WO2018047353A1 - エレベーターシステム - Google Patents

Abstract

エレベーターに対してより多くの付加価値を与えることができるエレベーターシステムを提供する。エレベーターシステムは、エレベーターのかごの内部に設けられた表示装置と、前記エレベーターの動作状況と前記かごの内部の利用者の数とに基づいて前記表示装置の表示内容を変化させる制御装置と、を備えた。当該エレベーターシステムにおいて、制御装置は、エレベーターの動作状況とかごの内部の利用者の数とに基づいて表示装置の表示内容を変化させる。このため、エレベーターに対してより多くの付加価値を与えることができる。

Description

エレベーターシステム

　この発明は、エレベーターシステムに関する。

　例えば、特許文献１は、エレベーターシステムを開示する。当該エレベーターシステムにおいて、表示装置の表示内容は、エレベーターの動作状況に応じて変化する。このため、かごの内部の利用者に対して、有効な情報を報知し得る。

日本特開２０１４－０２８６９６号公報 日本特開平０６－２１１４５０号公報 日本特開２０００－００７２３９号公報

　しかしながら、特許文献１に記載のエレベーターシステムは、エレベーターの動作状況に応じて有効な情報の報知を目的とする。このため、エレベーターの動作状況に応じた有効な情報の報知以外の多くの付加価値を与えることができない。

　この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、エレベーターに対してより多くの付加価値を与えることができるエレベーターシステムを提供することである。

　この発明に係るエレベーターシステムは、エレベーターのかごの内部に設けられた表示装置と、前記エレベーターの動作状況と前記かごの内部の利用者の数とに基づいて前記表示装置の表示内容を変化させる制御装置と、を備えた。

　この発明によれば、制御装置は、エレベーターの動作状況とかごの内部の利用者の数とに基づいて表示装置の表示内容を変化させる。このため、エレベーターに対してより多くの付加価値を与えることができる。

この発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムの構成図である。 この発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムの制御装置のブロック図である。 この発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムのカメラに撮影された映像を説明するための図である。 この発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムによる表示の第１例を説明するための図である。 この発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムによる表示の第２例を説明するための図である。 この発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムによる表示の第３例を説明するための図である。 この発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムの制御装置の動作の概要を説明するための図である。 この発明の実施の形態１におけるエレベーターシステムの制御装置のハードウェア構成図である。 この発明の実態の形態２におけるエレベーターシステムによる表示の第１例を説明するための図である。 この発明の実態の形態２におけるエレベーターシステムによる表示の第２例を説明するための図である。 この発明の実態の形態３におけるエレベーターシステムによる表示の第１例を説明するための図である。 この発明の実態の形態３におけるエレベーターシステムによる表示の第２例を説明するための図である。 この発明の実態の形態４におけるエレベーターシステムによる表示の第１例を説明するための図である。 この発明の実態の形態４におけるエレベーターシステムによる表示の第２例を説明するための図である。

　この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化または省略する。

実施の形態１．
　図１はこの発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムの構成図である。

　図１のエレベーターシステムにおいて、昇降路１は、建築物の各階を貫く。例えば、複数の乗場２の各々は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場２の各々は、昇降路１に対向する。複数のかご３の各々は、昇降路１の内部に設けられる。

　複数のカメラ４の各々は、複数のかご３の各々の内部に設けられる。複数の読取装置５の各々は、複数のかご３の各々の内部に設けられる。複数の表示装置６の各々は、複数のかご３の各々の内部に設けられる。

　複数の制御装置７の各々は、複数のかご３の各々に対応して設けられる。例えば、複数の制御装置７の各々は、昇降路１の内部に設けられる。群管理装置８は、複数の制御装置７に接続される。

　利用者が乗場２において乗場呼びを登録すると、群管理装置８は、複数のかご３から当該乗場呼びを割り当てるかご３を決定する。群管理装置８は、当該かご３に対応した制御装置７に当該乗場呼びへの応答を指示する。

　当該かご３が当該乗場２に到着すると、利用者はかご３に乗り込む。この際、対応したカメラ４は、当該かご３の内部を撮影する。対応した読取装置５は、利用者の識別体９から使用言語情報を読み取る。

　当該制御装置７は、当該エレベーターの動作状況と当該かご３の内部の利用者の数とに基づいて対応した表示装置６の表示内容を変化させる。例えば、当該制御装置７は、背景映像に対して当該カメラ４に撮影された利用者の映像を重畳した映像を当該表示装置６に表示させる。例えば、当該制御装置７は、当該カメラ４に撮影された映像に対して利用者の顔の位置にキャラクタ映像を重畳した映像を当該表示装置６に表示させる。例えば、当該制御装置７は、当該読取装置５により読み取られた使用言語情報に対応した言語で当該エレベーターの動作に対応した案内映像を当該表示装置６に表示させる。

　次に、図２を用いて、制御装置７を説明する。
　図２はこの発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムの制御装置のブロック図である。

　図２に示されるように、制御装置７は、記憶部７ａと動作制御部７ｂと表示制御部７ｃとを備える。

　記憶部７ａは、表示装置６に表示させる演出映像の情報を記憶する。動作制御部７ｂは、エレベーターの動作を制御する。表示制御部７ｃは、動作制御部７ｂからの情報に基づいて表示装置６の表示内容を決定する。

　例えば、表示制御部７ｃは、カメラ４に撮影された映像の情報と記憶部７ａに記憶された演出映像の情報とに基づいて表示装置６の表示内容を決定する。例えば、表示制御部７ｃは、読取装置により読みとされた使用言語情報と記憶部７ａに記憶された演出映像の情報とに基づいて表示装置６の表示内容を決定する。

　次に、図３を用いて、カメラ４に撮影された映像を説明する。
　図３はこの発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムのカメラに撮影された映像を説明するための図である。

　図３に示されるように、カメラ４は、図３においては図示されないかご３の内部を撮影する。カメラ４に撮影された映像は、かご３の内部の利用者の映像を含む。このため、表示装置６がカメラ４に撮影された映像を表示する場合、表示装置６は、かご３の内部の利用者の映像を含む映像を表示する。

　次に、図４を用いて、表示装置６の表示の第１例を説明する。
　図４はこの発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムによる表示の第１例を説明するための図である。

　図４に示されるように、第１例は、背景映像に対してカメラ４に撮影された利用者の映像を重畳した映像である。例えば、背景映像は、浜辺から海を眺めた映像に複数のイルカのキャラクタ映像を重畳した映像である。例えば、背景映像は、宇宙空間の映像であることもある。

　次に、図５を用いて、表示装置６の表示の第２例を説明する。
　図５はこの発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムによる表示の第２例を説明するための図である。

　図５に示されるように、第２例は、カメラ４に撮影された映像に対して利用者の顔の位置にキャラクタ映像を重畳した映像である。例えば、キャラクタ映像は、熊の顔に対応した映像である。

　次に、図６を用いて、表示装置６の表示の第３例を説明する。
　図６はこの発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムによる表示の第３例を説明するための図である。

　図６に示されるように、第３例は、エレベーターの動作に対応した案内映像である。この際、案内映像は、読取装置５により読み取られた使用言語情報に対応した言語で表示される。例えば、エレベーターのドアが開く場合、ドアが開くことを示す案内映像が使用言語情報に対応した言語で表示される。例えば、読取装置５が複数の使用言語情報を読み取っている場合は、案内映像は、複数の使用言語情報に対応した複数の言語で表示される。

　次に、図７を用いて、制御装置７の動作の概要を説明する。
　図７はこの発明の実態の形態１におけるエレベーターシステムの制御装置の動作の概要を説明するための図である。

　ステップＳ１では、制御装置７は、利用者がかご３に乗っているか否かを判定する。ステップＳ１で利用者がかご３に乗っていない場合、制御装置７は、ステップＳ１の動作を繰り返す。ステップＳ１で利用者がかご３に乗っている場合は、制御装置７は、ステップＳ２の動作を行う。

　ステップＳ２では、制御装置７は、エレベーターの動作状況を判定する。その後、制御装置７は、ステップＳ３の動作を行う。ステップＳ３では、制御装置７は、かご３の内部の利用者の数を判定する。例えば、制御装置７は、カメラ４に撮影された映像から利用者の数を判定する。その後、制御装置７は、ステップＳ４の動作を行う。

　ステップＳ４では、制御装置７は、エレベーターの動作状況とかご３の内部の利用者の数とに基づいて表示装置６の表示内容を決定する。その後、制御装置７は、ステップＳ５の動作を行う。ステップＳ５では、制御装置７は、当該表示内容を表示装置６に表示させる。その後、制御装置７は、ステップＳ１からの動作を繰り返す。

　以上で説明した実施の形態１によれば、制御装置７は、エレベーターの動作状況とかご３の内部の利用者の数とに基づいて表示装置６の表示内容を変化させる。このため、エレベーターに対してより多くの付加価値を与えることができる。

　また、制御装置７は、背景映像に対してカメラ４に撮影された利用者の映像を重畳した映像を表示装置６に表示させる。このため、利用者に対し、別空間に存在する感覚を与えることができる。

　また、制御装置７は、カメラ４に撮影された映像に対して利用者の顔の位置にキャラクタ映像を重畳した映像を表示装置６に表示させる。このため、利用者に対し、カメラ４に撮影されている嫌悪感を与えることを抑制できる。

　また、制御装置７は、読取装置５により読み取られた使用言語情報に対応した言語でエレベーターの動作に対応した案内映像を表示装置６に表示させる。このため、利用者に対して安心感を与えることができる。

　次に、図８を用いて、制御装置７の例を説明する。
　図８はこの発明の実施の形態１におけるエレベーターシステムの制御装置のハードウェア構成図である。

　制御装置７の機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも１つのプロセッサ１０ａと少なくとも１つのメモリ１０ｂとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも１つの専用のハードウェア１１を備える。

　処理回路が少なくとも１つのプロセッサ１０ａと少なくとも１つのメモリ１０ｂとを備える場合、制御装置７の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも１つのメモリ１０ｂに格納される。少なくとも１つのプロセッサ１０ａは、少なくとも１つのメモリ１０ｂに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置７の機能を実現する。少なくとも１つのプロセッサ１０ａは、ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ）、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、ＤＳＰともいう。例えば、少なくとも１つのメモリ１０ｂは、ＲＡＭ、ＲＯＭ、フラッシュメモリ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、ＤＶＤ等である。

　処理回路が少なくとも１つの専用のハードウェア１１を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、制御装置７の機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、制御装置７の機能は、まとめて処理回路で実現される。

　制御装置７の機能について、一部を専用のハードウェア１１で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、表示制御部７ｃの機能については専用のハードウェア１１としての処理回路で実現し、表示制御部７ｃの機能以外の機能については少なくとも１つのプロセッサ１０ａが少なくとも１つのメモリ１０ｂに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。

　このように、処理回路は、ハードウェア１１、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで制御装置７の各機能を実現する。

実施の形態２．
　図９はこの発明の実態の形態２におけるエレベーターシステムによる表示の第１例を説明するための図である。図１０はこの発明の実態の形態２におけるエレベーターシステムによる表示の第２例を説明するための図である。なお、実施の形態１と同一または相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。

　実施の形態２において、図９と図１０とには図示されない制御装置７は、他の乗り物からの眺めに対応した映像をかご３の走行方向と同じ方向に変化させて表示装置６に表示させる。この際、制御装置７は、かご３の位置と速度とに応じて表示装置６の表示内容を変化させる。

　例えば、図９に示されるように、制御装置７は、かご３が上方階に位置する場合に気球または飛行船の窓からの空中の眺めに対応した映像を表示装置６に表示させる。制御装置７は、かご３が下方階に位置する場合に潜水艦の窓からの海中の眺めに対応した映像を表示装置６に表示させる。

　例えば、図１０に示されるように、制御装置７は、かご３が下方階に位置する場合に気球または飛行船の窓からの山の麓の眺めに対応した映像を表示装置６に表示させる。制御装置７は、かご３が上方階に位置する場合に気球または飛行船の窓からの山の頂上に対応した映像を表示装置６に表示させる。

　制御装置７は、かご３の速度を上げる際に表示装置６の表示内容の変化の速度も上げる。制御装置７は、かご３の速度を下げる際に表示装置６の表示内容の変化の速度も下げる

　制御装置７は、かご３の図示されない光電センサからの情報に基づいて利用者の乗降を検出する。制御装置７は、利用者が乗降するたびにキャラクタ映像を表示装置６に表示させる。例えば、制御装置７は、利用者が乗降するたびに鳥に対応したキャラクタ映像を表示装置６に表示させる。

　以上で説明した実施の形態２によれば、制御装置７は、他の乗り物からの眺めに対応した映像をかご３の走行方向と同じ方向に変化させて表示装置６に表示させる。このため、利用者を楽しい気分にさせることができる。

　なお、他の乗り物からの眺めに対応した映像をかご３の走行方向と直交する方向に変化させて表示装置６に表示させてもよい。例えば、電車からの眺めに対応した映像を表示装置６に表示させてもよい。例えば、車からの眺めに対応した映像を表示装置６に表示させてもよい。これらの場合も、利用者を楽しい気分にさせることができる。

　また、他の乗り物からの眺めに対応した映像をかご３の走行方向とは関係のない方向に変化させて表示装置６に表示させてもよい。例えば、ジェットコースターからの眺めに対応した映像を表示装置６に表示させてもよい。例えば、飛行機からの眺めに対応した映像を表示装置６に表示させてもよい。これらの場合も、利用者を楽しい気分にさせることができる。

実施の形態３．
　図１１はこの発明の実態の形態３におけるエレベーターシステムによる表示の第１例を説明するための図である。図１２はこの発明の実態の形態３におけるエレベーターシステムによる表示の第２例を説明するための図である。なお、実施の形態１と同一または相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。

　実施の形態３において、図１１と図１２とには図示されない制御装置７は、エレベーターのドアの開閉状況に応じて映像を変化させて表示装置６に表示させる。

　例えば、図１１に示されるように、制御装置７は、エレベーターのドアが開いているときだけ開く花の映像を表示装置６に表示させる。

　例えば、図１２に示されるように、制御装置７は、エレベーターのドアが開いているときだけ開く箱の映像を表示装置６に表示させる。

　以上で説明した実施の形態３によれば、制御装置７は、エレベーターのドアの開閉状況に応じて映像を変化させて表示装置６に表示させる。このため、利用者を楽しい気分にさせることができる。

　なお、エレベーターのドアが開いているときだけ、キャラクタ映像とクイズのヒントとのうちの少なくとも一つを表示装置６に表示させてもよい。この場合、利用者を楽しい気分にさせることができる。

　また、エレベーターのドアが開いているときだけ、当該階の店舗のディスカウントキーワードを表示装置６に表示させてもよい。この場合、利用者に対して有益な情報を与えることができる。

　また、スマートフォンのアプリケーションと連携して、エレベーターのドアが開いているときだけ、スタンプを取得できるようにしてもよい。この場合も、利用者を楽しい気分にさせることができる。

　また、スマートフォンのアプリケーションと連携して、エレベーターのドアが開いているときだけ、クーポンを取得できるようにしてもよい。この場合も、利用者に対して有益な情報を与えることができる。

実施の形態４．
　図１３はこの発明の実態の形態４におけるエレベーターシステムによる表示の第１例を説明するための図である。図１４はこの発明の実態の形態４におけるエレベーターシステムによる表示の第２例を説明するための図である。なお、実施の形態１と同一または相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。

　実施の形態４において、図１３と図１４とには図示されない制御装置７は、対応したかご３と他のかご３との動作状況に基づいて対応したかご３に対応したキャラクタ映像と他のかご３に対応したキャラクタ映像とを変化させて対応した表示装置６に表示させる。

　例えば、「Ａ」のかご３に対応したキャラクタ映像は、ペンギンに対応した映像である。例えば、「Ｂ」のかご３に対応したキャラクタ映像は、ネコに対応した映像である。例えば、「Ｃ」のかごに対応したキャラクタ映像は、キツネに対応した映像である。

　例えば、図１３に示されるように、制御装置７は、利用者の数と停止回数とに基づいて対応したかご３に対応したキャラクタ映像と他のかご３に対応したキャラクタ映像との競争の映像を表示装置６に表示させる。

　例えば、図１４に示されるように、制御装置７は、対応したかご３と他のかご３との動作状況に基づいて対応したかご３に対応したキャラクタ映像に対して障害物が発生する映像を表示装置６に表示させる。

　以上で説明した実施の形態４によれば、制御装置７は、対応したかご３と他のかご３との動作状況に基づいて対応したかご３に対応したキャラクタ映像と他のかご３に対応したキャラクタ映像とを変化させて対応した表示装置６に表示させる。このため、利用者を楽しい気分にさせることができる。

　かご３の内部の利用者の数が多いほど、多くのキャラクタ映像を対応した表示装置６に表示させてもよい。この場合、利用者を楽しい気分にさせることができる。

　以上のように、当該エレベーターシステムは、エレベーターに対してより多くの付加価値を与えるシステムに利用できる。

　１　昇降路、　２　乗場、　３　かご、　４　カメラ、　５　読取装置、　６　表示装置、　７　制御装置、　７ａ　記憶部、　７ｂ　動作制御部、　７ｃ　表示制御部、　８　群管理装置、　９　識別体、　１０ａ　プロセッサ、　１０ｂ　メモリ、　１１　ハードウェア

Claims (8)

1. 　エレベーターのかごの内部に設けられた表示装置と、
   　前記エレベーターの動作状況と前記かごの内部の利用者の数とに基づいて前記表示装置の表示内容を変化させる制御装置と、
   を備えたエレベーターシステム。
2. 　前記かごの内部を撮影するカメラ、
   を備え、
   　前記制御装置は、背景映像に対して前記カメラに撮影された利用者の映像を重畳した映像を前記表示装置に表示させる請求項１に記載のエレベーターシステム。
3. 　前記かごの内部を撮影するカメラ、
   を備え、
   　前記制御装置は、前記カメラに撮影された映像に対して利用者の顔の位置にキャラクタ映像を重畳した映像を前記表示装置に表示させる請求項１に記載のエレベーターシステム。
4. 　前記かごの内部に設けられ、識別体から使用言語情報を読み取る読取装置、
   を備え、
   　前記制御装置は、前記読取装置により読み取られた使用言語情報に対応した言語で前記エレベーターの動作に対応した案内映像を前記表示装置に表示させる請求項１に記載のエレベーターシステム。
5. 　前記制御装置は、他の乗り物からの眺めに対応した映像を前記かごの走行方向と同じ方向に変化させて前記表示装置に表示させる請求項１に記載のエレベーターシステム。
6. 　前記制御装置は、他の乗り物からの眺めに対応した映像を前記かごの走行方向と直交する方向に変化させて前記表示装置に表示させる請求項１に記載のエレベーターシステム。
7. 　前記制御装置は、前記エレベーターのドアの開閉状況に応じて映像を変化させて前記表示装置に表示させる請求項１に記載のエレベーターシステム。
8. 　前記制御装置は、対応したかごと他のかごとの動作状況に基づいて対応したかごに対応したキャラクタ映像と他のかごに対応したキャラクタ映像とを変化させて対応した表示装置に表示させる請求項１に記載のエレベーターシステム。

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