JP2003290130A - 自家蛍光を利用した診断システム - Google Patents

自家蛍光を利用した診断システム

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JP2003290130A
JP2003290130A JP2002103891A JP2002103891A JP2003290130A JP 2003290130 A JP2003290130 A JP 2003290130A JP 2002103891 A JP2002103891 A JP 2002103891A JP 2002103891 A JP2002103891 A JP 2002103891A JP 2003290130 A JP2003290130 A JP 2003290130A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子内視鏡を用い、自家蛍光を利用した診断
システムであって、電子内視鏡に使用されているCCD
の種類に応じて患部抽出のための画像処理を行う領域や
画像処理の方法を変更可能な診断システムを提供するこ
とである。 【解決手段】 診断システムが、電子内視鏡に備えられ
たCCDの種類を検知するCCD検出手段と、電子内視
鏡用プロセッサからのビデオ信号を処理して蛍光画像お
よび参照画像を取得しこの蛍光画像および参照画像を処
理して自家蛍光診断用のデータを生成する画像処理装置
とを有し、画像処理装置はCCD検出手段の検出結果に
応じて異なる画像処理を行う構成とすることにより、上
記問題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子内視鏡を用
い、自家蛍光を利用した診断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】生体組織に紫外線等の特定の波長の光
(励起光)を照射すると蛍光を発する傾向がある。この
現象を自家蛍光という。近年、がん細胞等の患部におい
ては自家蛍光に夜蛍光の光量が低下することが発見さ
れ、疾患の早期発見法として注目されつつある。
【0003】そこで、励起光を管腔内に照射し、蛍光を
内視鏡で観察する、自家蛍光診断が利用されつつある。
しかしながら、管腔奥の励起光があまり照射されていな
い部分も患部と同様に蛍光が弱くなる。管腔奥の組織と
患部とを区別するためには、可視光である参照光を照射
したときに得られた参照画像が利用される。参照画像に
おいては患部の有無に関わらず、参照光が強く照射され
てる部分は明るく、参照光があまり照射されていない部
分は暗くなる。従って、参照画像では明るいが蛍光画像
では暗くなる部分を画像処理によって抽出することによ
って患部の特定が可能となる。
【0004】このように、自家蛍光を用いた診断システ
ムにおいては、一般に画像処理によって患部を特定して
いる。このような画像処理は、ビデオ信号の形で出力さ
れる通常画像と参照画像とをディジタルデータとしてフ
レームバッファに取り込み、フレームバッファに取り込
まれた画像データをディジタル処理するものである。
【0005】このような画像処理は、一般に電子内視鏡
の撮像した映像をモニタにビデオ信号を出力する電子内
視鏡用プロセッサと接続され、このビデオ信号を受信し
てディジタル処理し、処理結果である患部が抽出された
画像をビデオ信号としてモニタに出力可能な蛍光観察用
プロセッサによって行われる。
【0006】電子内視鏡には気管用スコープ、胃用スコ
ープ、大腸用スコープなど様々な種類のものが実用化さ
れている。これら各種の内視鏡にはそれぞれ異なる仕様
のCCD(Charge-Coupled Device)が用いられてい
る。また、これらのCCDによる撮影画像はモニタの画
面いっぱいに表示されるわけではなく、モニタの画面上
のある矩形領域に表示されるよう構成されている。
【0007】従って、蛍光観察用プロセッサはこの矩形
領域内のみを画像処理して患部が抽出された画像を作成
するような構成とするのが処理速度の点等から好適であ
る。
【0008】しかしながら、CCDによる撮影画像が表
示される領域はCCDの種類によって異なるため、従来
の診断システムにおいては、画面全体を画像処理せざる
を得ず、高速な画像処理回路を必要としていた。
【0009】また、CCDの種類によって蛍光への感度
は異なるため、使用する内視鏡の種類によっては誤った
画像処理結果が得られる可能性があり、蛍光観察可能な
電子内視鏡の選択肢が狭かった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑み、電子内視鏡に使用されているCCDの種類に応じ
て患部抽出のための画像処理を行う領域を変更可能な診
断システムを提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は上記の問題に鑑み、電子内
視鏡に使用されているCCDの種類に応じて画像処理の
方法を変更可能な診断システムを提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の診断システムは、CCDを備えた電子内視
鏡と、電子内視鏡が観察する体腔内に励起光および参照
光を照射可能な蛍光観察用光源と、CCDからの映像信
号を処理してビデオ信号を出力する電子内視鏡用プロセ
ッサと、電子内視鏡に備えられたCCDの種類を検知す
るCCD検出手段と、電子内視鏡用プロセッサからのビ
デオ信号を処理して蛍光画像および参照画像を取得し、
この蛍光画像および参照画像を処理して自家蛍光診断用
のデータを生成する画像処理装置と、を有し、画像処理
装置はCCD検出手段の検出結果に応じて異なる画像処
理を行う。
【0013】好ましくは、画像処理装置はCCD検出手
段の検出結果に応じて、蛍光画像および参照画像のうち
画像処理を行う領域を変更する。例えば、画像処理を行
う領域は、CCDの受光面に相当する動画領域である。
【0014】また、好ましくは、画像処理装置はCCD
検出手段の検出結果に応じて、蛍光画像および/または
参照画像の補正方法を変更する。例えば、画像処理装置
は蛍光画像および/または参照画像をルックアップテー
ブルを用いて補正し、CCD検出手段の検出結果に応じ
て補正に用いるルックアップテーブルを変更する。或い
は、画像処理装置は蛍光画像および/または参照画像を
画像変換関数を用いて補正し、CCD検出手段の検出結
果に応じて補正に用いる画像変換関数を変更する。
【0015】また、好ましくは、画像処理装置は蛍光画
像に対する参照画像の輝度値の比を画像処理を行う各画
素について演算し、この比が閾値を超えた画素を患部と
して抽出し、CCD検出手段の検出結果に応じて閾値を
変更する。
【0016】以上のように、本発明によれば、電子内視
鏡が具備するCCDの種類に応じて、蛍光画像および参
照画像のうち画像処理を行う領域や、画像処理に用いら
れる各種係数を変更可能となっているので、上記問題は
解消される。
【0017】また、CCD検出手段は、前記電子内視鏡
に具備された記憶手段に記憶された情報を用いてCCD
の種類を検知する構成としても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態による
診断システムを模式的に示したものである。本実施形態
による診断システム1は、電子内視鏡100と、通常観
察用プロセッサ200と、蛍光観察用プロセッサ300
と、画像切替機400と、モニタ500とを有する。
【0019】電子内視鏡100は通常観察用プロセッサ
200と接続されている。通常観察用プロセッサ200
は電子内視鏡100のライトガイドにキセノンランプ等
の通常光線を入射させるとともに、電子内視鏡100の
先端に備えられたCCD104を制御し、CCD104
より出力される画像信号を処理して例えばNTSC信号
のようなモニタ300が表示可能な所定の形式のビデオ
信号を画像切替機400に出力する。なお、CCD10
4はモノクロのCCDである。また、電子内視鏡100
はメモリ105を有している。メモリ105には電子内
視鏡100の型番や仕様等が記憶されている。
【0020】また通常観察用プロセッサ200の光源部
204には赤(R)、緑(G)、青(B)の3色のカラーフィル
タ204bが備えられている。カラーフィルタ204b
はCCD104の信号転送タイミングに同期して、赤
(R)、緑(G)、青(B)のフィルタを順次光源部204から
発せられる光束中に挿置する。CCD104は1/30秒で
1枚の画像を撮像/転送する構成となっているので、カ
ラーフィルタ204bは1/30秒おきにフィルタを切り替
える。また、CCD104が画像を転送中にフィルタを
切り替える構成となっている。従って、CCD104は
赤、緑、青の光に照射された画像を順次撮像することに
なる。通常観察用プロセッサの映像信号処理回路202
はこの3色の光に照射された画像を合成して1枚のカラ
ー画像を生成する。以上のようないわゆる面順次方式に
より、CCD104がモノクロCCDであってもカラー
画像を出力可能となっている。
【0021】蛍光観察用プロセッサ300は紫外線等の
生体組織の自家蛍光を励起するスペクトルを含む光線を
生成する蛍光光源部304を有する。この蛍光光源部3
04によって生成された励起光は蛍光観察用ライトガイ
ド305の入射端に入射する。蛍光観察用ライトガイド
305の先端は、電子内視鏡の処置具口107aより処
置具挿通チャンネル107に挿通されており、電子内視
鏡100の先端部から体腔内の生体組織に向けて励起光
および参照光を照射することが可能である。また、蛍光
光源部304にはフィルタ304bが備えられている。
フィルタ304bはCCD104の信号転送タイミング
に同期して、所定期間のみ蛍光光源部304からの光束
のうち、自家蛍光を励起するスペクトルを透過させる励
起光フィルタと自家蛍光を励起するスペクトルを含まな
い可視光部分を透過させる第1および第2の参照光フィ
ルタを順次蛍光光源部304からの光束に挿置する。な
お、第2の参照光フィルタは第1の参照光フィルタより
も低光量の参照光を透過する。上記のように、通常観察
時は1/10秒で1フレームのカラー画像を生成する構成と
なっているが、蛍光観察時はこの1/10秒のうち(R)のフ
ィルタが光源部204から発せられる光束中に挿置され
てるタイミングと同じタイミングで励起光フィルタが挿
置され、(G)のフィルタが光源部204から発せられる
光束中に挿置されてるタイミングと同じタイミングで第
1の参照光フィルタが挿置され、(B)のフィルタが光源
部204から発せられる光束中に挿置されてるタイミン
グと同じタイミングで第2の参照光フィルタが挿置され
よう構成されている。
【0022】励起光フィルタが挿置されている時に撮像
された画像は蛍光画像であり、がん細胞などの患部は健
康な組織に比べて弱い蛍光を発生する。しかしながら、
管腔奥の励起光があまり照射されていない部分も同様に
弱い蛍光を発生する。管腔奥の組織と患部とを区別する
ために参照光を照射したときに得られた参照画像が利用
される。参照画像においては患部の有無に関わらず、参
照光が強く照射されてる部分は明るく、参照光があまり
照射されていない部分は暗くなる。従って、参照画像で
は明るいが蛍光画像では暗くなる部分を画像処理によっ
て抽出することによって患部の特定が可能となる。この
画像処理は蛍光観察用プロセッサ300の蛍光画像処理
回路によって行われる。蛍光画像処理回路は画像処理に
よって抽出された患部を例えば、赤色で表示して参照画
像と重ね合わせた画像を作成する。なお、参照光の光量
が強すぎると参照画像が飽和して正確な患部の抽出が困
難となるため、本実施形態においては第1の参照光フィ
ルタを用いて第1の参照画像を、また第2の参照画像を
用いて第1の参照画像よりも暗い第2の参照画像を作成
し、第1の参照画像が飽和している場合は第2の参照画
像を使用して、患部抽出の信頼性を高めた構成としてい
る。また、本実施形態においては、画像処理の高速化の
ため、画像全体のうち、CCDの受光面に相当する動画
領域のみを画像処理している。
【0023】なお、本実施形態においては蛍光光源部3
04のフィルタ304bは、(R)のフィルタが光源部2
04から発せられる光束中に挿置されてるタイミングと
同じタイミングで蛍光光源部304からの光束のうち励
起光のスペクトルを含む成分を透過させる構成としてい
るが、本発明は上記構成に限定されるものではない。例
えば、(R)(B)のフィルタが光源部204から発せられ
る光束中に挿置されてるタイミングのそれぞれと同じタ
イミングで異なるフィルタ特性をもつ2種類の励起光フ
ィルタが順次蛍光光源部304からの光束を通過する構
成としても良い。このような場合、複数種類の蛍光画像
が得られる。
【0024】蛍光観察用プロセッサ300のシステムコ
ントロール301は通常観察用プロセッサ200のシス
テムコントロール201と接続されており、通常観察用
プロセッサ200は蛍光観察用プロセッサ300の動作
を制御する。
【0025】通常観察用プロセッサ200のシステムコ
ントロール201は電子内視鏡100の先端から照射さ
れる光が、通常光/励起光のいずれであるかを択一的に
選択可能である。すなわち、励起光を選択しているとき
は通常観察用プロセッサ200のシステムコントロール
201は光源部204に具備されたシャッター204a
を閉じて通常観察用プロセッサ200の光源部204か
らの光が内視鏡100の先端から照射されるのを防止す
ると共に蛍光観察用プロセッサ300の蛍光光源部30
4に具備されたシャッター304aを開けて蛍光光源部
304からの光が内視鏡100の先端から照射されるよ
うにする。CCD104によって撮像された映像は通常
観察用プロセッサ200の映像信号処理回路202によ
ってビデオ信号に変換されて蛍光観察用プロセッサ30
0に出力され、蛍光観察用プロセッサ300の蛍光画像
処理回路302はこのビデオ信号を処理して蛍光画像を
作成し、画像切替機400に出力する。
【0026】一方、通常光を選択しているときは通常観
察用プロセッサ200のシステムコントロール201は
光源部204に具備されたシャッター204aを開けて
通常観察用プロセッサ200の光源部204からの光が
内視鏡100の先端から照射されるようにすると共に蛍
光観察用プロセッサ300の蛍光光源部304に具備さ
れたシャッター304aを閉じて蛍光光源部304から
の光が内視鏡100の先端から照射されるのを防止す
る。CCD104によって撮像された映像は通常観察用
プロセッサ200の映像信号処理回路202によってビ
デオ信号に変換されて画像切替機400に出力される。
【0027】画像切替機400は通常観察用プロセッサ
200のシステムコントロール201と接続されてい
る。通常観察用プロセッサ200のシステムコントロー
ル201は画像切替機400を制御し、通常光と励起光
のいずれが選択されているかに応じて通常観察用プロセ
ッサ200または蛍光観察用プロセッサ300のいずれ
からのビデオ信号をモニタ500に出力するかを切り替
える。
【0028】なお、本実施形態においては通常観察用プ
ロセッサ200のシステムコントロール201が画像切
替機400を制御しているが、蛍光観察用プロセッサ3
00のシステムコントロール301が画像切替機400
を制御する構成としても良い。
【0029】本実施形態においては通常観察用プロセッ
サ200のシステムコントロール201は電子内視鏡1
00のメモリ105に記憶された型番データからCCD
104の種類を判別し、CCD104の種類を意味する
CCDタイプ信号を蛍光観察用プロセッサ300に送信
する。蛍光観察用プロセッサ300のシステムコントロ
ール301はこのCCDタイプ信号と蛍光観察用プロセ
ッサ300のメモリに記憶されたCCDタイプデータを
比較してCCDの種類に適切な画像処理を行うよう、蛍
光画像処理回路302を制御する。
【0030】以上のように構成された、本実施形態の診
断システム1の動作を以下に説明する。図2は本実施形
態の通常観察用プロセッサ200のメインルーチンのフ
ローである。なお、本ルーチンは通常観察用プロセッサ
200のメモリ207に記憶され、システムコントロー
ル201によって実行されるプログラムである。
【0031】本ルーチンが開始すると、最初にステップ
S101が実行される。ステップS101では、光源ラ
ンプの点灯やCCDドライブ信号の送信を開始する、フ
ィルタ204bの駆動を開始する、画像切替機400を
制御して通常観察用プロセッサからの出力ビデオ信号を
モニタ500に表示させる、等の電子内視鏡の使用を可
能にするための各種処理が実施される。次いでステップ
S102に進む。
【0032】ステップS102ではシステムコントロー
ル201は光源部204のシャッタ204aを開けて、
光源204からの光束がライトガイド103に入射され
るようにする。なお、初期状態に置いては蛍光観察用プ
ロセッサ300の蛍光光源304のシャッタ304aは
閉じているので光源部204からの光のみが電子内視鏡
100の先端部より放射される。以上のように、ステッ
プS101〜S102の処理によって通常観察が可能と
なる。
【0033】次いでステップS103に進み、電子内視
鏡100の操作ボタン106による操作によって、観察
モードの切替(通常観察モードから蛍光観察モードへの
切替)が指示される(S103:YES)まで待機する
(S103:NO)。
【0034】次いでステップS104に進む。ステップ
S104では、システムコントロール201は電子内視
鏡100のメモリ105から電子内視鏡の型番情報を読
み取って、通常観察用プロセッサ200内のメモリ(不
図示)に記憶させる。
【0035】次いでステップS105に進む。ステップ
S105では、システムコントロール201は画像切替
信号を蛍光観察用プロセッサ300および画像切替機4
00に送信する。画像切替機400は画像切替信号を受
信すると、蛍光観察用プロセッサ300からのビデオ信
号をモニタ500に出力するように設定される。なお、
このときの蛍光観察用プロセッサ300の挙動について
は後述する。
【0036】次いでステップS106に進む。ステップ
S106では、システムコントロール201はステップ
S104で取得した電子内視鏡の型番情報にから電子内
視鏡100のCCD104の種類を判別し、CCD10
4の種類に応じたCCDタイプ信号を蛍光観察用プロセ
ッサ300に送信する。
【0037】次いでステップS107に進む。ステップ
S107ではシステムコントロール201は光源部20
4のシャッタ204aを閉じて、光源204からの光束
がライトガイド103に入射されないようにする。以上
のステップS104−S107の処理により通常観察用
プロセッサ200は蛍光観察用プロセッサ300を用い
た蛍光観察が可能な状態に設定される。
【0038】次いで、ステップS108に進み、電子内
視鏡100の操作ボタン106による操作によって、観
察モードの切替(蛍光観察モードから通常観察モードへ
の切替)が指示される(S108:YES)まで待機す
る(S108:NO)。
【0039】次いで、ステップS109に進み、システ
ムコントロール201は画像切替信号を蛍光観察用プロ
セッサ300および画像切替機400に送信する。画像
切替機400は画像切替信号を受信すると、通常観察用
プロセッサ200からのビデオ信号をモニタ500に出
力するように設定される。次いで、ステップS102に
戻り、光源部204のシャッタ204aを開けて通常観
察可能な状態に戻る。
【0040】蛍光観察用プロセッサ300のメインルー
チンの動作フローを図3に示す。本ルーチンは蛍光観察
用プロセッサ300のメモリ303に記憶され、システ
ムコントロール301によって実行されるプログラムで
ある。
【0041】蛍光観察用プロセッサ300の電源が投入
されると最初にステップS201が実行され、蛍光光源
ランプの点灯やフィルタ304bの駆動開始、シャッタ
304aを閉じる等の電子内視鏡の使用を可能にするた
めの各種処理が実施される。次いでステップS202に
進む。
【0042】ステップS202では、図2のステップS
105の処理によって通常観察用プロセッサ200から
画像切替信号が送信される(S202:YES)まで待
機する(S202:NO)。次いでステップS203に
進む。
【0043】ステップS203では、システムコントロ
ール301は光源部304のシャッタ304aを開け
て、光源304からの光束がライトガイド305に入射
されるようにする。図2のステップS107において、
通常観察用プロセッサ200のシャッタ204aが閉じ
られるので、ステップS107時点で電子内視鏡100
の先端からは励起光と参照光のみが放射されるようにな
る。次いで、ステップS204に進む。
【0044】ステップS204では、図2のステップS
105の処理によって通常観察用プロセッサ200から
CCDタイプ信号が送信される(S204:YES)ま
で待機する(S204:NO)。次いでステップS20
5に進む。
【0045】ステップS205では、システムコントロ
ール301は受信したCCDタイプ信号からCCDのタ
イプを認識し、そのCCDのタイプに対応したCCDタ
イプデータを変数Dに代入する。次いで、ステップS2
06に進む。
【0046】ステップS206では、変数Dの内容と、
メモリ303内に構築されたエリア特定用データテーブ
ルとの比較が行われ、蛍光画像の画像処理が行われる画
像処理エリアの特定が行われる。本実施形態において
は、特定用データテーブルは以下に示す表1のような構
成になっており、変数Dの値に対応した「画像処理開始
座標x」「画像処理開始座標y」「画像処理終了座標
x」「画像処理終了座標y」がそれぞれ変数x1,y
1,x2,y2に代入される。なお、本実施例において
は、蛍光画像の画像処理が行われる画像処理エリアはC
CD104の受光面に相当する動画領域である。
【0047】
【表1】
【0048】次いでステップS207に進み、画像処理
を行って患部が強調された画像を生成する。次いで、ス
テップS208に進み、この画像をNTSC等のビデオ
信号に変換して画像切替機400に送信する。次いで、
ステップS210に進む。
【0049】ステップS210では、ステップS202
以後、通常観察用プロセッサ200から画像切替信号を
受信したかどうか(すなわち、図2のステップS109
で通常観察用プロセッサ200が送信する、通常観察へ
の切替のための画像切替信号を受信したか)の判断が行
われる。通常観察用プロセッサ200から画像切替信号
を受信したのであれば(S210:YES)、ステップ
S211に進んでシャッタ304aを閉じた後にステッ
プS202に戻って通常観察用プロセッサ200から画
像切替信号を受信するまで待機する。一方、画像切替信
号を受信していなければ(S210:NO)ステップS
207に戻って引き続き患部強調画像の生成を行う。
【0050】図4に、図3のステップS207の画像処
理ルーチンを示す。本ルーチンが開始すると、ステップ
S301が実行される。ステップS301では蛍光画像
がメモリ303内に構築されたフレームバッファに取り
込まれているかどうかの判定が行われる。蛍光画像がフ
レームバッファに取り込まれてないのであれば、これか
ら通常観察用プロセッサ200から送信されるビデオ信
号は蛍光画像の信号であることを示す。従って、蛍光画
像がフレームバッファに取り込まれてないのであれば
(S301:NO)、ステップS302に進み、通常観
察用プロセッサ200から送信されるビデオ信号をモノ
クロ256階調の蛍光画像としてフレームバッファに取
り込み、次いで本ルーチンを終了する。一方、蛍光画像
がフレームバッファに取り込まれていれば(S301:
YES)、ステップS303に進む。
【0051】ステップS303では、第1の参照画像が
フレームバッファに取り込まれているかどうかの判定が
行われる。第1の参照画像がフレームバッファに取り込
まれてないのであれば、これから通常観察用プロセッサ
200から送信されるビデオ信号は第1の参照画像の信
号であることを示す。従って、第1の参照画像がフレー
ムバッファに取り込まれてないのであれば(S303:
NO)、ステップS304に進み、通常観察用プロセッ
サ200から送信されるビデオ信号をモノクロ256階
調の第1の参照画像としてフレームバッファに取り込
み、次いで本ルーチンを終了する。一方、第1の参照画
像がフレームバッファに取り込まれていれば(S30
3:YES)、ステップS305に進む。
【0052】蛍光画像も第1の参照画像も取り込まれて
いるのであれば、これから通常観察用プロセッサ200
から送信されるビデオ信号は第2の参照画像の信号であ
る。従って、ステップS305では、通常観察用プロセ
ッサ200から送信されるビデオ信号をモノクロ256
階調の第2の参照画像としてフレームバッファに取り込
み、次いでステップS306に進む。
【0053】以上のステップS301〜S305までの
処理によって画像処理に必要な蛍光画像、第1および第
2の参照画像がフレームバッファに取り込まれたので、
以下のステップにおいてはこれらの画像を処理して患部
強調画像を作成する。
【0054】ステップS306では、蛍光画像のうち、
座標(x1,y1)と(x2,y2)を対角線とする矩
形領域に含まれる全ての画素について輝度に対する度数
分布を作成する。次いで、ステップS307に進む。
【0055】ステップS307では、ステップS306
で求めた度数分布を用いて蛍光画像のうち、座標(x
1,y1)と(x2,y2)を対角線とする矩形領域の
正規化(コントラスト調整)を行う。次いで、ステップ
S308に進む。
【0056】ステップS308では、第1の参照画像の
うち、座標(x1,y1)と(x2,y2)を対角線と
する矩形領域に含まれる全ての画素について輝度に対す
る度数分布を作成する。次いで、ステップS309に進
む。
【0057】ステップS309では、ステップS308
で求めた度数分布を用いて第1の参照画像のうち、座標
(x1,y1)と(x2,y2)を対角線とする矩形領
域が飽和しているかどうかの判定を行う。すなわち、輝
度が200を超えた画素の割合が所定値を超えたとき、
第1の参照画像は飽和したと判定される。第1の参照画
像が飽和しているのであれば(S309:YES)、ス
テップS310に進んで第2の参照画像の座標(x1,
y1)と(x2,y2)を対角線とする矩形領域の度数
分布を求める。次いで、ステップS311に進み、ステ
ップS310で求めた度数分布を用いて第2の参照画像
のうち、座標(x1,y1)と(x2,y2)を対角線
とする矩形領域の正規化を行う。一方、ステップS30
9において第1の参照画像が飽和していないと判定され
たのであれば(S309:NO)、そのままステップS
311に進み、ステップS308で求めた度数分布を用
いて第1の参照画像のうち、座標(x1,y1)と(x
2,y2)を対角線とする矩形領域の正規化を行う。
【0058】次いでステップS312に進む。ステップ
S312では、変数Dの内容と、メモリ303内に構築
されたLUT(ルックアップテーブル)参照テーブルと
の比較が行われる。適切な患部強調画像を得るために
は、この正規化された参照画像をさらに電子内視鏡のC
CDの特性に応じて補正する必要がある。この補正はL
UTを用いて行われる。LUT参照テーブルは下記の表
2のような構成となっており、変数Dの値に応じて適切
なLUTが選択される。なお、本実施形態においては、
LUTを用いて参照画像を補正する構成としているが、
本発明は上記構成に限定されるものではない。例えば、
LUTの代わりに所定の変換関数によって参照画像を補
正する構成としても良い。また、この関数を変数Dの値
に応じて変更可能としても良い。
【0059】
【表2】
【0060】次いで、ステップS313に進み、ステッ
プS312で取得したLUTを用いて正規化された参照
画像を補正する。次いでステップS314に進む。
【0061】ステップS314では、変数Dの内容と、
メモリ303内に構築された閾値参照テーブルとの比較
が行われる。前述のように、患部とは「参照画像では明
るく蛍光画像では暗くなる」部分であるが、ある画素が
患部であるかどうかを判定するために(参照画像の画素
の輝度値/蛍光画像の画素の輝度値)を演算し、この値
と所定の閾値とを比較する。本実施形態においては、
(参照画像の画素の輝度値/蛍光画像の画素の輝度値)
が閾値a以上であるときは特に危険な患部と判断し、ま
た閾値a未満でありかつ閾値b以上であるときはやや危
険な患部と判断している。適切な閾値a,bは電子内視
鏡のCCDの特性によって異なるため、ステップS31
4では変数Dの内容に応じた閾値a,bを閾値参照テー
ブルから抽出している。閾値参照テーブルは下記の表3
のような構成となっている。
【0062】
【表3】
【0063】次いで、ステップS315に進む。ステッ
プS315では、座標(x1,y1)と(x2,y2)
を対角線とする矩形領域内のある画素について、(参照
画像の画素の輝度値/蛍光画像の画素の輝度値)と閾値
aとの比較が行われる。(参照画像の画素の輝度値/蛍
光画像の画素の輝度値)<aであれば(S315:YE
S)、ステップS317に進み、フレームバッファに蓄
積されている正規化されていない参照画像の比較を行っ
た画素を赤色の画素に置き換え、次いでステップS32
0に進む。一方、(参照画像の画素の輝度値/蛍光画像
の画素の輝度値)≧aであれば(S315:NO)、ス
テップS316に進む。
【0064】ステップS316では、ステップS315
で比較を行った座標について、(参照画像の画素の輝度
値/蛍光画像の画素の輝度値)と閾値bとの比較が行わ
れる。(参照画像の画素の輝度値/蛍光画像の画素の輝
度値)<bであれば(S316:YES)、ステップS
318に進み、フレームバッファに蓄積されている正規
化されていない参照画像の、比較を行った画素を黄色の
画素に置き換え、次いでステップS320に進む。一
方、(参照画像の画素の輝度値/蛍光画像の画素の輝度
値)≧bであれば(S316:NO)、そのままステッ
プS320に進む。
【0065】ステップS320では、座標(x1,y
1)と(x2,y2)を対角線とする矩形領域内の全て
の画素について、ステップS315〜S318の処理が
行われたかどうかの判定が行われる。全ての画素につい
て処理が行われたのであれば(S320:YES)、ス
テップS321に進み、まだ未処理の画素が残っていれ
ば(S320:NO)ステップS315に戻り、未処理
の画素について引き続きステップS315〜S318の
処理を行う。
【0066】ステップS321の実行時は座標(x1,
y1)と(x2,y2)を対角線とする矩形領域内の全
ての画素について、ステップS315〜S318の処理
が完了している。この時、フレームバッファ内の参照画
像は、 ・特に危険な患部:赤 ・やや危険な患部:黄色 ・健常部:モノクロ と色分けされた患部強調画像となっている。ステップS
321では、フレームバッファの参照画像を患部強調画
像としてメモリ303の他のアドレスにコピーする。こ
のコピーされた患部強調画像は図3のステップS208
にてビデオ信号に変換され、画像切替機400に出力さ
れる。
【0067】次いでステップS322に進み、フレーム
バッファの内容をクリアし、本ルーチンを終了する。
【発明の効果】以上のように、本発明の診断システムに
よれば、電子内視鏡に使用されているCCDの種類に応
じて患部抽出のための画像処理を行う領域や画像処理の
方法を変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による診断システムを模式
的に示した概略図である。
【図2】本発明の実施の形態の通常観察用プロセッサの
メインルーチンのフローである。
【図3】本発明の実施の形態の蛍光観察用プロセッサの
メインルーチンの動作フローである。
【図4】本発明の実施の形態の蛍光観察用プロセッサの
画像処理ルーチンの動作フローである。
【符号の説明】
1 診断システム 100 電子内視鏡 104 CCD 105 メモリ 200 通常観察用プロセッサ 201 システムコントロール 300 蛍光観察用プロセッサ 301 システムコントロール 302 蛍光画像処理回路 303 メモリ 304 蛍光光源部 400 画像切替機 500 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G043 AA03 BA16 EA01 FA01 FA05 FA06 GA06 GA08 GB18 GB28 HA05 HA11 JA02 KA02 LA03 NA01 NA02 NA05 NA06 4C061 CC06 DD03 FF46 HH51 JJ18 LL02 MM03 QQ04 QQ07 QQ09 RR05 RR14 RR26 SS11 SS21 WW04 WW08 WW17 XX02 5B057 AA07 BA02 BA26 BA30 CA02 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC03 CE03 CE11 CE17 CH07 CH18 DA16 DA17 DB02 DB05 DB09 DC22 DC33 DC39

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCDを備えた電子内視鏡と、 前記電子内視鏡が観察する体腔内に励起光および参照光
    を照射可能な蛍光観察用光源と、 前記CCDからの映像信号を処理してビデオ信号を出力
    する電子内視鏡用プロセッサと、 前記電子内視鏡に備えられたCCDの種類を検知するC
    CD検出手段と、 前記電子内視鏡用プロセッサからのビデオ信号を処理し
    て蛍光画像および参照画像を取得し、この蛍光画像およ
    び参照画像を処理して自家蛍光診断用のデータを生成す
    る画像処理装置と、を有し、 前記画像処理装置は前記CCD検出手段の検出結果に応
    じて異なる画像処理を行うことを特徴とする、自家蛍光
    を用いた診断システム。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置は前記CCD検出手段
    の検出結果に応じて、蛍光画像および参照画像のうち画
    像処理を行う領域を変更することを特徴とする、請求項
    1に記載の診断システム。
  3. 【請求項3】 前記画像処理を行う領域は、前記CCD
    の受光面に相当する動画領域であることを特徴とする、
    請求項2に記載の診断システム。
  4. 【請求項4】 前記画像処理装置は前記CCD検出手段
    の検出結果に応じて、前記蛍光画像および/または前記
    参照画像の補正方法を変更することを特徴とする、請求
    項1から請求項3のいずれかに記載の診断システム。
  5. 【請求項5】 前記画像処理装置は前記蛍光画像および
    /または前記参照画像をルックアップテーブルを用いて
    補正し、前記CCD検出手段の検出結果に応じて補正に
    用いるルックアップテーブルを変更することを特徴とす
    る、請求項4に記載の診断システム。
  6. 【請求項6】 前記画像処理装置は前記蛍光画像および
    /または前記参照画像を画像変換関数を用いて補正し、
    前記CCD検出手段の検出結果に応じて補正に用いる画
    像変換関数を変更することを特徴とする、請求項4に記
    載の診断システム。
  7. 【請求項7】 前記画像処理装置は前記蛍光画像に対す
    る前記参照画像の輝度値の比を画像処理を行う各画素に
    ついて演算し、前記比が閾値を超えた画素を患部として
    抽出し、前記CCD検出手段の検出結果に応じて前記閾
    値を変更することを特徴とする、請求項1から請求項6
    のいずれかに記載の診断システム。
  8. 【請求項8】 前記画像処理装置は前記比が第1の閾値
    以上のときにその画素を危険な患部であると判定し、前
    記比が前記第1の閾値未満かつ第2の閾値以上のときに
    その画素をやや危険な患部であると判定することを特徴
    とする、請求項7に記載の診断システム。
  9. 【請求項9】 前記CCD検出手段は、前記電子内視鏡
    に具備された記憶手段に記憶された情報を用いて前記C
    CDの種類を検知することを特徴とする、請求項1から
    請求項8のいずれかに記載の診断システム。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段に記憶された情報は、前
    記電子内視鏡の種別を示す情報を含むことを特徴とす
    る、請求項9に記載の診断システム。
  11. 【請求項11】 撮像素子を有する電子内視鏡が観察す
    る体腔内に励起光および参照光を照射可能な蛍光観察用
    光源と、 前記励起光および参照光によって得られた映像信号画入
    力される映像信号入力手段と、 前記電子内視鏡が具備する撮像素子の種別情報が入力さ
    れる機種情報入力手段と、 前記各撮像素子の種類毎に利用する画像処理用パラメー
    タが格納された記憶手段と、 電子内視鏡の種別毎に前記CCDからの映像信号を前記
    パラメータに基づいて処理してビデオ信号を出力する画
    像処理手段とを有する蛍光観察用プロセッサ。
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