JP2000023903A - 蛍光診断用電子内視鏡装置 - Google Patents
蛍光診断用電子内視鏡装置Info
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- JP2000023903A JP2000023903A JP11113396A JP11339699A JP2000023903A JP 2000023903 A JP2000023903 A JP 2000023903A JP 11113396 A JP11113396 A JP 11113396A JP 11339699 A JP11339699 A JP 11339699A JP 2000023903 A JP2000023903 A JP 2000023903A
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Abstract
適正な蛍光診断用画像を得ることができる蛍光診断用電
子内視鏡装置を、提供する。 【解決手段】被写体に対して面順次方式にて撮像して得
られた通常観察画像データ及び被写体に対して励起光が
照射された時に得られた蛍光観察画像データは、夫々、
PCへ送られる。PCは、通常観察画像データから輝度
情報を抽出して第1の閾値よりも高い領域を抽出すると
ともに、蛍光観察画像データから第1の閾値よりも高い
第2の閾値よりも低い領域を抽出する。PCは、これら
抽出された両領域に含まれる領域を、異常領域を示す可
能性が高い領域として特定する。
Description
る自家蛍光に基づいて体腔内を撮像して、生体が正常で
あるか異常であるかの診断に供される画像データを出力
する蛍光診断用電子内視鏡装置に、関する。
ると、生体から蛍光が発せられることが知られている
(この蛍光は「自家蛍光」と言われる)。さらに、自家蛍
光の緑光領域の強度は生体の異常部位(腫瘍,癌)の方が
正常部位よりも低いので、画像として表されると、異常
部位が正常部位よりも暗く表示されることも、知られて
いる。
光を撮像し、生体が正常であるか異常であるかの診断に
供される自家蛍光画像を表示する蛍光診断用電子内視鏡
装置が、提案されている。その一例が、特開平9−70
384号において開示されたものである。
鏡装置では、自家蛍光が非常に微弱な光であることが考
慮され、電子内視鏡の先端部における対物光学系と撮像
素子との間に、自家蛍光を増幅するイメージインテンシ
ファイアが設けられている。従って、この蛍光診断用電
子内視鏡装置によると、イメージインテンシファイアに
よって増幅された自家蛍光の像が撮像素子によって撮像
されるので、明るい自家蛍光画像を得ることができる。
うに電子内視鏡の先端部にイメージインテンシファイア
が組み込まれると、この先端部の外径が大きくなってし
まう。この先端部は患者の体腔内に挿入される部位であ
るので、この先端部が太くなり過ぎると、患者に負担が
掛かる問題がある。また、イメージインテンシファイア
は比較的高価であるので、イメージインテンシファイア
を電子内視鏡の先端部に組み込むと、蛍光診断用電子内
視鏡装置全体のコストが上昇してしまう問題もある。
イアを用いなくても適正な蛍光診断用画像を得ることが
できる蛍光診断用電子内視鏡装置を、提供することであ
る。
決するために、以下の構成を採用した。
体に照射することによって生じる自家蛍光の画像を撮像
する撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された自家
蛍光画像のうち輝度値が所定範囲内である特定領域を検
出する検出部と、前記特定領域を示す画像信号を出力す
る表示制御装置とを、備えた蛍光診断用電子内視鏡装置
である。
光画像から特定領域を抽出し、表示制御装置がこの特定
領域を示す画像信号を出力するので、CRTや液晶ディ
スプレイ等の表示装置上でこの特定領域の形状及び位置
を示す画像が表示され得る。従って、検出部が抽出する
特定領域の輝度範囲を生体の異常部位から発せられる自
家蛍光の輝度が属する範囲に設定すれば、異常部位が特
定領域として表示される。このため、イメージインテン
シファイアを有していなくても、適正な蛍光診断用の画
像を蛍光観察用電子内視鏡装置の利用者(医師等)に提供
でき、利用者が適正に自家蛍光に基づく診断を行うこと
ができる。
ば、CPU(中央処理装置)のプログラム実行による機能
として構成でき、また、LSIやASIC等でも構成で
きる。
検出部が、自家蛍光画像のうち所定の第1の閾値よりも
高い輝度を持つ領域を抽出する第1抽出部と、前記第1
抽出部によって抽出された領域のうち所定の第2の閾値
よりも低い輝度を持つ領域を前記特定領域として抽出す
る第2抽出部とからなることを、特徴とする。
撮像装置が、可視帯域の照明光及び紫外帯域の励起光と
を切り替えて生体に照射する照明装置を有し、可視帯域
の照明光を照射された前記生体の通常観察画像及び前記
励起光が照射された前記生体の自家蛍光画像を夫々撮像
し、前記検出部が、前記通常観察画像から第1の閾値よ
り高い輝度領域を抽出し、前記自家蛍光画像から第2の
閾値より低い輝度領域を抽出し、前記通常観察画像から
抽出された領域のうち、自家蛍光画像から抽出された領
域にも含まれる領域を前記特定領域として検出すること
で、特定したものである。
表示制御装置が、前記特定領域のみが所定の色で示され
た蛍光観察画像を表示するための画像信号を出力するこ
とで、特定したものである。このように構成されると、
被写体となる生体に異常部位があれば、蛍光診断用画像
中において、その異常部位が特定領域として所定の色で
表示される。このため、装置利用者が容易に異常部位か
否かの診断を行うことができる。
表示制御装置が、前記通常観察画像のうち前記特定領域
のみを所定色で示すとともに前記特定領域以外をカラー
で示す蛍光観察画像を表示するための画像信号を出力す
ることで、特定したものである。蛍光観察画像は、その
全体がモノクロで表示されても良いし、特定領域以外が
疑似カラーで表示されても良い。但し、特定領域のみが
所定色で表示されるとともに特定領域以外がカラー表示
されるように構成すれば、診断がより容易になる。
撮像装置が、前記照明装置によって赤,緑,青の各照明光
を順番に前記生体に照射しつつ、各照明光が照射された
時の前記生体の通常観察画像を夫々撮像し、上記表示制
御装置が、前記各照明光が照射された時の前記生体の通
常観察画像に基づいてカラー画像を合成するとともに、
前記自家蛍光画像から前記特定領域のみを抽出した特定
領域画像を生成し、前記カラー画像上に前記特定領域画
像をスーパーインポーズしてなる蛍光観察画像を表示す
るための画像信号を出力することで、特定したものであ
る。
表示制御装置が、前記カラー画像と前記蛍光観察画像と
を同時に表示するための画像信号を出力することで、特
定したものである。このように構成されると、利用者が
二つの画像を対比観察することができるので、生体の正
常/異常の診断が容易に行われ得る。
表示制御装置が、前記通常観察画像を動画として表示す
るための画像信号を出力することで、特定したものであ
る。
おいて、操作者によって操作され、前記通常観察画像の
みを表示するための画像信号と前記通常観察画像及び前
記蛍光診断用画像を同時に表示するための画像信号とを
前記表示制御装置に対して切り替えさせるための切換信
号を生じるスイッチをさらに備えたことで、特定したも
のである。
施の形態を説明する。 〔電子内視鏡装置の構成〕図1は、本実施形態による蛍
光観察用電子内視鏡装置(以下、単に「電子内視鏡装
置」という)10の概略構成図である。図1において、
電子内視鏡装置10は、電子内視鏡11と、電子内視鏡
11に接続された光源装置12及びビデオプロセッサ1
3と、ビデオプロセッサ13に接続されたパーソナルコ
ンピュータ(PC)14及びモニタ15とから、構成され
ている。以下、これらの各装置の説明を、個別に行う。
み図示されているが、実際には、この挿入部の先端近傍
に設けられた湾曲部を湾曲操作するためのダイアルや各
種の操作スイッチが設けられた操作部,光源装置12に
接続されるライトガイド可撓管等、各種の部品から構成
されている。図1に図示された挿入部16は、被写体と
しての生体の体腔内に挿入されるパーツであり、この挿
入部16の先端には、軸方向に沿って少なくとも2本の
貫通孔が開けられた硬質部材からなる先端部(図示略)
が、固定されている。
開口には、夫々、対物光学系18及び配光レンズ21が
填め込まれている。この対物光学系18は、被写体の像
を形成する結像光学系であり、その後方(基端側)に
は、順番に、カットオフフィルタ19及び固体撮像素子
(CCD)17が固定されている。このカットオフフィ
ルタ19は、自家蛍光を励起するための励起光(紫外線)
が被写体に照射された際に、この被写体表面で反射して
対物光学系18を透過した励起光を遮光する。CCD1
7は、対物光学系18による被写体の結像位置に配置さ
れ、信号線17aを介してビデオプロセッサ13に接続
されている。このCCD17が対物光学系18による被
写体像を撮像して得た画像信号は、この信号線17aを
介してビデオプロセッサ13に入力され、このビデオプ
ロセッサ13によって処理される。
内視鏡11の図示せぬライトガイド可撓管及び操作部を
通って挿入部16に引き通されたライトガイドファイバ
バンドル(以下、「ライトガイド」という)20の出射端
面が配置されている。このライトガイド20の入射端面
は、光源装置12の内部に配置されるので、ライトガイ
ド20は、光源装置12から供給される照明光を挿入部
16の先端まで伝達する。このライトガイド20の出射
端面から出射された照明光は、配光レンズ21によって
広げられ、対物光学系18及びCCD17による撮像範
囲を照明する。
光を供給する装置であり、その内部には、白色光源22
が設けられている。白色光源22は、通常観察用の照明
光としての白色光を出射するランプと、このランプから
出射された白色光を収束するリフレクタとから、構成さ
れている。上記したライトガイド20の入射端面は、白
色光源22のリフレクタの光軸上において白色光が収束
される位置に配置されているので、白色光源22から出
射された照明光が効率よくこのライトガイド20に入射
する。
おける照明光の光路途中には、RGB回転フィルタ23
が配置されている。RGB回転フィルタ23は、等角度
の扇状の平面形状を有するとともに互いの間に遮光部を
挟んで配置されたR(赤),G(緑)及びB(青)の三色のカ
ラーフィルタを有しており、図示せぬモータによって等
速度で回転する。従って、RGB回転フィルタ23に組
み込まれた各カラーフィルタは、R,G,Bの順で、白色
光源22から発せられた照明光の光路に繰り返し挿入さ
れる。これによって、R光,G光及びB光の各照明光
が、ライトガイド20の入射端面に繰り返し入射され、
ライトガイド20を通って挿入部16の先端から出射さ
れ、配光レンズ21を介して被写体を照明する。そし
て、各照明光によって照明された被写体の対物光学系1
8による像(即ち、被写体像)をCCD17が撮像し、
ビデオプロセッサ13がカラー画像として合成する。こ
のようにして、いわゆるRGB面順次方式による撮像が
行われる。
光の励起光としての紫外線を出射するランプとこのラン
プから出射された励起光を収束するリフレクタとから構
成される光源(UV光源)24,このUV光源24から発
せられた励起光をライトガイド20の入射端面に導く第
1ミラー25及び第2ミラー26が、設けられている。
この第1ミラー25は、通常観察時には、UV光源24
から発せられる励起光の光路外に配置され、蛍光診断時
には、励起光の光路内に挿入され、励起光を第2ミラー
26へ向けて反射する。第2ミラー26は、通常観察時
には、白色光源22から出射される照明光の光路外に配
置され、蛍光診断時には、RGB回転フィルタ23とラ
イトガイド20との間における照明光の光路内に挿入さ
れて、白色光源22からの照明光を遮光するとともに、
第1ミラー25によって反射された励起光をライトガイ
ド20の入射端面へ向けて反射する。以上の構成によ
り、通常観察時にはRGB回転フィルタ23を経た照明
光(R光,G光,B光)がライトガイド20の入射端面に入
射し、蛍光診断時にはUV光源24から出射された励起
光がライトガイド20の入射端面に入射する。
を有している。この光源制御部27は、例えばPC14
からの指示に従って、ライトガイド20に入射される照
明光や励起光の光量を調整するとともに、白色光源2
2,RGB回転フィルタ23,第1ミラー25及び第2ミ
ラー26の動作を制御する。また、光源制御部27は、
RGBの各カラーフィルタが白色光源22から出射され
た照明光の光路を通過するタイミングを示す信号(同期
信号)を、PC14に与える。
接続されたスイッチSWを有している。スイッチSW
は、二つの出力端子T1,T2とこれら各出力端子T
1,T2に対して選択的に接触し得るスイッチ片に導通
した入力端子とからなるスイッチであるが、実際にはこ
のような構成のスイッチと等価な電子回路として構成さ
れる。このスイッチSWのスイッチ片は、通常観察時に
は出力端子T1と接触し、蛍光診断時には出力端子T2
と接触する。スイッチSWの出力端子T1は、アナログ
/デジタル変換器(A/Dコンバータ)28の入力端子に
接続されている。
におけるCCD17の出力信号(画像信号)をアナログ・
ディジタル変換して、その出力端子に出力する。このA
/Dコンバータ28の出力端子は、Rメモリ29,Gメ
モリ30及びBメモリ31の夫々の入力端子に接続され
ている。
た際にCCD17から出力された画像信号(「R画像信
号」と称する)を格納する。また、Gメモリ30は、被
写体にG光が照射された際にCCD17から出力された
画像信号(「G画像信号」と称する)を格納する。また、
Bメモリ31は、被写体にB光が照射された際にCCD
17から出力された画像信号(「B画像信号」と称する)
を格納する。
ンプ32の入力端子に接続されている。このアンプ32
は、蛍光診断時にCCD17から出力された画像信号
(「F画像信号」と称する)を増幅して、その出力端子に
出力する。このアンプ32の出力端子は、A/Dコンバ
ータ33の入力端子に接続されている。このA/Dコン
バータ33は、アンプ32によって増幅されたF画像信
号をアナログ・ディジタル変換して、その出力端子に出
力する。このA/Dコンバータ33の出力端子は、Fメ
モリ34の入力端子に接続されている。このFメモリ3
4は、A/Dコンバータ33から出力されるF画像信号
を格納する。
リ31及びFメモリ34の各出力端子は、スキャンコン
バータ36に接続されている。このスキャンコンバータ
36の各出力端子は、PC14に接続されている。この
スキャンコンバータ36は、PC14から入力される同
期信号に従って、Rメモリ29,Gメモリ30,及び、
Bメモリ31に格納されたRGBの各画像信号を読み出
し、同期をとってPC14へ向けて出力する。同様に、
スキャンコンバータ36は、PC14から入力される同
期信号に従って、Fメモリ34からF画像信号を読み出
し、PC14へ向けて出力する。
コンピュータ(MIC)35を有している。このMIC3
5は、PC14に接続されるとともに、ビデオプロセッ
サ13の外部に設けられた外部スイッチ36aに接続さ
れている。また、MIC35は、スイッチSW,アンプ
32,Rメモリ29,Gメモリ30,Bメモリ31及びF
メモリ34の各制御端子にも接続されている。このMI
C35は、PC14からの制御命令に従って、スイッチ
SWのスイッチ片を出力端子T1及び出力端子T2の何
れか一方に対して選択的に接触させる。また、MIC3
5は、PC14からの制御命令に従って、アンプ32の
増幅率を調整する。また、MIC35は、PC14から
入力される同期信号に従って、各A/Dコンバータ2
8,33からの出力信号を、Rメモリ,Gメモリ,Bメモ
リ,Fメモリのうち、該当するメモリに格納する。
4に接続されたディジタル/アナログ変換器(D/Aコ
ンバータ)37を有している。D/Aコンバータ37
は、PC14から出力されるRGB画像信号をディジタ
ル・アナログ変換し、モニタ15に入力する。これによ
って、モニタ15には、アナログRGB画像信号に基づ
く被写体の画像が表示される。
力された各画像信号に対して更に画像処理を施すコンピ
ュータである。このPC14は、図2のブロックに詳細
に図示されているように、光源装置12の光源制御部2
7及びビデオプロセッサ13のMIC35に接続された
CPU(中央処理装置)38と、CPU38に接続された
ビデオキャプチャー39,メモリ部40及びVRAM
(ビデオRAM)41とから、構成されている。
ロセッサ13のスキャンコンバータ36から出力される
RGBの各画像信号,或いはF画像信号を一旦蓄積し、
CPU38からの指示に従ってメモリ部40に入力す
る。
39から出力されたRGBの各画像信号を格納するメモ
リM1(mem_RGB)の領域と、ビデオキャプチャー
39から出力されたF画像信号を格納するメモリMF
(mem_FL)の領域と、蛍光診断用画像の作成処理に
使用されるメモリM2(mem_RGB2)の領域とに区
別されたRAM(Random Access Memory)であり、CP
U38による処理に際して使用される。
たモニタ15に表示されるべき内容を示すデータ(RG
B画像信号)を保持し、CPU38からの指示に従っ
て、保持しているRGB画像信号をD/Aコンバータ3
7へ出力する。
y Memory)に格納された制御プログラムを実行すること
によって、光源制御部27,MIC35,ビデオキャプチ
ャー39,メモリ部40及びVRAM41の動作を制御
する。
る電子内視鏡装置の動作例を、PC14のCPU38に
よる処理に沿って説明する。
ーチン)を示すフローチャートであり、図4は、図3の
S8にて実行される蛍光診断用画像生成処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。図3に示された処理
は、光源装置12,ビデオプロセッサ13,及びPC14
の主電源が夫々投入されることをトリガに、スタートす
る。
装置12を通常観察状態にて動作させる旨の制御命令
を、光源制御部27に対して与える(S1)。すると、光
源装置12の光源制御部27は、UV光源24から出射
された励起光の光路外に第1ミラー25を待避させると
ともに、白色光源22から出射された照明光の光路外に
第2ミラー26を待避させる(図1の破線参照)。続い
て、光源制御部27は、白色光源22及びUV光源24
を点灯させるとともに、RGB回転フィルタ23を回転
させる。そして、光源制御部27は、RGB回転フィル
タ23の同期信号をCPU38に与える。CPU38
は、この同期信号をMIC35及びスキャンコンバータ
36に与える(S2)。また、CPU38が、スイッチS
Wのスイッチ片を出力端子T1に接触させる旨の制御命
令を、MIC35に与える(S3)。これによって、MI
C35が、スイッチSWのスイッチ片と出力端子T1と
を接触させる。
されることにより、白色光源22から白色照明光が出射
され、この白色照明光は、RGB回転フィルタ23を通
過することによってR光,G光,B光の各照明光となり、
順番に、ライトガイド20に入射される。そして、各色
の照明光は、ライトガイド20を通じて電子内視鏡11
の先端部まで伝達され、ライトガイド20の出射端面か
ら出射され、配光レンズ21によって拡散されつつ、被
写体(即ち、体腔内壁)を順番に照明する。
ると、被写体からの反射光が対物光学系18によってC
CD17の撮像面に被写体の像を結び、この被写体像が
CCD17によって撮像される。すると、CCD17か
ら、各照明光に基づく画像信号(R画像信号,G画像信
号,B画像信号)が、順次出力される。各画像信号は、信
号線17a,スイッチSWを経てA/Dコンバータ28
に入力され、A/Dコンバータ28によってアナログ・
ディジタル変換され、各メモリ29,30,31の入力
端子に入力される。この時、CPU38からの同期信号
に基づいてMIC35が各メモリ29,30,31の制
御端子に対して順番に制御信号を入力する。
9,30,31は、その時点でA/Dコンバータ28か
ら出力されている画像信号を取り込み、次の制御信号が
入力されるまでその画像信号を保持し続ける。従って、
R画像信号はRメモリ29に格納され、G画像信号はG
メモリ30に格納され、B画像信号はBメモリ31に格
納される。このようにして、Rメモリ29,Gメモリ3
0及びBメモリ31には、夫々、RGBの各画像信号が
1画面分記憶される。すると、スキャンコンバータ36
が、各メモリ29〜31からRGBの各画像信号を読み
出し、同期をとってPC14へ向けて出力する。このよ
うにしてPC14に送信されたRGBの各画像信号は、
PC14のビデオキャプチャー39に蓄積される。
ー39に蓄積されたRGBの画像信号を、順次、メモリ
部40のメモリM1に書き込む(S4)。その結果、メモ
リM1上では、夫々8ビットの輝度値であるR画像信
号,G画像信号及びB画像信号から各画素が構成される
24ビットRGB画像信号(通常観察画像のデータ)が、
合成される。
された通常観察画像のデータ(RGB画像信号)を読み出
してVRAM41に書き込む(S5)。続いて、CPU3
8は、VRAM41に格納されたRGB画像信号をD/
Aコンバータ37へ向けて出力させる(S6)。すると、
D/Aコンバータ37は、VRAM41から出力された
RGB画像信号をディジタル・アナログ変換し、モニタ
15に供給する。これによって、図5に示すように、モ
ニタ15の左側の表示領域には、照明光によって照明さ
れた際における被写体(生体)の画像,即ち、通常観察画
像が、カラー表示される。本実施形態では、VRAM4
1からは、例えば1/30秒毎に1画面分のRGB画像
信号が出力され、この画像信号に基づく画像がモニタ1
5に表示されるようになっている。このため、モニタ1
5の左側の表示領域には、通常観察画像が動画で表示さ
れる。
る。図5には、被写体の通常観察画像として、気管の管
空部Aと、気管の管壁部Bとからなる通常観察画像が示
されている。但し、実際には管壁部Bには腫瘍部位Cが
含まれているが、通常観察画像の輝度分布は図6に示す
通りであるので、この腫瘍部位Cは、通常観察画像では
正常部分と殆ど見分けがつかない。
10の動作を説明する。
オプロセッサ13のMIC35は、この投入によって生
じる信号(ON信号)を検出し、その旨をPC14(CP
U38)に通知する。一方、CPU38は、上記S1〜
S6の処理が終了する毎に、MIC35からON信号を
検出した旨の通知があったかを判定し(S7)、なかった
場合には処理をS1に戻し、あった場合にはS8におい
て、蛍光診断用画像作成処理を実行する。
診断用画像作成処理サブルーチンを示すフローチャート
である。このサブルーチンに入ると、CPU38は、最
初に、最新に得られた通常観察画像のデータ(RGB画
像信号)を、メモリM1に格納させる(S101)。ここ
では、メモリM1には、図5に示したのとほぼ同じ通常
観察画像のデータが、格納されたものとする。
光観察状態にて動作させる旨の制御命令を、光源制御部
27に与える(S102)。すると、光源装置12の光源
制御部27が、UV光源24からの励起光の光路内に第
1ミラー25を挿入するとともに、この第1ミラー25
によって反射された励起光をライトガイド20の入射端
面に向けて反射させる位置に第2ミラー26を移動させ
る。続いて、CPU38は、スイッチSWのスイッチ片
を出力端子T2に接触させるとともにアンプ32を起動
させる旨の制御命令を、MIC35に与える(S10
3)。これによって、MIC35は、スイッチSWのス
イッチ片を出力端子T2と接触させるとともに、アンプ
32の制御端子に制御信号を与える。
ことにより、UV光源24から出射された励起光が、第
1ミラー25及び第2ミラー26によって反射され、ラ
イトガイド20に入射される。そして、この励起光は、
ライトガイド20を通じて電子内視鏡11の先端部まで
伝達されて、ライトガイド20の出射端面から出射さ
れ、配光レンズ21によって拡散されつつ、被写体に照
射される。すると、被写体たる気管の生体組織から自家
蛍光が発せられる。このとき、生体組織の正常部位から
発する自家蛍光中の緑光帯域成分の強度は腫瘍部位Cか
ら発する自家蛍光中の緑光帯域成分の強度よりも高い。
写体からの光は、対物光学系18に入射し、カットオフ
フィルタ19を透過する。このカットオフフィルタ19
は紫外帯域の光をカットするので、自家蛍光成分のみが
カットオフフィルタ19を透過し、CCD17の撮像面
に被写体の像を結ぶ。これによって、CCD17は、励
起光が照射された際における被写体(生体)の画像,即
ち、自家蛍光画像を、撮像する。このとき、生体の正常
部位からの自家蛍光の強度は異常部位からの自家蛍光の
強度よりも高いので、図9に示されるように、CCD1
7の各画素のうち正常部位の像を撮像した画素の受光量
は、腫瘍部位Cの像を撮像した画素の受光量よりも大き
くなる。そして、CCD17は、これら各画素の受光量
に対応する画像信号(F画像信号)を出力する。
スイッチSWを通ってアンプ32に伝達され、このアン
プ32によって増幅され、A/Dコンバータ33にてア
ナログ・デジタル変換され、Fメモリ34に格納され
る。このようにして1画面分のF画像信号がFメモリ3
4に記憶されると、スキャンコンバータ36が、Fメモ
リ34内部のF画像信号をPC14へ向けて出力する。
これによって、F画像信号がビデオキャプチャー39に
蓄積される。
ー39に蓄積されたF画像信号(自家蛍光画像のデータ)
を、メモリMFに格納する(S104)。このようにし
て、ほぼ同一の撮像範囲について、メモリM1には通常
観察画像のデータ(RGB画像信号)が格納され、メモリ
MFには自家蛍光画像のデータ(F画像信号)が格納され
る。
M1に格納されているRGB画像信号(通常観察画像の
データ)における同じ画素についてのR画像信号の輝度
値,G画像信号の輝度値及びB画像信号の輝度値に対し
て所定のマトリックス演算を施すことによって、その画
素全体の輝度値(8ビットで表される二進値)を算出す
る(RGB−YCC変換)。CPU38は、このように
して全画素について夫々算出された輝度値(Y信号)を
メモリM2に書き込む(S105)。その結果メモリM2
に格納された画像信号は、図5及び図6に示されるよう
に、管空部Aの輝度が低く、腫瘍部位Cを含む管壁部B
の輝度が高いものとなる。
れている画像信号の各画素の輝度値を所定の第1閾値
(図6において破線で示される)と比較して、2値化す
る(S106)。即ち、CPU38は、第1閾値より輝度
値が低い画素の、当該輝度値を表す8個のビットを全て
“0”に書き換える。他方、第1閾値より輝度値が高い
画素の、当該輝度値を表す8個のビットを全て“1”に
書き換える。これによって、図7及び図8に示されるよ
うに、管空部Aと管壁部Bとが区分けされ、管壁部Bに
対応する画素のみが輝度値“11111111”を有す
るようになる。
うな輝度値(8ビットで表される二進値)の分布を有す
るF画像信号が、格納されている。そこで、CPU38
は、メモリM2に格納された各画素の輝度値を構成する
各ビットの値とメモリMFに格納された各画素の輝度値
を構成する各ビットの値とについて論理積(AND)演算
を行い、その演算結果をメモリMFに上書きする(S1
07)。これによって、図10及び図11に示すように、F
画像信号のうち管空部Aに対応する部分がマスクされ、
残りの管壁部B(腫瘍部位Cを含む)に対応する部分の
みが元の状態のままとなっている画像信号が、メモリM
Fに保持されるようになる。なお、このメモリMFに格
納された画像信号のうち管壁部Bを示す部分の輝度値
は、図11に示すように、正常部位の方が腫瘍部位Cより
も高くなっている。
れた画像信号の各画素の輝度値を所定の第2閾値(図11
において破線で示されるように第1閾値よりも大きい
値)と比較して、2値化する(S108)。即ち、CPU
38は、第2閾値よりも低いβ領域及びγ領域に輝度値
が存する画素の、当該輝度値を表す8個のビットを全て
“0”に書き換える。他方、第2閾値より高いα領域に
輝度値が存する画素の、当該輝度値を表す8個のビット
を全て“1”に書き換える。これによって、管壁部Bか
ら正常部位のみが抽出され、この正常部位のみが輝度値
“11111111”を有するようになる。
れた各画素の輝度値を構成する各ビットの値とメモリM
Fに格納された各画素の輝度値を構成する各ビットの値
とについて排他OR演算を行い、その演算結果をメモリ
M2に上書きする(S109)。これによって、図12及び
図13に示されるように、腫瘍部位Cの形状及び位置を示
す画像信号が、メモリM2に保持されるようになる。
されている画像信号(通常観察画像のデータ)をVRAM
41の左側の領域に書き込む(S110)。次に、CPU
38は、通常観察画像の静止画像と自家蛍光の強度に基
づいて判定された腫瘍部位Cの画像(輝度値がβ領域に
属する画素からなる特定領域を示す画像)とを合成した
画像(通常観察画像中に特定領域を青色でスーパーイン
ポーズした画像)を、生成する。即ち、CPU38は、
メモリM2に格納されている画像信号中の輝度値が“1
1111111”である画素(腫瘍部位Cに属する画
素)をメモリM1にマッピングし、メモリM1上におい
て、マッピングされた画素のカラーを例えばB(青)に設
定する(S111)。これにより、メモリM1上では、通
常観察画像のうちの腫瘍部位C(異常部位)に対応する
領域が青で示された蛍光診断用画像の静止画データが、
生成される。そして、CPU38は、メモリM1に格納
された蛍光診断用画像のデータをVRAM41の右側の
領域に書き込む(S112)。 以上のようにしてVRA
M41全体が画像データで満たされると、CPU38
は、VRAM41の格納内容(モニタ15に表示すべき
画像を示す画像データ)を、D/Aコンバータ37へ向
けて出力する(S113)。
ータ37を経てモニタ15に供給される。これによっ
て、モニタ15の右側の表示領域に、腫瘍部位Cを青で
示した蛍光診断用画像の静止画が表示される。
ビデオプロセッサ13を通常観察状態にて動作させる旨
の制御命令を、光源制御部27及びMIC35に与え
(S114)、このサブルーチンを終了させる。S114
の制御命令を受けたMIC35は、スイッチSWのスイ
ッチ片を出力端子T1と接触させる。また、光源制御部
27は、第1ミラー25及び第2ミラー26を照明光及
び励起光の光路から退避させる。これによって、電子内
視鏡装置10が再び通常観察時の状態となり、図14に
示すように、モニタ15の左側の表示領域に表示される
通常観察画像が動画となる。 〔電子内視鏡装置の使用例〕次に、上述した電子内視鏡
装置10の使用例を説明する。最初に、電子内視鏡装置
10の操作者は、光源装置12,ビデオプロセッサ13,
PC14及びモニタ15の電源を投入する。これによっ
て、PC14のCPU38が図3に示したメインルーチ
ンを実行し、モニタ15の左側の表示領域には、被写体
の通常観察画像が表示される。
部16を体腔内に挿入し、モニタ15に表示される通常
観察画像を観察しながら腫瘍部位Cと予想される部位を
探索する。
ニタ15に表示されると(図5参照)、操作者は、外部ス
イッチ36aを投入する。すると、PC14のCPU3
8は、図4に示した蛍光診断用画像生成処理を実行す
る。これによって、モニタ15の右側の表示領域に蛍光
診断用画像が表示される。
た領域がある場合には、腫瘍部位Cと予想される部位が
実際に腫瘍部位である可能性が高く、青で表示された領
域がない場合には、腫瘍部位Cと予想される部位が正常
部位である可能性が高い。そして、操作者は、通常観察
画像と蛍光診断用画像とに基づいて、腫瘍部位Cと予想
される部位が実際に腫瘍部位か否かの診断を行う。 〔実施形態の効果〕本実施形態の電子内視鏡装置10に
よると、操作者が腫瘍部位Cと予想される部位にて外部
スイッチ36aを投入すれば、PC14のCPU38
が、自家蛍光の強度の相違に基づいて、自家蛍光画像か
ら腫瘍部位C(輝度値がβ領域に属する画素からなる部
位)を抽出し、腫瘍部位Cが青で表示された蛍光診断用
画像をモニタ15に表示させる。このため、操作者は、
腫瘍部位Cと予想される部位が実際に主要部であるか否
かを適正に診断することができる。
よると、イメージインテンシファイアを有していなくて
も腫瘍部位Cを適正に示す蛍光診断画像をモニタ15に
表示させることができる。このため、電子内視鏡装置1
0の構成を簡易にでき、コストの低減を図ることができ
る。特に、イメージインテンシファイアを電子内視鏡の
先端部に配置する必要がないので、電子内視鏡の先端部
が太くなってしまうのを防止することができ、患者の負
担を軽減することができる。
された通常観察画像のうち腫瘍部位(自家蛍光画像にお
いて輝度値がβ領域に属している部位)に対応する領域
を青で示した蛍光診断用画像をモニタ15に表示させる
構成としたが、メモリMFに格納された自家蛍光画像の
うちの腫瘍部位(自家蛍光画像において輝度値がβ領域
に属している部位)を青で示した蛍光診断画像をモニタ
15に表示させるようにしても良い。
るCCD17の出力信号をアンプ32で増幅する構成と
したが、アンプ32の他にフレーム加算を用いてCCD
17の出力信号を増幅しても良い。
によれば、イメージインテンシファイアを有していなく
ても、適正な蛍光診断用の画像を得ることができ、蛍光
診断用電子内視鏡装置の構成を簡易にすることができる
とともに、コストの低減を図ることができる。
鏡装置の構成図
ンを示すフローチャート
チンを示すフローチャート
示例を示す図
ける輝度分布を示すグラフ
図
布を示すグラフ
表示例を示す図
おける輝度分布を示すグラフ
9)
て、東京医科大学の加藤治文教授より、生体の自家蛍光
を撮像し、生体が正常であるか異常であるかの診断に供
される自家蛍光画像を表示する蛍光診断用の電子内視鏡
装置が発案され、この発案に基づいて、本件出願人が開
発を推し進め、その結果として、生まれた一例が、特開
平9−70384号において開示されたものである。
Claims (9)
- 【請求項1】励起光を生体に照射することによって生じ
る自家蛍光の画像を撮像する撮像装置と、 前記撮像装置によって撮像された自家蛍光画像のうち、
輝度値が所定範囲内である特定領域を検出する検出部
と、 前記特定領域を示す画像信号を出力する表示制御装置と
とを備えたことを特徴とする蛍光診断用電子内視鏡装
置。 - 【請求項2】前記検出部は、自家蛍光画像のうち所定の
第1の閾値よりも高い輝度を持つ領域を抽出する第1抽
出部と、前記第1抽出部によって抽出された領域のうち
所定の第2の閾値よりも低い輝度を持つ領域を前記特定
領域として抽出する第2抽出部とからなることを特徴と
する請求項1記載の蛍光診断用電子内視鏡装置。 - 【請求項3】前記撮像装置は、可視帯域の照明光及び紫
外帯域の励起光とを切り替えて生体に照射する照明装置
を有し、可視帯域の照明光を照射された前記生体の通常
観察画像及び前記励起光が照射された前記生体の自家蛍
光画像を夫々撮像し、 前記検出部は、前記通常観察画像から第1の閾値より高
い輝度領域を抽出し、前記自家蛍光画像から第2の閾値
より低い輝度領域を抽出し、前記通常観察画像から抽出
された領域のうち、自家蛍光画像から抽出された領域に
も含まれる領域を前記特定領域として検出することを特
徴とする請求項1記載の蛍光診断用電子内視鏡装置。 - 【請求項4】前記表示制御装置は、前記特定領域のみが
所定の色で示された蛍光観察画像を表示するための画像
信号を出力することを特徴とする請求項1記載の蛍光診
断用電子内視鏡装置。 - 【請求項5】前記表示制御装置は、前記通常観察画像の
うち前記特定領域のみを所定色で示すとともに前記特定
領域以外をカラーで示す蛍光観察画像を表示するための
画像信号を出力することを特徴とする請求項3記載の蛍
光診断用電子内視鏡装置。 - 【請求項6】前記撮像装置は、前記照明装置によって
赤,緑,青の各照明光を順番に前記生体に照射しつつ、各
照明光が照射された時の前記生体の通常観察画像を夫々
撮像し、 前記表示制御装置は、前記各照明光が照射された時の前
記生体の通常観察画像に基づいてカラー画像を合成する
とともに、前記自家蛍光画像から前記特定領域のみを抽
出した特定領域画像を生成し、前記カラー画像上に前記
特定領域画像をスーパーインポーズしてなる蛍光観察画
像を表示するための画像信号を出力することを特徴とす
る請求項5記載の蛍光診断用電子内視鏡装置。 - 【請求項7】前記表示制御装置は、前記カラー画像と前
記蛍光観察画像とを同時に表示するための画像信号を出
力することを特徴とする請求項6記載の蛍光診断用電子
内視鏡装置。 - 【請求項8】前記表示制御装置は、前記通常観察画像を
動画として表示するための画像信号を出力することを特
徴とする請求項3記載の蛍光診断用電子内視鏡装置。 - 【請求項9】操作者によって操作され、前記通常観察画
像のみを表示するための画像信号と前記通常観察画像及
び前記蛍光診断用画像を同時に表示するための画像信号
とを前記表示制御装置に対して切り替えさせるための切
換信号を生じるスイッチをさらに備えたことを特徴とす
る請求項7記載の蛍光診断用電子内視鏡装置。
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