JPH0648703Y2 - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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JPH0648703Y2
JPH0648703Y2 JP1990100895U JP10089590U JPH0648703Y2 JP H0648703 Y2 JPH0648703 Y2 JP H0648703Y2 JP 1990100895 U JP1990100895 U JP 1990100895U JP 10089590 U JP10089590 U JP 10089590U JP H0648703 Y2 JPH0648703 Y2 JP H0648703Y2
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JP
Japan
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switch
push button
recess
protrusion
bodies
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JP1990100895U
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JPH0459028U (ja
Inventor
重雄 大橋
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、押釦スイッチに係り、特に、縦、横方向に任
意の間隔を連結可能な押釦スイッチに関する。
(従来の技術) 従来、この種の押釦スイッチとしては、第10図に示すよ
うに、スイッチ本体1の外周4辺のうち2辺を凸状楔形
状部2、他の2辺は隣り合うスイッチ本体1の凸状楔形
状部2と密着結合し得る凹所楔形状部3を設けたものが
提案されている(例えば、実公昭63-186025号参照)。
なお、4は操作軸である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記した従来の押釦スイッチにおいて
は、第10図に示すように、スイッチ本体間が密着して結
合するため、本体より大きな操作釦は取付けられず、連
結した場合には使用できない欠点があった。また、操作
釦がスイッチ本体より極端に小さいと、操作釦間の隙間
が大きくなり、この隙間に物が入り、操作不可能になっ
たり機能的に問題があった。また、機器のデザインにお
いても問題があった。このように、この種の押釦スイッ
チにおいては、一種類の操作釦しか使用できず、操作釦
の大きさにより、各種のスイッチ本体を用意する必要が
あった。
本考案は、上記の問題点を除去するために、スイッチ本
体の一方の側面には複数の傾斜面を有する段部が形成さ
れる突起を、両側面には前記突起に対応する複数の傾斜
面を有する段部が形成される凹所を設け、操作釦の大き
さ、縦、横の比の異なる操作釦をも配設することができ
る押釦スイッチを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、複数の操作釦を
配置してなるスイッチにおいて、スイッチ本体の一方の
側面には複数の傾斜面を有する段部が形成される突起
を、他側面には前記突起に対応する複数の傾斜面を有す
る段部が形成される凹所を設け、この凹所に隣り合うス
イッチ本体の突起を嵌着させることにより、スイッチ本
体を基準として、縦、横方向に隣り合うスイッチ本体を
複数のピッチに配設するようにしたものである。
(作用) 本考案によれば、上記したように、スイッチ本体の一方
の側面には複数の傾斜面を有する段部が形成される突起
を、他側面には前記突起に対応する複数の傾斜面を有す
る段部が形成される凹所をそれぞれ設ける。そこで、そ
の凹所に隣り合うスイッチ本体の突起を嵌着させること
により、スイッチ本体の間隔を調整可能に結合して連結
することができ、種々の操作釦のサイズのものを使用し
て任意に配置することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本考案の実施例を示す押釦スイッチの正面図、
第2図はその押釦スイッチの斜視図、第3図は本考案の
実施例を示す押釦スイッチの本体の連結状態を示す平面
図である。
これらの図に示すように、10はスイッチ本体、11はスイ
ッチ本体10の下面から延びる端子、12はスイッチ本体10
の外周4辺のうち2辺に形成されるスイッチ本体10側が
細くなる形状の複数の傾斜面12a1,12a2を有する段部12
bが形成される突起、13はスイッチ本体10の外周4辺の
うち他の2辺に形成されるスイッチ本体10側に広がる複
数の傾斜面13a1,13a2を有する段部13bが形成される凹
所、14は操作釦、15は操作釦14によって操作される操作
軸、16は操作釦14の上面に設けられる表示部、20は押釦
スイッチが実装されるプリント基板である。
このように、スイッチ本体10の一方の側面にはスイッチ
本体10側が細くなる形状の複数の傾斜面12a1,12a2を有
する段部12bが形成される突起12を設ける。また、スイ
ッチ本体10の他の側面には、スイッチ本体10方向に広が
る複数の傾斜面13a1,13a2を有する段部13bが形成され
る凹所(多段状の蟻溝)13を形成する。更に、90度方向
に回転したスイッチ本体の側面にも同様の突起及び凹所
を形成する。
このように構成されたスイッチ本体10を組み合わせる場
合には、第3図に示すように、一段面を凹凸嵌合させ、
上方からスライドさせて嵌合し、隣り合うスイッチ本体
10を互いに連結し、1段分の凹所が空きになるように嵌
着する。即ち、凹所13の傾斜面13a2のみに突起12の傾斜
面12a2のみを嵌合させ、連結する。
このように構成することにより、第1図及び第2図に示
すように、スイッチ本体10の幅はαであり、そのスイッ
チ本体10間に1段分のスペースを有し、そのスイッチ本
体10の上部には真ん中に狭い幅Bの操作釦を、その両側
には広い幅Aの操作釦をそれぞれ配置することができ
る。
また、第3図に示すように、一方のスイッチ本体10上に
は、このスイッチ本体10より大きい操作釦30〔第9図
(c)参照〕を、もう一方のスイッチ本体10上にはより
幅の狭い矩形の操作釦40〔第9図(d)参照〕を装着す
るようにしてもよい。
第4図はスイッチ本体10の凹所13の全空間に、隣り合う
スイッチ本体10の突起12を完全に位置合わせして、上方
からスライドさせて嵌合し、隣り合うスイッチ本体10を
互いに連結する。
このようにすると、第4図においては、2段状の突起と
2段状の凹所とが完全に嵌着する。即ち、傾斜面12a1
13a1、12a2と13a2とが互いに嵌合するように連結され、
隣り合うスイッチ本体10は密着し配設される。
第5図は本考案の第3の実施例を示す押釦スイッチの本
体の連結状態を示す平面図である。
この実施例においては、スイッチ本体50の側面には、3
段状の段部が形成される突起52と、他の側面には3段状
の凹所53が形成されている。即ち、突起52には傾斜面52
a1,52a2,52a3が、凹所53には傾斜面53a1,53a2,53a3
が形成されている。
そこで、例えば、第5図に示すように、4個のスイッチ
本体を上下2個ずつ互いに連結する。その場合、凹所53
の傾斜面53a3のみに突起52の傾斜面52a3のみを嵌合さ
せ、残り2段の凹所53が空きになるように連結する。
このように構成することにより、スイッチ本体間のピッ
チが、第2実施例の場合よりも、更に大きくなるように
配設することができる。なお、図5において、55は操作
軸である。
また、二段目又は三段目を凹凸嵌合させ連結した場合に
は、スイッチ本体50は順次密着し、ピッチ間を狭くする
ことができることは言うまでもない。
このように配設することにより、第6図に示すように、
スイッチ本体50(第5図参照)の上方には液晶表示部61
を有するより面積の広い操作釦60を配設することができ
る。
第7図は本考案の第4の実施例を示す押釦スイッチの本
体の連結状態を示す平面図である。
本実施例においては、スイッチ本体50の横方向において
は一段目を凹凸嵌合させる。つまり、凹所53の傾斜面53
a3のみに突起52の傾斜面52a3のみを嵌合させ、残り2段
の凹所53が空きになるように連結する。
一方、スイッチ本体50の縦方向においては互いに全ての
段を嵌合する。つまり、凹所53の全ての傾斜面53a1〜53
a3に、突起52の全ての傾斜面52a1〜52a3を嵌合させ、空
きがないように連結する。
このように配設することにより、例えば、第8図に示す
ように、上方には液晶表示部71を有する2個の横長の矩
形状の操作釦70〔第9図(a)参照〕を、下方には操作
釦70より面積が広く、かつ液晶表示部81及び上方に2個
の発光表示部82を有する2個の縦長の操作釦80〔第9図
(b)参照〕を配設することができる。
第9図は本考案のスイッチ本体の配置に対応して装着さ
れる各種の操作釦の平面図である。
第9図(a)に示すように、液晶表示部71を有する横長
(x,y)の矩形状の操作釦70を用いたり、第9図(b)
に示すように、上方に2個の発光表示部82と液晶表示部
81を有するやや面積の広い縦長(x,z)の矩形状の操作
釦80を用いたり、第9図(c)に示すように、四隅にカ
ギ状の発光表示部32と中央部に液晶表示部31とを有する
より面積の広い角形状(z,z)の操作釦30を用いたり、
第9図(d)に示すように、上方及び下方に発光表示部
42と中央部に液晶表示部41とを有する縦長の矩形状の操
作釦40を用いることができる。
そこで、例えば、第5図に示すように、スイッチ本体の
ピッチ間隔を広くした場合には、より面積の広い発光体
を有する操作釦30,80を装着することができる。
以上のように、スイッチ本体の連結態様により、種々の
幅(x,y,z)寸法を有する操作釦を配設することができ
る。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本考案の範囲から排除するものではない。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
(1)スイッチ本体側面に形成される多段状の突起及び
凹所を用いて、この凹所に隣り合うスイッチ本体の突起
を嵌着させることにより、スイッチ本体間の間隔を任意
に調整することができる。
(2)スイッチ本体側面の突起及び凹所を複数の段部と
したので、操作釦の大小に対応して任意の組み合わせに
より配置することができる。
(3)スイッチ本体側面の突起及び凹所を複数の段部と
したので、連結するスイッチ本体間の間隔の調整にあた
り、新たな特別の部品を必要とせず、必要に応じた連結
が可能である。
(4)スイッチとスイッチとの中心位置、即ち、スイッ
チ間隔を機器の使用に最も敵した間隔に配置でき、それ
により、機器のパネル面のデザインの向上を図ることが
できる。
(5)スイッチ本体を、複数個連結可能としたため、本
考案のスイッチを機器の筐体に固定兼用とするプリント
基板に、容易かつ強固に取付けることができる。
(6)スイッチ本体の連結は、一つのスイッチ本体を基
準として、左右方向のみならず、上下方向にも連結が可
能であり、操作釦の大きさやスイッチの必要数等の調整
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す押釦スイッチの正面図、
第2図はその押釦スイッチの斜視図、第3図は本考案の
実施例を示す押釦スイッチの本体の連結状態を示す平面
図、第4図は本考案の第2の実施例を示す押釦スイッチ
の本体の連結状態を示す平面図、第5図は本考案の第3
の実施例を示す押釦スイッチの本体の連結状態を示す平
面図、第6図は第5図のスイッチ本体の配置の場合に装
着される操作釦の配設状態の平面図、第7図は本考案の
第4の実施例を示す押釦スイッチの本体の連結状態を示
す平面図、第8図は第7図のスイッチ本体の配置の場合
に装着される操作釦の配設状態の平面図、第9図は本考
案のスイッチ本体の配置に対応して装着される各種の操
作釦の平面図、第10図は従来の押釦スイッチの本体の連
結状態を示す平面図である。 10,50……スイッチ本体、11……端子、12,52……突起、
12a1,12a2,13a1,13a2,52a1,52a2,52a3,53a1,53
a3……傾斜面、12b,13b……段部、13,53……凹所、14,3
0,40,60,70,80……操作釦、15……操作軸、16……表示
部、20……プリント基板、31,41,61,71,81……液晶表示
部、32,42,82……発光表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の操作釦を配置してなるスイッチにお
    いて、スイッチ本体の一方の側面には複数の傾斜面を有
    する段部が形成される突起を、他側面には前記突起に対
    応する複数の傾斜面を有する段部が形成される凹所を設
    け、該凹所へ隣り合うスイッチ本体の突起を嵌着させる
    ことにより、スイッチ本体を基準として、縦、横方向に
    隣り合うスイッチ本体を複数のピッチに配設可能とした
    押釦スイッチ。
JP1990100895U 1990-09-28 1990-09-28 押釦スイッチ Expired - Lifetime JPH0648703Y2 (ja)

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JPH0459028U JPH0459028U (ja) 1992-05-20
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JP2010046454A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Yasuo Onishi 物掛け
WO2019202688A1 (ja) * 2018-04-18 2019-10-24 三菱電機株式会社 スイッチ

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JPS6098235U (ja) * 1983-12-13 1985-07-04 株式会社東海理化電機製作所 歩進装置
JPS63186025U (ja) * 1987-05-22 1988-11-29

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