JPH08238159A - 開閉扉を備える飲食カウンタ - Google Patents
開閉扉を備える飲食カウンタInfo
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- JPH08238159A JPH08238159A JP8443995A JP8443995A JPH08238159A JP H08238159 A JPH08238159 A JP H08238159A JP 8443995 A JP8443995 A JP 8443995A JP 8443995 A JP8443995 A JP 8443995A JP H08238159 A JPH08238159 A JP H08238159A
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- Japan
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- opening
- food
- transparent
- closing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機構が簡単で、場所を要することなく、しか
も、子供が指などを挟む危険がなく、製造費及び維持費
が比較的低廉な窓部の開閉装置を備える飲食カウンタを
提供する。 【構成】 飲食用テーブルに沿って飲食物移送用コンベ
ヤベルトを備え、前記コンベヤベルトを覆って包囲体が
形成されており、包囲体の飲食用テーブル側周囲に開閉
窓部が設けられている飲食カウンタにおいて、機枠に支
持されて、飲食物移送用コンベヤベルトの側方及び上方
を覆い、少なくとも側部断面が湾曲形状に形成されてい
る包囲体と、支持部材を介して該包囲体に支持され、前
記コンベヤベルト上方において、回転軸をコンベヤベル
トの移動方向に向けて設けられている回転ダンパーと、
該回転ダンパーの回転軸に支持されて回動可能であり、
前記透明覆い部材の湾曲内面に沿って移動可能に湾曲形
状に形成されている透明開閉扉部材とを備えている飲食
カウンタ。
も、子供が指などを挟む危険がなく、製造費及び維持費
が比較的低廉な窓部の開閉装置を備える飲食カウンタを
提供する。 【構成】 飲食用テーブルに沿って飲食物移送用コンベ
ヤベルトを備え、前記コンベヤベルトを覆って包囲体が
形成されており、包囲体の飲食用テーブル側周囲に開閉
窓部が設けられている飲食カウンタにおいて、機枠に支
持されて、飲食物移送用コンベヤベルトの側方及び上方
を覆い、少なくとも側部断面が湾曲形状に形成されてい
る包囲体と、支持部材を介して該包囲体に支持され、前
記コンベヤベルト上方において、回転軸をコンベヤベル
トの移動方向に向けて設けられている回転ダンパーと、
該回転ダンパーの回転軸に支持されて回動可能であり、
前記透明覆い部材の湾曲内面に沿って移動可能に湾曲形
状に形成されている透明開閉扉部材とを備えている飲食
カウンタ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲食物移送用回路を形
成するコンベヤを備えた飲食カウンタに関し、一層詳し
くは、飲食物移送用回路と飲食用テーブルを仕切って、
開閉可能の窓部、特に、透明板部材を備える開閉窓部を
有する包囲体が設けられている飲食カウンタに関する。
また、本発明は、透明板部材を備える開閉窓部の開閉に
比較的動力を要せず、また子供が指などを挟む危険のな
い飲食カウンタに関する。
成するコンベヤを備えた飲食カウンタに関し、一層詳し
くは、飲食物移送用回路と飲食用テーブルを仕切って、
開閉可能の窓部、特に、透明板部材を備える開閉窓部を
有する包囲体が設けられている飲食カウンタに関する。
また、本発明は、透明板部材を備える開閉窓部の開閉に
比較的動力を要せず、また子供が指などを挟む危険のな
い飲食カウンタに関する。
【0002】
【従来の技術】飲食物移送用コンベヤを備えた飲食カウ
ンタは、飲食物をコンベヤにより例えば、循環移送し、
一方、例えば、飲食カウンタのカウンタテーブルの周囲
に座席を占めた飲食客は、飲食物移送用コンベヤによっ
て送られて来る食べ物、例えば寿司、焼肉用生肉、野
菜、果物等を取り出して、食するようになっているの
で、従来店員が行っていた飲食客に飲食物を運搬するな
どのサービスを機械により行うことができ、飲食店での
省力化を助けて、広汎に使用されている。
ンタは、飲食物をコンベヤにより例えば、循環移送し、
一方、例えば、飲食カウンタのカウンタテーブルの周囲
に座席を占めた飲食客は、飲食物移送用コンベヤによっ
て送られて来る食べ物、例えば寿司、焼肉用生肉、野
菜、果物等を取り出して、食するようになっているの
で、従来店員が行っていた飲食客に飲食物を運搬するな
どのサービスを機械により行うことができ、飲食店での
省力化を助けて、広汎に使用されている。
【0003】このような飲食カウンタにおいては、コン
ベヤで搬送される寿司、焼肉用生肉等の食べ物への、ほ
こりや虫や唾等の付着を防止して、衛生的に移送させる
ために、コンベヤ上を覆って透明窓部を備える包囲体が
設けられている。このように包囲体を設けた飲食カウン
タにあっては、飲食物の取り出し用の透明窓部は、左右
方向に開閉する引き戸形式の開閉扉或いは上下方向に開
閉する引き戸形式の開閉扉が設けられており、飲食カウ
ンタ前方にセンサを設けて、飲食客がテーブルに着席す
るのを感知して、自動的に開閉を開放するようになって
いる。
ベヤで搬送される寿司、焼肉用生肉等の食べ物への、ほ
こりや虫や唾等の付着を防止して、衛生的に移送させる
ために、コンベヤ上を覆って透明窓部を備える包囲体が
設けられている。このように包囲体を設けた飲食カウン
タにあっては、飲食物の取り出し用の透明窓部は、左右
方向に開閉する引き戸形式の開閉扉或いは上下方向に開
閉する引き戸形式の開閉扉が設けられており、飲食カウ
ンタ前方にセンサを設けて、飲食客がテーブルに着席す
るのを感知して、自動的に開閉を開放するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合、飲
食カウンタ側壁部の限られた空間に、開閉扉の作動機構
が配置されている。しかし、開閉扉の作動を円滑にさせ
るには、開閉扉の左右を同時に移動させることが必要で
あり、そのために、従来の飲食カウンタにおいては、移
動機構には、多くのリンクと多くの歯車を要し、その機
構は複雑になり、また大掛かりとなって、それに要する
費用も高く、また、場所を多く要し問題であった。ま
た、このような複雑な機構の開閉扉は、スイッチ等を操
作することにより、扉の開閉を行うものであるから、飲
食客が閉め忘れた場合は、開けた侭となり、また例え
ば、幼い子供が誤って開閉扉の開閉を行った場合、指な
どを挟む危険があり、問題とされている。本発明は、従
来の飲食カウンタにおける開閉扉に係るこれらの問題点
を解消することを目的としている。
食カウンタ側壁部の限られた空間に、開閉扉の作動機構
が配置されている。しかし、開閉扉の作動を円滑にさせ
るには、開閉扉の左右を同時に移動させることが必要で
あり、そのために、従来の飲食カウンタにおいては、移
動機構には、多くのリンクと多くの歯車を要し、その機
構は複雑になり、また大掛かりとなって、それに要する
費用も高く、また、場所を多く要し問題であった。ま
た、このような複雑な機構の開閉扉は、スイッチ等を操
作することにより、扉の開閉を行うものであるから、飲
食客が閉め忘れた場合は、開けた侭となり、また例え
ば、幼い子供が誤って開閉扉の開閉を行った場合、指な
どを挟む危険があり、問題とされている。本発明は、従
来の飲食カウンタにおける開閉扉に係るこれらの問題点
を解消することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、機構が簡単
で、場所を要することなく、しかも、子供が指などを挟
む危険がなく、製造費及び維持費がが比較的低廉な開閉
扉を備える飲食カウンタを提供することを目的としてい
る。即ち、本発明は、飲食用テーブルに沿って飲食物移
送用コンベヤベルトを備え、前記コンベヤベルトを覆っ
て包囲体が形成されており、包囲体の飲食用テーブル側
周囲に開閉窓部が設けられている飲食カウンタにおい
て、機枠に支持されて、飲食物移送用コンベヤベルトの
側方及び上方を覆い、少なくとも側部断面が湾曲形状に
形成されている包囲体と、支持部材を介して該包囲体に
支持され、前記コンベヤベルト上方において、回転軸を
コンベヤベルトの移動方向に向けて設けられている回転
ダンパーと、該回転ダンパーの回転軸に支持されて回動
可能であり、前記透明覆い部材の湾曲内面に沿って移動
可能に湾曲形状に形成されている透明開閉扉部材とを備
えていることを特徴とする飲食カウンタにある。
で、場所を要することなく、しかも、子供が指などを挟
む危険がなく、製造費及び維持費がが比較的低廉な開閉
扉を備える飲食カウンタを提供することを目的としてい
る。即ち、本発明は、飲食用テーブルに沿って飲食物移
送用コンベヤベルトを備え、前記コンベヤベルトを覆っ
て包囲体が形成されており、包囲体の飲食用テーブル側
周囲に開閉窓部が設けられている飲食カウンタにおい
て、機枠に支持されて、飲食物移送用コンベヤベルトの
側方及び上方を覆い、少なくとも側部断面が湾曲形状に
形成されている包囲体と、支持部材を介して該包囲体に
支持され、前記コンベヤベルト上方において、回転軸を
コンベヤベルトの移動方向に向けて設けられている回転
ダンパーと、該回転ダンパーの回転軸に支持されて回動
可能であり、前記透明覆い部材の湾曲内面に沿って移動
可能に湾曲形状に形成されている透明開閉扉部材とを備
えていることを特徴とする飲食カウンタにある。
【0006】本発明において、コンベヤを包囲する包囲
体は、少なくとも側部断面が、湾曲形状、例えば円形、
円弧状、半円形等の形状に形成されており、また透明開
閉扉部材は、前記包囲体と同様に断面が湾曲形状、例え
ば、円弧状又は半円形等に形成されており、端部におい
て、回動支持部材により回動可能に支持されている。透
明開閉扉部材は、包囲体の側部の開閉窓部を形成するも
のである。本発明において、コンベヤ上の飲食物を包囲
体の窓部を開いて取り出す時は、透明開閉板部材に設け
られている把手を、飲食テーブル側で、上方に持ち上げ
て、透明開閉板部材を、コンベヤベルト上方に設けられ
ている回転ダンパーの回転軸を中心に回転させて、透明
回転板部材の下端下方に飲食物を取り出す開口を形成し
て行う。回転ダンパーの回転軸は、例えば透明開閉扉部
材が断面円弧状に形成されている場合には、透明開閉扉
部材から、その円弧の曲率半径に相当する距離離れて設
けられる。
体は、少なくとも側部断面が、湾曲形状、例えば円形、
円弧状、半円形等の形状に形成されており、また透明開
閉扉部材は、前記包囲体と同様に断面が湾曲形状、例え
ば、円弧状又は半円形等に形成されており、端部におい
て、回動支持部材により回動可能に支持されている。透
明開閉扉部材は、包囲体の側部の開閉窓部を形成するも
のである。本発明において、コンベヤ上の飲食物を包囲
体の窓部を開いて取り出す時は、透明開閉板部材に設け
られている把手を、飲食テーブル側で、上方に持ち上げ
て、透明開閉板部材を、コンベヤベルト上方に設けられ
ている回転ダンパーの回転軸を中心に回転させて、透明
回転板部材の下端下方に飲食物を取り出す開口を形成し
て行う。回転ダンパーの回転軸は、例えば透明開閉扉部
材が断面円弧状に形成されている場合には、透明開閉扉
部材から、その円弧の曲率半径に相当する距離離れて設
けられる。
【0007】また、本発明において、透明開閉板部材
は、その把手を上方に持ち上げて、回転ダンパーの回転
軸を中心に回転させて、該透明開閉板部材を包囲体の内
側上方に押し込んで、回転ダンパーにより透明開閉板部
材を包囲体の内側上方に押し上げて、包囲体の内側上方
に一時的に停止させることによって、包囲体の窓部を一
杯に開放でき、包囲体内部を循環するコンベヤベルトに
より移送される飲食物を取り出すことができる。本発明
において、包囲体の窓部は、包囲体の内側上方に押し込
まれている透明開閉板部材の自重及び回転ダンパーの作
用により、飲食テーブル側に徐々に移動させて、包囲体
の窓部を、透明開閉板部材で塞ぐことができる。
は、その把手を上方に持ち上げて、回転ダンパーの回転
軸を中心に回転させて、該透明開閉板部材を包囲体の内
側上方に押し込んで、回転ダンパーにより透明開閉板部
材を包囲体の内側上方に押し上げて、包囲体の内側上方
に一時的に停止させることによって、包囲体の窓部を一
杯に開放でき、包囲体内部を循環するコンベヤベルトに
より移送される飲食物を取り出すことができる。本発明
において、包囲体の窓部は、包囲体の内側上方に押し込
まれている透明開閉板部材の自重及び回転ダンパーの作
用により、飲食テーブル側に徐々に移動させて、包囲体
の窓部を、透明開閉板部材で塞ぐことができる。
【0008】本発明においては、包囲体の内側上方に持
ち上げられた透明開閉板部材が、包囲体の内側上方に一
時支持されて停止するように、透明開閉板部材は、支持
腕部材を介して回転ダンパーに支持される。本発明にお
いて、コンベヤベルト上に回転ダンパーを支持するため
に、包囲体上部に回転ダンパー支持用の支持部材が取付
けられる。本発明において、回転ダンパー支持用の支持
部材は、コンベヤベルトの移動方向と交差する方向に板
状支持部材を取り付けて行われる。
ち上げられた透明開閉板部材が、包囲体の内側上方に一
時支持されて停止するように、透明開閉板部材は、支持
腕部材を介して回転ダンパーに支持される。本発明にお
いて、コンベヤベルト上に回転ダンパーを支持するため
に、包囲体上部に回転ダンパー支持用の支持部材が取付
けられる。本発明において、回転ダンパー支持用の支持
部材は、コンベヤベルトの移動方向と交差する方向に板
状支持部材を取り付けて行われる。
【0009】本発明において、回転ダンパー支持用の支
持部材は、下方に飲食物移動用の空間が形成されるよう
に設けられ、例えば回転ダンパー支持用の支持壁部材を
包囲体の天井部から垂下させるか、又は包囲体の側部上
方間に梁部材を配置するなどして設けられる。
持部材は、下方に飲食物移動用の空間が形成されるよう
に設けられ、例えば回転ダンパー支持用の支持壁部材を
包囲体の天井部から垂下させるか、又は包囲体の側部上
方間に梁部材を配置するなどして設けられる。
【0010】
【作用】本発明は、支持部材を介して該包囲体に支持さ
れ、前記コンベヤベルト上方において、回転軸をコンベ
ヤベルトの移動方向に向けて設けられている回転ダンパ
ーと、該回転ダンパーの回転軸に支持されて回動可能で
あり、前記透明覆い部材の湾曲内面に沿って移動可能に
湾曲形状に形成されている透明開閉扉部材とを備えるの
で、飲食カウンタの包囲体の窓部を開ときには、透明開
閉板部材の把手部を持ち上げて、包囲体の窓部を開くこ
とができ、また、透明開閉板部材を、コンベヤベルト上
方にまで押し込んで、包囲体の窓部を大きく開くことが
できる。また、飲食カウンタの包囲体の窓部を閉めると
きには、透明開閉板部材を自重により自動的に降ろすこ
とができ、また収容されている透明開閉板部材を引き降
ろすこしにより閉めることができる。
れ、前記コンベヤベルト上方において、回転軸をコンベ
ヤベルトの移動方向に向けて設けられている回転ダンパ
ーと、該回転ダンパーの回転軸に支持されて回動可能で
あり、前記透明覆い部材の湾曲内面に沿って移動可能に
湾曲形状に形成されている透明開閉扉部材とを備えるの
で、飲食カウンタの包囲体の窓部を開ときには、透明開
閉板部材の把手部を持ち上げて、包囲体の窓部を開くこ
とができ、また、透明開閉板部材を、コンベヤベルト上
方にまで押し込んで、包囲体の窓部を大きく開くことが
できる。また、飲食カウンタの包囲体の窓部を閉めると
きには、透明開閉板部材を自重により自動的に降ろすこ
とができ、また収容されている透明開閉板部材を引き降
ろすこしにより閉めることができる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施の
態様について説明するが、本考案は、以下の説明及び例
示によって何ら制限されるものではない。図1は、本発
明の一実施例について、その一部を破断して示す概略の
正断面図であり、包囲体の透明板状開閉部材を閉じた状
態を示し、図2は包囲体の透明板状開閉部材を開いた状
態を示している。図3は、本発明の一実施例を示す図1
の左側側面における包囲体の透明板状開閉部材を示す部
分的側断面図である。図1乃至図3において、対応する
部分には同一の符号が付されている。
態様について説明するが、本考案は、以下の説明及び例
示によって何ら制限されるものではない。図1は、本発
明の一実施例について、その一部を破断して示す概略の
正断面図であり、包囲体の透明板状開閉部材を閉じた状
態を示し、図2は包囲体の透明板状開閉部材を開いた状
態を示している。図3は、本発明の一実施例を示す図1
の左側側面における包囲体の透明板状開閉部材を示す部
分的側断面図である。図1乃至図3において、対応する
部分には同一の符号が付されている。
【0012】図1乃至図3に示す本発明の一実施例にお
いて、飲食カウンタ1は、ガイドレール2の内側にシン
グルレーンのクレセントチェーンコンベヤ3が設けられ
ており、無端のクレセントチェーンコンベヤ3の外側を
囲んで外側包囲体4が形成されており、クレセントチェ
ーンコンベヤ3の内側を囲んで内側包囲体5が形成され
ている。内側包囲体5は、従来の飲食カウンタと同様
に、引戸6で形成されている。これに対して、クレセン
トチェーンコンベヤ3の外側包囲体4、即ちカウンタ
(図示されていない)側の包囲体には、断面が略円弧状
に形成され、下方に把手7を備える透明板状開閉部材8
が設けられている。
いて、飲食カウンタ1は、ガイドレール2の内側にシン
グルレーンのクレセントチェーンコンベヤ3が設けられ
ており、無端のクレセントチェーンコンベヤ3の外側を
囲んで外側包囲体4が形成されており、クレセントチェ
ーンコンベヤ3の内側を囲んで内側包囲体5が形成され
ている。内側包囲体5は、従来の飲食カウンタと同様
に、引戸6で形成されている。これに対して、クレセン
トチェーンコンベヤ3の外側包囲体4、即ちカウンタ
(図示されていない)側の包囲体には、断面が略円弧状
に形成され、下方に把手7を備える透明板状開閉部材8
が設けられている。
【0013】本例において、透明板状開閉部材8は、人
手により開き、一時的に包囲体4の内側に上方9に一時
的に停止できるように、腕部材10を介して回転ダンパ
ー11の回転軸12に回動可能に取付けられている。本
例において、回転ダンパー11は、飲食物の移動を妨げ
ないように、包囲体4の天井部13に垂下されて取付け
られている壁部材14に固定されている。
手により開き、一時的に包囲体4の内側に上方9に一時
的に停止できるように、腕部材10を介して回転ダンパ
ー11の回転軸12に回動可能に取付けられている。本
例において、回転ダンパー11は、飲食物の移動を妨げ
ないように、包囲体4の天井部13に垂下されて取付け
られている壁部材14に固定されている。
【0014】本例においては、壁部材14の下方並びに
透明開閉板部材8の下方及び側方、には、飲食物の移動
路13が形成されている。本例においては、透明開閉板
部材8の飲食カウンタ1への取付けが容易となるよう
に、例えば、ボルト15により、クレセントチェーンコ
ンベヤ1のガイドレール2に取付けられる
透明開閉板部材8の下方及び側方、には、飲食物の移動
路13が形成されている。本例においては、透明開閉板
部材8の飲食カウンタ1への取付けが容易となるよう
に、例えば、ボルト15により、クレセントチェーンコ
ンベヤ1のガイドレール2に取付けられる
【0015】本例は、以上のように構成されているの
で、飲食客は、飲食カウンタ1のカウンターテーブル又
はテーブル(何れも図示されていない)の席で、把手7
を持ち上げて、透明板状開閉部材8を回転ダンパー11
の回転軸12を中心に回転させて、上方にいどうさせ
る。
で、飲食客は、飲食カウンタ1のカウンターテーブル又
はテーブル(何れも図示されていない)の席で、把手7
を持ち上げて、透明板状開閉部材8を回転ダンパー11
の回転軸12を中心に回転させて、上方にいどうさせ
る。
【0016】透明板状開閉部材8を上方に一杯に持ち上
げたとき、該透明板状開閉部材8は、外側包囲体4の上
方9に位置するので、そのまま飲食カウンタ1の内側に
押し込んで一時的に略停止させた状態にすることができ
る。このように、透明板状開閉部材8を開いた状態で、
クレセントチェーンコンベヤ3により搬送される飲食物
を取り出して飲食することができる。
げたとき、該透明板状開閉部材8は、外側包囲体4の上
方9に位置するので、そのまま飲食カウンタ1の内側に
押し込んで一時的に略停止させた状態にすることができ
る。このように、透明板状開閉部材8を開いた状態で、
クレセントチェーンコンベヤ3により搬送される飲食物
を取り出して飲食することができる。
【0017】透明板状開閉部材8は自重により、飲食カ
ウンタ1の外側に移動し、徐々に下降して包囲体の窓部
16を閉めることができる。本例において、透明板状開
閉部材8は自重により、自動的に、包囲体の窓部16を
閉めるので、飲食客は、透明板状開閉部材8を引き下ろ
す必要がなくなる。
ウンタ1の外側に移動し、徐々に下降して包囲体の窓部
16を閉めることができる。本例において、透明板状開
閉部材8は自重により、自動的に、包囲体の窓部16を
閉めるので、飲食客は、透明板状開閉部材8を引き下ろ
す必要がなくなる。
【0018】本例において、透明開閉板部材8を、回転
ダンパー11の回転軸に取付けるので、透明板状開閉部
材8を包囲体4の内側上方に押し込んだときに、透明板
状開閉部材8は、一時的に停止した状態になるが、最初
回転ダンパーの制動は小さいから、透明開閉板部材8は
徐々に下方に移動する。透明開閉板部材8が下方に移動
するに従って、回転ダンパー11の制動は大きくなるの
で、透明開閉板部材8は緩い速度で下降し、指などを挟
み事故を起こす危険を避けることができる。
ダンパー11の回転軸に取付けるので、透明板状開閉部
材8を包囲体4の内側上方に押し込んだときに、透明板
状開閉部材8は、一時的に停止した状態になるが、最初
回転ダンパーの制動は小さいから、透明開閉板部材8は
徐々に下方に移動する。透明開閉板部材8が下方に移動
するに従って、回転ダンパー11の制動は大きくなるの
で、透明開閉板部材8は緩い速度で下降し、指などを挟
み事故を起こす危険を避けることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、支持部材を介して該包囲体に
支持され、前記コンベヤベルト上方において、回転軸を
コンベヤベルトの移動方向に向けて設けられている回転
ダンパーと、該回転ダンパーの回転軸に支持されて回動
可能であり、前記包囲体の湾曲内面に沿って移動可能に
湾曲形状に形成されている透明開閉扉部材とを備えるの
で、従来の飲食カウンタに比して、開閉可能な包囲体を
簡単な構造とすることができ、透明開閉板部材を飲食カ
ウンタに簡単に取付けることができ、また簡単に交換す
ることができ、透明開閉板部材を常に清浄とすることが
できて極めて衛生的である。
支持され、前記コンベヤベルト上方において、回転軸を
コンベヤベルトの移動方向に向けて設けられている回転
ダンパーと、該回転ダンパーの回転軸に支持されて回動
可能であり、前記包囲体の湾曲内面に沿って移動可能に
湾曲形状に形成されている透明開閉扉部材とを備えるの
で、従来の飲食カウンタに比して、開閉可能な包囲体を
簡単な構造とすることができ、透明開閉板部材を飲食カ
ウンタに簡単に取付けることができ、また簡単に交換す
ることができ、透明開閉板部材を常に清浄とすることが
できて極めて衛生的である。
【0020】また、本発明は、前記包囲体の湾曲内面に
沿って移動可能に湾曲形状に形成されている透明開閉扉
部材を、コンベヤベルト上方に備えられている回転ダン
パーの回転軸に取り付け、透明開閉板部材を開くのに、
回転ダンパーの回転軸を中心に回転させて行うので、従
来の飲食カウンタに比して、容積を増さないで、飲食カ
ウンタに透明開閉板部材を取り付けることができる。ま
た、透明開閉板部材を開くのは、飲食客又は店員が行う
ことになるが、開けた開閉用透明板状は、回転ダンパー
により、閉まる際に、自動的に緩やかに下降することと
なるので、特別の注意を要しない。
沿って移動可能に湾曲形状に形成されている透明開閉扉
部材を、コンベヤベルト上方に備えられている回転ダン
パーの回転軸に取り付け、透明開閉板部材を開くのに、
回転ダンパーの回転軸を中心に回転させて行うので、従
来の飲食カウンタに比して、容積を増さないで、飲食カ
ウンタに透明開閉板部材を取り付けることができる。ま
た、透明開閉板部材を開くのは、飲食客又は店員が行う
ことになるが、開けた開閉用透明板状は、回転ダンパー
により、閉まる際に、自動的に緩やかに下降することと
なるので、特別の注意を要しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例について、その一部を破断し
て示す概略の正断面図であり、包囲体の透明板状開閉部
材を閉じた状態を示すものである。
て示す概略の正断面図であり、包囲体の透明板状開閉部
材を閉じた状態を示すものである。
【図2】図1に示す実施例について、包囲体の透明板状
開閉部材を開いた状態を示している。
開閉部材を開いた状態を示している。
【図3】図1に示す実施例左側側面における包囲体の透
明板状開閉部材を示す部分的側断面図である。
明板状開閉部材を示す部分的側断面図である。
1 飲食カウンタ 2 ガイドレール 3 クレセントチェーンコンベヤ 4 外側包囲体 5 内側包囲体 6 引戸 7 把手 8 透明板状開閉部材 9 包囲体4の内側の上部 10 透明開閉板部材の取り付け用腕部材 11 回転ダンパー 12 回転ダンパーの回転軸 13 包囲体4の天井部 14 壁部材 15 ボルト 16 包囲体4の窓部
Claims (1)
- 【請求項1】 飲食用テーブルに沿って飲食物移送用コ
ンベヤベルトを備え、前記コンベヤベルトを覆って包囲
体が形成されており、包囲体の飲食用テーブル側周囲に
開閉窓部が設けられている飲食カウンタにおいて、機枠
に支持されて、飲食物移送用コンベヤベルトの側方及び
上方を覆い、少なくとも側部断面が湾曲形状に形成され
ている包囲体と、支持部材を介して該包囲体に支持さ
れ、前記コンベヤベルト上方において、回転軸をコンベ
ヤベルトの移動方向に向けて設けられている回転ダンパ
ーと、該回転ダンパーの回転軸に支持されて回動可能で
あり、前記透明覆い部材の湾曲内面に沿って移動可能に
湾曲形状に形成されている透明開閉扉部材とを備えてい
ることを特徴とする飲食カウンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8443995A JPH08238159A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 開閉扉を備える飲食カウンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8443995A JPH08238159A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 開閉扉を備える飲食カウンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08238159A true JPH08238159A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13830631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8443995A Pending JPH08238159A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 開閉扉を備える飲食カウンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08238159A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6260694B1 (en) | 1997-11-19 | 2001-07-17 | Ishino Seisakusyo Co., Inc. | Food and drink circulating conveyer passage provided with opening and closing doors |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP8443995A patent/JPH08238159A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6260694B1 (en) | 1997-11-19 | 2001-07-17 | Ishino Seisakusyo Co., Inc. | Food and drink circulating conveyer passage provided with opening and closing doors |
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