JP2000004700A - 海藻養殖場造成用袋体と海藻養殖場を造成する方法 - Google Patents

海藻養殖場造成用袋体と海藻養殖場を造成する方法

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JP2000004700A
JP2000004700A JP10205737A JP20573798A JP2000004700A JP 2000004700 A JP2000004700 A JP 2000004700A JP 10205737 A JP10205737 A JP 10205737A JP 20573798 A JP20573798 A JP 20573798A JP 2000004700 A JP2000004700 A JP 2000004700A
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bag
rope
mesh
seaweed
opening
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English (en)
Inventor
Shogen Fukuda
昌玄 福田
Tadao Tamura
資夫 田邑
Yukihiro Shinomura
幸▲ヒロ▼ 篠村
Nobuhito Kasuga
信人 春日
Hideki Arao
秀樹 荒尾
Kunihiro Imanishi
國▲ヒロ▼ 今西
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BENII TOYAMA KK
Itochu Corp
Marubeni Corp
Kyowa Co Ltd
Daiichi Seimo Co Ltd
Original Assignee
BENII TOYAMA KK
Itochu Corp
Marubeni Corp
Kyowa Co Ltd
Daiichi Seimo Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Cultivation Of Seaweed (AREA)
  • Artificial Fish Reefs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗掘を発生せず、反転することにより汚染の
ない着生面を露出することのできる海藻養殖場造成用袋
体とこの袋体を用いた海藻養殖場を造成する方法を提供
する。 【解決手段】 網糸径1mm〜10mmの合成繊維糸で
編成した網地を用い一重または二重以上で形成した伸度
15%〜80%の袋体と、該袋体の開口周縁近傍の網目
に吊りロープを挿通し、端部を連結して無端状となし該
無端状ロープを網目の所定箇所で引き出して形成した複
数の吊りループと、吊りループ近傍に配設し口絞りロー
プと、袋体の底部に結合した反転ロープと袋体に収納し
た石、コンクリートブロック等の充填材と、からなる海
藻養殖場造成用袋体であり、この袋体を用いた海藻養殖
場造成方法も含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は昆布等の海藻類を繁
殖させる養殖場を造成する袋体とこの袋体を用いて養殖
場を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、コンクリートブロックを海底に
沈めて昆布の着生する場を形成することが、例えは特開
平9−107号公報、特開平5−308871号公報、
特開平6−303867号公報、実開昭59−1795
70号公報等により提案されている。ところがコンクリ
ートブロックは形状が固定されているので海底の形状に
適応性がなく、単に凹凸のある海底に載置されているだ
けであるので、波浪、海流等により移動したり、崩れる
傾向が大きかった。特に台風による大波浪により全部流
されてしまうこともあった。更に、昆布等の海藻は、岩
石、ブロック等の表面が新しい面であると良好に着生す
るが、表面が汚れると着生しない性質を有している。そ
のため、岩石等をダイナマイトで爆破して新しい面を露
出させることも行われている。この他、岩石やブロック
の表面の清掃を行うことも提案されているが、波浪の大
きい、海流の早い海中でそのような作業を行うことは困
難であり、ブロックを陸上に上げて清掃することも多大
な労力を必要とし、実際的ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は形状適応性が
良好で設置する海底の形状に適合して馴染みよく、安定
して設置することができ、波浪や海流の水圧を減少さ
せ、海底に安定して定着することができ、さらに海藻の
着生面が土砂等の堆積物や他の海藻の着生、フジツボ、
カキ等の着生によって汚れたとき簡単に新しい着生面を
形成することができる、海藻養殖場造成用袋体と海藻養
殖場を造成方法を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. 網糸径1mm〜10mmの合成繊維糸で編成し
た網地を用い一重または二重以上で形成した伸度15%
〜80%の袋体と、該袋体の開口周縁近傍の網目に吊り
ロープを挿通し、端部を連結して無端状となし該無端状
ロープを網目の所定箇所で引き出して形成した複数の吊
りループと、吊りループ近傍に配設し口絞りロープと、
袋体の底部に結合した反転ロープと袋体に収納した石、
コンクリートブロック等の充填材と、からなる海藻養殖
場造成用袋体。 2. 吊りロープが線径5mm〜45mmの合成繊維で
ある、1項に記載された海藻養殖場造成用袋体。 3. 吊りロープを外袋の網目より引き出して吊りルー
プをほぼ均一の間隔で所定数配設した、1項または2項
に記載された海藻養殖場造成用袋体。 4. 反転ロープを袋体の底部の網目を挿通して袋体に
直接結合した、1項ないし3項のいずれか1項に記載さ
れた海藻養殖場造成用袋体。 5. 反転ロープを袋体の底部の網目を挿通して袋体底
部に設けた力綱に結合した、1項ないし3項のいずれか
1項に記載された海藻養殖場造成用袋体。 6. 網糸径1mm〜10mmの合成繊維糸で編成した
網地を用い一重または二重以上で形成した伸度15%〜
80%の袋体と、該袋体の開口周縁近傍の網目に挿通し
て配設した口絞りロープと、袋体の開口部から側面の網
目を挿通して底部のほぼ中央部を通って反対側の開口部
に達する補強ロープと補強ロープの両端に配設した吊り
ループと、袋体の底部に結合した反転ロープと、袋体に
収納した石、コンクリートブロック等の充填材とからな
る海藻養殖場造成用袋体。 7. 補強ロープがロープ径6mm〜50mmのロープ
である、6項に記載された海藻養殖場造成用袋体。 8. 反転ロープを袋体の底部において補強ロープに結
合した、6項または7項に記載された海藻養殖場造成用
袋体。 9. 網地がラッセル編、無結節編、または蛙股編で編
成した網地である、1項ないし8項のいずれか1項に記
載された海藻養殖場造成用袋体。 10. 網地の網目が10mm〜100mmである、1
項ないし9項のいずれか1項に記載された海藻養殖場造
成用袋体。 11. 口絞りロープが線径3mm〜12mmの合成繊
維である、1項ないし10項のいずれか1項に記載され
た海藻養殖場造成用袋体。 12. 網地で形成された袋体が、長さ1m〜3mで巾
1〜4mである2枚の網地の1辺とこの辺を挟む2辺を
封止した袋である、1項ないし11項のいずれか1項に
記載された海藻養殖場造成用袋体。 13. 網地で形成された袋体が、高さ1m〜4mで開
口部径が1〜5mの円錐形である、1項ないし11項の
いずれか1項に記載された海藻養殖場造成用袋体。 14. 網地で形成された袋体が、高さ1m〜3mで底
径1〜3mの有底筒状である、1項ないし11項のいず
れか1項に記載された海藻養殖場造成用袋体。 15. 充填を収納した袋体の重量が500Kg〜15
000Kgである、1項ないし14項のいずれか1項に
記載された海藻養殖場造成用袋体。 16. 収納した充填材の量が袋体を吊り上げたとき袋
体の上方に高さの25%〜80%の錐体状の空所が存在
する量である、1項ないし15項のいずれか1項に記載
された海藻養殖場造成用袋体。 17. 1項ないし16項のいずれか1項に記載された
海藻養殖場造成用袋体に充填材を収納して袋体の吊りル
ープにクレーンのフックに掛けて仮に吊り上げ充填材を
安定した後、袋体の開口部が巾着状になる状態で停止し
口絞りロープを巾着部に巻き締めて開口部を縛り、海藻
を養殖する海底に沈めて海藻養殖場を造成する方法。 18. 1項ないし16項のいずれか1項に記載された
海藻養殖場造成用袋体に充填材を収納して袋体の吊りル
ープと補強ロープの吊りループにクレーンのフックに掛
けて仮に吊り上げ充填材を安定した後、袋体の開口部が
巾着状になる状態で停止し口絞りロープを巾着部に巻き
締めて開口部を縛り、海藻を養殖する海底に沈めて海藻
養殖場を造成する方法。 19. 使用している間に時間の経過とともに袋体や充
填材等が汚れて海藻の附着と生成が悪化した時、袋体の
底部の補強ロープまたは袋体に結合した反転ロープをク
レーン等で吊り上げて海底に沈めた袋体を反転させ、汚
れていない面を上面としてこの面で海藻の附着と生成を
行う、17項または18項に記載された海藻養殖場を造
成する方法。」に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】まず本発明の実施の形態の大要を
図面により簡単に説明し、次いで具体的且つ詳細に説明
する。本発明で使用する袋体の1例を図1に示す。図1
の袋体1は口絞りロープ4と吊りロープ3と網地で構成
され、底部は中心にまとめられ倒立円錐形状の袋となっ
ている。袋体の底部中央には一端に反転ループ2を設け
た反転ロープ9が網に直接連結して取り付けられてい
る。袋体を海底に設置したとき袋体の上部に反転ループ
があると反転作業に都合がよいので袋体上部に反転ルー
プを仮止めしてもよい。袋体1はこの他図2に示される
積層または折り重ねた網地の三辺を封止した袋体も用い
られる。図2の例は袋体の底部が図1のように中央部に
まとめられていないので袋体の底部に力網7を網目に通
して配置し、この力網に反転ロープ9を連結した。図3
には他の例が示されており、袋体は円筒形で、底部には
網目を通して力網7が配設され、これに反転ロープ9が
連結している。吊りロープ3と口絞りロープ4はいずれ
も開口部近傍に配置されている。
【0006】図4は他の例であって、積層または折り重
ねた網地の三辺を封止した袋体の側面の網目を通し、開
口部から底のほぼ中央部を通って反対側の開口部に達す
る補強ロープを複数本配置し補強ロープの端部に吊りル
ープ8が形成されている。袋体の底部の補強ロープには
反転ロープ9が連結している。この例では口絞りロープ
4は配置されているが吊りロープは不要である。図5は
図1〜図3の袋体に充填物を充填しほぼ均等の間隔で網
目から吊りロープを引き出して吊りループ8を形成し、
この吊りループを吊りリングにひばり結し、吊りリング
をクレーンのフックに掛けて仮吊り上げたところを示
す。この状態で口絞りロープで袋体の絞られた開口部近
傍をしばって封止する。なお余った口絞りロープは吊り
ループに捲き付けて該ループをまとめておくことが好ま
しい。図4の袋体の場合は吊りロープによる吊りループ
ではなく、補強ロープの端部に設けた吊りループを用い
るがその他は同じにして袋体は充填され開口は封止され
る。
【0007】図6は充填物を充填した袋体を海底に設置
した状態が示されている。柔らかな網袋の中に充填材を
緩く詰めた構造であるため可撓性に富み、海底の起伏に
密着して安定した状態で敷設される。このため網袋の中
の充填材が自重で広がろうとする力によって、網目が開
いた状態となって、網糸に阻害されることなく充填材の
基質面が確保される。本発明の袋体は、網地の伸度が1
5%〜80%であるので、袋体接地面の凹凸状態が悪く
ても、袋の網糸の伸びによって凹凸に適応し接地面に馴
染み安定する。また馴染み安定した状態で且つ重量も大
きく、水流が網目や充填物の間を通り抜けるので大きい
水圧がかからず、激しい水流の場所でも袋体が流される
ことはない。袋体は網地により編成されたもので、編成
した網地は形状維持性が織物のように大きくないので、
形状適応性に富んでおり、充填材を収納して設置場所に
配設したとき、設置場所に適応して馴染み、安定した状
態で設置される。また伸度が15%〜80%であると、
袋体接地面の凹凸状態の地形に応じて最適な状態に変形
して配設することができる。伸度が15%未満では変形
が小さく袋の形状適応性が悪くなり、80%を越えては
変形が大きすぎ水流の影響により形状保持性が悪くな
る。
【0008】袋体は、ラッセル編成した網で形成するこ
とが好ましいが、蛙又網、無結節網で編成してもよい。
袋体の材質は、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の合成繊維糸が好ましい。網地を
構成する網糸は、袋体の大きさ、つまり充填容積と重量
により定められるが、網糸径1mm〜10mmのナイロ
ンやポリエステルの撚糸が好適に使用され、吊りロープ
の太さは、5mm〜45mmが用いられる。
【0009】本発明の実施形態の1つは袋体の開口部付
近の網目に吊りロープを挿通し、このロープの端部を連
結して無端状にし、ほぼ均一の間隔で所定数網目からロ
ープを引き出して吊りロープのループを形成し、このル
ープに吊りリングをひばり結びにて連結して吊り上げ
る。ほぼ均一の間隔で所定数網目からロープを引き出し
て吊ると、袋体の荷重が開口部付近の網目に均等に掛か
り、網目に偏って荷重が掛からないので好ましい。本発
明の他の実施形態は吊りロープを使用せず袋体の側面の
網目を通して底中央部を通り反対側の側面に達する補強
ロープを使用することであり、補強ロープの端部には吊
りループが形成されている。この実施態様においては補
強ロープはロープ径6mm〜50mmであって吊りルー
プは対称の位置に配置するのが好ましい。吊りループを
形成しないで、袋体の網目に直接重機のフックを掛けて
もよいが、フックの掛かる網目は限られるので、重量で
切断されないようにするには、より強度のある太い網糸
が要求される。したがって、いずれの形態でも吊りルー
プを形成することが好ましい。
【0010】吊りロープは袋体の開口部の開口端の網
目、またはこれより下方の網目に挿通して吊りループを
形成するが、開口端の網目から2目または3目下方の網
目に挿通すると、挿入されたロープに網目の一部に大き
な荷重が掛かったときに、または網目が何等かのことで
切断されたとしても次の目により支えられるので好まし
い。即ち、最上部の1目に挿通するとこの網目が切断さ
れたとき、次にループを受ける網目がなく、開口部付近
の網目が全て順次切断される危険がある。本発明の海藻
養殖場造成用袋体は網目を通して設ける吊りロープを使
用せず、網目を挿通して開口部から底部を通って反対側
の開口部に達する両端に吊りループを形成した補強ロー
プを複数本配設した袋体も含む。この袋体は補強ロープ
の吊りループにフックを掛けることにより荷重が補強ロ
ープにかかるので重量の大きい場合袋体の破損を防ぐこ
とができる利点がある。そして反転ロープを袋体底部の
補強ロープに結合できるので大きな力を加えて反転する
ことができる。勿論反転ロープは袋体の底部の網糸に直
接結合してもよいか、反転には大きな力がかかるので反
転ロープを用いることが好ましい。
【0011】本発明の袋体は海藻の養殖場に設置し、養
殖を行って着生面が汚れたときは、反転ロープを引くこ
とにより袋体を反転させ底面を上面とすることにより新
しい着生面を形成することができる。この優れた作用に
より非常に簡単かつ正確に新しい着生面を形成し海藻の
養殖を行うことができる。充填材を収納した袋体の大き
さは、500Kg未満になると施工時に小さいため所定
の高さ、巾に積層するのに手数がかかり、また袋体の重
量が小さいので海流や波浪の激しい場所での使用におい
て流され易い。15,000Kgを越えると設置場所へ
の移動や反転が難しくなる。
【0012】次に袋体を形成する方法について説明す
る。袋に収納する充填材の量を計量するとともに充填時
に袋を支持する計量升を用意する。計量升の枠は周壁が
あればよく、底部は必ずしも必要ではない。形状は円筒
状、角筒状または円錐状でもよい。計量升に網地の袋体
を計量升内側に沿うように入れ袋体の開口部を拡げ、開
口部より充填材を充填する。袋体へ充填物の充填量は、
袋体を満たす量を入れてはならず、袋体を吊り上げたと
きに袋体の上部に空間ができる量でなければならない。
吊りロープは袋体の開口部近傍の網目に挿通し、ロープ
の端部を結合して無端状とする。袋体の上部網目より等
間でロープを所定数網目より引き出して吊りロープのル
ープを形成する。次に重機のフック等の吊り上げ具を吊
りロープのループに連結して袋体が馴染む程度に吊り上
げる。この段階では袋体は計量升から離れてはならな
い。充填土砂の形状が安定した状態になれば下ろす。吊
りロープの所定数網目より引き出した吊りループを吊り
リングにひばり結び等にて結縛する。次に吊りリングに
重機の吊りフック等を掛けて、袋体が計量升から空中に
離れない程度に仮吊り上げし、袋体の開口部が巾着状態
になる状態で停止し、口絞りロープを袋体の巾着部の吊
りロープ付近に巻き締めて開口部を縛る。仮吊り上げは
袋体の開口部をとじ、口絞りロープで袋体の開口部の閉
鎖を容易とするために行うのである。口絞りロープは開
口部の閉鎖作業の容易さから、吊りロープを挿通した網
目より下方の網目に挿通することが好ましいが、吊りロ
ープと同じ網目に挿通してもよい。口絞りロープは袋体
の網目に挿通して置くことが袋体の開口部の閉鎖作業
と、閉鎖の確実性から好ましいが、網目に挿通せずに袋
体とは連結しないロープでもよく、独立したロープで吊
りロープを挿通した網目より下方部を縛ってもよい。残
った口絞りロープは袋体開口部から出た吊りループに巻
き締めて縛り結縛すると、吊りループがバラバラになら
ず作業性が良好となる。このように形成された袋体は吊
り上げたときに側面からみると錐体状となるが、土砂を
充填した袋体が吊り上げられたとき、側面からみて形成
された袋体の上方に高さの25〜80%の錐体状の空所
が存在していることが必要である。25%未満の時は袋
体が張りつめたようになり変形し難くなり形状適応性が
小さくなるので、接地面の凹凸及び岩石等不安定な地形
に馴染みにくく、また安定性がよくない。80%を越え
ると配設された袋体の直径が拡がり過ぎ、網地がだぶつ
き、弛む。網地のだぶつき、弛みによって抵抗が増加
し、水流により流される恐れがある。この上方の空間
は、海底の凹凸状態の地形に応じて袋体が最適に変形し
馴染み安定をする作用のために必要である。
【0013】吊りロープはポリエステル、ポリアミト、
ポリエチレン、ポリプロピレン等で形成されたロープで
あり、荷重によって異なるがロープの太さは5mm〜4
5mmが、袋体の挿通される網目の網糸数量の合計太さ
とバランスがとれるので好ましい。口絞りロープはポリ
エステル、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン
等で形成されたロープで太さは3mm〜12mmが好ま
しい。補強ロープと反転ロープはポリエステル、ナイロ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレン等で形成されたロー
プで太さは補強ロープは6mm〜50mm、反転ロープ
は6mm〜60mmが好ましい。
【0014】次に本発明の作用を説明する。海底が砂地
で潮流が発生する海域では、コンクリートブロックのよ
うな構造物は潮流の影響を受けて洗掘といった問題が発
生する。本発明の袋体はこれ自体がフィルター層とな
り、海底底質の吸出しを防ぐため潮流による洗掘の影響
を受けにくい構造となっている。このため本来海藻類が
繁茂できない砂地海底に藻場を造成することが容易にな
る。本発明の袋体は海底に自重によって固定される。設
置場所が海岸近くの砕波域のような条件が厳しい場合は
あらかじめ、波浪による外力を考慮し、袋体自体のサイ
ズを大きくするなど自重を増して波による滑動を防ぐこ
とが有効である。また、先にも述べた通り形状がまんじ
ゅう型のため流水抵抗も小さく外力の影響を受けにくく
なっている。本発明の袋体が設置された海域の付近に海
藻類が繁茂していて、その胞子等が浮游している場合は
袋体をそのまま放置しても充填材に胞子が着生するのが
一般的であるが、付近に全く海藻類がない場合、本発明
の袋体は外側を網で覆っているため、この編地に胞子の
着いた種糸を容易に取り付けることができるので、藻場
造成をより一層確実なものにする効果がある。
【0015】一般に有用海藻類は着生基質面が露出して
いると優位的に着生するが、2年程度経過するとサンゴ
藻等の有用でない海藻が勢力を伸ばし、有用海藻は激減
してゆく。このため磯掃除と称してチェーンを海底で引
きずったり、噴流ポンプで剥ぎ取ったりしているが効率
が悪く、大きな経費と時間を費やしている。本発明の袋
体はその底部に反転ロープ9が取り付けてあるので、こ
のロープを吊り上げることによって反転して汚染のない
基質面を露出することにより効率のよい磯掃除の効果を
もたらすことができる。この反転を繰り返すことより長
期間海藻を養殖することができる。また、比較的静穏域
に設置された袋体はそれ程大きくないので、定置網漁業
の網起し船でも上述の作業が可能となり、クレーン船等
大型重機使用に比して経済的効果が大きい。袋体の形状
は錐形でも筒状でもよいが、2枚の網地を重ね3辺を封
した袋でもよい。この場合は長さ1〜3mで巾1〜4m
が好ましい。錐体形の場合は高さ1m〜4m、開口径1
〜5mが好ましく筒状の場合は高さ1〜3m底径1〜3
mが好ましい。次に本発明の海藻養殖用袋体とこれを用
いた海藻養殖場の形成方法について実施例を示して説明
する。
【0016】
【実施例】実施例1 図1に示した袋体を使用した。該袋体はナイロン繊維の
繊度が1260デニールを60本合糸した網糸によるラ
ッセル編みで網目75mmに編成し、菱目にて7.8m
×4.7mに裁断し、3.9m×4.7mになるように
2つ折りにし、2つ折り部に対向する辺を開口部として
残して残りの2辺を縫合し、折り部の底辺を巾着になる
ように束ね結縛し袋体とする。すなわち袋体は側面から
みると逆三角形になる。袋体の開口部周縁より3目下の
網目に周縁に対し平行にポリプロピレン製で太さ30m
mの吊りロープ3を挿通し、両端を連結して無端とす
る。吊りロープ3より3目下部の網目に太さ6mmの口
絞りロープ4を吊りロープ3に平行に網目を挿通して配
設しその両端を連結して無端とし袋体を形成した。また
逆三角形の底部の頂点部に反転ロープ4を配設した。計
量升に袋体を計量升内側側壁に沿うように入れ、袋体の
開口部を拡げる。そして袋体の中に割栗石を充填し海藻
養殖場造成用袋体とした。図5のように吊りロープ3を
袋体の網目より均等に6箇所を引き出し吊りループ8を
形成した。その6箇所の吊りループ8に吊り上げ重機の
フックに掛けて袋体が馴染み程度に引上げ、充填材が安
定した状態になれば下ろす。吊りループ8を吊りリング
にひばり結びにて結縛し、吊りリングにフックを掛けて
仮吊り上げし、袋体の開口部が巾着状態になったところ
で停止し、口絞りロープを袋体の巾着部付近に巻き付け
て開口部を縛り、残った口絞りロープを袋体の開口部か
ら出た吊りループ8に巻き付け縛り、吊りループ8がバ
ラバラにならないように結縛し、海藻養殖場造成用袋体
とする。充填材は、5立方米、約8,000Kgを充填
した。海底面が大きい凹凸形状に配設したがその面に馴
染み積層しても安定していた。袋体は、海底面形状が如
何なるものであってもその形状に馴染み、収まり、大き
な波や強い潮流においても安定して収まっていることを
確認した。袋体の海底への配置より2年経過した後、海
藻の繁殖、生育が悪化したので反転ロープ9を引き吊り
上げて、堆積物等の汚れや珊瑚藻等の不要海藻のない袋
体の底面を上面としたところ、海藻の繁殖、生育が良好
となった。この反転を繰り返すことにより汚れのない面
で養殖を行うことができた。
【0017】実施例2 図4に示した袋体を使用した。該袋体はナイロン繊維の
繊度が1260デニールを8本合糸した網糸によるラッ
セル編みで網目25mmに編成し、菱目にて4m×3m
に裁断し、2枚重ねたものを2m×3mになるように2
つ折りにし、2つ折り部に対向する辺を開口部として残
して残りの2辺を縫合し袋体とする。袋体の開口部周縁
より3目下の網目に太さ6mmの口絞りロープ2を開口
部周縁対し平行に網目を挿通して配設しその両端を連結
して無端とし袋体を形成した。1本目の補強ロープ5を
袋体の開口部から開口部より直角方向の側部の網目に挿
通し、袋体の底部を捲回して反対側開口部に到達させ、
また2本目の補強ロープ5を開口部中央より袋体中央部
の網目に挿通し、袋体の底部中央を迂回して反対側開口
部に到達させて配設し、それぞれの補強ロープの端部に
吊りループ8を形成した。また補強ロープ5の底部交差
部に反転ロープ4を配設した。計量升に袋体を計量升内
側壁面に沿うように入れ、袋体の開口部を拡げる。そし
て袋体の中に割栗石を充填し海藻養殖場造成用袋体とし
た。補強ロープ5の4箇所のループ8に吊り上げ重機の
フックを掛けて袋体が馴染み程度に引上げ、充填材が安
定した状態になれば下ろす。吊りループ8を吊りリング
にひばり結びにて結縛する。吊りリングにフックを掛け
て仮吊り上げし、袋体の開口部が巾着状態になったとこ
ろで停止し、口絞りロープを袋体の巾着部付近に巻き付
けて開口部を縛り、残った口絞りロープ2を袋体の開口
部から出た補強ロープの吊りループ下部近傍に巻き付け
縛り、吊りループ8がバラバラにならないように結縛
し、海藻養殖場造成用袋体とする。充填材は、1立方
米、約2,000Kgを充填した。海底面が大きい凹凸
形状に配設したがその面に馴染み積層しても安定してい
た。袋体は、海底面形状が如何なるものであってもその
形状に馴染み、収まり、大きな波や強い潮流においても
安定して収まっていることを確認した。袋体の海底への
配置より2年経過した後、海藻の繁殖、生育が悪化した
ので反転ロープ9を引き吊り上げて、堆積物等の汚れや
珊瑚藻等の不要海藻のない袋体の底面を上面としたとこ
ろ、海藻の繁殖、生育が良好となった。この反転を繰り
返すことにより汚れのない面で養殖を行うことができ
た。
【0018】
【発明の効果】本発明の袋体は網袋に充填材を詰めた構
造であるから、本来であれば潮流によって流されてしま
う大きさの石材等を利用でき、そのフィルター効果によ
って洗掘を防ぐため、砂地海底にも藻場を経済的かつ容
易に形成することができる。従来の藻場造成の方法とは
異なり汚染により海藻の着生が劣化したとき反転して新
しい面を使用し着生を改善することができ、反転を繰り
返すことにより長期間養殖ができさらに、設置後、場所
を移動したりすることもできる。また、藻場以外に、網
袋に詰めた石材の間隙は魚、ウニ、あわび等の魚礁の役
目を果たす効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる袋体1例の説明図である。
【図2】本発明で用いる他の袋体の説明図である。
【図3】本発明で用いる他の袋体の説明図である。
【図4】本発明で用いる他の袋体の説明図である。
【図5】袋体を吊り上げた状態を示す説明図である。
【図6】海底に設置した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ラッセル編の網地の袋体。 2 反転ループ 3 1の網目を挿通する吊りロープ。 4 1の袋体の開口部を閉じる口絞りロープ。 5 補強ロープ。 7 力網。 8 吊りルーフ。 9 反転ロープ。
フロントページの続き (71)出願人 000113193 ベニートヤマ株式会社 大阪府大阪市中央区安土町1丁目7番20号 (71)出願人 000005854 丸紅株式会社 大阪府大阪市中央区本町2丁目5番7号 (72)発明者 福田 昌玄 大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目1番3 号 伊藤忠商事株式会社内 (72)発明者 田邑 資夫 大阪府大阪市中央区南船場1丁目13番20号 キョーワ株式会社内 (72)発明者 篠村 幸▲ヒロ▼ 北海道函館市追分町6番1号 キョーワ北 海道株式会社内 (72)発明者 春日 信人 熊本県荒尾市増永1850番地 第一製網株式 会社内 (72)発明者 荒尾 秀樹 大阪府大阪市中央区安土町1丁目7番20号 ベニートヤマ株式会社内 (72)発明者 今西 國▲ヒロ▼ 大阪府大阪市中央区本町二丁目5番7号 丸紅株式会社内 Fターム(参考) 2B003 AA01 BB05 BB08 CC04 DD01 DD03 DD06 EE04 2B026 AA02 AB05 AD02 JA06

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網糸径1mm〜10mmの合成繊維糸で
    編成した網地を用い一重または二重以上で形成した伸度
    15%〜80%の袋体と、該袋体の開口周縁近傍の網目
    に吊りロープを挿通し、端部を連結して無端状となし該
    無端状ロープを網目の所定箇所で引き出して形成した複
    数の吊りループと、吊りループ近傍に配設し口絞りロー
    プと、袋体の底部に結合した反転ロープと袋体に収納し
    た石、コンクリートブロック等の充填材と、からなる海
    藻養殖場造成用袋体。
  2. 【請求項2】 吊りロープが線径5mm〜45mmの合
    成繊維である、請求項1に記載された海藻養殖場造成用
    袋体。
  3. 【請求項3】 吊りロープを外袋の網目より引き出して
    吊りループをほぼ均一の間隔で所定数配設した、請求項
    1または2に記載された海藻養殖場造成用袋体。
  4. 【請求項4】 反転ロープを袋体の底部の網目を挿通し
    て袋体に直接結合した、請求項1ないし3のいずれか1
    項に記載された海藻養殖場造成用袋体。
  5. 【請求項5】 反転ロープを袋体の底部の網目を挿通し
    て袋体底部に設けた力綱に結合した、請求項1ないし3
    のいずれか1項に記載された海藻養殖場造成用袋体。
  6. 【請求項6】 網糸径1mm〜10mmの合成繊維糸で
    編成した網地を用い一重または二重以上で形成した伸度
    15%〜80%の袋体と、該袋体の開口周縁近傍の網目
    に挿通して配設した口絞りロープと、袋体の開口部から
    側面の網目を挿通して底部のほぼ中央部を通って反対側
    の開口部に達する補強ロープと補強ロープの両端に配設
    した吊りループと、袋体の底部に結合した反転ロープ
    と、袋体に収納した石、コンクリートブロック等の充填
    材とからなる海藻養殖場造成用袋体。
  7. 【請求項7】 補強ロープがロープ径6mm〜50mm
    のロープである、請求項6に記載された海藻養殖場造成
    用袋体。
  8. 【請求項8】 反転ロープを袋体の底部において補強ロ
    ープに結合した、請求項6または7に記載された海藻養
    殖場造成用袋体。
  9. 【請求項9】 網地がラッセル編、無結節編、または蛙
    股編で編成した網地である、請求項1ないし8のいずれ
    か1項に記載された海藻養殖場造成用袋体。
  10. 【請求項10】 網地の網目が10mm〜100mmで
    ある、請求項1ないし9のいずれか1項に記載された海
    藻養殖場造成用袋体。
  11. 【請求項11】 口絞りロープが線径3mm〜12mm
    の合成繊維である、請求項1ないし10のいずれか1項
    に記載された海藻養殖場造成用袋体。
  12. 【請求項12】 網地で形成された袋体が、長さ1m〜
    3mで巾1〜4mである2枚の網地の1辺とこの辺を挟
    む2辺を封止した袋である、請求項1ないし11のいず
    れか1項に記載された海藻養殖場造成用袋体。
  13. 【請求項13】 網地で形成された袋体が、高さ1m〜
    4mで開口部径が1〜5mの円錐形である、請求項1な
    いし11のいずれか1項に記載された海藻養殖場造成用
    袋体。
  14. 【請求項14】 網地で形成された袋体が、高さ1m〜
    3mで底径1〜3mの有底筒状である、請求項1ないし
    11のいずれか1項に記載された海藻養殖場造成用袋
    体。
  15. 【請求項15】 充填を収納した袋体の重量が500K
    g〜15000Kgである、請求項1ないし14のいず
    れか1項に記載された海藻養殖場造成用袋体。
  16. 【請求項16】 収納した充填材の量が袋体を吊り上げ
    たとき袋体の上方に高さの25%〜80%の錐体状の空
    所が存在する量である、請求項1ないし15のいずれか
    1項に記載された海藻養殖場造成用袋体。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし16のいずれか1項に
    記載された海藻養殖場造成用袋体に充填材を収納して袋
    体の吊りループにクレーンのフックに掛けて仮に吊り上
    げ充填材を安定した後、袋体の開口部が巾着状になる状
    態で停止し口絞りロープを巾着部に巻き締めて開口部を
    縛り、海藻を養殖する海底に沈めて海藻養殖場を造成す
    る方法。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし16のいずれか1項に
    記載された海藻養殖場造成用袋体に充填材を収納して袋
    体の吊りループと補強ロープの吊りループにクレーンの
    フックに掛けて仮に吊り上げ充填材を安定した後、袋体
    の開口部が巾着状になる状態で停止し口絞りロープを巾
    着部に巻き締めて開口部を縛り、海藻を養殖する海底に
    沈めて海藻養殖場を造成する方法。
  19. 【請求項19】 使用している間に時間の経過とともに
    袋体や充填材等が汚れて海藻の附着と生成が悪化した
    時、袋体の底部の補強ロープまたは袋体に結合した反転
    ロープをクレーン等で吊り上げて海底に沈めた袋体を反
    転させ、汚れていない面を上面としてこの面で海藻の附
    着と生成を行う、請求項17または18に記載された海
    藻養殖場を造成する方法。
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