JP2000016026A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2000016026A
JP2000016026A JP10180674A JP18067498A JP2000016026A JP 2000016026 A JP2000016026 A JP 2000016026A JP 10180674 A JP10180674 A JP 10180674A JP 18067498 A JP18067498 A JP 18067498A JP 2000016026 A JP2000016026 A JP 2000016026A
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width
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Shigeaki Takigawa
成明 滝川
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
    • B60C11/1307Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls
    • B60C2011/133Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls comprising recesses

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  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズ性能と排水性能を両立しうる空気入り
タイヤを提供する。 【解決手段】 周方向のリブRを挟む縦主溝9の全周を
40〜90個の溝ピッチ部分10に区分する。溝ピッチ
部分10におけるリブ側の溝側壁11に、溝側壁11を
凹ませた凹えぐり部12を形成する。えぐり部12は、
溝ピッチ部分10の長さLAの50〜70%の周方向長
さLa、かつ溝底13と溝側壁11の高さHAの40〜
60%の高さHaを前記溝底13から隔てる位置との間
の範囲に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノイズ性能と排水
性能とを両立しうる空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、地球環境問題に関わるものとして、自動車の騒音低
減が急務となっている。自動車の騒音低減には、タイヤ
が発生する騒音を低減することが効果的である。一般
に、タイヤが発生する騒音には、主としてタイヤ周方向
にのびる縦主溝内で空気の圧縮解放が繰り返されること
により生じる共鳴音、トレッドパターンに起因した周期
的なピッチ音、さらには駆動、制動時に生じるタイヤと
路面との間のすべり音などが含まれる。
【0003】このようなタイヤ騒音を低減させるために
は、トレッド面に形成されるトレッド溝の溝巾、溝深さ
を小さくすることが効果的であるが、この方法では溝容
積の大幅な低減を招き、タイヤの最も重要な性能である
排水性能を低下させるという問題がある。つまりタイヤ
にとってノイズ性能と排水性能とは二律背反の関係にあ
り、従来では、これらをバランスさせるようにトレッド
溝の溝巾や溝深さが設定されていたため、両性能の両立
が困難であった。
【0004】本発明は、以上のような問題点に鑑み案出
されたもので、トレッド面に形成されるリブの溝側壁
に、この溝側壁の溝底側をリブ内へ凹ませたえぐり部を
設けることを基本として、ノイズ性能と排水性能との両
立を可能としうる空気入りタイヤを提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
の発明は、縦主溝で両側を挟むことにより周方向にのび
るリブを形成する前記縦主溝の全周を40〜90個に区
分する溝ピッチ部分におけるリブ側の溝側壁に、前記溝
ピッチ部分の長さLAの50〜70%の周方向長さL
a、かつ溝底と溝側壁の高さHAの40〜60%の高さ
Haを前記溝底から隔てる位置との間の範囲において、
この溝側壁を凹ませた凹部からなるえぐり部を、隣り合
う溝ピッチ部分で連続することなく形成した空気入りタ
イヤである。
【0006】請求項2の発明は、前記えぐり部は、溝底
に向かって縦主溝の溝巾を増す向きに傾く凹部からなる
ことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤであ
る。
【0007】請求項3の発明は、前記えぐり部は、向き
合った溝側壁において、実質的に対向して形成されるこ
とにより、縦主溝の溝巾が増大した溝巾増大部を形成す
るとともに、この溝巾増大部の最大巾は、前記縦主溝の
トレッド面での溝巾の1.0倍より大かつ1.25倍以
下としたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気入
りタイヤである。
【0008】請求項4の発明は、前記縦主溝は、周方向
にジグザグ状に折れ曲がるジグザグ溝からなり、かつ前
記溝ピッチ部分は折曲がりの山と谷との間の長さ範囲で
あることを特徴とする請求項1、2又は3記載の空気入
りタイヤである。
【0009】請求項5の発明は、前記縦主溝は、周方向
に直線状にのびる直線溝からなり、かつ前記溝ピッチ部
分は、縦主溝の全周を40〜90個に略等分に仮想区分
した長さ範囲であることを特徴とする請求項1、2又は
3記載の空気入りタイヤである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づき説明する。図1に示すように、本実施形態の
空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール
部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6
と、トレッド部2の内方かつ前記カーカス6の半径方向
外側に配されるベルト層7とを具え、本例では、タイヤ
1が乗用車用のラジアルタイヤである場合を例示してい
る。
【0011】前記カーカス6は、例えばカーカスコード
をタイヤ赤道Cに対して70゜〜90゜の角度で配列し
たラジアル構造の1枚以上、本例では1枚のカーカスプ
ライ6Aからなる。このカーカスプライ6Aは、トレッ
ド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビー
ドコア5に至るトロイド状のプライ本体6aの両側に、
前記ビードコア5の廻りで折り返されるプライ折返し部
6bを一体に有している。また前記カーカスコードは、
ナイロン、レーヨン若しくはポリエステル等の有機繊維
コードが好ましく採用されるが、必要に応じてスチール
コードをも採用しうる。
【0012】なお前記プライ本体6aとプライ折返し部
6bとの間には、前記ビードコア5からタイヤ半径方向
外側にのびかつ硬質ゴムからなるビードエーペックス8
が配され、ビード部4を補強している。
【0013】また前記ベルト層7は、例えば金属コード
をタイヤ赤道Cに対して10〜45°の小角度で傾けて
配列した少なくとも2枚、本例では内、外2枚のベルト
プライ7A、7Bを前記コードが互いに交差する向きに
重ね合わせて構成している。なお図示していないが、ベ
ルト層7の半径方向外側には、ナイロンなどの低弾性の
有機繊維コードを実質的にタイヤ周方向に配したバンド
層などを配することもできる。
【0014】また前記トレッド部2には、図1、図2に
示すように、縦主溝9に両側を挟まれて周方向に連続し
てのびる1本以上のリブRを有するリブタイプ、リブ・
ラグタイプ、或いはリブ・ブロックタイプのトレッドパ
ターンを形成している。
【0015】本例では、リブタイプのトレッドパターン
を例示しており、例えばタイヤ赤道C上に配される内の
縦主溝9iと、この内の縦主溝9iの両側に配される外
の縦主溝9o、9oとを設けている。これにより、トレ
ッド部2に、前記縦主溝9i、9oで両側が挟まれる2
本の内のリブRiを形成するとともに、この内のリブR
iの外側には、縦主溝9oとトレッド縁TEとで挟まれ
る2本の外のリブRoを形成している。
【0016】そして本発明では、前記リブRiを形成す
る縦主溝9i、9oの全周を、それぞれ40〜90個
(N個)の溝ピッチ部分10に区分したとき、各溝ピッ
チ部分10におけるリブ側の溝側壁11に、この溝側壁
11をリブ側に凹ませた凹部12Aからなるえぐり部1
2を形成している。
【0017】本例では、前記縦主溝9i、9oは、ジグ
ザグ状に折れ曲がるジグザグ溝から形成され、このジグ
ザグの折曲がりの山Y1と谷Y2との間の長さ範囲を前
記溝ピッチ部分10として構成している。なお縦主溝9
i、9o毎に、ジグザグのピッチ数N、ジグザグの振れ
巾、及びピッチの位相を違えてもかまわないが、耐偏摩
耗性を高めるために、互いに同じに形成することが好ま
しい。なお、1本の縦主溝9内に配されるN個の溝ピッ
チ部分10の周方向長さLAは、互いに等しく設定しう
るが、パターンノイズをホワイトノイズ化するために、
2〜5種類の異なる周方向長さLAの溝ピッチ部分10
を種々なピッチバリエーション法に基づき分散配列する
ことが好ましい。このとき、耐偏摩耗性のために、最大
の周方向長さLAmax を、最小の周方向長さLAmin の
1.25倍以下とする。
【0018】次に、前記えぐり部12は、図3に示すよ
うに、前記溝ピッチ部分10の周方向長さLAの50〜
70%の長さLa、かつ溝底13と溝側壁11の高さH
Aの40〜60%の高さHaを前記溝底13から隔てる
位置との間の範囲に形成される。言い換えると、えぐり
部12の周方向長さLが0.5×LA〜0.7×LAで
あり、又えぐり部12の溝底13からの高さHが0.4
×HA〜0.6×HAである。又えぐり部12は、前記
溝ピッチ部分10の両端E、Eから隔たって配されるこ
とにより、隣り合うえぐり部12と接続することなく互
いに独立して形成される。
【0019】このように、各溝ピッチ部分10のリブ側
の溝側壁11に、前記えぐり部12を設けることによ
り、縦主溝9の溝容積を実質的に拡大でき、それと引き
換えに例えば縦主溝9の溝巾Wを小とすることが可能と
なる。しかもえぐり部12による溝容積の部分的拡大に
より、縦主溝9を通過する空気を攪乱して共鳴音を効果
的に抑制でき、これらの相互作用によってウエット性能
とノイズ性能との両立を行いうる。
【0020】又えぐり部12が、溝ピッチ部分10の両
端E、Eを避けて互いに独立して形成されるため、リブ
剛性の低下を最小限に抑えることができ、乾燥路面での
操縦安定性能といった諸性能の低下をも抑制しうる。な
おリブ剛性のために、えぐり部12を、各溝ピッチ部分
10の略中央位置に配するのが好ましい。
【0021】なお、えぐり部12の前記高さHが0.4
×HA未満、または前記長さLが0.5×LA未満の
時、夫々えぐり部12による前記効果が不十分となる。
逆に前記高さHが0.6×HAより大、または前記長さ
Lが0.7×LAの時、リブ剛性が過度に低下し、操縦
安定性などを損ねることとなる。
【0022】図4(A)には、図2のX−X断面を示し
ている。えぐり部12がない部分での溝側壁11は、ト
レッド面2aから溝底13に向かって略直線状に傾斜し
てのびる傾斜主部11Aを具え、この傾斜主部11Aは
小円弧部11Bを介して溝底13と連なる。又傾斜主部
11Aは、タイヤ半径方向線に対して3〜20゜の角度
αで溝底13に向かって溝巾Wを減じる向きに傾斜す
る。
【0023】これに対して、図2のY−Y断面である図
4(B)に示すように、前記えぐり部12は、溝底13
に向かって溝巾Wが増す向きに傾く凹部形状、すなわち
前記傾斜主部11Aからの凹み量Fを溝底13に向かっ
て徐々に増大させることが好ましい。このような凹み量
Fを増加させるものとして、例えば図4(C)、(D)
に示すような種々の凹部形状を採用できる。
【0024】また本例では、向き合った溝側壁11、1
1において、実質的にえぐり部12を対向して形成して
いる。これにより、縦主溝9の溝巾Wが著しく増大する
溝巾増大部15が形成される。この溝巾増大部15での
最大巾W1は、トレッド面2aでの溝巾W2の1.0倍
より大かつ1.25倍以下とするのが好ましい。
【0025】これによって、排水を蓄える大きなスペー
スを溝内に適宜形成でき、排水性能をより高めるととも
に、溝内空気の攪乱による気柱共鳴の抑制効果をいっそ
う向上させうる。
【0026】図5には、縦主溝9の縦溝深さDが30%
まで減少した摩耗状態でのトレッド面2a1を示してい
る。図から明らかなように、溝側壁11に形成されるえ
ぐれ部12或いはこのえぐれ部12が対向してなる溝巾
増大部15がトレッド面2a1に現れることにより、新
品時にトレッド面2aで均一であった縦主溝9の溝巾W
2が、摩耗により広狭を繰り返す不均一に形成される。
このように、溝深さが減じる摩耗時に、適宜えぐり部1
2がトレッド面2a1に現れることによって、摩耗時の
排水性能の低下代を最小限に止めうる。またとりわけ溝
巾の不均一な縦主溝9は、前記共鳴音が生じにくく、摩
耗時においてもさらにノイズ性能を向上しうる。
【0027】又本例では、トレッド縁TEと外の縦主溝
9oとで挟まれるリブRoに対しても、前記縦主溝9o
の溝ピッチ部分10におけるリブRo側の溝側壁21
に、前記えぐり部12と同構成のえぐり部22を形成し
ている。
【0028】なお図6に示すように、外のリブRoに代
え、ブロックBを周方向に配列させたリブ・ブロックタ
イプのトレッドパターンとすることができる。係る場合
には、前記ブロックBを囲む溝側壁31を前記溝ピッチ
部分10として捉え、この溝側壁31に前記えぐり部1
2と同構成のえぐり部32を形成することが好ましい。
【0029】次に、前記縦主溝9が周方向に直線状にの
びる直線溝である場合を図7に示す。このとき、溝ピッ
チ部分10は、縦主溝9の全周を40〜90個に略等分
に仮想区分した長さ範囲として定義され、各溝ピッチ部
分10におけるリブ側の溝側壁11に、えぐり部12を
形成する。すなわち、一つの溝側壁11に形成されるえ
ぐり部12の数は40〜90であって、又えぐり部12
の長さ方向の中間点m、m間の周方向距離L1は略一定
に形成される。
【0030】ここで「略等分」とは、等分以外に、前記
ピッチバリエーション法で述べた場合と同様に、最大値
L1max と最小値L1min との比L1max /L1min が
1.25以下の範囲で周方向距離L1がバラつく場合を
含む。従って、このバラつき範囲内で2〜5種類の周方
向距離L1を用意しこれらを分散配列させても良い。こ
のとき、溝ピッチ部分10の周方向長さLAは、前記各
中間点m、m間の中央位置をMとしたとき、この中央位
置M、M間の距離として捉えうる。
【0031】なお各縦主溝9毎に、40〜90の範囲で
えぐり部12の形成数Nを違えることができる。
【0032】又本願では、縦主溝9の溝巾W2、溝深さ
Dなどについて特に規制されないが、従来のタイヤに用
いるサイズのものが好適に採用しうる。又本願のタイヤ
は、乗用車用のタイヤに特定されることなく、重荷重用
タイヤ、小型トラック用タイヤ、自動二輪車用タイヤな
ど種々なタイヤとして構成することができる。又えぐり
部12は金型による成形、手彫りなど種々の方法で構成
しうる。
【0033】
【実施例】タイヤサイズが195/65R15であり、
かつ図1のトレッドパターンを有するタイヤを表1の仕
様に基づき試作するとともに、各試供タイヤのノイズ性
能、排水性能、操縦安定性能についてテストを行った。
テストの方法は次の通りである。
【0034】<ノイズ性能>排気量2000ccの国産
乗用車に試験タイヤを4輪装着し、JASO/C/60
6に規定する実車惰行試験に準拠して、直線状のテスト
コース(アスファルト路面)を通過速度60km/hで5
0mの距離を惰行走行させるとともに、コースの中間点
において走行中心線から側方に7.5m、かつ路面から
1.2mの位置に設置した定置マイクロフォンにより通
過騒音の最大レベルdB(A)を測定し、えぐり部を有
しない従来例を100とする指数で評価した。数値が大
きいほど通過(車外)騒音が小さく良好である。
【0035】<排水性能>半径100mのアスファルト
路面に、水深5mm、長さ20mの水たまりを設けたコー
ス上を、速度を段階的に増加させながら前記車両を進入
させ、横加速度(横G)を計測し、50〜80km/hの
速度における前輪の平均横Gを算出した。結果は、従来
例を100とする指数で表示し、数値が大きい程良好で
ある。
【0036】<操縦安定性能>上記テスト車両を用い、
タイヤテストコースの乾燥アスファルト路面上にてテス
ト走行を行い、直進性、旋回性能、制動性能など総合的
に評価し、ドライバーの官能により従来例を100とす
る指数にて評価を行った。数値が大きい程良好である。
テストの結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】実施例のタイヤは、操縦安定性能を維持し
つつ排水性能とノイズ性能とを向上していることが確認
できる。なお実施例1と従来例とをそれぞれ50%摩耗
させたときのノイズ性能、排水性能についても併せて測
定したが、実施例1では、えぐり部のない従来例に比べ
て通過騒音と排水性能を大幅に向上していることが確認
でいた。
【0039】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成しているため、
操縦安定性能を維持しつつ排水性能とノイズ性能とを向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の空気入りタイヤの断面図である。
【図2】本発明の実施例を示すトレッドパターンの展開
図である。
【図3】そのえぐり部の詳細を示す斜視図である。
【図4】(A)は、図2のX−X断面図、(B)は図2
のY−Y断面図、(C)および(D)は他のえぐり部の
実施形態を示す図2のY−Y断面図である。
【図5】図2の70%摩耗時であるトレッドパターンの
展開図である。
【図6】トレッドパターンがリブ・ブロックタイプであ
る場合を示す展開図である。
【図7】縦主溝が直線溝である場合のトレッドパターン
の展開図である。
【符号の説明】
9、9i、9o縦主溝 10 溝ピッチ部分 11 溝側壁 12 えぐり部 12A 凹部 13 溝底 15 溝巾増大部 R、Ri リブ W1 溝巾増大部の最大巾 W2 トレッド面での溝巾 Y1 山 Y2 谷

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦主溝で両側を挟むことにより周方向にの
    びるリブを形成する前記縦主溝の全周を40〜90個に
    区分する溝ピッチ部分におけるリブ側の溝側壁に、前記
    溝ピッチ部分の長さLAの50〜70%の周方向長さL
    a、かつ溝底と溝側壁の高さHAの40〜60%の高さ
    Haを前記溝底から隔てる位置との間の範囲において、
    この溝側壁を凹ませた凹部からなるえぐり部を、隣り合
    う溝ピッチ部分で連続することなく形成した空気入りタ
    イヤ。
  2. 【請求項2】前記えぐり部は、溝底に向かって縦主溝の
    溝巾を増す向きに傾く凹部からなることを特徴とする請
    求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】前記えぐり部は、向き合った溝側壁におい
    て、実質的に対向して形成されることにより、縦主溝の
    溝巾が増大した溝巾増大部を形成するとともに、この溝
    巾増大部の最大巾は、前記縦主溝のトレッド面での溝巾
    の1.0倍より大かつ1.25倍以下としたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】前記縦主溝は、周方向にジグザグ状に折れ
    曲がるジグザグ溝からなり、かつ前記溝ピッチ部分は折
    曲がりの山と谷との間の長さ範囲であることを特徴とす
    る請求項1、2又は3記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】前記縦主溝は、周方向に直線状にのびる直
    線溝からなり、かつ前記溝ピッチ部分は、縦主溝の全周
    を40〜90個に略等分に仮想区分した長さ範囲である
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の空気入りタ
    イヤ。
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