JP2000343473A - 平行開閉チャック - Google Patents

平行開閉チャック

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JP2000343473A
JP2000343473A JP11156849A JP15684999A JP2000343473A JP 2000343473 A JP2000343473 A JP 2000343473A JP 11156849 A JP11156849 A JP 11156849A JP 15684999 A JP15684999 A JP 15684999A JP 2000343473 A JP2000343473 A JP 2000343473A
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chuck
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pair
guide
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Koichiro Ishibashi
橋 康一郎 石
Hiroshi Hankon
根 裕 志 半
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SMC Corp
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B5/00Clamps
    • B25B5/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B5/061Arrangements for positively actuating jaws with fluid drive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/02Gripping heads and other end effectors servo-actuated
    • B25J15/0253Gripping heads and other end effectors servo-actuated comprising parallel grippers
    • B25J15/0266Gripping heads and other end effectors servo-actuated comprising parallel grippers actuated by articulated links
    • B25J15/0273Gripping heads and other end effectors servo-actuated comprising parallel grippers actuated by articulated links comprising linear guide means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小形化が可能で、しかも、把持部材をガイド
するガイド部材の組付けやメンテナンスが容易で、一対
の把持部材を安定的にガイドできる平行開閉チャックを
得る。 【解決手段】 エア駆動により平行開閉動作を行う一対
の把持部材5,5を直線的にガイドするガイドブロック
6を、ピストン3に設けたロッド4の移動を把持部材
5,5にに伝える伝達孔7a,7aをもったブロック本
体7と、上記把持部材5の両側面のそれぞれを移動方向
にガイドする各案内壁部8,8と、上記ブロック本体7
の一側に偏寄して突設され、チャックボディ1の一側面
に当接する取付片部9とを一体に備えた構成とし、上記
取付部片9を、その厚さ方向に螺挿した取付ねじ16に
よりチャックボディ1に取付けたものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気圧により開閉
する一対の把持部材によってワーク等の対象物を把持す
る平行開閉チャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワーク等の対象物の把持、搬
送等に使用する平行開閉チャックとして、チャックボデ
ィに、対象物を把持する一対の把持部材を互いに平行開
閉可能に組付け、これらの把持部材を、該ボディ内のシ
リンダ孔内に配設したエア駆動のピストンによって開閉
動作させるようにしたものは公知である。この種の平行
開閉チャックは、各種の産業用ロボット等に取付けられ
使用されているが、最近では、把持対象物である精密で
非常に小さい部品を、限られた狭い空間で把持、搬送し
なければならない場合が多くなってきており、対象物を
安定的且つ安全に把持、搬送を行うためには、その対象
物の大きさや作業空間に適応した小形のチャックが不可
欠となってきている。
【0003】上記平行開閉チャックでは、通常、一対の
把持部材を相互に平行開閉するようにガイドするガイド
ブロックが、チャックボディの端部に取付ねじにより取
付けられるが、この取付ねじ用のスペースを確保するこ
とが困難であり、この問題を解決するため、例えば、図
10に示すように、チャックボディ41の端部の両側面
に形成した凹段部42,42に、把持部材43をガイド
する2枚の薄板状のガイド部材44,44を当接させ、
それらのガイド部材44,44を、その厚さ方向に貫通
する締付ねじ45,45によってボディ41に取付けた
ものが知られている(実開平3−44587号公報参
照)。このタイプの平行開閉チャックにおいては、ガイ
ド部材44及びボディ41は、締付ねじやそのねじ孔の
大きさに関係なく、その厚さを薄くすることができ、こ
れにより、チャック全体としても薄形化することができ
るため、従来のものに比べて格段に小形化されている。
しかしながら、この平行開閉チャックでは、把持部材4
3を2枚のガイド部材44,44の間でガイドしている
ため、把持対象物を安定的且つ確実に把持するために
は、これらのガイド部材44,44を、その相対的な位
置関係を含めて上記締付ねじにより安定的に固定する必
要があり、チャックの組立時やメンテナンス時にそれら
が適正で確実な締結状態にあることの確認を必要として
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、小形化が可能で、しかも、把持部材をガイドするガ
イド部材の組付けやメンテナンスが容易で、一対の把持
部材を安定的にガイドできる平行開閉チャックを提供す
ることにある。本発明の他の技術的課題は、把持対象物
を常に安定的且つ確実に把持することができる平行開閉
チャックを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の平行開閉チャックは、内部にシリンダ孔が
設けられたチャックボディと、該シリンダ孔内に摺動可
能に挿入されて軸線方向にエア駆動されるピストンと、
上記チャックボディの一端側に組付けられ、上記ピスト
ンに設けたロッドの駆動により平行開閉動作を行う一対
の把持部材と、上記チャックボディに取付けられ、それ
ら一対の把持部材を上記ロッドの軸線と交差する方向に
直線的にガイドするガイドブロックとを備え、上記ガイ
ドブロックが、ロッドの移動を把持部材に伝える伝達孔
をもったブロック本体と、上記把持部材の両側面のそれ
ぞれを移動方向にガイドする各案内壁部と、上記ブロッ
ク本体の一側に偏寄して突設され、チャックボディの一
側面に当接する取付片部とを一体に有し、上記取付片部
を、その厚さ方向に螺挿した取付ねじによりチャックボ
ディに取付けたことを特徴とするものである。
【0006】また、上記課題を解決するための本発明の
他の平行開閉チャックは、上記ガイドブロックが、ロッ
ドの移動を把持部材に伝える伝達孔をもったブロック本
体と、上記把持部材の両側面のそれぞれを移動方向にガ
イドする各案内壁部と、上記ブロック本体の両側に突設
され、チャックボディの相互に対向する両側面にそれぞ
れ当接する一対の取付片部とを一体に有し、上記一対の
取付片部を、それらの厚さ方向に螺挿した取付ねじによ
りチャックボディに取付けたことを特徴とするものであ
る。
【0007】上記構成を有する平行開閉チャックは、チ
ャックボディのシリンダ孔内のピストンをエア駆動する
ことにより、一対の把持部材が平行開閉して対象物の把
持動作を行うが、それら一対の把持部材をガイドするガ
イドブロックが、ブロック本体と各案内壁部、及び取付
片部を一体に備えていて、これらの相対的な位置が不変
で常に適正な位置関係にあるため、取付片部の取付ねじ
によるチャックボディへの締結状態を確認しさえすれ
ば、把持部材の把持動作を常に安定的且つ確実なものと
することが可能であり、従来のようなガイド部材の面倒
な組立状態の確認を省略することができる。また、上記
取付片部は、ブロック本体の一側に偏寄して突設、ある
いはブロック本体の両側に突設され、上記チャックボデ
ィの一側面に当接、あるいはチャックボディの相互に対
向する両側面にそれぞれ当接するようになっていて、上
記取付ねじをその厚さ方向に螺挿することによりチャッ
クボディに取付けることができるため、該取付ねじによ
る取付けが非常に容易であり、さらに、取付ねじ等の大
きさに関係なくチャックボディの厚さを薄くすることが
でき、これにより、チャック全体としても薄形化するこ
とができ、小形化が可能である。
【0008】本発明においては、上記チャックボディに
おける、ガイドブロックの取付片部が当接する部分に、
該取付片部が納まる形状及び深さがある段部を設けるこ
とができる。これにより、チャックの全体的形状のスリ
ム化を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図3は本発明の平行開閉
チャックの第1実施例を示すもので、この実施例の平行
開閉チャックは、内部にシリンダ孔2が設けられたチャ
ックボディ1と、該シリンダ孔2内に摺動可能に挿入さ
れて軸線方向にエア駆動されるピストン3と、上記チャ
ックボディ1の一端側に組付けられ、上記ピストン3に
設けたロッド4の駆動により平行開閉動作を行う一対の
把持部材5,5と、上記チャックボディ1に取付けら
れ、上記一対の把持部材5,5を上記ロッド4の軸線と
交差する方向に直線的にガイドするガイドブロック6と
を備えている。
【0010】上記チャックボディ1は、上記ピストン3
のヘッド側及びロッド側に個別に連通するポート12,
13を有していて、これらのポート12,13は該チャ
ックボディ1の側面に開口している。したがって、上記
ポート12,13を通じてシリンダ孔2内におけるピス
トン3のヘッド側又はロッド側に圧縮流体を給排する
と、ピストン3及びロッド4がシリンダ孔2内において
駆動される。上記シリンダ孔2は、チャックボディ1を
その下端部側から上方に向けて、該チャックボディ1の
上端部を貫通しない程度の深さに形成したもので、この
シリンダ孔2の開口側には、その開口を気密に塞ぐと共
に、上記ロッド4をシリンダ孔2の外部に気密に導出さ
せる端板14が固定されている。上記シリンダ孔2は、
図4及び図5に示す第2実施例のように、チャックボデ
ィ1を上下に貫通するものとして、その上端部をキャッ
プ20により気密に封鎖したものとすることができる。
また、ピストン3には、位置検出用の永久磁石18が取
付けられていて、チャックボディ1の外側面の一対の溝
19(図5と同じ)に収容される磁気センサ(図示せ
ず)によってピストン3の動作位置を検出することがで
きるようにしている。
【0011】上記チャックボディ1の下端部には、凹部
10が形成されていて、該凹部10内に、上記ロッド4
の先端を導出配置せしめると共に、該ロッド4の動作を
上記把持部材5,5の開閉動作に変換する一対の略L字
状のレバー11,11を配設している。上記レバー11
は、その中間部がチャックボディ1にピン17によって
回転自在に枢支され、レバー11の基端に設けた凹状の
切込11aにロッド4の先端の駆動ピン4aを嵌入係止
させていて、上記ロッド4の上動又は下動により把持部
材5の係合孔5aに係合するレバー11の先端球部11
bが一定角度回動するようになっている。なお、この実
施例の場合、上記レバー11,11は、図1の右半に示
すように、ピストン3が上動したときに把持部材5,5
を閉動作させ、一方、同図左半に示すように、ピストン
3が下動してときに把持部材5,5を開動作させる。
【0012】また、上記チャックボディ1における上記
凹部10を覆う位置には、該凹部10を塞ぐように前記
ガイドブロック6が取付けられている。このガイドブロ
ック6は、レバー11,11の動作を把持部材5,5に
伝える伝達孔7aをもったブロック本体7と、上記把持
部材5,5の両面を移動方向にガイドする一対の案内壁
部8,8と、ガイドブロック6をチャックボディ1に取
付けるための取付片部9とを一体に備えている。なお、
この実施例では、ガイドブロック6の長手方向の長さ
は、チャックボディ1の横幅とほぼ同じに形成されてい
る。
【0013】上記案内壁部8,8は、ブロック本体7の
下面側において、ガイドブロック6の長手方向に延びた
状態で、互いに平行に立設されたものである。これら案
内壁部8,8の間には、上記一対の把持部材5,5が組
付けられていて、案内壁部8,8の対向面と、各把持部
材5,5の両面との間には、それら把持部材5,5をロ
ッド4の軸線と直交する方向に直線的に移動させる案内
機構が設けられている。上記案内機構は、各案内壁面と
把持部材5の両側面との間のV溝またはU溝に多数の転
動子をリテーナに収容して配設したリニアガイドにより
構成され、それにより把持部材5,5は、案内壁部8,
8の間に摺動自在に組付けられる。
【0014】上記伝達孔7aは、上記一対のレバー1
1,11のそれぞれ先端球部11b,11bを案内壁部
8,8の間に導出させ、それらの各先端球部11b,1
1bを、案内壁部8,8間に摺動自在の上記把持部材
5,5の係合孔5a,5aに係合させるためのもので、
各レバー11,11に対応する位置に、その回動の妨げ
にならない程度の大きさに形成されている。
【0015】上記取付片部9は、ブロック本体7の取付
面側においてガイドブロック6の長手方向に延び、且つ
上記ブロック本体7の一側に偏寄して突設されていて、
チャックボディ1の一面に当接している。この場合、図
2に示すように、上記取付片部9は、チャックボディ1
の取付片部9が当接する部分に形成された、取付片部9
が納まる形状及び深さの段部15に組込むのが、全体的
形状のスリム化のために望ましい。
【0016】上記ガイドブロック6のチャックボディ1
への取付けは、上記取付片部9を、その厚さ方向の複数
箇所に螺挿した取付ねじ16,16によってチャックボ
ディ1に固定することにより行なわれる。この実施例で
は、取付ねじ16は、凹部10内のレバー11等に接触
しないように、締付けた際にそのねじ杆の先端が凹部1
0内に突出しない程度の長さのものが用いられていて、
凹部10を形成する一対の壁面のうち、取付片部9が当
接している片方の壁面に螺着されているが、必ずしもこ
の螺着構造に限るものではない。なお、図中21は、チ
ャックボディ1に設けた取付穴を示している。
【0017】上記構成を有する平行開閉チャックは、チ
ャックボディ1のシリンダ孔2のヘッド側にポート12
から圧縮空気を供給して、ピストン3及びロッド6をエ
ア駆動すると、レバー11,11を介して一対の把持部
材5,5が開駆動され、一方、ポート13からピストン
3のロッド側に圧縮空気を供給してヘッド側を排気させ
ると、把持部材5,5により対象物の把持動作が行われ
る。上記一対の把持部材5,5をガイドするガイドブロ
ック6は、ブロック本体7と各案内壁部8,8、及び取
付片部9を一体に備えていて、これらの相対的な位置は
不変で、常に適正な位置関係にあるため、取付片部9の
取付ねじ16のチャックボディ1への締結状態を確認し
さえすれば、把持部材5,5の把持動作を常に安定的且
つ確実なものとすることが可能であり、従来のように面
倒な組立状態の確認を行なう必要がない。また、上記取
付片部9を、ブロック本体7の一側に偏寄して突設させ
て、上記チャックボディの一側面に当接するようにし、
上記取付ねじ16をその厚さ方向に螺挿することにより
チャックボディ1に取付けているため、該取付ねじ16
による取付けが非常に容易であり、さらに、取付ねじ1
6等の大きさに関係なくチャックボディ1の厚さを薄く
することができ、これにより、チャック全体としても薄
形化することができ、小形化が可能である。
【0018】上記実施例においては、ピストン3のロッ
ド4により略L字状のレバー11,11によって把持部
材5,5を開閉動作させるようにしているが、各種構造
のレバー等を用いて把持部材5を開閉するように構成で
きるのはもちろんである。さらに、上記案内機構は先に
説明した機構に限らず任意の機構を用いることができ
る。
【0019】図6及び図7に示す第3実施例は、図1乃
至図3に示す第1実施例における永久磁石18及び磁気
センサ取付用の溝19を省略すると共に、ピストン及び
チャックボディ1の全体の長さを可及的に短寸化したも
ので、上記溝19を省略することにより生じていたチャ
ックボディ1上部の空きスペースにも取付け用のねじ穴
22,22を設けている。なお、図4及び図5に示す第
2実施例、並びに図6及び図7に示す第3実施例におけ
る上記以外の構成及び作用は、図1乃至図3に示す第1
実施例の場合と実質的に同じであるから、主たる対応部
分に同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
【0020】図8及び図9に示す第4実施例は、上記第
1実施例において、取付片部9がブロック本体7の一側
に偏寄して突設されているガイドブロック6に代えて、
ブロック本体7の両側に突設され、チャックボディ1の
相互に対向する両側面にそれぞれ当接する一対の取付片
部9a,9bを備えたガイドブロック6Aが、チャック
ボディ1に取付けられている。
【0021】上記一対の取付片部9a,9bは、チャッ
クボディ1の取付片部9a,9bのそれぞれが当接する
部分に形成された、取付片部9a,9bが納まる形状及
び深さを備えた段部15a,15bにそれぞれ組込まれ
ている。この場合、図9に詳しく示すように、組付けの
ために取付片部9a,9b間の距離を段部15a,15
b間の厚さよりも大きくしておく必要があり、そのた
め、上記段部15bを、他方の段部15aに比べて深め
に形成し、凹部10の両側一対の壁面10a,10bの
うち、壁面10bの厚みT2 が他方の壁面10aの厚み
1 に比べて薄肉となっていて、その薄肉の壁面10b
と取付片部9bとの間には、若干の隙間tが生じてい
る。
【0022】上記ガイドブロック6Aのチャックボディ
1への取付けは、チャックボディ1の下端部を、ガイド
ブロック6Aにおける取付片部9a,9bの間に位置す
るように嵌合したうえで、先ず上記取付片部9aを、そ
の厚さ方向の複数箇所に螺挿した取付ねじ16aによっ
てチャックボディ1に固定し、その後に上記取付片部9
bを、その厚さ方向の複数箇所に螺挿した取付ねじ16
bによってチャックボディ1に固定することにより行な
われる。このとき、上記取付片部9bと凹部10の薄肉
の壁面10bとの間には隙間tが存在するが、取付ねじ
16bを締め込んで、その壁面10bを取付片部9b側
に撓み変形させて該取付片部9bに当接させる(図9中
鎖線で示す)ことにより、取付片部9bはチャックボデ
ィ1に強固に固定される。
【0023】上記構成を有する平行開閉チャックにおい
ては、上記ガイドブロック6Aは、一対の取付片部9
a,9bが、チャックボディ1の相互に対向する両側面
に当接した状態で固定されるため、取付片部がブロック
本体の一側に偏寄して突設されたものに比べて、非常に
強固且つ確実にチャックボディ1に取付けられると共
に、対象物を把持、搬送の際等に生じるモーメント等に
よって片方の取付片部に応力が集中することが防止さ
れ、これにより、ガイドブロック6Aの剛性が高めら
れ、安定的な取付けが可能である。また、上記一対の取
付片部9a,9bは、それらの厚さ方向に取付ねじ16
a,16bを螺挿することによってチャックボディ1に
取付けられるため、第1実施例同様、その取付けは非常
に容易であり、該チャックボディ1の薄型化の妨げにな
ることもない。さらに、取付片部9bとチャックボディ
1の凹部10の壁面10bとの間に若干の隙間tがあっ
ても、取付片部9bはチャックボディ1に確実に固定す
ることができ、チャックボディ1とガイドブロック6A
との間ではそれほど高い精度を必要としないため、これ
ら部材間の寸法調整が非常に容易である。
【0024】なお、ここに示したチャックボディ1への
ガイドブロック6Aの取付け態様は、例示的に示したも
のであって、一対の取付片部9a,9b間の距離と段部
15a,15b間の厚さ等の関係は、任意に設定するこ
とができる。また、この第4実施例における上記以外の
構成及び作用は、上記第1実施例の場合と実質的に同じ
であるから、主たる対応部分に同一の符号を付して、そ
れらの説明を省略する。さらに、この第4実施例におい
ては、上記第2実施例及び第3実施例において特に示さ
れている各種構成は、この第4実施例においても採用す
ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の平行開
閉チャックによれば、一対の把持部材をガイドするガイ
ドブロックを、ブロック本体と各案内壁部、及び取付片
部を一体に形成し、これらの相対的な位置を常に適正な
位置関係としているため、取付片部の取付ねじのチャッ
クボディへの締結状態を確認しさえすれば、把持部材の
把持動作を常に安定的且つ確実なものとすることが可能
であり、面倒な組立やメンテナンスを行なう必要がな
い。また、ブロック本体の一側に偏寄して突設、あるい
はブロック本体の両側に突設され、上記チャックボディ
の一側面に当接、あるいはチャックボディの相互に対向
する両側面にそれぞれ当接するようになっていて、上記
取付ねじをその厚さ方向に螺挿することによりチャック
ボディに取付けることができるため、該取付ねじによる
取付けが非常に容易であり、さらに、取付ねじ等の大き
さに関係なくチャックボディの厚さを薄くすることがで
き、これにより、チャック全体としても薄形化すること
ができ、小形化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平行開閉チャックの第1実施例を示す
縦断正面図である。ただし、右半はピストンが上動して
把持部材が閉じた状態を示し、左半はピストンが下動し
て把持部材が開いた状態を示す。
【図2】図1の実施例の一部破断右側面図である。
【図3】図1の実施例の背面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す縦断正面図で、右半
はピストンが上動した状態を、左半はピストンが下動し
た状態を示す。
【図5】上記実施例の平面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す縦断正面図で、右半
はピストンが上動した状態を、左半はピストンが下動し
た状態を示す。
【図7】上記実施例の平面図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す一部破断側面図であ
る。
【図9】上記実施例のガイドブロックのチャックボディ
への取付けを示す要部拡大図である。
【図10】従来の平行開閉チャックを示す一部破断側面
図である。
【符号の説明】
1 チャックボディ 2 シリンダ孔 3 ピストン 4 ロッド 5 把持部材 6,6A ガイドブロック 7 ブロック本体 7a 伝達孔 8 案内壁部 9,9a,9b 取付片部 15,15a,15b 段部 16,16a,16b 取付ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にシリンダ孔が設けられたチャックボ
    ディと、該シリンダ孔内に摺動可能に挿入されて軸線方
    向にエア駆動されるピストンと、上記チャックボディの
    一端側に組付けられ、上記ピストンに設けたロッドの駆
    動により平行開閉動作を行う一対の把持部材と、上記チ
    ャックボディに取付けられ、それら一対の把持部材を上
    記ロッドの軸線と交差する方向に直線的にガイドするガ
    イドブロックとを備え、 上記ガイドブロックが、ロッドの移動を把持部材に伝え
    る伝達孔をもったブロック本体と、上記把持部材の両側
    面のそれぞれを移動方向にガイドする各案内壁部と、上
    記ブロック本体の一側に偏寄して突設され、チャックボ
    ディの一側面に当接する取付片部とを一体に有し、 上記取付片部を、その厚さ方向に螺挿した取付ねじによ
    りチャックボディに取付けた、ことを特徴とする平行開
    閉チャック。
  2. 【請求項2】内部にシリンダ孔が設けられたチャックボ
    ディと、該シリンダ孔内に摺動可能に挿入されて軸線方
    向にエア駆動されるピストンと、上記チャックボディの
    一端側に組付けられ、上記ピストンに設けたロッドの駆
    動により平行開閉動作を行う一対の把持部材と、上記チ
    ャックボディに取付けられ、それら一対の把持部材を上
    記ロッドの軸線と交差する方向に直線的にガイドするガ
    イドブロックとを備え、 上記ガイドブロックが、ロッドの移動を把持部材に伝え
    る伝達孔をもったブロック本体と、上記把持部材の両側
    面のそれぞれを移動方向にガイドする各案内壁部と、上
    記ブロック本体の両側に突設され、チャックボディの相
    互に対向する両側面にそれぞれ当接する一対の取付片部
    とを一体に有し、 上記一対の取付片部を、それらの厚さ方向に螺挿した取
    付ねじによりチャックボディに取付けた、ことを特徴と
    する平行開閉チャック。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の開閉チャックにお
    いて、上記チャックボディにおける、ガイドブロックの
    取付片部が当接する部分に、該取付片部が納まる形状及
    び深さがある段部を有しているもの。
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