JP2000005904A - 表面処理鋼系切削工具 - Google Patents
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Abstract
母材に形成し、または該表面硬化層上に硬質被膜を形成
する表面処理を施し、切削特性および切削寿命が優れた
安価な鋼系切削工具を提供する。 【解決手段】 面状の切れ刃を有し、かつ表面硬化層が
形成された刃先を有する。
Description
削寿命の改良のために表面処理を施した鋼系切削工具に
関する。
温しても硬さが低下しない高速度工具鋼(ビッカース硬
さ(HV)約900)などの鋼材は、バイトやドリルな
どの切削工具に使われる。一方、高融点金属の炭化物を
主成分とするので耐切削摩耗性および硬さに優れる超硬
合金(HV約1800)も、切削工具に使われる。
込み深さを小さくして切削速度を極端に高くする特徴を
有する。しかし、高価であるだけでなく、突然折れると
いう信頼性の欠点があるために用途が限定されている。
具を、ガス、プラズマ、塩浴などを使う種々の表面硬化
法により表面処理すると、工具最表面に数μmの厚みを
有する鉄窒化物、鉄炭化物や鉄炭窒化物の化合物層が形
成され、窒素・炭素が原子状で工具母材中に拡散(固
溶)している層(この層を以下「表面硬化層」という)
が数μm〜数百μmの厚みで該化合物層下に形成され
る。この表面硬化層により母材の硬度が上昇し、工具の
耐切削摩耗性が向上する。従って、切れ刃部分の表面硬
化が行われる。
記化合物層を表面処理後に除去したり、該化合物層が形
成されない条件で表面処理する工夫がなされている。し
かし、上記化合物層除去の場合、高硬度の表面硬化層が
一部除去されてしまう。また、化合物層が形成されない
条件で表面処理する場合、表面硬化層が十分な厚みで形
成されない。
て表面硬化層を形成した後に、硬質被膜を形成する複合
の表面処理が行われている。この硬質被膜形成では、比
較的低温で被膜を形成するという長所を有しているPV
D法などを用い、TiNや、TiNより高硬度あるいは
より耐酸化性のTiCN、TiAlN、CrNなどの単
層あるいは積層の硬質被膜が形成される。この複合の表
面処理により硬質被膜の密着性や耐久性が向上する。
削工具は、該硬質被膜のチッピングや剥離が発生して、
十分な切削性能を得ることができない。そのために、超
硬合金に形成された硬質被膜と同様の被膜性能を発現さ
せるに十分な硬度と厚みを有する表面硬化層を形成する
ことが必要である。
拡散層(表面硬化層)や、硬質被膜を制御性・再現性よ
く形成する方法、およびこの方法によって製造された鋼
系切削工具は知られている(特開平6−220606号
公報、同7−118826号公報、同7−118850
号公報、同8−13124号公報、同8−13126号
公報、同8−35053号公報、同8−35075号公
報および同8−296064号公報参照)。なお、上記
鋼系切削工具は、次の(1)、(2)、(3)、(4)
からなる層が形成された刃先を有する。
ある第1層、および(b)Ti、Zr、Hf、V、N
b、TaおよびCrからなる群から選ばれた1種以上の
金属あるいは合金の窒化物、炭化物および炭窒化物から
なる群から選ばれた1種以上(「Ti、Zr…炭窒化物
からなる群から選ばれた1種以上」を以下「MN
(C)」という)からなり該第1層上の硬質被膜層であ
る第2層、
ある第1層、および(b)Ti−Al合金の窒化物、炭
化物および炭窒化物からなる群から選ばれた1種以上
(「Ti−Al合金…から選ばれた1種以上」を以下
「TiAlN(C)」という)からなり該第1層上の硬
質被膜層である第2層、並びに
ある第1層、(b)MN(C)からなり該第1層上の硬
質被膜中間層である第2層、および(c)TiAlN
(C)からなり該第2層上の硬質被膜層である第3層が
形成される。
散層は、母材の硬度を増加させ、局部的な応力集中によ
る母材の変形を抑制する。そのため、切れ刃付近の母材
のチッピングが発生せず、工具の切削寿命が向上する。
また、窒素拡散層上に硬質被膜を形成する場合は、該窒
素拡散層は該硬質被膜との密着性も向上させるので、該
硬質被膜の剥離を抑制し、優れた切削特性および耐摩耗
性の工具を得ることができる。この作用を十分に奏する
ため、鉄窒化物・鉄炭窒化物などの化合物が形成されて
いないことが好ましい。
法、ガス軟窒化法、プラズマ窒化法、塩浴窒化法などを
用いることができる。形成した窒素拡散層に化合物が含
まれる場合は研削などの方法によって化合物を除去して
もよい。
HVが1500〜3000と高く、かつ摩擦係数が小さ
いので優れた耐摩耗性を発揮する。
(C)は、Tiの窒化物、炭化物および炭窒化物からな
る群から選ばれた1種以上(以下、TiN(C)とい
う)のB1型結晶構造中のTiの一部がAlに置換され
た置換型固溶体である。そしてTiAlN(C)からな
る硬質被膜は、酸化雰囲気にさらされると固溶したAl
により被膜表面に緻密な酸化物を形成し、その酸化物に
酸化の進行を防止させる。そのため、切削時に発生する
熱による被膜の酸化劣化を防ぐ。Al量がモル%で20
%未満では上記作用が十分に得られず、70%を超える
とTiN(C)と同様のB1型結晶構造が変化し、被膜
の機械的性質が極端に低下する。そのため、Al量はモ
ル%で20〜70%が好ましい。なお、TiAlN
(C)被膜はAlが一種の欠陥として存在するために、
TiN(C)と比較して靭性に劣る。そのために母材が
弾性変形や塑性変形をしたときにその変形に追随できず
破壊にいたる。しかし、窒素拡散層が形成されているの
で母材の弾性変形や塑性変形が起こりにくくなり、上記
破壊が抑制される。TiAlN(C)からなる硬質被膜
は、単層膜でもよいが積層膜が好ましい。それは、積層
膜の靭性が単層膜に比べて向上し、上記破壊抑制に寄与
するからである。なお、この積層膜は、(1)Al含有
量が深さ方向に滑らかな変化をする膜、(2)Al含有
量が深さ方向に滑らかでない段階的な変化をする膜、ま
たは(3)該膜(1)と該膜(2)とが混在する膜を意
味する。
(C)層)を形成する場合、該硬質被膜中間層が硬質被
膜層(TiAlN(C)層)より靭性に優れるため、硬
質被膜中間層を形成しない硬質被膜層のみに比べて、該
硬質被膜中間層および該硬質被膜層からなる全硬質被膜
層の靭性が向上し、上記破壊抑制に寄与する。硬質被膜
中間層の厚みは全硬質被膜層の厚みの90%以下が好ま
しい。90%を超えると硬質被膜層の厚みが薄く(10
%未満)、該硬質被膜層の前記の作用(耐摩耗性・耐酸
化性)が十分得られない。
中間層を形成するには、PVD法などの低温成膜法が好
ましい。何故なら、イオンプレーティング法、スパッタ
リング法などのPVD法は、650℃以下の低温で被膜
形成が可能であり、高温で成膜する熱CVD法と違っ
て、熱により窒素拡散層が失われることがないからであ
る。また、耐摺動摩耗特性の向上に有効な強固な付着力
を有する被膜の作製が可能であるからである。
切削工具は、切れ刃の状態がシャープ切れ刃のものを、
切削速度:1〜200m/分、切込み:0.1〜20m
m、および送り:0.01〜10mmなる切削条件で用
いていた。このように用いれば、鋼系切削工具は優れた
切削特性を有する。
よっては、切れ刃の摩耗やチッピングが発生しやすいか
ら、従来の鋼系切削工具では、前記表面処理の種々の長
所が十分に活かされていないという問題があった。
事情に鑑み、前記表面処理の種々の長所を十分に活かし
て、切削特性および切削寿命が優れた安価な鋼系切削工
具を提供することにある。
達成すべく、鋭意研究した結果、鋼系切削工具の刃先の
表面硬化層を窒素拡散層、炭素拡散層または窒素・炭素
拡散層とするとともに、切れ刃の形状を変えることによ
って、切削特性および切削寿命を優れたものにすること
ができることを見出だし、本発明に到達した。
切削工具は、母材の靱性を残したまま刃先の表面硬化層
(2μm以上の厚さ)が窒素拡散層、炭素拡散層または
窒素・炭素拡散層とされ、硬さが母材よりHVで20以
上高いとともに、切れ刃が0.01〜2.0mm面取り
されている、つまり丸切れ刃、角度切れ刃または複合切
れ刃であることを特徴とする。
3要素が必須要件である。
と、および
る。
鋼種としては、(1)SKH51・SKH55・SKH
57などの高速度工具鋼、粉末高速度工具鋼、(2)S
ACM645などの窒化鋼、(3)SKD61などの熱
間加工用鋼、(4)SKD11などの冷間加工用鋼、
(5)SUS420J2などのステンレス鋼などが挙げ
られる。
イト、(2)ねじ加工用工具(タップ、チェーザな
ど)、歯切工具(ホブ、ピニオンカッタ、ラックカッ
タ、シェービングカッタ、傘歯車用カッタ、歯切用フラ
イス、歯切用ブローチなど)、(3)ブローチ、(4)
リーマ、(5)フライス(メタルソー、コールドソー、
セグメントソー、すりわりフライス、側フライス、片刃
側フライス、組合わせ側フライス、角度フライス、片角
フライス、不等角フライス、等角フライス、総形フライ
ス、セレーションフライス、内丸フライス、外丸フライ
ス、片面取りフライス、両面取りフライス、インボリュ
ートフライス、スプロケットフライス、スプラインフラ
イス、平フライス、スラブカッタ、溝フライス、ボール
エンドミル、ラジアスエンドミル、面取りフライス、ス
クエアエンドミル、テーパ刃エンドミル、荒削りエンド
ミル、中仕上げ用エンドミル)、(6)ドリル、(7)
板抜き加工用工具(パンチ、ダイ)などが挙げられる。
が面取りされて、例えば、丸切れ刃、角度切れ刃、複合
切れ刃(JIS B 0170参照)であることが重要であ
る。
切れ刃では、摩耗やチッピングによる切れ刃の急激な性
能低下が起きる。特にロックウェル硬さ(Cスケール
(HRC))が30〜40の材料を切削する場合、切れ
刃が摩耗し、甚だしい場合は、切削熱が急激に増大し
て、切削工具と被切削材とが焼き付いてしまう。切れ刃
の摩耗を遅らせるためにすくい角を小さくすると、刃先
が甚だしく摩耗した現象が起きる。また、すくい角を甚
だしく小さくすると、超硬工具のように切込み深さが小
さくなる。
刃の交線と、逃げ面と切れ刃の交線との直線距離を意味
し、0.01〜2.0mmの範囲で適宜選択される。そ
して、(1)バイトが0.03〜0.7mm、(2)タ
ップ、ホブ、メタルソー、側フライス、平フライスが
0.03〜0.8mm(側フライスの側刃は0.3mm
以下)、(3)ブローチが0.03〜0.85mm、
(4)リーマ、ボールエンドミル、ラジアスエンドミ
ル、面取りエンドミル、スクエアエンドミル、テーパエ
ンドミル、荒削りエンドミル、中仕上げエンドミル、ニ
ック付きエンドミルが0.01〜0.8mm(外周刃は
0.5mm以下、食付き刃、底刃は0.05mm以
上)、(5)ドリルが0.03〜1.5mm(リーディ
ングエッジ部は0.3mm以下)、および(6)パン
チ、ダイが0.01〜2.0mmであるのが好ましい。
これらの下限未満では、シャープ切れ刃と同様になって
切削寿命が低下する。一方、上限を超えると、切れ刃を
構成しなくなって切削特性が低下する。
鋼系工具材に表面処理を適宜施して用いる。そのため、
次の(1)、(2)、(3)からなる層が形成された刃
先を有する。
散層または窒素・炭素拡散層、
炭素拡散層または窒素・炭素拡散層である第1層、およ
び(b)Al、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Taおよ
びCrからなる群から選ばれた1種以上の金属あるいは
合金の窒化物、炭化物および炭窒化物からなる群から選
ばれた1種以上からなり該第1層上の硬質被膜層である
第2層、並びに
炭素拡散層または窒素・炭素拡散層である第1層、
(b)MN(C)からなり該第1層上の硬質被膜中間層
である第2層、および(c)TiAlN(C)からなり
該第2層上の硬質被膜層である第3層が形成される。
は例えば前記公報記載の方法で行えばよく、また炭素拡
散層や窒素・炭素拡散層を形成する場合は、窒素拡散層
を形成する場合に倣って公知の方法により行えばよい。
表面硬化層のHVは、刃先のだれを防止するために、7
00〜1300であるか、母材より20以上硬いのが好
ましい。
は、例えば前記公報記載の方法で行えばよい。
0μmの範囲で適宜選択される。(1)バイト、ブロー
チが2〜150μm、(2)タップが2〜190μm、
(3)ホブ、側フライス、ボールエンドミル、ラジアス
エンドミル、面取りエンドミルが2〜280μm、
(4)リーマが2〜250μm、(5)メタルソーが2
〜180μm、(6)平フライスが2〜300μm、
(7)ドリルが2〜320μm、(8)スクエアエンド
ミル、テーパエンドミル、荒削りエンドミル、中仕上げ
エンドミル、ニック付きエンドミルが2〜220μm、
および(9)パンチ、ダイが2〜500μmであるのが
好ましい。これらの下限未満では、前記表面硬化層の作
用が十分に得られない。一方、上限を超えると、母材が
硬くなり過ぎ、耐衝撃性や耐久性が劣化してしまう。
す)を有する本発明の切削工具の若干例を図1〜8に示
す。図1はバイトの斜視図である。図2はエンドミルの
正面図で、図3は図2の切れ刃側側面図である。また、
図4はドリルの正面図で、図5は図4の切れ刃側側面
図、図6は図4の切れ刃の斜視図である。さらに図7は
パンチおよびダイの斜視図で、図8は図7の断面図であ
る。また、図9、図10および図11は、本発明の切削
工具の切れ刃の形状を示す概念図である。そして、図1
2は、本発明の切削工具の基本的な切削状況を示す正面
図(工具を10、被削材を20、切屑を21で示す)で
ある。切れ刃が面取りされているので、シャープ切れ刃
とは異った形の切屑を生じる。
高速度工具鋼(SKH55)製ストレートドリル(本発
明ドリル)を用いて、HRC30のプリハードン鋼の穴
あけ試験を行った。また、比較のために、切れ刃の状態
がシャープ切れ刃である他は上記と同様のストレートド
リル(比較ドリル)を用いて上記と同様の穴あけ試験を
行った。
刃の幅が0.3mmである。また、上記表面処理では、
水素ガスとアンモニアガスの直流プラズマによるイオン
窒化処理により厚み120μmの窒素拡散層を形成した
後、該窒素拡散層の上にカソードアーク放電型のイオン
プレーティング法により、厚み3μmのTiN硬質被膜
を形成した。上記切れ刃の窒素拡散層にはいずれも、鉄
窒化物・鉄炭窒化物などの化合物は観察されなかった。
そして、穴あけ試験の穴あけ条件は、(1)穴深さ:4
0mm、(2)切削液:水溶性、(3)ドリル回転数:
390rpm(本発明ドリル)、230rpm(比較ド
リル)、(4)1個の穴あけ時間:0.5分(本発明ド
リル)、0.7分(比較ドリル)とした。
ドリルが40個、比較ドリルが15個であり、本発明ド
リルは、比較ドリルに比べて極めて優れた寿命特性を有
していた。
切れ刃の高速度工具鋼製切削工具を用いて、HRC30
の金型用鋼の切削加工試験を行った。なお、切削寿命
(比率)を求める基準とするために、切れ刃の状態がシ
ャープ切れ刃である他は上記と同様の高速度工具鋼製切
削工具を用いて上記と同様の切削加工試験を行った。
質(JIS)、寸法および丸切れ刃の幅は、表1に記載
した通りである。また、切削加工試験の切削条件は、表
2に記載した通りである。
工具においては、それぞれ併記した切れ刃についてのも
のである。すなわち、(1)タップ(実施例3)、リー
マ(実施例6)は食付き刃、(2)メタルソー(実施例
7)、平フライス(実施例9)は外周刃、(3)側フラ
イス(実施例8)、スクエアエンドミル(実施例12)
は底刃、および(4)ボールエンドミル(実施例10)
は球状底刃である。また、上記表面処理では、水素ガス
とアンモニアガスの直流プラズマによるイオン窒化処理
により窒素拡散層を形成した。
窒化物・鉄炭窒化物などの化合物は観察されなかった。
そしてそれらの窒素拡散層の厚みは表1に記載した通り
であった。
削工具はいずれも、チッピングによる刃先の損傷がほと
んどみられず、また、表3に示すように、比較のために
用いた切削工具に比べて極めて優れた寿命特性(倍率)
を有していた。これに対して、基準のために用いた上記
切削工具には、チッピングによる刃先の急激な損傷がい
ずれの実施例でもみられた。なお、表3に示す寿命特性
(倍率)は、表1と同様の切れ刃についてのものであ
る。
丸切れ刃の高速度工具鋼製切削工具を用いて、HRC3
2のプリハードン鋼の切削加工試験を行った。なお、切
削寿命(比率)を求める基準とするために、切れ刃の状
態がシャープ切れ刃である他は上記と同様の高速度工具
鋼製切削工具を用いて上記と同様の切削加工試験を行っ
た。
質(JIS)、寸法および丸切れ刃の幅は、表4に記載
した通りである。また、切削加工試験の切削条件は、表
5に記載した通りである。
工具においては、それぞれ併記した切れ刃についてのも
のである。すなわち、(1)タップ(実施例14)、ホ
ブ(実施例15)、リーマ(実施例17)は食付き刃、
(2)メタルソー(実施例18)、平フライス(実施例
20)は外周刃、(3)側フライス(実施例19)、ス
クエアエンドミル(実施例23)は底刃、および(4)
ボールエンドミル(実施例21)は球状底刃である。そ
して、スクエアエンドミル(実施例23)の底刃は、第
1すくい面のラジアルレーキが0度、第2すくい面のラ
ジアルレーキが45度であり、該底刃の切れ刃幅は第1
すくい面と逃げ面との距離に関する。また、上記表面処
理では、水素ガスとアンモニアガスの直流プラズマによ
るイオン窒化処理により窒素拡散層を形成した後、該窒
素拡散層の上にカソードアーク放電型のイオンプレーテ
ィング法により、表4に記載した成分の硬質被膜を形成
した。
窒化物・鉄炭窒化物などの化合物は観察されなかった。
そして、それらの窒素拡散層の厚みは表4に記載した通
りであった。さらに、硬質被膜の厚みはいずれも3μm
であった。
切削工具はいずれも、チッピングによる刃先の損傷がほ
とんどみられず、また、表6に示すように、比較のため
に用いた切削工具に比べて極めて優れた寿命特性(倍
率)を有していた。これに対して、基準のために用いた
上記切削工具には、チッピングによる刃先の急激な損傷
がいずれの実施例でもみられた。なお、表6に示す寿命
特性(倍率)は、表4と同様の切れ刃についてのもので
ある。
ので、十分な硬度と厚みを有する表面硬化層を形成し、
または該表面硬化層上に硬質被膜を形成する表面処理の
長所を十分活かして、切削特性および切削寿命に関し信
頼性に優れた安価な鋼系切削工具を提供することができ
る。
図である。
す概念図である。
状を示す概念図である。
す正面図である。
Claims (23)
- 【請求項1】 面状の切れ刃を有し、かつ表面硬化層が
形成された刃先を有する表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項2】 面状の切れ刃を有し、かつ(1)表面硬
化層が形成され、(2)Al、Ti、Zr、Hf、V、
Nb、TaおよびCrからなる群から選ばれた1種以上
の金属あるいは合金の窒化物、炭化物および炭窒化物か
らなる群から選ばれた1種以上からなる硬質被膜層が該
表面硬化層上に形成された刃先を有する表面処理鋼系切
削工具。 - 【請求項3】 面状の切れ刃を有し、かつ(1)表面硬
化層が形成され、(2)Ti、Zr、Hf、V、Nb、
TaおよびCrからなる群から選ばれた1種以上の金属
あるいは合金の窒化物、炭化物および炭窒化物からなる
群から選ばれた1種以上からなる硬質被膜中間層が該表
面硬化層上に形成され、(3)TiおよびAlの合金の
窒化物、炭化物および炭窒化物からなる群から選ばれた
1種以上からなる硬質被膜層が該硬質被膜中間層上に形
成された刃先を有する表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項4】 母材の材質が、高速度工具鋼、粉末高速
度工具鋼、窒化鋼、熱間加工用鋼、冷間加工用鋼、また
はステンレス鋼である請求項1、2または3に記載の表
面処理鋼系切削工具。 - 【請求項5】 切れ刃の状態が、丸切れ刃、角度切れ刃
または複合切れ刃である請求項1、2または3に記載の
表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項6】 表面硬化層が窒素拡散層、炭素拡散層ま
たは窒素・炭素拡散層である請求項1、2または3に記
載の表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項7】 切削工具は、バイト、ねじ加工用工具、
歯切工具、ブローチ、リーマ、フライス、ドリルまたは
板抜き加工用工具である請求項1、2または3に記載の
表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項8】 切れ刃の幅が、0.03〜0.7mmの
バイトである請求項1、2または3に記載の表面処理鋼
系切削工具。 - 【請求項9】 切れ刃の幅が、0.03〜0.8mmの
タップ、ホブ、メタルソー、側フライスまたは平フライ
スである請求項1、2または3に記載の表面処理鋼系切
削工具。 - 【請求項10】 切れ刃の幅が、0.03〜0.85m
mのブローチである請求項1、2または3に記載の表面
処理鋼系切削工具。 - 【請求項11】 切れ刃の幅が、0.01〜0.8mm
のリーマ、ボールエンドミル、ラジアスエンドミル、面
取りエンドミル、スクエアエンドミル、テーパエンドミ
ル、荒削りエンドミル、中仕上げエンドミルまたはニッ
ク付きエンドミルである請求項1、2または3に記載の
表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項12】 切れ刃の幅が0.03〜1.5mmの
ドリルである請求項1、2または3に記載の表面処理鋼
系切削工具。 - 【請求項13】 切れ刃の幅が0.01〜2.0mmの
パンチまたはダイである請求項1、2または3に記載の
表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項14】 表面硬化層が2〜150μmの厚さに
形成されているバイトまたはブローチである請求項1、
2または3に記載の表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項15】 表面硬化層が2〜190μmの厚さに
形成されているタップである請求項1、2または3に記
載の表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項16】 表面硬化層が2〜280μmの厚さに
形成されているホブ、側フライス、ボールエンドミル、
ラジアスエンドミル、面取りエンドミルである請求項
1、2または3に記載の表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項17】 表面硬化層が2〜250μmの厚さに
形成されているリーマである請求項1、2または3に記
載の表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項18】 表面硬化層が2〜180μmの厚さに
形成されているメタルソーである請求項1、2または3
に記載の表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項19】 表面硬化層が2〜300μmの厚さに
形成されている平フライスである請求項1、2または3
に記載の表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項20】 表面硬化層が2〜320μmの厚さに
形成されているドリルである請求項1、2または3に記
載の表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項21】 表面硬化層が2〜220μmの厚さに
形成されているスクエアエンドミル、テーパエンドミ
ル、荒削りエンドミル、中仕上げエンドミルまたはニッ
ク付きエンドミルである請求項1、2または3に記載の
表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項22】 表面硬化層が2〜500μmの厚さに
形成されているパンチまたはダイである請求項1、2ま
たは3に記載の表面処理鋼系切削工具。 - 【請求項23】 切削条件は、切削速度が1〜800m
/分、切込みが0.01〜50mm、および送りが0.
01〜30mmである請求項1、2または3に記載の表
面処理鋼系切削工具。
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