JP2001266131A - 監視システム - Google Patents

監視システム

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JP2001266131A
JP2001266131A JP2000082044A JP2000082044A JP2001266131A JP 2001266131 A JP2001266131 A JP 2001266131A JP 2000082044 A JP2000082044 A JP 2000082044A JP 2000082044 A JP2000082044 A JP 2000082044A JP 2001266131 A JP2001266131 A JP 2001266131A
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monitoring system
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JP2000082044A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Okada
浩 岡田
Ryuichi Yoshida
龍一 吉田
Haruyuki Nakano
治行 中野
Hideo Yasutomi
英雄 保富
Hajime Imagi
一 今儀
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定空間内の移動可能な撮像対象を自動的に
探索する。 【解決手段】 特定空間Spに複数の監視カメラ1a〜
1f,1xを置き、入口Et近くの監視カメラ1xで撮
像した画像から画像認識の特徴抽出で撮像対象を抽出し
登録する。撮像対象が迷子になったとき等に、複数の監
視カメラ1a〜1f,1xで撮像した画像から画像認識
で特徴抽出し、迷子になった撮像対象を検出する。検出
できれば、例えば通信回線14を通じて監視センター1
5に通報するとともに、迷子探しに協力してくれた一般
の人等に対して、結果報告を各場所の表示装置32や音
声出力装置33に通報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊戯施設、デパ
ート、レストラン、寺社等の特定空間において種々の撮
像対象を監視する監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊戯施設、デパート、レストラ
ン、寺社等においては、迷子探し、尋ね人及び幼児誘拐
の防止等のために、複数の監視カメラを各撮像ポイント
に配備する監視システムが利用されている。この監視シ
ステムにおいては、監視カメラで撮像された映像を所定
の監視センターに送信し、この監視センターに設置され
たモニター装置で映像を所定の監視員が視認すること
で、各撮像ポイントの状況を集中的に把握できるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の監視システムで
は、監視員がモニター装置を絶えず監視することになっ
ていたため、例えば迷子や尋ね人等の事件が実際に発生
した場合に、その時点でたまたま監視カメラに迷子等が
映し出されている場合には、その発見等が容易である
が、設置される監視カメラの数は限りがあるため、事件
発生時にすぐに迷子等が監視カメラに映し出されるとは
限らない。また、多くの監視カメラ毎に一人ずつの監視
員を割り当てるとすると、その人件費が膨大となってし
まう。その一方で、一人又は少数の監視員が多くの監視
カメラを同時に凝視することは困難であり、モニター装
置に映し出される映像を結局は監視員の勘に頼ってチェ
ックする他なかった。
【0004】このことは、例えば、高速道路の料金不正
者の発見や、交通違反者の操作でも同様のことが言え
る。
【0005】そこで、この発明の課題は、所定の特定空
間内の移動可能な撮像対象について、自動的に撮像対象
を特定して探し出すことの可能な監視システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、所定の特定空間内に設置され
て当該特定空間内に居る移動可能な任意の撮像対象を撮
像する複数の画像入力手段と、複数の前記画像入力手段
の少なくても1つに対応して、前記撮像対象について所
定の属性情報を登録する属性情報登録手段とを備えるも
のである。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記撮像対象に
ついての所定の属性情報を登録する属性情報登録手段
と、前記属性情報登録手段に登録された前記属性情報と
前記複数の画像入力手段で得られた画像情報とを照合し
て撮像対象を特定する照合手段と、前記照合手段での照
合結果に基づいて通報を行う通報手段とをさらに備える
ものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、複数の前記画像
入力手段のうちの少なくともひとつは、前記特定空間の
入口近傍に配置され、前記特定空間の入口近傍に配置さ
れた前記画像入力手段で得られた画像情報に基づいて前
記属性情報を抽出し、当該属性情報を前記属性情報登録
手段に送信する属性情報抽出手段をさらに備えるもので
ある。
【0009】請求項4に記載の発明は、前記属性情報抽
出手段は、前記特定空間の入口近傍に配置された前記画
像入力手段で得られた画像情報の画像認識による特徴抽
出を行うものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、前記通報手段
は、表示装置及び音声出力装置の少なくともいずれかを
有し、所定の通信回線により前記照合手段に接続される
ものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、前記通報手段は
少なくとも、表示装置、音声出力装置及び通信回線のう
ちのいずれか複数を有し、所定の操作手段を介して切り
替え可能とされるものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、前記画像入力手
段は、撮像対象との離間距離に応じて撮像画像の拡大率
の変更が可能なズーム機構を有するものである。
【0013】請求項8に記載の発明は、前記通報手段に
よって通報される前記通報情報は、前記照合手段での照
合に使用された前記画像情報を与えた前記画像入力手段
の識別情報と、前記照合手段での照合に使用された前記
画像情報に映し出された前記撮像対象の位置情報とを含
むものである。
【0014】請求項9に記載の発明は、前記通報手段に
よって通報される前記通報情報は、ズーム機構において
設定された撮像画像の拡大率に係る情報を含むものであ
る。
【0015】請求項10に記載の発明は、前記通報手段
によって通報される前記通報情報は、照合手段画像情報
において前記属性情報と前記画像情報とを照合した際の
照合一致度合いの情報を含むものである。
【0016】請求項11に記載の発明は、前記照合手段
で撮像対象の照合及び特定後に当該撮像対象の移動方向
及び移動速度を検出する移動速度検出手段をさらに備
え、前記通報手段によって通報される前記通報情報は、
前記移動速度検出手段で検出された移動方向及び移動速
度の情報を含むものである。
【0017】請求項12に記載の発明は、前記画像入力
手段は、操作者の手動により任意の撮像対象を撮像する
ための操作部を有するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】<構成>図1はこの発明の一の実
施の形態に係る監視システムを示す図である。この監視
システムは、図1の如く、遊戯施設、デパート、レスト
ラン、寺社、高速道路又は乗合車両等の特定空間Spの
内に複数の監視カメラ(画像入力手段)1a〜1g,1
xを設置しておき、特にそのうちの少なくとも1つの監
視カメラ(以下「入口監視カメラ」と称す)1xを特定
空間Spの入口Etの近傍に設置し、入口Etから特定
空間Sp内に入ってくる撮像対象を入口監視カメラ1x
で撮像した後、撮像された画像情報の画像認識による特
徴抽出を行ってその撮像対象の特徴情報を抽出して登録
しておき、その後に各監視カメラ1a〜1g,1xで撮
像された画像情報中の特徴情報を、既に登録された特徴
情報に照合することで、特定空間Sp内で各撮像対象を
追跡するものである。
【0019】具体的に、この監視システムは、複数の監
視カメラ1a〜1g,1xと、この各監視カメラ1a〜
1g,1xで撮像された画像情報に基づいて撮像対象の
特徴抽出をそれぞれ行って各撮像対象毎の特徴情報を属
性情報の一部として生成する複数の属性情報抽出手段2
と、この属性情報抽出手段2で生成された特徴情報のう
ち入口監視カメラ1xでの撮像画像に基づいて生成され
た特徴情報を属性情報に含ませて登録する属性情報登録
手段3と、後に各監視カメラ1a〜1g,1xで撮像さ
れた撮像画像に基づいて各属性情報抽出手段2で抽出さ
れた特徴情報と属性情報登録手段3内に登録された特徴
情報とを照合し撮像対象をそれぞれ特定する複数の照合
手段4と、この照合手段4での照合結果が肯定的であっ
たときに監視センター15及び特定空間内の各所に通報
を行う通報手段5とを備えている。
【0020】各監視カメラ1a〜1g,1xは、図2の
如く、所定のズームモータでズームレンズの位置調整を
行うズーム機構11と、所定のパンモータで監視カメラ
1a〜1g,1xの支持軸を水平方向に回転させるパン
(首振り)機構12と、所定のチルトモータで監視カメ
ラ1a〜1g,1xの支持軸を垂直方向に回転させるチ
ルト機構(傾斜角調整機構)13とを有しており、これ
らの各機構11〜13は、所定の通信経路14を通じて
監視センター15から与えられる駆動制御信号に基づき
遠隔制御が可能とされている。これらの各機構11〜1
3により、多くの撮像対象を漏れなく撮像できるととも
に、例えば撮像対象が人である場合に、ズーム機構11
で撮像画像の倍率変更を行って、その人の顔をアップで
撮像した後に身長全体を含む全身像を撮像することが可
能となっている。
【0021】また、各監視カメラ1a〜1g,1xは、
ズーム機構11の駆動時等において、その撮像画像の倍
率変換に応じて、焦点合わせ(フォーカシング)を自動
的に行うオートフォーカス機構(焦点距離可変機構)1
6が備えられている。このオートフォーカス機構16
は、例えばパッシブ方式(例えば位相差検出方式等)ま
たはアクティブ方式(例えばコントラスト検出方式等)
等が採用された一般的なものが使用され、撮像対象の撮
像時に当該撮像対象までの離間距離に応じて焦点で撮像
するようになっている。
【0022】尚、複数の監視カメラ1a〜1g,1xに
は、それぞれが固有の識別番号(識別情報)が付与され
ており、撮像画像を属性情報抽出手段2に送信する際
に、この識別番号がヘッダ情報に付与されて送信され
る。
【0023】各属性情報抽出手段2は、図2の如く、各
監視カメラ1a〜1g,1xに1対1で対応付けられて
設置され、各監視カメラ1a〜1g,1xで撮像された
画像情報から特徴情報を抽出するもので、画像情報中の
輪郭を抽出していくつかの領域に分割する輪郭抽出機能
部21と、各領域の特徴自体に注目していくつかの領域
に分割する領域分割機能部22と、各領域毎にテクスチ
ャの抽出を行って領域分割を行うテクスチャ抽出機能部
23と、画像情報の各領域毎についてパターンマッチン
グを行って撮像対象(例えば「人」や「自動車」等)を
特定するパターンマッチング機能部24と、分割された
領域の特徴記述そのものを利用して撮像対象を特定する
統計的識別機能部25と、各領域の特徴を構造識別する
ことで撮像対象を特定する構造識別機能部26を備え
る。
【0024】輪郭抽出機能部21は、濃度の変化点を抽
出することにより画像の不連続部分をエッジとして輪郭
抽出し、このエッジを境界線として画像をいくつかの連
続領域に分割するものであり、具体的な手法としては、
2次微分処理及びハフ変換等の方式が適用されるが、濃
淡画像からエッジ検出を行う場合、一般に所処で途切れ
ている場合が多いため、事前に切れている点列を繋ぐた
めに、膨張法、収縮法または延長跡法等が適用される。
【0025】領域分割機能部22は、例えば、領域拡張
法、統計的仮設検定法または特徴空間写像法等が適用さ
れて、領域の形状特徴と領域内部の画像特徴に基づいて
領域の分割を行うものである。ここで、形状特徴は幾何
学的特徴(対象画像の距離、面積、重心、中心等)、細線
化処理後の領域の心線、閉曲線の特徴等である。また統
計的特徴は画像の濃度分布のパラメータ(平均濃度、分
散値等)、カラー等である。
【0026】テクスチャ抽出機能部23は、ある規則に
よって配列された繰り返しパターンの固有の特徴を抽出
しモデル化を行ってテクスチャを画像から抽出し、これ
により画像パターンの同定及び分別(セグメンテーショ
ン)を行うものであり、等質領域抽出法が適用される。
【0027】パターンマッチング機能部24は、得られ
た画像情報の中に予め用意した標準パターン(テンプレ
ート)と同じ物があるか、あるいは近いものがあるかを
検出するもので、具体的には、得られた画像情報にテン
プレートを重ねながら移動し、2つの画像における画素
データレベル対応の相関を調べる(テンプレートマッチ
ング)ことで撮像対象を特定するようになっている。
【0028】統計的識別機能部25は、照合したい2枚
の画像が単純な平行移動の関係にない場合や、画像情報
が特徴パラメータで記述されている場合に、画像の直接
照合はできず特徴記述間のマッチングが必要になるため
に使用されるもので、画像情報の特徴ベクトルとあるカ
テゴリーの同時生起確率を計算して、これが最大となる
カテゴリーを画像情報が属すカテゴリーとし、これによ
り画像情報の特徴ベクトルから見て、最も確かなカテゴ
リーを選ぶことが可能となるものである。
【0029】構造識別機能部26は、画像情報がどのよ
うな構造から成り立っているかを記述して特徴抽出を行
うものである。例えば、エッジや特徴点を抽出して画像
情報の構造をグラフ化し、このグラフの類似度から認識
を行う方法があり、この場合、グラフの分岐点に注目し
て特徴抽出を行う分岐点主導型とグラフ中の複数線分の
隣接度に注目して特徴抽出する線分主導型とのいずれが
適用されてもよい。
【0030】これら属性情報抽出手段2の各機能部21
〜26により、入口監視カメラ1xで撮像された画像情
報全体のなかから撮像対象(例えば「人」)を抽出し、
その抽出された撮像対象の特徴を属性情報登録手段3に
伝達するようになっている。
【0031】属性情報登録手段3は、例えば監視センタ
ー15内に一元的に設置され、入口監視カメラ1xで撮
像された撮像画像に基づいて属性情報抽出手段2が特徴
情報を抽出した際に、この属性情報抽出手段2から与え
られた特徴情報を属性情報に含ませ、この属性情報をハ
ードディスクドライブ等の所定の記録装置DBに登録格
納するものである。尚、この属性情報登録手段3では、
特定空間Spの入口Et等において各撮像対象を特定す
るための識別コードを入手できる場合には、これらの識
別コードを属性情報に含めておく。あるいは、撮像対象
が人である場合に、男女の別、年齢層及び趣味等の諸情
報を入手できる場合には、これらの諸情報を属性情報に
含めておく。例えば、会員制のクラブへの入会時や大規
模小売店の会員カードの作成時には、識別コードや趣味
等の諸情報を予め入手しておくことも可能であり、これ
らの情報をICカード等に記録しておき、特定空間Sp
への撮像対象(人)の入場時に、その撮像対象(人)が
携帯していたICカード内の識別コード及び諸情報を読
み出すと同時に、監視カメラ1a〜1g,1xでの撮像
画像に基づく特徴情報を属性情報登録手段3に登録すれ
ばよい。
【0032】照合手段4は、各監視カメラ1a〜1g,
1x及び各属性情報抽出手段2に1対1で対応して設置
され、既に属性情報登録手段3に登録された特徴情報に
対して、新たに各属性情報抽出手段2で抽出された特徴
情報を照合するようになっている。例えば、照合パラメ
ータとしては、撮像対象が人である場合には、ズーム機
構11を駆動して撮像画像の倍率を増大(ズームアッ
プ)した際に、顔の形、その人の耳が髪の毛で隠れてい
るかどうか、頭髪の有無、髪の色及び眼鏡をかけている
かどうか等の情報があり、また、ズーム機構11を駆動
して撮像画像の倍率を減少(ズームアウト)した際に、
背丈、上着の色、ズボンまたはスカートの色及び持ち物
等の情報がある。また、撮像対象が自動車の場合には、
ワンボックスカーやセダン等の車形、ボディカラー(車
色)、ナンバープレートに記されたプレートナンバー等
がある。これらの各照合パラメータを照合することで、
各監視カメラ1a〜1g,1xで撮像された撮像対象を
他の撮像対象から識別可能に探索することが可能となっ
ている。照合手段4での照合動作は、監視センター15
内の通報手段5(以下「センター側通報手段5x」と称
すことがある:図3参照)から特徴情報が与えられたこ
とを契機に行われ、また、照合手段4での照合結果(撮
像対象の探索結果)は各通報手段5へ送信される。尚、
照合手段4で照合する際に使用された撮像画像がいずれ
の監視カメラ1a〜1g,1xで撮像されたものかにつ
いての情報は、その監視カメラ1a〜1g,1xの識別
番号(識別情報)として照合手段4から各通報手段5に
併せて送信される。また、撮像画像を撮像したときのズ
ーム機構11、パン機構12チルト機構13及びオート
フォーカス機構(焦点距離可変機構)16での撮像環境
に関する各種調整に係る情報は、撮像画像の入手と同時
に属性情報抽出手段2を経て照合手段4に送信され、こ
れらの情報と各監視カメラ1a〜1g,1xの設置位置
とに基づいて、一般的な三角測量法に従って撮像対象の
特定空間Sp内での位置情報を生成し、通報手段5に送
信するようになっている。
【0033】尚、この照合手段4が各監視カメラ1a〜
1f,1xに1対1に対応して設置されているのは、複
数の監視カメラ1a〜1f,1xで撮像されたそれぞれ
撮像画像について並行処理で照合を行うためである。た
だし、監視センター15内に高速処理が可能なコンピュ
ーティングシステムが設置されている場合は、一元化さ
れた照合手段4のみを監視センター15内に配置するよ
うにしてもよい。
【0034】通報手段5は、監視センター15に設置さ
れるセンター側通報手段5xと、各監視カメラ1a〜1
f,1xの設置位置近傍に設置される各位置通報手段5
a〜5gとがある。
【0035】監視センター15内に設置されるセンター
側通報手段5xとしては、図3の如く、探索したい撮像
対象の特徴情報を入力する入力装置31を備えるととも
に、探索結果を報知する表示装置32及び音声出力装置
33を備えており、照合手段4に対して通信回線14で
接続されている。そして、入力装置31で撮像対象の特
徴情報を入力したときに、この情報を通信回線14を通
じて照合手段4に送信し、照合手段4での照合結果(探
索結果)が通信回線14から与えられたときに、その照
合結果を表示装置32及び音声出力装置33を通じて監
視センター15内の監視員に対し通報情報として出力す
るようになっている。
【0036】ここで、センター側通報手段5xの表示装
置32または音声出力装置33に手段される通報情報
は、照合手段4での照合に使用された画像情報を与えた
監視カメラ1a〜1g,1xの識別番号(識別情報)
と、照合手段での照合に使用された画像情報に映し出さ
れた撮像対象の位置情報と、オートフォーカス機構(焦
点距離可変機構)16において設定された焦点に係る情
報と、照合手段4において属性情報と画像情報とを照合
した際の照合一致度合いの情報とが含まれる。
【0037】尚、照合手段4での照合結果に基づいて音
声情報を音声出力装置33に出力する場合は、照合パラ
メータを音声に変換する必要があるため、音声出力装置
33には、所定の音声合成用ソフトウェアプログラムを
内蔵しておき、種々の照合パラメータ(例えば、「赤い
スカート」「三つ編みの髪」「女の子」)を組み合わせ
て構文(例えば、「赤いスカートをはいた三つ編みの髪
の女の子が迷子になっています」というメッセージ)を
自動的に作成し、この構文をコーデックして音声合成
し、スピーカ等に出力するようにすればよい。
【0038】また、監視センター15には、各監視カメ
ラ1a〜1g,1xのズーム機構11、パン機構12及
びチルト機構13を手動操作するとともに撮像画像を撮
像するように指示するための遠隔操作装置35と、各監
視カメラ1a〜1g,1xで撮像された撮像画像を記録
し、かつ記録した撮像画像を所定の紙面に印刷出力する
プリンター等の画像形成装置36とが設置されている。
【0039】各監視カメラ1a〜1f,1xの近傍に設
置された通報手段5a〜5gとしては、表示装置32及
び音声出力装置33が適用される。ここで、監視センタ
ー15以外の各位置に通報手段5a〜5gを設置してい
るのは、例えば迷子の探索等が完了したときに「先ほど
お伝えした迷子が見つかりました。ありがとうございま
した。」などといった種々のメッセージを一般の人に対
して出力することを可能とするためである。
【0040】なお、属性情報抽出手段2の各機能部2
1,22,23,24,25,26、属性情報登録手段
3及び照合手段4は、ROMおよびRAM等が接続され
た一般的なCPU41(図3)内において所定の画像処
理プログラムによって動作する機能要素であり、具体的
には、図3の如く、各監視カメラ1a〜1f,1xで撮
像された撮像画像を受信する画像入力プログラム42
と、属性情報抽出手段2での領域分割機能部22等にお
いて複数の撮像対象のなかから領域分割を行う対象物個
数検知プログラム43と、属性情報抽出手段2として属
性情報の検知を行う属性検知プログラム44と、照合手
段4としての照合プログラム45と、各監視カメラ1a
〜1f,1xのズーム機構11を制御するズーム制御プ
ログラム46と、各監視カメラ1a〜1f,1xで得ら
れた撮像画像を通信回線14を通じて監視センター15
内のセンター側通報手段5xに送出する画像通信プログ
ラム47とを備える。
【0041】尚、この実施の形態では、照合手段4で撮
像対象の照合を行った後に、その撮像対象の移動方向及
び移動速度を検出する対象物移動速度検知プログラム
(移動速度検出手段)48をさらに備えている。この対
象物移動速度検知プログラム48は、撮像対象の領域分
割後に、撮像画像の各フレーム間における差分情報を元
に撮像対象の移動方向及び移動速度を検知するようにな
っている。そして、通報手段5a〜5g,5x(5)に
よって通報される通報情報としては、対象物移動速度検
知プログラム48で検出された移動方向及び移動速度の
情報を含める。このようにすれば、特定の撮像対象を追
跡する場合に、その移動方向や移動速度から撮像対象の
行き先等を類推することが容易になるものである。
【0042】図3中の符号51は画像メモリ、符号52
はカメラI/F部、符号53は通報I/F部、符号54
は通信I/F部をそれぞれ示している。
【0043】<動作>上記構成の監視システムの動作を
図4に示したフローチャートに沿って説明する。尚、こ
こでは、撮像対象の特徴情報等の属性情報を登録するモ
ード(以下「登録モード」と称す)と、特定の撮像対象
を追跡するモード(以下「追跡モード」と称す)と、各
監視カメラ1a〜1f,1xを記念撮影用のカメラとし
て使用する記念撮影のモード(以下「記念撮影モード」
と称す)とを、監視センター15内の監視員が遠隔操作
装置35で指定したものとして説明を行うこととする。
【0044】[登録処理]まず、ステップS01におい
て監視システムの各照合パラメータ等を初期化した後、
ステップS02に進む。ステップS02では、遠隔操作
装置35で指定されたモードが登録モードであるか否か
を判断する。
【0045】ここで、登録モードであると判断できた場
合は、ステップS03において、入口監視カメラ1xの
ズーム機構11が動作して各撮像対象にズームアップ
し、入口監視カメラ1xにより撮像対象を撮像する。撮
像された撮像画像は、ステップS04で属性情報抽出手
段2に取り込まれる。そして、属性情報抽出手段2は、
ステップS05において、撮像画像の特徴抽出を行って
属性情報(特徴情報)を検知する。同時に、属性情報登
録手段3では、可能であれば、各撮像対象についての識
別情報や諸情報等を入力する。そして、ステップS06
において、属性情報抽出手段2は、一元化された属性情
報登録手段3へ撮像画像を送信し、この属性情報登録手
段3の記録装置DB内に属性情報を格納する。その後、
ステップS07において照合パラメータのリセットを行
う。属性情報登録手段3は、ステップS08において、
属性情報の登録が完了した旨を、その属性情報を出力し
た側の属性情報抽出手段2に送信する。以後、ステップ
S02に戻る。
【0046】[追跡処理]次に、ステップS02におい
て、遠隔操作装置35で指定されたモードが登録モード
でない場合は、ステップS09に進み、モードが追跡モ
ードであるか否かを判断する。
【0047】ステップS09において、追跡モードであ
ると判断された場合は、ステップS10に進み、監視セ
ンター15内の監視員は、遠隔操作装置35を操作し
て、既に記録装置DB内に格納されている属性情報(特
徴情報)を読み出す。次に、ステップS11において、
各監視カメラ1a〜1f,1xのズーム機構11が動作
して各撮像対象にズームアップし、各監視カメラ1a〜
1f,1xにより撮像対象を撮像する。撮像された撮像
画像は、ステップS12において属性情報抽出手段2に
取り込まれる。そして、属性情報抽出手段2は、ステッ
プS13において、撮像画像の特徴抽出を行って属性情
報(特徴情報)を検知する。検知した属性情報は照合手
段4に伝達される。
【0048】次に、ステップS14において、照合手段
4は、監視センター15の記録装置DB内に格納された
属性情報を呼び出し、ステップS13で検知した属性情
報を照合する。そして、属性情報の照合が肯定的であっ
た場合は、ステップS15に進み、照合パラメータを設
定(セット)し、ステップS16において、属性情報抽
出手段2により、一元化された属性情報登録手段3へ撮
像画像を送信し、この属性情報登録手段3の記録装置D
B内に、照合された撮像画像及び属性情報を保存する。
そして、ステップS08において、照合結果が正しかっ
た旨を通信回線14を通じて通報手段5(5a〜5g,
5x)に出力する。この場合、監視センター15に対し
ては迅速な通報を行うことができる。また、各要所要所
に設置された通報手段5a〜5gの表示装置32や音声
出力装置33に通報することで、迷子探し等に協力して
くれた一般の人等や、各場所で迷子探しを継続している
係員等に対して速やかに結果報告できる利点がある。
【0049】尚、望ましくは、対象物移動速度検知プロ
グラム(移動速度検出手段)48により撮像対象の移動
方向及び移動速度を検出し、この移動方向及び移動速度
の情報を通報情報として含めて通報手段5a〜5g,5
x(5)に通報される。このようにすれば、特定の撮像
対象を追跡する場合に、その移動方向や移動速度から撮
像対象の行き先等を類推することが容易になる。特に、
例えばこの監視システムを、例えば、高速道路でのスピ
ード違反車の追跡に利用する場合は、対象物移動速度検
知プログラム(移動速度検出手段)48で検出した撮像
対象の移動方向及び移動速度の情報を利用して、制限速
度を超えて走行している自動車を特定するとともに、そ
の後のスピード違反車の追跡をも自動的に行うことがで
きる。
【0050】[記念撮影処理]ステップS02で登録モ
ードでないと判断され、ステップS09で追跡モードで
ないと判断された場合は、さらにステップS17で記念
撮影モードであるか否かを判断する。この記念撮影モー
ドは、遊技場等において顧客の希望により各監視カメラ
1a〜1f,1xを記念撮影用のカメラとして利用する
ようにしたモードである。ステップS17で記念撮影モ
ードであると判断された場合は、ステップS18に進
み、監視員が監視センター15内の遠隔操作装置35を
操作する。このときの操作についての情報は所定の操作
信号として通信回線14を通じて特定の監視カメラ1a
〜1f,1xに送信される。操作信号が与えられた監視
カメラ1a〜1g,1xでは、監視員の遠隔操作装置3
5での操作に従って、ズーム機構11、パン機構12及
びチルト機構13が動作し、希望した顧客の記念撮影を
行う。監視カメラ1a〜1f,1xで記念撮影として撮
像した撮像画像は、監視センター15内のプリンター等
の画像形成装置36に紙面として出力し、顧客の帰り際
に、出力された紙面を手渡せばよい。その後、ステップ
S07において照合パラメータのリセットを行い、ステ
ップS08において、記念撮影が完了した旨を、監視カ
メラ1a〜1f,1xに送信する。以後、ステップS0
2に戻る。
【0051】[一般的監視処理]ステップS02で登録
モードでないと判断され、ステップS09で追跡モード
でないと判断され、且つステップS17で記念撮影モー
ドでないと判断された場合は、各監視カメラ1a〜1
f,1xでの撮像画像を単に監視センター15内の表示
装置32に表示する一般的監視処理に移行する。例え
ば、ステップS19において、各監視カメラ1a〜1
f,1xのズーム機構11を動作させてズームアップを
行い、ステップS20で撮像画像を取り込んでこれを通
信回線14を通じて監視センター15に送信する。監視
センター15内では、ステップS21において撮像画像
を表示装置32にモニター表示し、監視員がモニター表
示された撮像画像を監視する。そして、ステップS22
において、火事等の異常事態が発生すれば、ステップS
23において、例えば遠隔操作装置35を操作すること
により所定の異常事態フラグをセットし、各位置に設置
された通報手段5a〜5gの表示装置32及び音声出力
装置33に異常事態を報知する旨の通報信号を送信する
(ステップS08)。また、所定の異常事態に応じて監
視員が消防署に連絡するなどのしかるべき措置をとる。
【0052】以上のように、この監視システムによれ
ば、例えば迷子や尋ね人等の事件が実際に発生した場合
に、複数の監視カメラ1a〜1f,1xが撮像した各撮
像画像の特徴を抽出して、既に登録された属性情報と照
合することで、自動的に迷子等の探索及び追跡を行うこ
とができ、少数の監視員でも、確実に撮像対象を探し出
すことができるという利点がある。
【0053】尚、上記実施の形態では、通信回線14を
通じて複数の通報手段5a〜5g,5xに通報を行って
いたが、照合手段4を各監視カメラ1a〜1f,1xに
1対1で設置している場合は、その照合結果が肯定的に
得られた照合手段4の近傍の通報手段5a〜5gに対し
ては、通信回線14を経ずに直接通報を行っても差し支
えない。
【0054】また、通報結果について、遠隔操作装置3
5での操作等に基づいて、表示装置32のみ、音声出力
装置33のみ、監視センター15内のセンター側通報手
段5xにのみ通信回線14を通じて通報することのみ
等、いくつかの切換モードで切換可能にしておいてもよ
い。そうすると、一般の人々に通報してもよい情報は各
位置の通報手段に送信することを許可する一方、一般の
人々に通報すべきでない情報は監視センターにのみ通報
するように切り換えたり、あるいは、視覚的な情報とし
て適した情報と音声出力に適した情報とを監視員等が峻
別し、状況に応じて表示装置と音声出力装置とを選択す
るようにできるため、便利である。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、属性情
報登録手段に撮像対象についての所定の属性情報を登録
しつつ、特定空間内に居る移動可能な任意の撮像対象を
複数の画像入力手段で撮像することができるので、画像
入力手段で撮像された画像に対して属性情報を用いて撮
像対象を探し出すことが可能となる。
【0056】請求項2に記載の発明によれば、属性情報
登録手段に撮像対象についての所定の属性情報を登録し
ておき、特定空間内に居る移動可能な任意の撮像対象を
複数の画像入力手段で撮像して、照合手段によって、属
性情報登録手段に登録された属性情報と複数の画像入力
手段で得られた画像情報とを照合して撮像対象を特定
し、照合手段での照合結果に基づいて通報手段通報を行
うようにしているので、所定の監視員が常に全ての監視
カメラの撮像画像を監視しなくても、監視システムが自
動的に撮像対象を探し出すことができる。したがって、
少数の監視員で監視を行っても、その監視精度が大幅に
向上する。
【0057】請求項3に記載の発明によれば、複数の画
像入力手段のうちの少なくともひとつを特定空間の入口
近傍に配置し、属性情報抽出手段において、この特定空
間の入口近傍に配置された画像入力手段で得られた画像
情報に基づいて属性情報を抽出し、この属性情報を属性
情報登録手段に送信するようにしているので、アミュー
ズメントパークや高速道路等内を移動する撮像対象(人
や自動車)を入口近傍で確実に撮像してその属性情報を
属性情報登録手段に登録できる。
【0058】請求項4に記載の発明によれば、属性情報
抽出手段の属性抽出を画像認識による特徴抽出により行
うので、属性情報の抽出を容易に且つ自動的に行うこと
が可能となる。
【0059】請求項5に記載の発明によれば、通報手段
の表示装置及び/または音声出力装置を通信回線により
照合手段に接続しているので、例えば監視センターに通
報手段を設置したときには監視員に対して照合手段での
照合結果を画像及び/または音声により迅速に伝達で
き、また、特定空間内の各位置に複数の通報手段を設置
する場合は、画像及び/または音声で一般の人に認識し
やすい形で通報を行うことができる。
【0060】請求項6に記載の発明によれば、通報手段
は少なくとも、表示装置、音声出力装置及び通信回線の
うちのいずれか複数を有し、所定の操作手段を介して切
り替え可能としているので、情報の内容や状況に応じて
表示装置、音声出力装置及び通信回線での送信を選択す
るようにできるため、便利である。
【0061】請求項7に記載の発明によれば、画像入力
手段は、撮像対象との離間距離に応じて撮像画像の拡大
率の変更が可能なズーム機構を有するので、例えば、人
を撮像対象として撮像する場合には、人の顔を拡大して
撮像してその属性情報を詳細に抽出し、次に人の全身像
を撮像して背丈やズボンまたはスカートの色等の属性情
報を抽出できるため、より多くの属性情報を得ることが
できる。
【0062】請求項8に記載の発明によれば、通報手段
によって通報される通報情報が、照合手段での照合に使
用された画像情報を与えた画像入力手段の識別情報と、
照合手段での照合に使用された画像情報に映し出された
撮像対象の位置情報とを含むので、どの場所に撮像対象
が存在しているのかを明確にして通報でき、人の探索等
の用途において極めて便利な監視システムを提供でき
る。
【0063】請求項9に記載の発明によれば、通報手段
によって通報される通報情報が、ズーム機構において設
定された撮像画像の拡大率に係る情報を含むので、撮像
画像のなかに映し出された撮像対象の寸法を特定しやす
くなる利点がある。
【0064】請求項10に記載の発明によれば、通報手
段によって通報される通報情報が、照合手段画像情報に
おいて属性情報と画像情報とを照合した際の照合一致度
合いの情報を含むので、自動的な照合結果の正確さを監
視員等が容易に知ることができる。
【0065】請求項11に記載の発明によれば、照合手
段で撮像対象の照合及び特定後に当該撮像対象の移動方
向及び移動速度を検出する移動速度検出手段をさらに備
え、通報手段によって通報される通報情報が、移動速度
検出手段で検出された移動方向及び移動速度の情報を含
むようにしているので、移動可能な撮像対象の移動先を
転々と追跡することができる。また、この監視システム
を高速道路等の道路で使用する場合には、スピード違反
車の検出に利用することが可能となる。
【0066】請求項12に記載の発明によれば、画像入
力手段は、操作者の手動により任意の撮像対象を撮像す
るための操作部を有するので、例えば監視用の監視カメ
ラを利用して記念撮影を行うような場合に、操作部を手
動操作して記念撮影を容易に行うことなどが可能とな
り、同じ監視カメラの有効活用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る監視システム
を示すブロック図である。
【図2】監視カメラ及び属性情報抽出手段の構成を示す
ブロック図である。
【図3】この発明の一の実施の形態に係る監視システム
を示すブロック図である。
【図4】監視システムの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1a〜1g 監視カメラ 2 属性情報抽出手段 3 属性情報登録手段 4 照合手段 5 通報手段 11 ズーム機構 12 パン機構 13 チルト機構 14 通信経路 15 監視センター 16 オートフォーカス機構 21 輪郭抽出機能部 22 領域分割機能部 23 テクスチャ抽出機能部 24 パターンマッチング機能部 25 統計的識別機能部 26 構造識別機能部 31 入力装置 32 表示装置 33 音声出力装置 34 通信回線 35 遠隔操作装置 36 画像形成装置
フロントページの続き (72)発明者 中野 治行 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 保富 英雄 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 今儀 一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5B057 AA19 BA11 CH11 DA06 DA15 DB02 DB06 DB09 DC25 DC33 5C054 AA02 CC02 CF05 CG01 CG02 CG05 CH03 FC11 FC14 FF02 FF03 FF07 GB02 GD03 HA18 HA19 5C087 AA02 BB03 BB74 DD05 EE08 EE12 FF01 FF04 GG19 GG66 GG70 GG83 5L096 BA02 CA05 DA05 EA03 FA06 FA31 FA46 FA69 JA03 JA11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の特定空間内に設置されて当該特定
    空間内に居る移動可能な任意の撮像対象を撮像する複数
    の画像入力手段と、 複数の前記画像入力手段の少なくても1つに対応して、
    前記撮像対象について所定の属性情報を登録する属性情
    報登録手段とを備える監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の監視システムであっ
    て、 前記撮像対象についての所定の属性情報を登録する属性
    情報登録手段と、 前記属性情報登録手段に登録された前記属性情報と前記
    複数の画像入力手段で得られた画像情報とを照合して撮
    像対象を特定する照合手段と、 前記照合手段での照合結果に基づいて通報を行う通報手
    段とをさらに備える監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の監視システムであっ
    て、 複数の前記画像入力手段のうちの少なくともひとつは、
    前記特定空間の入口近傍に配置され、 前記特定空間の入口近傍に配置された前記画像入力手段
    で得られた画像情報に基づいて前記属性情報を抽出し、
    当該属性情報を前記属性情報登録手段に送信する属性情
    報抽出手段をさらに備える監視システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の監視システムであっ
    て、 前記属性情報抽出手段は、前記特定空間の入口近傍に配
    置された前記画像入力手段で得られた画像情報の画像認
    識による特徴抽出を行うことを特徴とする監視システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の監視システムであっ
    て、 前記通報手段は、表示装置及び音声出力装置の少なくと
    もいずれかを有し、所定の通信回線により前記照合手段
    に接続される監視システム。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の監視システムであっ
    て、 前記通報手段は、表示装置、音声出力装置及び通信回線
    のうちのいずれか複数を有し、所定の操作手段を介して
    切り替え可能とされることを特徴とする監視システム。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の監視システムであっ
    て、 前記画像入力手段は、撮像対象との離間距離に応じて撮
    像画像の拡大率の変更が可能なズーム機構を有すること
    を特徴とする監視システム。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の監視システムであっ
    て、 前記通報手段によって通報される前記通報情報は、 前記照合手段での照合に使用された前記画像情報を与え
    た前記画像入力手段の識別情報と、 前記照合手段での照合に使用された前記画像情報に映し
    出された前記撮像対象の位置情報とを含むことを特徴と
    する監視システム。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の監視システムであっ
    て、 前記通報手段によって通報される前記通報情報は、ズー
    ム機構において設定された撮像画像の拡大率に係る情報
    を含むことを特徴とする監視システム。
  10. 【請求項10】 請求項4に記載の監視システムであっ
    て、 前記通報手段によって通報される前記通報情報は、照合
    手段画像情報において前記属性情報と前記画像情報とを
    照合した際の照合一致度合いの情報を含むことを特徴と
    する監視システム。
  11. 【請求項11】 請求項2に記載の監視システムであっ
    て、 前記照合手段で撮像対象の照合及び特定後に当該撮像対
    象の移動方向及び移動速度を検出する移動速度検出手段
    をさらに備え、 前記通報手段によって通報される前記通報情報は、前記
    移動速度検出手段で検出された移動方向及び移動速度の
    情報を含むことを特徴とする監視システム。
  12. 【請求項12】 請求項2に記載の監視システムであっ
    て、 前記画像入力手段は、操作者の手動により任意の撮像対
    象を撮像するための操作部を有することを特徴とする監
    視システム。
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