WO2019202688A1 - スイッチ - Google Patents
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Abstract
この発明のスイッチは、第1の方向に連結された複数のボタンをそれぞれ有する3個以上のボタン列を備えている。3個以上のボタン列は、第1の方向に直交する第2の方向に並べられている。3個以上のボタン列は、2個以上のボタン列を含む第1のボタン列グループと、1個以上のボタン列を含む第2のボタン列グループとに分けられている。第1のボタン列グループに含まれる2個以上のボタン列は、互いに接続され、第1のボタン列グループは、第2のボタン列グループと離間されている。
Description
この発明は、エレベータの操作表示盤などに用いられるスイッチに関するものである。
エレベータの操作表示盤などに用いられるスイッチでは、フェースプレートに格子状の複数の穴が空けられており、それらの穴にボタンが個別にはめ込まれている。独立したボタンをそれぞれの穴にはめ込む場合、はめ込みの工数が多くなってしまい、スイッチの製作費用が増加するという欠点があった。そのため、従来、すべてのボタンを格子状に接続したスイッチをあらかじめ作製しておき、このスイッチをフェースプレートに取り付けることによって、それぞれの穴にそれぞれのボタンをはめ込む方法が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された従来のスイッチでは、すべてのボタンが格子状に接続されているため、はめ込みの工数は少なくなる。しかしながら、隣接するボタン間の接続部分の加工誤差が公差を満たしている場合であっても、加工誤差の蓄積によって、すべてのボタンを穴にはめ込むことができなくなるおそれがある。このような不具合をなくすためには、個々のボタンの公差を厳しくしなければならず、スイッチの製作費用が増加するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、製作費用を抑制できるスイッチを提供することを目的とするものである。
この発明のスイッチは、第1の方向に連結された複数のボタンをそれぞれ有する3個以上のボタン列を備えている。3個以上のボタン列は、第1の方向に直交する第2の方向に並べられている。3個以上のボタン列は、2個以上のボタン列を含む第1のボタン列グループと、1個以上のボタン列を含む第2のボタン列グループとに分けられている。第1のボタン列グループに含まれる2個以上のボタン列は、互いに接続され、第1のボタン列グループは、第2のボタン列グループと離間されている。
この発明によるスイッチでは、ボタンをそれぞれの穴にはめ込む工数を減少させるとともに、接続部の公差を必要以上に厳しくする必要がない。これにより、製作費用を抑制できるスイッチを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において、同一もしくは相当部分は、同一符号で示し、重複する説明は、省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるスイッチを備えたエレベータの操作表示盤を示す斜視図である。エレベータのかご内の出入口の近くには、操作表示盤1が設けられている。操作表示盤1は、フェースプレート10と、スイッチ20とを有している。
図1は、この発明の実施の形態1によるスイッチを備えたエレベータの操作表示盤を示す斜視図である。エレベータのかご内の出入口の近くには、操作表示盤1が設けられている。操作表示盤1は、フェースプレート10と、スイッチ20とを有している。
フェースプレート10には、4行4列の格子状に長方形の穴11が設けられている。スイッチ20は、4つのボタン列20a~20dを備えている。各ボタン列20a~20dは、それぞれ水平方向に並べられている。各ボタン列20a~20dは、4つのボタン12をそれぞれ有している。行先階を示すそれぞれのボタン12は、それぞれの穴11にはめ込まれている。フェースプレート10には、他に3つのボタンがはめこまれている。
図2は、図1のボタン列20aを示す斜視図である。ボタン列20aは、図2の矢印Rが示す横方向において連結された4つのボタン12を有している。各ボタン12は、箱型形状のボタン本体30と、操作表示部31とをそれぞれ有している。ボタン本体30は、その内部に接点およびランプを有している。それぞれのボタン本体30は、ブリッジ部34によって連結されている。4つのボタン本体30および3つのブリッジ部34は、樹脂によって一体に形成されている。
図3は、雌部付ボタン51を示す模式図である。雌部付ボタン51は、第1の嵌合部である雌部32を有している。この例では、雌部32は、貫通穴が設けられたボス部である。
図4は、雌雄部付ボタン52を示す模式図である。雌雄部付ボタン52は、雌部32および、第2の嵌合部である雄部33を有している。この例では、雄部33は、フランジを介して設けられた突出部である。
雄部33を雌部32に差し込むことによって、雌部32は、雄部33と嵌合される。これにより、雄部33を有するボタン12は、雌部32を有する別のボタン12と容易に接続することができる。なお、雄部33は、接着剤によって雌部32に固定してもよい。また、雄部33の先端部に雄ねじを設け、雄部33を雌部32に通した後、ナットによって固定してもよい。
図5は、図1のスイッチ20に用いる基本ボタン列を示す模式図である。図6は、図1のスイッチ20に用いる反転ボタン列を示す模式図である。図6に示す反転ボタン列ARは、図5に示す基本ボタン列Aと同じボタンの配列を有しており、図5の矢印Rが示す横方向における基本ボタン列Aの中心点Pを回転中心として、基本ボタン列Aを180度回転させたボタン列である。
基本ボタン列Aは、4つのボタンA1~A4を有している。反転ボタン列ARは、4つのボタンAR1~AR4を有している。4つのボタンA1、A2、AR3、およびAR4は、それぞれ雌部付ボタン51である。4つのボタンA3、A4、AR1、およびAR2は、それぞれ雌雄部付ボタン52である。
基本ボタン列Aは、図5の矢印Rが示す横方向における基本ボタン列Aの中心点Pを通り、図5の矢印Rが示す横方向に垂直な面Sを境界として、第1のボタン列部分71および第2のボタン列部分72に区分けされている。図5の矢印Tが示す縦方向において、基本ボタン列Aの一端側には、第1の接続構造が設けられている。第1の接続構造は、第1のボタン列部分71に設けられた第1の接続部81と、第2のボタン列部分72に設けられた第2の接続部82とを有している。
また、図5の矢印Tが示す縦方向において、基本ボタン列Aの他端側には、第2の接続構造が設けられている。第2の接続構造は、第1のボタン列部分71に設けられた第1の接続部81と、第2のボタン列部分72に設けられ、第1の接続部81および第2の接続部82をともに有しない非接続部を有している。第1の接続部81は、第2の接続部82と接続可能になっている。第1の接続部81および第2の接続部82のそれぞれは、非接続部と接続不可能になっている。
図7は、図1のスイッチ20におけるボタン列の接続状態を示す模式図である。スイッチ20は、第1のボタン列グループ61と、第2のボタン列グループ62とに分けられている。第1のボタン列グループ61および第2のボタン列グループ62は、図7の矢印Tが示す縦方向に並べられている。第1のボタン列グループ61は、第2のボタン列グループ62と離間されている。
第1のボタン列グループ61および第2のボタン列グループ62は、同じボタン列グループである。第1のボタン列グループ61は、基本ボタン列Aおよび反転ボタン列ARを有している。第1のボタン列グループ61を構成する基本ボタン列Aおよび反転ボタン列ARは、図7の矢印Tが示す縦方向に並べられている。図7の矢印Tが示す縦方向に、基本ボタン列Aおよび反転ボタン列ARの順で並べられている場合、基本ボタン列Aは、反転ボタン列ARと接続されている。すなわち、第1のボタン列グループ61に含まれる2個の基本ボタン列Aおよび反転ボタン列ARは、第1の接続構造と第2の接続構造とを対向させた状態で互いに接続されている。
第2のボタン列グループ62は、2つの基本ボタン列Aおよび反転ボタン列ARを有している。基本ボタン列Aおよび反転ボタン列ARは、図7の矢印Tが示す縦方向に並べられ、互いに接続されている。
第1のボタン列グループ61の基本ボタン列AのボタンA1は、図7の矢印Tが示す縦方向において、第1のボタン列グループ61の反転ボタン列ARのボタンAR1と対向している。ボタンA1は、対向するこのボタンAR1側に雌部32を有している。ボタンAR1は、対向するボタンA1側に雄部33を有している。ボタンA1の雌部32は、ボタンAR1の雄部33と嵌合される。2つのボタン列の対向する1対の各ボタンを嵌合させることによって、2つのボタン列は、接続される。そのため、それぞれのボタンをそれぞれの穴にはめ込む場合に、はめ込みの工数をそれほど多くする必要がなくなる。
また、ボタンAR4の雌部32は、ボタンA4の雄部33と嵌合されている。これにより、基本ボタン列Aは、さらに強固に、反転ボタン列ARと接続することができる。
第1のボタン列グループ61の反転ボタン列ARの各ボタンは、図7の矢印Tが示す縦方向について対向する第2のボタン列グループ62の基本ボタン列Aの各ボタンとの間に、一方に雌部32が設けられ、他方に雄部33が設けられている状態は存在しない。そのため、第1のボタン列グループ61の反転ボタン列ARは、第2のボタン列グループ62の基本ボタン列Aと離間している。したがって、図7の矢印Tが示す縦方向に、反転ボタン列ARおよび基本ボタン列Aの順で並べられている場合、反転ボタン列ARは、基本ボタン列Aと離間される。
第1のボタン列グループ61と第2のボタン列グループ62との間で対向する2個のボタン列は、それぞれの第2の接続構造同士を対向させた状態で互いに接続不可能に配置されている。これにより、第1のボタン列グループ61は、第2のボタン列グループ62と離間する。ボタン列間に離間した部分を設けることにより、ボタン列グループを個別に構成することができる。そのため、ボタンの加工誤差は、離間した部分で蓄積されなくなる。したがって、ボタンをそれぞれの穴にはめ込む場合に、接続部の公差を必要以上に厳しくする必要がなくなる。
スイッチ20に用いられているボタン列は、基本ボタン列Aと反転ボタン列ARにより構成されている。反転ボタン列ARは、基本ボタン列Aと同じボタンの配列のボタン列である。そのため、基本ボタン列Aおよび反転ボタン列ARは、1つのボタン列の型を用いて作製することができる。したがって、ボタン列の製作費用は抑制され、スイッチの製作費用を抑制できる。
図5において、基本ボタン列Aでは、各雌部付ボタン51は、図5の矢印Rが示す基本ボタン列Aの横方向の中心点Pを通り、図5の矢印Rが示す横方向に垂直な面Sについて、各雌雄部付ボタン52とそれぞれ左右対称な位置に配置されている。そのため、接続可能なボタンの位置を容易に決めることができる。したがって、ボタン列の設計を容易に行うことができる。これにより、スイッチの製作費用を抑制できる。
また、ボタンA1の雌部32は、図5の矢印Rが示す基本ボタン列Aの横方向の中心点Pを回転中心として、ボタンA4の雌部32と回転対称な位置に配置されている。そのため、基本ボタン列Aの横方向の中心点Pを回転中心として、基本ボタン列Aを180度回転させた場合においても、雌部32は、ボタン列において同じ位置に配置される。したがって、ボタン列の設計を容易に行うことができ、スイッチの製作費用を抑制できる。
この実施の形態1のスイッチによれば、ボタン列グループ間を接続および離間させる構造を有している。その結果、製作費用を抑制できるスイッチを提供することができる。
この実施の形態1のスイッチによれば、ボタン列間を接続および離間させる構造を有している。その結果、製作費用を抑制できるスイッチを提供することができる。
この実施の形態1のスイッチによれば、第1の接続部および第2の接続部は、ボタンに設けられている。その結果、スイッチの製作費用を抑制できる。
この実施の形態1のスイッチによれば、それぞれ複数の第1および第2の接続部を有している。その結果、さらに強固にボタン列を接続することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2によるスイッチについて、図8を用いて説明する。実施の形態2では、実施の形態1に対して、それぞれのボタン列グループが3段のボタン列としている。図8は、この発明の実施の形態2によるスイッチにおけるボタンの接続状態を示す模式図である。
次に、実施の形態2によるスイッチについて、図8を用いて説明する。実施の形態2では、実施の形態1に対して、それぞれのボタン列グループが3段のボタン列としている。図8は、この発明の実施の形態2によるスイッチにおけるボタンの接続状態を示す模式図である。
この発明の実施の形態2によるスイッチ21は、第1のボタン列グループ61および第2のボタン列グループ62を備えている。第1のボタン列グループ61および第2のボタン列グループ62は、3つの基本ボタン列A、AおよびARをそれぞれ有している。このような並べ方にすることにより、第1のボタン列グループ61および第2のボタン列グループ62を、それぞれ3段のボタン列とすることができる。第1のボタン列グループ61に含まれる2個の基本ボタン列Aは、第1の接続構造同士を対向させた状態で互いに接続されている。第1のボタン列グループ61に含まれる2個の基本ボタン列Aおよび反転ボタン列ARは、第1の接続構造と第2の接続構造とを対向させた状態で互いに接続されている。
この実施の形態2のスイッチによれば、ボタン列間を接続および離間させる構造を有している。その結果、製作費用を抑制できるスイッチを提供することができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3によるスイッチについて、図9を用いて説明する。実施の形態3では、実施の形態1に対して、第2のボタン列グループを1段のボタン列としている。図9は、この発明の実施の形態3によるスイッチにおけるボタンの接続状態を示す模式図である。
次に、実施の形態3によるスイッチについて、図9を用いて説明する。実施の形態3では、実施の形態1に対して、第2のボタン列グループを1段のボタン列としている。図9は、この発明の実施の形態3によるスイッチにおけるボタンの接続状態を示す模式図である。
この発明の実施の形態3によるスイッチ22は、第1のボタン列グループ61および第2のボタン列グループ62を備えている。第1のボタン列グループ61は、基本ボタン列Aおよび反転ボタン列ARを有している。第2のボタン列グループ62は、1段の基本ボタン列Aを有している。
この実施の形態3のスイッチによれば、ボタン列間を接続および離間させる構造を有している。その結果、製作費用を抑制できるスイッチを提供することができる。
横方向におけるボタン列の連結は、実施の形態1から実施の形態3で説明した順序に限らない。ボタン列の変形例を、図10~図14を用いて説明する。
図10は、ボタン列の変形例を示す模式図である。図10が示す変形例のボタン列は、4つのボタンが連結されている。4つのボタンは、図10の矢印Rが示す方向について、雌部付ボタン51、無接続ボタン53、無接続ボタン53、および雌雄部付ボタン52である。ここで、無接続ボタン53は、雌部および雄部をともに有しないボタンである。
図11は、ボタン列の変形例を示す模式図である。図11が示す変形例のボタン列は、4つのボタンが連結されている。4つのボタンは、図11の矢印Rが示す方向について、無接続ボタン53、雌部付ボタン51、雌雄部付ボタン52、および無接続ボタン53である。
図12は、ボタン列の変形例を示す模式図である。図12が示す変形例のボタン列は、5つのボタンが連結されている。5つのボタンは、図12の矢印Rが示す方向に沿って、雌部付ボタン51、雌部付ボタン51、無接続ボタン53、雌雄部付ボタン52、および雌雄部付ボタン52である。
図13は、ボタン列の変形例を示す模式図である。図13が示す変形例のボタン列は、5つのボタンが連結されている。5つのボタンは、図13の矢印Rが示す方向に沿って、雌部付ボタン51、3つの無接続ボタン53、および雌雄部付ボタン52である。
図14は、ボタン列の変形例を示す模式図である。図14が示す変形例のボタン列は、5つのボタンが連結されている。5つのボタンは、図14の矢印Rが示す方向に沿って、無接続ボタン53、雌部付ボタン51、無接続ボタン53、雌雄部付ボタン52、および無接続ボタン53である。
例えば、図10が示すボタン列においては、図10の矢印Rが示すボタン列の横方向の中心点Pを通り、図10の矢印Rが示す横方向に垂直な面Sについて、雌雄部付ボタン52と左右対称な位置に、雌部付ボタン51は、配置されている。これにより、各ボタン列の設計を容易に行うことができ、スイッチの製作費用を抑制できる。
また、図10が示すボタン列において、図10の矢印Rが示す各ボタン列の横方向の中心点Pを回転中心として、図10が示すボタン列を180度回転させても、雌部32は、図10が示すボタン列において同じ位置に配置されている。これにより、各ボタン列の設計を容易に行うことができ、スイッチの製作費用を抑制できる。図11~14が示す各ボタン列においても、同様の効果を奏することができる。
図15は、雌雄部付ボタンの変形例を示す部分断面図である。変形例の雌雄部付ボタン56は、第1の嵌合部である段差部36および第2の嵌合部である枠部37を有している。段差部36および枠部37は、ボタン本体を挟んで設けられている。
段差部36の段差36aは、枠部37の穴37aに差し込むことができる。これにより、段差部36を有するボタンは、枠部37を有する別のボタンと接続することができる。この場合、連通された段差部36の穴36bおよび枠部37の穴37aにボルトを通し、ナットで止めることにより、これら2つのボタンを強固に接続することができる。
また、実施の形態1から3において、横方向に連結されたボタン列を、縦方向において接続および離間させた場合について説明した。しかし、縦方向に連結されたボタン列を、横方向において接続および離間させてもよい。また、実施の形態1から3において、縦方向におけるボタン列の接続が2段の接続または3段の接続の場合について説明した。しかし、縦方向におけるボタン列の接続は、4段以上の接続であってもよい。また、実施の形態1から3において、スイッチ内におけるボタン列間の離間箇所は、1箇所のみであった。しかし、スイッチ内におけるボタン列間の離間箇所は、2箇所以上設けられてもよい。また、嵌合部の形状は、実施の形態1から3において説明した形状に限らない。また、ボタンは、実施の形態1から3において説明したボタンに限らず用いることができる。
実施の形態1から3において、雌部32および段差部36は、それぞれ第1の接続部を構成し、雄部33および枠部37は、それぞれ第2の接続部を構成する。しかし、第1の接続部および第2の接続部を用いたボタン列の接続は、上記の雌雄一体の組み合わせによる接続に限らず、同型の部材を組み合わせることによる接続でもよい。
12,A1,A2,A3,A4,AR1,AR2,AR3,AR4 ボタン、20,21,22 スイッチ、61 第1のボタン列グループ、62 第2のボタン列グループ、71 第1のボタン列部分、72 第2のボタン列部分、81 第1の接続部、82 第2の接続部、A 基本ボタン列(ボタン列)、AR 反転ボタン列(ボタン列)、R 矢印(第1の方向)、T 矢印(第2の方向)。
Claims (4)
- 第1の方向に連結された複数のボタンをそれぞれ有する3個以上のボタン列を備え、
前記3個以上のボタン列は、前記第1の方向に直交する第2の方向に並べられ、
前記3個以上のボタン列は、2個以上の前記ボタン列を含む第1のボタン列グループと、1個以上の前記ボタン列を含む第2のボタン列グループとに分けられ、
前記第1のボタン列グループに含まれる前記2個以上のボタン列は、互いに接続され、
前記第1のボタン列グループは、前記第2のボタン列グループと離間されているスイッチ。 - 前記第2の方向における前記ボタン列の一端側には、第1の接続構造が設けられ、
前記第2の方向における前記ボタン列の他端側には、第2の接続構造が設けられ、
前記各ボタン列は、前記第1の方向における前記ボタン列の中心点を通り、前記第1の方向に垂直な面を境界として、第1のボタン列部分および第2のボタン列部分に区分けされており、
前記第1の接続構造は、前記第1のボタン列部分に設けられた第1の接続部と、前記第2のボタン列部分に設けられた第2の接続部とを有し、
前記第2の接続構造は、前記第1のボタン列部分に設けられた非接続部と、前記第2のボタン列部分に設けられた第1の接続部とを有し、
前記第1の接続部は、前記第2の接続部と接続可能になっており、
前記第1の接続部および前記第2の接続部のそれぞれは、前記非接続部と接続不可能になっており、
前記第1のボタン列グループに含まれる前記2個以上のボタン列は、前記第1の接続構造同士を対向させた状態、または前記第1の接続構造と前記第2の接続構造とを対向させた状態で互いに接続され、
前記第1のボタン列グループと前記第2のボタン列グループとの間で対向する2個のボタン列は、それぞれの前記第2の接続構造同士を対向させた状態で互いに接続不可能に配置されている
請求項1に記載のスイッチ。 - 前記第1の接続部および前記第2の接続部のそれぞれは、前記ボタンに設けられている
請求項2に記載のスイッチ。 - 前記第1の接続部は、複数の前記第1の接続部と、複数の前記第2の接続部とを有し、
前記第2の接続部は、複数の前記第1の接続部を有している
請求項3に記載のスイッチ。
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