JP4677309B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影した映像を記録媒体に記録すると共に、撮影した映像を確認する記録レビュー機能を有するビデオカメラ等の撮像装置に関する。
従来、撮像して得た映像データを、磁気テープやメモリカードなどの記録媒体に記録し再生するビデオカメラ等の撮像装置が知られている。この種の撮像装置には、記録を停止した状態で、記録停止位置から所定時間前に記録された映像データを自動的に再生して表示する記録レビュー機能を持つものがある。
例えば、記録媒体として磁気テープを用いた場合には、記録レビューの指示があると、記録停止位置より所定時間、例えば数秒分、テープを巻き戻して再生を開始し、記録停止位置まで再生すると自動的に再生を停止する。
また、記録媒体としてディスク媒体やメモリカード等を用いた場合、最後に記録した画像ファイルの先頭、あるいは最終記録データから数秒前のデータから再生を開始し、ファイルの最後まで再生すると自動的に再生を停止する。
また、記録レビューの際に、テープやディスク、あるいはメモリカード等の記録媒体からデータを読み出すのではなく、内蔵メモリに格納しておいた記録レビュー用の映像を読み出して表示する撮像装置も知られている(例えば、下記特許文献1、特許文献2参照)。これらの撮像装置では、内蔵メモリを使用して記録レビュー機能を実現することで、記録レビューを高速に開始し、記録レビュー中に録画開始が可能になる。
特開2001−117163号公報 特開2000−350135号公報
しかしながら、記録レビュー専用の内蔵メモリを設けることで、コストアップとなってしまう。
また、前述の様に、ディスクやメモリカードに対して画像データを記録する場合、ファイル形式で記録することが多い。そのため、記録レビュー時にはファイルのオープン、クローズの処理が発生するため、処理が複雑になる。
しかも、近年では、動画像データをMPEG等の可変長符号化方式で符号化してディスクに記録する装置が登場している。この様にMPEG符号化された映像データをファイルの途中から記録レビュー再生するためには、I(イントラ)フレーム等の特定のデータを検索する必要があり、処理が一層複雑になってしまう。そのため、高速な記録レビューが困難である。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、コストダウンを図りながら、高速に記録レビューを開始することができる撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の撮像装置は、撮像手段と、所定時間分の映像データを記憶可能なメモリと、前記撮像手段から出力された映像データを処理して前記メモリに対して順次書き込む信号処理手段と、記録開始の指示に応じて、所定量の前記映像データが前記メモリに蓄積されたタイミングで前記メモリから前記映像データを読み出して記録媒体に記録する記録処理手段と、表示装置に対して映像データを表示させる表示処理手段とを備え、前記記録開始の指示に応じて前記信号処理手段により前記メモリに対する前記映像データの蓄積を開始すると共に記録停止の指示があるまで順次前記メモリに対して前記映像データを蓄積し、前記記録媒体に対する映像データの記録中に前記映像データを前記記録媒体に記録できない状態となり、その後、記録できる状態となると前記記録処理手段により前記メモリから前記映像データを読み出して前記記録媒体に記録し、前記記録停止の指示があると、前記記録処理手段による前記映像データの記録を停止すると共に前記記録停止の指示の際に前記メモリに蓄積されていた前記所定時間分の映像データを前記メモリに保持させ、前記映像データの記録停止中に記録レビューの指示があると、前記メモリに保持されている映像データを読み出して前記表示処理手段により前記表示装置に表示させることを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、コストダウンを図りながら、高速に記録レビューを開始することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。図2は、撮像装置が備える液晶パネルの正面図である。この撮像装置は、装置全体を制御する制御回路107を備える。また、この撮像装置は、撮像記録を指示するRECボタン111と、記録レビューを指示するRECレビューボタン112とを備える。
図1に示すように、撮像手段であるCCD101から撮像により入力された映像は映像信号処理102でデジタルデータに変換される。信号処理手段としての映像信号処理102を経たデジタルの映像データは、表示処理手段としての合成回路109を介して液晶パネル110(表示装置)の大画面110aにモニタ表示される(図2参照)。さらに、RECボタン111が押下された場合は、映像信号処理102を経たデジタルの映像データは、CODEC103によって、MPEG方式に符号化されると共に記録可能なデータに変換され、記録処理手段としての記録再生制御回路105の制御により、記録媒体としての記録メディア106に書き込まれる。それと並行して、CODEC103からのデータは、メモリ104にも保存され、保存内容が常に更新される。そして、メモリ104に対して所定量の映像データが蓄積された所定のタイミングで映像データを読み出し、記録メディア106に書き込む。この様に、通常、メモリ104から記録メディア106に対しては間欠的にデータを書き込んでいる。
記録メディア106としては、DVD、CD、ブルーレイディスク等が採用される。映像データを記録する記録メディアが、記録メディア106のようにディスクである場合、外乱等によって記録メディア106に対し、書き込むべき所定のタイミングでデータを書き込めなくなることがある。
ここで、従来の撮像装置であれば、そのような外乱発生時等にだけ、CODEC103からのデータをメモリ104に蓄積し、すなわち、ショックプルーフ用にデータをメモリ104に退避していた。そして、外乱が収まりディスクへデータが書き込めるようになると、メモリ104に退避したデータをディスクへ書き込む。このようにして外乱の影響を防ぐためメモリ104が利用される。このような機能を果たす場合、メモリ104は、一般的にショックプルーフメモリと呼ばれ、外乱がないときにはデータの書き込みはすぐに行われるため、メモリ104はほとんど使用されない。
これに対して、本実施の形態では、後述するように、メモリ104には、記録メディア106に書き込まれる映像データと同じ映像データの最新部分を常に記録していく。そして、記録ポーズの指示があった後もこのメモリ104に蓄積された映像データをそのまま保持しておく。
一方、記録メディア106に記録された撮影データの再生時には、記録再生制御回路105により、記録メディア106から撮影データが読み出され、CODEC103によって元の映像に変換されて、メモリ108及び合成回路109を介して液晶パネル110の大画面110aにモニタ表示される(図2参照)。
次に、本実施の形態における記録レビュー時の動作について説明する。
まず、本実施の形態との比較のため、図3で、記録メディアがファイルシステムをもったディスクである撮像装置において、メモリ104に相当する内蔵メモリを使用せずに記録レビューする場合の処理を説明する。
図3は、内蔵メモリを使用しない記録レビューの処理の流れを示す図である。
まず、録画開始が指示されると、記録メディア106にファイルAが作成、オープンされ、ファイルAに映像データが追記されていく。録画停止指示が出されると、撮像装置はファイルAをクローズし、記録(REC)ポーズ状態となる。このとき、RECレビューボタン11が押されると、撮像装置は、記録メディア106におけるファイルAの最後の部分から所定の時間だけ前にさかのぼり、再生をはじめる(記録レビュー開始)。そして、そのまま記録レビュー再生を続け、記録ポーズ位置まで再生すると、ファイルの再生を止め、記録ポーズ状態にもどる(記録レビュー終了)。その状態以降に、録画が開始された場合には、記録メディア106にファイルBが新たに作成され、映像データがファイルBに書き込まれていく。
このような、内蔵メモリを使用しない記録レビュー処理では、記録レビュー再生をするために記録メディア106内のシークを行い、ファイルAをオープンし、且つ、記録レビュー終了時にはファイルAをクローズする必要があるので、処理が複雑となる。
次に、本実施の形態における、ショックプルーフメモリを用いた場合の記録レビュー動作について説明する。
図4は、ショックプルーフメモリであるメモリ104を、記録レビュー用のデータ記録にも利用した記録レビューの処理の流れを示す図である。図5は、メモリ104の記録内容の概念図である。
内蔵メモリを使用しないときと同様に、録画が開始されると、記録メディア106にファイルAが作成され、ファイルAにデータが書き込まれるが、それと同時にメモリ104にも同じデータが書き込まれていく。
通常、記録メディア106よりメモリ104の方が記録可能な容量が小さいため、ファイルAを全てメモリ104に保存しておくことは出来ない。そこで、図5に示すように、メモリ104の空き領域がなくなったら、再びメモリ104の先頭から上書きを行い、古いデータを順次、新しいデータで書き換えていく。このようにすることで、記録レビューに必要な最新データである、ファイルAの最後の所定の時間分のデータが常にメモリ104に保持されることになる。
本実施の形態では、メモリ104に記録される映像データは、外乱発生時のショックプルーフ用データとしても利用可能なデータである。すなわち、メモリ104に記録される同一のデータを、ショックプルーフと記録レビューとに利用する。
図4において、記録(REC)ポーズ時には、メモリ104にはファイルAの最後からメモリ104の容量分のデータが保存されている。
この記録ポーズ状態でRECレビューボタン112が押されると、撮像装置はメモリ104に保存されているデータを読み出し、記録プレビュー再生していく。メモリ104に保存されているデータの全ての再生が終わったならば、記録ポーズ位置とみなすことができるので、撮像装置は記録ポーズ状態に移行する。その状態から録画が開始された場合には、記録メディア106にファイルBが新たに作成され、映像データがファイルBに書き込まれていく。この場合もファイルAと同様に、ファイルBに書き込むデータをメモリ104にも保存していく。
以上の手順によると、記録レビュー用のデータはメモリ104から読み出すので、記録メディア106内のファイルAをオープンする必要がなく、シークする必要もないため、簡易な処理で高速な記録レビューが可能となる。
ところで、記録レビューによる表示の際には、メモリ104から撮影データが読み出され、CODEC103によって元の映像に変換されて、メモリ108及び合成回路109を介して液晶パネル110に表示される。その際、合成回路109により、撮像映像と記録レビュー映像とが合成されて、図2に示すように一緒に表示される。
すなわち、映像信号処理102からの撮像映像が大画面110aにモニタ表示されると共に、メモリ104からの記録レビュー映像が大画面110a内の子画面110bに表示される。これにより、記録レビュー中でもCCD101からの映像を確認することができ、RECボタン11を操作して、記録レビュー中に記録を開始する際の撮像映像の確認が容易となる。なお、記録レビュー中における記録の再開の処理については、図7、図8で詳述する。
従来、一般に、ショックプルーフとして利用されるショックプルーフメモリは、外乱等のない定常状態では使用されずに空の状態である。そして、外乱等が発生し、本来の記録メディアに書き込みが出来ないような場合に、その期間だけ、ショックプルーフメモリにデータを退避し、外乱が収まってから本来の記録メディアに書き込みを行う。そこで、本実施の形態では、外乱が発生していないときにはショックプルーフメモリがほとんど使用されないことに着目し、ショックプルーフ用に用いなくてもよい期間、記録プレビュー用にメモリ104を有効利用するものである。
すなわち、本実施の形態では、記録メディア106においてファイルA、ファイルBに映像データを記録している最中に外乱が発生し、書き込むことができなくなった場合だけでなく、ファイルA、ファイルBに映像データを記録しているときにも同じ処理を続ける。すなわち、メモリ104にも映像データを保存する。外乱が生じて記録メディア106への書き込みができない状態から、外乱が収まり、記録メディア106への書き込みができるようになったら、メモリ104から映像データを読み出して記録メディア106へ書き込みを行うことで、ショックプルーフ機能を実現する。
従って、記録レビュー用のデータとショックプルーフ用のデータが同じものでよく、ショックプルーフの機能は既存の処理にてそのまま実現可能であり、ショックプルーフメモリを利用した記録レビューを行うことができる。
本実施の形態によれば、記録レビューのデータを、記録メディア106ではなく、内蔵のメモリ104から読み出すので、記録レビューの高速化及び記録レビュー中の録画開始を可能にすることができる。また、メモリ104にショックプルーフ用に記録される最新の映像データを、記録レビューにも利用するので、メモリ104が記録レビュー用のバッファを兼ねる。すなわち、記録レビュー専用のバッファメモリを設けなくてもよい。よって、ショックプルーフ用と記録レビュー用とで用いるメモリを共通化して、構成を簡単にすると共にコストダウンを図ることができる。さらに、ショックプルーフ用の映像データを記録レビューに利用することで、既存のショックプルーフ機能の処理を利用でき、構成がいたずらに複雑化しない。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、ショックプルーフ用のデータを記録レビュー用のデータとして用いる手法を採用した。そのため、記録レビュー用のデータがショックプルーフ用のデータと同じでなければならない。しかし、記録レビュー用のデータはできるだけ長い時間保存できた方がよい。そこで、本発明の第2の実施の形態では、ショックプルーフ用のデータと記録レビュー用のデータとで異ならせながらも、メモリ104を、ショックプルーフ用と記録レビュー用とに兼用する手法を採用する。従って、全体構成は図1に示す通りであり、処理の内容が第1の実施の形態と異なる。
本実施の形態では、ショックプルーフ専用のデータとしては、第1の実施の形態におけるメモリ104に記録されるデータと同じである。一方、メモリ104に記録される記録レビュー専用のデータとしては、例えば、MPEG方式におけるI(イントラ)フレームのみが採用される。あるいは、CODEC103によるエンコード前の映像データを、解像度を落とす等の間引き処理を行ったデータであってもよい。このようにして、できるだけ多くのデータを保存できるようにする。MPEG方式以外の、予測符号化方式を使用する場合には、フレーム内符号化方式で符号化されたフレームのデータのみを蓄積するようにする。
このような、異なる種類のデータを1つのメモリ104に記録するためには、記録再生制御回路105による記録制御に工夫が必要である。以下、これを説明する。
図6(a)〜(c)は、本実施の形態におけるメモリ104の記録内容の概念図である。まず、外乱等のない定常状態での録画時には、映像データは、記録メディア106に直接書き込まれると共に、記録レビュー専用のデータがメモリ104に記録される。メモリ104内の記録レビュー用のデータは常に更新され、最新の内容となっている(図6(a)参照)。ただし、ここで記録されるデータは、ショックプルーフ用には利用できない。そして、記録レビューが指示されたときは、メモリ104の記録レビュー用のデータを読み出して、記録レビュー表示を行う。
しかし、もし、外乱が発生し、記録メディア106への書き込みが出来なくなった場合には、記録レビュー用のデータのメモリ104への保存を一時停止し、代わりにショックプルーフ用のデータを書き込む。その後、外乱が収まり、記録メディア106への記録が可能になったら、メモリ104からショックプルーフ用のデータを読み出すと同時に、メモリ104への記録レビュー用のデータの保存を再開する。
例えば、記録レビュー用のデータをメモリ104の位置a(図6(a)参照)まで保存しているときに、外乱が発生し記録メディア106への書き込みができなくなった場合は、記録レビュー用のデータの保存を位置aで一時停止する。そして、直ちに、ショックプルーフ用のデータを位置aから書き込んでいくことで、記録メディア106に書き込めなかったデータを退避させていく(図6(b)参照)。
その後、位置bまでショックプルーフ用データを書き込んだときに、外乱が収まりディスクへ書き込み可能になると、位置aから位置bまでのショックプルーフ用データを記録メディア106に書き込んでいく。これにより、ショックプルーフ機能が果たされる。記録メディア106に書き込まれるにつれて、メモリ104の位置a以降に空きが生じるので、位置aから、記録レビュー用のデータを保存していく(図6(c)参照)。
このように制御することで、ショックプルーフ用のデータと記録レビュー用のデータが異なっている場合でも、ショックプルーフの機能と記録レビューの機能を両立させることができる。
ところで、外乱が長く続くと、記録レビューできる時間が短くなっていき、保存している記録レビュー用のデータが所定の時間より短くなってしまう場合がある。その場合は、メモリ104からの記録レビューではなく、従来と同様に記録メディア106から一旦メモリ104にリードして、記録レビューを行うこともできる。
本実施の形態によれば、ショックプルーフ用と記録レビュー用とで用いるメモリを共通化して、構成を簡単にすると共にコストダウンを図ることに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。しかしそれだけでなく、外乱等がないときは、メモリ104を専ら記録レビュー用に利用する一方、外乱等により所定のタイミングでデータを記録できない場合は、ショックプルーフ用に利用することを優先させる。これにより、定常状態における記録レビュー機能を確保しつつも、外乱等の発生時においても映像データの確実な記録を確保することができる。
また、記録レビュー専用のデータで記録レビューを行い、メモリ104にはMPEG方式におけるIフレームのみの映像データが保存される。これにより、記録メディア106にMPEG方式で記録する場合でも、Iフレームを探す等の処理をする必要がなくなる。従って、記録レビュー時における特定のデータ検索の処理を不要として、記録レビュー時の処理を簡単にし、記録レビューを高速化することができる。
次に、上記第1、第2の実施の形態において、記録レビュー中に録画を再開する処理を説明する。
記録レビューにメモリ104を使用することで、ほとんどの場合、記録レビュー中には記録メディア106へのアクセスが発生しなくなり、記録メディア106は記録ポーズ状態のままであるため、記録レビュー中に瞬時に録画を再開することができる。
また、記録レビュー中に録画を再開した場合でも、記録レビュー用のデータはメモリ104から読み出されるため、記録レビュー表示をそのまま続けることができる。従って、このようなことができることで、録画を再開した時点での映像の切り替わり部分を記録レビューとして表示させ、確認することが可能となる。また、フェードイン、フェードアウト等の再生効果等を設定している場合には、その再生効果を記録レビューに反映させることで、再生効果も含めて切り替わり部分を確認することができる。以下、このような機能の実現を、特に、第1の実施の形態に適用した場合を例にとって図7と図8を用いて説明する。
図7は、第1の実施の形態において、記録レビュー中に録画を再開する処理の流れを示す図である。図8(a)〜(d)は、第1の実施の形態において、記録レビュー中に録画を再開する処理の際におけるメモリ104の記録内容の概念図である。
録画が開始されると記録メディア106にファイルAを作成、オープンし、映像データの書き込みが始まる。それと並行して、メモリ104にもデータが保存されていく(図7参照)。そして、ユーザによって録画が一時停止されると、撮像装置は記録ポーズ状態となり、ファイルAをクローズする。この時点で、メモリ104にはファイルAの最後の部分の所定秒数だけデータが保存されている。このとき、メモリは図8(a)に示すように、ファイルAの最新部分のデータでいっぱいになっている。
この状態で、RECレビューボタン112が押されると、撮像装置はメモリ104からデータを読み出し(リード)、再生をはじめる。すなわち、上述したのと同様に、図2に示すように、CCD101から映像信号処理102を経由する撮像映像が大画面110aにモニタ表示されると共に、記録レビュー映像が子画面110bに表示される。記録レビューのために読み出されたデータは順次消去されていく。従って、記録レビューでファイルAが途中まで再生された時点では、図8(b)に示すように、メモリ104にはファイルAの再生が終わった部分に空きができる(図8(b)の位置cより上部分)。
そして、図8(b)に示すような、記録レビューが全部終わっていない時点で、ユーザにより記録開始(再開)指示が出されたとする。この場合、記録が開始されるが、記録レビュー画面はそのまま表示し続ける。すなわち、位置c以降の残り部分の記録レビューを継続する。従って、撮像装置はファイルBを新たに作成、オープンし、書き込みをはじめ、それと同時に、図8(c)に示すように、記録レビューによってメモリ104の空きが出来た部分(図8(c)の位置eより上の部分)にも、ファイルBのデータを保存していく。
ここで、メモリ104は、図8(c)に示すように、ファイルAが記録レビュー再生されるたびにその部分が空き領域となり、それと並行して、メモリ104の空いた部分にファイルBが順次書き込まれていく(図8(c)の位置dより上の部分)。
そして、ファイルAの記録レビューが全部終わった時点で、メモリ104は、図8(d)に示すように、ファイルBのデータのみとなり、やがて、ファイルBの最新のデータでいっぱいとなる。
ここで、ファイルAとファイルBを続けて再生した状態を記録レビューとして確認するために、ファイルAの記録レビューに続けて、ファイルBの記録レビューを行う。ファイルAの記録レビュー終了時点で、メモリ104には、ファイルBのデータが保存されているため、ファイルAと同様の処理でファイルBの記録レビューを行うことができる。その際、事前にユーザによって再生効果が設定されている場合には、その再生効果をかけて記録レビュー画面に表示する。
このままだと、次に記録ポーズ指示があるまで、ファイルBの記録レビューが終了するきっかけがない。そこで、ファイルBの記録レビュー開始後、所定の秒数が経過したら、記録レビュー画面を自動的に消去するようにする。あるいは、RECレビューボタン112が再び押されたときに記録レビュー画面を消去する処理を行うようにしてもよい。
このような、図7、図8の処理により、記録レビュー中に録画が開始されたときに、続けて録画を行ったデータとのつながりの部分を記録レビュー画面で確認することができる。しかも、つなぎ部分に再生エフェクトが設定されている場合には、その再生エフェクトも含めて記録レビューとして確認することができる。従って、記録レビュー中における撮像再開時点における映像の切り替わりシーンを、再生効果を含めて記録レビューで確認することができる。
なお、記録レビュー中に録画を再開する処理(図7、図8)は、上記第2の実施の形態にも適用できる。その場合は、メモリ104内の、ショックプルーフ用のデータが記録されている領域以外の領域について、図7、図8で説明したのと同様の処理を行えばよい。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 撮像装置が備える液晶パネルの正面図である。 内蔵メモリを使用しない記録レビューの処理の流れを示す図である。 ショックプルーフメモリであるメモリを、記録レビュー用のデータ記録にも利用した記録レビューの処理の流れを示す図である。 メモリの記録内容の概念図である。 本発明の第2の実施の形態におけるメモリの記録内容の概念図である。 第1の実施の形態において、記録レビュー中に録画を再開する処理の流れを示す図である。 第1の実施の形態において、記録レビュー中に録画を再開する処理の際におけるメモリの記録内容の概念図である。
符号の説明
101 CCD(撮像手段)
104 メモリ
106 記録メディア(記録媒体)
110 液晶パネル(表示装置

Claims (3)

  1. 撮像手段と、
    所定時間分の映像データを記憶可能なメモリと、
    前記撮像手段から出力された映像データを処理して前記メモリに対して順次書き込む信号処理手段と、
    記録開始の指示に応じて、所定量の前記映像データが前記メモリに蓄積されたタイミングで前記メモリから前記映像データを読み出して記録媒体に記録する記録処理手段と、
    表示装置に対して映像データを表示させる表示処理手段とを備え、
    前記記録開始の指示に応じて前記信号処理手段により前記メモリに対する前記映像データの蓄積を開始すると共に記録停止の指示があるまで順次前記メモリに対して前記映像データを蓄積し、前記記録媒体に対する映像データの記録中に前記映像データを前記記録媒体に記録できない状態となり、その後、記録できる状態となると前記記録処理手段により前記メモリから前記映像データを読み出して前記記録媒体に記録し、
    記記録停止の指示があると、前記記録処理手段による前記映像データの記録を停止すると共に前記記録停止の指示の際に前記メモリに蓄積されていた前記所定時間分の映像データを前記メモリに保持させ、前記映像データの記録停止中に記録レビューの指示があると、前記メモリに保持されている映像データを読み出して前記表示処理手段により前記表示装置に表示させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記表示処理手段は、前記記録レビューの指示があると、前記撮像手段から出力された映像データと前記メモリから読み出された映像データとを合成して前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示処理手段が、前記記録レビューの指示に応じて前記メモリから読み出された映像データを前記表示装置に表示させているときに記録開始の指示があると、前記信号処理手段が前記メモリに対して映像データの書き込みを開始して、前記記録処理手段が前記メモリから映像データを読み出して前記記録媒体への記録を開始することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
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