JP3504883B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分岐回路を有する
と共に、電子回路部を備えた電気接続箱に関する。
と共に、電子回路部を備えた電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の電気接続箱が図5及び図
6に示され、図5は電気接続箱の斜視図、図6は電気接
続箱に使用されるブスバーの斜視図である。図5及び図
6において、電気接続箱1は、電気接続箱本体2とこれ
とは別体の電子回路部3とから成り、電気接続箱本体2
内には銅合金のブスバー4が収容されている。このブス
バー4は回路配索材として用いられて分岐回路を構成し
ていると共に、ブスバー4の一部が折曲加工され、この
折曲加工された部分がコネクタ端子5として構成されて
いる。このコネクタ端子5は電気接続箱1のコネクタケ
ース内に配置される。電子回路部3は、前記電気接続箱
本体2に連結可能に構成され、この連結によって電気的
にも接続される。電子回路部3内には電子部品(図示せ
ず)等が内蔵され、所定の機能を実行する電子回路が構
成されている。
6に示され、図5は電気接続箱の斜視図、図6は電気接
続箱に使用されるブスバーの斜視図である。図5及び図
6において、電気接続箱1は、電気接続箱本体2とこれ
とは別体の電子回路部3とから成り、電気接続箱本体2
内には銅合金のブスバー4が収容されている。このブス
バー4は回路配索材として用いられて分岐回路を構成し
ていると共に、ブスバー4の一部が折曲加工され、この
折曲加工された部分がコネクタ端子5として構成されて
いる。このコネクタ端子5は電気接続箱1のコネクタケ
ース内に配置される。電子回路部3は、前記電気接続箱
本体2に連結可能に構成され、この連結によって電気的
にも接続される。電子回路部3内には電子部品(図示せ
ず)等が内蔵され、所定の機能を実行する電子回路が構
成されている。
【0003】ところで、従来では、前記ブスバー4によ
る分岐回路は、車種(又は車両)毎に最適になるよう設
計されていた。つまり、例えば搭載装置水準に従いグレ
ードの高い車では、ヒューズ数が多く、グレードが低く
なるにつれてヒューズ数が少なくて足り、これに応じて
分岐回路の構成が変更されるのである。
る分岐回路は、車種(又は車両)毎に最適になるよう設
計されていた。つまり、例えば搭載装置水準に従いグレ
ードの高い車では、ヒューズ数が多く、グレードが低く
なるにつれてヒューズ数が少なくて足り、これに応じて
分岐回路の構成が変更されるのである。
【0004】又、前記電子回路部3の機能は、一般に車
種(又は車両)毎に異なり車種(又は車両)毎に最適に
なるよう設計されていた。そして、部品の共有化は、全
てのグレードの車に共通に使用できるライト消し忘れ防
止、キー抜き忘れ防止ワーニングなどのリマインダのみ
に限定されていた。
種(又は車両)毎に異なり車種(又は車両)毎に最適に
なるよう設計されていた。そして、部品の共有化は、全
てのグレードの車に共通に使用できるライト消し忘れ防
止、キー抜き忘れ防止ワーニングなどのリマインダのみ
に限定されていた。
【0005】尚、この電気接続箱に関する類似技術は、
図5に示す例として特開昭62−61856号公報、特
開平9−233651号公報に開示されている。
図5に示す例として特開昭62−61856号公報、特
開平9−233651号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電気接続箱1では、車種(又は車両)毎に分岐回路
の構成を変更するため、分岐回路を構成するブスバー4
の金型を車両毎に起工しなければならず、金型償却費が
かさむという問題があった。ここで、グレードの近似又
は同じ車については、同じ構成の分岐回路とすることが
考えられるが、このようにすると各車両の設計自由度が
損なわれる。
来の電気接続箱1では、車種(又は車両)毎に分岐回路
の構成を変更するため、分岐回路を構成するブスバー4
の金型を車両毎に起工しなければならず、金型償却費が
かさむという問題があった。ここで、グレードの近似又
は同じ車については、同じ構成の分岐回路とすることが
考えられるが、このようにすると各車両の設計自由度が
損なわれる。
【0007】又、前記電子回路部3にあって、上記した
ように部品の共有化によって機能が限定されるため、機
能集約効果や省線化効果が十分に引き出せないという問
題があった。
ように部品の共有化によって機能が限定されるため、機
能集約効果や省線化効果が十分に引き出せないという問
題があった。
【0008】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、各車両の設計自由度を損なう
ことなく金型償却費の削減が図れ、又、部品の共有化に
より設計工数の削減が図れる電気接続箱を提供すること
を目的とする。
べくなされたものであり、各車両の設計自由度を損なう
ことなく金型償却費の削減が図れ、又、部品の共有化に
より設計工数の削減が図れる電気接続箱を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、全車
両を複数のグレードに分類し、この各グレード毎に、パ
ワー系部品を搭載し、且つ、ブスバーを回路配索材とす
るパワー回路インサートフレーム組付体と、ブスバーを
回路配索材として分岐回路を構成する分岐回路インサー
トフレーム組付体と、制御系部品を搭載し、ブスバーを
回路配索材とする制御回路インサートフレーム組付体と
をそれぞれ設け、各グレードにおけるパワー回路インサ
ートフレーム組付体には各グレードに含まれる車両の機
能に対応するパワー回路をインサートフレームに組み付
け、各グレードにおける分岐回路インサートフレーム組
付体には各グレードに含まれる車両の機能に対応する分
岐回路をインサートフレームに組み付け、各グレードに
おける制御回路インサートフレーム組付体には各グレー
ドに含まれる車両の機能に対応する制御回路をインサー
トフレームに組み付けたことを特徴とする電気接続箱。
両を複数のグレードに分類し、この各グレード毎に、パ
ワー系部品を搭載し、且つ、ブスバーを回路配索材とす
るパワー回路インサートフレーム組付体と、ブスバーを
回路配索材として分岐回路を構成する分岐回路インサー
トフレーム組付体と、制御系部品を搭載し、ブスバーを
回路配索材とする制御回路インサートフレーム組付体と
をそれぞれ設け、各グレードにおけるパワー回路インサ
ートフレーム組付体には各グレードに含まれる車両の機
能に対応するパワー回路をインサートフレームに組み付
け、各グレードにおける分岐回路インサートフレーム組
付体には各グレードに含まれる車両の機能に対応する分
岐回路をインサートフレームに組み付け、各グレードに
おける制御回路インサートフレーム組付体には各グレー
ドに含まれる車両の機能に対応する制御回路をインサー
トフレームに組み付けたことを特徴とする電気接続箱。
【0010】この電気接続箱では、パワー回路インサー
トフレーム組付体、分岐回路インサートフレーム組付体
及び制御回路インサートフレーム組付体に使用されるブ
スバーの金型は、それぞれ分類するグレードの数で足
り、各インサートフレーム組付体は、当該グレードに含
まれる車両の全ての機能に対応する回路を有することか
ら、自由に機能を選択できる。
トフレーム組付体、分岐回路インサートフレーム組付体
及び制御回路インサートフレーム組付体に使用されるブ
スバーの金型は、それぞれ分類するグレードの数で足
り、各インサートフレーム組付体は、当該グレードに含
まれる車両の全ての機能に対応する回路を有することか
ら、自由に機能を選択できる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の電気接
続箱であって、前記パワー回路インサートフレーム組付
体、前記分岐回路インサートフレーム組付体及び前記制
御回路インサートフレーム組付体は、同一グレードのも
の同士を積層可能に構成したことを特徴とする。
続箱であって、前記パワー回路インサートフレーム組付
体、前記分岐回路インサートフレーム組付体及び前記制
御回路インサートフレーム組付体は、同一グレードのも
の同士を積層可能に構成したことを特徴とする。
【0012】この電気接続箱では、請求項1の発明の作
用に加え、各インサートフレーム組付体を積層状態で配
置できる。
用に加え、各インサートフレーム組付体を積層状態で配
置できる。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の電気接続箱であって、前記制御回路インサートフ
レーム組付体の前記制御系部品は、制御回路を構成する
制御基板組付体と前記制御回路の駆動に必要な制御用電
子部品であり、前記制御回路インサートフレーム組付体
は、各グレード毎に前記制御基板組付体の構成のみが異
なることを特徴とする。
記載の電気接続箱であって、前記制御回路インサートフ
レーム組付体の前記制御系部品は、制御回路を構成する
制御基板組付体と前記制御回路の駆動に必要な制御用電
子部品であり、前記制御回路インサートフレーム組付体
は、各グレード毎に前記制御基板組付体の構成のみが異
なることを特徴とする。
【0014】この電気接続箱では、請求項1又は請求項
2の発明の作用に加え、制御回路インサートフレーム組
付体については、各グレード毎に制御基板組付体のみを
変更すれば良い。
2の発明の作用に加え、制御回路インサートフレーム組
付体については、各グレード毎に制御基板組付体のみを
変更すれば良い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0016】図1〜図4は本発明の一実施形態を示し、
図1はHiグレード車用の電気接続箱の分解斜視図、図
2(A)はHiグレード車用のパワー回路インサートフ
レーム組付体の斜視図、図2(B)はMidグレード車
用のパワー回路インサートフレーム組付体の斜視図、図
2(C)はLoグレード車用のパワー回路インサートフ
レーム組付体の斜視図、図3(A)はHiグレード車用
の分岐回路インサートフレーム組付体の斜視図、図3
(B)はMidグレード車用の分岐回路インサートフレ
ーム組付体の斜視図、図3(C)はLoグレード車用の
分岐回路インサートフレーム組付体の斜視図、図4
(A)はHiグレード車用の制御基板組付体の斜視図、
図4(B)はMidグレード車用の制御基板組付体の斜
視図、図4(C)はLoグレード車用の制御基板組付体
の斜視図である。
図1はHiグレード車用の電気接続箱の分解斜視図、図
2(A)はHiグレード車用のパワー回路インサートフ
レーム組付体の斜視図、図2(B)はMidグレード車
用のパワー回路インサートフレーム組付体の斜視図、図
2(C)はLoグレード車用のパワー回路インサートフ
レーム組付体の斜視図、図3(A)はHiグレード車用
の分岐回路インサートフレーム組付体の斜視図、図3
(B)はMidグレード車用の分岐回路インサートフレ
ーム組付体の斜視図、図3(C)はLoグレード車用の
分岐回路インサートフレーム組付体の斜視図、図4
(A)はHiグレード車用の制御基板組付体の斜視図、
図4(B)はMidグレード車用の制御基板組付体の斜
視図、図4(C)はLoグレード車用の制御基板組付体
の斜視図である。
【0017】図1〜図4において、全車両はHiグレー
ド、Midグレード、Loグレードの3段階に分類さ
れ、この各グレード毎に電子回路部のパワー回路インサ
ートフレーム組付体10A〜10Cと分岐回路インサー
トフレーム組付体11A〜11Cと電子回路部の制御回
路インサートフレーム組付体12とが設けられる。そし
て、これらインサートフレーム組付体10A〜10C、
11A〜11C、12は、少なくとも同一グレードのも
の同士が積層可能に構成されている。
ド、Midグレード、Loグレードの3段階に分類さ
れ、この各グレード毎に電子回路部のパワー回路インサ
ートフレーム組付体10A〜10Cと分岐回路インサー
トフレーム組付体11A〜11Cと電子回路部の制御回
路インサートフレーム組付体12とが設けられる。そし
て、これらインサートフレーム組付体10A〜10C、
11A〜11C、12は、少なくとも同一グレードのも
の同士が積層可能に構成されている。
【0018】図2(A)〜(C)のパワー回路インサー
トフレーム組付体10A〜10Cは、回路配索材として
ブスバー(図示せず)を使用し、このブスバーを樹脂に
インサート成形して作成された基板13と、この基板1
3上に搭載されたパワー系部品14と、基板13に固定
された電源上流接続コネクタ15とから構成されてい
る。そして、各グレードにおけるパワー回路インサート
フレーム組付体10A〜10Cには、当該グレードに含
まれる車両の全ての機能に対応するパワー回路が設けら
れている。
トフレーム組付体10A〜10Cは、回路配索材として
ブスバー(図示せず)を使用し、このブスバーを樹脂に
インサート成形して作成された基板13と、この基板1
3上に搭載されたパワー系部品14と、基板13に固定
された電源上流接続コネクタ15とから構成されてい
る。そして、各グレードにおけるパワー回路インサート
フレーム組付体10A〜10Cには、当該グレードに含
まれる車両の全ての機能に対応するパワー回路が設けら
れている。
【0019】具体的には、図2(A)のHiグレード用
のパワー回路インサートフレーム組付体10Aには、パ
ワー系部品14として2つのメカニカルリレー14aと
多数の半導体リレー14bとが搭載され、これに適応す
る導電路がブスバーによって構成されている。ブスバー
の一部は樹脂より突出するよう設けられ、この突出部分
がヒューズ接続端子16として構成されている。
のパワー回路インサートフレーム組付体10Aには、パ
ワー系部品14として2つのメカニカルリレー14aと
多数の半導体リレー14bとが搭載され、これに適応す
る導電路がブスバーによって構成されている。ブスバー
の一部は樹脂より突出するよう設けられ、この突出部分
がヒューズ接続端子16として構成されている。
【0020】図2(B)のMidグレード用のパワー回
路インサートフレーム組付体10Bには、パワー系部品
14として2つのメカニカルリレー14aと少数の半導
体リレー14bとが搭載され、これに適応する導電路が
ブスバーによって構成されている。そして、図2(A)
のHiグレード用のものと同じ箇所にブスバーの一部に
よってヒューズ接続端子16が構成されている。
路インサートフレーム組付体10Bには、パワー系部品
14として2つのメカニカルリレー14aと少数の半導
体リレー14bとが搭載され、これに適応する導電路が
ブスバーによって構成されている。そして、図2(A)
のHiグレード用のものと同じ箇所にブスバーの一部に
よってヒューズ接続端子16が構成されている。
【0021】図2(C)のLoグレード用のパワー回路
インサートフレーム組付体10Cにはパワー系部品14
として2つのメカニカルリレー14aのみが搭載され、
これに適応する導電路がブスバーによって構成されてい
る。そして、図2(A)のHiグレード用のものと同じ
箇所にブスバーの一部によってヒューズ接続端子16が
構成されている。
インサートフレーム組付体10Cにはパワー系部品14
として2つのメカニカルリレー14aのみが搭載され、
これに適応する導電路がブスバーによって構成されてい
る。そして、図2(A)のHiグレード用のものと同じ
箇所にブスバーの一部によってヒューズ接続端子16が
構成されている。
【0022】図3(A)〜(C)の分岐回路インサート
フレーム組付体11A〜11Cには、回路配索材として
ブスバー(図示せず)を使用し、このブスバーによって
分岐回路が構成されている。分岐回路インサートフレー
ム組付体11A〜11Cは、分岐回路が構成されたブス
バーを樹脂にインサート成形して作成された基板17
と、この基板17上に固定されたヒューズ端子のないヒ
ューズコネクタ部18と複数のコネクタ部19とから構
成されている。
フレーム組付体11A〜11Cには、回路配索材として
ブスバー(図示せず)を使用し、このブスバーによって
分岐回路が構成されている。分岐回路インサートフレー
ム組付体11A〜11Cは、分岐回路が構成されたブス
バーを樹脂にインサート成形して作成された基板17
と、この基板17上に固定されたヒューズ端子のないヒ
ューズコネクタ部18と複数のコネクタ部19とから構
成されている。
【0023】ヒューズコネクタ部18は、前記パワー回
路インサートフレーム組付体10A〜10Cが積層され
ると、そのヒューズ端子16が端子となる。コネクタ部
19は前記分岐回路に接続されるコネクタ端子19aを
有する。そして、各グレードにおける分岐回路インサー
トフレーム組付体11A〜11Cには、当該グレードに
含まれる車両の全ての機能に対応する分岐回路が設けら
れている。
路インサートフレーム組付体10A〜10Cが積層され
ると、そのヒューズ端子16が端子となる。コネクタ部
19は前記分岐回路に接続されるコネクタ端子19aを
有する。そして、各グレードにおける分岐回路インサー
トフレーム組付体11A〜11Cには、当該グレードに
含まれる車両の全ての機能に対応する分岐回路が設けら
れている。
【0024】具体的には、図3(A)のHiグレード用
の分岐回路インサートフレーム組付体11Aには、ヒュ
ーズコネクタ部18と3カ所にピン数の多いコネクタ部
19が設けられ、且つ、これに適応する分岐回路がブス
バーによって構成されている。図3(B)のMidグレ
ード用の分岐回路インサートフレーム組付体11Bに
は、ヒューズコネクタ部18と3カ所にピン数の少ない
コネクタ部19が設けられ、且つ、これに適応する分岐
回路がブスバーによって構成されている。図3(C)の
Loグレード用の分岐回路インサートフレーム組付体1
1Cには、ヒューズコネクタ部18と2カ所にピン数の
少ないコネクタ部19が設けられ、且つ、これに適応す
る分岐回路がブスバーによって構成されている。
の分岐回路インサートフレーム組付体11Aには、ヒュ
ーズコネクタ部18と3カ所にピン数の多いコネクタ部
19が設けられ、且つ、これに適応する分岐回路がブス
バーによって構成されている。図3(B)のMidグレ
ード用の分岐回路インサートフレーム組付体11Bに
は、ヒューズコネクタ部18と3カ所にピン数の少ない
コネクタ部19が設けられ、且つ、これに適応する分岐
回路がブスバーによって構成されている。図3(C)の
Loグレード用の分岐回路インサートフレーム組付体1
1Cには、ヒューズコネクタ部18と2カ所にピン数の
少ないコネクタ部19が設けられ、且つ、これに適応す
る分岐回路がブスバーによって構成されている。
【0025】制御回路インサートフレーム組付体12
は、図1に示すように、回路配索材としてブスバー(図
示せず)を使用し、このブスバーを樹脂にインサート成
形して作成された基板20と、この基板20上に搭載さ
れた制御系部品21と、前記基板20上の3カ所に固定
されたコネクタ部23とから構成されている。制御系部
品21は、制御回路が構成された制御基板組付体21A
〜21Cと、制御回路の駆動に必要な制御用電子部品2
2からなり、制御用電子部品22は、制御用電源ユニッ
ト22aと電解コンデンサ22bとで構成されている。
は、図1に示すように、回路配索材としてブスバー(図
示せず)を使用し、このブスバーを樹脂にインサート成
形して作成された基板20と、この基板20上に搭載さ
れた制御系部品21と、前記基板20上の3カ所に固定
されたコネクタ部23とから構成されている。制御系部
品21は、制御回路が構成された制御基板組付体21A
〜21Cと、制御回路の駆動に必要な制御用電子部品2
2からなり、制御用電子部品22は、制御用電源ユニッ
ト22aと電解コンデンサ22bとで構成されている。
【0026】そして、各グレードにおける制御回路イン
サートフレーム組付体12には、当該グレードに含まれ
る車両の全ての機能に対応する制御回路が設けられる
が、この実施形態では、各グレード毎の制御基板組付体
21A〜21Cを設けることによって対処している。そ
して、制御基板組付体21A〜21C以外の構成要素は
共通化されている。つまり、ブスバーを含む基板20、
コネクタ部23及び制御用電源ユニット22a、電解コ
ンデンサ22bは、全てのグレードにおいて共通化され
ている。
サートフレーム組付体12には、当該グレードに含まれ
る車両の全ての機能に対応する制御回路が設けられる
が、この実施形態では、各グレード毎の制御基板組付体
21A〜21Cを設けることによって対処している。そ
して、制御基板組付体21A〜21C以外の構成要素は
共通化されている。つまり、ブスバーを含む基板20、
コネクタ部23及び制御用電源ユニット22a、電解コ
ンデンサ22bは、全てのグレードにおいて共通化され
ている。
【0027】又、基板20のブスバーの一部は、樹脂よ
り露出して複数の基板用端子24として構成されてお
り、この複数の基板用端子24の位置に各グレード毎の
制御基板組付体21A〜21Cの複数の端子25の位置
が一致するよう構成されている。つまり、基板20の複
数の基板用端子24に各グレードの制御基板組付体21
A〜21Cの複数の端子25を選択的にはんだ付けする
ことによって、各グレード毎の制御回路インサートフレ
ーム組付体12を作製できる。
り露出して複数の基板用端子24として構成されてお
り、この複数の基板用端子24の位置に各グレード毎の
制御基板組付体21A〜21Cの複数の端子25の位置
が一致するよう構成されている。つまり、基板20の複
数の基板用端子24に各グレードの制御基板組付体21
A〜21Cの複数の端子25を選択的にはんだ付けする
ことによって、各グレード毎の制御回路インサートフレ
ーム組付体12を作製できる。
【0028】図4(A)〜(C)に示す各グレードの制
御基板組付体21A〜21Cは、カスタムLSI、HI
C、マイコンなどを多層セラミック基板に高密度実装し
て構成され、当該グレードに含まれる車両の全ての機能
に対応する制御回路が構成されている。
御基板組付体21A〜21Cは、カスタムLSI、HI
C、マイコンなどを多層セラミック基板に高密度実装し
て構成され、当該グレードに含まれる車両の全ての機能
に対応する制御回路が構成されている。
【0029】具体的には、図4(A)のHiグレード用
の制御基板組付体21Aには、ボデー系且つ情報系ネッ
トワーク、電源マネージメント、高度負荷制御、ダイア
グノーシス、タイマ、リマインダの機能をなす回路が構
成されている。図4(B)のMidグレード用の制御基
板組付体21Bには、ボデー系ネットワーク、電源マネ
ージメント、負荷制御、タイマ、リマインダの機能をな
す回路が構成されている。図4(C)のLoグレード用
の制御基板組付体21Cには、電源マネージメント、負
荷制御、タイマ、リマインダの機能をなす回路が構成さ
れている。
の制御基板組付体21Aには、ボデー系且つ情報系ネッ
トワーク、電源マネージメント、高度負荷制御、ダイア
グノーシス、タイマ、リマインダの機能をなす回路が構
成されている。図4(B)のMidグレード用の制御基
板組付体21Bには、ボデー系ネットワーク、電源マネ
ージメント、負荷制御、タイマ、リマインダの機能をな
す回路が構成されている。図4(C)のLoグレード用
の制御基板組付体21Cには、電源マネージメント、負
荷制御、タイマ、リマインダの機能をなす回路が構成さ
れている。
【0030】次に、上記構成の作用を説明する。例えば
Hiグレード用の電気接続箱を製造するには、図1に示
すように、図2(A)のHiグレード用のパワー回路イ
ンサートフレーム組付体10Aと、図3(A)のHiグ
レード用の分岐回路インサートフレーム組付体11A
と、図4(A)のHiグレード用の制御基板組付体21
Aを搭載した制御回路インサートフレーム組付体12と
を用意し、図2(A)のHiグレード用のパワー回路イ
ンサートフレーム組付体10Aの裏面側と、図3(A)
のHiグレード用の分岐回路インサートフレーム組付体
11Aの表面側とを合わせ、且つ、図3(A)のHiグ
レード用の分岐回路インサートフレーム組付体11Aの
裏面側と、図4(A)の制御回路インサートフレーム組
付体12の裏面側とを合わせた状態で積層され、この積
層状態で接続箱ケース内に収容される。
Hiグレード用の電気接続箱を製造するには、図1に示
すように、図2(A)のHiグレード用のパワー回路イ
ンサートフレーム組付体10Aと、図3(A)のHiグ
レード用の分岐回路インサートフレーム組付体11A
と、図4(A)のHiグレード用の制御基板組付体21
Aを搭載した制御回路インサートフレーム組付体12と
を用意し、図2(A)のHiグレード用のパワー回路イ
ンサートフレーム組付体10Aの裏面側と、図3(A)
のHiグレード用の分岐回路インサートフレーム組付体
11Aの表面側とを合わせ、且つ、図3(A)のHiグ
レード用の分岐回路インサートフレーム組付体11Aの
裏面側と、図4(A)の制御回路インサートフレーム組
付体12の裏面側とを合わせた状態で積層され、この積
層状態で接続箱ケース内に収容される。
【0031】また、Midグレード用の電気接続箱を製
造するには、図2(B)のMidグレード用のパワー回
路インサートフレーム組付体10Bと、図3(B)のM
idグレード用の分岐回路インサートフレーム組付体1
1Bと、図4(B)のMidグレード用の制御基板組付
体21Bを搭載した制御回路インサートフレーム組付体
12によって、Loグレード用の電気接続箱を製造する
には、図2(C)のLoグレード用のパワー回路インサ
ートフレーム組付体10Cと、図3(C)のLoグレー
ド用の分岐回路インサートフレーム組付体11Cと、図
4(C)のLoグレード用の制御基板組付体21Cを搭
載した制御回路インサートフレーム組付体12によって
電気接続箱を同様に製造できる。つまり、車両の仕様に
合わせて各インサートフレーム組付体10A〜10C、
11A〜11C、12(制御回路インサートフレーム組
付体12については制御基板組付体21A〜21C)の
組み合わせを行う。
造するには、図2(B)のMidグレード用のパワー回
路インサートフレーム組付体10Bと、図3(B)のM
idグレード用の分岐回路インサートフレーム組付体1
1Bと、図4(B)のMidグレード用の制御基板組付
体21Bを搭載した制御回路インサートフレーム組付体
12によって、Loグレード用の電気接続箱を製造する
には、図2(C)のLoグレード用のパワー回路インサ
ートフレーム組付体10Cと、図3(C)のLoグレー
ド用の分岐回路インサートフレーム組付体11Cと、図
4(C)のLoグレード用の制御基板組付体21Cを搭
載した制御回路インサートフレーム組付体12によって
電気接続箱を同様に製造できる。つまり、車両の仕様に
合わせて各インサートフレーム組付体10A〜10C、
11A〜11C、12(制御回路インサートフレーム組
付体12については制御基板組付体21A〜21C)の
組み合わせを行う。
【0032】以上、本発明によれば、パワー回路インサ
ートフレーム組付体10A〜10C、分岐回路インサー
トフレーム組付体11A〜11C及び制御回路インサー
トフレーム組付体12に使用されるブスバー(図示せ
ず)の製造用の金型は、それぞれ分類するグレードの数
で足り(前記実施形態では3つのグレードに分類してい
るが、下記する理由により全部で7種類)、各インサー
トフレーム組付体10A〜10Cは、当該グレードに含
まれる車両の全ての機能に対応する回路を有することか
ら、自由に機能を選択することができ、各グレードに含
まれる車両毎に必要な機能の回路が使用できるため所望
の機能を得ることができる。つまり、従来のように使用
できる機能が全ての車両に共有化できる機能に限定され
ないため、機能集約効果や省線化効果が十分に引き出せ
る。以上より、各車両の設計自由度を損なうことなく金
型償却費の削減が図れ、又、部品の共有化により設計工
数の削減が図れる。
ートフレーム組付体10A〜10C、分岐回路インサー
トフレーム組付体11A〜11C及び制御回路インサー
トフレーム組付体12に使用されるブスバー(図示せ
ず)の製造用の金型は、それぞれ分類するグレードの数
で足り(前記実施形態では3つのグレードに分類してい
るが、下記する理由により全部で7種類)、各インサー
トフレーム組付体10A〜10Cは、当該グレードに含
まれる車両の全ての機能に対応する回路を有することか
ら、自由に機能を選択することができ、各グレードに含
まれる車両毎に必要な機能の回路が使用できるため所望
の機能を得ることができる。つまり、従来のように使用
できる機能が全ての車両に共有化できる機能に限定され
ないため、機能集約効果や省線化効果が十分に引き出せ
る。以上より、各車両の設計自由度を損なうことなく金
型償却費の削減が図れ、又、部品の共有化により設計工
数の削減が図れる。
【0033】又、前記実施形態によれば、各インサート
フレーム組付体10A〜10C、11A〜11C、12
を積層状態で配置できるため、高密度実装が図れる。
フレーム組付体10A〜10C、11A〜11C、12
を積層状態で配置できるため、高密度実装が図れる。
【0034】更に、前記実施形態によれば、電子回路部
はパワー回路インサートフレーム組付体10A〜10C
と制御回路インサートフレーム組付体12とに分離し、
制御回路インサートフレーム組付体12の中で、回路配
索線としてブスバーを使用しなくて良い制御回路を制御
基板組付体21A〜21Cとして別体で構成している。
従って、制御回路インサートフレーム組付体12につい
ては、各グレード毎に制御基板組付体21A〜21Cの
みを変更すれば良いため、制御基板組付体21A〜21
C以外の構成部品は、ブスバーを含めて完全に共有化で
き、より金型償却費の削減及び設計工数の削減が図れ
る。制御回路インサートフレーム組付体12のブスバー
の製造用金型は、1種類で良いため、トータルとして必
要なブスバーの製造用金型が全部で7種類で足りる。
はパワー回路インサートフレーム組付体10A〜10C
と制御回路インサートフレーム組付体12とに分離し、
制御回路インサートフレーム組付体12の中で、回路配
索線としてブスバーを使用しなくて良い制御回路を制御
基板組付体21A〜21Cとして別体で構成している。
従って、制御回路インサートフレーム組付体12につい
ては、各グレード毎に制御基板組付体21A〜21Cの
みを変更すれば良いため、制御基板組付体21A〜21
C以外の構成部品は、ブスバーを含めて完全に共有化で
き、より金型償却費の削減及び設計工数の削減が図れ
る。制御回路インサートフレーム組付体12のブスバー
の製造用金型は、1種類で良いため、トータルとして必
要なブスバーの製造用金型が全部で7種類で足りる。
【0035】尚、前記実施形態によれば、車両のグレー
ドを3種類に分類したが、2種類、又は4種類以上に分
類しても良い。ここで、分類の数が少ないと金型作製の
費用が削減されるが、各インサートフレーム組付体10
A〜10C、11A〜11C、12等の費用が増大し、
分類の数が多くなるとその反対になるため、かかる観点
を考慮して分類の数を決定するのが望ましい。
ドを3種類に分類したが、2種類、又は4種類以上に分
類しても良い。ここで、分類の数が少ないと金型作製の
費用が削減されるが、各インサートフレーム組付体10
A〜10C、11A〜11C、12等の費用が増大し、
分類の数が多くなるとその反対になるため、かかる観点
を考慮して分類の数を決定するのが望ましい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、全車両を複数のグレードに分類し、この各グレ
ード毎に、パワー系部品を搭載し、且つ、ブスバーを回
路配索材とするパワー回路インサートフレーム組付体
と、ブスバーを回路配索材として分岐回路を構成する分
岐回路インサートフレーム組付体と、制御系部品を搭載
し、ブスバーを回路配索材とする制御回路インサートフ
レーム組付体とをそれぞれ設け、各グレードにおける前
記パワー回路インサートフレーム組付体、前記分岐回路
インサートフレーム組付体及び前記制御回路インサート
フレーム組付体には、当該グレードに含まれる車両の全
ての機能に対応する回路を設けたので、パワー回路イン
サートフレーム組付体、分岐回路インサートフレーム組
付体及び制御回路インサートフレーム組付体に使用され
るブスバーの金型は、それぞれ分類するグレードの数で
足り、各インサートフレーム組付体は、当該グレードに
含まれる車両の全ての機能に対応する回路を有すること
から、自由に機能を選択できるため、以上より各車両の
設計自由度を損なうことなく金型償却費の削減が図れ、
又、部品の共有化により設計工数の削減が図れる。
よれば、全車両を複数のグレードに分類し、この各グレ
ード毎に、パワー系部品を搭載し、且つ、ブスバーを回
路配索材とするパワー回路インサートフレーム組付体
と、ブスバーを回路配索材として分岐回路を構成する分
岐回路インサートフレーム組付体と、制御系部品を搭載
し、ブスバーを回路配索材とする制御回路インサートフ
レーム組付体とをそれぞれ設け、各グレードにおける前
記パワー回路インサートフレーム組付体、前記分岐回路
インサートフレーム組付体及び前記制御回路インサート
フレーム組付体には、当該グレードに含まれる車両の全
ての機能に対応する回路を設けたので、パワー回路イン
サートフレーム組付体、分岐回路インサートフレーム組
付体及び制御回路インサートフレーム組付体に使用され
るブスバーの金型は、それぞれ分類するグレードの数で
足り、各インサートフレーム組付体は、当該グレードに
含まれる車両の全ての機能に対応する回路を有すること
から、自由に機能を選択できるため、以上より各車両の
設計自由度を損なうことなく金型償却費の削減が図れ、
又、部品の共有化により設計工数の削減が図れる。
【0037】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
電気接続箱であって、前記パワー回路インサートフレー
ム組付体、前記分岐回路インサートフレーム組付体及び
前記制御回路インサートフレーム組付体は、同一グレー
ドのもの同士を積層可能に構成したので、請求項1の発
明の効果に加え、各インサートフレーム組付体を積層状
態で配置できるため、高密度実装化が図れる。
電気接続箱であって、前記パワー回路インサートフレー
ム組付体、前記分岐回路インサートフレーム組付体及び
前記制御回路インサートフレーム組付体は、同一グレー
ドのもの同士を積層可能に構成したので、請求項1の発
明の効果に加え、各インサートフレーム組付体を積層状
態で配置できるため、高密度実装化が図れる。
【0038】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2記載の電気接続箱であって、前記制御回路インサ
ートフレーム組付体の前記制御系部品は、制御回路を構
成する制御基板組付体と前記制御回路の駆動に必要な制
御用電子部品であり、前記制御回路インサートフレーム
組付体は、各グレード毎に前記制御基板組付体の構成の
みが異なるので、請求項1又は請求項2の発明の効果に
加え、制御回路インサートフレーム組付体については、
各グレード毎に制御基板組付体のみを変更すれば良いた
め、制御基板組付体以外の構成部品、つまり、ブスバー
を含めて完全に共有化でき、より金型償却費の削減及び
設計工数の削減が図れる。
求項2記載の電気接続箱であって、前記制御回路インサ
ートフレーム組付体の前記制御系部品は、制御回路を構
成する制御基板組付体と前記制御回路の駆動に必要な制
御用電子部品であり、前記制御回路インサートフレーム
組付体は、各グレード毎に前記制御基板組付体の構成の
みが異なるので、請求項1又は請求項2の発明の効果に
加え、制御回路インサートフレーム組付体については、
各グレード毎に制御基板組付体のみを変更すれば良いた
め、制御基板組付体以外の構成部品、つまり、ブスバー
を含めて完全に共有化でき、より金型償却費の削減及び
設計工数の削減が図れる。
【図1】本発明の一実施形態を示し、Hiグレード車用
の電気接続箱の分解斜視図である。
の電気接続箱の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、(A)はHiグレ
ード車用のパワー回路インサートフレーム組付体の斜視
図、(B)はMidグレード車用のパワー回路インサー
トフレーム組付体の斜視図、(C)はLoグレード車用
のパワー回路インサートフレーム組付体の斜視図であ
る。
ード車用のパワー回路インサートフレーム組付体の斜視
図、(B)はMidグレード車用のパワー回路インサー
トフレーム組付体の斜視図、(C)はLoグレード車用
のパワー回路インサートフレーム組付体の斜視図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態を示し、(A)はHiグレ
ード車用の分岐回路インサートフレーム組付体の斜視
図、(B)はMidグレード車用の分岐回路インサート
フレーム組付体の斜視図、(C)はLoグレード車用の
分岐回路インサートフレーム組付体の斜視図である。
ード車用の分岐回路インサートフレーム組付体の斜視
図、(B)はMidグレード車用の分岐回路インサート
フレーム組付体の斜視図、(C)はLoグレード車用の
分岐回路インサートフレーム組付体の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、(A)はHiグレ
ード車用の制御基板組付体の斜視図、(B)はMidグ
レード車用の制御基板組付体の斜視図、(C)はLoグ
レード車用の制御基板組付体の斜視図である。
ード車用の制御基板組付体の斜視図、(B)はMidグ
レード車用の制御基板組付体の斜視図、(C)はLoグ
レード車用の制御基板組付体の斜視図である。
【図5】従来例の電気接続箱の斜視図である。
【図6】従来例の電気接続箱に使用されるブスバーの斜
視図である。
視図である。
10A〜10C パワー回路インサートフレーム組付体
11A〜11C 分岐回路インサートフレーム組付体
12 制御回路インサートフレーム組付体
14 パワー系部品
21 制御系部品
21A〜21C 制御基板組付体
21a、21b 制御用電子部品
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02G 3/16
H01R 12/06
Claims (3)
- 【請求項1】 全車両を複数のグレードに分類し、この
各グレード毎に、 パワー系部品を搭載し、且つ、ブスバーを回路配索材と
するパワー回路インサートフレーム組付体と、 ブスバーを回路配索材として分岐回路を構成する分岐回
路インサートフレーム組付体と、 制御系部品を搭載し、ブスバーを回路配索材とする制御
回路インサートフレーム組付体と をそれぞれ設け、各グレードにおけるパワー回路インサートフレーム組付
体には各グレードに含まれる車両の機能に対応するパワ
ー回路をインサートフレームに組み付け、 各グレードにおける分岐回路インサートフレーム組付体
には各グレードに含まれる車両の機能に対応する分岐回
路をインサートフレームに組み付け、 各グレードにおける制御回路インサートフレーム組付体
には各グレードに含まれる車両の機能に対応する制御回
路をインサートフレームに組み付けた ことを特徴とする
電気接続箱。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記パワー回路インサートフレーム組付体、前記分岐回
路インサートフレーム組付体及び前記制御回路インサー
トフレーム組付体は、同一グレードのもの同士を積層可
能に構成したことを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の電気接続箱
であって、 前記制御回路インサートフレーム組付体の前記制御系部
品は、制御回路を構成する制御基板組付体と前記制御回
路の駆動に必要な制御用電子部品であり、前記制御回路
インサートフレーム組付体は、各グレード毎に前記制御
基板組付体の構成のみが異なることを特徴とする電気接
続箱。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18688999A JP3504883B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001016746A JP2001016746A (ja) | 2001-01-19 |
JP3504883B2 true JP3504883B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=16196471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18688999A Expired - Fee Related JP3504883B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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US6922332B2 (en) | 2002-04-10 | 2005-07-26 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Electric connection box |
JP2004064912A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Hitachi Ltd | 自動車制御装置 |
DE102005038114B4 (de) | 2004-08-16 | 2008-09-25 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi | Elektrischer Anschlusskasten |
JP2007228757A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電気接続箱 |
CN108538166B (zh) * | 2018-06-13 | 2024-07-19 | 核动力运行研究所 | 防人因失误电气培训装置 |
JP2022000363A (ja) * | 2020-06-18 | 2022-01-04 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 中継装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0872633A (ja) * | 1994-09-01 | 1996-03-19 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 自動車の電流分配装置 |
JP2962160B2 (ja) * | 1994-09-14 | 1999-10-12 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
JP2985716B2 (ja) * | 1995-03-24 | 1999-12-06 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
JPH09117037A (ja) * | 1995-10-20 | 1997-05-02 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP3409955B2 (ja) * | 1995-12-28 | 2003-05-26 | 住友電装株式会社 | 電子ユニット内蔵の自動車用電気接続箱 |
JPH09215154A (ja) * | 1996-02-07 | 1997-08-15 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP18688999A patent/JP3504883B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001016746A (ja) | 2001-01-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031202 |
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A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031211 |
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