JP2000022052A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000022052A
JP2000022052A JP10198127A JP19812798A JP2000022052A JP 2000022052 A JP2000022052 A JP 2000022052A JP 10198127 A JP10198127 A JP 10198127A JP 19812798 A JP19812798 A JP 19812798A JP 2000022052 A JP2000022052 A JP 2000022052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal expansion
sealing film
coefficient
film
insulating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10198127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3287310B2 (ja
Inventor
Ichiro Mihara
一郎 三原
Takeshi Wakabayashi
猛 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP19812798A priority Critical patent/JP3287310B2/ja
Publication of JP2000022052A publication Critical patent/JP2000022052A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3287310B2 publication Critical patent/JP3287310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/02Bonding areas; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/023Redistribution layers [RDL] for bonding areas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector

Landscapes

  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CSP(Chip Size Package)と呼ばれる半導
体装置を配線基板上にフェイスダウンボンディング方式
と呼ばれる実装技術により実装したものにおいて、半導
体装置のシリコン基板と封止膜との熱膨張係数差に起因
する応力を小さくする。 【解決手段】 封止膜28は、シリコン基板22側から
順に、エポキシ樹脂29a中にシリカ粒子29aが多く
混入されてなる下側封止膜29と、エポキシ樹脂30a
中にシリカ粒子30aが少し混入されてなる中間封止膜
30と、エポキシ樹脂のみからなる上側封止膜31との
3層構造となっている。この場合、下側封止膜29の熱
膨張係数はシリコン基板22の熱膨張係数に近い値とさ
れている。中間封止膜30の熱膨張係数は、下側封止膜
29の熱膨張係数と上側封止膜31の熱膨張係数との中
間の値とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、CSP(Chip Size Package)と
呼ばれる半導体装置を配線基板上にフェイスダウンボン
ディング方式と呼ばれる実装技術により実装することが
ある。図8は従来のこのような半導体装置の実装構造の
一例の断面図を示したものである。半導体装置1は平面
方形状のシリコン基板2を備えている。シリコン基板2
の下面の外周部には複数の接続パッド3が形成されてい
る。接続パッド3の中央部を除くシリコン基板2の下面
全体には絶縁膜4が形成され、接続パッド3の中央部が
絶縁膜4に形成された開口部5を介して露出されてい
る。この露出された接続パッド3の下面から絶縁膜4の
下面にかけて配線(下地金属層)6が形成されている。
この場合、配線6は、接続パッド3下に形成された接続
部6aと、絶縁膜4の下面の所定の箇所に形成された接
続パッド部6bと、その間に形成された引き回し線6c
とからなっている。接続パッド部6bの下面には銅や金
等からなる柱状電極7が形成されている。柱状電極7を
除く絶縁膜4の下面にはエポキシ樹脂からなる封止膜8
が形成されている。柱状電極7の下面には半田バンプ9
が形成されている。そして、半導体装置1の半田バンプ
9がガラスエポキシ等からなる配線基板10の上面に形
成された接続パッド11にフェイスダウンボンディング
されていることにより、半導体装置1は配線基板10上
に実装されている。なお、一例として、封止膜8の絶縁
膜4下における厚さは50〜100μm程度であり、半
田バンプ9のボンディング後における高さは80μm程
度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シリコン基
板2を構成するシリコンの熱膨張係数は2〜3ppm/
℃程度であり、封止膜8を構成する封止樹脂の熱膨張係
数は10〜15ppm/℃程度であり、配線基板10を
構成する例えばガラスエポキシの熱膨張係数は15pp
m/℃程度である。このように、封止膜8の熱膨張係数
は、配線基板10の熱膨張係数に近い値であり、シリコ
ン基板2の熱膨張係数との差が比較的大きい。この結
果、温度変化により、シリコン基板2と封止膜8との間
にその熱膨張係数差に起因する比較的大きな応力が生じ
たとき、柱状電極7と半田バンプ9との接合部分あるい
は半田バンプ9と接続パッド11との接合部分にクラッ
クが発生し、接合不良が生じることがあるという問題が
あった。この発明の課題は、シリコン基板(半導体基
板)と封止膜との熱膨張係数差等の特性差に起因する応
力を小さくすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る半導体装置は、半導体基板上に形成された絶縁膜に形
成された開口部を介して接続パッドが露出され、前記接
続パッド上から前記絶縁膜上にかけて接続パッド部を有
する配線が形成され、前記配線の接続パッド部上に電極
が形成され、前記電極を除く前記絶縁膜上に封止膜が形
成された半導体装置において、前記封止膜の特性をその
厚さ方向で異ならせ、該封止膜の前記絶縁膜側の特性を
前記半導体基板の特性に近づけたものである。請求項2
記載の発明に係る半導体装置は、請求項1記載の発明に
おいて、前記特性が熱膨張係数であることを特徴とする
ものである。請求項7記載の発明に係る半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に形成された絶縁膜に形成され
た開口部を介して接続パッドが露出され、前記接続パッ
ド上から前記絶縁膜上にかけて接続パッド部を有する配
線が形成され、前記配線の接続パッド部上に電極が形成
され、前記電極を除く前記絶縁膜上に封止膜が形成され
た半導体装置の製造に際し、前記電極を除く前記絶縁膜
上に、少なくとも、樹脂中に熱膨張係数低下用粒子が混
入されたものからなり、熱膨張係数を前記半導体基板の
熱膨張係数に近い値とされた下側封止膜と、樹脂中に熱
膨張係数低下用粒子が混入されたものからなり、熱膨張
係数を樹脂の熱膨張係数よりも小さく且つ前記下側封止
膜の熱膨張係数よりも大きい値とされた中間封止膜と、
樹脂のみからなる上側封止膜とを形成して、これらの封
止膜により前記封止膜を形成するようにしたものであ
る。請求項8記載の発明に係る半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に形成された絶縁膜に形成された開口
部を介して接続パッドが露出され、前記接続パッド上か
ら前記絶縁膜上にかけて接続パッド部を有する配線が形
成され、前記配線の接続パッド部上に電極が形成され、
前記電極を除く前記絶縁膜上に封止膜が形成された半導
体装置の製造に際し、前記電極を除く前記絶縁膜上に、
径の異なる複数種類の熱膨張係数低下用粒子が混入され
た単一の樹脂膜を形成し、次いでこの熱膨張係数低下用
粒子の混入された樹脂膜の熱膨張係数を表面側から前記
絶縁膜側に向かうに従って漸次小さくなるようにし、こ
れにより前記封止膜を形成するようにしたものである。
請求項9記載の発明に係る半導体装置の製造方法は、半
導体基板上に形成された絶縁膜に形成された開口部を介
して接続パッドが露出され、前記接続パッド上から前記
絶縁膜上にかけて接続パッド部を有する配線が形成さ
れ、前記配線の接続パッド部上に電極が形成され、前記
電極を除く前記絶縁膜上に封止膜が形成された半導体装
置の製造に際し、前記電極を除く前記絶縁膜上に、径の
異なる複数種類の熱膨張係数低下用粒子が混入された単
一の樹脂膜を形成し、次いでこの樹脂膜中における前記
熱膨張係数低下用粒子の体積比を表面側から前記絶縁膜
側に向かうに従って漸次大きくなるようにし、これによ
り前記封止膜を形成するようにしたものである。この発
明によれば、封止膜の熱膨張係数等の特性をその厚さ方
向で異ならせ、封止膜の絶縁膜側の熱膨張係数等の特性
を半導体基板の熱膨張係数等の特性に近づけているの
で、半導体基板と封止膜との熱膨張係数差等の特性差に
起因する応力を小さくすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態に
おける半導体装置の実装構造の断面図を示したものであ
る。半導体装置21は平面方形状のシリコン基板22を
備えている。シリコン基板22の下面の外周部には複数
の接続パッド23が形成されている。接続パッド23の
中央部を除くシリコン基板22の下面全体には絶縁膜2
4が形成され、接続パッド23の中央部が絶縁膜24に
形成された開口部25を介して露出されている。この露
出された接続パッド23の下面から絶縁膜24の下面に
かけて配線(下地金属層)26が形成されている。この
場合、配線26は、接続パッド23下に形成された接続
部26aと、絶縁膜24の下面の所定の箇所に形成され
た接続パッド部26bと、その間に形成された引き回し
線26cとからなっている。接続パッド部26bの下面
には銅や金等からなる柱状電極27が形成されている。
【0006】柱状電極27を除く絶縁膜24の下面には
封止膜28が形成されている。封止膜28は、絶縁膜2
4側から順に、エポキシ樹脂29a中にシリカ粒子29
bを混入してなる下側封止膜29、エポキシ樹脂30a
中にシリカ粒子30bを混入してなる中間封止膜30、
エポキシ樹脂のみからなる上側封止膜31の3層構造と
なっている。この場合、シリカ粒子29b、30bは熱
膨張係数を低下させるためのものであり、その径は同じ
であるが、シリカ粒子29bのエポキシ樹脂29a中へ
の混入率がシリカ粒子30bのエポキシ樹脂30a中へ
の混入率よりも大きくなっている。これにより、下側封
止膜29の熱膨張係数はシリコン基板22の熱膨張係数
に近い値となっている。また、中間封止膜30の熱膨張
係数は、エポキシ樹脂の熱膨張係数よりも小さく且つ下
側封止膜29の熱膨張係数よりも大きい値となってい
る。この場合、封止膜28が3層構造であるので、中間
封止膜30の熱膨張係数は、下側封止膜29の熱膨張係
数と上側封止膜31の熱膨張係数との中間の値となって
いる。さらに、上側封止膜31の熱膨張係数は、エポキ
シ樹脂のみからなるので、後述する配線基板33を構成
する例えばガラスエポキシの熱膨張係数に近い値となっ
ている。
【0007】柱状電極27の下面には半田バンプ32が
形成されている。そして、半導体装置21の半田バンプ
32がガラスエポキシ等からなる配線基板33の上面に
形成された接続パッド34にフェイスダウンボンディン
グされていることにより、半導体装置21は配線基板3
3上に実装されている。そして、この場合も、一例とし
て、封止膜28の絶縁膜24下における厚さは50〜1
00μm程度であり、半田バンプ32のボンディング後
における高さは80μm程度である。
【0008】このように、この半導体装置の実装構造で
は、封止膜28を、熱膨張係数をシリコン基板22の熱
膨張係数に近い値とされた下側封止膜29と、熱膨張係
数を下側封止膜29の熱膨張係数と上側封止膜31の熱
膨張係数との中間の値とされた中間封止膜30と、熱膨
張係数を配線基板33の熱膨張係数に近い値とされた上
側封止膜31との3層構造としている。この結果、温度
変化により、シリコン基板22と封止膜28との間にそ
の熱膨張係数差に起因する応力が生じても、封止膜28
のうちシリコン基板22側の下側封止膜29とシリコン
基板22との熱膨張係数差に起因する応力を小さくする
ことができ、ひいては柱状電極27と半田バンプ32と
の接合部分あるいは半田バンプ32と接続パッド34と
の接合部分にクラックが発生することがなく、接合の信
頼性を高めることができる。
【0009】次に、図1に示す半導体装置21の製造方
法の一例について、図2〜図6を順に参照して説明す
る。まず、図2に示すように、ウエハ状態のシリコン基
板22の上面に接続パッド23が形成され、その上面の
接続パッド23の中央部を除く部分に絶縁膜24が形成
され、絶縁膜24に形成された開口部25を介して露出
された接続パッド23の上面から絶縁膜24の上面にか
けて配線26が形成され、配線26の接続パッド部の上
面に柱状電極27が形成されたものを用意する。
【0010】次に、図3に示すように、柱状電極27を
除く絶縁膜24の上面に、エポキシ樹脂29a中にシリ
カ粒子29bを比較的多く混入してなるものをディスペ
ンサ法やスピンコート法等によって塗布して硬化させる
ことにより、下側封止膜29を形成する。次に、図4に
示すように、柱状電極27を除く下側封止膜29の上面
に、エポキシ樹脂30a中にシリカ粒子30bを比較的
少なく混入してなるものをディスペンサ法やスピンコー
ト法等によって塗布して硬化させることにより、中間封
止膜30を形成する。次に、図5に示すように、柱状電
極27を除く中間封止膜30の上面に、エポキシ樹脂を
ディスペンサ法やスピンコート法等によって塗布して硬
化させることにより、上側封止膜31を形成する。この
状態において、柱状電極27の上面が上側封止膜31に
よっ覆われた場合には、表面を軽く研磨することによ
り、柱状電極27の上面を露出させる。次に、図6に示
すように、柱状電極27の上面に半田バンプ32を形成
する。次に、ダイシング工程を経ると、図1に示す半導
体装置21が得られる。
【0011】なお、下側封止膜29、中間封止膜30及
び上側封止膜31をそれぞれ塗布してから、これらを同
時に硬化させるようにしてもよい。また、上記第1実施
形態では、シリカ粒子29b、30bの径を同じとした
場合について説明したが、これに限らず、シリカ粒子2
9b、30bの径を異ならせてもよい。この場合、シリ
カ粒子29bの径をシリカ粒子30bの径よりも大きく
しても小さくしてもよい。ただし、下側封止膜29中に
おけるシリカ粒子29bの体積比を中間封止膜30中に
おけるシリカ粒子30bの体積比よりも大きくする。さ
らに、上記第1実施形態では、封止膜28を3層構造と
した場合について説明したが、それ以上の層構造として
もよい。
【0012】次に、図7はこの発明の第2実施形態にお
ける半導体装置の実装構造の要部の断面図を示したもの
である。この図において、図1と同一名称部分には同一
の符合を付し、その説明を適宜省略する。この第2実施
形態における封止膜28は、エポキシ樹脂41中に大中
小の径の異なる3種類のシリカ粒子42、43、44が
混入されたものによって形成された単一の樹脂膜からな
っている。ただし、この場合の封止膜28は、絶縁膜2
4側から順に、エポキシ樹脂41中に主として大径のシ
リカ粒子42が混入されたものからなる第1の封止層4
5と、エポキシ樹脂41中に主として中径のシリカ粒子
43が混入されたものからなる第2の封止層46と、エ
ポキシ樹脂41中に主として小径のシリカ粒子28bが
混入されたものからなる第3の封止層47と、エポキシ
樹脂41中にシリカ粒子42、43、44がほとんど含
まれない第4の封止層48との4層構造となっていると
いうこともできる。すなわち、エポキシ樹脂41中にお
けるシリカ粒子42、43、44の体積比は、表面側か
ら絶縁膜24側に向かうに従って漸次大きくなってい
る。
【0013】次に、この第2実施形態における半導体装
置21の製造方法の一例について説明する。まず、例え
ば図2に示すものを用意する。次に、図示していない
が、柱状電極27を除く絶縁膜24の上面に、エポキシ
樹脂41中に大中小の径の異なる3種類のシリカ粒子4
2、43、44を混入してなるものをディスペンサ法や
スピンコート法等によって塗布し、そのまま適当な時間
放置する。すると、3種類のシリカ粒子42、43、4
4は自重により径が大きいものほど深く沈み、エポキシ
樹脂41中に主として大径のシリカ粒子42が混入され
たものからなる第1の封止層45と、エポキシ樹脂41
中に主として中径のシリカ粒子43が混入されたものか
らなる第2の封止層46と、エポキシ樹脂41中に主と
して小径のシリカ粒子44が混入されたものからなる第
3の封止層47と、エポキシ樹脂41中にシリカ粒子4
2、43、44がほとんど含まれない第4の封止層48
との4層が形成される。次に、エポキシ樹脂41を硬化
させる。次に、柱状電極27の上面に半田バンプ32を
形成する。次に、ダイシング工程を経ると、図7に示す
半導体装置21が得られる。
【0014】次に、この第2実施形態における半導体装
置21の製造方法の他の例について説明する。まず、例
えば図2に示すものを用意する。次に、図示していない
が、柱状電極27を除く絶縁膜24の上面に、エポキシ
樹脂41中に大中小の径の異なる3種類のシリカ粒子4
2、43、44を混入してなるものをディスペンサ法や
スピンコート法等によって塗布する。次に、遠心力を作
用させることにより、塗布したエポキシ樹脂41の表面
側に3種類のシリカ粒子28b、28c、28dを集め
る。次に、適当な時間放置する。すると、3種類のシリ
カ粒子42、43、44は自重により径が大きいものほ
ど深く沈み、エポキシ樹脂41中に主として大径のシリ
カ粒子42が混入されたものからなる第1の封止層45
と、エポキシ樹脂41中に主として中径のシリカ粒子4
3が混入されたものからなる第2の封止層46と、エポ
キシ樹脂41中に主として小径のシリカ粒子44が混入
されたものからなる第3の封止層47と、エポキシ樹脂
41中にシリカ粒子42、43、44がほとんど含まれ
ない第4の封止層48との4層が形成される。次に、エ
ポキシ樹脂41を硬化させる。次に、柱状電極27の上
面に半田バンプ32を形成する。次に、ダイシング工程
を経ると、図7に示す半導体装置21が得られる。
【0015】なお、上記第2実施形態では、径の異なる
3種類のシリカ粒子を用い、封止膜28を4層構造とし
た場合について説明したが、これに限らず、径の異なる
4種類以上のシリカ粒子を用い、封止膜28を5層以上
の構造としてもよい。また、上記各実施形態では、半田
バンプ32を半導体装置21の柱状電極27上に形成し
た場合について説明したが、これに限らず、配線基板3
3の接続パッド34上に形成するようにしてもよい。さ
らに、上記各製造方法では、ウエハ状態のシリコン基板
21上に封止膜28を形成し、ダイシングして個々のチ
ップに分断する場合について説明したが、これに限ら
ず、チップ状態のシリコン基板21上に封止膜28を形
成するようにしてもよい。この場合、封止材料がチップ
状態のシリコン基板21上から流れ落ちないようにする
ために、例えば、チップ状態のシリコン基板21上の周
囲にエポキシ樹脂等からなる枠状のものを貼り付けるよ
うにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、封止膜の熱膨張係数等の特性をその厚さ方向で異な
らせ、封止膜の絶縁膜側の熱膨張係数等の特性を半導体
基板の熱膨張係数等の特性に近づけているので、半導体
基板と封止膜との熱膨張係数差等の特性差に起因する応
力を小さくすることができ、したがって温度変化が生じ
ても、半導体基板と配線基板との接合部分にクラックが
発生することがなく、接合の信頼性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態における半導体装置の
実装構造の断面図。
【図2】図1に示す半導体装置の製造に際し、当初用意
したものの一部の断面図。
【図3】図2に続く製造工程の断面図。
【図4】図3に続く製造工程の断面図。
【図5】図4に続く製造工程の断面図。
【図6】図5に続く製造工程の断面図。
【図7】この発明の第2実施形態における半導体装置の
実装構造の要部の断面図。
【図8】従来の半導体装置の実装構造の一例の断面図。
【符号の説明】
21 半導体装置 22 シリコン基板 23 接続パッド 24 絶縁膜 25 開口部 26 配線 27 柱状電極 28 封止膜 29 下側封止膜 29a エポキシ樹脂 29b シリカ粒子 30 中間封止膜 30a エポキシ樹脂 30b シリカ粒子 31 上側封止膜 32 半田バンプ 33 配線基板 34 接続パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M105 AA02 AA12 AA17 AA18 BB01 FF02 FF03 FF05 FF06 4M109 AA02 CA04 CA10 DA04 DA10 DB17 EA02 EB13 EB16 ED01 EE02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された絶縁膜に形成
    された開口部を介して接続パッドが露出され、前記接続
    パッド上から前記絶縁膜上にかけて接続パッド部を有す
    る配線が形成され、前記配線の接続パッド部上に電極が
    形成され、前記電極を除く前記絶縁膜上に封止膜が形成
    された半導体装置において、前記封止膜の特性がその厚
    さ方向で異なり、該封止膜の前記絶縁膜側の特性が前記
    半導体基板の特性に近くなっていることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記特性
    は熱膨張係数であることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明において、前記封止
    膜は、少なくとも、樹脂中に熱膨張係数低下用粒子が混
    入されたものからなり、熱膨張係数を前記半導体基板の
    熱膨張係数に近い値とされた下側封止膜と、樹脂中に熱
    膨張係数低下用粒子が混入されたものからなり、熱膨張
    係数を樹脂の熱膨張係数よりも小さく且つ前記下側封止
    膜の熱膨張係数よりも大きい値とされた中間封止膜と、
    樹脂のみからなる上側封止膜とを有することを特徴とす
    る半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の発明において、前記封止
    膜は、径の異なる複数種類の熱膨張係数低下用粒子が混
    入された単一の樹脂膜からなっているとともに、その熱
    膨張係数が表面側から前記絶縁膜側に向かうに従って漸
    次小さくなっていることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の発明において、前記封止
    膜は、径の異なる複数種類の熱膨張係数低下用粒子が混
    入された単一の樹脂膜からなっているとともに、この樹
    脂膜中における前記熱膨張係数低下用粒子の体積比が表
    面側から前記絶縁膜側に向かうに従って漸次大きくなっ
    ていることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記熱膨張係数低下用粒子はシリカ粒子である
    ことを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に形成された絶縁膜に形成
    された開口部を介して接続パッドが露出され、前記接続
    パッド上から前記絶縁膜上にかけて接続パッド部を有す
    る配線が形成され、前記配線の接続パッド部上に電極が
    形成され、前記電極を除く前記絶縁膜上に封止膜が形成
    された半導体装置の製造に際し、前記電極を除く前記絶
    縁膜上に、少なくとも、樹脂中に熱膨張係数低下用粒子
    が混入されたものからなり、熱膨張係数を前記半導体基
    板の熱膨張係数に近い値とされた下側封止膜と、樹脂中
    に熱膨張係数低下用粒子が混入されたものからなり、熱
    膨張係数を樹脂の熱膨張係数よりも小さく且つ前記下側
    封止膜の熱膨張係数よりも大きい値とされた中間封止膜
    と、樹脂のみからなる上側封止膜とを形成して、これら
    の封止膜により前記封止膜を形成することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に形成された絶縁膜に形成
    された開口部を介して接続パッドが露出され、前記接続
    パッド上から前記絶縁膜上にかけて接続パッド部を有す
    る配線が形成され、前記配線の接続パッド部上に電極が
    形成され、前記電極を除く前記絶縁膜上に封止膜が形成
    された半導体装置の製造に際し、前記電極を除く前記絶
    縁膜上に、径の異なる複数種類の熱膨張係数低下用粒子
    が混入された単一の樹脂膜を形成し、次いでこの熱膨張
    係数低下用粒子の混入された樹脂膜の熱膨張係数を表面
    側から前記絶縁膜側に向かうに従って漸次小さくなるよ
    うにし、これにより前記封止膜を形成することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 半導体基板上に形成された絶縁膜に形成
    された開口部を介して接続パッドが露出され、前記接続
    パッド上から前記絶縁膜上にかけて接続パッド部を有す
    る配線が形成され、前記配線の接続パッド部上に電極が
    形成され、前記電極を除く前記絶縁膜上に封止膜が形成
    された半導体装置の製造に際し、前記電極を除く前記絶
    縁膜上に、径の異なる複数種類の熱膨張係数低下用粒子
    が混入された単一の樹脂膜を形成し、次いでこの樹脂膜
    中における前記熱膨張係数低下用粒子の体積比を表面側
    から前記絶縁膜側に向かうに従って漸次大きくなるよう
    にし、これにより前記封止膜を形成することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれかに記載の発明
    において、前記熱膨張係数低下用粒子はシリカ粒子であ
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP19812798A 1998-06-30 1998-06-30 半導体装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3287310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19812798A JP3287310B2 (ja) 1998-06-30 1998-06-30 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19812798A JP3287310B2 (ja) 1998-06-30 1998-06-30 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000022052A true JP2000022052A (ja) 2000-01-21
JP3287310B2 JP3287310B2 (ja) 2002-06-04

Family

ID=16385908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19812798A Expired - Fee Related JP3287310B2 (ja) 1998-06-30 1998-06-30 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3287310B2 (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001144204A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Nec Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2001223242A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Nec Corp フリップチップ型半導体装置及びその製造方法
JP2001308095A (ja) * 2000-04-19 2001-11-02 Toyo Kohan Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2002064162A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Ibiden Co Ltd 半導体チップ
JP2002289633A (ja) * 2001-01-18 2002-10-04 Ibiden Co Ltd 半導体チップおよびその製造方法
JP2002367995A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Shigeru Koshibe 電気回路配線用材料
JP2002367978A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Shigeru Koshibe 半導体用層間絶縁薄膜及びその製法
JP2003078006A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Ibiden Co Ltd 半導体チップおよびその製造方法
EP1315207A2 (en) * 2001-11-26 2003-05-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor module
US6882050B2 (en) 2002-11-01 2005-04-19 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing same
JP2008091530A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置
US7427812B2 (en) 2004-03-15 2008-09-23 Casio Computer Co., Ltd. Semiconductor device with increased number of external connection electrodes
JP2009170492A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Toshiba Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2010004079A (ja) * 2009-10-05 2010-01-07 Ibiden Co Ltd 半導体チップ
JP2011192774A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Fuji Electric Co Ltd 半導体素子及び半導体素子の製造方法
US8314345B2 (en) 2008-11-28 2012-11-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Device mounting board and semiconductor module
JP2013008899A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Disco Abrasive Syst Ltd パッケージ形成方法
US8354349B2 (en) 2006-09-26 2013-01-15 Casio Computer Co., Ltd. Semiconductor device having sealing film and manufacturing method thereof
JP2017117842A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 京セラ株式会社 電子部品及び電子部品の製造方法
JP2017157767A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 チップ抵抗器
WO2018116728A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 株式会社村田製作所 回路モジュール
WO2021054017A1 (ja) * 2019-09-20 2021-03-25 株式会社村田製作所 モジュール
JP7452040B2 (ja) 2020-01-30 2024-03-19 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10014609B2 (en) 2016-11-28 2018-07-03 Molex, Llc Connector

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001144204A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Nec Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2001223242A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Nec Corp フリップチップ型半導体装置及びその製造方法
JP2001308095A (ja) * 2000-04-19 2001-11-02 Toyo Kohan Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2002064162A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Ibiden Co Ltd 半導体チップ
JP2002289633A (ja) * 2001-01-18 2002-10-04 Ibiden Co Ltd 半導体チップおよびその製造方法
JP2002367995A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Shigeru Koshibe 電気回路配線用材料
JP2002367978A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Shigeru Koshibe 半導体用層間絶縁薄膜及びその製法
JP2003078006A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Ibiden Co Ltd 半導体チップおよびその製造方法
EP1315207A2 (en) * 2001-11-26 2003-05-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor module
EP1315207A3 (en) * 2001-11-26 2006-09-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor module
US6882050B2 (en) 2002-11-01 2005-04-19 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing same
US7427812B2 (en) 2004-03-15 2008-09-23 Casio Computer Co., Ltd. Semiconductor device with increased number of external connection electrodes
US8354349B2 (en) 2006-09-26 2013-01-15 Casio Computer Co., Ltd. Semiconductor device having sealing film and manufacturing method thereof
JP2008091530A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置
JP2009170492A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Toshiba Corp 半導体装置およびその製造方法
JP4543089B2 (ja) * 2008-01-11 2010-09-15 株式会社東芝 半導体装置
US8314345B2 (en) 2008-11-28 2012-11-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Device mounting board and semiconductor module
JP2010004079A (ja) * 2009-10-05 2010-01-07 Ibiden Co Ltd 半導体チップ
JP2011192774A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Fuji Electric Co Ltd 半導体素子及び半導体素子の製造方法
JP2013008899A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Disco Abrasive Syst Ltd パッケージ形成方法
JP2017117842A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 京セラ株式会社 電子部品及び電子部品の製造方法
JP2017157767A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 チップ抵抗器
WO2018116728A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 株式会社村田製作所 回路モジュール
WO2021054017A1 (ja) * 2019-09-20 2021-03-25 株式会社村田製作所 モジュール
JP7452040B2 (ja) 2020-01-30 2024-03-19 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3287310B2 (ja) 2002-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3287310B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US9012269B2 (en) Reducing warpage for fan-out wafer level packaging
TWI421994B (zh) 用於半導體基板的導體柱結構以及製造方法
WO2005119776A1 (ja) 三次元積層構造を持つ半導体装置及びその製造方法
JP2001320013A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2009049410A (ja) 半導体チップパッケージ、その製造方法及びこれを含む電子素子
JPH10308469A (ja) エポキシバリヤーが形成された基板及びこれを用いた半導体パッケージ
JP2003257930A (ja) 半導体装置およびその製造方法
TWI574333B (zh) 電子封裝件及其製法
JP3262728B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US6943059B2 (en) Flip chip mounting method of forming a solder bump on a chip pad that is exposed through an opening formed in a polyimide film that includes utilizing underfill to bond the chip to a substrate
US5572067A (en) Sacrificial corner structures
JPH04370958A (ja) 半導体基板、これを用いた半導体集積回路装置および半導体基板の製造方法
CN1983573B (zh) 半导体器件及其制造方法
US6541306B2 (en) Resin-sealed semiconductor device and method of manufacturing the device
JP2000164617A (ja) チップサイズパッケージおよびその製造方法
JP2007134489A (ja) 半導体装置の製造方法及び半導体装置
JPS63293930A (ja) 半導体装置における電極
US20220320028A1 (en) Semiconductor packaging structure, method, device and electronic product
KR100349374B1 (ko) 웨이퍼 레벨 패키지 및 그의 제조 방법
JPS615561A (ja) 半導体装置
JP3206035B2 (ja) 樹脂封止型半導体装置
JPH09283555A (ja) 半導体チップの実装構造および半導体パッケージの製造方法および半導体パッケージ
JP2003017655A (ja) 半導体実装体およびそれを用いた半導体装置
US7098075B1 (en) Integrated circuit and method of producing a carrier wafer for an integrated circuit

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120315

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120315

Year of fee payment: 10

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120315

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees