JP2005241256A - 分注装置 - Google Patents

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JP2005241256A
JP2005241256A JP2004047324A JP2004047324A JP2005241256A JP 2005241256 A JP2005241256 A JP 2005241256A JP 2004047324 A JP2004047324 A JP 2004047324A JP 2004047324 A JP2004047324 A JP 2004047324A JP 2005241256 A JP2005241256 A JP 2005241256A
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piston
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Hironobu Yoshitake
博信 吉武
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

【課題】 省スペース、安価で、溶液の種類を選ばない分注装置を提供する。
【解決手段】 本発明の分注装置は、シリンダ3と、ピストン4と、シリンダの先端部に設けたノズル1と、ピストンを作動させるボールネジ5と、ボールネジを回転させるサーボモータ2とを備えたもので、シリンダとノズルの間に接続した柔軟性のあるチューブ6と、チューブを押す押子7と、チューブを挟んで押子と反対側に設けたチューブ固定具7と、押子を駆動する押子駆動手段とを備え、サーボモータにより、一定の圧力をピストンに加えた状態で、押子駆動手段を駆動させチューブを押子とチューブ固定具によりチューブの開閉を行うものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生物や化学的な検査や調剤のために、試薬などを分注する分注装置に関する。
従来の分注装置として、つぎのものが提案されている。
第一は、図5に示すように、円筒状のシリンダ3内にあるピストン4を、サーボモータ2を使いピストン4の位置を制御することで、ノズル1の先端より排出される液量を調整している。また、ボールネジ5は、サーボモータ2の回転運動を直線運動に変換しピストン4を駆動すると同時に、サーボモータ2の回転数を減速してピストン4に伝えることで、ピストン4の位置決め分解能を高めている(例えば、特許文献1参照)。
第二は、図6に示すように、ノズル1の先端内部に磁性体でできたバルブ10を備え、ピストン4に一定圧力を加えた状態で、ノズル1外部から電磁コイル11によりバルブ10を開閉することで、排出さされる液量を調整するものである(例えば、特許文献2参照)。
特開2002 −243750号公報(図1) 特開2003 −98050号公報 このように従来の分注装置は、サーボモータの精度を高める、もしくはボールネジの減速比を大きくとることにより、もしくは磁性体でできたバルブを、電磁コイルを用いて開閉することで、排出される液量を調整している。
ところが、従来の第一の分注装置では、排出する液量を高精度に制御するために、高精度なサ-ボモータ2が必要となり低コスト化が難しいという問題があった。また、排出する液量を高精度に制御するために、シリンダ3を長くする方法や高減速比のボールネジ5を用いる方法もとられているが、小型化することができないという問題もあった。
また、第二の分注装置では、バルブ10が磁性体材料である必要があるため、溶液がバルブ10の材料と化学的に反応するものには適応できないという問題点がある。さらに、電磁コイル11による誘導電流や温度上昇、磁界などに影響を受ける溶液にも適応できないという問題点がある。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、省スペースが可能で、安価な、かつ分注する溶液の種類を選ばず、微量な溶液を排出できる分注装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、シリンダと、ピストンと、前記シリンダの先端部に設けたノズルと、前記ピストンを作動させるボールネジと、前記ボールネジを回転させるサーボモータとを備えた分注装置において、前記シリンダと前記ノズルの間に接続した柔軟性のあるチューブと、前記チューブを押す押子と、前記チューブを挟んで前記押子と反対側に設けたチューブ固定具と、前記押子を駆動する押子駆動手段とを備え、前記サーボモータにより、一定の圧力を前記ピストンに加えた状態で、前記押子駆動手段を駆動させ前記チューブを前記押子と前記チューブ固定具によりチューブの開閉を行うものである。
請求項2に記載の発明は、前記押子駆動手段を超磁歪素子を用いたリニアアクチュエータとしたものである。
請求項3に記載の発明は、シリンダと、ピストンと、前記シリンダの先端部に設けたノズルと、前記ピストンを駆動させる減速機と、前記減速機を回転させるサーボモータとを備えた分注装置において、前記シリンダは、長さを長くした螺旋状とし、前記ピストンは前記シリンダに挿入できるよう可撓性の材料としたことを特徴とする分注装置。
請求項4に記載の発明は、前記減速機の軸に前記ピストンを巻き取るリールを設けたものである。
請求項1および2記載の発明によれば、チューブを開閉する機構を用いているので、省スペースかつ安価に、溶液を排出することができる。また、溶液の種類を選ばず、微量な溶液の排出制御をすることができる。
請求項3および4記載の発明によれば、螺旋状シリンダを用いているので、分注装置を安価で小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1を示す分注装置の断面図である。図において、1はノズル、2はサーボモータ、3はシリンダ、4はピストン、5はボールネジ、6は柔軟性のあるチューブ、7は押子、8は押子7を駆動する押子駆動手段のアクチュエータ、9はチューブ固定具である。アクチュエータ8は、超磁歪素子のリニアアクチュエータを用いた。
本発明が特許文献1および特許文献2と異なる部分は、サーボモータ2によりボールネジ5を介して、シリンダ3に一定圧力を加えた状態で、押子8とチューブ固定具9によりチューブ6の開閉を、アクチュエータ8により高速かつ連続に行う部分である。
つぎに、本実施例の動作について述べる。
まず、サーボモータ2によりボールネジ5を介して、シリンダ3に一定圧力を加えておく。このとき、サーボモータ2は定トルク制御されている。
溶液の排出は、押子7とチューブ固定具9によりチューブ6の開閉により行われる。図2に示すように、排出しないときは、押子7とチューブ固定具9によりチューブ6を挟み込みことで、溶液の排出を止める。
排出時には、図3に示すように、押子7とチューブ6を離れた状態とすることで、溶液を排出する。このとき、シリンダ3にはサーボモータ2により一定圧力が加えられているので、溶液は強制的にノズル1より排出される。
チューブ6の開閉のための押子7の移動はアクチュエータ8により行われる。
溶液の排出量の制御は、押子7とチューブ固定具9によるチューブ6の1回の開閉時間を最小排出量となる時間とし、必要な排出量になるまで、チューブ6の開閉を高速に繰り返すことでおこなう。
図4は、本発明の実施例2を示す分注装置の斜視図である。図において、12は螺旋状シリンダ、13は屈曲性ピストン、14は減速機、15は屈曲性ピストン13を巻きつけるリールである。螺旋状シリンダ12は、内径を細くし、長さを長くしている。
本発明が特許文献1と異なる部分は、シリンダを螺旋状シリンダ12とした部分と、ピストンを屈曲性ピストン13とした部分である。
つぎに、本実施例の動作について述べる。
減速機14により減速されたサーボモータ2の駆動力によりリール15を回転することで、リール15に巻きつけられた屈曲性ピストン13が、螺旋状シリンダ12内を移動することにより、液を吸入および排出する。このとき、螺旋状シリンダ12の内径を細くし、長さを長くしているため、屈曲性ピストン13の移動距離が長くなり、排出する液量の制御に必要なサーボモータ2の最小分解能を粗くすることができる。また、螺旋状シリンダ12は螺旋状の形状をしているため、分注装置を小型化するとすることができる。
また、減速機14は、高精度な液量制御をしないときは、必要としない。
本発明の実施例1を示す分注装置の断面図 図1の先端部を示す溶液を排出しないときの部分拡大断面図 図1の先端部を示す溶液を排出するときの部分拡大断面図 本発明の実施例2示す分注装置の斜視図 従来の分注装置を示す断面図 従来の他の分注装置を示す断面図
符号の説明
1 ノズル
2 サーボモータ
3 シリンダ
4 ピストン
5 ボールネジ
6 チューブ
7 押子
8 アクチュエータ
9 チューブ固定具
10 バルブ
11 電磁コイル
12 螺旋状シリンダ
13 屈曲性ピストン
14 減速機
15 リール

Claims (4)

  1. シリンダと、ピストンと、前記シリンダの先端部に設けたノズルと、前記ピストンを作動させるボールネジと、前記ボールネジを回転させるサーボモータとを備えた分注装置において、
    前記シリンダと前記ノズルの間に接続した柔軟性のあるチューブと、前記チューブを押す押子と、前記チューブを挟んで前記押子と反対側に設けたチューブ固定具と、前記押子を駆動する押子駆動手段とを備え、前記サーボモータにより、一定の圧力を前記ピストンに加えた状態で、前記押子駆動手段を駆動させ前記チューブを前記押子と前記チューブ固定具によりチューブの開閉を行うことを特徴とする分注装置。
  2. 前記押子駆動手段は、超磁歪素子を用いたリニアアクチュエータであることを特徴とする請求項1に記載の分注装置。
  3. シリンダと、ピストンと、前記シリンダの先端部に設けたノズルと、前記ピストンを駆動させる減速機と、前記減速機を回転させるサーボモータとを備えた分注装置において、
    前記シリンダは、長さを長くした螺旋状とし、前記ピストンは前記シリンダに挿入できるよう可撓性の材料としたことを特徴とする分注装置。
  4. 前記減速機の軸に前記ピストンを巻き取るリールを設けたことを特徴とする請求項3記載の分注装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101272446B1 (ko) * 2011-10-28 2013-06-10 한형수 유체 토출 장치

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