JPH0240856Y2 - - Google Patents

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JPH0240856Y2
JPH0240856Y2 JP1985009380U JP938085U JPH0240856Y2 JP H0240856 Y2 JPH0240856 Y2 JP H0240856Y2 JP 1985009380 U JP1985009380 U JP 1985009380U JP 938085 U JP938085 U JP 938085U JP H0240856 Y2 JPH0240856 Y2 JP H0240856Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は飲食物移送用の閉鎖回路を形成する無
端コンベヤを備えた飲食カウンタに関し、一層詳
しくは飲食物移送用の閉鎖回路上の食べ物を空気
中のほこり等のごみや蝿等の虫から保護するため
に該閉鎖回路に沿つて透明窓部を備えた包囲体を
設けた飲食カウンタに関する。
(ロ) 従来の技術 飲食物移送用の閉鎖回路を備えた飲食カウンタ
は飲食店での省力化を図るために開発されたもの
である。すなわち、このような飲食カウンタによ
れば、そのカウンタテーブルの周囲に席を占めた
飲食客は、飲食用移送用の閉鎖回路に沿つて循環
させられる食べ物例えば寿司、焼肉用生肉等をカ
ウンタテーブル上に取り出してそこで食するよう
になつているので、飲食客に給仕等のサービスを
行う店員を省くことができる。
このような飲食カウンタにおいて、飲食物移送
用の閉鎖回路に何等の覆いも設けられていない
と、そこを循環させられる寿司、焼肉用生肉等の
食べ物は空気中に露出されたままにされるので、
食べ物にほこり等のごみが付着したり、また蠅等
の虫がたかつたりすることとなり、衛生上問題と
される。さらに、食べ物が飲食客によつて食され
ることなく長時間に亘つて循環させられた場合に
は、食べ物特に寿司等は乾燥したりして、その品
質を低下させることになる。
かかる問題点を解決するために、食べ物を載せ
た皿等の食器の個々に透明材料から作られた透明
キヤツプを被せることにより、食べ物を空気中の
ほこり等のごみや蠅等の虫から保護するとともに
食べ物の乾燥を阻止することが試みられている。
しかしながら、かかる透明キヤツプを用いる場合
には、食べ物を載せた個々の皿に透明キヤツプを
被せる作業が繁雑であり、面倒である。しかも、
これに加えて、食べ物から発生した水蒸気が透明
キヤツプの内側表面に結露して該透明キヤツプを
曇らせて、食べ物を透明キヤツプを通してはつき
り見ることができなくなり、問題であつた。
そこで、上述したような保護用透明キヤツプを
用いる場合の問題点を解消すべく飲食物移送用の
閉鎖回路上の食べ物を空気中のほこり等のごみや
蠅等の虫から保護するために該閉鎖回路に沿つて
透明窓部をえた包囲体を設けた飲食カウンタがす
でに提案されている(例えば実願昭59−117490号
(実開昭61−31256号公報))。このような飲食カウ
ンタにあつては、透明窓部を備えた包囲体によ
り、飲食物移送用の閉鎖回路上の食べ物を空気中
のほこり等のごみや蠅等の虫から常時保護できる
ので、食べ物を載せた個々の皿等の食器に保護用
透明キヤツプを被せる必要もなく、また、該包囲
体によつて囲まれる包囲空間は保護用透明キヤツ
プによる包囲空間よりも大巾に大きいので、上述
したような保護用透明キヤツプの曇り問題も解消
される。しかし、飲食物移送用の閉鎖回路上の食
べ物の取り出しについては、包囲体の透明窓部に
形成される戸を介して行う必要がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 以上のように、従来の包囲体を設けた飲食カウ
ンタにあつては、飲食物の取り出し用の透明窓部
は左右方向の引き戸式の開閉扉から構成されるた
めに、食べ物を取り出すべく開閉扉を左右方向の
いずれか一方に引き開けたときその開閉扉の収容
箇所を必要とし、しかも、その収容箇所は飲食物
移送用の閉鎖回路に沿つて用意されなければなら
ない。このために、開閉扉の収容箇所の前に座席
を設置した場合には、そこに着席した飲食客はそ
の直前の箇所からは食べ物の取り出しを行うこと
ができないので、開閉扉の前に着席した飲食客と
その開閉扉を共有する恰好となり、食べ物の取り
出しについて飲食客に煩わしさを余儀なくさせる
ことになる。といつて、各開閉扉の前だけに座席
を設置すると飲食カウンタの周囲に沿つて設置さ
れる座席数が少なくなり、飲食店の営業上好まし
くない。
したがつて、本考案の目的は、飲食物移送用の
閉鎖回路上の食べ物を空気中のほこり等のごみや
蠅等の虫から保護するために該閉鎖回路に沿つて
透明窓部を備えた包囲体を設けた飲食カウンタで
あつて、開閉扉に係る上述の問題点を排除した飲
食カウンタを提供するにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、飲食物移送用のコンベヤ路と、該コ
ンベヤ路の側方に位置する開閉可能に複数の側方
透明部材及びコンベヤ路の上方に位置する天井部
材を備えて形成されるコンベヤ路の包囲体とを具
備する飲食カウンタにおいて、開閉可能の側方透
明部材は、その側方端部が、伸縮可能のダンパ装
置を介して側部枠体に係合し、その上部において
突出する駆動片を有すると共に天井部材に枢着さ
れており、天井部材は、往復駆動体を備えると共
に前記側方透明部材の開閉作動用のスイツチに接
続する往復作動装置を、前記駆動片に該往復駆動
体が作動係合可能の位置に支持していることを特
徴とする飲食カウンタにある。
本考案の飲食カウンタにおいて、包囲体で覆わ
れるコンベヤ路は、シングルレーン又はダブルレ
ーンのいずれにも形成することができる。
本考案において、透明部材は飲食物移送用の閉
鎖回路の外側に沿つて包囲体に対しその片側又は
両側に配置される。この場合、各透明部材を飲食
カウンタの周囲に配置される飲食客用の各座席に
対応させて設置させることが好ましい。すなわ
ち、座席に着席した飲食客によつて占有される横
幅に対応する横寸法を持つ透明部材を各座席に対
して設け、飲食客が各自の透明部材を開けて食べ
物を取り出せるようにすることが好ましい。しか
しながら、必要に応じて、隣接する2つあるいは
それ以上の座席に対応する横幅を持つ透明部材を
飲食物移送用の閉鎖回路に沿つて配置してもよ
い。
また、本考案において、透明部材をその下方閉
鎖位置からその上方開放位置まで枢動させるべく
天井部への透明部材の枢着部付近で透明部材に設
けられる駆動片は透明部材の延長部として形成さ
れ、しかもその枢着部の下方あるいは上方に延び
ることができる。
また、本考案において、透明部材の枢動運動の
ために駆動片と作動係合すべく天井部に設けられ
る往復作動装置は、透明部材を枢動運動させるた
めの作動スイツチに接続して設けられている、こ
のような往復作動装置に備えられる往復駆動体
は、好ましくはエアシリンダあるいは液圧シリン
ダの作動ロツドとされる。しかしながら、往復駆
動体は、ポンプ、モータ等の駆動源と接続する往
復駆動機構と接続して往復作動され、しかも駆動
片と作動係合し得るものであれば、どのような態
様のものであつてもよい。例えば、往復駆動体と
して、ねじ穴を持つブロツク部材にねじ込まれた
ねじ切りロツドであつて、このねじ切りロツドを
回転させることによつて往復運動させられるよう
になつているもの或はラツク・ピニオン機構のラ
ツク又はピニオンのいずれか一方に往復駆動体が
接続し、他方が固定されているようなものを挙げ
ることができる。駆動片と往復駆動体との作動係
合の態様としては、往復駆動体が駆動片を押圧す
るようにそこに衝合するような態様であつてもよ
く、また駆動片に対して枢着されるような態様で
あつてもよい。
本考案において、透明部材は駆動片を天井部の
内側は外側に配置して枢着される。したがつて、
例えば、透明部材に設けられた駆動片がその枢着
部の下方に延びている場合には、往復駆動体例え
ばエアシリンダの作動ロツドを該駆動片に衝合さ
せてそれを押圧することにより、透明部材は閉鎖
位置から開放位置に枢動させられ、また該作動ロ
ツドを逆に駆動すると、透明部材は重力の作用で
もつて閉鎖位置に戻されることになる。なお、こ
の場合、エアシリンダの作動ロツドと駆動片とを
枢着させても同様な作動態様が得られるが、この
ときにはエアシリンダのシリンダ部を天井部ある
いは周囲壁に対して枢着自在に支持させなければ
ならない。
また、透明部材の駆動片がその枢着部の上方に
延びている場合には、往復駆動体例えばエアシリ
ンダの作動ロツドと駆動片とを枢着させて、該駆
動片を作動ロツドでもつて引つ張ることにより、
透明部材を閉鎖位置から開放位置まで枢動させる
ことができる。透明部材の駆動片がその枢着部の
上方に延びている場合の別の作動態様として、透
明部材を常時開放位置に保持させるようなばね装
置を設け、透明部材の駆動片を往復駆動体でもつ
て押圧することにより、透明部材を開放位置から
閉鎖位置まで枢動させるようにしてもよい。
(ホ) 考案の作用 本考案による飲食カウンタにおいては、飲食物
移送用の閉鎖回路に沿つて配置される透明部材
は、往復駆動体を透明部材の駆動片に作動係合さ
せることにより、飲食物移送用の閉鎖回路を覆う
下方閉鎖位置と閉鎖回路を露出させる上方開放位
置との間で枢動させられ、隣接する透明部材に対
して、独立して、自動的に透明部材の開閉を行う
ことができる。
(ヘ) 実施例 次に、本考案の実施の態様の一例について添附
図面を参照して説明することにする。本考案はこ
の説明によつて何等限定されるものではない。す
なわち、以下の実施例を構成する構成要素ならび
にそれらの配置については、本案の技術的範囲内
において種々の変更を加え得ることが理解される
べきである。
第1図は本考案の飲食カウンタの一実施例を示
す部分横断面図であり、シングルレーンに適用し
た一例を示す。
第1図において、本考案による飲食カウンタが
参照番号1でもつて全体的に示されており、飲食
カウンタ1は閉鎖ループ形状例えば長円形状をな
す基台2を備え、基台2は内側周囲壁3と、外側
周囲壁4と、これら周囲壁の頂部間に設けられた
頂部枠体5とから構成される。なお、第1図には
図示されていないが、基台2の外側すなわち外側
周囲壁4の周囲には飲食客が食事をするためのカ
ウンタテーブルが設けられる。
頂部枠体5には飲食カウンタ1の閉鎖ループ形
状と同様な形状の溝部6が形成され、この溝部6
には当技術分野で周知のクレセントタイプの無端
コンベヤ7が配置され、これにより飲食物移送用
の閉鎖回路が形成される。
また、頂部枠体5には好ましくは耐腐食性のス
テンレス鋼板から作られた内側案内部材8および
外側案内部材9が無端コンベヤ7に沿つて配置さ
れ、これら案内部材により無端コンベヤ7上に載
置された食器10(本実施例では寿司を載せるた
めの皿)が飲食物移送用の閉鎖回路から逸脱しな
いように案内されるとともに無端コンベヤ7自体
の運動も案内される。これについて詳しく述べる
と、内側案内部材8は頂部枠体5の内側に沿う隆
起部11と、その底部から溝部6に向かつて延び
る平坦部12と、その平坦部12から溝部6内に
垂れ下がる垂下部13とから構成され、また外側
案内部材9も同様に頂部枠体5の外側に沿う隆起
部14と、その底部から溝部6に向かつて延びる
平坦部15と、その平坦部15から溝部6内に垂
れ下がる垂下部16とから構成され、皿10の循
環移動については、隆起部11および14より案
内され、また無端コンベヤ7の運動については、
そのチエーンに設けられた案内ローラ(図示され
ない)を垂下部13および16に係合させること
により案内される。なお、無端コンベヤ7はその
クレセント形板部材でもつて平坦部12および1
5に対して摺動自在に支持され、このような摺動
運動のためにかかるクレセント形板部材には摺動
パツド17が取付けられる。
以上で説明した構成は当技術分野において周知
なものであり、従来の飲食カウンタにおける典型
的な例として示されたものであるから、これ以上
詳細な説明については省くことにする。
本考案の実施例による飲食カウンタ1において
は、飲食物移送用の閉鎖回路の内側に沿つて周囲
壁18が配置される。周囲壁18は基台2の内側
上方部すなわち内側周囲壁3の上方部に沿つて取
付けられた側方枠体19上に支持され、しかもそ
こから上方に垂直に直立する。飲食カウンタ1の
内側で例えば寿司職人が寿司を握るような場合に
は、引き戸式の扉20を周囲壁18の適当な箇所
に設けることが望ましく、この場合、寿司職人は
扉20を開くことにより寿司を載せた皿10を無
端コンベヤ7上に置くことができる。
周囲壁18にはそこに一体的に形成された天井
部21が設けられ、この天井部21は飲食物移送
用の閉鎖回路の上方に位置させられる。天井部2
1は周囲壁18の頂部の外側に沿つて片持ち梁り
の態様で支持された天井板22と、この天井板2
2の外側周囲縁に沿つてそこから垂れ下がる垂下
壁23とから構成される。天井板22の下側には
適当な間隔で照明灯24が設けられ、これにより
無端コンベヤ7上の飲食物および飲食客用のカウ
ンタテーブル(図示されない)が照明されること
になる。飲食客用のカウンタテーブルを一層明る
く照明するために各照明灯24に反射板25を設
けることができる。
飲食物移送用の閉鎖回路の外側にはそこに沿つ
て複数の透明カバー26が配置され、これら透明
カバー26は飲食客側に向かつて膨らむような態
様で湾曲する。透明カバー26は透明材料例えば
ガラス、透明アクリル樹脂材料等から作ることが
できる。透明カバー26はその上部で天井部21
の垂下壁23の外側面に対して枢動ピン27でも
つて枢着され、しかも飲食物移送用の閉鎖回路を
覆う下方閉鎖位置とその閉鎖回路を露出させる上
方開放位置との間で枢動自在となつている。第1
図において、透明カバー26はその閉鎖位置では
実線でもつて示されており、またその開放位置で
は透明カバー26の一部が一点鎖線でもつて示さ
れている。透明カバー26が閉鎖位置を取ると
き、透明カバー26の下端部は基台2の外側上方
部すなわち外側周囲壁4の上方部に沿つて取付け
られた側方枠体28上に支承される。
透明カバー26を飲食物移送用の閉鎖回路の外
側に沿つて配置させるとき、各透明カバー26
は、好ましくは、飲食カウンタ1の周囲に沿つて
配置される飲食客用の各座席(図示されない)に
対応させられる。換言すれば、座席に着席した飲
食客によつて占有されるべき横幅に対応する横寸
法を持つ透明カバー26が各座席に対して設けら
れることになる。このような透明カバーの配置に
よれば、飲食客が着席した座席に対応する透明カ
バーだけが飲食物の取り出しのために開放位置を
取り、その他の透明カバーは閉鎖位置に維持され
たままにされる。
透明カバー26を飲食物移送用の閉鎖回路の外
側に沿つて配置させる場合、隣接する透明カバー
26間には透明カバー26と同様な湾曲形状を持
つフレーム29が配置され、フレーム29の上端
部は天井部21の垂下壁23に固着され、またそ
の下端部は側方枠体28に固着される。透明カバ
ー26とフレーム29との配置関係については、
透明カバー26が閉鎖位置に置かれたとき、透明
カバー26の側方縁部がフレーム29の側方縁部
上に重なり合うようにされ、これにより隣接する
透明カバーが閉鎖位置に置かれた際にそれら側方
縁部間に隙間が形成されないようにされる。ま
た、フレーム29の使用により、閉鎖位置に置か
れた透明カバー26は外力に対して比較的剛直な
状態に保持されることになる。
透明カバー26はその上部から枢動ピン27の
下側に一体的に延びる延長部30を備え、この延
長部30を天井部21に設けられた作動装置すな
わちエアシリンダ31でもつて押圧することによ
り、透明カバー26閉鎖位置から開放位置まで枢
動させられることになる。エアシリンダ31はシ
リンダ部32および作動ロツド33からなり、シ
リンダ部32は天井部21の垂下壁23に設けら
れた取付片34と周囲壁18の上方部との間に支
持され、このとき作動ロツド33の作動端35は
延長部30を押圧すべくそこに係合するようにな
つている。なお、本実施例においては、透明カバ
ー26の延長部30は透明カバー26を閉鎖位置
と開放位置との間で枢動運動を行わせるための駆
動片として機能し、またエアシリンダ31の作動
ロツド33は往復駆動体として機能する。
本考案の別の実施例においては、エアシリンダ
31の作動ロツド33の作動端35を透明カバー
26の延長部30に枢着させてもよく、この場合
にはエアシリンダ31のシリンダ部32を周囲壁
18の上方部あるいは天井部21に対して枢動自
在に支持させることが必要である。
本実施例では、エアシリンダ31の作動を飲食
客によつて行わせるように意図されており、この
ためエアシリンダ31の作動スイツチ36が基台
2の外側の側方枠体28に設けられる。飲食客に
より作動スイツチ36が入れられると、エアシリ
ンダ31の作動ロツド33が図示の引込み装置か
ら伸ばされて、透明カバー26が開放位置を取る
ことになる。また作動スイツチ36が切られる
と、エアシリンダ31の作動ロツド33が再び引
込み位置を取り、これに伴つて透明カバー26は
重力により閉鎖位置に戻されることになる。な
お、このようなエアシリンダの制御システム自体
は周知技術であるから、その説明については省略
することにする。
本考案において、エアシリンダ31に代わるも
のとして、液圧シリンダを用いてもよい。さら
に、エアシリンダおよび液圧シリンダ外の作動装
置として、電動装置を用いてもできる。このよう
な電動装置は電気モータと、この電気モータから
得られる回転運動を直線運動に変換するための機
構とから構成することができる。そのような変換
機構としては、例えば、ブロツク部材にねじ穴を
形成し、そのねじ穴にねじ切りロツドを通して、
そのねじ切りロツドを回転させるようにした機構
を挙げることができる。この場合ねじ切りロツド
の一端が透明カバー26の延長部30に係合させ
られることになる。勿論、このような実施例にあ
つては、ねじ切りロツドは往復駆動体として機能
することになる。
また、本考案のさらに別の実施例においては、
透明カバーの枢動運動を行わせるための駆動片と
して透明カバーに設けられる延長部は、枢着ピン
の上方に延びるように形成され、この場合にはエ
アシリンダ等の作動装置は天井部の上側に設けら
れる。このような実施例では、エアシリンダ等の
作動ロツドすなわち往復駆動体は透明カバーの駆
動片に枢着させられ、この場合駆動片を往復駆動
体でもつて引つ張ることにより、透明カバーは開
放位置を取り、その往復駆動を伸ばすことによ
り、透明カバーは閉鎖位置を取ることになる。こ
の実施例の変形例では、透明カバーを常時開放位
置に保持させるようなばね装置が設けられ、この
場合往復駆動体を駆動片に衝合させてそれを押圧
することにより、透明カバーが開放位置から閉鎖
位置まで枢動させられることになる。なお、かか
るばね装置としては、例えば、天井部と透明カバ
ーとの間に配置されたコイルばねを挙げることが
できる。
透明カバー26を閉鎖位置と開放位置との間で
枢動させる際に透明カバー26の枢動運動を緩衝
させて飲食客の安全を図ることが好ましく、この
ため本実施例にあつては、透明カバー26とフレ
ーム29との間にダンパ装置すなわちダツシユポ
ツト37が設けられる。ダツシユポツト7の一端
は透明カバー26下端に枢着され、その他端はフ
レーム29の上方部に枢着される。このようなダ
ツシユポツト37の使用により、透明カバー26
の急激な運動が阻止されるので、飲食客が枢動運
動中の透明カバー26と衝突したりすることが回
避される。
(ト) 考案の効果 以上の記載から明らかなように、本考案によれ
ば、飲食物移送用の閉鎖回路に沿つて側方部、天
井部および透明部材から構成される包囲体が設け
られ、これにより閉鎖回路上の食べ物が空気中の
ほこり等のごみや蠅等の虫から保護されるととも
に、食べ物の取り出しの際に透明部材は枢軸を中
心に閉鎖位置から自動的に上がり、開放位置を取
り停止するので、従来の引き戸式の場合のように
隣席に迷惑を掛けることなく、また、気兼ねする
ことなく食べ物の取り出しをすることができ、ま
た、食べ物の取り出しに何等の支障をきたすこと
はない。
また、本考案は、以上のように戸を上方に緩く
はね上げ、個別に独立して戸の開閉を行うことに
よつて、飲食カウンタの戸の自動開閉を容易にし
たものであり、その及ぼす影響は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による飲食カウンタの部分横断
面図面である。 主な参照番号の説明、1……飲食カウンタ、2
……基台、7……無端コンベヤ、10……食器、
18……周囲壁、21……天井部、26……透明
カバー、27……枢動ピン、30……延長部すな
わち駆動片、31……エアシリンダ、33……作
動ロツドすなわち往復駆動体、37……ダンパ装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 飲食物移送用のコンベヤ路と、該コンベヤ路の
    側方に位置する開閉可能の複数の側方透明部材及
    びコンベヤ路の上方に位置する天井部材を備えて
    形成されるコンベヤ路の包囲体とを具備する飲食
    カウンタにおいて、開閉可能の側方透明部材は、
    その側方端部が、伸縮可能のダンパ装置を介して
    側部枠体に係合し、その上部において突出する駆
    動片を有すると共に天井部材に枢着されており、
    天井部材は、往復駆動体を備えると共に前記側方
    透明部材の開閉作動用のスイツチに接続する往復
    作動装置を、前記駆動片に該往復駆動体が作動係
    合可能の位置に支持していることを特徴とする飲
    食カウンタ。
JP1985009380U 1985-01-26 1985-01-26 Expired JPH0240856Y2 (ja)

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JPS61126873U JPS61126873U (ja) 1986-08-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418499U (ja) * 1977-07-08 1979-02-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418499U (ja) * 1977-07-08 1979-02-06

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