JP2000021474A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2000021474A
JP2000021474A JP10183146A JP18314698A JP2000021474A JP 2000021474 A JP2000021474 A JP 2000021474A JP 10183146 A JP10183146 A JP 10183146A JP 18314698 A JP18314698 A JP 18314698A JP 2000021474 A JP2000021474 A JP 2000021474A
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press
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connection piece
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Masaki Fujimoto
雅基 藤本
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板における実装スペースを狭くで
きるコネクタを提供する。 【解決手段】 複数の貫通孔11を設けて開口端部12
を形成するハウジング1と、長尺板状に形成されて電気
機器に設けられた機器端子に接触する接触片が一端部
に、プリント基板3に接続される接続片22が他端部に
それぞれ設けられた複数のコンタクト2とを備え、各コ
ンタクト2は接触片21及び接続片22間に設けられた
圧入部23が貫通孔11の開口端部12から所定量だけ
変位した所定位置に圧入されてハウジング1に並設され
るとともに、各コンタクトの接触片が機器端子に時間差
を有して接触するコネクタにおいて、前記複数のコンタ
クト2は前記圧入部23及び前記接続片22間の接続片
間距離を折曲されて前記所定量だけ短縮する曲げ短縮部
24が、その前記圧入部23及び前記接続片22間に設
けられた短縮コンタクト2aを有した構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板に実
装されて、接触片が機器端子と時間差を有して接触する
コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとして、図9及
び図10に示す構成のものが存在する。このものは、複
数の貫通孔A2を設けて開口端部A1を形成するハウジン
グAと、長尺板状に形成されて電気機器に設けられた機
器端子に接触する接触片B1が一端部に、プリント基板
Cに接続される接続片B2が他端部にそれぞれ設けられ
た複数のコンタクトBとを備え、各コンタクトBは接触
片B1及び接続片B2間に設けられた圧入部B3が貫通孔
A2の開口端部A1から所定量δだけ変位した所定位置に
圧入されててハウジングAに並設されるとともに、接触
片B1が機器端子と時間差を有して接触する。
【0003】さらに詳しくは、複数のコンタクトBは2
本の電源用コンタクトB4、及び4本の信号用コンタク
トB5で構成されて、接触片B1がハウジングAに挿入さ
れた電気機器の機器端子、又は別のプリント基板に形成
された回路パターンである機器端子に接触する。
【0004】そして、各コンタクトBは電源用コンタク
トB4の圧入部B3が図3(c)に示すように、開口端部
A1から所定量δだけ変位した所定位置に、信号用コン
タクトB5の圧入部B3が、図3(b)に示すように、貫
通孔A2の開口端部A1に位置して所定量δが0の所定位
置にそれぞれ圧入される。したがって、長手方向におけ
る開口端部A1からの接触片B1位置が、電源用コンタク
トB4及び信号用コンタクトB5間で所定量δだけ変位し
て、電源用コンタクトB4の接触片B1が信号用コンタク
トB5に比較して開口端部A1から離れる。そして、電源
用コンタクトB4が先に、信号用コンタクトB5が電源用
コンタクトB4より遅れて、すなわち時間差を有して機
器端子にそれぞれ接触し、いわゆるシーケンス接触す
る。
【0005】また、各コンタクトBは全て同一形状であ
って接続片B2及び圧入部B3間の距離が同一であるの
で、開口端部A1から接続片B2までの距離が、電源用コ
ンタクトB4及び信号用コンタクトB5間で所定量δだけ
変位する。すなわち、電源用コンタクトB4の接続片B2
の方が信号用コンタクトB5に比較して開口端部A1に近
づく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコネク
タでは、各コンタクトBの圧入部B3がハウジングAの
開口端部A1から所定量δだけ変位した所定位置に圧入
されて、接触片B1が機器端子に時間差を有して接触で
きる。
【0007】しかしながら、各コンタクトBは開口端部
A1から接続片B2までの距離が、電源用コンタクトB4
及び信号用コンタクトB5間で所定量δだけ変位するの
で、プリント基板Cのエッジ部に実装したとき、接続片
B2が長手方向に対する直交方向へ、すなわちプリント
基板Cのエッジライン方向へ沿って互いに所定量δの間
隔を有した2本の直線C1,C2上にそれぞれ位置して、
広い実装スペースを必要としていた。
【0008】また、接続片B2がプリント基板Cに設け
た挿通孔に挿通されてそのプリント基板Cに接続され
る、いわゆるDIPタイプであるとき、エッジラインに
沿った一本の直線上に挿通孔を配置した汎用のプリント
基板Cを使用できず、専用のプリント基板Cを準備する
必要があった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、各コンタクトの接触片が
機器端子に時間差を有して接触して、かつプリント基板
における実装スペースを狭くできるコネクタを提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、複数の貫通孔11を設
けて開口端部12を形成するハウジング1と、長尺板状
に形成されて電気機器に設けられた機器端子に接触する
接触片21が一端部に、プリント基板3に接続される接
続片22が他端部にそれぞれ設けられた複数のコンタク
ト2とを備え、各コンタクト2は接触片21及び接続片
22間に設けられた圧入部23が貫通孔11の開口端部
12から所定量δだけ変位した所定位置に圧入されてハ
ウジング1に並設されるとともに、接触片21が機器端
子と時間差を有して接触するコネクタにおいて、前記複
数のコンタクト2は前記圧入部23及び前記接続片22
間の接続片間距離を折曲されて前記所定量δだけ短縮す
る曲げ短縮部24が、その前記圧入部23及び前記接続
片22間に設けられた短縮コンタクト2aを有して形成
された構成にしてある。
【0011】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のにおいて、前記曲げ短縮部24は、前記圧入部23が
前記ハウジング1の貫通孔11に圧入された状態で折曲
され得るよう幅狭に形成された構成にしてある。
【0012】請求項3記載のものは、請求項1又は請求
項2記載のものにおいて、折曲形成された前記接続片2
2は、挿通される挿通孔33を設けた前記プリント基板
3に接続された構成にしてある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図3に基づいて以下に説明する。
【0014】1はハウジングで、絶縁性に樹脂により、
略直方体状に形成され、四角状の貫通孔11が6個並設
されて開口端部12を形成する。
【0015】2はコンタクトで、弾性を有した銅合金に
より、長手方向2aを有した長尺板状に形成され、略く
字型に折曲された接触片21が一端部に、略L字型に折
曲されてDIPタイプである接続片22が他端部に、圧
入部23が接触片21及び接続片22間にそれぞれ設け
られ、圧入部23がハウジング1の貫通孔11に圧入さ
れて、複数(6個)がハウジング1に並設される。
【0016】ここで、6個のコンタクト2のうち4個が
短縮コンタクト2a、2個が従来例と同様の無短縮コン
タクト2bであって、すなわち6個のコンタクト2は短
縮コンタクト2aを有して形成される。そして、短縮コ
ンタクト2aが略U字型に折曲形成された曲げ短縮部2
4を、接続片22及び圧入部23間に設けて、接続片2
2及び圧入部23間の長手方向における距離で定義され
る接続片間距離を所定量δだけ短縮する。
【0017】そして、各短縮コンタクト2aは圧入部2
3が貫通孔11の開口端部12に位置した所定位置に
て、また各無短縮コンタクト2bはハウジング1の開口
端部12から所定量δだけ変位した所定位置にて、ハウ
ジング1の貫通孔11にそれぞれ圧入される。したがっ
て、従来例と同様に、ハウジング1の開口端部12から
接触片21までの長手方向2aに沿った距離が、短縮コ
ンタクト2a及び無短縮コンタクト間で所定量だけ変位
する。すなわち、無短縮コンタクト2bの接触片の方が
短縮コンタクト2aに比較して所定量だけ開口端部12
から離れる。
【0018】ここで、各短縮コンタクト2aは曲げ短縮
部24を設けて、接続片22と圧入部23との間の接続
片間距離を所定量δだけ短縮するので、開口端部12か
ら接続片22までの長手方向2aへ沿った距離が、無短
縮コンタクト2bと同一に位置することになる。つまり
開口端部12から接続片22までの距離が、短縮コンタ
クト2a及び無短縮コンタクト2b間で同一になる。
【0019】3はプリント基板で、紙フェノール又はガ
ラスエポキシ等の汎用の樹脂基板により、エッジ部31
及び基板面32を有した平板状に形成され、両基板面3
2間を貫通した複数の挿通孔33が設けられて、各挿通
孔33がエッジラインに沿った一本の直線3a上に配置
される。
【0020】このものの取り扱い操作を説明する。コン
タクト2の接続片22がプリント基板3の挿通孔33に
挿通され半田付けされて、プリント基板3のエッジ部3
1に実装される。ここで、短縮コンタクト2aは曲げ短
縮部24が設けられて、ハウジング1の開口端部12か
ら接続片22までの距離が無短縮コンタクト2bと同一
に形成される。したがって、各接続片22が長手方向2
aに対する直交方向、すなわちプリント基板3のエッジ
ライン方向へ沿った直線3a上に位置して、従来と比較
して狭い実装スペースにてプリント基板3に実装され
る。
【0021】次いで、電源端子及び信号端子からなる電
気機器の機器端子(図示せず)がハウジング1に挿入さ
れる。このとき、無短縮コンタクト2bは圧入部23が
開口端部12から所定量δだけ変位した所定位置に圧入
されて、接触片21が短縮コンタクト2aの接触片21
に比較して開口端部12から所定量δだけ離れているの
で、先ず無短縮コンタクト2bの接触片21が電源端子
に、次いで短縮コンタクト2aの接触片21が信号端子
にそれぞれ接触する。すなわち、各接触片21が機器端
子と時間差を有したシーケンス接触する。
【0022】かかる第1実施形態のコネクタにあって
は、上記したように、複数のコンタクト2が曲げ短縮部
24を圧入部23及び接続片22間に設けた短縮コンタ
クト2aを有して形成されて、曲げ短縮部24が圧入部
23と接続片22との間の接続片間距離を折曲して短縮
するから、各コンタクト2の接続片22が長手方向2a
に対する直交方向へ沿った一本の直線3a上に位置した
状態で並設されて、プリント基板3のエッジ部31と各
接続片22とで形成される実装スペースを省スペース化
することができる。
【0023】また、折曲形成された接続片22が、プリ
ント基板3に設けた挿通孔33に挿通されてそのプリン
ト基板3に接続されるから、挿通孔33がプリント基板
3のエッジラインに沿った一本の直線3a上に配置され
た汎用のプリント基板3を使用して、コストの低減化を
図ることができる。
【0024】なお、第1実施形態では、コンタクト2の
接続片22を略L字型に折曲して、プリント基板3の挿
通孔33に挿通されるDIPタイプとしたが、図4に示
すように、接続片22を2段に略L字型に折曲形成して
プリント基板3の基板面32に実装される表面実装タイ
プとしてもよく、限定されない。
【0025】本発明の第2実施形態を図5乃至図8に基
づいて以下に説明する。なお、第2実施形態では第1実
施形態と異なる機能について述べることとし、第1実施
形態と実質的に同一機能を有する部材については、同一
符号を付して説明を省略する。
【0026】第2実施形態では、6個のコンタクト2は
幅狭に形成された曲げ短縮部24を有する4個の短縮コ
ンタクト2a、及び同様に幅狭に形成された折曲部25
を有する2個の折曲コンタクト2cから構成される。図
6に示すように、各コンタクト2は予め決められた曲げ
アールを有する曲げ短縮部24、又は折曲部25が設け
られて、図7に示すように、折曲コンタクト2cは接続
片22が引張り治具4の突出壁41に係止し、長手方向
2aへ引張られ塑性変形して折曲部25の曲げアールを
大きくして、接続片22及び圧入部23間の接続片間距
離を調整する。
【0027】一方、図8に示すように、短縮コンタクト
2aは接続片22が圧縮治具5の側壁に当接し、長手方
向2aへ圧縮され塑性変形し曲げ短縮部24の曲げアー
ルを小さくして、接続片22及び圧入部23間の接続片
間距離が、折曲コンタクト2cに比較して所定量δだけ
短縮される。そして、先ず折曲コンタクト2cの接触片
21が電源端子に、次いで短縮コンタクト2aの接触片
21が信号端子にそれぞれ接触する。
【0028】かかる第2実施形態のコネクタにあって
は、上記したように、曲げ短縮部24が幅狭に形成され
て、圧入部23が貫通孔11に圧入された状態で折曲さ
れるから、圧入部23を貫通孔11の開口端部12から
所定量δだけ変位した所定位置に圧入し、次いで幅狭に
形成された曲げ短縮部24を塑性変形して接続片間距離
を短縮して、所定位置の位置ばらつきに影響されること
なく、各コンタクト2の接続片22を長手方向2aに対
する直交方向へ沿った直線3a上に正確に位置させるこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載のものは、複数のコンタク
トが曲げ短縮部を圧入部及び接続片間に設けた短縮コン
タクトを有して形成されて、曲げ短縮部が圧入部と接続
片との間の接続片距離を折曲して短縮するから、各コン
タクトの接続片が長手方向に対する直交方向へ沿った一
本の直線上に位置した状態で並設されて、プリント基板
のエッジ部と各接続片とで形成される実装スペースを省
スペース化することができる。
【0030】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、曲げ短縮部が幅狭に形成されて、圧
入部が貫通孔に圧入された状態で折曲されるから、圧入
部を貫通孔の開口端部から所定量だけ変位した所定位置
に圧入し、次いで幅狭に形成された曲げ短縮部を塑性変
形して接続片距離を短縮して、所定位置の位置ばらつき
に影響されることなく、各コンタクトの接続片を長手方
向に対する直交方向へ沿った直線上に正確に位置させる
ことができる。
【0031】請求項3記載のものは、請求項1又は請求
項2記載のものの効果に加えて、折曲形成された接続片
がプリント基板に設けた挿通孔に挿通されてそのプリン
ト基板に接続されるから、挿通孔がプリント基板のエッ
ジラインに沿った一本の直線上に配置された汎用のプリ
ント基板を使用して、コストの低減化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すプリント基板に接
続状態の斜視図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上のコンタクトの斜視図である。
【図4】同上の別の実施例を表すプリント基板に接続状
態の斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【図6】同上のコンタクトの斜視図である。
【図7】同上の折曲コンタクトの曲げ調整状態を表す斜
視図である。
【図8】同上の短縮コンタクトの折曲状態を表す斜視図
である。
【図9】従来例を示すプリント基板に接続状態の斜視図
である。
【図10】同上の(a)はコンタクトの斜視図、(b)
はハウジングの貫通孔に圧入されたコンタクトの斜視
図、(c)は貫通孔の開口端部から所定量だけ変位した
所定位置に圧入されたコンタクトの斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 11 貫通孔 δ 所定量 12 開口端部 2 コンタクト 2a 短縮コンタクト 21 接触片 22 接続片 23 圧入部 24 曲げ短縮部 3 プリント基板 33 挿通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通孔を設けて開口端部を形成す
    るハウジングと、長尺板状に形成されて電気機器に設け
    られた機器端子に接触する接触片が一端部に、プリント
    基板に接続される接続片が他端部にそれぞれ設けられた
    複数のコンタクトとを備え、各コンタクトは接触片及び
    接続片間に設けられた圧入部が貫通孔の開口端部から所
    定量だけ変位した所定位置に圧入されてハウジングに並
    設されるとともに、接触片が機器端子と時間差を有して
    接触するコネクタにおいて、 前記複数のコンタクトは前記圧入部及び前記接続片間の
    接続片距離を折曲されて前記所定量だけ短縮する曲げ短
    縮部が、その前記圧入部及び前記接続片間に設けられた
    短縮コンタクトを有して形成されたことを特徴とするコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 前記曲げ短縮部は、前記圧入部が前記ハ
    ウジングの貫通孔に圧入された状態で折曲され得るよう
    幅狭に形成されたことを特徴とする請求項1記載のコネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 折曲形成された前記接続片は、挿通され
    る挿通孔を設けた前記プリント基板に接続されたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
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