JPS6231024Y2 - - Google Patents

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JPS6231024Y2
JPS6231024Y2 JP1983194244U JP19424483U JPS6231024Y2 JP S6231024 Y2 JPS6231024 Y2 JP S6231024Y2 JP 1983194244 U JP1983194244 U JP 1983194244U JP 19424483 U JP19424483 U JP 19424483U JP S6231024 Y2 JPS6231024 Y2 JP S6231024Y2
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JP
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bracket
brackets
panel
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parallel
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JP1983194244U
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JPS60101967U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案はカウンタなどにおける天板取付構造
に関するものである。
〔背景技術〕
従来例を第1図ないし第3図に示す。図におい
て、1はパネル、2はパネル1の両端に設けたブ
ラケツト係止部(係止穴)、3はブラケツト係止
部2に係止するブラケツト、4はパネル1の前後
にわたり隣り合うブラケツト3,3間に掛渡す天
板、5は天板4をブラケツト3に固定するねじで
ある。
この従来例では、すべての天板4につき、天板
4の1枚ごとに前後のブラケト3,3のセツトが
2セツトずつ用いられているため、天板4(パネ
ル1)の数Nが多くなるとブラケツト3の数が非
常に多くなり、(4×N個必要)、その取扱いが面
倒であり、特にパネル1への係止作業が多大な手
間を要するという問題があつた。また、パネル1
の並列の施工誤差やブラケツト3の寸法誤差など
がある場合に、並列天板4,4間に、第3図のよ
うな段差8が生ずるおそれもあつた。
そこで、この考案の考案者は第4図および第5
図に示すような改良案(比較例)を、この考案に
先立つて考案した。それは、ブラケツト3に係止
爪のない補助ブラケツト6を、ねじ7とナツト8
により連結するものである。ブラケツト3、補助
ブラケツト6におけるねじ穴3a,6aの上板部
3b,6bからの距離は同じであり、2つの上板
部3b,3bは同一面上にある。また、各上板部
3b,6bには天板4の固定用のねじ5のねじ穴
3c,6cが形成されている。上板部3bには1
つの天板4の右端が載置され、上板部6bには他
の天板4の左端が載置される。
この改良案(比較例)によれば、両上板部3
b,6bが同一面上にあるため、並列天板4,4
間には段差が生じない利点がある。しかしなが
ら、ブラケツト3とは形状の異なる補助ブラケツ
ト6およびねじ7、ナツト8を用いるため部品点
数が多くなり、コストアツプとともにそれらの組
付け作業に手間がかかるという問題が生じるもの
である。
以上の従来例、比較例では、天板4がパネル1
の前後にわたるものであったが、天板4がパネル
1の前後で別々のものや、天板4をパネル1の前
後の何れか一方のみに取付けるものにおいても、
前述と同様の問題や利点がある。
他の従来例として、横断面逆T形のブラケツト
を設け、その両側の水平なフランジに天板を載せ
るようにしたものがある。(実開昭51−24890号公
報)。
しかし、ブラケツトの横断面形状が逆T形であ
るため、複数枚の板材を接合してブラケツトを製
造しなくはならず、ブラケツトの製造が困難とい
う問題点がある。また、ブラケツトの横断面が逆
T形であるため、端部に配置したブラケツトのフ
ランジが外方へ突出し、見栄えが悪いという問題
点がある。この問題点を解消するために、左右の
端部用のブラケツトを製作すると、3種類のブラ
ケツトが必要となり、種類数が増えて製造や管理
に困難という問題点が生じる。
〔考案の目的〕
この考案は、ブラケツトの製造が簡単で、ブラ
ケツトの種類数も少なくてすみ、また端部のブラ
ケツトのフランジが突出しなくて見栄えがよく、
さらに天板数の割に使用数も少なく、その取扱
い、特にパネルへの取付けの作業性が良く、しか
も並列天板間に段差の生じない天板取付構造を提
供することである。
〔考案の開示〕
この考案の天板取付構造は、複数のパネルを並
列してなるパネル並列体と、このパネル並列体の
両端および並列パネルどうしの接合部近傍に設け
たブラケツト係止部と、前記両端のブラケツト係
止部それぞれに係止した一対の端部ブラケツト
と、前記接合部近傍のブラケツト係止部に係止し
たもので並列天板の両方にまたがる中間ブラケツ
トと、ブラケツト間に掛渡した天板とを備え、前
記一対の端部ブラケツトは、互いに左右逆向きと
なつた横断面倒立L形の折板状のものであつて
各々縦板部後端に係止爪を有しかつ各々前記パネ
ル並列体に対して内向きに取付け、前記中間ブラ
ケツトは前記いずれかの端部ブラケツトと同一形
状のものとしたものである。
この構成において、接合部近傍の係止部は、並
列パネルのうちの何れか一方のみ設けられている
場合もあるし、その両方に設けられている場合も
あり、さらにパネル接合部に介在した支柱や縦板
に設けられている場合もある。天板は2つの隣り
合うブラケツト間に掛渡されるものに限らず3つ
以上のブラケツトに掛渡されるものも含む。
上記考案の構成によれば、接合部近傍の中間ブ
ラケツトが並列天板の両方にまたがる単物体であ
るため、並列天板間に段差が生じないのはもとよ
り、部品点数が少なく、かつそのブラケツトの取
扱い、特にパネルへの取付けの作業性がよい。ま
た、ブラケツトを横断面が倒立L形の折板状のも
のとしているため、1枚の板で簡単に形成できる
という利点がある。しかも、端部のブラケツトは
内向きに取付けるので、天板からブラケツトの上
板部が突出せず、見栄えがよい。さらに、右向き
と左向きの2種のブラケツトで両端と中間の全て
に使用でき、ブラケツト種類数が少なくてすむ。
このことからも、ブラケツトの製造が簡単であ
る。
実施例 この考案の一実施例を第6図ないし第9図に基
づいて説明する。第6図に示すように、ブラケツ
ト9は横断面倒立L形の折板状のものであり、並
列天板4,4の固定用のねじ5,5のねじ穴9
a,9aを4つ形成した上板部9bと、これに垂
直な縦板部9cと、縦板部9cの端部の係止爪9
dとを有する。また、右タイプのブラケツト9A
と左タイプのブラケツト9Bの2種を用いる。
個々のパネル1はその両端部にブラケツト係止
部(係止穴)2を列設してある。複数のパネル1
の並列体Aにおいて、並列パネル1,1の接合部
近傍については、前側ではパネル1の右側の係止
部2に区間ブラケツト9A1を係止し、後側では
向かつて右側の係止部2に中間ブラケツト9B1
を係止している。並列体Aの両端については次の
ように係止する。前側、後側ともに向かつて右端
のパネル1においてはその右側の係止部2に端部
ブラケツト9B2を、向かつて左端のパネル1に
おいては向かつて左側の係止部2に端部ブラケツ
ト9A2を係止している。
天板4は、パネル1の前後にわたり、隣り合う
ブラケツト9,9間に掛渡され、ねじ5によつて
ブラケツト9に固定されている。
前後のブラケツト9,9つまり右タイプと左タ
イプのブラケツト9A,9Bのセツトの数は、天
板4の数をNとすると、(N+1)セツト、ブラ
ケツト9の数は(2×N+2)個であり、従来例
の4×N個に比べて約半分ですむ。したがつて、
その取扱い、特にパネル1への係止の作業性が大
幅に改善されている。また、並列天板4,4は1
つのブラケツト9の同じ上板部9bに載置される
ため、段差が生じない。
さらに、ブラケツト9を横断面が倒立L形の折
板状のものとしているため、1枚の板で簡単に形
成できるという利点がある。端部のブラケツト9
A2,9B2は内向きに取付けるので、天板4から
ブラケツト9A2,9B2の上板部9bが突出せ
ず、見栄えがよい。しかも、右向きと左向きの2
種のブラケツト9A,9Bで両端と中間の全てに
使用でき、ブラケツト種類数が少なくてすむ。こ
のことからも、ブラケツト9の製造が簡単であ
る。
(考案の効果) この考案によれば、接合部近傍の中間ブラケツ
トが並列天板の両方にまたがる単体物であるた
め、並列天板間に段差が生じないのはもとより、
部品点数が少なく、かつそのブラケツトの取扱
い、特にパネルへの取付けの作業性がよい。ま
た、ブラケツトを横断面が倒立L形の折板状のも
のとしているため、1枚の板で簡単に形成できる
という利点がある。しかも、端部のブラケツトは
内向きに取付けるので、天板からブラケツトの上
板部が突出せず、見栄えがよい。さらに、右向き
と左向きの2種のブラケツトで両端と中間の全て
に使用でき、ブラケツト種類数が少なくてすむ。
このことからも、ブラケツトの製造が簡単という
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の正面図、第2図はその分解斜
視図、第3図は問題点指摘のための説明図、第4
図は比較例の分解斜視図、第5図はそのブラケツ
ト関係の分解斜視図、第6図はこの考案の一実施
例における1セツトのブラケツトの斜視図、第7
図はその実施例の正面図、第8図は天板を除いた
状態のその平面図、第9図はその側面図である。 A……パネル並列体、1……パネル、2……ブ
ラケツト係止部、3……ブラケツト、4……天
板、9……ブラケツト、9A1,9B1……中間ブ
ラケツト、9A2,9B2……端部ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のパネルを並列してなるパネル並列体と、
    このパネル並列体の両端および並列パネルどうし
    の接合部近傍に設けたブラケツト係止部と、前記
    両端のブラケツト係止部それぞれに係止した一対
    の端部ブラケツトと、前記接合部近傍のブラケツ
    ト係止部に係止したもので並列天板の両方にまた
    がる中間ブラケツトと、ブラケツト間に掛渡した
    天板とを備え、前記一対の端部ブラケツトは、互
    いに左右逆向きとなつた横断面倒立L形の折板状
    のものであつて各々縦板部後端に係止爪を有しか
    つ各々前記パネル並列体に対して内向きに取付
    け、前記中間ブラケツトは前記いずれかの端部ブ
    ラケツトと同一形状のものとした天板取付構造。
JP19424483U 1983-12-16 1983-12-16 天板取付構造 Granted JPS60101967U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19424483U JPS60101967U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 天板取付構造

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JP19424483U JPS60101967U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 天板取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS60101967U JPS60101967U (ja) 1985-07-11
JPS6231024Y2 true JPS6231024Y2 (ja) 1987-08-08

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ID=30417571

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JP19424483U Granted JPS60101967U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 天板取付構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066750Y2 (ja) * 1987-03-28 1994-02-23 コクヨ株式会社 机装置などにおける棚機構
JP2016043028A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 株式会社イトーキ 机装置

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JPS532743Y2 (ja) * 1974-08-15 1978-01-24
JPS624218Y2 (ja) * 1978-02-14 1987-01-30

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JPS60101967U (ja) 1985-07-11

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