JP4320472B2 - チャック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、把持部の開閉作用下にワークを把持することが可能なチャック装置に関し、一層詳細には、前記把持部の開閉量を検出可能な検出部を有するチャック装置に関する。
従来から、例えば、工作機械の軸部等の先端に取り付けられ、一組の把持部の開閉動作を圧力流体や電気信号の供給作用下に行うことにより、種々の部品等のワークを把持するチャック装置が知られている。
このようなチャック装置では、一般的に、把持するワークの大きさに応じて把持部の開閉量を制御して該ワークの把持を行っている。そのため、この把持部の開閉量を検出可能な検出部を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この検出部は、一組の把持部が変位自在に設けられたガイドレールの上面に設けられ、該ガイドレールに沿って配置された複数のコイルからなる。また、ガイドレールを挟んだ反対側の上面にも同様に別のコイルが複数設けられている。そして、ガイドレールを挟んで対向配置された2つのコイルの間を把持部が変位することにより、出力される誘導出力信号に基づいて前記把持部の開閉量を検出している。
特開平11−114869号公報
ところで、特許文献1に係る従来技術においては、把持部の変位方向に沿って配置された複数のコイルから検出部を構成しているため、チャック装置における部品点数及び製造コストの増大を招くと共に、前記コイルを複数配置することにより装置の大型化を招くという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、検出部を設けることによる大型化を抑制しつつ、簡素な構成で把持部の開閉量を高精度に検出することが可能なチャック装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ボディと、
前記ボディの内部に配設される駆動源と、
前記駆動源により開閉動作するレバー部材と、
前記レバー部材が係合して該レバー部材の開閉動作によって開閉される一組のフィンガと、からなり、
前記フィンガは爪部と本体部とからなり、前記本体部の内部にボビンを収容するボビン孔を有し、
前記ボビンは大径部と小径部とを備えるとともに、前記小径部にコイルが巻回され、
前記駆動源の作用下に前記レバー部材が開閉動作することにより前記フィンガを構成する前記本体部が前記コイルの外周部位を変位して生ずるインピーダンスの変化により前記フィンガの変位量を検出することを特徴とする。
本発明によれば、軸線方向に沿って延在するボビンと、該ボビンに対して巻回されたコイルとを有し、前記ボビンを前記フィンガの内部に配設している。そして、一組のフィンガが互いに離間した開状態から動作させて閉状態とすることにより、前記フィンガの変位によって前記ボビンに巻回されたコイルのインピーダンス変化が生じ、このインピーダンス変化に基づいてフィンガの開閉量を連続的に検出することができる。
従って、ボビンとコイルと簡素な検出部構成とし、且つ、ボビンをフィンガの内部に設けることによりチャック装置の大型化を抑制することができると共に、前記ボビンとコイルによってフィンガの開閉量を直接的に検出することができるため、その検出誤差を抑制して高精度に検出を行うことができる。
また、コイルを、一組のフィンガが互いに離間した開状態において、前記フィンガの間に配設されて外部に露呈させることにより、前記フィンガがワークを把持するため互いに接近するように閉動作する際、前記コイルが徐々に前記フィンガの本体部の内部に収容され、それに伴って生じる前記コイルのインピーダンス変化からフィンガの開閉量を検出することが可能となる。
さらに、コイルを一組設け、一組のフィンガが互いに離間した開状態において、前記フィンガの内部にそれぞれ収容させることにより、前記フィンガがワークを把持するため互いに接近するように閉動作する際、前記コイルが徐々に外部へと露呈され、それに伴って生じる前記コイルのインピーダンス変化からフィンガの開閉量を検出することが可能となる。
またさらに、コイルを一組設け、一組のフィンガが互いに離間した開状態において、一方のコイルを前記フィンガの内部に収容させると共に、他方のコイルを前記フィンガの外部に露呈させることにより、前記フィンガがワークを把持するため互いに接近するように閉動作する際、一方のコイルが徐々に外部へと露呈し、他方のコイルが徐々に前記フィンガの内部に収容される。そのため、一組のコイルに生じるインピーダンス変化が互いに逆の特性となり、その偏差を大きく得ることができるため、前記把持部の開閉量をより一層高精度に検出することが可能となる。
さらにまた、ボビンに、軸線方向に沿って延在し前記コイルの挿通される溝部と、
前記溝部の端部に設けられ、該ボビンに巻回される前記コイルの位置を規制する孔部と、
を備えることにより、前記溝部を介して前記ボビンに巻回されるコイルの一端部を好適に前記ボビンの端部へと導くことができると共に、前記孔部に挿通させることによって巻き始め位置が好適に規制されるため、前記コイルの一端部及び他端部を前記ボビンにおける一方の端部側へと集約して前記ボビンに保持させることができる。その結果、コイルが接続される回路基板等を集約することができ、検出部を含むチャック装置の小型化を促進することが可能となる。
また、ボディに、圧力流体の供給作用下に軸線方向に沿って変位するピストンを設け、前記ピストンの変位に伴ってフィンガを開閉動作させるようにするとよい。すなわち、圧力流体によって駆動するチャック装置において、ピストンの変位量を検出して把持部の開閉量を算出する場合と比較して、前記把持部の開閉量を検出部によって直接的に検出しているため、より高精度な検出を行うことが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、フィンガの開閉量を検出するために、軸線方向に沿って延在するボビンと、該ボビンに対して巻回されたコイルとを備え、前記ボビンを前記フィンガの本体部の内部に配設することにより、簡素な構成とし、且つ、チャック装置の大型化を抑制することができると共に、前記ボビンとコイルによってフィンガの開閉量を直接的に検出することができるため、その検出誤差を抑制して高精度に検出を行うことができる。
本発明に係るチャック装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の第1の実施の形態に係るチャック装置を示す。
このチャック装置10は、図1〜図3に示されるように、筒状に形成されたチャックボディ12と、前記チャックボディ12の内部に変位自在に設けられるピストン14と、前記ピストン14のロッド部16に係合されたレバー18を介して開閉動作する一組の第1及び第2フィンガ20a、20bを有する把持部22と、前記チャックボディ12の端部に設けられ、前記把持部22の開閉量を検出する検出機構(検出部)24とを含む。
チャックボディ12は、断面略矩形状に形成され、その内部には軸線方向に沿って貫通した貫通孔26が形成されると共に、その側面には、前記貫通孔26の内部に圧力流体を供給する第1及び第2ポート28a、28bが開口している。
この貫通孔26には、開口した一端部側にキャップ30が嵌合され、該キャップ30によって前記貫通孔26が閉塞される。また、キャップ30の外周面には、環状のシール部材32が装着され、前記貫通孔26の内周面に当接することにより該貫通孔26内の気密が保持されると共に、該貫通孔26の内周面に装着された係止リング34によって前記キャップ30が前記貫通孔26に対して保持される。
第1及び第2ポート28a、28bは、チャックボディ12の軸線方向(矢印X1、X2方向)に所定間隔離間して設けられ、前記第1ポート28aがピストン14の一端面側(矢印X1方向)に連通し、前記第2ポート28bが前記ピストン14の他端面とキャップ30との間に連通している。なお、第1及び第2ポート28a、28bは、図示しない圧力流体供給源に接続されている。
また、チャックボディ12の他端部には、プレート状のベース体36が連結され、前記ベース体36には、把持部22を構成する一組の第1及び第2フィンガ20a、20bが変位自在に案内されるレール溝38が形成される。このレール溝38は、ベース体36においてチャックボディ12とは反対側の側面に一直線状に形成され、且つ、前記チャックボディ12の軸線と略直交する長手方向に沿って延在している。そして、ベース体36の両端部には、一組のエンドブロック40a、40bがボルト42によって固定されている。
さらに、ベース体36の上部には、該ベース体36及び把持部22の一部を覆うようにカバー44が装着される。このカバー44は、例えば、ベース体36を覆うように折曲されたプレート材から形成され、前記カバー44の端部が前記ベース体36に対してボルト46(図3参照)で固定される。このカバー44は、把持部22の第1及び第2フィンガ20a、20bが挿通されるフィンガ孔48を有し、前記フィンガ孔48は、前記第1及び第2フィンガ20a、20bの変位範囲に応じた大きさで開口している。そのため、第1及び第2フィンガ20a、20bが開閉動作した場合にカバー44と接触することがない。
ピストン14の一端面には、例えば、ゴム等の弾性材料からなるダンパ50が装着され、前記ピストン14が把持部22側(矢印X1方向)に向かって変位して前記貫通孔26の内壁面に当接する際の衝撃が緩衝される。
一方、ピストン14は、該ピストン14の外周面が貫通孔26の内周面に沿って摺接するように設けられ、前記外周面の環状溝に装着されたピストンパッキン52が前記内周面に当接している。これにより、ピストン14の一端面側及び他端面側における貫通孔26内の気密が好適に保持される。
また、ピストン14の外周面には、ピストンパッキン52に隣接して磁石54が配設され、前記磁石54の磁気を図示しない位置検出センサで検知することにより、前記ピストン14の変位位置が確認される。
ピストン14の一端面側には、半径内方向に縮径して把持部22側(矢印X1方向)に向かって延在したロッド部16を有し、前記ピストン14の他端面は、キャップ30と対向するように配置される。このロッド部16は、貫通孔26に対して縮径したロッド孔56に挿通され、該ロッド孔56の内周面に設けられたロッドパッキン58が外周面に当接している。
このロッド部16には、一組のレバー18がピン60を介して回動自在に係合される。このレバー18は、それぞれ断面略L字状に形成され、その折曲した略中央部が、チャックボディ12に設けられた一組のリンクピン62を介してそれぞれ回動自在に軸支されている。また、レバー18の一端部側には、それぞれ半円状に切り欠かれた切欠部64が形成され、ロッド部16の端部に装着されたピン60にそれぞれ係合されている。一方、レバー18は、リンクピン62に支持された部位から他端部側に向かって徐々に細軸状に形成され、把持部22を構成する第1及び第2フィンガ20a、20bの内部にそれぞれ軸支されている。
すなわち、一組のレバー18は、ロッド部16の軸線方向(矢印X1、X2方向)に沿った変位作用下にリンクピン62を介して他端部側が互いに接近又は離間するように回動変位する。
把持部22は、図2に示されるように、ベース体36のレール溝38に沿って変位自在に設けられる一組の第1及び第2フィンガ20a、20bを有し、前記第1及び第2フィンガ20a、20bは、前記レール溝38にガイドされるブロック状の本体部66と、該本体部66から突出してワークを把持する爪部68とを有する。
この本体部66には、その両側部に軸線方向に沿って溝部70(図3参照)がそれぞれ形成され、該溝部70に複数のボール(図示せず)が一直線状に装着される。そして、ベース体36の両端面に装着されたカバープレート72によって前記ボールが溝部70内に保持されると共に、前記ボールが前記溝部70と対向したレール溝38の内壁面に当接して保持される。これにより、把持部22を構成する第1及び第2フィンガ20a、20bが、レール溝38に沿って変位する際の変位抵抗が軽減され、前記レール溝38に沿って円滑に変位することができる。
また、本体部66の内部には、爪部68に対して略直交方向に延在し、第1及び第2フィンガ20a、20bの変位方向と略平行に貫通した第1ボビン孔74a、74bがそれぞれ形成される。そして、第1及び第2フィンガ20a、20bがレール溝38に装着された状態で、それぞれの第1ボビン孔74a、74bが一直線状となるように配設される(図1参照)。
さらに、エンドブロック40a、40bには、第1ボビン孔74a、74bに臨む位置に第2ボビン孔76a、76bが形成され、前記第2ボビン孔76a、76bにはボビン78の大径部80a、80bが挿入される。そして、第1ボビン孔74a、74bと第2ボビン孔76a、76bとが同軸上に設けられているため、該第2ボビン孔76a、76bによってボビン78の両端部が保持される。
エンドブロック40a、40bには、上方に向かって開口して第2ボビン孔76a、76bと連通したねじ孔82が形成され、前記ねじ孔82には固定ボルト84が螺合される。このねじ孔82は、第2ボビン孔76a、76bと略直交するように貫通しているため、この固定ボルト84を螺回させることにより前記第2ボビン孔76a、76bに対して接近・離間する方向に変位する。
すなわち、固定ボルト84を前記ボビン78側(図1中、矢印X2方向)に向かって変位させることにより、第2ボビン孔76a、76bに挿通されたボビン78の外周面が前記固定ボルト84の端部によって押圧されるため、前記ボビン78が前記第2ボビン孔76a、76bの内部に固定される。
これにより、ボビン78の軸線方向(矢印A1、A2方向)への変位が規制され、把持部22の第1ボビン孔74a、74bに挿通された状態で保持される。換言すれば、エンドブロック40a、40bに設けられた固定ボルト84は、ボビン78の軸線方向への変位を規制するストッパとして機能している。
検出機構24は、図2及び図4に示されるように、把持部22を構成する第1及び第2フィンガ20a、20bの内部に挿通されるボビン78と、前記ボビン78の外周面に巻回されるコイル86と、前記コイル86が接続される基板88(図1参照)とからなる。
ボビン78は、長尺な軸体からなり、第1及び第2フィンガ20a、20bにおける第1及び第2ボビン孔76a、76bに挿通される大径部80a、80bと、その軸線方向に沿った略中央部に設けられ、該大径部80a、80bに対して半径内方向に縮径してコイル86が巻回される小径部90とを有する。すなわち、ボビン78は、その両端部に大径部80a、80bが設けられ、該大径部80a、80bに挟まれるように小径部90が設けられる。この大径部80a、80bの直径は、第1及び第2ボビン孔74a、74b、76a、76bの内周径と略同等に設定され、前記第2ボビン孔76a、76bに挿通されて固定ボルト84で支持されることによって前記ボビン78が支持される。
また、小径部90は、第1フィンガ20aと第2フィンガ20bとが最も離間した開状態(図2参照)において、該第1フィンガ20aと第2フィンガ20bとの間となるように配置され、第1ボビン孔74a、74bに対して外部に露呈している。小径部90の両端部は、把持部22の開状態において、それぞれ第1ボビン孔74a、74bの内部に若干だけかかるように配置されている。すなわち、小径部90に巻回されたコイル86の両端部も同様に第1ボビン孔74a、74bの内部に若干だけ挿入された状態となる。
コイル86は、小径部90に対して螺旋状に巻回され、その外周径は、大径部80a、80bと略同等若しくは若干だけ小さく設定される。
さらに、第2フィンガ20bに挿通される大径部80a、80b及び小径部90には、その外周面に軸線方向に沿ったコイル溝(溝部)92が一直線状に形成され、前記コイル溝92に沿ってコイル86が装着される。また、大径部80a側となる小径部90の端部には、半径方向に貫通したコイル孔(孔部)94(図4参照)が形成され、前記コイル孔94がコイル溝92と接続されている。詳細には、第2フィンガ20b側となる大径部80b及び小径部90のコイル溝92に沿ってコイル86が挿通された後、コイル孔94に挿通されたコイル86が第1フィンガ20aに挿通された大径部80a側から前記第2フィンガ20b側へと戻るように小径部90の外周面に対してコイル86が巻回される。
これにより、コイル溝92は、コイル86の一端部を、その巻き始めとなる大径部80a側まで送り込むために設けられ、前記コイル溝92に挿通されたコイル86の一部は、小径部90に巻回された残余のコイル86によって覆われるため、前記コイル溝92から外部へと脱落することがなく、前記コイル溝92内に保持されると共に、コイル孔94に挿通されることによってコイル86の巻き始め位置が規制される。
基板88には、コイル86の両端部がそれぞれ接続され、前記コイル86によるインピーダンスの変化が出力され、このインピーダンス変化に基づいて把持部22の開閉量を算出する。
本発明の第1の実施の形態に係るチャック装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、図1に示されるように、ピストン14が把持部22側(矢印X1方向)に上昇し、一組の第1及び第2フィンガ20a、20bが開状態であるワークの非把持状態を初期状態とする。
先ず、図示しない圧力流体供給源から第1ポート28aに対して圧力流体を供給することにより、ピストン14が把持部22から離間する方向(矢印X2方向)へと変位し、該ピストン14のロッド部16に係合された一組のレバー18の一端部がそれぞれ下方へと引張される。なお、この場合、第2ポート28bは大気開放状態としておく。これにより、一組のレバー18がそれぞれリンクピン62を支点として他端部が互いに接近する方向へと回動し、前記他端部が係合された一組の第1及び第2フィンガ20a、20bがベース体36のレール溝38に沿って互いに接近する方向(矢印A1方向)へと略水平に変位する。これにより、把持部22を構成する第1及び第2フィンガ20a、20bによってワークが所定の圧力で挟持されて把持される。
この場合、第1及び第2フィンガ20a、20bが互いに接近する方向へと変位することにより、第1ボビン孔74a、74bの内部にコイル86が両端部側からそれぞれ挿通され、前記コイル86の外周側が覆われることとなる。そして、把持部22とコイル86との相対位置の変化に伴って前記コイル86のインピーダンスが変化し、このインピーダンス変化に基づいた前記コイル86の電圧変化を検出することによって基板88において第1及び第2フィンガ20a、20bの変位量が算出される。なお、この場合、第1及び第2フィンガ20a、20bの変位量は、コイル86に対してそれぞれ略同等となる。
一方、フィンガによるワークの把持状態を解除する場合には、図示しない切換弁の切換作用下に第1ポート28aに供給されていた圧力流体を第2ポート28bに対して供給する。この場合、第1ポート28aは大気開放状態としておく。これにより、第2ポート28bから貫通孔26に導入された圧力流体の押圧作用下にピストン14が把持部22側(矢印X1方向)に向かって変位し、それに伴って、ロッド部16に係合された一組のレバー18がそれぞれリンクピン62を支点として他端部が互いに離間する方向へと回動する。そのため、レバー18の係合された一組の第1及び第2フィンガ20a、20bが、ベース体36のレール溝38に沿って互いに離間する方向(矢印A2方向)へと略水平に変位し、ワークを把持した前記第1及び第2フィンガ20a、20bが互いに離間する方向へと変位することにより、前記ワークの把持状態が解除される。
この場合にも、第1及び第2フィンガ20a、20bが互いに離間する方向へと変位することにより、第1ボビン孔74a、74bに収容されたコイル86の一部がそれぞれ外部へと変位し、前記コイル86の外周側が第1及び第2フィンガ20a、20bの外部に徐々に露呈していくこととなる。そして、把持部22とコイル86との相対位置の変化に伴って前記コイル86のインピーダンスが変化し、このインピーダンス変化に基づいた前記コイル86の電圧変化を検出することによって第1及び第2フィンガ20a、20bの変位量が算出される。
以上のように、第1の実施の形態では、把持部22の開閉量を検出可能な検出機構24を、第1及び第2フィンガ20a、20bの内部に挿通されたボビン78と、該ボビン78の中央部に巻回された単一のコイル86とから構成し、前記コイル86をボビン78の小径部90に対して螺旋状に巻回している。そして、第1ボビン孔74aを通じて第1及び第2フィンガ20a、20bをコイル86の外周側に沿って変位させることにより、前記コイル86のインピーダンス変化に基づいて前記第1及び第2フィンガ20a、20bの変位量を連続的に検出することができる。その結果、検出機構24によって把持部22の開閉量を直接的に検出しているため検出誤差の小さな高精度な検出を行うことができ、該把持部22でワークを正確に把持することができると共に、コイル86及びボビン78から検出機構24を簡素な構成とすることができる。
また、検出機構24を構成するコイル86及びボビン78は、それぞれ把持部22の内部に収容可能に構成されているため、前記検出機構24を設けることによるチャック装置10の大型化を抑制することができる。すなわち、チャック装置10を大型化させることなく検出機構24を設けることが可能となる。
さらに、検出機構24は、ワークを把持する把持部22の開閉量を高精度に検出することができるため、前記ワークの大きさに応じて前記把持部22の開閉量を高精度に制御することができる。例えば、把持部22を開閉動作させるピストン14の変位量を検出し、該変位量に基づいて把持部22の開閉量を検出する場合と比較し、前記把持部22の開閉量を直接的に検出しているため、前記開閉量の誤差が小さくより高精度な検出を行うことができる。
さらにまた、コイル86をボビン78のコイル溝92に挿通させ、該コイル86の両端部を集約することが可能であるため、前記両端部が接続される基板88を前記コイル86の片側のみに設ければよく、前記基板88を集約してチャック装置10の小型化を促進させることができる。
次に、第2の実施の形態に係るチャック装置100を図5に示す。なお、以下に示す第2〜第5の実施の形態に係るチャック装置100、120、140、150と、第1の実施の形態に係るチャック装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態に係るチャック装置100では、検出機構102を構成するボビン104の両端部側に一組のコイル106a、106bが配設され、把持部22が開状態となった状態で前記コイル106a、106bがそれぞれ第1ボビン孔74a、74bの内部に収納可能に配設される点で、第1の実施の形態に係るチャック装置10と相違している。
このチャック装置100では、検出機構102を構成するボビン104の略中央に大径部108が形成され、該大径部108を中心とした両端部にコイル106a、106bが巻回される一組の小径部110a、110bが形成される。この小径部110a、110bの長さは、第1ボビン孔74a、74bの長さより若干だけ長く形成され、把持部22を構成する第1及び第2フィンガ20a、20bが互いに離間した開状態において、前記小径部110a、110bの一部が外部に露呈する。すなわち、小径部110a、110bに巻回されるコイル106a、106bの一部が外部に露呈することとなる。
また、第1フィンガ20aに挿通される小径部110aの外周面には、軸線方向に沿って第1コイル溝(溝部)112が形成され、該第1コイル溝112には前記小径部110aに巻回されるコイル106aが挿通される。この第1コイル溝112は、一方の小径部110aから大径部108を介して第2フィンガ20bに挿通される小径部110bの外周面まで延在している。また、第2フィンガ20bに挿通される小径部110bには、コイル106aが挿通される第1コイル溝112に加え、コイル106bが挿通される第2コイル溝(溝部)114が設けられる。そして、第1及び第2コイル溝112、114に挿通されたコイル106a、106bがそれぞれエンドブロック40bを通じて外部に導かれる。
このように、第2の実施の形態では、第1及び第2フィンガ20a、20bに対応するように一組のコイル106a、106bをそれぞれ設け、前記第1及び第2フィンガ20a、20bを変位させることにより、第1ボビン孔74a、74bに収容されたコイル106a、106bのインピーダンス変化に基づいて前記第1及び第2フィンガ20a、20bの変位量を連続的に検出することができる。
次に、第3の実施の形態に係るチャック装置120を図6に示す。
この第3の実施の形態に係るチャック装置120では、第1及び第2フィンガ20a、20bが互いに離間した開状態において、該第1フィンガ20aの第1ボビン孔74aに検出機構122を構成する第1コイル124を配設すると共に、該第1及び第2フィンガ20a、20bの間となるボビン128の略中央部に別の第2コイル126を配設している点で、第1及び第2の実施の形態に係るチャック装置10、100と相違している。
このチャック装置120では、検出機構122を構成するボビン128の一端部及び略中央部にそれぞれ小径部130a、130bが形成され、第2フィンガ20bに収容されるボビン128の他端部に大径部132が形成される。そして、小径部130a、130bにはそれぞれ第1及び第2コイル124、126が巻回され、一方の第1コイル124が第1フィンガ20aの第1ボビン孔74aに収容される。また、他方の第2コイル126は、第1フィンガ20aと第2フィンガ20bとの間に配置されて外部に露呈すると共に、把持部22の閉状態では前記第2フィンガ20bの第1ボビン孔74bに収容される。
このように、第3の実施の形態では、第1及び第2フィンガ20a、20bが開閉動作した際に、一方の第1コイル124が徐々に外部に露呈し、反対に、他方の第2コイル126が徐々に覆われていく。すなわち、2つの第1及び第2コイル124、126によるインピーダンス変化がそれぞれ逆の特性となるため、その偏差を大きく得ることが可能となり、前記インピーダンス変化に基づいた前記第1及び第2フィンガ20a、20bの変位量の検出精度をさらに向上させることができる。
次に、第4の実施の形態に係るチャック装置140を図7及び図8に示す。
この第4の実施の形態に係るチャック装置140では、第1及び第2フィンガ20a、20bの第1ボビン孔74a、74bにそれぞれ筒体142a、142bが挿入され、該筒体142a、142bの内部に検出機構144を構成するボビン146を挿通させると共に、前記ボビン146の両端部にそれぞれ一組のコイル148a、148bを設けている点で、第1〜第3の実施の形態に係るチャック装置10、100、120と相違している。
このチャック装置140では、例えば、アルミニウム、真鍮等の金属製材料からなる筒体142a、142bが第1及び第2フィンガ20a、20bの内部に配設され、前記筒体142a、142bの内部に挿通されたボビン146の小径部110a、110bに対してそれぞれ一組のコイル148a、148bが巻回されている。すなわち、把持部22の開状態において、一組のコイル148a、148bがそれぞれ第1及び第2フィンガ20a、20bの第1ボビン孔74a、74bに収容されている。
このように、第4の実施の形態では、コイル148a、148bの外周側にそれぞれ筒体142a、142bを設けることにより、前記筒体142a、142bの材質によって前記コイル148a、148bによる出力特性を変化させることができる。すなわち、筒体142a、142bの材質を任意に選択することにより、所望の出力特性を得ることが可能となる。
次に、第5の実施の形態に係るチャック装置150を図9〜図11に示す。
この第5の実施の形態に係るチャック装置150では、検出機構152を把持部22の外部に略平行に設けている点で、第1〜第4の実施の形態に係るチャック装置10、100、120、140と相違している。
このチャック装置150では、ベース体36の上部に把持部22と略平行に一組のガイド体154a、154bを設け、前記ガイド体154a、154bの内部にボビン156の大径部158a、158bが挿通される。このガイド体154a、154bは、円筒状に形成され、第1及び第2フィンガ20a、20bの端部に装着されたカバープレート160に保持される。詳細には、カバープレート160には、ガイド体154a、154b側に向かって膨出した膨出部162を備え、前記第1及び第2フィンガ20a、20bの両端部に装着されたカバープレート160の膨出部162の間にガイド体154a、154bが保持される。この際、膨出部162の内部にはボビン156が挿通される。
また、ボビン156は、その両端部に形成された大径部158a、158bがエンドブロック163a、163b側に配置されたガイド体154a、154bに収容されて前記エンドブロック163a、163bに形成された第2ボビン孔76a、76bに保持される。また、ボビン156の略中央部に形成された小径部164にコイル166が巻回される。このコイル166は、一組のガイド体154a、154bの間に配置され、外部に露呈している。
さらに、ベース体36の上部には、ガイド体154a、154b及び把持部22の一部を覆うようにカバー168が装着される。
そして、第1及び第2フィンガ20a、20bを閉動作させることにより、該第1及び第2フィンガ20a、20bと共に一組のガイド体154a、154bがコイル166を覆うように互いに接近する方向(矢印A1方向)へと変位し、前記ガイド体154a、154bによって覆われるコイル166のインピーダンス変化に基づいて前記第1及び第2フィンガ20a、20bの変位量が連続的に検出される。
このように、第5の実施の形態では、第1及び第2フィンガ20a、20bに対して検出機構152を略平行として外部に設けているため、前記第1及び第2フィンガ20a、20bに第1ボビン孔74a、74bを設ける必要がなく、従来のチャック装置の第1及び第2フィンガ20a、20bを流用することができる。そのため、チャック装置150に対して検出機構152を簡便且つ安価で設けることが可能となり、製造コストの低減を図ることができる。
本発明の第1〜第5の実施の形態に係るチャック装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
また、上述した第1〜第5の実施の形態に係るチャック装置10、100、120、140、150は、圧力流体の供給作用下に把持部22を開閉動作させるエア駆動式について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、モータ等の回転駆動源の回転駆動力によって開閉動作する電動式のチャック装置に上述した検出機構を設けるようにしてもよい。
この場合には、回転駆動力を把持部22へと伝達する伝達機構のガタツキなどの影響を受けることなく、前記把持部22の開閉量を高精度に検出することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るチャック装置の全体縦断面図である。 図1のチャック装置における把持部近傍を示す拡大縦断面図である。 図1に示すチャック装置の把持部近傍を示す拡大側面図である。 検出機構を構成するコイル及びボビンの外観斜視図である。 第2の実施の形態に係るチャック装置の把持部近傍を示す拡大断面図である。 第3の実施の形態に係るチャック装置の把持部近傍を示す拡大断面図である。 第4の実施の形態に係るチャック装置の把持部近傍を示す拡大断面図である。 図7に示すチャック装置の把持部近傍を示す拡大側面図である。 第5の実施の形態に係るチャック装置の把持部近傍を示す拡大斜視図である。 図9のチャック装置における把持部近傍を示す拡大縦断面図である。 図9に示すチャック装置の把持部近傍を示す拡大側面図である。
符号の説明
10、100、120、140、150…チャック装置
12…チャックボディ 14…ピストン
20a…第1フィンガ 20b…第2フィンガ
22…把持部
24、102、122、144、152…検出機構
26…貫通孔 28a…第1ポート
28b…第2ポート 36…ベース体
40a、40b…エンドブロック 72、160…カバープレート
74a、74b…第1ボビン孔 76a、76b…第2ボビン孔
78、104、128、146、156…ボビン
80a、80b、108、132、158a、158b…大径部
86、106a、106b、148a、148b、166…コイル
90、110a、110b、130a、130b、164…小径部
92…コイル溝 112…第1コイル溝
114…第2コイル溝 124…第1コイル
126…第2コイル 142a、142b…筒体
154a、154b…ガイド体 162…膨出部

Claims (6)

  1. ボディと、
    前記ボディの内部に配設される駆動源と、
    前記駆動源により開閉動作するレバー部材と、
    前記レバー部材が係合して該レバー部材の開閉動作によって開閉される一組のフィンガと、からなり、
    前記フィンガは爪部と本体部とからなり、前記本体部の内部にボビンを収容するボビン孔を有し、
    前記ボビンは大径部と小径部とを備えるとともに、前記小径部にコイルが巻回され、
    前記駆動源の作用下に前記レバー部材が開閉動作することにより前記フィンガを構成する前記本体部が前記コイルの外周部位を変位して生ずるインピーダンスの変化により前記フィンガの変位量を検出することを特徴とするチャック装置。
  2. 請求項1記載のチャック装置において、
    前記コイルは、一組のフィンガが互いに離間した開状態において、前記フィンガの間に配設されて外部に露呈する長さを有することを特徴とするチャック装置。
  3. 請求項1記載のチャック装置において、
    前記コイルは一組設けられ、一組のフィンガが互いに離間した開状態において、前記フィンガの内部にそれぞれ収容される長さを有することを特徴とするチャック装置。
  4. 請求項1記載のチャック装置において、
    前記コイルは一組設けられ、一組のフィンガが互いに離間した開状態において、一方のコイルが前記フィンガの内部に収容されると共に、他方のコイルが前記フィンガの外部に露呈する長さであることを特徴とするチャック装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のチャック装置において、
    前記ボビンには、軸線方向に沿って延在し前記コイルの挿通される溝部と、
    前記溝部の端部に設けられ、該ボビンに巻回される前記コイルの位置を規制する孔部と、
    を備えることを特徴とするチャック装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のチャック装置において、
    前記駆動源は、圧力流体の供給作用下に軸線方向に沿って変位するピストンを備え、前記ピストンの変位に伴って前記フィンガを開閉動作させることを特徴とするチャック装置。
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