JP2002345739A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2002345739A
JP2002345739A JP2001157419A JP2001157419A JP2002345739A JP 2002345739 A JP2002345739 A JP 2002345739A JP 2001157419 A JP2001157419 A JP 2001157419A JP 2001157419 A JP2001157419 A JP 2001157419A JP 2002345739 A JP2002345739 A JP 2002345739A
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JP2001157419A
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Tomonari Sendai
知成 千代
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光内視鏡装置等において得られた通常画像
および蛍光診断画像をモニタ等の表示手段に表示する際
に、双方の画像の視認性を向上させる。 【解決手段】 生体観察部10に白色光および蛍光を照
射して撮像を行い、通常画像NPおよび蛍光診断画像K
Pをモニタ310に表示する。この際、通常画像NPを
大サイズのメインウィンドウMWに、蛍光診断画像KP
を小サイズのサブウィンドウSWに表示する。フットス
イッチ330の操作により、メインウィンドウMWに蛍
光診断画像KPを表示し、サブウィンドウSWに通常画
像NPを表示するよう、モニタコントローラ320によ
りモニタ310への通常画像NPおよび蛍光診断画像K
Pの表示を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白色光および励起
光を含む照明光を観察部に照射し、この照明光の照射に
より観察部から得られた反射光および蛍光に基づいて、
観察部の通常画像および蛍光診断画像を得、これら通常
画像および蛍光診断画像をモニタ等の表示手段に表示す
る画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、生体内在色素の励起光波長領
域にある励起光を生体組織である観察部に照射した場合
に、正常組織と病変組織とでは発生する蛍光強度が異な
ることを利用して、生体組織に所定波長領域の励起光を
照射し、生体内在色素が発する蛍光を検出することによ
り病変組織の局在、浸潤範囲を認識する蛍光検出装置が
提案されている。
【0003】通常、励起光を照射すると、図10に実線
で示すように正常組織からは強い蛍光が発せられ、病変
組織からは破線で示すように正常組織から発せられる蛍
光より弱い蛍光が発せられるため、蛍光強度を測定する
ことにより、生体組織が正常であるか病変状態にあるか
を判定することができる。
【0004】さらに、蛍光を撮像素子等により撮像し、
蛍光の強度に応じた蛍光診断画像として表示する方法も
提案されている。ここで、生体組織には凹凸があるた
め、生体組織に照射される励起光の強度は均一ではな
い。また、生体組織から発せられる蛍光強度は励起光照
度に略比例するが、励起光照度は距離の2乗に反比例し
て低下する。このため、光源から遠くにある正常組織よ
りも近くにある病変組織の方が強い蛍光を受光する場合
があり、励起光による蛍光の強度の情報だけでは生体組
織の組織性状を正確に識別することができない。このよ
うな不具合を低減するために、異なる波長帯域(480
nm付近の狭帯域と430nm近傍から730nm近傍
の広帯域)の蛍光像における2種類の蛍光強度の比率を
除算により求め、その除算値に基づく演算画像を蛍光診
断画像として表示する方法、すなわち、生体の組織性状
を反映した蛍光スペクトルの形状の違いに基づいた画像
表示方法や、種々の生体組織に対して一様な吸収を受け
る近赤外光を参照光として生体組織に照射し、この参照
光の照射を受けた生体組織によって反射された反射光の
強度を検出して蛍光強度との比率を除算により求め、そ
の除算値に基づく演算画像を蛍光診断画像として表示す
る方法、すなわち、蛍光収率を反映した値を求めて画像
表示する方法等が提案されている。また、異なる波長帯
域の蛍光強度の除算値または蛍光強度と参照光の照射に
よる反射光の強度の除算値に色の情報を割り当てて蛍光
診断画像を生成し、蛍光診断画像における色の違いによ
り生体組織の病変状態を表す方法や、その色の違いによ
り生体組織の病変状態を示す色画像と参照光の照射によ
る反射光の強度に輝度の情報を割り当てることにより得
られた輝度画像とを合成することにより、生体組織の形
状も画像に反映させた凹凸感のある蛍光診断画像を表示
する方法等も提案されている。
【0005】また、このような蛍光診断画像を表示する
装置においては、白色光を観察部に照射し、これにより
観察部から得られる反射光に基づいて通常画像を撮像
し、この通常画像をモニタに表示して観察部の観察を行
い、病変組織と思われる箇所を発見したときに、モニタ
の表示を通常画像から蛍光診断画像に切り替えるように
したものが用いられている。
【0006】さらに、白色光および蛍光さらには参照光
を順次観察部に表示して、通常画像および蛍光診断画像
さらには参照光による画像を時分割で撮像して表示する
画像表示装置も用いられている。このような画像表示装
置においては、通常画像および蛍光診断画像が同一のフ
レームの画像として得られ、通常画像および蛍光診断画
像の双方がモニタに表示されることとなる。なお、この
ような画像表示装置においても、まず通常画像を表示し
ておき、病変組織と思われる箇所を発見したときに、モ
ニタの表示を通常画像から蛍光診断画像に切り替えるよ
うにする構成を採用することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常画
像と蛍光診断画像とを切り替えてモニタに表示する構成
では、双方の画像を同時に確認することができないた
め、両画像の比較を行うことが困難である。また、通常
画像と蛍光診断画像とを同時に表示すれば、両画像の比
較を容易に行うことができるが、1つのモニタに双方の
画像を表示した場合、画像のサイズが小さくなるため視
認性が低下する。この場合、モニタを2台用意し、一方
のモニタに通常画像を、他方のモニタに蛍光診断画像を
表示することが考えられるが、モニタを2台用いたので
は装置のコストが増大し、また装置の設置スペースが大
きくなり、さらには双方の画像の確認時おける視線の移
動量が大きくなるという問題もある。この場合、双方の
画像をモニタに表示する際のウィンドウサイズを変更
し、一方の画像を大サイズのウィンドウに、他方の画像
を小サイズのウィンドウにそれぞれ表示することが考え
られるが、小サイズのウィンドウに表示された画像の視
認性が低下してしまうという問題がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、通常画像および蛍光診断画像をモニタ等の表示手段
に表示する際に、双方の画像の視認性を向上させること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の画像
表示装置は、白色光および励起光を含む照明光を観察部
に照射することにより該観察部において得られる反射光
および蛍光に基づいて、前記観察部の通常画像および蛍
光診断画像を取得する画像撮像手段と、該通常画像およ
び該蛍光診断画像を表示する表示手段とを備えた画像表
示装置において、前記通常画像および前記蛍光診断画像
の一方を前記表示手段におけるメインウィンドウに、他
方をサブウィンドウに表示するよう前記表示手段におけ
る画像の表示を制御する表示制御手段と、前記メインウ
ィンドウおよび前記サブウィンドウに表示する画像の切
替指示を前記表示制御手段に対して行う切替手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0010】「照明光」は、白色光および励起光に加え
て、種々の生体組織に対して一様な吸収を受ける近赤外
光を参照光として含むものであってもよい。
【0011】「メインウィンドウ」および「サブウィン
ドウ」は、メインウィンドウの方がサブウィンドウより
もサイズが大きい。
【0012】「蛍光診断画像」としては、励起光の照射
により観察部から発せられた蛍光の強度に応じた画像、
異なる波長帯域から取得した2種類の蛍光強度の比率を
表す除算値に基づく画像、蛍光強度と参照光の照射によ
り観察部から得られた反射光の強度との比率を表す除算
値に基づく画像、異なる波長帯域の蛍光強度の除算値ま
たは蛍光強度と参照光の照射による反射光の強度の除算
値に色の情報を割り当てた画像、あるいはこの色の情報
を割り当てた色画像と参照光の照射による反射光の強度
に輝度の情報を割り当てることにより得られた輝度画像
との合成画像等を用いることができる。
【0013】「切替手段」としては、フットスイッチ等
のマニュアル操作により表示制御手段に対して切替指示
を行うものであってもよく、後述するように、蛍光診断
画像の特徴量に基づいて切替指示を自動で行うものであ
ってよい。
【0014】なお、本発明による第1の画像表示装置に
おいては、前記画像撮像手段を、前記白色光および前記
励起光を前記観察部に交互に照射して前記通常画像およ
び前記蛍光診断画像を同一フレームの画像として取得す
る手段としてもよい。
【0015】また、本発明による第1の画像表示装置に
おいては、前記切替手段を、前記蛍光診断画像の特徴量
に基づいて、前記切替指示を前記表示制御手段に対して
行う手段としてもよい。
【0016】ここで、図10に示すように、生体組織に
励起光を照射すると、正常組織からは強い蛍光が発せら
れ、病変組織からは正常組織から発せられる蛍光よりも
強度が弱い蛍光が発せられる。また、病変組織は生体組
織においてある面積を持って存在する。したがって、
「蛍光診断画像の特徴量」としては、蛍光診断画像にお
ける画素値が比較的低い画素の画素数、その画素値が比
較的低い画素の面積等を用いることができる。
【0017】なお、切替指示を行う前においては、通常
画像をメインウィンドウに、蛍光診断画像をサブウィン
ドウに表示する態様を初期表示状態としてもよく、蛍光
診断画像をメインウィンドウに、通常画像をサブウィン
ドウに表示する態様を初期表示状態としてもよい。この
初期表示状態は、本発明による画像表示装置の操作者の
好み、観察の目的あるいは手技等に応じて設定すればよ
い。
【0018】また、本発明による第1の画像表示装置に
おいては、前記蛍光診断画像の特徴量に基づいて、警報
を発する警報手段をさらに備えるものとしてもよい。
【0019】「警報」としては、表示手段に表示するメ
ッセージや、音声を用いることができる。
【0020】本発明による第2の画像表示装置は、所定
の指示入力に応じて白色光および励起光を観察部に交互
に照射することにより該観察部において得られる反射光
および蛍光に基づいて、前記観察部の通常画像および蛍
光診断画像を交互に取得する画像撮像手段と、該通常画
像および該蛍光診断画像を表示する表示手段とを備えた
画像表示装置において、前記通常画像および前記蛍光診
断画像の一方を前記表示手段におけるメインウィンドウ
に表示し、前記所定の指示入力に基づいて、前記通常画
像および前記蛍光診断画像の他方を前記メインウィンド
ウに表示するとともに、前記所定の指示入力の直前に前
記メインウィンドウに表示されていた前記通常画像の静
止画像または前記蛍光診断画像の静止画像もしくは所望
の静止画像をサブウィンドウに表示するよう前記表示手
段における画像の表示を制御する表示制御手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0021】「所定の指示入力」とは、メインウィンド
ウおよびサブウィンドウに表示する画像を切り替える際
に操作者により入力される指示を意味する。
【0022】「所望の静止画像」としては、メインウィ
ンドウに表示される通常画像または蛍光診断画像と比較
可能な画像を用いることができ、具体的には撮像中の観
察部と略同一の観察部について過去に撮像された画像等
を用いることができる。
【0023】さらに、本発明による第1のおよび第2の
画像表示装置においては、前記表示制御手段を、前記メ
インウィンドウおよび前記サブウィンドウを重畳させて
前記表示手段に表示する手段としてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明による第1の画像表示装置によれ
ば、通常画像および蛍光診断画像の一方が表示手段にお
ける大サイズのメインウィンドウに、他方が表示手段に
おける小サイズのサブウィンドウに表示され、必要に応
じて切替手段による切替指示を行うことによりメインウ
ィンドウおよびサブウィンドウに表示される画像を切り
替えることができる。このため、詳細に観察したい画像
をメインウィンドウに表示することにより、メインウィ
ンドウに表示された画像の視認性を向上させることがで
きる。また、1台の表示手段に通常画像および蛍光診断
画像の双方を表示できるため、視線を大きく移動させる
必要がなくなり、これにより、双方の画像の比較を容易
に行うことができる。また、表示手段を2台設ける必要
もないため、装置の占有スペースを低減することができ
る。
【0025】また、白色光および励起光を観察部に交互
に照射して、通常画像および蛍光診断画像を同一フレー
ムの画像として取得することにより、撮像中の通常画像
および蛍光診断画像を同時に表示手段に表示することが
できる。
【0026】また、蛍光診断画像の特徴量に基づいて、
メインウィンドウおよびサブウィンドウに表示する画像
を切り替えることにより、観察部が病変組織である可能
性が高い場合に通常画像あるいは蛍光診断画像をメイン
ウィンドウに表示することができるため、観察部におけ
る病変組織の状態をメインウィンドウに表示された画像
を用いてより詳細に観察することができる。
【0027】さらに、蛍光診断画像の特徴量に基づい
て、警報手段から警報を発することにより、その警報に
基づいて操作者に対してメインウィンドウおよびサブウ
ィンドウに表示する画像の切り替えを促すことができ
る。したがって、観察部が病変組織である可能性が高い
場合に通常画像あるいは蛍光診断画像をメインウィンド
ウに表示することができるため、観察部における病変組
織の状態をメインウィンドウに表示された画像を用いて
より詳細に観察することができる。
【0028】本発明による第2の画像表示装置によれ
ば、通常画像および蛍光診断画像の一方が表示手段にお
ける大サイズのメインウィンドウに表示され、所定の指
示入力により、通常画像および蛍光診断画像の他方がメ
インウィンドウに表示され、さらに所定の指示入力の直
前にメインウィンドウに表示されていた通常画像の静止
画像または蛍光診断画像の静止画像もしくは所望の静止
画像が小サイズのサブウィンドウに表示される。このた
め、詳細に観察したい画像をメインウィンドウに表示す
ることにより、メインウィンドウに表示された画像の視
認性を向上させることができる。また、1台の表示手段
に通常画像および蛍光診断画像の双方を表示できるた
め、視線を大きく移動させる必要がなくなり、これによ
り、双方の画像の比較を容易に行うことができる。ま
た、表示手段を2台設ける必要もないため、装置の占有
スペースを低減することができる。
【0029】また、所望の静止画像を、観察部と略同一
の観察部について過去に撮像された通常画像または蛍光
診断画像とすることにより、過去の画像と撮像中の画像
との比較による経過観察を容易に行うことができる。
【0030】また、本発明による第1および第2の画像
表示装置において、メインウィンドウとサブウィンドウ
とを重畳させて表示手段に表示することにより、メイン
ウィンドウを表示手段における表示領域に最大限に表示
することができるため、メインウィンドウに表示された
画像の視認性をより向上させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態
による画像表示装置を適用した蛍光内視鏡装置の構成を
示す概略図である。図1に示すように、第1の実施形態
による蛍光内視鏡装置は、患者の病巣と疑われる部位に
挿入される内視鏡挿入部100、生体観察部10から得
られた情報を画像データとして出力する画像データ処理
部200、および画像データ処理部200から出力され
た画像データを可視画像として表示するモニタユニット
300から構成される。
【0032】画像データ処理部200は、通常画像用白
色光および蛍光画像用励起光を含む照明光をそれぞれ射
出する照明ユニット210、白色光および励起光の照射
により生体観察部10において得られた反射像および蛍
光像を撮像するCCD撮像素子を備え、CCD撮像素子
から出力された電気信号をデジタル値に変換して、通常
画像を表す通常画像データNSおよび蛍光診断画像を表
す蛍光診断画像データKSをビデオ信号として出力する
画像検出ユニット220、および各ユニットの制御を行
うコントローラ230から構成される。
【0033】内視鏡挿入部100は、内部に先端まで延
びるライトガイド101およびイメージファイバ102
を備えている。ライトガイド101は照明ユニット21
0に接続されており、照明ユニット210から射出され
た白色光および励起光を生体観察部10に照射する。イ
メージファイバ102は画像検出ユニット220に接続
されており、白色光および蛍光の照射により生体観察部
10において発生した反射像および蛍光像を画像検出ユ
ニット220に導光する。なお、内視鏡挿入部100の
先端には、照明レンズ、集光レンズあるいは励起光カッ
トフィルタが設けられるが図示省略している。
【0034】なお、本実施形態においては、画像検出ユ
ニット220にCCD撮像素子を設けているが、内視鏡
挿入部100にCCD撮像素子を設けてもよい。また、
通常画像撮像用のCCD撮像素子と、蛍光画像撮像用の
CCD撮像素子とを別個に設けてもよく、単一のCCD
撮像素子により通常画像および蛍光画像を撮像してもよ
い。
【0035】画像検出ユニット220は、異なる波長帯
域(480nm付近の狭帯域と430nm近傍から73
0nm近傍の広帯域)の蛍光像を得、これらの蛍光像に
おける2種類の蛍光強度の比率を除算により求め、その
除算値を蛍光診断画像データKSとするものであっても
よく、種々の生体組織に対して一様な吸収を受ける近赤
外光を参照光として生体観察部10に照射し、この参照
光の照射を受けた生体観察部10において反射された反
射光の強度を検出して、蛍光強度との比率を除算により
求め、その除算値を蛍光診断画像データKSとするもの
であってもよく、異なる波長帯域の蛍光強度の除算値ま
たは蛍光強度と参照光の照射による反射光の強度の除算
値に色の情報を割り当て、その色の違いにより生体観察
部10の病変状態を表す蛍光診断画像データKSとする
ものであってもよい。さらに、その色の違いにより生体
観察部10の病変状態を示す色画像と参照光の照射によ
る反射光の強度に輝度の情報を割り当てることにより得
られた輝度画像とを合成することにより、生体組織の形
状も画像に反映させた凹凸感のある蛍光診断画像を表す
蛍光診断画像データKSとするものであってもよい。
【0036】なお、このような蛍光診断画像データKS
を得るためには、広帯域の蛍光像、狭帯域の蛍光像およ
び参照光の反射像が必要である。このため、画像検出ユ
ニット220のCCD撮像素子の受光面には、蛍光診断
画像データKSを得るために必要な波長域の光をCCD
撮像素子に受光させるためのフィルタが配設される。こ
のフィルタとしては、種々の波長域の光を透過するフィ
ルタ要素を円盤上に配設し、回転によりCCD撮像素子
に受光される光の波長域を変更する回転フィルタとして
もよく、微少なフィルタ要素をモザイク状に組み合わせ
たモザイクフィルタとしてもよい。
【0037】モニタユニット300は、通常画像データ
NSにより表される通常画像NPおよびおよび蛍光診断
画像データKSにより表される蛍光診断画像KPを表示
するためのモニタ310、モニタ310への通常画像N
Pおよび蛍光診断画像KPの表示を制御するモニタコン
トローラ320、および後述するようにモニタ310に
表示される通常画像NPと蛍光診断画像KPとの表示を
切替指示をモニタコントローラ320に対して行うため
のフットスイッチ330を備える。なお、フットスイッ
チ330に代えて、内視鏡挿入部100に手元操作スイ
ッチ340を設けてもよい。
【0038】次いで、第1の実施形態の動作について説
明する。照明ユニット210からは白色光および励起光
が交互に射出されて、通常画像NPと蛍光診断画像KP
とが同一フレームの画像としてモニタ310に表示され
るが、まず、白色光により通常画像NPを撮像する場合
の動作について説明する。照明ユニット210から射出
された白色光はライトガイド101を介して生体観察部
10に照射され、生体観察部10において反射された反
射像はイメージファイバ102を介して画像検出ユニッ
ト220に入力される。画像検出ユニット220におい
ては、CCD撮像素子において反射像が撮像されて電気
信号に変換される。電気信号はA/D変換されてデジタ
ルの通常画像データNSとされ、モニタユニット300
に入力される。
【0039】次いで、励起光により蛍光診断画像KPを
撮像する場合の動作について説明する。照明ユニット2
10から射出された励起光はライトガイド101を介し
て生体観察部10に照射され、励起光の照射により生体
観察部10から発生した蛍光像はイメージファイバ10
2を介して画像検出ユニット220に入力される。画像
検出ユニット220においては、CCD撮像素子におい
て蛍光像が撮像されて電気信号に変換される。電気信号
はA/D変換されてデジタルの蛍光画像データとされ
る。
【0040】ここで、必要に応じて上述したように広帯
域および狭帯域の蛍光像並びに白色光に含まれる参照光
に基づく反射像が撮像され、広帯域および狭帯域の蛍光
画像データ並びに参照光に基づく参照画像データが取得
されており、これらの画像データに対して上述した演算
を施すことにより、蛍光診断画像データKSが得られ
る。蛍光診断画像データKSはモニタユニット300に
入力される。
【0041】モニタユニット300においては、モニタ
コントローラ320において、通常画像データNSによ
り表される通常画像NPをモニタ310における大サイ
ズのメインウィンドウMWに、蛍光診断画像データKS
により表される蛍光診断画像データKSをモニタ310
における小サイズのサブウィンドウSWに表示すべく、
通常画像データNSおよび蛍光診断画像データKSに対
して拡大縮小処理を含む画像処理が施される。これによ
り、図2に示すようにモニタ310のメインウィンドウ
MWに通常画像NPが、サブウィンドウSWに蛍光診断
画像KPがそれぞれ表示される。なお、モニタ310の
メインウィンドウMWおよびサブウィンドウSW以外の
領域には、患者のID番号および患者名が表示される。
【0042】ここで、本実施形態による蛍光内視鏡装置
の操作者がフットスイッチ330を操作して切替指示を
モニタコントローラ320に入力すると、図3に示すよ
うに、メインウィンドウMWおよびサブウィンドウSW
に表示される画像が切り替わり、メインウィンドウMW
に蛍光診断画像KPが、サブウィンドウSWに通常画像
NPがそれぞれ表示される。したがって、操作者はモニ
タ310に表示された通常画像NPを観察し、通常画像
NPにおける生体観察部10が病変組織であると思われ
る場合には、フットスイッチ330を操作することによ
り、病変組織をより視認しやすい蛍光診断画像KPを大
サイズのメインウィンドウMWに表示することができ
る。
【0043】このように、本実施形態によれば、フット
スイッチ330の操作により詳細に観察したい画像をメ
インウィンドウMWに表示することができ、これによ
り、メインウィンドウMWに表示された画像の視認性を
向上させることができる。また、1つのモニタ310に
通常画像NPおよび蛍光診断画像KPを表示することが
できるため、双方の画像を観察する際に視線を大きく移
動させる必要がなくなり、これにより双方の画像の比較
を容易に行うことができる。また、通常画像NPおよび
蛍光診断画像KPをそれぞれ表示するための2台のモニ
タを用意する必要がないため、装置の占有スペースを低
減させることができる。
【0044】次いで、本発明の第2の実施形態について
説明する。図4は本発明の第2の実施形態による画像表
示装置を適用した蛍光内視鏡装置の概略図である。な
お、第2の実施形態において第1の実施形態と同一の構
成については同一の参照番号を付し、詳細な説明は省略
する。第2の実施形態においては、モニタユニット30
0が、蛍光診断画像KPにおける病変組織の有無を検出
して検出信号Dを出力する検出部350を備え、モニタ
コントローラ320において検出信号Dに基づいて、モ
ニタ310における通常画像NPおよび蛍光診断画像K
Pの表示を切り替えるようにしたものである。
【0045】検出部350は、蛍光診断画像KPの画素
値を予め定められたしきい値Th1と比較し、しきい値
Th1よりも値が小さい画素が予め定められたしきい値
Th2よりも多い場合に検出信号Dを出力する。なお、
しきい値Th1よりも値が小さい画素が固まりとして予
め定められた面積以上存在する場合に検出信号Dを出力
するようにしてもよい。
【0046】ここで、図10に示すように、生体観察部
10に励起光を照射すると、正常組織からは強い蛍光が
発せられ、病変組織からは正常組織から発せられる蛍光
よりも強度が弱い蛍光が発せられる。したがって、病変
組織においては、蛍光診断画像KPの画素値が正常組織
と比較して小さくなる。また、病変組織は生体組織にお
いてある面積を持って存在する。したがって、しきい値
Th1を画素値が病変組織と見なせる程度の値に設定
し、さらにしきい値Th1以下の画素値となる画素がし
きい値Th2よりも多い場合に、モニタ310に表示中
の画像は病変組織の可能性が高いことから、検出信号D
を出力してモニタ310の表示を切り替えるようにした
ものである。
【0047】次いで、第2の実施形態の動作について説
明する。上記第1の実施形態と同様に、通常画像NPお
よび蛍光診断画像KPの撮像が行われ、図2に示すよう
にモニタ310のメインウィンドウMWに通常画像NP
が、サブウィンドウSWに蛍光診断画像KPがそれぞれ
表示される。
【0048】ここで、蛍光診断画像KPにおける画素値
がしきい値Th1よりも小さい画素がしきい値Th2よ
りも多いと、検出部350から検出信号Dが出力されて
モニタコントローラ320に入力される。モニタコント
ローラ320に検出信号Dが入力されると、図3に示す
ように、メインウィンドウMWおよびサブウィンドウS
Wに表示される画像が切り替わり、メインウィンドウM
Wに蛍光診断画像KPが、サブウィンドウSWに通常画
像NPがそれぞれ表示される。したがって、通常画像N
Pにおける生体観察部10が病変組織である可能性が高
い場合には、病変組織をより視認しやすい蛍光診断画像
KPを大サイズのメインウィンドウMWに表示すること
ができ、これにより病変組織をより容易に視認すること
ができる。
【0049】次いで、本発明の第3の実施形態について
説明する。図5は本発明の第3の実施形態による画像表
示装置を適用した蛍光内視鏡装置の概略図である。な
お、第3の実施形態において第1および第2の実施形態
と同一の構成については同一の参照番号を付し、詳細な
説明は省略する。第3の実施形態においては、第1の実
施形態においてさらにモニタユニット300が検出部3
50を備え、モニタコントローラ320において検出信
号Dに基づいて、モニタ310に通常画像NPおよび蛍
光診断画像KPの表示の切り替えを促すメッセージを表
示するようにしたものである。なお、モニタコントロー
ラ320は、メッセージの表示に代えて、音声により切
り替えを促す警報を発するものとしてもよい。
【0050】次いで、第3の実施形態の動作について説
明する。上記第1の実施形態と同様に、通常画像NPお
よび蛍光診断画像KPの撮像が行われ、図2に示すよう
にモニタ310のメインウィンドウMWに通常画像NP
が、サブウィンドウSWに蛍光診断画像KPがそれぞれ
表示される。
【0051】ここで、蛍光診断画像KPにおける画素値
がしきい値Th1よりも小さい画素がしきい値Th2よ
りも多いと、検出部350から検出信号Dが出力されて
モニタコントローラ320に入力される。モニタコント
ローラ320に検出信号Dが入力されると、図6に示す
ように、モニタ310にメインウィンドウMWおよびサ
ブウィンドウSWに表示される画像の切り替えを促す
「切り替え」のメッセージ7が表示される。
【0052】モニタ310に表示されたメッセージ7に
基づいて操作者がフットスイッチ330を操作すると、
図3に示すように、メインウィンドウMWおよびサブウ
ィンドウSWに表示される画像が切り替わり、メインウ
ィンドウMWに蛍光診断画像KPが、サブウィンドウS
Wに通常画像NPがそれぞれ表示される。したがって、
撮像される生体観察部10が病変組織である可能性が高
い場合には、モニタ310に表示されたメッセージ7に
基づいてフットスイッチ330を操作することにより、
病変組織をより視認しやすい蛍光診断画像KPを大サイ
ズのメインウィンドウMWに表示することができる。
【0053】なお、上記第1から第3の実施形態におい
ては、図2に示すように表示されたメインウィンドウM
Wの通常画像NPおよびサブウィンドウSWの蛍光診断
画像KPを、図3に示すように切り替えているが、図7
に示すように図2に示す蛍光診断画像KPが表示されて
いるサブウィンドウSWを拡大してメインウィンドウM
Wとするとともに、通常画像NPが表示されているメイ
ンウィンドウMWを縮小してサブウィンドウSWとする
ことにより、通常画像NPおよび蛍光診断画像KPの表
示を切り替えるようにしてもよい。
【0054】また、上記第1から第3の実施形態におい
ては、図2に示すように、通常画像NPをメインウィン
ドウMWに、蛍光診断画像KPをサブウィンドウSWに
表示する形態を初期状態としているが、病変の有無の検
出あるいは病変範囲の検査等蛍光内視鏡装置を用いた検
査の目的によっては、メインウィンドウMWに蛍光診断
画像KPを初期状態として表示しておいた方がよい場合
がある。したがって、蛍光診断画像KPをメインウィン
ドウMWに、通常画像NPをサブウィンドウSWに表示
する形態を初期状態としてもよい。
【0055】なお、初期状態は、本実施形態による画像
表示装置の操作者の好み、観察の目的あるいは手技等に
応じて設定すればよい。これにより、操作者の好み、観
察の目的あるいは手技に応じた画像の表示を行うことが
可能となる。
【0056】さらに、上記第1から第3の実施形態にお
いては、図8に示すようにメインウィンドウMWおよび
サブウィンドウSWを重畳させてモニタ310に表示し
てもよい。この場合、サブウィンドウSWはメインウィ
ンドウMWに表示された通常画像NPまたは蛍光診断画
像KPにおいて診断の邪魔にならない領域に表示すれば
よい。このようにメインウィンドウMWおよびサブウィ
ンドウSWを重畳させてモニタ310に表示することに
より、メインウィンドウMWをモニタ310における表
示領域に最大限に表示することができるため、メインウ
ィンドウMWに表示された画像の視認性をより向上させ
ることができる。
【0057】次いで、本発明の第4の実施形態について
説明する。図9は本発明の第4の実施形態による画像表
示装置を適用した蛍光内視鏡装置の概略図である。な
お、第4の実施形態において第1の実施形態と同一の構
成については同一の参照番号を付し、詳細な説明は省略
する。第4の実施形態においては、初期状態として通常
画像NPのみの撮像を行ってメインウィンドウMWに通
常画像NPを表示し、フットスイッチ330または手元
操作スイッチ340からの切替指示により、通常画像N
Pの撮像に代えて蛍光診断画像KPの撮像を行い、蛍光
診断画像KPをメインウィンドウMWに表示するととも
に、切替指示があった直前にメインウィンドウMWに表
示されていた通常画像NPの静止画像をサブウィンドウ
SWに表示するようにしたものである。このため、第4
の実施形態においては、モニタユニット300が、第1
の実施形態におけるモニタコントローラ320に代え
て、画像データ処理部200のコントローラ230に対
して撮像する画像の切替指示を行うとともに、モニタ3
10における通常画像NPおよび蛍光診断画像KPの表
示を切り替えるモニタコントローラ360を備えるもの
である。
【0058】次いで、第4の実施形態の動作について説
明する。なお、ここではフットスイッチ330を用いて
切替指示を行うものとする。まず、照明ユニット210
から白色光が射出され、ライトガイド101を介して生
体観察部10に照射され、生体観察部10において反射
された反射像はイメージファイバ102を介して画像検
出ユニット220に入力される。画像検出ユニット22
0においては、CCD撮像素子において反射像が撮像さ
れて電気信号に変換される。電気信号はA/D変換され
てデジタルの通常画像データNSとされ、モニタユニッ
ト300に入力される。
【0059】モニタユニット300においては、モニタ
コントローラ360において、通常画像データNSによ
り表される通常画像NPをモニタ310における大サイ
ズのメインウィンドウMWに表示すべく、通常画像デー
タNSに対して拡大縮小処理を含む画像処理が施され
る。これにより、モニタ310のメインウィンドウMW
に通常画像NPが表示される。なお、この際、サブウィ
ンドウSWには何ら画像は表示されない。
【0060】ここで、第4の実施形態による蛍光内視鏡
装置の操作者がフットスイッチ330を操作して切替指
示をモニタコントローラ360に入力すると、照明ユニ
ット210からは白色光に代えて励起光が射出される。
照明ユニット210から射出された励起光はライトガイ
ド101を介して生体観察部10に照射され、励起光の
照射により生体観察部10から発生した蛍光像はイメー
ジファイバ102を介して画像検出ユニット220に入
力される。画像検出ユニット220においては、CCD
撮像素子において蛍光像が撮像されて電気信号に変換さ
れる。電気信号はA/D変換されてデジタルの蛍光画像
データとされる。
【0061】ここで、必要に応じて上述したように広帯
域および狭帯域の蛍光像並びに白色光に含まれる参照光
に基づく反射像が撮像され、広帯域および狭帯域の蛍光
画像データ並びに参照光に基づく参照画像データが取得
されており、これらの画像データに対して上述した演算
を施すことにより、蛍光診断画像データKSが得られ
る。蛍光診断画像データKSはモニタユニット300に
入力される。
【0062】モニタユニット300においては、モニタ
コントローラ360において、蛍光診断画像データKS
により表される蛍光診断画像KPをモニタ310におけ
る大サイズのメインウィンドウMWに、フットスイッチ
330による切替指示があった直前の通常画像画像デー
タNSにより表される通常画像NPの静止画像をモニタ
310における小サイズのサブウィンドウSWに表示す
べく、通常画像データNSおよび蛍光診断画像データK
Sに対して拡大縮小処理を含む画像処理が施される。こ
れにより、モニタ310のメインウィンドウMWに蛍光
診断画像KPが、サブウィンドウSWに通常画像NPの
静止画像がそれぞれ表示される。
【0063】なお、この後操作者がフットスイッチ33
0を操作して切替指示をモニタコントローラ360に入
力する毎に、メインウィンドウMWへの通常画像NPま
たは蛍光診断画像KPの表示、並びにサブウィンドウS
Wへの切替指示が行われる直前の蛍光診断画像KPまた
は通常画像NPの表示が行われる。
【0064】このように、第4の実施形態によれば、フ
ットスイッチ330の操作により詳細に観察したい画像
をメインウィンドウMWに表示することができるため、
メインウィンドウMWに表示された画像の視認性を向上
させることができる。また、1つのモニタ310に通常
画像NPおよび蛍光診断画像KPを表示することができ
るため、双方の画像を観察する際に視線を大きく移動さ
せる必要がなくなり、これにより双方の画像の比較を容
易に行うことができる。また、通常画像NPおよび蛍光
診断画像KPをそれぞれ表示するための2台のモニタを
用意する必要がないため、装置の占有スペースを低減さ
せることができる。
【0065】なお、上記第4の実施形態においては、フ
ットスイッチ330による切替指示があった直前にメイ
ンウィンドウMWに表示された通常画像NPの静止画像
または蛍光診断画像KPの静止画像をモニタ310にお
ける小サイズのサブウィンドウSWに表示しているが、
略同一の生体観察部10について過去に撮像することに
より得られた蛍光診断画像KPあるいは通常画像NP、
典型的な病変組織の画像等他の画像をサブウィンドウS
Wに表示してもよい。この場合、過去の蛍光診断画像デ
ータKS、過去の通常画像データNS、典型的な病変組
織の画像を表す画像データ等は、モニタユニット300
に設けられた不図示のメモリに記憶しておけばよい。
【0066】また、上記第4の実施形態においては、通
常画像NPを先に撮像する形態を初期状態としている
が、蛍光診断画像KPを先に撮像する形態を初期状態と
してもよい。
【0067】さらに、上記第4の実施形態においても、
図8に示すようにメインウィンドウMWおよびサブウィ
ンドウSWを重畳させてモニタ310に表示してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による画像表示装置を
適用した蛍光内視鏡装置の構成を示す概略図
【図2】通常画像および蛍光診断画像のモニタへの表示
形態の初期状態を示す図
【図3】通常画像および蛍光診断画像の表示を切り替え
た後のモニタへの表示形態を示す図
【図4】本発明の第2の実施形態による画像表示装置を
適用した蛍光内視鏡装置の構成を示す概略図
【図5】本発明の第3の実施形態による画像表示装置を
適用した蛍光内視鏡装置の構成を示す概略図
【図6】第3の実施形態におけるモニタの表示形態を示
す図
【図7】モニタの表示形態の他の例を示す図
【図8】モニタの表示形態のさらに他の例を示す図
【図9】本発明の第4の実施形態による画像表示装置を
適用した蛍光内視鏡装置の構成を示す概略図
【図10】正常組織と病変組織の蛍光スペクトルの強度
分布を示す説明図
【符号の説明】
7 メッセージ 10 生体観察部 100 内視鏡挿入部 200 画像データ処理部 210 照明ユニット 220 画像検出ユニット 230 コントローラ 300 モニタユニット 310 モニタ 320,360 モニタコントローラ 330 フットスイッチ 340 手元操作スイッチ 350 検出部 MW メインウィンドウ SW サブウィンドウ NP 通常画像 KP 蛍光診断画像

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色光および励起光を含む照明光を観
    察部に照射することにより該観察部において得られる反
    射光および蛍光に基づいて、前記観察部の通常画像およ
    び蛍光診断画像を取得する画像撮像手段と、該通常画像
    および該蛍光診断画像を表示する表示手段とを備えた画
    像表示装置において、 前記通常画像および前記蛍光診断画像の一方を前記表示
    手段におけるメインウィンドウに、他方をサブウィンド
    ウに表示するよう前記表示手段における画像の表示を制
    御する表示制御手段と、 前記メインウィンドウおよび前記サブウィンドウに表示
    する画像の切替指示を前記表示制御手段に対して行う切
    替手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記画像撮像手段は、前記白色光およ
    び前記励起光を前記観察部に交互に照射して前記通常画
    像および前記蛍光診断画像を同一フレームの画像として
    取得する手段であることを特徴とする請求項1記載の画
    像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記切替手段は、前記蛍光診断画像の
    特徴量に基づいて、前記切替指示を前記表示制御手段に
    対して行う手段であることを特徴とする請求項1または
    2記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記蛍光診断画像の特徴量に基づい
    て、警報を発する警報手段をさらに備えたことを特徴と
    する請求項1または2記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記警報は前記表示手段に表示される
    メッセージであることを特徴とする請求項4記載の画像
    表示装置。
  6. 【請求項6】 前記警報が音声であることを特徴とす
    る請求項4記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 所定の指示入力に応じて白色光および
    励起光を観察部に交互に照射することにより該観察部に
    おいて得られる反射光および蛍光に基づいて、前記観察
    部の通常画像および蛍光診断画像を交互に取得する画像
    撮像手段と、該通常画像および該蛍光診断画像を表示す
    る表示手段とを備えた画像表示装置において、 前記通常画像および前記蛍光診断画像の一方を前記表示
    手段におけるメインウィンドウに表示し、前記所定の指
    示入力に基づいて、前記通常画像および前記蛍光診断画
    像の他方を前記メインウィンドウに表示するとともに、
    前記所定の指示入力の直前に前記メインウィンドウに表
    示されていた前記通常画像の静止画像または前記蛍光診
    断画像の静止画像もしくは所望の静止画像をサブウィン
    ドウに表示するよう前記表示手段における画像の表示を
    制御する表示制御手段を備えたことを特徴とする画像表
    示装置。
  8. 【請求項8】 前記所望の静止画像は、前記観察部と
    略同一の観察部について過去に撮像された前記通常画像
    または前記蛍光診断画像であることを特徴とする請求項
    7記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示制御手段は、前記メインウィ
    ンドウおよび前記サブウィンドウを重畳させて前記表示
    手段に表示する手段であることを特徴とする請求項1か
    ら8のいずれか1項記載の画像表示装置。
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