JP2000009809A - 誤設定検出機能を具備したic試験装置 - Google Patents

誤設定検出機能を具備したic試験装置

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JP2000009809A
JP2000009809A JP10180086A JP18008698A JP2000009809A JP 2000009809 A JP2000009809 A JP 2000009809A JP 10180086 A JP10180086 A JP 10180086A JP 18008698 A JP18008698 A JP 18008698A JP 2000009809 A JP2000009809 A JP 2000009809A
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pulse
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cycle
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直良 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験プログラムに設定して試験パターン信号
のパルス幅及びパルス相互間の時間間隔が制限値より狭
く設定されてしまった状態を自動的に検出する誤設定検
出機能を具備したIC試験装置を提供する。 【解決手段】 タイミング発生器が出力するセットパル
ス及びリセットパルスにより試験パターン信号の立上り
と立下りのタイミングを規定する機能を具備したIC試
験装置において、セットパルスからリセットパルスまで
の時間差を検出し、この時間差が制限値WMT1 又はW
MT2 より小さいことを検出して誤設定状態を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば半導体集積
回路素子(IC)を試験するIC試験装置等に用いられ
るタイミング発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】図11にIC試験装置の概略構成を示
す。図中TESはIC試験装置の全体を示す。IC試験
装置TESは主制御器111と、パターン発生器11
2、タイミング発生器113、波形フォーマッタ11
4、論理比較器115、ドライバ群116、アナログ比
較器群117、不良解析メモリ118、論理振幅基準電
圧源121、比較基準電圧源122、ディバイス電源1
23等により構成される。
【0003】主制御器111は一般にコンピュータシス
テムによって構成され、利用者が作製した試験プログラ
ムに従って主にパターン発生器112とタイミング発生
器113を制御し、パターン発生器112から試験パタ
ーンデータを発生させ、この試験パターンデータを波形
フォーマッタ114で実波形を持つ試験パターン信号に
変換し、この試験パターン信号を論理振幅基準電圧源1
21で設定した振幅値を持った波形に電圧増幅するドラ
イバ群116を通じて被試験IC119に印可し記憶さ
せる。
【0004】被試験IC119から読み出した応答信号
はアナログ比較器群117で比較基準電圧源122から
与えられる基準電圧と比較し、所定の論理レベル(H論
理の電圧、L論理の電圧)を持っているか否かを判定
し、所定の論理レベルを持っていると判定した信号は論
理比較器115でパターン発生器112から出力される
期待値と比較し、期待値と不一致が発生した場合は、そ
の読み出したアドレスのメモリセルに不良があるものと
判定し、不良発生毎に不良解析メモリ118に不良アド
レスを記憶し、試験終了時点で例えば不良セルの救済が
可能か否かを判定する。
【0005】ここで、タイミング発生器113は被試験
IC119に与える試験パターン信号の波形の立上がり
のタイミング及び立下りのタイミングを規定するタイミ
ングと、論理比較器115で論理比較のタイミングを規
定するストローブパルスのタイミングを発生する。これ
らの各タイミングは利用者が作製した試験プログラムに
記載され、利用者が意図したタイミングで被試験IC1
19を動作させ、またその動作が正常か否かを試験でき
るように構成されている。
【0006】図12を用いてタイミング発生器113と
波形フォーマッタ114の概要を説明する。図12は1
チャンネルの試験パターン信号を発生させる波形フォー
マッタとタイミング発生器の概略の構成を示す。波形フ
ォーマッタ114はS−Rフリップフロップによって構
成することができ、そのセット端子Sと、リセット端子
RにセットパルスPS とリセットパルスPR とを与えて
所定のタイミングT1で立上り、所定のタイミングT2
で立下る試験パターン信号TPを生成する。
【0007】セットパルスPS とリセットパルスPR
一対のクロック発生器113Aと113Bによって発生
する。クロック発生器113Aと113Bは遅延データ
メモリ113Cから読出させる遅延データDYS 、DY
R によってセットパルスPSとリセットパルスPR の発
生タイミングが規定される。遅延データメモリ113C
はアドレスカウンタ113Dから与えられるアドレス信
号によってアクセスされる。アドレスカウンタ13Dは
試験開始から1テスト周期TSRAT (図13)毎に+1
ずつアドレスが歩進されるアドレス信号を発生し、テス
ト期間中の各テスト周期TSRAT 毎にアドレスを割当
て、各テスト周期TSRAT 毎に設定した遅延データを読
み出し、その遅延データをクロック発生器113A、1
13Bに設定し、遅延データに従ってセットパルスPS
とセットパルスPR を発生する。
【0008】図13にその様子を示す。テスト周期TS
RAT を規定するレートクロックRATの例えば立上りの
タイミングから与えられた遅延データDYS1遅延したタ
イミングでセットパルスPS を発生し、レートクロック
RATの立上りのタイミングから遅延データDYR1遅延
したタイミングでリセットパルスPR を発生し、セット
パルスPS からリセットパルスPR の発生タイミングの
時間差TPWに対応したパルス幅の試験パターン信号TP
(図13D参照)を発生させる。
【0009】このようにして試験パターン信号TPは各
テスト周期TSRAT 毎に立上りのタイミングから立下り
のタイミングが遅延データに従って規定され、例えばパ
ルス幅を変化させた場合に、試験パターン信号TPのパ
ルス幅をどの程度まで細くすると動作不能になるか、或
いは試験パターン信号TPの発生時間間隔をどの程度近
づけると動作不能になるか否かを試験する。
【0010】図14にセットパルスPS を発生するクロ
ック発生器113Aの内部を詳細に示す。尚リセットパ
ルスPR を発生するクロック発生器113Bも同様の構
成であるから、ここではセット側のクロック発生器11
3Aの構成と、動作を説明することとする。クロック発
生器113Aは大きく分けて図15Aに示す基準クロッ
クREFCLKの一周期を単位としてその整数倍の遅延
を与える整数遅延手段10と、基準クロックREFCL
Kの1周期未満の遅延を与える端数遅延手段20によっ
て構成される。
【0011】30は遅延データを整数部分と端数部分に
分離処理を施す加算処理手段を示す。この加算処理手段
30には遅延データメモリ113Cから読出される遅延
データDYS と固定値記憶手段31から与えられる固定
値SKEWとが与えられ、その加算処理を施すと共に、
その加算結果を基準クロックREFCLKの1周期の時
間で除して整数値VDATと端数値MDATを得る。
【0012】整数値VDATは整数遅延手段10を構成
するダウンカウンタ11に供給される。端数値MDAT
はタイミング調整用のラッチ回路12と13を通じて整
数遅延手段10が遅延パルスを端数遅延手段20に出力
するタイミングに同期して端数遅延手段20に出力され
る。図15を用いて整数遅延手段10と端数遅延手段2
0の動作を更に詳細に説明する。遅延データメモリ11
3Cとダウンカウンタ11及びラッチ回路32,12,
13,14のそれぞれは図15Aに示す基準クロックR
EFCLKによって駆動される。
【0013】遅延データメモリ113Cのイネーブル端
子Eには図15Bに示す周期サイクル信号RATを直接
供給する。従って遅延データメモリ113Cからは図1
5Dに示すように周期サイクル信号RATに同期して遅
延データDYS1, DYS2・・・・が読み出される。図1
5Cは遅延データメモリ113Cに与えられるアドレス
の内容を示す。図15に示す例では遅延データDYS1
30NS,DYS2=7.5NS、固定値SKEW=12
NSとした場合を示す。
【0014】加算処理手段30は図示する第1テスト周
期では30NS+12NS=42NSを演算すると共に
この42NSを基準クロックREFCLKの周期(図の
例では8NS)で除算処理し、整数値VDAT=5と端
数値MDAT=2NSを算出する。第2テスト周期では
7.5NS+12NS=19.5NSを演算し、整数値
VDAT=2と、端数値MDAT=3.5NSとを算出
する。
【0015】ラッチ回路32は周期サイクル信号RAT
を読み込んでこの周期サイクル信号RATを基準クロッ
クREFCLKの1周期分遅らせたタイミング(図15
H)でダウンカウンタ11のロード端子LDと、ラッチ
回路12のイネーブル端子Eに与えて基準クロックRE
FCLKの1周期分遅延したタイミングでダウンカウン
タ11に整数値VDAT=5をロードする。またこれと
同一のタイミングでラッチ回路12に端数値MDAT=
2NSをラッチする。ダウンカウンタ11にロードされ
た整数値VDATとラッチ回路12にラッチされた端数
値MDATは次の周期サイクル信号RATが供給される
と次のテスト周期の整数値と端数値に変更される。
【0016】ダウンカウンタ11にストアされた整数値
VDATは基準クロックREFCLKの例えば立上りの
タイミング毎に“1”ずつダウンカウント(図15Iダ
ウンカウンタ11の計数値)され、計数値が“1”ずつ
減算される。ダウンカウンタ11は計数値が“0”に達
するとカウント動作が停止し、出力にH論理の整数遅延
信号MT(図J)を出力する。
【0017】ダウンカウンタ11がH論理の整数遅延信
号MTを出力すると。その整数遅延信号MTがラッチ回
路13のイネーブル端子Eとラッチ回路14のデータ入
力端子に与えられる。このためラッチ回路13はラッチ
回路12にラッチされている端数値MDAT=2NSを
取り込み、その端数値MDATを端数遅延手段20の制
御入力端子に与え、端数遅延手段20の遅延時間を端数
値MDAT=2NSに設定する。
【0018】これと共に、ラッチ回路14は整数遅延信
号MTを取り込むとアンドゲート15にH論理の遅延パ
ルスMT’(図15J)を入力する。この結果アンドゲ
ート15は基準クロックREFCLKのL論理の期間に
図15Kに示すパルスP0 を出力し、このパルスPO
端数遅延手段20に入力する。端子遅延手段20は既に
2NSの遅延量に設定されているから、端数遅延手段2
0はパルスPO から更に2NS遅延したセットパルスP
S1を出力する。次のテスト周期では端数値が3.5NS
に設定されるから、次のテスト周期ではパルスPO から
3.5NS遅延したセットパルスPS2を出力する。
【0019】以上説明したクロック発生器113Aによ
りセットパルスPS が生成され、また他のクロック発生
113BによりリセットパルスPR が生成され、これら
セットパルスPS とリセットパルスPR とにより波形フ
ォーマッタ114が駆動されて試験パターン信号TPを
生成する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したクロック発生
器では遅延データメモリ113Cから読出されて加算処
理手段30に入力される遅延データDYS1.DYR1が適
正の値を持つものとして説明したが、現実には遅延デー
タメモリ113Cに記憶して遅延データは図11に示し
た主制御器111に読み込んだ遅延データを転送して使
用するものであるから、元をたどると、利用者がプログ
ラムに書き込んだ遅延データである。従って誤って、設
定値を記述している場合もある。
【0021】例えばセットからリセットまでの時間が短
すぎる設定状態、或いはリセットから次のテスト周期で
のセットパルスの発生タイミングまでのリセット−セッ
トの時間幅等が誤って制限値より小さく記述したような
場合等では試験装置が正常に動作しないことがあり、こ
の誤った設定状態のまま試験を実行した場合には、正常
なICでも不良と判定してしまう誤動作を伴うため、不
良発生率が高くなり、その原因の解明に時間が掛かる欠
点がある。
【0022】この発明の目的は試験プログラムでの誤っ
た設定状態を直ちに検出することができるIC試験装置
を提供しようとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明では所定の遅延
時間のタイミングでセットパルスとリセットパルスを生
成し、このセットパルスとリセットパルスによって試験
パターン信号を生成する構成を具備したIC試験装置に
おいて、セットから及びリセットまでの設定時間が制限
値より小さいことを検出して誤設定を知らせる第1誤設
定検出手段と、前テスト周期におけるリセットから次テ
スト周期のセットまでの設定時間を検出し、この設定時
間が制限値より小さいことを検出して誤設定を知らせる
第2誤設定検出手段とを設けた構成としたものである。
【0024】この発明の構成によればテストプログラム
に誤った設定をすると、このテストプログラムを一度実
行すればこの誤設定を直ちに検出することができる。従
って短時間に不良発生率が高い原因等を解明することが
できるため、試験の効率を高めることができる利点が得
られる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1にこの発明に用いるクロック
発生器113Aの構成を示す。この発明に用いるクロッ
ク発生器113A(113Bも同じ)は、このクロック
発生器113Aの外側に整数遅延手段10が整数遅延信
号MTを出力したことを取り出すラッチ回路16と、そ
のテスト周期に発生した端数値MDATS (MDA
R )を取り出すラッチ回路17を設けた構成を特徴と
するものである。
【0026】その他の構成は図14に示した構成と全く
同一であるから、ここではラッチ回路16と17の動作
だけを説明する。ラッチ回路16は図2・Oに示す整数
遅延信号MTをラッチし出力する。またラッチ回路17
は図2Pに示す端数値MDATS 又はMDATR をラッ
チし出力する。図3はこの発明で提案する第1誤設定検
出手段の構成を示す。図3に示す200はこの第1誤設
定検出手段の全体を指す。第1誤設定検出手段200は
基準クロックREFCLKの同一サイクル内でセットパ
ルスPS とリセットパルスPRが発生し、そのセットと
リセット間の時間差が所定値より小さいことを検出する
同一サイクル内のパルス幅を計測し、これが制限値以上
か以下かを判定する同一サイクル判定手段と、セットと
リセットのタイミングが基準クロックREFCLKの異
サイクル(隣接するサイクル)に存在する場合のパルス
幅を計測し、このパルス幅が制限値に以上か以下かを判
定する異サイクル判定手段220とを具備して構成され
る。
【0027】ラッチ回路群DF1とDF2は縦続接続さ
れ、全てのラッチ回路は基準クロックREFCLKによ
って駆動される。従って1段目のラッチ回路群DF1の
入力側と出力側及び2段目のラッチ回路群DF2の入力
側と出力側とではそれぞれ基準クロックREFCLKの
1周期分ずつ遅延したデータが保存される。つまり、1
段目のラッチ回路群DF1の入力側にはセット側の整数
遅延パルスMTS と、セット側の端数値MDATS と、
リセット側の整数遅延パルスMTRと、リセット側の端
数値MDATR とが与えられる。これらの各データは図
1に示したクロック発生器113Aに設けたラッチ回路
16,17と、特に図示しないリセット側のクロック発
生器113Bに設けられるラッチ回路16,17とから
出力される。
【0028】図4にこれらの各データMTS,MDATS,
MTR,MDATR と、MTS1, MDATS,MTR1, MD
ATRIとMTS2, MDATS2, MTR2, MDATR2の各
タイミングを示す。同一サイクル判定手段210は図4
DとEに示すCASE1で示す状態を検出する。つま
り、ナンドゲートNAND1は整数遅延信号MTS1とM
R1が同一タイミングに発生したことを検出し、基準ク
ロックREFCLKの同一周期内で図5に示すようにセ
ットパルスPS とリセットパルスPR とが発生したこと
を検出する。
【0029】この検出と同時に減算器SUB1はセット
側の端数値MDATS1とリセット側の端数値MDATR1
を取り込んでその差MDATR1−MDATS1を演算し、
試験パターン信号TPのパルス幅TPW(図5参照)を算
出し、その演算結果TPWを比較器MC1の入力端子Aに
入力する。比較器MC1の他方の入力端子Bには制限値
記憶器LMTからパルス幅の制限値WMTを入力し、何
れが大きいかを判定する。
【0030】入力端子Aに入力したパルス幅TPWが制限
値WMT1 より小さいと比較器MC1はH論理を出力
し、誤設定の検出信号を出力する。このH論理信号はラ
ッチ回路DF4とSRフリップフロップSR1,アンド
ゲートAND1を通じて出力される。尚、アンドゲート
AND1には他方の入力端子に読出命令が与えられ、読
出命令に同期してH論理の誤設定検出信号を出力する構
成としている。またSRフリップフロップSRIはテス
トスタート時或いはデータバスのリセット時等にリセッ
トされる。
【0031】つまり、比較器MC1においてTPW>WM
1 であればL論理が出力され誤設定がなかったことを
出力する。TPW<WNT1 であれば設定したパルス幅T
PWが制限値WMT1 より狭いことを意味し、この場合に
は比較器MC1はH論理を出力する。このH論理のエラ
ー検出信号はラッチ回路DF4とSRフリップフロップ
SR1とアンドゲートAND1を通じて出力端子ERR
に出力される。
【0032】一方異サイクル判定手段220もナンドゲ
ートNAND2と減算器SUB2と比較器MC2とラッ
チ回路DF5とによって構成される。ナンドゲートNA
ND2は図6に示すように基準クロックREFCLKの
1周期前にセットパルスPSが発生し、次の周期でリセ
ットパルスPR が発生したことを検出する。このために
はラッチ回路群DF2の出力側に整数遅延信号MTS2
存在することと、ラッチ回路群DF1の出力側に整数遅
延信号MTR1が存在すること(図4EとFに示すCAS
E2)をナントゲートNAND2によって検出し、その
状態の各端数値MDATS2とMDATR1を減算器SUB
2で減算し、セットからリセットまでのパルス幅TPW
算出する。このパルス幅TPWの算出は図6から解るよう
に基準クロックREFCLKの1周期を8NS、MDA
S2=3NS,MDATR1=4NSとした場合、8+4
−3=9NSで算出される。
【0033】つまり、図3に示す減算器SUB2の入力
端子Bに端数値MDATR1=4NSと基準クロックRE
FCLKの1周期分の数値TREF =8NSを加えた数値
を入力し、この減算器SUB2で12−3=9NSを演
算し、出力波形のパルス幅T PW=9NSを求める。比較
器MC2ではパルス幅TPWを入力端子Aに入力し、入力
端子Bに制限値WMT1 を入力しTPW<WMT1 であれ
ばL論理を出力し、誤設定なしを出力するが、TPW>W
MT1 であれば誤設定であることを表すH論理を出力す
る。
【0034】図7は前テスト周期で出力した試験パター
ンTPの立下り(リセットのタイミング)から次に出力
する試験パターンTPの立上り(セットのタイミング)
が制限値WMT2 より小さいことを検出する第2誤設定
検出手段の構成を示す。図7に示す300はこの第2誤
設定検出手段の構成を示す。第2誤差設定検出回路30
0でも同一サイクイル内でリセットパルスPR とセット
パルスPS とが発生したことを検出する同一サイクル判
定手段310と、異サイクル判定手段320とを具備し
て構成される。
【0035】同一サイクル判定手段310はナンドゲー
トNAND3と、減算器SUB3と、比較器MC3と、
ラッチ回路DF6とによって構成される。ナンドゲート
NAND3はラッチ回路群DF1の出力側の整数遅延信
号MTS1とMTR1が同一タイミングで存在することを検
出し、その検出サイクル時に出力される整数値MDAT
R1とMDATS1との差を減算器SUB3で演算し、図8
に示すリセット−セット間の時間TRSを求める。
【0036】つまり、図8Dに示すように前に出力した
試験パターン信号TPの立下りのタイミングから、次に
出力する試験パタ−ン信号TPの立上りまでの時間TRS
を算出し、この時間TRSが制限値WMT2 より大きいか
小さいかを比較器MC3で比較する。比較器MC3でT
RS<WMT2 と判定した場合には比較器MC3は誤設定
有りを表すH論理を出力する。
【0037】このH論理の誤設定検出信号はラッチ回路
DF6とSRフリップフロップSR4とアンドゲートA
ND4を通じて出力端子ERRに出力される。この同一
サイクル判定手段310の動作の様子を図4にCASE
3として示す。CASE3に示す例ではMTS1とMTR1
が同一タイミングで存在する場合において端数MDAT
S1=6NS,MDATR1=1NSであるから図8に示す
ようにセットパルスP S が基準クロックREFCLKの
1周期の始まりから6NSで出力され、その前に出力さ
れて出力波形の立下りのタイミングが1NSである場合
には前のパルスの立下りから次のパルスの立下りまでの
時間TRSは6−1=5NSとなる。
【0038】このTRS=5NSと制限値記憶手段LMT
から出力される制限値WMT2 とを比較器SUB3に入
力し、TRS<WMT2 であれば誤設定値が小さ過ぎ、誤
設定したとして出力端子ERRにH論理の検出信号を出
力させる。異サイクル判定手段320も、ナンドゲート
NAND4と減算器SUB4と比較器MC4と、ラッチ
回路F7とによって構成することができる。ナンドゲー
トNAND4は整数遅延信号MTR2とMTS1が同時刻に
存在することを検出する。つまり整数遅延信号MTR2
図9に示すように基準クロックREFCLKの1周期前
にリセットパルスPR が出力されたときH論理となり、
次の周期でセットパルスPS が発生すると整数遅延信号
MTS1がH論理となる。この条件が一致すると、ナンド
ゲートNAND4はL論理を出力し、比較器MC4を動
作モードに制御する。この様子を図4にCASE4とし
て示す。この例では端数値MDATS1が4NS、MDA
R2が4NSであった場合を示す。従って図9に示すよ
うに前の試験パターン信号TPの立下りから次の試験パ
ターン信号TPの立上りまでの時間TRSは8+4−4=
8NSとなる。
【0039】つまり、減算器SUB4では端数値MDA
S1に基準クロックREFCLKの1周期(8NS)を
加えて、その値(12NS)から端数値MTR1=4NS
を減算してTRS=8NSを算出する。比較器MC4は時
間TRS=8NSと制限値WMT2 とを比較し、TRS<W
MT 2 であればH論理を出力し、誤設定であることを出
力する。TRS>WMT2 であればL論理を出力し、正常
であることを出力する。
【0040】図3及び図7に示した実施例では説明を簡
素にするために第1誤設定検出手段200と第2誤設定
検出手段300を分離して示したが、実際には図10に
示すように第1誤設定検出手段200と第2誤設定検出
手段300の双方を備えた構成にすることは容易に理解
できよう。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
試験パターン信号の立上りと立下りのタイミングを規定
する誤定値を誤って規定値より短い時間に設定した場合
には、第1誤設定検出手段200と第2誤設定検出手段
300によってその誤設定を検出することができる。
【0042】よって一度だけ試験プログラムを実行すれ
ば誤設定状態を検出することができる。従って短時間に
誤設定の状態を検出することができるから、例えば不良
の発生率が異常に高い状態の解明を短時間に済ませるこ
とができ、試験の効率を向上させることができる利点が
得られ、その効果は実用に供して頗る大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に用いるクロック発生器の実施例を示
すブロック図。
【図2】図1に示したクロック発生器の動作を説明する
ためのタイミングチャート。
【図3】この発明の要部となる第1誤設定検出手段の一
実施例を説明するためのブロック図。
【図4】図3の動作を説明するためのタイミングチャー
ト。
【図5】図4と同様に図3の動作を説明するためのタイ
ミングチャート。
【図6】図5と同様のタイミングチャート。
【図7】この発明の要部となる第2誤設定検出手段の一
実施例を説明するためのブロック図。
【図8】図7の動作を説明するためのタイミングチャー
ト。
【図9】図8と同様のタイミングチャート。
【図10】この発明の第1誤設定検出手段と第2誤設定
検出手段とを組合わせた実施例を示すブロック図。
【図11】IC試験装置の概要を説明するためのブロッ
ク図。
【図12】図11に示したタイミング発生器と波形フォ
ーマッタを説明するためのブロック図。
【図13】図12に示したタイミング発生器と波形フォ
ーマッタの動作を説明するためのタイミングチャート。
【図14】図12に示したタイミング発生器に用いたク
ロック発生器の詳細を説明するためのブロック図。
【図15】図14の動作を説明するためのタイミングチ
ャート。
【符号の説明】
200 第1誤設定検出手段 210 同一サイクル判定手段 220 異サイクル判定手段 300 第2誤設定検出手段 310 同一サイクル判定手段 320 異サイクル判定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.所定の遅延時間のタイミングでセッ
    トパルスとリセットパルスを生成し、このセットパルス
    とリセットパルスによって試験パターン信号を生成する
    構成を具備したIC試験装置において、 B.セットタイミングからリセットタイミングまでの設
    定時間が制限値より小さいことを検出して誤設定を知ら
    せる第1誤設定検出手段と、 C.前テスト周期におけるリセットタイミングから次テ
    スト周期のセットタイミングまでの設定時間を検出し、
    この設定時間が制限値より小さいことを検出して誤設定
    を知らせる第2誤差検出手段と、 を付加した構成としたことを特徴とする誤設定検出機能
    を具備したIC試験装置。
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