JP2000021766A - 位置計測装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

位置計測装置及びそれを用いたデバイスの製造方法

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JP2000021766A JP10204496A JP20449698A JP2000021766A JP 2000021766 A JP2000021766 A JP 2000021766A JP 10204496 A JP10204496 A JP 10204496A JP 20449698 A JP20449698 A JP 20449698A JP 2000021766 A JP2000021766 A JP 2000021766A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レチクルとウエハとの相対的な位置決めを高
精度に行うことのできる位置計測装置及びそれを用いた
デバイスの製造方法を得ること。 【解決手段】 物体上の計測マークを撮像すると共に該
撮像された計測マークの画像信号に平均化処理を行う第
1手段と、前記物体の搬送を行うステージ手段の位置を
検出する第2手段と、該第2手段による検出位置データ
の平均化を行うデータ平均化手段と、を有し、前記平均
化処理された画像信号と前記平均化された検出位置デー
タとから物体の位置情報を得ること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置計測装置及びそ
れを用いたデバイスの製造方法に関し、例えばIC,L
SI等の半導体デバイス、CCD等の撮像デバイス、液
晶パネル等の表示デバイス、磁気ヘッド等のデバイス製
造用のプロキシミティタイプの露光装置や、所謂ステッ
パー(投影露光装置)そして走査型露光装置等におい
て、マスクやレチクル(以下「レチクル」という)等の
第1物体面上に形成されている微細な電子回路パターン
をウエハ等の第2物体面上に露光転写する際に、レチク
ルとウエハとの相対的な位置決め(アライメント)をア
ライメントマークを利用して行う場合に好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体素子製造用の投影露光装置(ステ
ッパー)では、第1物体としてのレチクル面上の回路パ
ターンを投影レンズ系により第2物体としてのウエハ上
に投影し露光するが、この投影露光に先立って観察装置
(アライメント装置)を用いてウエハ面を観察すること
によりウエハ上のアライメントマーク(マーク)を検出
し、この検出結果に基づいてレチクルとウエハとの位置
整合、所謂アライメントを行っている。
【0003】マーク位置を検出し測定する際には、観察
手段(オフアクシス・スコープ等)が常に固定された位
置にあるので、ステージの駆動のみで行っている。つま
り、前記投影露光装置のステージを制御しながら、ウエ
ハ面上の任意のマーク観察位置に移動させている。
【0004】前記ステージはレーザ干渉計によりステー
ジのXYθ方向を精密に計測して、ウエハの任意の位置
にステージを移動させることができるようになってい
る。又、ウエハアライメントの為のマーク観察は、でき
るだけウエハへのダメージを小さくする為に、非露光光
を用いて行っている。
【0005】非露光光によりマークを照明し、反射され
た非露光光は、CCDカメラ等で結像し、画像信号とし
て取り込んでいる。取り込まれた画像信号をステッパー
制御装置(制御装置)で処理することによりマーク位置
を計測している。
【0006】例えば、TTLオフアクシス方式でマーク
を観察する場合、ウエハアライメントは上記マーク計測
プロセスを用いたグローバルアライメント方式(AG
A)で行うことができる。
【0007】グローバルアライメント法(AGA)で
は、ウエハ上の定められたショットのマーク位置にステ
ージを駆動しマーク位置を測定することによって、全シ
ョットの配列状態を計測し、XYステージのステップ移
動量を補正している。
【0008】このアライメント方法の利点は、計測ショ
ットの中で、明らかに異常値と思われる測定値を除去で
きることと、測定値が複数あることによる平均化効果に
より回転、倍率成分の計測値の信頼性が高い点にある。
もしこのアライメント法によって回転、倍率成分等が精
密に計測され、ステージのステップ移動量が正しく補正
されたならば、露光されたときのアライメント誤差はほ
ぼ0となる。
【0009】一般にグローバルアライメント法において
は、複数のショットでの信頼できる計測値を得ることが
要求されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ウエハアライメントの
為のマーク観察では、ステージを駆動する。このとき、
特にグローバルアライメント法において、複数のショッ
トのマーク計測の為にステージを駆動する場合、スルー
プット向上の為、ステージを急加速・急停止を各ショッ
ト、各マーク観察位置毎に繰り返すことになる。
【0011】ここで、ステージをマーク観察位置に駆動
した場合、ステージ停止後、ある一定のステージ変動
(揺れ)トレランスに入るのを待ち、画像信号を取り込
むことになるが、急加速・急停止を行った場合、装置全
体も揺れてしまい、ステージの変動がなかなか収束しな
い場合がある。
【0012】その場合、取り込んだ画像信号の中に、画
像信号取り込み時間分のステージの微少の揺れ(変動)
影響が入ることになる。つまり、ステージが変動状態で
画像信号を取り込んでしまい、計測値にステージ変動誤
差が入る状況が起こっている。
【0013】前記投影露光装置に備わっているマウント
システム(ステージのステップにより生じる本体の振動
の収束を行うことができるシステム)を調整することに
よって、装置全体にかかる揺れをある程度抑えることが
できるが、上記揺れの影響を回避する調整を行った場
合、床振動の影響をステージが受けやすくなり、床状態
の影響でステージが変動することが考えられる。よっ
て、従来はステージが完全に静止した後画像信号取込を
実行せざるを得ず、その結果スループットの向上が妨げ
られていた。
【0014】本発明は、ステージの静止を待たずに真の
計測位置を高精度に求めることができる半導体デバイス
等の製造に好適な位置計測装置及びそれを用いたデバイ
スの製造方法の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の位置計測装置
は、 (1-1) 静止させるべき物体が静止する前の段階から物体
上の計測マークを撮像すると共に該撮像された計測マー
クの画像信号に平均化処理を行う第1手段と、前記物体
の搬送を行うステージ手段の位置を検出する第2手段
と、該第2手段による検出位置データの平均化を行うデ
ータ平均化手段と、を有し、前記平均化処理された画像
信号と前記平均化された検出位置データとから物体の静
止位置情報を得ることを特徴としている。
【0016】特に、 (1-1-1)前記第2手段がレーザ干渉計を含むことを特徴
としている。
【0017】本発明の位置計測方法は、 (1-2) 静止させるべき物体が静止する前の段階から物体
上の計測マークを撮像すると共に該撮像された計測マー
クの画像信号に平均化処理を行う第1工程と、前記物体
の搬送を行うステージ手段の位置を検出する第2工程
と、該第2工程による検出位置データの平均化を行うデ
ータ平均化工程と、を有し、前記第1手段で平均化処理
された画像信号と前記平均化された検出位置データとか
ら物体の静止位置情報を得ることを特徴としている。
【0018】本発明の露光装置は、 (3-1) 構成(1-1) の、位置計測装置を用いて第1物体と
第2物体との相対的な位置合わせを行った後に、第1物
体面上のパターンを第2物体面上に露光転写しているこ
とを特徴としている。
【0019】(3-2) 構成(2-1) の、位置計測方法を用い
て、第1物体と第2物体との相対的な位置合わせを行っ
た後に第1物体面上のパターンを第2物体面上に露光転
写していることを特徴としている。
【0020】本発明のデバイスの製造方法は、 (4-1) 構成(1-1) の、位置計測装置を用いて、第1物体
と第2物体とのの相対的な位置ずれを求める工程を介し
てレチクルとウエハとの相対的な位置検出を行った後、
該レチクル面上のパターンをウエハ面上に転写し、次い
で現像処理工程を介してデバイスを製造したことを特徴
としている。
【0021】(4-2) 構成(2-1) の、位置計測方法を用い
て、第1物体と第2物体との相対的な位置ずれを求める
工程を介してレチクルとウエハとの相対的な位置検出を
行った後、該レチクル面上のパターンをウエハ面上に転
写し、次いで現像処理工程を介してデバイスを製造した
ことを特徴としている。
【0022】(4-3) 構成(3-1) 又は(3-2) の、露光装置
を用いて、レチクル面上のパターンをウエハ面上に転写
し、次いで該ウエハを現像処理工程を介してデバイスを
製造していることを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1の要部
斜視図、図2は本発明の実施形態1の要部ブロック図、
図3〜図5は本発明の実施形態1の動作のフローチャー
ト、図6は本発明の実施形態1で使用するウエハ上の1
ショット内のマーク(アライメントマーク)の説明図、
図7は本発明の実施形態1の一部分の要部平面図であ
る。
【0024】本実施形態の投影露光装置(ステッパーS
T)は、図1に示すように、ウエハWF、マーク(アラ
イメントマークWAMX、WAMYを撮像する撮像手段
であるオフアクシススコープ(オフアクシス光学系、ス
コープ)OE、マークを観察位置に移動させる手段の偏
差を計測するX方向のレーザ干渉計IFX、ミラーMR
X、Y方向のレーザ干渉計IFY、ミラーMRY、θ方
向のレーザ干渉計IFθ、ミラーMRX、そして制御装
置CUとを備えている。
【0025】ウエハWF上には、先の露光工程で互いに
同じパターンが形成された多数個の被露光領域(ショッ
ト)が配列している。又、ウエハWF上には、1度に露
光されたパターン領域(ショット)内にX方向の計測マ
ークWAMX,Y方向の計測マークWAMYが設けられ
ている。
【0026】スコープOE(第1の計測手段)は、マー
ク観察用の光源と顕微鏡及びCCDカメラ等で構成され
ており、ウエハWF面上のマークWAMX、WAMYを
CCD面上に結像し、それより、ウエハWFのアライメ
ント信号を得ている。
【0027】XYステージXYSと、θステージθS
は、X軸方向をレーザ干渉計IFXとミラーMRX、更
にY軸方向をレーザ干渉計IFYとミラーMRY、θ方
向をレーザ干渉計IFθと、ミラーMRXにより精密に
位置計測され(第2の計測手段)、ウエハWFの任意の
位置をマーク観察位置に移動させて位置調整を行ってい
る。
【0028】又、ステッパーSTは、上記計測マークW
AMX、WAMYのズレ量計測を行い、前記ズレを補正
することによって、レチクルRTのパターンを縮小投影
レンズLNでウエハWF上に形成されたパターンに重ね
焼き露光する機能を有している。
【0029】上記重ね焼き露光処理は、制御装置(ステ
ッパー制御装置)CUの指令によって行っている。ここ
で、制御装置CUは、図2における各要素100〜60
0によって構成している。図2における画像信号蓄積部
300は、ステージ偏差計測部400と同期を取ること
ができるようになっている。
【0030】図2における撮像部700はオフアクシス
スコープ(OE)を示し、ステージ偏差計測部800は
干渉計(IFX、MRX、IFY、MRY、IFθ)を
示し、位置合わせ動作部900はステージ(XYS、θ
S)を示している。
【0031】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら、図1を用いて詳細な半導体素子の製造工程を示す。
以下のステップの制御は、制御機構CUによって行なわ
れ、各機器と制御装置CUとは、通信ケーブルでつなが
れている。
【0032】まず、不図示の搬送手段によって、ウエハ
はθステージ(θS)上にあるウエハチャックWS上に
載せられて真空吸着される(S001)。
【0033】オフアクシス光学系OEは、常に固定され
た位置にあるので、ウエハWF上のマークを観察位置に
移動するのは、ステージXYS、θSで行う。
【0034】ウエハチャックWSに載せられたウエハW
Fは、オフアクシススコープOEによってウエハ上のマ
ークWAMP位置(2ショット)が計られ、これにもと
づいてステージXYS、θSを移動させることにより、
ウエハの位置が合わせられる(S002)。
【0035】ウエハアライメントの為のマークの観察
は、できるだけ検査ウエハへのダメージを小さくする為
に、非露光光を用いて行なっている。ここでは、オフア
クシススコープOEでマークWAMX、WAMYを観察
する。つまりグローバルアライメント方式(AGA)で
定められた全てのショットの計測マークについてステー
ジを移動し計測を行い、最後のマークを計測したら、全
ショットの計測値を用いてステージステップ移動補正量
が算出される(S003)。
【0036】ここで、ステージを移動しマーク計測を行
う場合、干渉計がステージ偏差を計測出来る範囲であれ
ば、ステージの完全な静止を待たずに計測を行う。
【0037】アライメント終了後、レチクルRTに照射
された露光光源の光は、投射レンズLNを通してレチク
ルRT上のパターンを1/5に縮小され、ウエハWFの
上に塗布されているレジストを感光し重ね焼き露光が行
なわれる。
【0038】ここで述べたステージ移動、アライメン
ト、露光、ステージ移動の繰り返しを行う。これをステ
ップアンドリピートという(S004)。
【0039】重ね焼き露光が全て終了するとウエハは不
図示の搬送手段により搬出される(S005)。
【0040】次に、グローバルアライメント方式AGA
(S003)の計測における計測方法を図4,図5のフローチ
ャートを参照しながら、図2を用いて説明を行う。
【0041】AGAを行う場合、位置合わせ指令部10
0では、まず位置合わせ動作部(XYS、θS)900
を用いて、マークを観察位置に移動させる(SA001) 。
【0042】そして、マークの観察の為に撮像部(O
E)700を構成している光源から非露光光を発射し調
光を行う(SA002) 。
【0043】非露光光で照射されたウエハ上のマーク
は、顕微鏡で像が拡大され、CCDカメラに結像する。
画像信号蓄積部300は、ステージの完全静止を待たず
に、まだ揺れの残る段階でこの画像信号のCCDカメラ
での取り込みを開始する。又、ステージ偏差記憶部40
0は、画像信号を取り込んでいる間にステージ偏差計測
部(IFX、MRX、IFY、MRY、IFθ)800
で計測された偏差を記憶する(SA003) 。即ちここで画像
信号取り込み時間中のステージの正規の静止位置からの
誤差の平均化データが得られる。ステージ位置は静止時
には完全に正規の位置で止まるのが前提であり、よって
この時得られたデータが装置の揺れの情報となる。
【0044】ズレ量算出部500では、前記蓄積(平均
化処理)された画像信号1000から画像信号によるズ
レ量を取り込む(SA004) 。
【0045】又、ズレ量算出部は、その時ステージ偏差
(干渉計値)を問い合わせに行き(SA005) 、偏差補正モ
ード4000を用いて真のズレ量を算出する(SA006) 。
【0046】ここで、本実施例の場合、偏差補正モード
4000は、位置合わせ処理指令部100によって、予
め最適モード算出部600が決めている。
【0047】上記計測処理(SA001〜SA008)が、AGAで
定められた全てのショットの計測マークについて終了す
るまで行われる(SA007) 。
【0048】全ショット全マークの計測値が終了すれ
ば、AGAにおけるステージステップ補正量が算出され
る。
【0049】更に、図5のフローチャートを用いて、図
4のSA003 である画像信号取り込み&ステージ偏差記憶
について説明する。
【0050】まず、画像信号蓄積部300が画像信号を
取り込みを行う前に、ステージ偏差記憶部400に対し
て同期信号を発信し(SAC001)、画像信号の取り込みを開
始する(SAC002)。
【0051】そして、同期信号を監視している(SAS001)
ステージ偏差記憶部400は、画像信号蓄積部300が
画像信号を取り込み始めたことを知り(SAS002)、ステー
ジ偏差計測部(第2手段)800を用いてステージの偏
差(検出データの平均化)を計測する(SAS003)。
【0052】ステージ偏差計測部800によって計測さ
れたステージ偏差は、ステージ偏差記憶部400によっ
て、位置偏差2000に記憶される(SAS004)。
【0053】画像信号蓄積部300は、画像信号を取り
込み終わると、ステージ偏差記憶部400に対して同期
信号を発信し、画像信号取り込み終了を伝え(SAC003)、
取り込んだ画像信号によりズレ量を算出し、画像信号1
000に格納する(SAC004)。
【0054】又、画像信号蓄積部300からの同期信号
を監視している(SAS005)ステージ偏差記憶部400も、
信号取り込みの終了を知り(SAS006)、今まで記憶した位
置偏差(XY方向の平均と3σ)を算出し、位置偏差2
000に格納する(SAS007)。
【0055】ここで、3σ値が大きく許容範囲を越えて
いる場合、不図示のオペレーション用の端末CSにワー
ニングを出力し、作業者に知らせる。
【0056】次に、このようにしてできたマーク位置の
検出と、偏差補正の計算について説明する。
【0057】本実施例で使用するマークは、図6に示さ
れるようなマークである。但し、使用するマークは画像
信号による計測のできるマークであれば、どのようなマ
ークであっても良い。画像信号によるマークの位置の算
出は、中心座標(MCX、MCY)とする。
【0058】位置偏差2000に記憶している偏差は、
X干渉計読み値、Y干渉計読み値、における変動の平均
(それぞれdx,dy) と、それぞれのバラツキ(σ)であ
るところの3倍値(3σ)である。
【0059】ここで、図7から真の駆動位置と目標駆動
位置の差は、以下のように考えられる。
【0060】X方向 (Δx):X干渉計の変動分 Y方向 (Δy):Y干渉計の変動分 上記読み値X,Y方向の平均を、それぞれdx,dyとする
と以下の補正値が出てくる。
【0061】(Δx)=dx (Δy)=dy この値を用いて中心座標(MCX、MCY)を補正すれ
ば、真の計測値が求まる。即ち、X方向の真の計測値は
MCX−dx、Y方向の真の計測値はMCY−dyとな
る。
【0062】上記例では、X干渉計値、Y干渉計値を用
いて補正することを考えたが、どの値を使用するかは、
偏差補正モード4000としてであり、それに従って、
補正計算される。又、ここでは、偏差XYの評価の仕方
の一例を示したが、必ずこの通りの方法で評価する必要
はない。又、XY軸以外のステージの偏差を求めて補正
しても良い。又、図6に代表的な観察マークの例を上げ
たが、撮像手段で撮像でき、画像信号として取り込みこ
とができる形状のパターンであれば、どのようなパター
ンを使用しても良い。
【0063】本実施形態において、撮像部(OE)70
0と画像信号蓄積部300等はウエハ上の計測マークを
撮像すると共に撮像された計測マークの画像信号に平均
化処理(蓄積)を行う第1手段の一要素を構成してい
る。ステージ偏差計測部800はステージ手段(XYス
テージXYS)の位置を検出する第2手段の一要素を構
成している。ステージ偏差(干渉計値)記憶部400は
ステージ偏差計測部800による検出位置データの平均
化を行うデータ平均化手段の一要素を構成している。
【0064】本実施形態では以上の構成を半導体素子の
製造ライン(装置)の中に組み込むことによって、真の
位置計測を行うことができ、グローバルアライメント法
における精度を向上させている。又、アライメントを行
う上での単体計測における計測値の信頼性が向上してい
る。更に、ステージが変動している場合であっても、そ
の変動を計測し、計測値に反映することによって正確な
位置計測ができるようにしている。
【0065】そして、それぞれの装置、床状態によら
ず、安定した精度の計測値がえられるようにしている。
ステージ変動状態でも正確なズレ量計測値が求められる
ことにより、ステージステップ後にステージの静止を待
つ必要がなくなり、ステージのステップ静止を待たない
で計測が行える分グローバルアライメント方法のスルー
プットを向上させている。
【0066】図9は本発明の実施形態2の要部概略図で
ある。本実施形態では、コータCO、ステッパーST及
びディベロッパDEを直列に結合して備えている。コー
タCOは、ウエハWFにレジストを塗布する機構を有し
ている。ディベロッパDEは、ステッパーSTで露光さ
れた検査ウエハを現像する機構を有している。
【0067】検査は制御装置CUの指令によって、コー
タCOの入口におかれた検査用のウエハを各機構間を移
動させながら自動的に行っている。そして露光時に形成
したマークより計測されたズレ量からアライメント精度
と工程オフセット値を算出する。その値は、ステッパー
STに入力され、製品製造用のウエハのアライメント補
正値として使用される。本実施例では、1ロットの製品
製造用のウエハの中から1枚のウエハを選択し、これを
処理する。
【0068】次に、図10を参照しながら図9を用いて
詳細な半導体素子の製造工程を示す。但し、実施形態1
と同様、以下のステップの制御は、ステッパー制御機構
CUによって行われ、各機器とステッパー制御装置CU
とは、通信ケーブルでつながれている。
【0069】第1ステップ(S101 〜S103) において、対
象となるウエハWFはウエハセットテーブルWSTに置
かれ(S101)、ウエハは搬送路R1を通り、レジスト塗布
装置(コータ)COでレジストが塗られ(S102)、搬送路
R2を介してステッパーSTに送られ、オートハンドH
ASでθステージθS上にあるウエハチャックWSに載
せられて真空吸着される(S103)。
【0070】第2ステップ(S104 〜S105) は、レチクル
RTに描かれたパターンを投影レンズLNでウエハWF
上に塗布されたレジストに露光する工程である。
【0071】つまり、露光シャッタSHTを開き、レチ
クルパターンRTに照射された露光光原ILからの光
は、マスキングブレードMBを通り、投射レンズLNを
通して1/5に縮小され、ウエハWFの上に塗布されて
いるレジストを感光する。このとき後述する第4ステッ
プで使用するアライメント計測マーク(図6)を露光す
る。
【0072】露光が完了するとXYステージXYSは、
次に露光する位置に移動し全ショットの露光を行う(S10
4)。
【0073】露光全てが終了するとウエハを回収ハンド
HARでウエハチャックWSから現像装置の搬入通路R
3へ送り、第3ステップに移行する(S105)。
【0074】第3ステップ(S106)では、搬入通路R3に
送られたウエハを、現像機DEへ送り現像する(S106)。
現像を終了すると、ウエハを搬入通路R4を介して搬入
通路R5へ送り、重ね焼き工程である第4ステップへ移
行する。
【0075】第4ステップ(S107 〜S111) においては、
ウエハを第1ステップで使用した搬入通路R1を介し
て、コータCOではレジストを塗布しないで、そのまま
搬入通路R2へ送り、供給ハンドHASによりθステー
ジ上のウエハチャックに載せられ、真空吸着される(S10
7)。
【0076】ウエハチャックWSに載せられたウエハ
は、オフアクシス光学系(オフアクシススコープOE)
によってウエハ上のマークWAML、WAMRの位置が
計られ、これにもとづいてステージXYS、θSを移動
させることにより、ウエハの位置が合わせられる(S10
8)。
【0077】次に、TTLオフアクシス方式でマークを
観察する。
【0078】即ち、非露光光源SLY、例えばHeNe
レーザ等から発射された光は、ハーフミラーHMを通
り、ミラーMRAにより投射レンズLNに照射され、ウ
エハ上のアライメントマークWMLを照明する。ウエハ
WFで反射された非露光光は、投射レンズLNを通り、
ミラーMRAで光路を曲げられ、ハーフミラーHMを通
過してCCDカメラCMYに達する。これにより、アラ
イメントマークWMLの像が、CCDカメラCMYに結
像する。反対側のマークWMRもステージXYSを移動
させ、同様にCCDカメラCMYに結像させる。
【0079】CCDカメラCMYからの画像信号は、ス
テッパー制御装置CUで処理され、マークWML、WM
RのY方向の位置が計測される。又、ウエハアライメン
トはグローバルアライメント(AGA)方式で行う。
【0080】こうして、そのショットにおけるウエハの
位置計測を終了し、グローバルアライメント用に設定さ
れた全ての計測ショットの計測値を用いてステージステ
ップ移動補正量が算出される。補正量はRotx(X軸
回転)、Roty(Y軸回転)、Magx(X軸倍
率)、Magy(Y軸倍率)等である。これら補正量は
制御装置CUに蓄積される(S109)。
【0081】ここで、3σ値が大きく許容範囲を越えて
いる場合、不図示のオペレーション用の端末CSにワー
ニングを出力し、検査作業者に知らせる。
【0082】アライメント終了後、ウエハ第1ショット
から最終ショットまで順にXYステージXYSをステッ
プアンドリピートさせながら、露光を行う。つまり、露
光シャッタSHTを開き、レチクルパターンRTに照射
された露光光源ILの光は、マスキングブレードMBを
通り、投射レンズLNを通して1/5に縮小され、ウエ
ハWFの上に塗布されているレジストを感光する。露光
が完了するとXYθステージは、次に露光する位置に移
動し全ショットの露光を行う。
【0083】露光を終了したウエハは、回収ハンドHA
Rでウエハチャックから、現像装置の搬入通路R3へ送
り、現像作業をしないでR4へ送って、ウエハ受取テー
フルWENでウエハを取り出す(S111)。
【0084】次に、AGA(S109)について図11を用い
て説明を行う。
【0085】先ず、ステップ(SA101〜SA104 )のプロセ
スは、実施形態1と同様に行われる。即ち、位置合わせ
指令部100では、位置合わせ動作部(XYS、θS)
900を用いて、マークを観察位置に移動させる(SA10
1) 。
【0086】そして、マーク観察の為に、撮像部(O
E)700を構成している光源から非露光光を発射し調
光を行う(SA102) 。
【0087】そして、画像信号を取り込んでいる間、ス
テージ偏差記憶部400は、ステージ偏差計測部800
で計測された偏差を記憶する(SA103) 。
【0088】ズレ量算出部では、前記蓄積された画像信
号1000から画像信号によるズレ量を取り込む(SA10
4) 。
【0089】ここで、ズレ量3000には前記蓄積され
た画像信号によるズレ量と各成分の偏差データを全て記
憶しておく(SA106) 。
【0090】本実施例の場合、偏差データはXYSのX
成分、Y成分、θSのθ成分、及びそれぞれの偏差バラ
ツキにて表されている。
【0091】もし、偏差データの3σ値が大きく許容範
囲を超えている場合や補正値がある一定のトレランスを
越えていた場合(SA107) 、オペレーション用の端末CS
にワーニングを出力し(SA108) 、もう一度SA103 に戻
り、計測し直すことになる。
【0092】上記計測処理(SA101〜SA108)が、AGAで
定められた全てのショットの計測マークについて終了す
るまで行われる(SA109) 。
【0093】ここで、最適モード算出部600では、前
記蓄積された画像信号によるズレ量と各成分の偏差デー
タから補正に最適なモード4000を決定し(SA110) 、
偏差補正モード4000に記憶する。そして、ズレ量算
出部500では、前記偏差補正モード4000を用いて
真のズレ量を算出し、前記真のズレ量を用いてAGAの
補正値算出&補正を行う(AS111) 。
【0094】次に、TTLオフアクシス方式を使用した
場合の偏差補正の仕方を説明する。画像信号によるマー
クの位置の算出は、中心座標(MCX、MCY)とす
る。又、実施形態1と同様に、位置偏差2000に記憶
している偏差は、X干渉計読み値(dx)、Y干渉計読み値
(dY)における変動の平均と、それぞれのバラツキであ
るところのσの3倍値(3σ)である。
【0095】ここで、上記読み値の平均を、それぞれd
x,dyとすると以下の補正値が出てくる。
【0096】(Δx)=dx (Δy)=dy この値を用いて中心座標(MCX、MCY)を補正すれ
ば、真の計測値が求まる。
【0097】もし計測値に対してX方向の変動が小さ
く、補正する必要がなければ、偏差補正モード4000
として補正しないようにセットすることができる。
【0098】図13は本発明の実施形態3に係るフロー
チャートである。
【0099】図13は、本発明を使用したAGA(図
3:S003)の1マーク計測について、ステージを止めな
いで計測を行った場合の1マーク計測説明のフロー例を
示している。即ち、画像信号読み込み&ステージ偏差記
憶(SA103) の詳細フロー例である。
【0100】AGAを行う場合、ステップSA001 〜SA00
8 までは実施形態1と同様なので説明は省略する。以
下、図13を用いて本発明の実施形態3を説明する。
【0101】先ず、ステージはマーク観察領域にくれば
等速で移動する。そして観察可能な位置にくれば(SAS01
1)、ステージ偏差記憶部400は、画像信号蓄積部30
0に対して同期信号を送り、ステージ偏差記憶を開始す
る(SAS012)。
【0102】同期信号を観察している(SAC011)画像信号
蓄積部300は、撮像部700を使用して画像信号を画
像信号データ1000に取り込む(SAC012)。
【0103】ステージ偏差計測部800によって計測さ
れた(SAS013)ステージ偏差は、ステージ偏差記憶部40
0によって、位置偏差2000に記憶される(SAS014)。
【0104】ステージ偏差記憶部400は、ステージが
マーク観察領域を越えると(SAS015)、ステージ偏差の記
憶をやめ、同期信号を発し(SAS016)、今まで記憶した位
置偏差(XY方向の平均と3σ)を算出し、位置偏差2
000に記憶する(SAS017)。
【0105】ここで、3σ値が大きく許容範囲を越えて
いる場合、不図示のオペレーション用の端末CSにワー
ニングを出力し、作業者に知らせる。
【0106】一方、同期信号監視している(SAC013)画像
信号蓄積部300は、同期信号を受け取ると、信号取り
込みをやめ、取り込んだ画像信号によりズレ量平均を算
出し、画像信号1000に格納する(SAC014)。
【0107】上述各実施例によれば、レーザ干渉計によ
り画像信号蓄積中のステージ偏差を計測し、撮像された
画像信号による計測値にそれを反映することによって、
真のズレ量計測値を得ることができる。
【0108】又、グローバルアライメントにおいては、
真のズレ量計測値を使用して補正計算をする為に、計測
精度があがる。
【0109】そして、グローバルアライメント法におけ
るステップ&計測シーケンスにおいて、干渉計の計測で
きる範囲であれば、ステージを完全に停止しなくても
(変動している状態でも)、正確なズレ量計測値を求め
ることができる。
【0110】更に、最適偏差モードを得ることによっ
て、それぞれの装置、床状態によらず、安定した精度の
計測値が得られる。
【0111】ステージ静止前の変動状態でも正確なズレ
量計測値が求められることにより、ステージステップ後
にステージの静止を待つ必要がなくなった。よって、ス
テージのステップ静止を待たないで計測が行える分グロ
ーバルアライメント方法のスループットが向上する。
【0112】次に上記説明した露光装置を利用したデバ
イスの製造方法の実施例を説明する。
【0113】図14は半導体デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造の
フローを示す。
【0114】ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では設
計した回路パターンを形成したマスクを製作する。
【0115】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前行程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0116】次のステップ5(組立)は後行程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0117】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0118】図15は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。
【0119】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0120】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジ
スト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジス
トを取り除く。これらのステップを繰り返し行なうこと
によってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0121】本実施例の製造方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高集積度の半導体デバイスを製造するこ
とができる。
【0122】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、2つの計
測系(例えばオフアクシス・スコープとステージ干渉
系)を用いて、画像信号蓄積時間中のステージ位置の平
均化情報を計測し、撮像された画像信号による計測値に
それを反映することによって、ステージが静止前のまだ
揺れている場合であっても真の計測位置を高精度に求め
ることができる半導体デバイス等の製造に好適な位置計
測装置及びそれを用いたデバイスの製造方法を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の要部斜視図
【図2】 本発明の実施形態1の要部ブロック図
【図3】 本発明の実施形態1の動作のフローチャート
【図4】 本発明の実施形態1の動作のフローチャート
【図5】 本発明の実施形態1の動作のフローチャート
【図6】 本発明の実施形態で使用するマークの説明図
【図7】 本発明の実施形態1の一部分の要部平面図
【図8】 本発明の実施形態2の要部概略図
【図9】 本発明の実施形態2の動作のフローチャート
【図10】 本発明の実施形態2の動作のフローチャー
【図11】 本発明の実施形態3の動作のフローチャー
【図12】 本発明のデバイスの製造方法のフローチャ
ート
【図13】 本発明のデバイスの製造方法のフローチャ
ート
【符号の説明】
ST ステッパー LN 投影レンズ RT レチクル WF ウエハ IFX、IFY、IFθ干渉計 CU 制御装置 WAMX、WAMY計測マーク OE オフアクシススコープ XYS XYステージ θS θステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/68 H01L 21/68 K 21/30 520A Fターム(参考) 2F065 AA03 AA06 AA20 AA31 BB27 CC20 EE00 FF01 FF04 FF51 JJ03 JJ09 LL12 NN20 PP11 PP12 PP13 PP24 QQ23 QQ24 QQ25 QQ42 TT02 2H097 BA06 CA17 JA03 KA03 KA20 KA29 LA10 5F031 GG12 GG19 KK04 5F046 BA04 CC04 CC13 CC16 ED02 FA03 FA10 FA17 FC04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止させるべき物体が静止する前の段階
    から物体上の計測マークを撮像すると共に該撮像された
    計測マークの画像信号に平均化処理を行う第1手段と、
    前記物体の搬送を行うステージ手段の位置を検出する第
    2手段と、該第2手段による検出位置データの平均化を
    行うデータ平均化手段と、を有し、前記平均化処理され
    た画像信号と前記平均化された検出位置データとから物
    体の静止位置情報を得ることを特徴とする位置計測装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2手段がレーザ干渉計を含むこと
    を特徴とする請求項1の位置計測装置。
  3. 【請求項3】 静止させるべき物体が静止する前の段階
    から物体上の計測マークを撮像すると共に該撮像された
    計測マークの画像信号に平均化処理を行う第1工程と、
    前記物体の搬送を行うステージ手段の位置を検出する第
    2工程と、該第2工程による検出位置データの平均化を
    行うデータ平均化工程と、を有し、前記第1手段で平均
    化処理された画像信号と前記平均化された検出位置デー
    タとから物体の静止位置情報を得ることを特徴とする位
    置計測方法。
  4. 【請求項4】 請求項1の位置計測装置を用いて第1物
    体と第2物体との相対的な位置合わせを行った後に、第
    1物体面上のパターンを第2物体面上に露光転写してい
    ることを特徴とする露光装置。
  5. 【請求項5】 請求項3の位置計測方法を用いて、第1
    物体と第2物体との相対的な位置合わせを行った後に第
    1物体面上のパターンを第2物体面上に露光転写してい
    ることを特徴とする露光装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の位置計測装置を用いて、第1
    物体と第2物体とのの相対的な位置ずれを求める工程を
    介してレチクルとウエハとの相対的な位置検出を行った
    後、該レチクル面上のパターンをウエハ面上に転写し、
    次いで現像処理工程を介してデバイスを製造したことを
    特徴とするデバイスの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項3の位置計測方法を用いて、第1
    物体と第2物体との相対的な位置ずれを求める工程を介
    してレチクルとウエハとの相対的な位置検出を行った
    後、該レチクル面上のパターンをウエハ面上に転写し、
    次いで現像処理工程を介してデバイスを製造したことを
    特徴とするデバイスの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項4又は5の露光装置を用いて、レ
    チクル面上のパターンをウエハ面上に転写し、次いで該
    ウエハを現像処理工程を介してデバイスを製造している
    ことを特徴とするデバイスの製造方法。
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