JP2010080630A - 押印装置および物品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 押印装置に含まれるX−YステージのX−Y面におけるストロークの低減。
【解決手段】 基板のショットに配された液状樹脂にモールドをZ軸方向において押し付けた状態で液状樹脂を硬化させてショットに樹脂のパターンを形成する押印装置であって、モールドチャックに保持されたモールドに形成されたモールドマークと基板チャックに保持された基板に形成された基板マークとの間のX−Y平面における位置ずれを計測するためのスコープと、ショットに液状樹脂を配するディスペンサと、X−Yステージ上に設けられた基準マークと、を有し、X−Yステージは、それにより保持された基板の全ショットにディスペンサが液状樹脂を配することができるように、その移動範囲を有し、基準マークは、X−Yステージの移動範囲内においてモールドマークとの位置ずれをスコープにより計測できるX−Yステージ上の位置に設けられている、ものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モールドチャックを含むモールドステージと、基板チャックを含むX−Yステージとを有する押印装置に関する。特に、基板チャックに保持された基板のショットに配された液状樹脂にモールドチャックに保持されたモールドをZ軸方向において押し付けた状態で液状樹脂を硬化させてショットに樹脂のパターンを形成する押印装置に関する。
紫外線、X線あるいは電子ビームによるフォトリソグラフィーを用いた半導体デバイスやMEMS(Micro Electro−Mechanical Systems)などの微細パターンの形成方法に代わる技術としてナノインプリントが既に知られている。ナノインプリントは、電子ビーム露光等によって、微細なパターンを形成したモールド(雛型または原版ともいう)を、樹脂材料を塗布したウエハ等の基板に押し付ける(押印する)ことによって、樹脂上にパターンを転写する技術である。
ナノインプリントには幾つかの種類があり、その一方法として光硬化法が従来から提案されている(特許文献1)。光硬化法は、紫外線硬化型の樹脂に透明なモールドで押し付けた状態で感光、硬化させてからモールドを剥離する(離型する)方法である。この光硬化法によるナノインプリントは、温度制御が比較的容易に行なえる点や透明なモールド越しに基板上のアライメントマークの観察が出来る点から半導体集積回路の製造に適していると言える。
また、異なるパターンの重ね合せを考慮すると、基板全面を一括転写する方式もあるが、製造するデバイスのチップの大きさに合せたモールドを製作し、基板上のショットに逐次転写するステップ&リピート方式の適用が好ましい。
更に、ショットごとにアライメントを行なうダイバイダイ方式と、グローバル方式によるアライメントとを、ショットの配列精度やスループットに応じて使い分けることが望ましい。
米国特許第7,027,156号公報 特許第03548428号公報
このようなナノインプリント装置では、紫外線硬化樹脂(以下、樹脂と呼ぶ)の吐出手段であるディスペンサヘッドを使用して被転写基板への樹脂の塗布を行なう。
この場合、ディスペンサヘッドにはショット幅以上の長さに直線状に吐出ノズルを並べ、基板上のショットごとに基板を載置した基板ステージを走査しながら樹脂を吐出して塗布を行なう。
もしくは必要とされる樹脂をショット全体に一度に吐出することが可能な、吐出ノズルをマトリクス状に配置したディスペンサヘッドを用いて、基板を搭置した基板ステージを目的のショットがディスペンサヘッドの下に来るように移動させた後に塗布を行なう。
従って、基板上の全てのショットへの樹脂の塗布を行なうには、基板ステージ(X−Yステージ)には少なくもと基板の外径分のストロークを必要とする。
一方、グローバルアライメント方式によるパターン転写を行なう場合、モールドをモールド保持手段であるモールドチャックに設置した後に、基板ステージの走り方向(直交する2軸)とモールドの転写パターン面の基準となる直交する2軸との向きを合わせる。
この際、基板ステージ上の基準マークとモールドのアライメントマークとを使用して、モールドの方向(上記2軸の方向)を調整する。
従って、基板ステージ上の基準マークをモールドの複数のアライメントマークの下に移動させるために基板ステージを駆動するストロークも考慮する必要がある。
これらのストロークは、ディスペンサの配置およびX−Yステージ上の基準マークの配置によっては過大となり、押印装置のフットプリントの増大につながりうる。
上述の課題を考慮してなされた本発明の第1の側面としての押印装置は、モールドチャックを含むモールドステージと、基板チャックを含むX−Yステージとを有し、前記基板チャックに保持された基板のショットに配された液状樹脂に前記モールドチャックに保持されたモールドをZ軸方向において押し付けた状態で前記液状樹脂を硬化させて前記ショットに樹脂のパターンを形成する押印装置であって、
前記モールドチャックに保持されたモールドに形成されたモールドマークと前記基板チャックに保持された基板に形成された基板マークとの間のX−Y平面における位置ずれを計測するためのスコープと、
前記ショットに液状樹脂を配するディスペンサと、
前記X−Yステージ上に設けられた基準マークと、
を有し、
前記X−Yステージは、それにより保持された基板の全ショットに前記ディスペンサが液状樹脂を配することができるように、その移動範囲を有し、
前記基準マークは、前記X−Yステージの前記移動範囲内において前記モールドマークとの位置ずれを前記スコープにより計測できる前記X−Yステージ上の位置に設けられている、
ことを特徴とする押印装置である。
また、本発明の第2の側面としての押印装置は、モールドチャックを含むモールドステージと、基板チャックを含むX−Yステージとを有し、前記基板チャックに保持された基板のショットに配された液状樹脂に前記モールドチャックに保持されたモールドをZ軸方向において押し付けた状態で前記液状樹脂を硬化させて前記ショットに樹脂のパターンを形成する押印装置であって、
前記モールドチャックに保持されたモールドに形成されたモールドマークと前記基板チャックに保持された基板に形成された基板マークとの間のX−Y平面における位置ずれを計測するためのスコープと、
前記ショットに液状樹脂を配するディスペンサと、
前記X−Yステージ上に設けられた基準マークと、
を有し、
X−Y平面において、前記ディスペンサの中心は、前記モールドチャックの中心に対して第1の距離(>0)だけある方向にずれた位置に配置され、前記基準マークの中心は、前記基板チャックの中心に対して前記第1の距離だけ前記方向にずれた位置より前記方向とは逆の方向にずれた位置に設けられている、
ことを特徴とする押印装置である。
本発明の他の側面は、『特許請求の範囲』や、『発明を実施するための最良の形態』、添付した図面等に記載したとおりである。
本発明は、押印装置に含まれるX−YステージのX−Y面におけるストロークの低減の点で有利である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態である光硬化法を用いたナノインプリント装置(押印装置)について説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係るナノインプリント装置の構成図で、図2は、本発明の実施形態1に係るナノインプリント装置の制御ブロック図である。また、図11は、本発明の実施形態1に係るアライメントマークの配置を示すモールドチャック周辺の断面図である。
図1、図2及び図11において、1は基板であるウエハ、2はウエハ1を保持するためのウエハチャック(基板チャックともいう)である。3はウエハ1のθ(z軸回りの回転)方向位置の補正機能、ウエハ1のz位置の調整機能、及びウエハ1の傾きを補正するためのチルト機能を有する微動ステージで、ウエハ1を所定の位置に位置決めするためのXYステージ4上に配置される。以下、微動ステージ3とXYステージ4とを合せて、基板ステージ、ウエハステージまたはX−Yステージと総称する。
5はXYステージ4が載置されるベース定盤、6は微動ステージ3上に取り付けられ、微動ステージ3のx及びy方向(y方向は不図示)の位置を計測するためにレーザ干渉計7からの光を反射する参照ミラーである。8及び8’はベース定盤5上に屹立し、天板9を支える支柱である。
10はウエハ1に転写される凹凸のパターンP2がその表面に形成されたモールドで、図示しない機械的保持手段によって、モールドチャック11に固定される。モールドチャック11は同じく図示しない機械的保持手段によって、モールドステージ12に載置される。11Pはモールド10をモールドチャック11に設置する際にモールド10のモールドチャック11上の位置を規制する複数の位置決めピンである。
モールドステージ12にはモールド10(モールドチャック11)のθ(z軸回りの回転)方向位置の補正機能及びモールド10の傾きを補正するためのチルト機能を有する。また、そのx及びy方向の位置を計測するためにレーザ干渉計7’からの光を反射する反射面を有する(y方向は不図示)。モールドチャック11及びモールドステージ12には、UV光源16からコリメータレンズ17を通して照射されるUV光をモールド10へと通過させる開口11H及び12Hをそれぞれ有する。
13は、その一端がモールドステージ12に固定され且つ天板9を貫通するガイドバー14及び14’の他端を固定するガイドバープレートである。15及び15’はエアシリンダまたはリニアモータからなるモールド昇降用リニアアクチュエータで、ガイドバー14及び14’を図1のZ軸方向に駆動し、モールドチャック11に保持されたモールド10をウエハ1に押し付けたり、引き離したりする。
18は天板9に支柱19及び19’により懸架されたアライメント棚で、ガイドバー14及び14’が貫通している。20は静電容量センサなどのギャップセンサで、ウエハチャック2上のウエハ1の高さ(平坦度)を計測する。21(図1に図示せず)はモールドチャック11またはモールドステージ12に取り付けられた複数のロードセルで、モールド10の押し付け力を計測する。
30及び30’はアライメント計測用のTTM(スルー・ザ・モールド)アライメントスコープである。当該スコープは、ウエハ1に形成されたアライメントマーク(基板マークともいう)とモールド10に設けられたアライメントマーク(モールドマークともいう)との位置ずれを計測するための光学系および撮像系または受光素子を有する。TTMアライメントスコープ30及び30’により、ウエハ1とモールド10との間のx及びy方向の位置ずれを計測する。
32はウエハ1の表面に液状の樹脂(液状樹脂)を滴下する樹脂滴下ノズルを備えたディスペンサヘッド(樹脂吐出手段)である。なお、液状樹脂は光硬化樹脂が好ましい。
50は微動ステージ3上(X−Yステージ上)に配置された基準マーク台上の基準マークである。
100は以上のアクチュエータやセンサ類を統括して、装置に所定の動作をさせるCPU(中央制御装置)である。
ここで図1及び図8から図12を用いて、半導体デバイス作成時のナノインプリント装置の動作について説明する。図8は複数枚のウエハに同じモールドを使用して、あるレイヤのパターンの転写を行なう場合のフローチャートである。
図8において、ステップS1では、図示しないモールド搬送手段により、モールドチャック11にモールド10が供給される。
ステップS2では、TTMアライメントスコープ30、31により、図11に示すモールド10のアライメントマークM1、M2と微動ステージ3上の基準マーク50とを同時に観察するなどして、それらの間の位置ずれを計測する。
そして、この計測結果を使用して、モールドステージ12により主にモールド10のθ(z軸回りの回転)方向の位置を合わせる。
次に、ステップS3で図示しないウエハ搬送手段により、ウエハチャック2にウエハ1が供給される。
続くステップS4ではXYステージ4を駆動して、ギャップセンサ20によりウエハ1全面の高さ(平坦度)を計測する。この計測データは後述するように、モールド押印時にウエハ1の転写ショット面を図示しない装置の基準平面に合せる際に使用される。
次にステップS5では、ウエハ1上に先行して転写された複数のプリアライメントマーク(図示せず)をプリアライメント計測手段(図示せず)により撮像する。そして、画像処理により複数のプリアライメントマークの装置に対するx、y方向のずれを計測し、その結果を元にウエハ1のθ(z軸回りの回転)方向の位置補正を行なう。
続くステップS6では、TTMアライメントスコープ30、30’を使用した計測を行う。すなわち、サンプル計測ショットにおいて、モールド10上のアライメントマークM1、M2(モールドマーク)とウエハ1上のアライメントマークW1、W2(基板マーク)とのx、y方向の相対的位置ずれ量(X−Y平面における位置ずれ)を計測する。図10において、斜線を施した特定のショット2、9、13、20がサンプル計測ショットである。
図11において、P1はアライメントマークW1、W2とともに先行レイヤで転写されたパターンで、P2はモールド10の転写パターンである。
図12は、モールドマークおよび基板マークを同時に撮像する方式である場合のTTMアライメントスコープ30、30’で撮像される各アライメントマークの例を示す。この場合、計測できるのはx方向の位置ずれのみで、y方向についてはパターンP1、P2の周囲にそれぞれy方向に同様に配置されたアライメントマークを使用して計測する。また、このy方向の位置ずれを計測するためのTTMアライメントスコープ(図示せず)が対応する位置に配置されている。
これらのx方向及びy方向の位置ずれからθ(z軸回りの回転)方向の位置ずれも算出される。
そして、図10における上記サンプル計測ショットでのTTMアライメントスコープによる計測結果から、ウエハ1上の各ショットにおけるx、y、θ方向のずれを算出して、ショットごとの転写を行なう際のウエハステージの位置決め目標位置が決定される。当該決定は、計測されたショット座標を設計上のショット座標の座標変換により近似する式の係数を、最小自乗法等を用いて算出するなどの方法で行うことができる。
これは、例えば特許文献2で開示されている、ステップ&リピート方式の半導体投影露光装置で用いられているグローバルアライメント計測の手法と同様のものである。
次に、ステップS7でウエハ1上の各ショットに対して、図9に示すフローチャートによるパターン転写が行なわれる。
全ショットの転写が終了すると、ステップS8で(図示しない)ウエハ搬送手段によりウエハ1がウエハチャック2から回収される。
続くステップS9では、続いてパターン転写を行なうウエハがあるかどうかの判定が行なわれ、転写するウエハがある場合はステップS3に戻り、転写するウエハが無い場合はステップS10に進む。
ステップS10では(図示しない)モールド搬送手段によりモールドチャック11からモールド10の回収を行ない、複数ウエハへのパターン転写を終了する。
図9は、本発明の実施形態1のナノインプリント装置に係る、1ウエハのパターン転写時のフローチャートで、図8のステップS7に相当する。
以下、図9と図1、図2を用いて、本発明の実施形態1にかかわるナノインプリント装置の動作及び作用等について説明する。
図9において、まず、ステップS701でXYステージ4を駆動し、ウエハ1の載置されたウエハチャック2を移動させ、ウエハ1上のパターンの転写を行なう場所(ショット)をディスペンサヘッド32の下に持って来る。
続くステップS702でディスペンサヘッド32によってウエハ1上の目的のショットに光硬化樹脂の滴下を行なう。
この際、ディスペンサヘッドの樹脂吐出ノズルの配置が直線状である場合は、XYステージ4をショットサイズに応じて駆動させながら、樹脂の吐出を行なう。
一方、樹脂吐出ノズルがショット全面を覆うマトリクスタイプの場合は、XYステージ4の駆動は必要なく、一度に樹脂の吐出が可能である。
次に、ステップS703で該ショットの表面がモールド10のパターンP2と対向する位置に来るようにXYステージ4を駆動する。この際、ウエハステージの位置は図8のステップS6のアライメント計測の結果によって決定され、決定された目標位置に移動する。
さらに、前述のウエハ高さ計測データに基づき、微動ステージ3によりウエハチャック2のz方向の高さと傾きを調整して、ウエハ1の前記ショットの表面を装置の基準平面(不図示)に合せる。
そして、ステップS704でリニアアクチュエータ15及び15’を駆動することによりモールドチャック11を所定位置まで下降させる。
次に、ステップS705で、モールドチャック11またはモールドステージ12に取り付けられた(図示しない)複数のロードセル21の出力によりモールド10の押し付け力が適切な値かどうかの判定を行なう。押し付け力が所定の範囲になかった場合、ステップS705の判定をnoで抜け、ステップS706に進む。
ステップS706では、リニアアクチュエータ15及び15’によってモールドチャック11のz方向の位置を変えるか、または微動ステージ3によってウエハチャック2のz方向の位置を変えることにより、モールド10の押し付け力の調整を行なう。目標とする押し付け力になるまでステップS705とステップS706のループを回り、ステップS705でモールド10の押し付け力が適切であると判定されると、ステップS705をyesで抜け、ステップS707に進む。
ステップS707では、UV光源16により所定時間のUV光の照射を行なう。
UV光の照射が完了すると、続くステップS708でリニアアクチュエータ15及び15’を駆動してモールドチャック11を上昇させ、モールド10をウエハ1上の硬化した樹脂から引き離す。
次にステップS709で、XYステージ4を駆動し、次のショットがディスペンサヘッド32の下に来るようにウエハ1を移動させる。
続くステップS710では、ウエハ1上の全ショットのパターン転写が終了したかどうかの判定を行なう。
未転写のショットがある場合は、ステップS710の判定をnoで抜け、ステップS702へ戻る。
未転写のショットが無い場合は、ステップS710の判定をyesで抜け、ステップS711に進む。
ステップS711ではウエハ1の回収(図8のステップS8)に備えて、所定の位置にXYステージ4を駆動する。
以上、図9を用いて、ウエハ1へのパターン転写の動作及び作用について説明したが、グローバルアライメント方式ではなく、ダイバイダイアライメント方式で位置合わせをしてパターン転写することも可能である。例えば、配列精度の良いウエハ中心部のショットは、ダイバイダイアライメント方式を適用する。そして、アライメント誤差の大きそうなウエハ周辺部のショットは、それまでのダイバイダイアライメント方式での計測結果に基づくグローバルアライメント方式でのアライメントによりパターン転写を行なうようにしてもよい。
この場合、ダイ・バイ・バイアライメントは、図9のステップS704の前または後で、図8のステップS6で説明した、サンプル計測ショットに適用した方法で位置ずれ量の計測を行い、微動ステージ3によりx、y、θ各方向の位置合わせを行なうことになる。
ここで、図13及び図14を用いて、前述の本発明が解決しようとする課題について再度詳しく説明する。図13は、XYステージ4に載置された微動ステージ3の平面図で、図1と同じ機能を有するものは同じ番号を付し、その説明を省略する。
図13において、6’は微動ステージ3上に取り付けられ、微動ステージ3のy方向の位置を計測するためにレーザ干渉計(不図示)からの光を反射する参照ミラーである。120は、モールドチャック11の中心とウエハチャック2の中心とがxy平面内で等しい位置にある場合のモールドステージ12の投影を示す。320は同じく、ディスペンサヘッド32の投影である。図13において、基準マーク50は、ディペンサヘッド32の投影320に関して、モールドチャック11とは反対側に配置されている。
図14は、図13に対応する側面図で、図1と同じ機能を有するものは同じ番号を付し、その説明を省略する。図14では、TTMアライメントスコープ30、30’およびモールド10も示す。
図14の(A)及び(B)は、ディスペンサヘッド32を用いてウエハ1上の全てのショットに樹脂の吐出を行なう場合、微動ステージ3(すなわちXYステージ4)のx方向に必要なストロークL1を示す。
一方、図14の(C)及び(D)は、図8のステップS2で説明したモールドアライメントで、TTMアライメントスコープ30及び30’により微動ステージ3上の基準マーク50を計測する際の微動ステージ3(すなわちXYステージ4)の位置を示す。
図14から分かるように、図13の配置では、微動ステージ3(すなわちXYステージ4)は少なくともx方向に、図14に示すL2のストロークが必要となり、装置のフットプリントが増大し、装置全体が大型化するという問題があった。
図3は、本発明の実施形態1に係る、XYステージ4に載置された微動ステージ3の平面図で、図13と同じ機能を有するものは同じ番号を付し、その説明を省略する。
図13との違いは、モールドチャック11の中心とウエハチャック2の中心とがxy平面内で等しい位置にある場合に、基準マーク50がディペンサヘッド32の投影320に関して、モールドチャック11と同じ側に配置されていることである。
図4は図3に対応する側面図で、図14と同じ機能を有するものは同じ番号を付し、その説明を省略する。図4では、図14と同じく、TTMアライメントスコープ30、30’およびモールド10も示す。
図4の(A)及び(B)は、ディスペンサヘッド32を用いてウエハ1上の全てのショットに樹脂の吐出を行なう場合、微動ステージ3(すなわちXYステージ4)のx方向に必要なストロークL1を示す。
一方、図4の(C)と(D)は、図8のステップS2で説明したモールドアライメントで、TTMアライメントスコープ30及び30’により微動ステージ3上の基準マーク50を計測する際の微動ステージ3(すなわちXYステージ4)の位置を示す。
図4から分かるように、図3の配置では、微動ステージ3(すなわちXYステージ4)に必要なx方向のストロークは、ディスペンサヘッド32による樹脂の吐出に必要なストロークL1と同じであればよい。
以上のように、モールドチャックの中心とウエハチャックの中心とがxy平面内で等しい位置とした場合に、ディスペンサに関してモールドチャックと同じ側になるように基準マークを微動ステージ上に配置するようにした。
なお、図3では、図4に示したように、図14におけるストロークL2に対応したストロークがストロークL1に内包される配置となっている。すなわち、X−Yステージは、それにより保持された基板の全ショットにディスペンサが液状樹脂を配することができるように、その移動範囲を有するようにする。そして、基準マークは、X−Yステージの当該移動範囲内においてモールドマークとの位置ずれをTTMアライメントスコープ(30、30’)により計測できるX−Yステージ上の位置に設けられている。
なお、XYステージ4に必要とされるストロークを図14のL2より小さくするだけでよければ、図3において、ディスペンサより少しでもモールドチャックの中心側になるように基準マークを微動ステージ上に配置するようにすればよい。より一般的には、X−Y平面において、次のような配置とする。ディスペンサの中心は、モールドチャックの中心に対して第1の距離(>0)だけある方向にずれた位置に配置する。基準マークの中心は、基板チャックの中心に対して当該第1の距離だけ当該方向にずれた位置より当該方向とは逆の方向にずれた位置に設ける。
なお、ディスペンサの中心は、基板に対向するディスペンサの樹脂吐出口の中心を意味し、当該樹脂吐出口は、例えば、多数の開口(孔)を含むライン状または矩形状の領域である。モールドチャックは、そのX−Y平面への投影が典型的には矩形状の形状をなし、モールドチャックの中心は、当該形状の中心を意味する。基板チャックは、そのX−Y平面への投影が典型的には円形状の形状をなし、基板チャックの中心は、当該形状の中心を意味する。基準マークは、典型的には矩形状マーク要素の集合としての形状を有し、基準マークの中心は、当該形状の中心を意味する。
以上のようにして、グローバルアライメント計測に必要なモールドアライメント計測(基準マーク計測)のためのX−Yステージのストロークの増大を抑えることができるため、フットプリントが小さく、小型のナノインプリント装置の提供が可能となる。
[実施形態2]
次に、図5を参照して、本発明の実施形態2におけるナノインプリント装置の動作及び作用等について説明する。
図5はXYステージ4に載置された微動ステージ3の平面図で、樹脂の吐出(塗布)のためのy方向におけるXYステージの動きを減らすために、ディスペンサヘッドがy方向に3つ並設された場合を示す。なお、ここで「3つ」は例示であり、ディスペンサは複数有ればよい。図3と同じ機能を有するものは同じ番号を付し、その説明を省略する。
図5において、320a〜320cはx方向にXYステージ4を走査しながら樹脂の吐出を行なうための3つのディスペンサヘッドの投影を示す。図5では、モールドチャック11の中心とウエハチャック2の中心とがxy平面内で等しい位置にある場合に、3つディスペンサヘッドの投影320a〜320cに関して、モールドチャック11の中心側に基準マーク50が配置されている。
図5の配置とすることで、ディスペンサヘッドがXYステージ4の走査方向とは垂直な方向に複数ある場合でも実施形態1と同様の効果が得られる。
[実施形態3]
続いて、図6を参照して、本発明の実施形態3におけるナノインプリント装置の動作及び作用等について説明する。
図6は、XYステージ4に載置された微動ステージ3の平面図で、ディスペンサヘッドが異なる位置に2つある場合を示す。図3と同じ機能を有するものは同じ番号を付し、その説明を省略する。
図6において、320aはx方向にXYステージ4を走査しながら樹脂の吐出を行なうためのディスペンサヘッド(第1のディスペンサ)の投影を示す。320bは同じくy方向にXYステージ4を走査しながら樹脂の吐出を行なうためのディスペンサヘッド(第2のディスペンサ)の投影を示す。
図6では、モールドチャック11の中心とウエハチャック2の中心とがxy平面内で等しい位置にある場合に、2つディスペンサヘッドの投影320a、320bに関して、モールドチャック11の中心側に基準マーク50が配置されている。すなわち、X−Y平面において、次のような配置とする。第1のディスペンサの中心は、モールドチャックの中心に対して第1の距離(>0)だけある方向にずれた位置に配置する。基準マークの中心は、基板チャックの中心に対して当該第1の距離だけ当該ある方向にずれた位置より当該ある方向とは逆の方向にずれた位置とする。さらに、第2のディスペンサの中心は、モールドチャックの中心に対して当該ある方向とは直交する第2の方向に第2の距離だけずれた位置に配置する。ここで、上述した基準マークの中心は、さらに、基板チャックの中心に対して当該第2の距離だけ当該第2の方向にずれた位置より当該第2の方向とは逆の方向にずれた位置とする。
図6の配置とすることで、y方向にXYステージ4を駆動してモールドアライメント計測を行なう場合でも、実施形態1と同様の効果が得られる。
[実施形態4]
続いて、図7を参照して、本発明の実施形態4におけるナノインプリント装置の動作及び作用等について説明する。
図7はXYステージ4に載置された微動ステージ3の平面図で、微動ステージ3上に基準マークが複数配置された場合を示す。図6と同じ機能を有するものは同じ番号を付し、その説明を省略する。
図7において、51及び52は、50と同じ基準マークである。また、320bは、y方向にXYステージ4を走査しながら樹脂の吐出を行なうためのディスペンサヘッドの投影を示す。
図7のようにディスペンサヘッドが複数配置された場合でも、各ディスペンサヘッドに対して、実施形態1に記載したように複数の基準マークを適切に配置することで、実施形態3と同様に、X−Yステージのストロークの増大を抑える効果が得られる。
以上に説明した実施形態によれば、基板ステージ(X−Yステージ)に必要とされるストロークの増大を抑えた押印装置を提供することができる。また、グローバルアライメントが可能でフットプリントの小さな押印装置を提供することができる。
[物品の製造方法の実施形態]
物品としてのデバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)の製造方法は、前述した押印装置を用いて基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板等)にパターンを転写(形成)するステップを含む。さらに、パターンを転写された前記基板をエッチングするステップを含みうる。なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子などの他の物品を製造する場合には、エッチングステップの代わりに、パターンを転写された前記基板を加工する他の加工ステップを含みうる。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内において様々な変形及び変更が可能である。
半導体やMEMS(Micro Electro−Mechanical Systems)などの物品を製造するための微細パターンの形成に利用可能である。
実施形態1に係るナノインプリント装置の構成図である。 実施形態1に係るナノインプリント装置の制御ブロック図である。 実施形態1に係る微動ステージの平面図である。 実施形態1に係る微動ステージの側面図である。 実施形態2に係る微動ステージの平面図である。 実施形態3に係る微動ステージの平面図である。 実施形態4に係る微動ステージの平面図である。 同一レイヤに関して複数のウエハに順次転写を行う流れを示す図である。 1つのウエハに転写を行う詳細な流れを示す図である。 グローバルアライメント計測のサンプルショットの配置を示す図である。 アライメントマークの配置を示すモールドチャック周辺の断面図である。 TTMアライメントスコープ視野内でのアライメントマークの位置関係を例示する図である。 本発明の解決しようとする課題を説明するための平面図である。 本発明の解決しようとする課題を説明するための側面図である。
符号の説明
1 ウエハ
2 ウエハチャック
3 微動ステージ
4 XYステージ
5 ベース定盤
6 参照ミラー
7・7’ レーザ干渉計
8・8’ 支柱
9 天板
10 モールド
11 モールドチャック
12 モールドステージ
13 ガイドバープレート
14・14’ ガイドバー
15・15’ リニアアクチュエータ
16 UV光源
17 コリメータレンズ
18 アライメント棚
19・19’ 支柱
20 ギャップセンサ
30・30’ TTMアライメントスコープ
32 ディスペンサヘッド
50 基準マーク
100 CPU

Claims (6)

  1. モールドチャックを含むモールドステージと、基板チャックを含むX−Yステージとを有し、前記基板チャックに保持された基板のショットに配された液状樹脂に前記モールドチャックに保持されたモールドをZ軸方向において押し付けた状態で前記液状樹脂を硬化させて前記ショットに樹脂のパターンを形成する押印装置であって、
    前記モールドチャックに保持されたモールドに形成されたモールドマークと前記基板チャックに保持された基板に形成された基板マークとの間のX−Y平面における位置ずれを計測するためのスコープと、
    前記ショットに液状樹脂を配するディスペンサと、
    前記X−Yステージ上に設けられた基準マークと、
    を有し、
    前記X−Yステージは、それにより保持された基板の全ショットに前記ディスペンサが液状樹脂を配することができるように、その移動範囲を有し、
    前記基準マークは、前記X−Yステージの前記移動範囲内において前記モールドマークとの位置ずれを前記スコープにより計測できる前記X−Yステージ上の位置に設けられている、
    ことを特徴とする押印装置。
  2. モールドチャックを含むモールドステージと、基板チャックを含むX−Yステージとを有し、前記基板チャックに保持された基板のショットに配された液状樹脂に前記モールドチャックに保持されたモールドをZ軸方向において押し付けた状態で前記液状樹脂を硬化させて前記ショットに樹脂のパターンを形成する押印装置であって、
    前記モールドチャックに保持されたモールドに形成されたモールドマークと前記基板チャックに保持された基板に形成された基板マークとの間のX−Y平面における位置ずれを計測するためのスコープと、
    前記ショットに液状樹脂を配するディスペンサと、
    前記X−Yステージ上に設けられた基準マークと、
    を有し、
    X−Y平面において、前記ディスペンサの中心は、前記モールドチャックの中心に対して第1の距離(>0)だけある方向にずれた位置に配置され、前記基準マークの中心は、前記基板チャックの中心に対して前記第1の距離だけ前記方向にずれた位置より前記方向とは逆の方向にずれた位置に設けられている、
    ことを特徴とする押印装置。
  3. 前記ディスペンサを複数有し、複数の前記ディスペンサは、前記方向とは直交する方向に配列されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の押印装置。
  4. 前記ショットに液状樹脂を配する第2のディスペンサを有し、
    X−Y平面において、前記第2のディスペンサの中心は、前記モールドチャックの中心に対して前記方向とは直交する第2の方向に第2の距離だけずれた位置に配置され、前記基準マークの中心は、前記基板チャックの中心に対して前記第2の距離だけ前記第2の方向にずれた位置より前記第2の方向とは逆の方向にずれた位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の押印装置。
  5. 前記基準マークを複数有する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の押印装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の押印装置を用いて基板の各ショットに樹脂のパターンを形成する工程と、
    前記工程において前記パターンを形成された基板を加工する工程と、
    を有することを特徴とする物品の製造方法。
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