うみ」の総撮影時間を計算すると、フレームレートを30fps(フレームレートはカメラ固有の固定値)として、
RoundDown(((1859−0+1)+(2020−1212+1)+(2880−0+1))/30) = 185[秒]…(式2)
が計算される。
【0012】
図5に戻り、付加情報ファイルが無い場合には、全てのタイトルの記録済みの累計時間を0に設定する(ステップ27)。
システム制御部2は、システム制御部2内の現在のタイトルデータに、デフォルトの状態としてタイトルなしを設定し(ステップ28)、ステップ22で読み込んだ撮影リスト内のタイトルとタイトル毎の予定記録時間、及びステップ26で演算、あるいはステップ27で設定された累計記録時間を図3(A)に示すように表示する(ステップ29)。
表示例を示している図3において、aの部分は前述した手順で撮像されて表示部6にて表示された映像、b〜gの各部分は、システム制御部2の制御に従って表示制御部5で生成され、映像に重ね合わせられたグラフィックス表示であり、bはタイトル、cはタイトルなしを指示するためのガイド表示、dは累計記録時間、eは予定記録時間、fは現在のタイトルの選択状況を示すガイド表示、gは記録中を示すガイド表示をそれぞれ示している。
ステップ29では、図3(A)に示した如く、ガイド表示fから「タイトルなし」に設定された状態が表示される。
システム制御部2は、図示されていない専用キーによるタイトルの変更操作を監視し(ステップ30)、変更があるとタイトルデータを変更し(ステップ31)、更に、図3(B)に示した如く(ガイド表示fは「うみ」)、タイトルが変更された状態に表示を更新する(ステップ32)。
次いで、レリーズSWの半押し状態(RL1)を検知すると(ステップ33)、システム制御部2は、後述する動作フローチャートCを実行する(ステップ40)。そして、撮影モードの変更操作、あるいは電源オフ操作を検知すると(ステップ34)、動作フローチャートBを終了する(ステップ35)。
【0013】
続いて、ステップ34でのレリーズSWの半押し状態後の、動作フローチャートCについて説明する。レリーズSWの半押し状態(RL1)を検知すると、前述したように、システム制御部2は、オートフォーカス(AF)、自動露出(AE)、オートホワイトバランス(AWB)の処理を開始する(ステップ41)。
そして、そのままレリーズSWが押し込まれ完全押し状態(RL2)となると(ステップ42)、後述する記録動作を開始し(ステップ43)、逆にレリーズSWの半押し状態(RL1)が解除されると(ステップ44)、処理を終了する(ステップ45)。
ステップ43にて記録動作を開始すると、同時にシステム制御部2はシステム制御部2内のレリーズ受付フラグデータをオフする(ステップ46)。レリーズ受付フラグは、レリーズSWが、押下後に一旦解除されたか否かを判別するためのもので、解除されるとオンされるものである(後記ステップ52、53)。
ステップ47ではタイトル設定の有無が判断され、タイトル設定があると、システム制御部2は、付加情報に新たなエントリを追加し、ファイル名、タイトル、及び開始フレーム番号に0を設定する(ステップ48)。そして、前述した手順と同様にして、選択されているタイトルに関わる記録済みの累計時間を演算し(ステップ49)、さらに、図3(C)に示した如く、累計記録時間及び記録中を示すガイド表示を更新する(ステップ50)動作を繰り返し行う。
続いてシステム制御部2は、前述したレリーズ受付フラグを判定し(ステップ51)、オフの場合には、前述したレリーズSWが解除されたか否かを確認しつづけ、以降の処理は行わない(ステップ52、53)。
レリーズ受付フラグがオンの場合には、レリーズSWの完全押下げ状態(RL2)を判定し(ステップ54)、押されていれば記録を終了する(ステップ55)。レリーズSWが半押し状態(RL1)であるとき(ステップ56)、動作フローチャートDを実行する(ステップ70)。
ステップ55に戻り、記録を終了した場合、システム制御部2は、終了時点でタイトル設定があるか否かを判定し(ステップ58)、タイトル設定がある場合には、付加情報の終了フレーム番号に記録された最終フレーム番号を設定し(ステップ59)、付加情報ファイルを記憶メディア8へ書き込んで(ステップ60)、終了する。
【0014】
続いて、図6でのステップ56にてレリーズSWが半押し状態(RL1)であるとき、ステップ70での動作フローチャートDについて図7にて説明する。
レリーズSWが半押し状態(RL1)であると(ステップ56)、システム制御部2はその時のフレーム番号を記憶し(ステップ71)、更に、図3(D)に示した如く、記録中を示すガイド表示をタイトルの選択状況を示すガイド表示へ更新し、利用者にタイトルの選択操作を促す(ステップ72)。
レリーズSWが解除されると(ステップ73)、システム制御部2はシステム制御部2内の計時カウンタをリセットする(ステップ74)。その後、再度、レリーズSWの半押し状態(RL1)を検出すると(ステップ75)、システム制御部2は、タイトルデータを変更し(ステップ76)、更に、図3(E)に示した如く、タイトルが変更された状態に表示を更新する(ステップ77)。
ステップ75にてレリーズSWが半押し状態(RL1)が検出されないまま、計時カウンタが所定値以上になると(ステップ78)、システム制御部2は、利用者のタイトル選択が確定したと判断する。タイトルデータが動作フローチャートDへ入る前から変更されていれば(ステップ79)、付加情報の旧タイトルの終了フレーム番号にステップ71で記憶したフレーム番号を設定する。なおこのとき、旧タイトルデータがタイトルなしの場合には、なにも行わない。さらに付加情報に新たなエントリを追加し、ファイル名、タイトル、及び開始フレーム番号にステップ71で記憶したフレーム番号+1を設定する。なおこのとき、新タイトルデータがタイトルなしの場合にはなに行わない(ステップ80)。
システム制御部2は、更に、図3(F)に示した如く、タイトルの選択状況を示すガイド表示を記録中を示すガイド表示へ更新し(ステップ81)、終了する。
本実施の形態においては、付加情報や予定記録時間をあらかじめパーソナルコンピュータで作成し(撮影リストファイルとし)、デジタルカメラへ登録する例について示したが、上記の情報は、前述した撮影モードの設定と同様にして、種々のキー操作によりデジタルカメラ本体で入力できる様に構成しても良い。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、光学系を介して入力される被写体像を映像信号として出力する撮像手段と、前記映像信号を記録する手段とを具備する撮像装置において、撮影シーンを示唆する付加情報を入力あるいは登録する手段と、前記付加情報を前記映像信号と関連して記録する手段と、を具備ことにより、撮影シーンを示唆する付加情報を映像信号を関連づけて記録できる様に構成されているので、撮影時に記録した情報だけで、後で行われる検索や編集を効率的に実施できるという効果がある。
次の発明によれば、撮影シーンを示唆する付加情報は複数登録可能であり、前記付加情報を選択する付加情報選択手段を更に備えたことにより、設定された複数の付加情報から選択して付加情報を記録できる様に構成されているので、撮影時における操作を複雑にすることなく、効果的な付加情報を記録できるという効果がある。
次の発明によれば、前記付加情報選択手段は、前記映像信号の記録中に操作可能であり、前記付加情報は前記映像信号の記録位置と関連して記録する手段を具備することにより、撮影中であっても付加情報を選択でき、映像信号の記録位置に関連づけて記録する様に構成されているので、一つの映像ストリームに対して、シーン毎に複数の付加情報を記録でき、ひいては後で行われる検索や編集をより効率的に実施できるという効果がある。
次の発明によれば、記録の開始と停止を指示するためのユーザー操作検出手段を具備し、前記付加情報選択手段は前記ユーザー操作検出手段と兼用してなることにより、付加情報の選択操作を入力する操作部を、記録の開始と停止を指示する操作部と兼用する様に構成されているので、撮影結果に影響を及ぼすことなく、付加情報の選択を行う事ができるという効果がある。
次の発明によれば、前記付加情報毎に記録された累計時間を計時する計時手段と、前記累計時間を表示する手段と、を具備することにより、付加情報毎の累積記録時間を表示する様に構成されているので、同一シーンに偏らないバランスの良い撮影結果が得られるという効果がある。
次の発明によれば、前記付加情報毎に予定している総記録時間を入力しあるいは登録する手段と、前記予定している総記録時間を表示する手段とを具備することにより、利用者があらかじめ計画した記録時間を表示する様に構成されているので、利用者の撮り忘れを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮像装置のブロック構成図である。
【図2】レリーズSWの構成図である。
【図3】表示例を示す画像構成図である。
【図4】動作フローチャートAである。
【図5】動作フローチャートBである。
【図6】動作フローチャートCである。
【図7】動作フローチャートDである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ、2 システム制御部、3 撮像部、4 画像処理部、5表示制御部、6 LCD、7 記録メディアインターフェイス部、8 記録メディア、9 ハードキーインターフェイス部。

Claims (6)

  1. 光学系を介して入力される被写体像を映像信号として出力する撮像手段と、前記映像信号を記録する手段とを具備する撮像装置において、
    撮影シーンを示唆する付加情報を入力あるいは登録する手段と、前記付加情報を前記映像信号と関連して記録する手段と、を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影シーンを示唆する付加情報は複数登録可能であり、前記付加情報を選択する付加情報選択手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記付加情報選択手段は、前記映像信号の記録中に操作可能であり、前記付加情報は前記映像信号の記録位置と関連して記録する手段を具備することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 記録の開始と停止を指示するためのユーザー操作検出手段を具備し、前記付加情報選択手段は前記ユーザー操作検出手段と兼用してなることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記付加情報毎に記録された累計時間を計時する計時手段と、
    前記累計時間を表示する手段と、を具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記付加情報毎に予定している総記録時間を入力しあるいは登録する手段と、前記予定している総記録時間を表示する手段とを具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の撮像装置。
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