JP2003243118A - 合体型コネクタ及びそれを用いた回転接続装置 - Google Patents
合体型コネクタ及びそれを用いた回転接続装置Info
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Abstract
の安い、合体型コネクタ 【解決手段】 複数のコネクタ単体12、14からなる。第
一のコネクタ単体12は、多数の接続端子18と、これらの
接続端子を所定の位置に配列して一体にモールドされた
樹脂成型体20とからからなり、第二のコネクタ単体14
も、多数の接続端子28と樹脂成型体30とからなる。各コ
ネクタ単体12、14の樹脂成型体20、30は隣りのコネクタ
単体との対向面に凹凸嵌合部22、32を有している。この
凹凸嵌合部22、32を嵌合させることにより複数のコネク
タ単体12、14を合体させて一つのコネクタとした。
Description
と、それを用いた回転接続装置に関するものである。
ルの巻き取り、巻き戻しにより回転体と固定体間を接続
する回転接続装置は、自動車のエアバック用回路などに
用いられている(特開平4-69385号公報、特開2000-3232
54号公報)。エアバック用の回転接続装置は、近年、多
段エアバッグの法制化、オートクルーズ回路やオーディ
オ回路のステアリング設定などにより多回路化が要請さ
れている。
路化するためには、フラットケーブルの導体数を増やす
必要があり、これに対応するためには、フラットケーブ
ルを複数枚積層して使用することが好ましい。しかしフ
ラットケーブルの両端に取り付けられるコネクタは、一
般に、多数の接続端子を所定の位置に配列してインサー
ト成型することにより製造されているため、フラットケ
ーブルを複数枚積層する構造にすると、その両端に取り
付けられるコネクタが複雑化して、コストアップ、組立
作業性の低下を招く。
作業性がよく、コストの安い合体型コネクタと、それを
用いた回転接続装置を提供することにある。
ネクタは、複数のコネクタ単体からなり、各コネクタ単
体は、多数の接続端子と、これらの接続端子を所定の位
置に配列して一体にモールドされた樹脂成型体とからか
らなり、各コネクタ単体の樹脂成型体は隣りのコネクタ
単体との対向面に嵌合部を有しており、この嵌合部を嵌
合させることにより前記複数のコネクタ単体を合体させ
て一つのコネクタとしたことを特徴とするものである。
嵌合部は、凹部と凸部で構成することができる。また嵌
合部は、パチンと発音して嵌合するロック(スナップフ
ィット)嵌合のようなものであってもよい。
嵌合部は、樹脂成型体の接続端子が埋め込まれていない
位置に形成されていることことが好ましい。
ットケーブルの巻き取り、巻き戻しにより回転体と固定
体間を接続するものにおいて、前記フラットケーブルは
複数枚積層された状態で巻かれており、各フラットケー
ブルの端部にそれぞれ上記のような合体型コネクタを構
成するコネクタ単体が取り付けられ、フラットケーブル
の端部で前記コネクタ単体が合体して一つのコネクタを
構成していることを特徴とするものである。
図面を参照して詳細に説明する。
型コネクタの一実施形態を示す。この合体型コネクタ10
は、第一のコネクタ単体12と、第二のコネクタ単体14を
合体させたものである。
うに、フラットケーブル16の導体16aに半田付け等によ
り接続された多数の接続端子18と、これらの接続端子18
を所定の位置に配列して一体にモールドされた樹脂成型
体20とから構成されている。樹脂成型体20の片面(第二
のコネクタ単体14と対向する面)には、凹凸嵌合用の凸
部22と、突き当て突起24が一体に形成されている。この
ような第一のコネクタ単体12は、接続端子18を金型内に
配列して、インサート成型することにより製造される。
すように、もう一枚のフラットケーブル26の導体26aに
半田付け等により接続された多数の接続端子28と、これ
らの接続端子28を所定の位置に配列して一体にモールド
された樹脂成型体30とから構成されている。樹脂成型体
30の片面(第一のコネクタ単体12と対向する面)には、
凹凸嵌合用の凹部32を形成するための枠部32Fと、突き
当て突起34が一体に形成されている。この第二のコネク
タ単体14もインサート成型により製造される。
のコネクタ単体14の凹部32とを嵌合させると、二つのコ
ネクタ単体12、14が合体して、図1のような一つの合体
型コネクタ10が構成される。第一のコネクタ単体12の凸
部22は、第二のコネクタ単体14の凹部32の四隅に嵌合す
るように形成されている。凸部22と凹部32は、合体した
二つのコネクタ単体12、14が簡単に分離しないように、
きつめに嵌合するように形成されている。二つのコネク
タ単体12、14を合体させると、両者の突き当て突起24と
34が突き合わされて、第一のコネクタ単体12側の接続端
子18の列と第二のコネクタ単体14側の接続端子28の列が
一定の間隔に保たれる。
10は、1層分の接続端子が一つのコネクタ単体にまとめ
られているので、各コネクタ単体は比較的簡単な構造と
なり、製造も容易である。また組立作業も簡単であり、
複雑な端子配列にも容易に対応できる。
型コネクタの他の実施形態を示す。また図5は図4の合
体型コネクタ10を構成する第一のコネクタ単体12を、図
6は同じく第二のコネクタ単体14を示す。図4ないし図
6において、図1ないし図3と同一部分には同一符号を
付してある。
のと異なる点は、凹凸嵌合用の凸部22と凹部32が、樹脂
成型体20、30の接続端子18、28が埋め込まれていない位
置に形成されていることである。このようにすると、図
6(D)に示すように、凹部32を樹脂成型体30の肉厚に
入り込む(肉厚を薄くする)ように形成できるため、枠
部32Fの高さを低くできる。また図5(E)に示すよう
に、凸部22が立ち上がる樹脂成型体20の表面を、他の領
域より一段低く形成できる。このため、二つのコネクタ
単体12、14を合体させた合体型コネクタ10の厚さを実施
形態1の場合より薄くすることができる。それ以外は実
施形態1と同様であるので、説明を省略する。
接続装置の一実施形態を示す。図において、16、26は車
載用の回転接続装置を構成するフラットケーブルであ
る。フラットケーブル16、26は積層された状態でゼンマ
イ状に巻かれている(図示の例は途中に巻き方向反転部
が設けられた、特開平4-69385号公報記載のものと同じ
タイプ)。10Aはフラットケーブル16、26の内端(回転
端)に取り付けられた合体型コネクタ、10Bはフラット
ケーブル16、26の外端(固定端)に取り付けられた合体
型コネクタである。フラットケーブル16、26を収容する
回転ケース及び固定ケースは図示を省略してある。
端部に合体型コネクタ10A、10Bを取り付ける前の状
態、(B)は取り付けた後の状態を示している。内端側
の合体型コネクタ10Aは、一方のフラットケーブル16の
内端に取り付けたコネクタ単体12Aと、他方のフラット
ケーブル26の内端に取り付けたコネクタ単体14Aを合体
させたものである。外端側の合体型コネクタ10Bも同様
に、一方のフラットケーブル16の外端に取り付けたコネ
クタ単体12Bと、他方のフラットケーブル26の外端に取
り付けたコネクタ単体14Bを合体させたものである。な
お18、28は接続端子、20、30は樹脂成型体である。
A、14A、12B、14Bを製造した後に、それらをフラッ
トケーブル16、26の端部に取り付けるようになってい
る。フラットケーブル16、26の端部は、直角に折り曲げ
た(導体16a、26aを上又は下に向けた)状態で、コネ
クタ単体12A、14A、12B、14Bに接続される。
使用すると、複数枚のフラットケーブル16、26を有する
回転接続装置を組み立てる際に、それぞれのフラットケ
ーブル16、26の端部にコネクタ単体を取り付けてから
(取り付けは実施形態1のようにコネクタ単体の製造段
階で行ってもよい)、コネクタ単体を合体させればよい
ので、コネクタの取り付けを容易に行うことができる。
は、二つのコネクタ単体を合体させて一つの合体型コネ
クタを構成する場合を説明したが、本発明はこれに限ら
ず、三つ以上のコネクタ単体を合体させて一つの合体型
コネクタを構成することもできる。
型コネクタは、構造簡単な複数のコネクタ単体を合体さ
せて一つのコネクタを構成しているので、構造的に簡単
であり、製造、組立が容易で、コストが安く、複雑な端
子配列にも容易に対応できるという利点がある。またこ
の合体型コネクタを用いることにより、フラットケーブ
ルを複数枚積層するタイプの回転接続装置の組立を容易
に効率よく行うことができる。
示す、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は背面
図、(D)は平面図、(E)は底面図。
クタ単体を示す、(A)は正面図、(B)は側面図、
(C)は背面図、(D)は平面図、(E)は底面図。
クタ単体を示す、(A)は正面図、(B)は側面図、
(C)は背面図、(D)は(C)のD−D線断面図、
(E)は底面図。
を示す、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は背
面図、(D)は平面図、(E)は底面図。
クタ単体を示す、(A)は正面図、(B)は側面図、
(C)は背面図、(D)は平面図、(E)は底面図。
クタ単体を示す、(A)は正面図、(B)は側面図、
(C)は背面図、(D)は(C)のD−D線断面図、
(E)は底面図。
す、(A)は合体型コネクタを取り付ける前の状態を示
す斜視図、(B)は合体型コネクタを取り付けた後の状
態を示す斜視図。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のコネクタ単体からなり、各コネク
タ単体は、多数の接続端子と、これらの接続端子を所定
の位置に配列して一体にモールドされた樹脂成型体とか
らからなり、各コネクタ単体の樹脂成型体は隣りのコネ
クタ単体との対向面に嵌合部を有しており、この嵌合部
を嵌合させることにより前記複数のコネクタ単体を合体
させて一つのコネクタとしたことを特徴とする合体型コ
ネクタ。 - 【請求項2】 嵌合部が凹部と凸部で構成されている請
求項1記載の合体型コネクタ。 - 【請求項3】 嵌合部が、樹脂成型体の接続端子が埋め
込まれていない位置に形成されていることを特徴とする
請求項1又は2記載の合体型コネクタ。 - 【請求項4】 フラットケーブルの巻き取り、巻き戻し
により回転体と固定体間を接続する回転接続装置におい
て、前記フラットケーブルは複数枚積層された状態で巻
かれており、各フラットケーブルの端部にそれぞれ請求
項1、2又は3記載の合体型コネクタを構成するコネク
タ単体が取り付けられ、フラットケーブルの端部で前記
コネクタ単体が合体して一つのコネクタを構成している
ことを特徴とする回転接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002037145A JP4100926B2 (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | 合体型コネクタ及びそれを用いた回転接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003243118A true JP2003243118A (ja) | 2003-08-29 |
JP4100926B2 JP4100926B2 (ja) | 2008-06-11 |
Family
ID=27778840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002037145A Expired - Lifetime JP4100926B2 (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | 合体型コネクタ及びそれを用いた回転接続装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4100926B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006338923A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Tokai Rika Co Ltd | コネクタ |
JP2011016498A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Alps Electric Co Ltd | ステアリングモジュール |
US8582255B2 (en) | 2007-04-17 | 2013-11-12 | Innopower Superconductor Cable Co., Ltd. | Core-saturated superconductive fault current limiter and control method of the fault current limiter |
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JPH0726263U (ja) * | 1993-10-25 | 1995-05-16 | 株式会社大井製作所 | パワシートスライド装置 |
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2002
- 2002-02-14 JP JP2002037145A patent/JP4100926B2/ja not_active Expired - Lifetime
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