JP4782947B2 - 液晶パネル用プリント基板 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶パネル用プリント基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、液晶パネル用プリント基板においては、その面積を最小にするため種々の提案がなされている。すなわち、液晶パネル用プリント基板にあっては液晶パネルのサイズにより横方向の長さが規定されているため、長方形の形状を保ちつつ、最小にするため、縦方向の長さを最小にして基板を最小面積にしている。
【0003】
例えばセット本体を共通にして11.3インチ、13.3インチ、14.1インチ等のパネルを使ってシリーズを構成し、市場投入する場合や、すでに市場投入しているパソコンの液晶パネルに互換性のある状態で投入する場合にはIF部のコネクタ及びコネクタ位置が規定されており、これに対応するためには基板面積を増やさざるを得ない。
【0004】
従って、現状においては、比較的縦方向の長さが短い既製の基板シートを用い、1枚の基板シートから2枚の長方形基板を取るようにしているが周辺部の捨基板となる部分も多く、効率が悪いので、現状の基板製造ラインに乗せられる範囲の既製の基板シートを用いてより効率的な基板取りの可能性が模索されている。
【0005】
以下、図面を参照しながら、この種の液晶パネル用プリント基板について説明する。図2は液晶パネル用プリント基板の一構成例を示す平面図であり、現状の基板製造ラインに乗せられる範囲の比較的幅の広い既製の基板シート上にパターン構成した場合を示している。
【0006】
図2において、1,2,3は構成基板、4は、構成基板1,2,3を接続し、機械的強度を保つ周辺捨て基板、5は、基板作成時の固定用穴となり、そして基板実装時の合わせマークとなる基準マーク、6は各構成基板1,2,3のパネルと接続される側の直線の辺、7は各構成基板1,2,3の段部、8は段部側底辺、9は段部側頭部辺、10は、構成基板1に構成基板2及び構成基板2に構成基板3を接続し、さらに周辺捨て基板4と構成基板1,2,3を接続するミシン目接続部である。
【0007】
このように構成することにより、コネクタ部の高さを保ちつつ、構成基板1,2,3をL字形状にして極力効率的に配置している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成では、これを基板シート上にパターン構成した場合、次のような問題点がある。
(1)基準マーク(基板のパターンを合わせるのに必要なマーク)の必要寸法により制限を受けるため全体基板の面積は小さくならない。(必要寸法:縦8mm、横18mm)
(2)基板上への部品実装を行うときの縦方向の長さに制限がある。(縦寸法Max:250mm)
(3)基板サイズのコスト最適の基板寸法である縦:160mm以下の条件を満足しない。
【0009】
具体的な寸法ではL字形状の縦方向の長い寸法が52mm、短い寸法が45mmであり、この時の縦方向の寸法は(数1)に示すようになる。
【0010】
【数1】
52(A)+45(B)+52(C)+8(D)+8(E)+4(F1〜F4)=169mm
なお、寸法符号A,B,C,D,E,F1〜F4は図2に示す通りである。
【0011】
この寸法は上記(2)の問題点は解消するが、上記(3)の問題点が残り、結局、1枚の既製基板シートから3枚の構成基板を取ることはできない。
【0012】
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、既製基板シートから構成基板を複数基板取りすることができる液晶パネル用プリント基板を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の液晶パネル用プリント基板は、下部辺は直線辺であり、上部辺はその略半部にわたって直線部及びこれに連続する凸形状部から構成され、前記凸形状部の前記直線部側とは反対側に凸形状部側底辺を配置した略長方形の第1の構成基板と、前記第1の構成基板と同形状であって、その凸形状部と直線部が向かい合うように配置される第2の構成基板と、前記第1の構成基板と同形状であって、前記互いに向かい合う構成基板のいずれか一方の下部辺と向かい合う位置にその下部辺が対峙するように配置される第3の構成基板により構成された基板配置を単位として周辺捨て基板に連結された基板シートから複数基板取りしたものである。
【0014】
この発明によれば、既製基板シートから構成基板を複数基板取りすることができ、基板シートの効率的な利用が図れる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、前記構成例のものの寸法と同一の部分については同一符号を用いるものとする。
【0016】
図1は本発明の液晶パネル用プリント基板の一実施の形態における構成を示す平面図であり、基板シート上にパターン構成した場合を示している。
【0017】
図1において、11,12,13は構成基板、14は、構成基板11,12,13の構成基板を接続し、機械的強度を保つ周辺捨て基板、15は、基板作成時の固定用穴となり、そして基板実装時の合わせマークとなる基準マーク、16は下部辺となる直線辺、17は上部辺の略半部にわたって凸形状部側底辺18に連続して形成された凸形状部、19は凸形状部側頭部辺、20は、構成基板11に構成基板12及び構成基板12に構成基板13を接続し、さらに周辺捨て基板14と構成基板11,12,13を接続するミシン目接続部である。
【0018】
ここで構成基板12と構成基板13においては、図2に示したものと同様、相互に180度回転して突き合わせ、構成基板12の凸形状部17と基板13の凸形状部17を構成基板の中心(左右の中心)に対して左右に配置することにより、言い替えれば、基板12の凸形状部側頭部辺19と基板13の凸形状部側底辺18が向かい合うようにして、構成基板12と構成基板13による縦方向の長さFを小さくしている。
【0019】
構成基板11においては、その直線辺16と構成基板12の直線辺16とが対峙するように配置し、さらに凸形状部17の右側に形成される凸形状部側底辺18’の上部に基準マーク15を配置することにより縦方向の寸法が小さくなるようにしており、構成基板12,13の構成と相俟って縦方向の寸法が最小になるように構成されている。
【0020】
この場合の縦方向の寸法は(数2)で表される。
【0021】
【数2】
52(A)+45(B)+52(C)+8(D)+3(F2〜F4)=160mm
この寸法を(数1)と比較すると基準マーク15の寸法(E)が構成基板11の形状で吸収できるため短くなり、さらに基板間を接続するミシン目部も1つ不要となり、縦寸法は短くなっている。
【0022】
なお、ここでは構成基板12,13の上部に構成基板11を配置しているが、これを構成基板13の下部に配置しても同様であり、この時は基準マーク15の寸法(D)分が短くでき、縦方向の寸法は(数2)と同等になる。
【0023】
このようにすれば、有効面積を最大にできる基板パターン配置が可能となり、具体的には、3枚取りで全体の大きさは160×315mmとなり、10%以上のコスト削減が期待できる。なお、従来の2枚取りでは全体の大きさは120×315mmとなる。
【0024】
以上のように、本実施の形態によれば、構成基板を従来の2枚構成から3枚構成にすることができ、基板シートの効率的な利用を図ることができる。なお、この枚数は基板シートの大きさや構成基板の大きさにより左右されるものであるが、いずれのケースにおいても基板シートの効率的な利用によるコストダウンが期待できる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、既製基板シートから構成基板を複数基板取りすることができ、基板シートの効率的な利用が図れるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶パネル用プリント基板の一実施の形態における構成を示す平面図
【図2】液晶パネル用プリント基板の一構成例を示す平面図
【符号の説明】
11,12,13 構成基板
14 周辺捨て基板
15 基準マーク
16 直線辺
17 凸形状部
18 凸形状部側底辺
19 凸形状部側頭部辺
20 ミシン目接続部
Claims (3)
- 下部辺は直線辺であり、上部辺はその略半部にわたって直線部及びこれに連続する凸形状部から構成され、前記凸形状部の前記直線部側とは反対側に凸形状部側底辺を配置した略長方形の第1の構成基板と、前記第1の構成基板と同形状であって、その凸形状部と直線部が向かい合うように配置される第2の構成基板と、前記第1の構成基板と同形状であって、前記互いに向かい合う構成基板のいずれか一方の下部辺と向かい合う位置にその下部辺が対峙するように配置される第3の構成基板により構成された基板配置を単位として周辺捨て基板に連結された基板シートから複数基板取りされていることを特徴とする液晶パネル用プリント基板。
- 前記第3の構成基板の凸形状部側底辺上部に対応する前記周辺捨て基板面に基準マークを配置したことを特徴とする請求項1記載の液晶パネル用プリント基板。
- 前記第3の構成基板の凸形状部側頭部辺が前記周辺捨て基板領域を横切って露呈し前記基板シートの側辺を形成することを特徴とする請求項1または2記載の液晶パネル用プリント基板。
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