JP2001204129A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2001204129A
JP2001204129A JP2000007963A JP2000007963A JP2001204129A JP 2001204129 A JP2001204129 A JP 2001204129A JP 2000007963 A JP2000007963 A JP 2000007963A JP 2000007963 A JP2000007963 A JP 2000007963A JP 2001204129 A JP2001204129 A JP 2001204129A
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holes
ribbed
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Masayoshi Nakamura
昌芳 中村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁基板の形状を簡略化することにより、全
体として低コスト化を図ることができる電気接続箱を提
供する。 【解決手段】 バスバー23にはオスタブ23aが屈曲
形成されている。リブ付き絶縁基板21の上面21a及
び下面21bには、バスバー固定用リブ24が突設され
ている。リブ付き絶縁基板21には貫通孔25aが設け
られている。リブなし絶縁基板22には貫通孔25bの
みが設けられている。オスタブ23aは貫通孔25a,
25bに対して挿通されている。リブ付き絶縁基板21
間にリブなし絶縁基板22を配置することにより箱本体
11が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の電気回路に使用されるジ
ャンクションボックス、リレーボックス、ヒュージブル
リンクボックス、電気制御ユニット等の各種電気接続箱
が提案されている。
【0003】図6に示すように、電気接続箱31は、配
線板32に対してアッパケース33とロアケース34と
を嵌合させることによって構成されている。配線板32
は、バスバー35と絶縁基板36とを電気的に隔絶した
状態で交互に積層組み付けすることによって構成されて
いる。絶縁基板36には貫通孔37が設けられている。
また、絶縁基板36においてバスバー35が固定される
面には、図示しないバスバー固定用リブがバスバー35
の形に沿って突設されている。バスバー35には端子片
35aが屈曲形成されている。端子片35aは貫通孔3
7及びアッパケース33に設けられた挿通孔38に挿通
されている。その結果、端子片35aの先端部は、アッ
パケース33の上面に設けられたコネクタハウジング3
9の底面から突出する。この端子片35aの先端部に
は、図示しない電気部品のメス端子が接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来構造の
場合、最上層の絶縁基板36においては、バスバー固定
用リブが絶縁基板36の上面及び下面に突設されてい
た。また、それ以外の絶縁基板36においては、バスバ
ー固定用リブが絶縁基板36の下面に突設されていた。
通常、バスバー35において端子片35aが形成される
位置はバスバー35ごとに異なっている。そのため、貫
通孔37は、絶縁基板36において前記端子片35aと
対応する位置に設けられる必要があった。よって、バス
バー35の形状に合致させるべく専用の絶縁基板36を
個別に作製する必要があった。
【0005】また、絶縁基板36の数はバスバー35の
数とほぼ同じであるので、配線板32の作製時には絶縁
基板36の数に見合うだけ樹脂成形用の金型を起工する
必要がある。しかしながら、配線板32の積層数が多く
なると、その分だけ金型起工数が増えることとなり、電
気接続箱31が高コスト化するという問題があった。
【0006】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、絶縁基板の形状を簡略化すること
により、全体として低コスト化を図ることができる電気
接続箱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、屈曲形成された端子
片を有するバスバーと絶縁基板とを、前記端子片を前記
絶縁基板に設けられた貫通孔に対して挿通させながら、
前記バスバーと前記絶縁基板とを電気的に隔絶した状態
で交互に積層組み付けした電気接続箱において、バスバ
ー固定用リブを上面及び下面に備えるとともに前記貫通
孔を備えるリブ付き絶縁基板間に、前記貫通孔のみを備
えるリブなし絶縁基板を配置したことを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明では、複数の前記リ
ブ付き絶縁基板と複数の前記リブなし絶縁基板とが交互
に積層組み付けされるとともに、複数の貫通孔が前記リ
ブなし絶縁基板において碁盤状に配置されていることを
要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明では、前記リブなし
絶縁基板は前記リブ付き絶縁基板よりも薄くなっている
ことを要旨とする。以下、本発明の「作用」について説
明する。
【0010】請求項1に記載の発明によると、リブ付き
絶縁基板間にはリブなし絶縁基板が配置されている。リ
ブ付き絶縁基板の上面及び下面にはバスバー固定用リブ
が備えられている。そのため、リブなし絶縁基板の上面
に配置されるバスバーは、上側のリブ付き絶縁基板の下
面に固定される。よって、リブなし絶縁基板の上面にバ
スバー固定用リブを設ける必要がなくなる。また、リブ
なし絶縁基板の下面に配置されるバスバーは、下側のリ
ブ付き絶縁基板の上面に固定される。よって、リブなし
絶縁基板の下面にもバスバー固定用リブを設ける必要が
なくなる。ゆえに、リブなし絶縁基板には貫通孔のみを
設けておけばよく、リブなし絶縁基板の形状を簡略化す
ることができる。その結果、リブなし絶縁基板を低コス
トで製造することができ、電気接続箱を低コストで製造
することができる。
【0011】請求項2に記載の発明によると、貫通孔が
碁盤状に配置されているため、端子片が配置される位置
に関わらず、同端子片を貫通孔に挿通させることができ
る。従って、リブなし絶縁基板を1種類のみ用意すれば
よいため、同リブなし絶縁基板の金型を共用化すること
ができる。そのため、配線板の製造コストが減少する。
ゆえに、電気接続箱を低コストで製造することができ
る。
【0012】請求項3に記載の発明によると、端子片は
貫通孔を挿通して配線板から突出する。ここで、リブな
し絶縁基板はリブ付き絶縁基板よりも薄くなっているた
め、端子片を短くすることができる。従って、配線板全
体を薄くすることができ、電気接続箱を小型化すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した自動車
用の電気接続箱の一実施形態を図1〜図3に基づき詳細
に説明する。
【0014】図1に示すように、電気接続箱を構成する
箱本体11は合成樹脂によって直方体状に形成されてい
る。その箱本体11は、それぞれアッパケース12及び
ロアケース13を配線板14に被せることによって構成
されている。ロアケース13の外側面における上端部に
は、係止突起15が複数箇所に設けられている。ロアケ
ース13の下面には、複数の図示しない外部コネクタが
設けられている。各外部コネクタには図示しない電線が
接続されている。
【0015】また、図3に示すように、アッパケース1
2の内側面における下端部には、係止溝16が前記係止
突起15と対応するように配設されている。アッパケー
ス12の上面には略長方形状のコネクタ装着部17が3
箇所に設けられている。各コネクタ装着部17には図示
しないコネクタが装着されるようになっている。各コネ
クタ装着部17の内側底面には、複数の挿通孔18が列
状に設けられている。挿通孔18の深さは、アッパケー
ス12の上面における板厚と同一の大きさになってい
る。
【0016】図1〜図3に示すように、箱本体11の内
部には配線板14が収容されている。配線板14は、3
枚のリブ付き絶縁基板21と2枚のリブなし絶縁基板2
2とを交互に積層組み付けすることによって構成されて
いる。リブ付き絶縁基板21及びリブなし絶縁基板22
は合成樹脂製の金型成形品である。
【0017】リブ付き絶縁基板21の上面21a及び下
面21bには金属製のバスバー23が固定されている。
図3に示すように、バスバー23は6層になっている。
各バスバー23には端子片としてのオスタブ23aが屈
曲形成されている。このオスタブ23aは、バスバー2
3に対して直立している。オスタブ23aは前記挿通孔
18に挿通されている。そして、各オスタブ23aの先
端部は前記アッパケース12の上面から突出している。
前記箱本体11が作製された状態において、オスタブ2
3aは、コネクタ装着部17内に配置されるようになっ
ている。
【0018】図1及び図2に示すように、各リブ付き絶
縁基板21の上面21a及び下面21bにおける本体部
には、バスバー23の外形に対応した形状のバスバー固
定用リブ24が突設されている。リブ付き絶縁基板21
の上面21a及び下面21bにおける周縁部には防水用
リブ24aが突設されている。バスバー固定用リブ24
及び防水用リブ24aは、リブ付き絶縁基板21と一体
形成されている。バスバー固定用リブ24及び防水用リ
ブ24aの高さは、前記バスバー23の高さと同一の大
きさになっている。また、リブ付き絶縁基板21におい
て各オスタブ23aに対応する位置には、それぞれ貫通
孔25aが金型成形と同時に透設されている。貫通孔2
5aの深さは、前記バスバー23の板厚よりもやや大き
くなっている。貫通孔25aの上端における幅A1は、
同貫通孔25aの下端における幅A2と同一の大きさに
なっている。貫通孔25aの幅A1は前記挿通孔18の
幅と等しくなっている。また、貫通孔25aの幅A1は
オスタブ23aの板厚よりも大きくなっている。貫通孔
25aにはオスタブ23aが挿通されるようになってい
る。
【0019】また、前記リブなし絶縁基板22の板厚
は、リブ付き絶縁基板21の本体部における板厚と同一
になっている。それとともに、リブなし絶縁基板22の
板厚は、リブ付き絶縁基板21の外周部における板厚よ
りも小さくなっている。リブなし絶縁基板22の板厚は
1〜2mmの大きさになっている。各リブなし絶縁基板
22にはバスバー固定用リブ24が設けられることはな
く、複数の貫通孔25bのみがリブなし絶縁基板22の
金型成形と同時に透設されている。各貫通孔25bは全
て長方形状になっている。同貫通孔25bは碁盤状に等
間隔に配置されている。貫通孔25bは縦8列、横9列
に配置されている。各貫通孔25bの向きは全て同一に
なっている。各貫通孔25bの向きは前記貫通孔25a
の向きと同一になっている。貫通孔25bは各オスタブ
23aに対応するようになっている。貫通孔25bの深
さは、前記バスバー23の板厚よりもやや大きくなって
いる。貫通孔25bの上端における幅B1は、同貫通孔
25bの下端における幅B2と同一の大きさになってい
る。貫通孔25bの幅B1は前記挿通孔18の幅と等し
くなっている。また、貫通孔25bの幅B1はオスタブ
23aの板厚よりも大きくなっている。
【0020】このリブなし絶縁基板22は全て同一の形
状になっている。つまり、リブなし絶縁基板22は、リ
ブ付き絶縁基板21間の全てにおいて共用可能になって
いる。
【0021】次に、以上のように構成された箱本体11
を作製する方法を詳述する。まず、リブ付き絶縁基板2
1及びリブなし絶縁基板22を金型成形によってそれぞ
れ形成する。リブ付き絶縁基板21にはバスバー固定用
リブ24が一体形成される。そのため、リブ付き絶縁基
板21にはバスバー23が固定されるようになってい
る。それに対して、リブなし絶縁基板22にはバスバー
固定用リブ24が設けられない。そのため、リブなし絶
縁基板22の板厚はリブ付き絶縁基板21の外周部にお
ける板厚よりも小さくなっている。よって、バスバー2
3はリブ付き絶縁基板21のみに対して固定される。
【0022】次に、リブ付き絶縁基板21に設けられた
貫通孔25a及びリブなし絶縁基板22に設けられた貫
通孔25bに対して、バスバー23に設けられたオスタ
ブ23aを挿通させる。この場合、貫通孔25bは碁盤
状に配置されているため、オスタブ23aが配置される
位置に関わらず、同オスタブ23aは貫通孔25bに挿
通される。このオスタブ23aは、貫通孔25aと貫通
孔25bとを交互に挿通する。この状態において、リブ
付き絶縁基板21及びリブなし絶縁基板22が交互に積
層されることにより配線板14が構成される。
【0023】配線板14が構成された状態において、配
線板14の上面にはオスタブ23aが突出している。こ
のオスタブ23aを、アッパケース12に設けられた挿
通孔18に挿通させる。その結果、配線板14はアッパ
ケース12に取り付けられる。
【0024】この状態において、アッパケース12に設
けられた係止溝16とロアケース13に設けられた係止
突起15とを係合させる。その結果、アッパケース12
及びロアケース13によって箱本体11が構成される。
【0025】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)リブ付き絶縁基板21間にはリブなし絶縁基板2
2が配置されている。リブ付き絶縁基板21の上面21
a及び下面21bにはバスバー固定用リブ24が備えら
れている。そのため、リブなし絶縁基板22の上面に配
置されるバスバー23は、上側のリブ付き絶縁基板21
の下面21bに固定される。よって、リブなし絶縁基板
22の上面にバスバー固定用リブ24を設ける必要がな
くなる。また、リブなし絶縁基板22の下面に配置され
るバスバー23は、下側のリブ付き絶縁基板21の上面
21aに固定される。よって、リブなし絶縁基板22の
上面にバスバー固定用リブ24を設ける必要がなくな
る。ゆえに、リブなし絶縁基板22には貫通孔25bの
みを設けておけばよく、リブなし絶縁基板22の形状が
簡略化される。その結果、リブなし絶縁基板22を低コ
ストで製造することができ、箱本体11を低コストで製
造することができる。
【0026】(2)貫通孔25bが碁盤状に規則的に配
置されているため、オスタブ23aが配置される位置に
関わらず、同オスタブ23aを貫通孔25bに挿通させ
ることができる。従って、1種類のリブなし絶縁基板2
2を複数枚用意しておけば足りる。そのため、リブなし
絶縁基板22の成形用金型を共用化することができ、全
体の金型数を減らすことができる。ゆえに、配線板14
の製造コストが減少し、箱本体11を低コストで製造す
ることができる。
【0027】(3)オスタブ23aは貫通孔25a,2
5bを挿通して配線板14から突出する。ここで、リブ
なし絶縁基板22はリブ付き絶縁基板21よりも薄くな
っているため、オスタブ23aを短くすることができ
る。それとともに、配線板14全体も薄くなる。従っ
て、箱本体11を小型化することができる。
【0028】(4)リブ付き絶縁基板21の上面21a
及び下面21bにおける周縁部には防水用リブ24aが
突設されている。よって、リブ付き絶縁基板21とリブ
なし絶縁基板22との間から水が浸入してしまうのを防
止することができる。
【0029】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・前記実施形態では、リブ付き絶縁基板21の本体部に
おける板厚とリブなし絶縁基板22の板厚は同一であっ
た。しかし、図4に示すように、リブなし絶縁基板22
をリブ付き絶縁基板21の本体部における板厚よりも小
さくしてもよい。このように構成すれば、配線板14の
全体が薄くなる。従って、箱本体11を確実に小型化す
ることができる。
【0030】・前記実施形態では、リブ付き絶縁基板2
1において、オスタブ23aは1箇所に集中した状態で
配置されていた。しかし、図5に示すように、オスタブ
23aは分散した状態で配置されていてもよい。
【0031】・前記実施形態では、リブなし絶縁基板2
2はリジッドな合成樹脂製の板材によって形成されてい
た。その代わりに、リブなし絶縁基板22を絶縁性及び
可撓性を有する合成樹脂製のフィルム等によって形成し
てもよい。このように構成すれば、オスタブ23aが短
くなるとともに配線板14全体がさらに薄くなる。従っ
て、箱本体11をより確実に小型化することができる。
【0032】・前記実施形態では、リブ付き絶縁基板2
1の上面21a及び下面21bにおける周縁部には防水
用リブ24aが突設されていた。しかし、防水用リブ2
4aは、リブ付き絶縁基板21の周縁部において上面2
1aのみ、または下面21bのみに突設されていてもよ
い。また、防水用リブ24aは周縁部に突設されていな
くてもよい。
【0033】・前記実施形態では、リブなし絶縁基板2
2はリブ付き絶縁基板21よりも薄くなっていた。しか
し、リブなし絶縁基板22の厚さはリブ付き絶縁基板2
1の厚さと同じでもよい。あるいは、リブなし絶縁基板
22のほうがリブ付き絶縁基板21よりも厚くなってい
てもよい。
【0034】・前記実施形態では、リブなし絶縁基板2
2の金型成形時に同時に貫通孔25bを設けていた。し
かし、金型成形後であって配線板14の作製時に貫通孔
25bを設けるようにしてもよい。
【0035】・前記実施形態では、オスタブ23aは挿
通孔18に対し若干の遊びをもって挿通されていた。し
かし、挿通孔18の幅をオスタブ23aの板厚よりも小
さくして、オスタブ23aを挿通孔18に圧入させるよ
うにしてもよい。それとともに、貫通孔25a,25b
の幅をオスタブ23aの板厚よりも小さくして、オスタ
ブ23aを貫通孔25a,25bに対しても圧入させる
ようにしてもよい。このように構成すれば、オスタブ2
3aのガタツキによって箱本体11から異音が発生する
のを防止することができる。
【0036】・前記実施形態では、配線板14は3枚の
リブ付き絶縁基板21と2枚のリブなし絶縁基板22と
を交互に積層組み付けすることによって構成されてい
た。しかし、リブ付き絶縁基板21を4枚にし、リブな
し絶縁基板22を3枚にする等のように、リブ付き絶縁
基板21及びリブなし絶縁基板22の枚数を変更しても
よい。
【0037】・前記実施形態では、貫通孔25bはリブ
なし絶縁基板21において碁盤状に配置されていた。し
かし、貫通孔25bをオスタブ23aに対応する箇所の
みに配置してもよい。
【0038】・前記実施形態では、貫通孔25bはリブ
なし絶縁基板22の全体において碁盤状に配置されてい
た。しかし、貫通孔25bをリブなし絶縁基板22の一
部において碁盤状に配置してもよい。このように構成す
れば、リブなし絶縁基板22の形状をより確実に簡略化
することができる。
【0039】・前記実施形態では、貫通孔25bは全て
長方形状であった。しかし、貫通孔25bをそれぞれ異
なる形状にしてもよい。次に、特許請求の範囲に記載さ
れた技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把
握される技術的思想をその効果とともに以下に列挙す
る。
【0040】(1)リブ付き絶縁基板の上面及び下面
に、屈曲形成された端子片を有するバスバーをそれぞれ
取り付けるとともに、前記各リブ付き絶縁基板の間にリ
ブなし絶縁基板を配置し、前記端子片を前記リブ付き絶
縁基板及び前記リブなし絶縁基板に設けられた貫通孔に
対して挿通させながら、前記バスバーと前記リブ付き絶
縁基板及び前記リブなし絶縁基板とを電気的に隔絶した
状態で積層組み付けしたことを特徴とする配線板。
【0041】(2)請求項3において、前記リブなし絶
縁基板はフィルムであることを特徴とする電気接続箱。
よって、技術的思想(2)によれば、電気接続箱をより
確実に小型化することができる。
【0042】(3)請求項1〜3において、前記リブ付
き絶縁基板の上面及び下面における周縁部に防水用リブ
を突設したことを特徴とする電気接続箱。よって、技術
的思想(3)によれば、リブ付き絶縁基板とリブなし絶
縁基板との隙間から水が浸入してしまうのを防止するこ
とができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、リブなし絶縁基板の形状を簡略化するこ
とができる。また、電気接続箱を低コストで製造するこ
とができる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、電気接続
箱を低コストで製造することができる。請求項3に記載
の発明によれば、電気接続箱を小型化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における箱本体を示す分解斜視
図。
【図2】 配線板を示す分解斜視図。
【図3】 箱本体を示す要部断面図。
【図4】 別例における箱本体を示す要部断面図。
【図5】 他の別例における配線板を示す分解斜視図。
【図6】 従来技術における箱本体を示す要部断面図。
【符号の説明】
11…電気接続箱を構成する箱本体、21…リブ付き絶
縁基板、21a…上面、21b…下面、22…リブなし
絶縁基板、23…バスバー、23a…端子片としてのオ
スタブ、24…バスバー固定用リブ、25a,25b…
貫通孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屈曲形成された端子片を有するバスバーと
    絶縁基板とを、前記端子片を前記絶縁基板に設けられた
    貫通孔に対して挿通させながら、前記バスバーと前記絶
    縁基板とを電気的に隔絶した状態で交互に積層組み付け
    した電気接続箱において、 バスバー固定用リブを上面及び下面に備えるとともに前
    記貫通孔を備えるリブ付き絶縁基板間に、前記貫通孔の
    みを備えるリブなし絶縁基板を配置したことを特徴とす
    る電気接続箱。
  2. 【請求項2】複数の前記リブ付き絶縁基板と複数の前記
    リブなし絶縁基板とが交互に積層組み付けされるととも
    に、複数の貫通孔が前記リブなし絶縁基板において碁盤
    状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
    電気接続箱。
  3. 【請求項3】前記リブなし絶縁基板は前記リブ付き絶縁
    基板よりも薄くなっていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の電気接続箱。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8578852B2 (en) 2009-02-27 2013-11-12 Zeon Corporation Block copolymer composition for flexographic printing plates

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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