JPH0747772Y2 - 表示付きピアノタッチスイッチ - Google Patents

表示付きピアノタッチスイッチ

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JPH0747772Y2
JPH0747772Y2 JP4971190U JP4971190U JPH0747772Y2 JP H0747772 Y2 JPH0747772 Y2 JP H0747772Y2 JP 4971190 U JP4971190 U JP 4971190U JP 4971190 U JP4971190 U JP 4971190U JP H0747772 Y2 JPH0747772 Y2 JP H0747772Y2
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JP
Japan
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switch
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重雄 大橋
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日本開閉器工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、操作釦に液晶板を配設した表示付きピアノタ
ッチスイッチに関する。
従来の技術 従来、このような分野の技術としては、例えば以下に示
すようなものがあった。
第5図はフレキシブルプリント配線板を用いた従来にお
ける表示付き押釦スイッチの一部断面正面図である。
第5図のように操作釦21の下面からフレキシブルプリン
ト配線板22を突出させ、その先端部を第6図に示すよう
にスイッチ本体23内に配設した端子付きコネクタ24に差
し込んで接続を行うようにしていた。
第7図は他の従来例を示す一部断面正面図であり、操作
釦31の下面の回路パターンとスイッチ本体23内に配設し
た端子35間をコイルばね32を介して接続棒34で接続する
ものである。
第8図及び第9図は更に他の従来例を示す正面図、本体
上部の正面図であり、スイッチ本体43内に配設した端子
45より弾性を有する接片47を突出させ、その先端部が操
作釦41の下面に配設した基板の回路パターンと摺接して
接続していた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら叙上の各従来例には下記のような課題があ
った。
第5図及び第6図に示した従来例ではフレキシブルプリ
ント配線板22の先端22aを金属で作られた端子付きコネ
クタに挿入し、スイッチ本体23をプリント基板に配設
し、はんだ付けによりスイッチ本体を固定するが、その
はんだ熱が接続部に影響をおよぼし、電気的障害を誘発
するおそれがあった。また、フレキシブルプリント配線
板22の操作釦21側の端部はIC基板38とはんだ付けにより
電気的接続を行うために、端子間が狭い場合にはフレキ
シブル基板が薄いシートで形成されているので、はんだ
付けを手際よく行わないと膨らみや絶縁不良を発生する
おそれがあり、従って熟練者でないと作業ができないと
いう欠点があった。
また第7図の従来例では、接続棒34及びコイルばね32が
用いられているために、それらの組が10数個の接触とな
ると、必然的にスイッチの操作力が大きく重くなる傾向
になり、従って、軽快な操作感のスイッチを構成するこ
とが困難である。この欠点を避けるために、各コイルば
ねのばね力を弱くすることが考えられるが、IC基板28の
接触面と接触棒34の接触圧力が弱まって、その部分での
接触が不安定になり易い欠点を生ずる。
第8図及び第9図の従来例では、第7図の例と同様な欠
点を有するものであるが、機構上、接片47の長さがとれ
ないことにより、十分なたわみを確保することができ
ず、従って第7図の場合と同様に、スイッチの操作力が
重くなったり、その接触部が露出しているために、使用
環境により、接触面の酸化や塵埃の付着等により、接触
不安定となる欠点があった。
本考案は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、
従って本考案の目的は、従来の技術に内在する上記諸課
題を解決することを可能とした新規なピアノタッチスイ
ッチを提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本考案に係る表示付きピアノ
タッチスイッチは、操作釦の一方とスイッチ本体のどち
らかに支軸を対向して設け、該支軸を支点として前記操
作釦が作動するスイッチにおいて、前記操作釦内に液晶
板を配設するとともに該液晶板の下方にIC基板を配置
し、該IC基板と前記液晶板との間に弾性を有する第1の
インタコネクタを介在させ、しかも前記支軸側のIC基板
の下面と前記スイッチ本体内より下方に突出した端子間
にも弾性を有する第2のインタコネクタを配設して、構
成される。
作用 本考案によれば、上記したように、スイッチ本体と操作
釦の支点における液晶板と端子間に弾性を有する第1、
第2のインタコネクタを設け、その接続部を支点の近傍
に配設したので、液晶板とIC基板と端子とが常に弾接し
た状態で操作釦の作動が行われる。
実施例 以下本考案をその好ましい一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。
第1図は本考案の要部断面図、第2図はその分解斜視
図、第3図は操作釦を除去して示す平面図、第4図はそ
の側面図である。
第1図〜第3図において、操作釦1内に液晶板2、枠体
3及びカスタムICが載置された基板4が配設され、操作
釦1の上面にはレンズ17が配設されている。
IC基板4の長手方向両側端面上にはカスタムICからの多
数の配線がスルーホールにより基板4の裏面の側面端部
に直線的に配設されている。
スイッチ本体5の側面には一対の支軸6が突出して設け
られ、この支軸6に対応して操作釦1に形成された貫通
孔7が凹凸係合され、操作釦1はこの係合部を支点とし
て上下傾動自在に配設されている。この操作釦1とスイ
ッチ本体5とは凹凸係合により、操作釦1が上下動可能
であればよい。
操作釦1のほぼ中間部に配置された枠体3の両側段部に
はそれぞれ貫通孔3aが設けられ、これらの貫通孔3aには
導電ゴム等の弾性を有する導電性第1のインタコネクタ
91が挿設されている。
スイッチ本体5内には端子8が直線的に設けられてお
り、この端子8とIC基板4の裏面の回路パターン間には
導電ゴム等の弾性を有する導電性第2のインタコネクタ
92が常時弾性的に接触するように構成されている。ま
た、IC基板4と第1、第2のインタコネクタ91、92間の
接続部は、前記操作釦1の支点の近傍に設けられてお
り、操作釦1の上下動においても常に接触した状態で配
設されている。
IC基板4の裏面の第2のインタコネクタ92が配設される
付近に、突起(壁面)10を形成することにより、第2の
インタコネクタ92の位置決めがされるほか、操作釦1の
作動により生ずる恐れがある第2のインタコネクタ92
位置ずれを防止することができる。また、この壁面10に
より接続部を保護するために、塵埃の付着を防止する。
本実施例においては、この壁面10を片側に設けたもので
あるが、第2のインタコネクタ92を挟むように両側に設
けてもよい。
スイッチ本体5のほぼ中央部には凹所11が形成されてお
り、該凹所11の下部中心には固定接片12が、下部側面に
は可動接片13の受片がそれぞれ設けられている。凹所11
には弾性材により形成された可動接片13がその上方に配
設され、操作釦1の下面に設けたプランジャ14の上下動
により可動接片13が固定接片12と接離することによりス
イッチの開閉動作が行われる。
プランジャ14は、IC基板4の下面の略中央部に設けられ
ているが、IC基板4の下面に、略中央部に突出部を設け
た板状のプランジャとして操作釦1と凹凸関係により嵌
合してもよい。
このスイッチ動作を行う接片12、13と多数の回路パター
ンに至る端子8とを適宜組み合わせてコード変換するこ
とにより液晶板2及びレンズ17を介して種々の情報を表
示することが出来る。
考案の効果 本考案は以上の如く構成され、作用するものであり、本
考案によれば以下に示す如き諸効果が得られる。
(1).液晶板2の多数の電極と端子8とを通電する導
電材を、弾性を有する第1、第2のインタコネクタ91
92の特性を活用し、しかも操作釦1の支軸となる略直線
上を第2のインタコネクタ92の接続部としたので、操作
釦1を作動してもその上下動は極めて僅かなために、上
記第2のインタコネクタ92の接続部に関し、第2のイン
タコネクタ92を押し縮めて接触不良や接触不安定等の電
気的、機械的に全く障害を与える事無く、長期的に安定
した接触を得ることが出来る。
(2).液晶板2の多数の電極と端子8とを通電する導
電材を、弾性を有する第1、第2のインタコネクタ91
92の特性を活用し、しかも操作釦1の支軸となる略直線
上を第2のインタコネクタ92の接続部としたので、操作
釦1の作動を妨げる力が極めて僅かなために、スイッチ
の操作感を低下させることがなく、従って極めて良好な
操作感のスイッチが得られる。
(3).液晶板2の多数の電極と端子8とを通電する導
電材を、弾性を有する第1、第2のインタコネクタ91
92の特性を活用し、しかも操作釦1の支軸となる略直線
上を第2のインタコネクタ92の接続部としたので、操作
釦1とスイッチ本体間に設けた接続構造が複数のコイル
ばねを用いた従来の複雑な結線構造を必要としないた
め、スイッチの製作にあたり工数が1/2以上大幅に軽減
できる。特に、第7図の従来例の如き、端子から上下動
する操作釦部まで、即ち端子部からコイルばねそれから
押棒、更には基板へと何段階の接触部を得て通電するの
に対し、単に第2のインタコネクタ92を投入するだけで
良く、その部分の接触の安定性、極間を狭く取ることが
できるからスイッチの小型化に貢献する等、数々の効果
がある。
(4).液晶板2の多数の電極と端子8とを通電する導
電材を、弾性を有する第1、第2のインタコネクタ91
92の特性を活用し、しかも操作釦1の支軸となる略直線
上を第2のインタコネクタ92の接続部としたので、従来
のフレキシブルプリント配線板を用いた構造のIC基板と
のはんだ付け作業において、熟練を必要とする他、この
はんだ付け作業による熱がフレキシブルプリント配線板
とコネクタに伝わり、その接触状態を不安定にする等の
欠点が解消され、安定した接続状態を維持できる効果が
ある。
(5).操作釦1の底面部のIC基板4の一部に第2のイ
ンタコネクタ92を支持する突起10を設けることにより、
操作釦1の作動による位置ずれを防止することは勿論、
接続面への塵埃侵入を防止し、長期的にその導電性の安
定を計ることができる効果がある。
(6).液晶板2の多数の電極と端子8とを通電する導
電材を、弾性を有する第1、第2のインタコネクタ91
92の特性を活用し、しかも操作釦1の支軸となる略直線
上を第2のインタコネクタ92の接続部としたので、操作
釦1の色調、形状の交換や破損、損傷時における操作釦
1の交換が、ワンタッチで行え、極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面正面図、第2
図はその分解斜視図、第3図は操作釦を除去して示す平
面図、第4図はその側面図、第5図、第6図は従来の技
術の一例を示す一部断面正面図、要部斜視図、第7図は
従来技術の他の例を示す一部断面正面図、第8図、第9
図は従来技術の更に他の例を示す正面図、操作釦を除去
して示す平面図である。 1……操作釦、2……液晶板、3……枠体、3a……貫通
孔、4……IC基板、5……スイッチ本体、6……支軸、
7……貫通孔、8……端子、91……第1のインタコネク
タ、92……第2のインタコネクタ、10……突起(壁
面)、11……凹所、12……固定接片、13……可動接片、
14……プランジャ、15……覆蓋、16……貫通孔、17……
レンズ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作釦の一方とスイッチ本体のどちらかに
    支軸を対向して設け、該支軸を支点として前記操作釦が
    作動するスイッチにおいて、前記操作釦内に液晶板を配
    設するとともに該液晶板の下方にIC基板を配置し、該IC
    基板と前記液晶板との間に弾性を有する第1のインタコ
    ネクタを介在させ、しかも前記支軸側のIC基板の下面と
    前記スイッチ本体内より下方に突出した端子間にも弾性
    を有する第2のインタコネクタを配設し、前記液晶板と
    前記端子間を電気的に接続したことを特徴とする表示付
    きピアノタッチスイッチ。
  2. 【請求項2】前記液晶板とIC基板との間に貫通孔を形成
    した枠体を設け、該貫通孔に前記第1のインタコネクタ
    を配設して前記液晶板と前記IC基板間を弾接したことを
    特徴とする請求項(1)に記載の表示付きピアノタッチ
    スイッチ。
JP4971190U 1990-05-11 1990-05-11 表示付きピアノタッチスイッチ Expired - Fee Related JPH0747772Y2 (ja)

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