JPH066427Y2 - 照光式スイッチ - Google Patents
照光式スイッチInfo
- Publication number
- JPH066427Y2 JPH066427Y2 JP1985081624U JP8162485U JPH066427Y2 JP H066427 Y2 JPH066427 Y2 JP H066427Y2 JP 1985081624 U JP1985081624 U JP 1985081624U JP 8162485 U JP8162485 U JP 8162485U JP H066427 Y2 JPH066427 Y2 JP H066427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key top
- substrate
- frame
- switch
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、照光式スイッチに関する。
〈従来の技術〉 従来の照光式スイッチにおいてはフレームに嵌め込まれ
たキートップの下に基板があり、その基板の上に照光素
子や例えば発光ダイオードの如き照光素子や回路素子を
オン・オフする例えばタクトスイッチの如きスイッチが
配置されている。さらにもう1つの従来技術としては、
前記基板の上にタクトスイッチが配置され、当該タクト
スイッチの上に照光素子が配設されているものもある。
たキートップの下に基板があり、その基板の上に照光素
子や例えば発光ダイオードの如き照光素子や回路素子を
オン・オフする例えばタクトスイッチの如きスイッチが
配置されている。さらにもう1つの従来技術としては、
前記基板の上にタクトスイッチが配置され、当該タクト
スイッチの上に照光素子が配設されているものもある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 基板の上に照光素子やスイッチが設けられているものに
ついては、スイッチまたは照光素子のいずれをキートッ
プの中心部に位置せしめるかの問題がある。すなわち照
光素子をキートップの中心に位置せしめた場合には、キ
ートップへの照明は均一となるが、スイッチへの押圧に
対しては偏心力が働き、したがってキートップの押圧が
スムーズにできないという欠点がある。またスイッチを
キートップの中心に位置せしめたものについては、照光
素子がキートップに対して偏心しているため、キートッ
プにおける照明が一様にならないという問題がある。ま
た基板の上にタクトスイッチを設け、さらにそのタクト
スイッチの上に照光素子を設けたものについては、照光
式スイッチ全体としての厚さが厚くなるという問題が生
じる。
ついては、スイッチまたは照光素子のいずれをキートッ
プの中心部に位置せしめるかの問題がある。すなわち照
光素子をキートップの中心に位置せしめた場合には、キ
ートップへの照明は均一となるが、スイッチへの押圧に
対しては偏心力が働き、したがってキートップの押圧が
スムーズにできないという欠点がある。またスイッチを
キートップの中心に位置せしめたものについては、照光
素子がキートップに対して偏心しているため、キートッ
プにおける照明が一様にならないという問題がある。ま
た基板の上にタクトスイッチを設け、さらにそのタクト
スイッチの上に照光素子を設けたものについては、照光
式スイッチ全体としての厚さが厚くなるという問題が生
じる。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたものであって、キ
ートップにおける照明の均一化を図るとともに、スイッ
チへの押圧に際して偏心力が作用することなく、したが
って、キートップの押圧がスムーズに行い得る照光式ス
イッチを提供することを目的としている。
ートップにおける照明の均一化を図るとともに、スイッ
チへの押圧に際して偏心力が作用することなく、したが
って、キートップの押圧がスムーズに行い得る照光式ス
イッチを提供することを目的としている。
さらに本考案は、スイッチ全体としての厚さを薄くしう
る照光式スイッチを提供することを目的としている。
る照光式スイッチを提供することを目的としている。
また、本考案は組立の簡単な照光式スイッチを提供する
ことを目的としている。
ことを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 この考案に係る照光式スイッチは、押圧方向に直交する
方向になかぐり孔たる基板挿通孔が開設され、押圧方向
下側面に凸部が形成された透光性を有するキートップ
と、このキートップが複数列、複数行にわたって押圧自
在に嵌め込まれ、当該キートップの基板挿通孔に連通す
る基板挿通切り欠きが形成された枠状のフレームと、前
記基板挿通孔及び基板挿通切り欠きをトンネル状に連結
して複数のキートップに挿通される櫛型形状の基板と、
この基板に搭載されて前記基板挿通孔内に位置する発光
ダイオードと、前記キートップの押圧操作によって前記
発光ダイオードと回路素子とをオン、オフするタクトス
イッチと、弾性シートとを有しており、かつ弾性シート
は平坦な表示面と表示面を縦横に区画する枠部とを有し
ており、表示面をキートップの上面に、枠部をフレーム
の上面にそれぞれ貼着してあり、かつ前記発光ダイオー
ド、凸部及びタクトスイッチはキートップの表示面の中
心と略同軸上に配置されている。
方向になかぐり孔たる基板挿通孔が開設され、押圧方向
下側面に凸部が形成された透光性を有するキートップ
と、このキートップが複数列、複数行にわたって押圧自
在に嵌め込まれ、当該キートップの基板挿通孔に連通す
る基板挿通切り欠きが形成された枠状のフレームと、前
記基板挿通孔及び基板挿通切り欠きをトンネル状に連結
して複数のキートップに挿通される櫛型形状の基板と、
この基板に搭載されて前記基板挿通孔内に位置する発光
ダイオードと、前記キートップの押圧操作によって前記
発光ダイオードと回路素子とをオン、オフするタクトス
イッチと、弾性シートとを有しており、かつ弾性シート
は平坦な表示面と表示面を縦横に区画する枠部とを有し
ており、表示面をキートップの上面に、枠部をフレーム
の上面にそれぞれ貼着してあり、かつ前記発光ダイオー
ド、凸部及びタクトスイッチはキートップの表示面の中
心と略同軸上に配置されている。
〈作用〉 キートップは常時はタクトトップ内に組み込まれてある
スプリングの作用により、上方向に押し上げられて安定
している。
スプリングの作用により、上方向に押し上げられて安定
している。
キートップが押圧されると、キートップの下面に設けた
突起部がタクトスイッチを押圧し、タクトスイッチが作
動する。タクトスイッチの動作に基づいて発光ダイオー
ドが点灯または消灯したり、回路素子がオン・オフす
る。
突起部がタクトスイッチを押圧し、タクトスイッチが作
動する。タクトスイッチの動作に基づいて発光ダイオー
ドが点灯または消灯したり、回路素子がオン・オフす
る。
〈実施例〉 第1図において10は底板40に固定されたフレームであ
り、図示する如く、このフレーム10は垂直壁を碁板の目
状に連結した構造になっている。ししかて、互いに直交
する垂直壁のうち、一方向の壁11には基板挿通切り欠き
Aがとも孔状態に開口している。基板挿通切り欠きAの
横幅は後述する基板30の櫛歯部31の横幅よりも広く、ま
た高さは基板30の上に搭載される電子部品の高さに関連
して設定される。そして、このフレーム10にはキートッ
プ20が嵌め込まれている。すなわち、キートップ20は第
2図に図示する如き透明な合成樹脂からなる略直方体状
のキートップ本体21と、キートップ本体21の上面に貼着
されたシリコンシートの如き公知の弾性シート22から構
成されている。ここで、前記弾性シート22は表示面221
とこれを一体に形成され、表示面221を縦横に区画する
枠部222を有している。そして、表示面上には文字や数
字が表示されていて、当該文字、数字を表す部分のみが
光を透過しうるようになっている。
り、図示する如く、このフレーム10は垂直壁を碁板の目
状に連結した構造になっている。ししかて、互いに直交
する垂直壁のうち、一方向の壁11には基板挿通切り欠き
Aがとも孔状態に開口している。基板挿通切り欠きAの
横幅は後述する基板30の櫛歯部31の横幅よりも広く、ま
た高さは基板30の上に搭載される電子部品の高さに関連
して設定される。そして、このフレーム10にはキートッ
プ20が嵌め込まれている。すなわち、キートップ20は第
2図に図示する如き透明な合成樹脂からなる略直方体状
のキートップ本体21と、キートップ本体21の上面に貼着
されたシリコンシートの如き公知の弾性シート22から構
成されている。ここで、前記弾性シート22は表示面221
とこれを一体に形成され、表示面221を縦横に区画する
枠部222を有している。そして、表示面上には文字や数
字が表示されていて、当該文字、数字を表す部分のみが
光を透過しうるようになっている。
そして、前記枠部222とフレーム10を互いに接着するこ
とによって、キートップ20がフレーム10に組み込まれ
る。第1図、第2図に図示するようにキートップ本体21
の側面211にはなかぐり孔、すなわち基板挿通孔Bが側
面視211と対向する他の側面に達するまで貫設されてい
る。そして、この基板挿通孔Bは、一定の方向に整列し
ていて、トンネル状になっている。
とによって、キートップ20がフレーム10に組み込まれ
る。第1図、第2図に図示するようにキートップ本体21
の側面211にはなかぐり孔、すなわち基板挿通孔Bが側
面視211と対向する他の側面に達するまで貫設されてい
る。そして、この基板挿通孔Bは、一定の方向に整列し
ていて、トンネル状になっている。
30は全体形状が櫛状に打抜かれた絶縁物からなる基板で
あって、基板30の櫛歯部31は前記トンネル状に形成され
た基板挿通切り欠きAと基板挿通孔B内に挿通される如
く配置されていて、基板30の両端はスペーサ60を介し
て、底板40に固定されている。キートップ20の表示面22
1中央に対向する位置には、発光ダイオード32がキート
ップ20の表面すなわち表示面221を照射するように配置
されている。キートップ本体21の押圧方向下側面、すな
わち下面中央部には凸部212がこれと一体に突出形成さ
れている。
あって、基板30の櫛歯部31は前記トンネル状に形成され
た基板挿通切り欠きAと基板挿通孔B内に挿通される如
く配置されていて、基板30の両端はスペーサ60を介し
て、底板40に固定されている。キートップ20の表示面22
1中央に対向する位置には、発光ダイオード32がキート
ップ20の表面すなわち表示面221を照射するように配置
されている。キートップ本体21の押圧方向下側面、すな
わち下面中央部には凸部212がこれと一体に突出形成さ
れている。
50は凸部212の真下に、これと当接して配置されている
タクトスイッチである。したがってキートップ20は、常
時はタクトスイッチ50内に組み込まれてあるスプリング
の作用により、上方向に押し上げられている。
タクトスイッチである。したがってキートップ20は、常
時はタクトスイッチ50内に組み込まれてあるスプリング
の作用により、上方向に押し上げられている。
キートップ20が押圧されると、キートップ本体21の下面
に設けた凸部212が当該タクトスイッチ50を押圧し、こ
れを作動せしめ、この作動に基づいて発光ダイオード32
が点灯または消灯するとともに、回路素子がオン・オフ
する。
に設けた凸部212が当該タクトスイッチ50を押圧し、こ
れを作動せしめ、この作動に基づいて発光ダイオード32
が点灯または消灯するとともに、回路素子がオン・オフ
する。
以上の説明においては、フレーム10と底板40とは別体の
ものとして説明しうたが、フレームと底板とを一体にし
たものであってもよい。
ものとして説明しうたが、フレームと底板とを一体にし
たものであってもよい。
〈考案の効果〉 本考案はこのように構成したので、以下の如き効果を奏
する。
する。
キートップの中程のところに水平方向にくりぬいた基
板挿通孔を設けてあるため、薄型の照光式スイッチを提
供することができる。
板挿通孔を設けてあるため、薄型の照光式スイッチを提
供することができる。
キートップと発光ダイオードのタクトスイッチとは同
軸上に設けてあるので、キートップの全面は一様に照明
されるとともに、タクトスイッチの押圧際に偏心力が働
かず、極めて操作しやすい照光式スイッチを得ることが
できる。
軸上に設けてあるので、キートップの全面は一様に照明
されるとともに、タクトスイッチの押圧際に偏心力が働
かず、極めて操作しやすい照光式スイッチを得ることが
できる。
発光ダイオードが搭載された基板を基板挿通孔と基板
挿通切り欠きとを介してキートップの内部に挿通するの
で、複数の発光ダイオードを一括してキートップの内部
に設置することができる。
挿通切り欠きとを介してキートップの内部に挿通するの
で、複数の発光ダイオードを一括してキートップの内部
に設置することができる。
第1図は本考案の一実施例の一部切欠斜視図、第2図は
キートップ本体の一部切欠斜視図である。 10……フレーム、20……キートップ、30……基板、32…
…発光ダイオード、40……底板、50………タクトスイッ
チ。
キートップ本体の一部切欠斜視図である。 10……フレーム、20……キートップ、30……基板、32…
…発光ダイオード、40……底板、50………タクトスイッ
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−6892(JP,A) 特開 昭57−67230(JP,A) 実開 昭58−113564(JP,U) 実開 昭57−198837(JP,U) 実開 昭54−57484(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】押圧方向に直交する方向になかぐり孔たる
基板挿通孔が開設され、押圧方向下側面に凸部が形成さ
れた透光性を有するキートップと、このキートップが複
数列、複数行にわたって押圧自在に嵌め込まれ、当該キ
ートップの基板挿通孔に連通する基板挿通切り欠きが形
成された枠状のフレームと、前記基板挿通孔及び基板挿
通切り欠きをトンネル状に連結して複数のキートップに
挿通される櫛型形状の基板と、この基板に搭載されて前
記基板挿通孔内に位置する発光ダイオードと、前記キー
トップの押圧操作によって前記発光ダイオードと回路素
子とをオン、オフするタクトスイッチと、弾性シートと
を具備しており、かつ弾性シートは平坦な表示面と表示
面を縦横に区画する枠部とを有しており、表示面をキー
トップの上面に、枠部をフレームの上面にそれぞれ貼着
してあり、かつ前記発光ダイオード、凸部及びタクトス
イッチはキートップの表示面の中心と略同軸上に配置さ
れていることを特徴とする照光式スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985081624U JPH066427Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 照光式スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985081624U JPH066427Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 照光式スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61196415U JPS61196415U (ja) | 1986-12-08 |
JPH066427Y2 true JPH066427Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=30628577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985081624U Expired - Lifetime JPH066427Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 照光式スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066427Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009218127A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | キー入力装置、及び電子機器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57198837U (ja) * | 1981-06-12 | 1982-12-17 | ||
JPS58113564U (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-03 | 日本航空電子工業株式会社 | 自動車用制御パネル |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP1985081624U patent/JPH066427Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61196415U (ja) | 1986-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5278362A (en) | Push-button switch with display device | |
JPH066427Y2 (ja) | 照光式スイッチ | |
EP0101958B1 (en) | Push button switch | |
JPS58176819A (ja) | 平面発光型自照式スイツチ装置 | |
JPH0722819Y2 (ja) | 押しボタンスイッチ | |
JPH0531042U (ja) | 押釦スイツチのキートツプ | |
JPH08161970A (ja) | リモコン装置 | |
JPH0449796Y2 (ja) | ||
JP2606982Y2 (ja) | 高さ可変式押ボタンスイッチ | |
JPH0424811B2 (ja) | ||
JPH0143775Y2 (ja) | ||
JPH0734472Y2 (ja) | 鍵盤スイッチ取付構造 | |
JP2588361Y2 (ja) | 表示装置付き押釦スイッチ | |
JPH0143774Y2 (ja) | ||
JPS6023868Y2 (ja) | 押釦操作装置 | |
JPH02111021U (ja) | ||
JPS61145438U (ja) | ||
JP2882558B2 (ja) | 照光式押釦スイッチ | |
JPH0231711Y2 (ja) | ||
JPH044336Y2 (ja) | ||
JPH0720977Y2 (ja) | 電話機のスイッチ構造 | |
JPH05307922A (ja) | 照光式押釦スイッチ | |
JP2578070Y2 (ja) | スイッチの構造 | |
JPH0122196Y2 (ja) | ||
NO890064L (no) | Anordning ved trykkknappbryter. |