JP2000023818A - 飲食物循環搬送路 - Google Patents

飲食物循環搬送路

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JP2000023818A
JP2000023818A JP10210321A JP21032198A JP2000023818A JP 2000023818 A JP2000023818 A JP 2000023818A JP 10210321 A JP10210321 A JP 10210321A JP 21032198 A JP21032198 A JP 21032198A JP 2000023818 A JP2000023818 A JP 2000023818A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲食物を取り出す際においても、所望される
飲食物以外の飲食物に異物等が付着することを防止す
る。 【解決手段】 個々の飲食物および飲食物容器8を覆っ
た状態で搬送路1上を循環移動する透明なカバー部材6
を有し、前記カバー部材6は、客前に配された操作部1
0の操作により、個々に適宜開放できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲食物および飲食
物が入れられた飲食物容器を循環搬送する無端状とされ
た循環型搬送路において、前記搬送路上の食品の乾燥や
異物の付着等を防止することのできる飲食物循環搬送路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲食台等に隣接または沿って、無
端状に形成された食品搬送用の循環型搬送路を設け、こ
の搬送路に、商品、例えば寿司等の飲食物を盛り付けた
皿等の容器を載置して搬送する循環搬送型の飲食カウン
タ−は、飲食客や調理人が移動することなく飲食或いは
調理することができ、更に飲食客は席にいながらにして
自分の所望する商品を選びながら飲食できることから広
く使用されている。
【0003】このような飲食カウンタにおいては、商品
である寿司等の食品が投入される厨房等から飲食客がい
る場所までは距離があるとともに、搬送路が循環してい
るために食品が循環、搬送される間に乾燥したり、ほこ
りや虫等の異物が付着する恐れがあることから、椀を伏
せた形状の蓋材にて前記皿等の食器を覆って搬送するな
どの方法がなされており、飲食客は、食器に載置された
食品をこの蓋材とともに搬送路より取り出して、食器お
よび蓋材をカウンタ上に置いて飲食をするようになって
いる。
【0004】しかし、上記したような蓋材を用いる方法
では、一々食器から蓋材を取り除く必要があり、煩雑で
あるとともに、取り除かれた蓋材が飲食の邪魔になり、
さらに前記蓋材も食器同様に随時洗浄する必要があるた
め、これらの洗浄には多くの人手と費用を要し、更に
は、これら食品の投入時において、前記蓋材を一々食器
上に配置する必要があり、煩雑であった。
【0005】そのため、近年においてはこれら搬送路上
部全体を覆うカバー部材等を設けて、飲食物を外部と遮
断して搬送し、飲食客はこれらカバー部材に設けられた
開閉部より所望の飲食物を取り出して飲食することが提
案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これら搬送路上部全体
をカバー部材にて覆う手法では、前記椀状の蓋材を用い
た場合における煩雑さや、洗浄の手間等を省くことがで
きるものの、これらカバー部材の適宜な位置に設けられ
た所定の幅を有する開閉扉を開いて、飲食客は所望の飲
食物を搬送路より取り出すことになるため、これら取り
出しの際に、取り出される飲食物に隣接して搬送される
飲食物に、取り出しのために開かれた前記開閉扉より侵
入する異物等が付着してしまう場合があるという問題が
あった。
【0007】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、飲食客が所望する飲食物を取り出す
際においても、他の飲食物に異物等が付着することがな
く、尚且つ従来のような蓋材を使用する場合のような、
煩雑さや逐次の洗浄等を必要とすることのない飲食物循
環搬送路を提供するこを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した問題を解決する
ために、本発明の飲食物循環搬送路は、個々の飲食物お
よび飲食物容器を覆った状態で搬送路上を循環移動する
透明なカバー部材を有し、前記カバー部材は、客前に配
された操作部の操作により、個々に適宜開放できること
を特徴としている。この特徴によれば、飲食客は循環搬
送されている飲食物の中から、所望の飲食物を覆ってい
るカバー部材のみを、前記操作部にて操作することによ
り一々搬送路上に手を伸ばすことなく、容易に開放させ
て飲食物を取り出すことができるため、これら取り出し
時において、その他の飲食物に異物等が付着することが
ないばかりか、これらカバー部材は開放可能とされてい
るために、搬送路上より取り出されて飲食の邪魔となる
こともなく、再度飲食物を覆って繰り返し使用すること
ができる。
【0009】本発明の飲食物循環搬送路は、前記循環搬
送路の少なくとも循環搬送路に隣接する飲食台側前面部
に、前記カバー部材を開放させる操作部を具備すること
が好ましい。このようにすれば、飲食客は搬送路上を搬
送される飲食物を目視しながら前記操作部を操作するこ
とができるようになり、所望の飲食物のカバー部材を開
放する際の操作性を向上できる。
【0010】本発明の飲食物循環搬送路は、前記カバー
部材を開放させる開放手段が、前記カバーの循環搬送移
動力を利用してカバー部材を自動開放するようになって
いることが好ましい。このようにすれば、カバー部材の
循環搬送移動力を用いることで、特別な動力を必要とせ
ずに、カバー部材を自動開放させることができる。
【0011】本発明の飲食物循環搬送路は、前記開放手
段が、前記カバー部材の一端が軸支され、この軸に連結
されたカム部と、前記操作部により搬送路上の所定位置
に出没自在とされ、これが露出して前記カム部と当接す
ることにより、前記カバー部材の移動に伴って前記軸を
回転させてカバー部材を開放させる作動プレートと、か
ら成ることが好ましい。このようにすれば、出没自在と
された前記作動プレートを操作部より操作するのみで、
所望の飲食物を覆うカバー部材を開放させることがで
き、これら単純な構造にてカバー部材の自動開放を実施
することができる。
【0012】本発明の飲食物循環搬送路は、前記開放手
段が、カバー部材を開放する弾性部材と、カバー部材を
閉じた状態に係止する係止部とから構成され、前記操作
部よりの操作により前記係止部における係合が解除され
るようになっていることが好ましい。このようにすれ
ば、飲食物が取り出された前記カバー部材は、開放され
た状態に保持されるため、再度飲食物を投入可能なカバ
ー部材を瞬時に把握することができるばかりか、これら
飲食物を投入する際に、一々カバー部材を開ける必要も
ない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0014】(実施例1)図1は、本実施例1の飲食物
循環搬送路を示す外観斜視図であり、図2は、本実施例
1の飲食物循環搬送路の構成を示す断面A―Aにおける
断面図であり、図3は、本実施例1の飲食物循環搬送路
に用いたカバー付き載置台に設けられたカムの動作状況
を示す模式図である。
【0015】本実施例1の循環搬送路1は、図1に示さ
れるように、客席4を具備し、飲食カウンタ3に沿って
設けられ、寿司皿8に載置された飲食物である寿司等を
収納したカバー付き載置台5を搬送する無端状の循環型
搬送路であるフラットトップチェ−ンコンベア1と、前
記フラットトップチェ−ンコンベア1の両側部に設けら
れたコンベアハウジング11とから主に構成されてい
る。
【0016】これら前記フラットトップチェ−ンコンベ
ア1は、略半月状とされたクレセントチェーン2が、相
対回転可能に連結されて形成された通常のフラットトッ
プチェ−ンコンベア1とされており、これらクレセント
チェーン2とコンベアハウジング11との間には、スラ
イドレール16が配置されてクレセントチェーン2がス
ムーズに移動するようになっている。
【0017】これらフラットトップチェ−ンコンベア1
上には、図1および図2に示されるように、前記寿司皿
8が載置可能とされたベース台7と、このベース台7の
上部を覆い、その一端の連結部15が回転軸部14にて
軸支されて開閉可能とされた透明なカバー部材6とから
成り、前記寿司皿8を収納可能とされたカバー付き載置
台5が配置され、これらカバー付き載置台5がフラット
トップチェ−ンコンベア1により移動、搬送されて飲食
客に提供されるようになっている。
【0018】前記カバー部材6は、前記したようにその
一端に設けられた連結部15が、回転軸部14にて軸支
されており、この回転軸12は、図1および図2に示さ
れるように、その一端がフラットトップチェ−ンコンベ
ア1の側部方向に延ばされ、その端部に所定の配置角度
とされたカム13が設けられている。
【0019】また、本実施例1の飲食物循環搬送路で
は、図2に示されるように、飲食カウンタ3の客席4に
面するコンベアハウジング11の側部前面に、操作部と
しての操作ノブ10が設けられ、更には前記客席4と反
対側のコンベアハウジング11の側部の適宜箇所にも操
作ノブ10’が設けられており、これら操作ノブ10、
10’は、駆動シャフト20に連結され、この駆動シャ
フト20の所定位置に設けられた揺動アーム18が、操
作ノブ10、10’を回転させることにより、揺動する
ようになっている。
【0020】この揺動アーム18は、前記フラットトッ
プチェ−ンコンベア1の内周側である客席4と反対側の
側部に出没自在とされた作動プレート9と、その両端部
にユニバ−サルジョイント19を有する連結シャフト1
7にて連結されており、前記揺動アーム18が揺動する
ことにより、作動プレート9が上下するようになってお
り、上昇して露出した作動プレート9は、前記操作ノブ
10、10’を解放することにより、その自重にて自動
的に降下して埋没するようになっている。
【0021】これら上昇して露出した作動プレート9
は、その上面部が前記回転軸12の端部に設けられたカ
ム13と当接するようになっており、これらカム13が
カバ−付き載置台5とともにフラットトップチェ−ンコ
ンベア1によって移動することで、図3(a)に示され
るように、カム13が前記回転軸12を所定方向に回転
させて、この回転軸12に連結されている前記カバ−部
材6が、開かれ、この作動プレート9を通過した場合に
は、自動的にカバ−部材6が、閉まるようになってお
り、飲食客が前記操作ノブ10を操作せずに、作動プレ
ート9が上昇しない場合には、図3(b)に示されるよ
うに、カム13が作動プレート9と当接することがな
く、カバ−部材6が開くこともない。
【0022】これに基づき、客席4にいる飲食客は、各
カバ−付き載置台5に収納されて搬送されてくる各種の
寿司から、透明なカバ−部材6を通して所望の種類の寿
司を確認し、所望の寿司を収納するカバ−付き載置台5
が自分の前方に搬送されてきた際に、前記操作ノブ10
を所定方向に回転させて作動プレート9を露出させるこ
とにより、そのカバ−付き載置台5のカバ−部材6を搬
送路上まで手を一々延ばすことなしに開けることがで
き、収納されている所望の寿司を容易に取り出すことが
できるようになるとともに、各種の寿司が載置された寿
司皿8が、個々にカバ−付き載置台5に収納された搬送
されることから、飲食客が所望の前記寿司皿8を取り出
す場合でも、他の寿司皿8上の寿司に異物当が付着する
ことがなく、これらカバ−部材6は開閉可能にベ−ス台
7に取付けられていることから、これらカバ−部材6が
飲食の邪魔となることもない。
【0023】(実施例2)図4(a)、(b)は、本実
施例2の飲食物循環搬送路に用いたカバ−付き載置台
5’の構造を示す断面図であり、図5は、本実施例2の
飲食物循環搬送路の構造を示す断面図であり、図6は、
本発明の飲食物循環搬送路に用いたカバ−付き載置台
5’のカバ−解放を起動する部分の拡大詳細図である。
【0024】本実施例2のカバ−付き載置台5’は、図
4(a)および図4(b)に示されるように、実施例1
のカバ−付き載置台5と同様に、ベ−ス台21上を覆う
ように透明なカバ−部材24が配置され、このカバ−部
材24は、その一端に設けられた連結部23により回転
軸部14にて回転軸22に軸支されて開閉可能とされて
いる。
【0025】本実施例2では、前記カバ−部材24の連
結部23が設けられた反対側下部位置に、ベ−ス台21
に設けられた係止穴部27と係合する係止部26が設け
られているとともに、その詳細な構造が図6に示される
ように、前記係止部26と係止穴部27との係合を解除
する解除ピン29と、この解除ピン29の位置を復元さ
せるスプリング28とが設けられており、前記解除ピン
29が内部方向に押されることにより、前記係止部26
と係止穴部27との係止が解除されるようになってい
る。
【0026】このように係止部26と係止穴部27との
係合が解除されることで、図4(b)に示されるよう
に、前記連結部23が設けられた側の所定位置に設けら
れたカバ−部材24を開放する弾性部材としてのダンパ
−25によって、前記カバ−部材24が開放されるよう
になっている。
【0027】これらカバ−付き載置台5’は、図5に示
されるように、前記回転軸部14が客席4と反対側とな
り、カバ−部材24の開放部が客席4側となるように本
実施例2ではフラットトップチェ−ンコンベア1にボル
ト(図示せず)により固定されている。
【0028】また本実施例2では、前記解除ピン29を
押す機構として、図5に示されるように、飲食カウンタ
3側のコンベアハウジング11に、飲食客が押す操作ボ
タン33と、伝達シャフト31と、この伝達シャフト3
1を元の位置に復元させるスプリング32と、伝達シャ
フト31のフラットトップチェ−ンコンベア1側の端部
に連結された半月状の作動プレ−ト30とが設けられて
おり、前記操作ボタン33を飲食客が押すことにより、
前記作動プレ−ト30がコンベアハウジング11より横
方向に露出して、図6に示されるように前記解除ピン2
9がカバ−付き載置台5’の移動に伴って押され、前記
係合が解除されてカバ−部材24が開放されるようにな
っている。
【0029】これら、本実施例2のようにすれば、ダン
パ−を用いることにより、係合を解除する簡便な機構の
みで、確実な開放がなされるとともに、収納されている
寿司皿8が取り出された場合には、カバ−部材24が開
放された状態に保持されることから、寿司皿8が取り出
されたカバ−付き載置台5’を瞬時に把握することがで
きるばかりか、再度寿司を載置する場合において、一々
カバ−部材24を開ける必要もない。
【0030】また、前記実施例2では、弾性部材として
ダンパ−を使用しているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、カバ−部材24を開放することのできる
弾性部材であれば、スプリング等のその他の弾性部材を
使用しても良い。
【0031】また、本実施例2では、前記係合の解除を
解除ピン29にて実施しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、その他の方法、例えば電気的なソ
レノイド等を用いて実施しても良く、これら係合の解除
を起動させる方法も、用いる係合解除方法に適した方法
を用いれば良い。
【0032】また、本実施例2では、カバ−付き載置台
5’の固定方向をカバ−部材24の開放側が客席側とな
るようにしているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、他の方向としても良いが、このように向けて配
置することにより、飲食客が寿司皿8を取りだし易くな
ることから好ましい。
【0033】以上、本発明を図面に基づき説明してきた
が、本発明はこれら各実施例に限定されるものではな
く、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加
があっても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0034】また、前記各実施例では、寿司皿8を載置
する載置台としてのベース台7、21を用いているが、
本発明はこれに限定されるものでななく、これらベース
台7、21を用いずに、前記クレセントチェーン2に回
転軸部14を設けるようにしても良い。
【0035】また、前記各実施例においては、クレセン
トチェーン2によるフラットチェ−ンコンベア1を用い
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、こ
れら循環搬送路が、不動の板であって、前記カバ−付き
載置台5、5’が、前記不動の板下部を循環移動するマ
グネット等に連動して循環移動するものであっても良
い。
【0036】また、前記各実施例においては、循環搬送
路が飲食カウンタ3に沿って設けられているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、パーティー等の立食
の場合には、これら飲食台が設けられていない循環搬送
路としても良い。
【0037】また、前記各実施例においては、寿司およ
び寿司皿を例に説明しているが、本発明はこれら飲食物
および飲食物容器は搬送可能なものであれば限定される
ものではなく、前記カバ−付き載置台5、5’およびカ
バ−部材24の形状や大きさ等は、これら搬送される飲
食物および飲食物容器の形状等に合わせたものとすれば
良い。
【0038】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0039】(a)請求項1項の発明によれば、飲食客
は循環搬送されている飲食物の中から、所望の飲食物を
覆っているカバー部材のみを、前記操作部にて操作する
ことにより一々搬送路上に手を伸ばすことなく、容易に
開放させて飲食物を取り出すことができるため、これら
取り出し時において、その他の飲食物に異物等が付着す
ることがないばかりか、これらカバー部材は開放可能と
されているために、搬送路上より取り出されて飲食の邪
魔となることもなく、再度飲食物を覆って繰り返し使用
することができる。
【0040】(b)請求項2項の発明によれば、飲食客
は搬送路上を搬送される飲食物を目視しながら前記操作
部を操作することができるようになり、所望の飲食物の
カバー部材を開放する際の操作性を向上できる。
【0041】(c)請求項3項の発明によれば、カバー
部材の循環搬送移動力を用いることで、特別な動力を必
要とせずに、カバー部材を自動開放させることができ
る。
【0042】(d)請求項4項の発明によれば、出没自
在とされた前記作動プレートを操作部より操作するのみ
で、所望の飲食物を覆うカバー部材を開放させることが
でき、これら単純な構造にてカバー部材の自動開放を実
施することができる。
【0043】(e)請求項5項の発明によれば、飲食物
が取り出された前記カバー部材は、開放された状態に保
持されるため、再度飲食物を投入可能なカバー部材を瞬
時に把握することができるばかりか、これら飲食物を投
入する際に、一々カバー部材を開ける必要もない。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における飲食物循環搬送路を
示す外観斜視図であ
【図2】本発明の実施例1における飲食物循環搬送路の
構成を示す断面A―Aにおける断面図である。
【図3】(a)、(b)は、本発明の実施例1における
飲食物循環搬送路に用いたカバー付き載置台に設けられ
たカムの動作状況を示す模式図である。
【図4】(a)、(b)は、本発明の実施例1における
飲食物循環搬送路に用いたカバ−付き載置台5’の構造
を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例2における飲食物循環搬送路の
構成を示す断面図である。
【図6】本発明の実施例2における飲食物循環搬送路に
用いたカバ−付き載置台5’のカバ−解放を起動する部
分の拡大詳細図である。
【符号の説明】
1 フラットチェーンコンベア(循環搬送
路) 2 クレセントチェ−ン 3 飲食カウンタ 4 客席 5 カバ−付き載置台 5’ カバ−付き載置台 6 カバ−部材 7 ベ−ス台 8 寿司皿 9 作動プレ−ト 10 操作ノブ(操作部) 10’ 操作ノブ(操作部) 11 コンベアハウジング 12 回転軸 13 カム 14 回転軸部 15 連結部 16 スライドレ−ル 17 連結シャフト 18 揺動ア−ム 19 ユニバ−サルジョイント 20 駆動シャフト 21 ベ−ス台 22 回転軸 23 連結部 24 カバ−部材 25 ダンパ− 26 係止部(係止部) 27 係止穴部(係止部) 28 スプリング 29 解除ピン 30 作動プレ−ト 31 伝達シャフト 32 スプリング 33 操作ボタン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個々の飲食物および飲食物容器を覆った
    状態で搬送路上を循環移動する透明なカバー部材を有
    し、前記カバー部材は、客前に配された操作部の操作に
    より、個々に適宜開放できることを特徴とする飲食物循
    環搬送路。
  2. 【請求項2】 前記循環搬送路の少なくとも循環搬送路
    に隣接する飲食台側前面部に、前記カバー部材を開放さ
    せる操作部を具備する請求項1に記載の飲食物循環搬送
    路。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材を開放させる開放手段
    が、前記カバーの循環搬送移動力を利用してカバー部材
    を自動開放するようになっている請求項1または2に記
    載の飲食物循環搬送路。
  4. 【請求項4】 前記開放手段が、前記カバー部材の一端
    が軸支され、この軸に連結されたカム部と、前記操作部
    により搬送路上の所定位置に出没自在とされ、これが露
    出して前記カム部と当接することにより、前記カバー部
    材の移動に伴って前記軸を回転させてカバー部材を開放
    させる作動プレートと、から成る請求項3に記載の飲食
    物循環搬送路。
  5. 【請求項5】 前記開放手段が、カバー部材を開放する
    弾性部材と、カバー部材を閉じた状態に係止する係止部
    とから構成され、前記操作部よりの操作により前記係止
    部における係合が解除されるようになっている請求項1
    または2に記載の飲食物循環搬送路。
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