JP2015230478A - コンテンツ提示システム、コンテンツ提示方法及びプログラム - Google Patents

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英明 松田
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加奈子 中野
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Abstract

【課題】車両に搭乗していた人に適したコンテンツを、適したタイミングで提示すること。【解決手段】車両のナンバープレートと当該車両の少なくとも一人の搭乗者の画像を撮影する駐車場入口カメラ3と、複数のコンテンツを選択的に出力する、所定のエリア内の人物を撮影する撮影部IMを設けたデジタルサイネージ装置10と、ナンバープレートの画像から文字解析により地域情報を取得し、搭乗者の画像と地域情報とを関連付けてデータベース(DB)に記憶し、撮影部IMで撮影した人物の画像から当該人物の画像に関連付けて記憶された地域情報を取得し、取得した結果に基づいてデジタルサイネージ装置10で提示するコンテンツを選択させる広告提示サーバ2とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば顧客が乗用車で来店する郊外型店舗等に好適なコンテンツ提示システム、コンテンツ提示方法及びプログラムに関する。
従来、広告を閲覧する者の興味を引く広告情報を表示するべく、路線バス後部の表示部に、路線バスに後続する車両のナンバープレートから読み取った地域名の内容に応じた広告を表示するようにした技術が提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2010−237411号公報
上記特許文献に記載された技術では、ナンバープレートから読み取った地域名と、レンタカーであるか否か等の情報に基づき、バスの後部で後続する走行中の車両に向けて広告の表示を行なう。そのため、ナンバープレートから得られる情報以外の情報は含まれておらず、広告としての効果が低いという不具合がある。
加えて、上記特許文献に記載された技術は、バスが走行時に後続の車両に向けて広告の表示を行なうものであり、表示を見た人が表示された商品等をその時点ですぐに購入することはできないため、交通安全上の問題を別にしても、広告を行なう適切なタイミングとは言い難い。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、車両に搭乗していた人に適したコンテンツを、適したタイミングで提示することが可能なコンテンツ提示システム、コンテンツ提示方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、車両のナンバープレートと当該車両の少なくとも一人の搭乗者の画像を撮影する第1の撮影部と、上記ナンバープレートの画像から文字解析により地域情報を取得する地域情報取得部と、上記搭乗者の画像と上記地域情報取得部で得た地域情報とを関連付けて記憶する記憶部と、複数のコンテンツを選択的に提示可能なコンテンツ提示部と、上記コンテンツ提示部から所定のエリア内の人物を撮影する第2の撮影部と、上記第2の撮影部で撮影した人物の画像から当該人物の画像に関連づけて記憶された地域情報を取得し、取得した結果に基づいて上記コンテンツ提示部で提示するコンテンツを選択させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、車両に搭乗していた人に適したコンテンツを、適したタイミングで提示することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る広告提示システム全体のシステム全体の接続構成を示すブロック図。 同実施形態に係る各カメラの配置例を示す図。 同実施形態に係るデジタルサイネージ装置の外観構成を示す斜視図。 同実施形態に係るデジタルサイネージ装置の主として電子回路の機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係る駐車場入口部での画像に対する処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る店舗入口部での画像に対する処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るデジタルサイネージでの来店者の接近に対する処理内容を示すフローチャート。
以下、本発明を郊外型店舗で使用される広告提示システムに適用した場合の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、同システム全体の接続構成を示すブロック図であり、無線LANを含むネットワーク1を介して、広告提示サーバ2、駐車場入口カメラ3、駐車場俯瞰カメラ4(4a,4b)、店舗入口カメラ5、及び店舗内のデジタルサイネージ装置10,10,‥‥が接続されている。
広告提示サーバ2は、当該店舗の来客の顔情報を地域情報と関連付けて記憶するデータベースを備え、ネットワーク1を介して上記各カメラ3〜5、デジタルサイネージ装置10,10,‥‥に対する統括的な制御動作を実行する。
図2は、上記駐車場入口カメラ3、駐車場俯瞰カメラ4(4a,4b)、及び店舗入口カメラ5の配置例を示す。
駐車場入口カメラ3は、駐車場PKの入口部GTに向けて設置され、道路STから入ってきて同入口部GTを通過する車両のナンバープレートと、当該車両のフロントシートに座っている搭乗者の顔とを撮影する。
入口部GTが複数ある場合は、複数の入口部毎に設けられる。撮影により得られる画像データは、上記ネットワーク1を介して上記広告提示サーバ2に送られる。また、車両のナンバープレートと搭乗者の顔を複数の画像に分けて撮影しても良い。
駐車場俯瞰カメラ4(4a,4b)は、駐車場PK全体を俯瞰して撮影するもので、同図では2台のカメラ4a,4bを駐車場PKの対角上に配置して、相互の撮影範囲で死角を生じないように配置している。この駐車場俯瞰カメラ4(4a,4b)での撮影による画像データもネットワーク1を介して広告提示サーバ2へ送られる。
店舗入口カメラ5は、店舗SHの入口部ETに向けて設置され、駐車場PKから入ってきて同入口部ETを通過する人物全員の顔を撮影する。撮影により得られる画像データは、上記ネットワーク1を介して上記広告提示サーバ2に送られる。
図3は、上記デジタルサイネージ装置10の外観構成を示す斜視図である。ここでデジタルサイネージとは、人型のスクリーンを用いたバーチャルマネキンであるとして、説明を行なう。
このデジタルサイネージ装置10では、装置筐体10Aの上面前端側に、交換可能なサイネージボードSBが立設される。このサイネージボードSBは、デジタルサイネージ装置10の本来は矩形の投影可能領域内に収まるように設置された、任意形状を有する半透過板状の構成を有する。
このサイネージボードSBの前面下部中央に撮影部IMが設けられ、このデジタルサイネージ装置10の前方を含む広範囲の画像を取得する。さらに撮影部IMの下方には、一対のスピーカ部SP,SPが設けられ、ステレオ音声による拡声放音が可能となる。
また上記装置筐体10Aの上面後端側に、上記サイネージボードSBと平行にミラーMRが立設され、後述する投影レンズ部から出射した光像を前面側に全反射して、上記サイネージボードSBにその背面側から結像させる。
次に図4により上記デジタルサイネージ装置10の主として電子回路の機能構成を説明する。同図中、無線通信技術としては例えば無線LAN規格であるIEEE802.11a/b/g/nに準拠した無線通信システムに対応するものとする。上記広告提示サーバ2からの通信データは、上記店舗SH内に設けられた無線LANルータ等の上記ネットワーク1を構成する要素を介し、アンテナ21を用いて無線通信部22で受信する。無線通信部22は、受信したデータを復調して画像データ、音声データ及びその他の制御データに分離する。得られた画像データはバスBを介して投影画像駆動部23に送られる。
投影画像駆動部23は、送られてきた画像データに応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば120[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、表示素子であるマイクロミラー素子24を表示駆動する。
このマイクロミラー素子24は、アレイ状に配列された複数個の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することで、その反射光により光像を形成する。
一方で、光源部25から時分割でR,G,Bの原色光が循環的に出射される。光源部25は、半導体発光素子であるLEDを有し、R,G,Bの原色光を時分割で繰返し出射する。光源部25が有するLEDは、広義でのLEDとして、LD(半導体レーザ)や有機EL素子を含むものとしても良い。
また、LEDから出射された光を蛍光体に照射することで励起される、元の光とは波長が異なる原色光を用いるものとしても良い。この光源部25からの原色光が、ミラー26で全反射して上記マイクロミラー素子24に照射される。
そして、マイクロミラー素子24での反射光で光像が形成され、形成された光像が投影レンズ部PLを介して、上記ミラーMRで反射された後に上記サイネージボードSBに投射される。
また、上記無線通信部22で復調、分離された音声データは、バスBを介して音声処理部27へ送信される。この音声処理部27は、例えばPCM音源などの音源回路を有し、送られてきた音声データに基づいてアナログの音声信号を再生して、上記スピーカ部SP,SPより放音させる。
上記各回路の動作すべてをCPU28が制御する。このCPU28は、メインメモリ29及びプログラムメモリ30と直接接続される。メインメモリ29は、例えばSRAMで構成され、CPU28のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ30は、電気的書換可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュROMで構成され、CPU28が実行する動作プログラムや各種定型データ等を記憶する。
CPU28は、上記プログラムメモリ30に記憶されている動作プログラムや定型データ等を読出し、メインメモリ29に展開して記憶させた上で当該プログラムを実行することにより、このデジタルサイネージ装置10を統括して制御する。
上記CPU28は、操作部31からの操作信号に応じて各種投影動作を実行する。この操作部31は、デジタルサイネージ装置10の本体に備える、店舗SHに来店した客が直接操作するキーのキー操作信号を上記CPU28へ送出する。
上記CPU28はさらに、上記バスBを介して撮影画像処理部32、画像メモリ33と接続される。
撮影画像処理部32は、上記撮影部IMの一部を構成する超広角系の撮影レンズ部34の合焦位置に配置された固体撮像素子、例えばCMOSイメージセンサ35を走査駆動して、デジタルサイネージ装置10の前方を含む広い範囲を撮影した画像信号を得る。
このCMOSイメージセンサ35の出力する画像信号は、A/D変換回路36でデジタル化された後に上記撮影画像処理部32に送られる。撮影画像処理部32は、得られた画像データを適宜画像メモリ33に一時的に保存し、顔認識技術により画像中から人物の顔を認識する。
さらに撮影画像処理部32は、顔認識により得られた、客の顔画像の特徴情報を取り纏めてファイル化した上で、バスBを介して上記無線通信部22に送る。無線通信部22では、CPU28の制御の下に、撮影画像処理部32からの顔画像の特徴情報のデータファイルを、上記広告提示サーバ2に対して送信する。
加えて上記画像メモリ33には、当該デジタルサイネージ装置10の設置された位置に応じた商品等の販売促進用の広告コンテンツとしての動画データが予め記憶されているものとする。
次に上記実施形態の動作について説明する。
図5は、ネットワーク1を介して駐車場入口カメラ3と広告提示サーバ2により実行される、駐車場PKの入口部GTでの撮影画像に対する処理内容を示す。その処理当初、駐車場入口カメラ3において撮影画像の変化により、入場する車両があるか否かを繰返し判断することで、入場する車両を待機する(ステップS101)。
入場する車両があったと判断した場合(ステップS101のYes)、駐車場入口カメラ3では当該車両のナンバープレートと、フロントシートに座っている人物の顔とを撮影する(ステップS102)。
この場合、撮影画像中からナンバープレートの形状パターンを認識する一方で、人物の顔のパターン認識を行ない、合焦位置を可変して複数の画像に分けて撮影を行なうことで、ナンバープレート及び人物の顔それぞれの位置で正確に合焦した画像を取得するようにしても良い。駐車場入口カメラ3は、撮影により得た画像をネットワーク1を介して広告提示サーバ2に送信する。
入場車両のナンバープレートとフロントシートの搭乗者の顔の画像を受信した広告提示サーバ2では、ナンバープレート部分の画像を解析して地域情報を認識する(ステップS103)。
これと共に広告提示サーバ2は、搭乗者の顔を含む画像に対して顔認識処理により顔の領域を抽出し、合わせて抽出した顔領域の特徴量、例えば顔領域に対する両目と鼻、口相互の間隔の比率や配置情報等をデータ化する(ステップS104)。
そして、撮影した人数分の顔の領域の画像、顔の特徴量を上記ステップS103でナンバープレートの画像から抽出した地域情報と関連付けて内部のデータベースに仮登録し(ステップS105)、以上で駐車場PKの入口部GTでの駐車場入口カメラ3と協働した図5の処理を一旦終了し、次の入場車両に備えて上記ステップS101からの処理に戻る。
ここで広告提示サーバ2は、合わせて駐車場俯瞰カメラ4(4a,4b)と協働し、その撮影画像を用いて、駐車場入口カメラ3で撮影した車両がその後に駐車場PK内で駐車し、当該車両から搭乗者が降りるまで追跡する。そして、当該車両から降りてくる搭乗者の数を認識した上で、認識した人数の情報を上記ステップS105で仮登録した情報に関連付けて追加記憶する。
駐車場入口カメラ3と広告提示サーバ2により上記図5に示した駐車場PKの入口部GTでの処理を入場車両毎に繰返し実行することによって、入場した車両の数分だけ、ナンバープレートから読み取った地域情報と搭乗者の少なくとも一部の顔の情報、及び搭乗者数の情報とが広告提示サーバ2のデータベース内に仮登録されていく。
図6は、ネットワーク1を介して店舗入口カメラ5と広告提示サーバ2により実行される、店舗SHの入口部ETでの撮影画像に対する処理内容を示す。その処理当初、店舗入口カメラ5において撮影画像の変化により、来店者があるか否かを繰返し判断することで、客の到来を待機する(ステップS301)。
来店者があったと判断した場合(ステップS301のYes)、店舗入口カメラ5では入口部ETを通過する来店者全員を撮影する(ステップS302)。
この場合、店舗入口カメラ5での撮影により得られた画像データはネットワーク1を介して広告提示サーバ2へ送られる。
画像データを受信した広告提示サーバ2では、店舗入口カメラ5で得た撮影画像中から、各来店者の顔認識処理を行ない、顔の領域間の画像を抽出した上で特徴量を算出すると共に、各来店者毎の付帯情報、例えば服装の色の傾向や外見上の年齢層、性別等を抽出する(ステップS303)。
その後、顔認識処理により抽出した顔の領域の画像とその特徴量により、データベースに仮登録している同データを検索し(ステップS304)、該当するものがあるか否かを判断する(ステップS305)。
ここで該当する顔の領域の画像とその特徴量がないと判断した場合(ステップS305のNo)、データベースに仮登録している、上記駐車場入口カメラ3で撮影した画像から得た情報は使えないものとして、次の来店者に備えるべく、上記ステップS301からの処理に戻る。
またデータベースに仮登録している中から、該当する顔の領域の画像とその特徴量があると判断した場合(ステップS305のYes)、仮登録されているデータに関連付けられている地域情報と搭乗者数の情報とにより、店舗入口カメラ5で得た画像中の顔の領域の画像に対し、該当したと判断した顔の画像を優先して、上記搭乗者数分だけ、顔の領域の画像とその特徴量を、それぞれ地域情報と関連付けてデータベースに本登録する(ステップS306)。
その上で、店舗入口カメラ5での撮影画像に対する一連の処理を一旦終了するものとして、次の来店者に備えるべく、上記ステップS301からの処理に戻る。
次に店舗SH内に設置されたデジタルサイネージ装置10,10,‥‥と広告提示サーバ2とがネットワーク1を介して実行する、店舗SH内の来店者に対する処理内容について説明する。
図7は、来店者の接近により動作するデジタルサイネージ装置10の処理内容を示すフローチャートである。個々のデジタルサイネージ装置10では、撮影部IMにより装置の前方を含む周囲の広い範囲を常時撮影し(ステップS501)、過去の一定時間分、例えば0.5[秒]分の画像から人物を抽出することで(ステップS502)、当該デジタルサイネージ装置10に近付く来店者があるか否かを判断する(ステップS503)。
ここで近付く来店者がないと判断した場合(ステップS503のNo)は、上記ステップS501からの処理に戻り、以後ステップS501〜S503の処理を繰返し実行することで、来店者が当該デジタルサイネージ装置10に近付くのを待機する。
上記ステップS503で当該デジタルサイネージ装置10に近付く来店者があると判断した場合(ステップS503のYes)、そのデジタルサイネージ装置10では近付く来店者の顔画像を抽出し、ネットワーク1を介して広告提示サーバ2へ送出する(ステップS504)。
この顔の画像を受信した広告提示サーバ2では、デジタルサイネージ装置10からの顔の画像に基づいて、本登録している顔の領域の画像から類似度が高いものを検索し、一定の類似度以上の画像があった場合に、その中から最も類似度の高い画像を選択する。そして、選択した画像に関連付けられている地域情報に応じて、予め用意していた動画コンテンツを当該デジタルサイネージ装置10に返送する。
デジタルサイネージ装置10では、顔の画像を広告提示サーバ2に対して送信した後、広告提示サーバ2から、来店者に合わせた地域情報に対応する動画コンテンツを受信したか否か判断する(ステップS505)。
地域情報に対応する動画コンテンツを受信したと判断した場合(ステップS506のYes)、デジタルサイネージ装置10ではその地域情報に対応する動画コンテンツを再生してサイネージボードSB上で投影出力する(ステップS506)。動画コンテンツの再生を終了すると、デジタルサイネージ装置10では次の来店者に備えるべく、上記ステップS501からの処理に戻る。
このときデジタルサイネージ装置10で再生する、来店者に合わせた地域情報に対応する動画コンテンツとしては、例えば天気、交通情報、当該店舗と同一のチェーン展開にある他店舗の情報、割引きがある飲食店の情報等が考えられる。
また上記店舗入口カメラ5において来店者の画像を撮影した際に、来店者毎の付帯情報、例えば服装の色の傾向や外見上の年齢層、性別等を合わせて広告提示サーバ2のデータベースに本登録するものとして説明したが、広告提示サーバ2はその来店者毎の付帯情報を加味したコンテンツを選択して当該デジタルサイネージ装置10に送信するものとしても良い。
また上記ステップS505において、地域情報に対応する動画コンテンツを広告提示サーバ2から受信しなかったと判断した場合(ステップS506のNo)、デジタルサイネージ装置10では画像メモリ33に予め記憶している、当該デジタルサイネージ装置10が設置されている売り場の商品に関連した販売促進用の広告コンテンツとしての動画データを再生してサイネージボードSB上で投影出力する(ステップS507)。動画の再生を終了すると、デジタルサイネージ装置10では次の来店者に備えるべく、上記ステップS501からの処理に戻る。
なお上記図7の処理では、デジタルサイネージ装置10の画像メモリ33にも広告コンテンツとしての動画データを記憶しておき、広告提示サーバ2から地域情報に対応した動画データが提供されない場合は、画像メモリ33に記憶している動画データを再生するものとして説明したが、これに限らず、広告提示サーバ2側で地域情報と関連付けた顔画像が得られない場合でも、広告提示サーバ2からデジタルサイネージ装置10に対して広告コンテンツを提供するものとしても良い。
以上詳述した如く本実施形態によれば、車両に搭乗していた人に適したコンテンツを、適したタイミングで提示することが可能となる。
また上記実施形態では、デジタルサイネージ装置10で常時周囲を撮影して来店者の接近を検出するものとして説明したが、これに限らず、例えばデジタルサイネージ装置10に焦電センサを設けてその検出出力が一定レベルを超えた時点で来店者が接近したものと判断し、あらためて撮影部IMを起動して来店者の画像を撮影するような構成とすることも考えられる。
また、デジタルサイネージ装置10と撮影部IMとを別体とし、デジタルサイネージ装置10自体は撮影機能を有さない構成とした上で、店内カメラによりデジタルサイネージ装置10への来店者の接近を検出するような構成とすることも考えられる。
さらに上記実施形態では、駐車場PK内を撮影する駐車場俯瞰カメラ4(4a,4b)及び店舗入口カメラ5を設け、入口部GTから入場した車両の搭乗者全員の人数等を把握した上で、店舗入口カメラ5においてフロントシートに座っていた人物の画像を検索キーとして、フロントシート以外に座っていた人物の存在も把握し、搭乗者全員を地域情報と関連付けることが可能となる。
なお本実施形態では、近年実用化が進んでいる顔認識技術により搭乗者の識別を行なうことにより、不特定多数の人物が利用する店舗などの施設で、防犯用の監視カメラを兼用して非接触に遠方から個人を識別することが可能となり、システムを容易に実現できる。
また上記実施形態では、人物の画像上の属性、例えば服装の色の傾向や外見上の年齢層、性別等を抽出して付帯情報とし、地域情報とを関連付けて記憶するものとしたので、よりきめ細かいコンテンツの提供に寄与できるだけでなく、例えば車椅子に乗っている人物、白い杖を持っている人物など、何らかの障害を持っている弱者に対しても、ガイドメッセージの種類を異ならせて出力するなど、適切なサービスを提供できる。
なお上記実施形態は店舗における広告コンテンツを提供するシステムに適用した場合について説明したが、本発明はシステムを付設する施設や提供するコンテンツの種類等を限定するものではない。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
請求項1記載の発明は、車両のナンバープレートと当該車両の少なくとも一人の搭乗者の画像を撮影する第1の撮影部と、上記ナンバープレートの画像から文字解析により地域情報を取得する地域情報取得部と、上記搭乗者の画像と上記地域情報取得部で得た地域情報とを関連付けて記憶する記憶部と、複数のコンテンツを選択的に提示可能なコンテンツ提示部と、上記コンテンツ提示部から所定のエリア内の人物を撮影する第2の撮影部と、上記第2の撮影部で撮影した人物の画像から当該人物の画像に関連づけて記憶された地域情報を取得し、取得した結果に基づいて上記コンテンツ提示部で提示するコンテンツを選択させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記第2の撮影部で撮影した人物の画像に基づいて上記記憶部を検索し、当該人物の画像に関連づけて記憶された地域情報を取得する検索部をさらに備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、上記車両の搭乗者全員の画像を撮影する第3の撮影部をさらに備え、上記記憶部は、上記第3の撮影部で撮影した搭乗者全員の画像と地域情報とを関連付けて記憶することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明において、上記第3の撮影部は、上記施設の入口に設置されたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1乃至4いずれか記載の発明において、上記記憶部は、搭乗者の顔画像を認識してその認識結果と地域情報とを関連付けて記憶することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項1乃至5いずれか記載の発明において、上記記憶部は、搭乗者の画像上の属性を抽出してその抽出結果と地域情報とを関連付けて記憶することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、車両のナンバープレートと当該車両の少なくとも一人の搭乗者の画像を撮影する第1の撮影部と、複数の広告コンテンツを選択的に提示可能なコンテンツ提示部と、上記コンテンツ提示部から所定のエリア内の人物を撮影する第2の撮影部とを備えたシステムでのコンテンツ提示方法であって、上記ナンバープレートの画像から文字解析により地域情報を取得する地域情報取得工程と、上記搭乗者の画像と上記地域情報取得工程で得た地域情報とを関連付けて記憶する記憶工程と、上記第2の撮影部で撮影した人物の画像から当該人物の画像に関連付けて記憶された地域情報を取得し、取得した結果に基づいて上記コンテンツ提示部で提示するコンテンツを選択させる制御工程と、を有したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、車両のナンバープレートと当該車両の少なくとも一人の搭乗者の画像を撮影する第1の撮影部と、複数の広告コンテンツを選択的に提示可能なコンテンツ提示部と、上記コンテンツ提示部から所定のエリア内の人物を撮影する第2の撮影部とを備えたシステムが内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、上記ナンバープレートの画像から文字解析により地域情報を取得する地域情報取得部、上記搭乗者の画像と上記地域情報取得部で得た地域情報とを関連付けて記憶する記憶部、及び上記第2の撮影部で撮影した人物の画像から当該人物の画像に関連付けて記憶された地域情報を取得し、取得した結果に基づいて上記コンテンツ提示部で提示するコンテンツを選択させる制御部、として機能させることを特徴とする。
1…ネットワーク、
2…広告提示サーバ、
3…駐車場入口カメラ、
4(4a,4b)…駐車場俯瞰カメラ、
5…店舗入口カメラ、
10…デジタルサイネージ装置、
10A…装置筐体、
21…アンテナ、
22…無線通信部、
23…投影画像駆動部、
24…マイクロミラー素子、
25…光源部、
26…ミラー、
27…音声処理部、
28…CPU、
29…メインメモリ、
30…プログラムメモリ、
31…操作部、
32…撮影画像処理部、
33…画像メモリ、
34…撮影レンズ部、
35…CMOSイメージセンサ、
36…A/D変換回路、
B…バス、
ET…(店舗)入口部、
GT…(駐車場)入口部、
IM…撮影部、
MR…ミラー、
PK…駐車場、
SB…サイネージボード、
SH…店舗、
SP…スピーカ部。

Claims (8)

  1. 車両のナンバープレートと当該車両の少なくとも一人の搭乗者の画像を撮影する第1の撮影部と、
    上記ナンバープレートの画像から文字解析により地域情報を取得する地域情報取得部と、
    上記搭乗者の画像と上記地域情報取得部で得た地域情報とを関連付けて記憶する記憶部と、
    複数のコンテンツを選択的に提示可能なコンテンツ提示部と、
    上記コンテンツ提示部から所定のエリア内の人物を撮影する第2の撮影部と、
    上記第2の撮影部で撮影した人物の画像から当該人物の画像に関連づけて記憶された地域情報を取得し、取得した結果に基づいて上記コンテンツ提示部で提示するコンテンツを選択させる制御部と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ提示システム。
  2. 上記第2の撮影部で撮影した人物の画像に基づいて上記記憶部を検索し、当該人物の画像に関連づけて記憶された地域情報を取得する検索部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ提示システム。
  3. 上記車両の搭乗者全員の画像を撮影する第3の撮影部をさらに備え、
    上記記憶部は、上記第3の撮影部で撮影した搭乗者全員の画像と地域情報とを関連付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の広告提示システム。
  4. 上記第3の撮影部は、上記施設の入口に設置されたことを特徴とする請求項3記載のコンテンツ提示システム。
  5. 上記記憶部は、搭乗者の顔画像を認識してその認識結果と地域情報とを関連付けて記憶することを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の広告提示システム。
  6. 上記記憶部は、搭乗者の画像上の属性を抽出してその抽出結果と地域情報とを関連付けて記憶することを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のコンテンツ提示システム。
  7. 車両のナンバープレートと当該車両の少なくとも一人の搭乗者の画像を撮影する第1の撮影部と、複数の広告コンテンツを選択的に提示可能なコンテンツ提示部と、上記コンテンツ提示部から所定のエリア内の人物を撮影する第2の撮影部とを備えたシステムでのコンテンツ提示方法であって、
    上記ナンバープレートの画像から文字解析により地域情報を取得する地域情報取得工程と、
    上記搭乗者の画像と上記地域情報取得工程で得た地域情報とを関連付けて記憶する記憶工程と、
    上記第2の撮影部で撮影した人物の画像から当該人物の画像に関連付けて記憶された地域情報を取得し、取得した結果に基づいて上記コンテンツ提示部で提示するコンテンツを選択させる制御工程と、
    を有したことを特徴とする広告提示方法。
  8. 車両のナンバープレートと当該車両の少なくとも一人の搭乗者の画像を撮影する第1の撮影部と、複数の広告コンテンツを選択的に提示可能なコンテンツ提示部と、上記コンテンツ提示部から所定のエリア内の人物を撮影する第2の撮影部とを備えたシステムが内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
    上記ナンバープレートの画像から文字解析により地域情報を取得する地域情報取得部、
    上記搭乗者の画像と上記地域情報取得部で得た地域情報とを関連付けて記憶する記憶部、及び
    上記第2の撮影部で撮影した人物の画像から当該人物の画像に関連付けて記憶された地域情報を取得し、取得した結果に基づいて上記コンテンツ提示部で提示するコンテンツを選択させる制御部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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