WO2017022631A1 - 飛沫類回収装置と飛沫類回収方法 - Google Patents

飛沫類回収装置と飛沫類回収方法 Download PDF

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Abstract

飛沫類飛散場所から回収槽に配管された引き込みダクトと、飛沫類飛散場所の飛沫類混在気体を前記引き込みダクトに引き込む吸引・排出装置と、回収槽から飛沫類飛散場所又はその外部に配管された排出ダクトと、前記回収槽上部の気体を前記排出ダクトに引き込んで送り出す吸引・排出装置を備え、前記回収槽は内部に液体が収容されて液面に気泡を発生させることができるものであり、前記引き込みダクトの出口は、その出口から送り出される飛沫類が前記気泡で捕捉され、捕捉されなかった飛沫類が前記液体内に沈殿して回収されるように前記液体の液面の近くに配置されたものである。

Description

飛沫類回収装置と飛沫類回収方法
 本発明は、塗装時に塗装室や塗装ブース等の区画室(以下「塗装室」という。)内に飛散する塗料飛沫や、溶接現場で発生するヒューム、養豚場内の浮遊物、室内や大気中の放射性物質、飲食店から排出される排煙中の物質、船舶のエンジンから排出される排ガス中の物質等(以下、これらをまとめて「飛沫類」という)等を回収するのに適する飛沫類回収装置と飛沫類回収方法に関するものである。
 自動車、家電品、機械部品、電気部品等の各種物体に吹き付け塗装する場合、通常は塗装室内で行われている。吹き付け塗装する場合、塗料は物体に付着する量よりも、付着せずに塗装室内に飛散したり、塗装室の床面に落下したりする量の方が多く、塗料の無駄が多かった。また、飛散し、落下した塗料で塗装室内が汚染される。通常、塗料飛沫には揮発性有機溶剤が含まれているため、揮発性有機溶剤が塗装室内に漂って作業者の身体に悪影響がある。また、揮発性有機溶剤の臭気も漂い、作業環境が悪化する。
 溶接現場では溶接時にヒュームが発生する。ヒュームも人体に好ましくないとされている。養豚場や養鶏場では塵芥や粉塵が飛散して空気が汚れていたり、臭気が漂ったりしている。この他にも、粉塵が漂い、臭気が漂って、作業環境の悪い作業場は多くある。
 塗装室内の環境改善を目的として、塗装室内の塗料ミスト回収装置等が開発され、特許出願されている(特許文献1~3)。
特開2010-51904号公報 特開2010-155225号公報 特開2002-79025号公報
 本発明の解決課題は、各種飛沫類、特に、塗装室内や工場等の室内浮遊物や飛散物等を効率よく回収することにある。
 本発明の飛沫類回収装置は、飛沫類飛散場所から引き込んだ飛沫類混在気体を、気泡で捕捉して回収槽内の液体内に回収する装置である。気泡は回収槽から発生させることも、飛沫類混在気体を導入する導入路(例えば、後述する引き込みダクト)に設けた気泡発生器から発生させることも、その双方から発生させることもできる。回収槽は二段以上設けて、初段の回収槽で回収できなかった飛沫類混在気体を次段以降の回収槽で回収することもできる。気泡を発生させる回収槽又は気泡発生器には液体を入れておき、それに空気を供給して発泡させたり(エアレーションしたり)、発泡し易い石鹸液、洗剤液等の液体を入れておき、それを撹拌して発泡させたりする。本願における「気泡」は、液中に発生する泡のほか、空気中を飛散するシャボン玉のような泡玉も含む意味である。
 本発明の飛沫類回収方法は、飛沫類飛散場所から引き込んだ飛沫類混在気体を気泡で捕捉して、回収槽内の液体内に回収する方法である。飛沫類回収済みの気体は飛沫類飛散場所に戻すか、飛沫類飛散場所とは別の場所に排出することもできる。
 本発明の飛沫類回収装置は次の効果を奏する。
 1.飛沫類を回収槽の上方に飛散している気泡で捕捉し、その気泡ごと回収槽に回収するので効率良く回収できる。また、回収槽に回収された飛沫類は回収槽内の液体に沈殿するので、飛沫類が室内或いは大気中に拡散せず環境汚染の一因となることもない。
 2.回収槽を二段以上設けて二段以上の回収をすれば、飛沫類の回収効率が向上する。
 3.回収槽と導入路の双方から気泡を発生させると、飛沫類が双方から発生する気泡で捕捉されるので捕捉効率が高まる。また、回収槽と導入路のいずれか一方の気泡発生器の気体噴出穴が目詰りしても、他方の気泡発生器の気体噴出穴からは気泡の噴出ができるため、飛沫類の捕捉が停止することはない。
 本発明の飛沫類回収方法は、飛沫類を気泡で捕捉して回収槽の液体内に回収するので、飛沫類が室内或いは大気中に拡散することなく確実に回収される。
本発明の飛沫類回収装置の一例を示す全体側面図。 図1の飛沫類回収装置の部分詳細図。 本発明の飛沫類回収装置の他例を示す部分詳細図。 図3の飛沫類回収装置の横断説明図。 本発明の飛沫類回収装置であって、回収槽に網を配置した例の説明図。 本発明の飛沫類回収装置であって、回収槽を区画した例の説明図。 本発明の飛沫類回収装置であって、(a)は気泡発生器を引き込みダクト内に設けた例の概要説明図、(b)は引き込みダクト内の気泡発生器の一例を示す説明図。 本発明の飛沫類回収装置の他例を示す部分詳細図。 回収槽に回収袋を設けた場合の説明図。
 (飛沫類回収装置の実施形態1)
 本発明の飛沫類回収装置の一例を図面に基づいて説明する。図1は塗装室内でトラックに塗装をする場合であるが、本発明は塗装室内の塗料の飛沫類の回収に限られるものではなく、塗料以外の飛沫類、空中の粉塵、汚染気体等の回収にも使用できる。本発明ではこれら飛沫類、粉塵等の各種物質一切を含めて飛沫類という。
 図1において、1は塗装室、2はトラック、3は作業者、4は塗装用ガンである。図1において、作業者3がトラック2に塗装用ガン4で吹付塗装をすると、塗装用ガン4から噴射される塗料は飛沫となって室内に飛散し、浮遊し、塗料の自重で塗装室内の床面1aに落下する。本発明は、室内に飛散、浮遊する塗料が床面1aに落下する前に、それら塗料(飛沫類)を回収する回収装置である。
 図1の飛沫類回収装置は、引き込みダクト10と、回収槽(前段回収槽)11と、後段回収槽12と、連結ダクト20と、排出ダクト21と、吸引機又は送風機等の吸引・排出装置(図1ではファン)22a、22b、22cを備えている。
 前段回収槽11には液体(例えば水)Wが収容されており、液体W内に石鹸液や洗剤等の泡立ち剤(起泡剤)が入れてあり、前段回収槽11内に配置された気泡発生器23から気体(エア)を噴出させると、液体内に気泡Bが発生し、液面に浮上する(エアレーションされる)ようにしてある。気泡発生器23は噴出穴23a(図2)が開口された横長のパイプ23bと、そのパイプ23bに気体を供給する気体供給機32(図1)を備えており、気体供給機32からパイプ23bに供給されるエアが、前記噴出穴23aから前記液体W内に噴出して、当該液体Wからその液面上に気泡Bが発生するようにしてある。気泡Bは振動器などで水を振動させることによって発生するようにしてもよい。
 引き込みダクト10は塗装室1と前段回収槽11の間に配管されており、入口10aが塗装室1に配置され、出口10bが前段回収槽11内の液体Wの液面近くに配置されており、吸引機22aで吸引された塗装室1内の飛沫類混在気体を前段回収槽11に送るものである。
 連結ダクト20は、前段回収槽11と後段回収槽12の間に配管されており、その入口20aが前段回収槽11の液面の近くに配置され、出口20bが後段回収槽12の液面の近くに配置されており、吸引機22bで吸引された前段回収槽11内の気体(前段回収槽11で発生した気泡B及びその気泡Bに捕捉されている飛沫類を含む)を後段回収槽12の液面に噴出するものである。
 後段回収槽12には液体(例えば水)Wが収容されている。前段回収槽11内の液面上方の飛沫類混在気体が連結ダクト20内の吸引機22bで吸引されて、後段回収槽12の液面に向けて排出されると、当該飛沫類混在気体中の塗料飛沫が液体W中に沈殿して回収され、気泡Bが消えるようにしてある。
 排出ダクト21は、後段回収槽12と塗装室1との間に配管されており、入口21aが後段回収槽12の液面の上方に配置され、出口21bが塗装室1内に配管されており、吸引機22cで吸引された後段回収槽12の飛沫類回収済みの気体を塗装室1内に送り込むものである。図1は排出ダクト21の出口21bを塗装室1に連結して、後段回収槽12内の気体(排気)を塗装室1に戻す循環式である。塗装室1内の飛沫類混在気体を吸引することにより、塗装室1内が負圧になると、当該塗装室1内の飛沫類が塗装対象であるトラックなどに付着しやすくなるという難点があるが、飛沫類回収済みの気体を塗装室1内に戻す循環式にすると、塗装室1内が負圧にならないため、前記デメリットを防止することができる。本発明では、排出ダクト21の出口21bを塗装室1の外部に配管して排気を大気中に排出することもできる。
 図1及び図2では吸引機(ファン)22a、22b、22cを引き込みダクト10、連結ダクト20、排出ダクト21の内部に配置してあるが、これら吸引機22a~22cは各ダクト10、20、21から取り外してメンテナンスできるようにしてある。
 引き込みダクト10の入口10a、排出ダクト21の出口21bにはフィルタ24a、24bを配置してある。これらフィルタ24a、24bも取り外してメンテナンスしたり、定期的に交換したりすることができるようにする。
 前段回収槽11には液面計25(図1)を設けて、前段回収槽11内の液体量を外部から確認できるようにしてある。前段回収槽11の底寄りの位置にドレイン29(図5及び図6)を設けて、前段回収槽11の底に沈殿した飛沫類を回収できるようにする。また、前段回収槽11、後段回収槽12を架台26(図1)の上に設置しておき、必要に応じて、架台26から取り外して前段回収槽11、後段回収槽12の内部を掃除したり、他のメンテナンスを行ったりすることができるようにすることもできる。
 (飛沫類回収装置の実施形態2)
 図1及び図2に示す飛沫類回収装置は後段回収槽12を一段だけ備えた場合であるが、後段回収槽12は多段に設けることもできるし、可能であれば一段も設けなくてもよい。一段も設けない場合は、排出ダクト21の入口21aを回収槽11内に配管し、出口21bを塗装室1内又はその外部に配管する。
 (飛沫類回収装置の実施形態3)
 図1及び図2に示す飛沫類回収装置は、引き込みダクト10、連結ダクト20、排出ダクト21を別々に配管してあるが、それらダクトは図3及び図4のように配管することもできる。図3及び図4では引き込みダクト10の出口10b側を連結ダクト20の入口20a側内に導入して、その出口10b側と入口20a側を同心円状に配管し(図4)、連結ダクト20の出口20b側を排出ダクト21の入口21a側内に導入して、その出口20b側と入口21a側を同心円状に配管してある(図4)。
 図1及び図3のいずれの場合も、引き込みダクト10の入口10a側は、塗装室1内の下部(床面1aの近く)に配管して、自重で落下する飛沫類が床面1aに落下する前にその入口10aで引き込むことができるようにするのが望ましい。
 (飛沫類回収装置の実施形態4)
 本発明では、図5及び図6のように液面付近に網とか穴あきパネル等の穴あき材27を配置してある。穴あき材27は液体Wの泡立ちを良くすることができる。この場合も必要に応じて、液体に石鹸液や洗剤等の泡立ち剤(起泡剤)を入れておくこともできる。穴あき材27はフロート28(図5及び図6)で液面に浮かしておくことも、引き込みダクト10の出口10bの外周に吊り下げて液面に浮かしておくことも、液面の近くに配置しておくこともできる。図5及び図6の30は移動車輪である。
 図5は回収槽11が一槽の場合であるが、図6は一つの槽を二つに区画して、一方を回収槽11、他方を補助回収槽11aとしてある。この回収槽11には液体Wが収容されて気泡Bが発生するようにしてあり、補助回収槽11aには液体Wが収容されている。回収槽11は前記実施形態1~3の回収槽11と同様に作用する。補助回収槽11aは回収槽11の液面上方から吸引される気体に含まれる飛沫類が自重で落下して回収されるようにするものでる。
 (飛沫類回収装置の実施形態5)
 本発明の飛沫類回収装置は、図7(a)に示すように、引き込みダクト10内に気泡発生器23を設けることもできる。図7(a)の気泡発生器23は容器(発泡槽)31内に石鹸液、洗剤液等の液体Wを入れ、噴出穴が開いているパイプ23bを収容し、そのパイプ23bに気体を供給する気体供給機32を備えており、気体供給機32からパイプ23bに供給されるエアが、パイプ23bの噴出穴23aから前記液体W内に噴出して、当該液体Wからその液面上に気泡Bが発生するようにしてある。
 引き込みダクト10内であって、気泡発生器23の先方には、網とか穴あきパネル等の穴あき材27を配置することができる。この穴あき材(消泡部材)27は気泡を破裂させて、気泡で捕捉されていた飛沫類が回収槽11の液体W内に落下し易くするものである。
 (飛沫類回収装置の実施形態6)
 図7(b)は、気泡発生器23を引き込みダクト10内に設け、気泡発生器23の容器31内に石鹸液、洗剤液等の液体Wを入れ、容器31の外から液体W内に細い通気管33を複数本差込んで、引き込みダクト10内の吸引機又は送風機等の吸引・排出装置(例えば、ファン)22aから送られる風(気体)が当該通気管33の入口(上端部)33aから入り、通気管33の出口(下端部)33bから液体W内に噴出して、気泡Bが発生するようにしたものである。
 図7(a)(b)は共に、気泡発生器23を引き込みダクト10内に配置した場合であるが、気泡発生器23は回収槽11内と引き込みダクト10内の双方に設けることもできる。図7(a)(b)のいずれの実施形態でも、回収槽11、後段回収槽12、連結ダクト20等の他の構成は実施形態1~4の場合と同様にすることができる。
 (飛沫類回収装置の実施形態7)
 前記実施形態1では、飛沫等を回収する回収槽11の中に気泡発生器23が設けられている場合を一例としているが、図8に示すように、回収槽11の手前に気泡生成槽34を設けて、気泡Bの生成と飛沫等の回収を別々の槽で行うことができる。
 図8に示す気泡生成槽34には液体Wが貯留され、その液体W内に実施形態1と同様の気泡発生器23が設けられている。この気泡発生器23には実施形態1と同様の気体供給機32が接続され、当該気体供給機32から送り込まれる空気が、気泡発生器23のパイプ23bに設けられた噴出穴23aから噴出し、気泡Bが生成される。液体Wには、石鹸液や洗剤等の気泡剤を入れておくこともできる。
 前記気泡生成槽34には補充液タンク35及び洗剤タンク36が接続され、気体生成槽34内の液体Wが一定量に満たなくなったときに、液体Wや洗剤等が自動的に供給されるようにしてある。具体的には、図8のように、気泡生成槽34と補充液タンク35とを液供給管37で、気泡生成槽34と洗剤タンク36とを洗剤供給管38で接続する。液供給管37と洗剤供給管38のそれぞれにはポンプPが設けられ、液供給管37内の液体W及び洗剤供給管38内の洗剤等を汲み上げて或いは吸い上げて、気泡生成槽34内に供給できるようにしてある。ここで供給される洗剤は液状のものでも粉状や粒状のものでもよい。
 気泡生成槽34、補充液タンク35及び洗剤タンク36には、それぞれレベルセンサ(液センサ)39a~39cを設けておき、気泡生成槽34内の液体W、補充液タンク35内の液体W、洗剤タンク36内の液体(洗剤)Wの液面位置を検知できるようにしてある。気泡生成槽34に設けられたレベルセンサ39aによって、気泡生成槽34内の液体Wが一定量未満になったことが検知されると、前記補充液タンク35と洗剤タンク36の双方又はいずれか一方のポンプPが作動し、液体Wと洗剤の双方又はいずれか一方が気泡生成槽34内に自動的に供給されるようにしてある。なお、補充液タンク35から供給される液体Wと洗剤タンク36から供給される洗剤の比率は液体Wや洗剤の種類によって適宜設定することができるが、この実施形態では、液体W(水)100に対して洗剤1(100:1)の割合で供給されるようにしてある。
 この実施形態では、補充用の液体Wを貯留する補充液タンク35を用いる場合を一例としているが、液体Wが水の場合には、液供給管37を補充液タンク35の代わりに水道(図示しない)の蛇口に接続し、補充液として水道水を供給できるようにしてもよい。この場合、液供給管37を、電磁開閉器(例えば、電磁バルブ)を介して蛇口に取り付け、気泡生成槽34内の液体Wの液面が所定レベル未満に下がったときに電磁開閉器が開いて気泡生成槽34内に液体Wが自動的に供給されるようにすることができる。
 この実施形態では、引き込みダクト10を図2に示すものよりも長尺とし、その入口10a側を塗装室1に、出口10b側を回収槽11の液面近くに配置してある。引き込みダクト10の中間部の下側には導入部40が開口され、気泡生成槽34の上方側を導入してある。気泡生成槽34で生成された気泡Bは、吸引機22aでの空気の引き込み時に生じる風力によって導入部40から引き込みダクト10内に引き込まれ、先方へ送られる。
 引き込みダクト10の先方側であって回収槽11の上方には穴あき材27が設けられ、飛沫類を捕捉した気泡Bが破裂するようにしてある。この実施形態では穴あき材27を一つ設ける場合を一例としているが、穴あき材27は二以上設けることもできる。また、穴あき材27の取付け位置や角度は適宜設定することができる。穴あき材27によって気泡Bが破裂すると、当該気泡Bに捕捉されていた飛沫類が落下して回収槽11で回収されるようにしてある。この実施形態の回収槽11には、水位を検知するレベルセンサ39dと、回収槽11の液体W及び液体W内に沈殿した飛沫類を排出するためのドレイン29が設けられている。
 図9に示すように、回収槽11には、回収槽11に回収された飛沫類を収容する回収袋41等を設けることもできる。この実施形態の回収袋41は、液体Wは通過でき且つ飛沫類は通過できないメッシュ状の袋である。回収された飛沫類は回収袋41ごと回収槽11から取り出すことができる。回収袋41は使い捨てのものでも繰り返し利用できるものであってもよい。
 図示は省略するが、回収槽11には、回収袋41に代えて回収皿を設けることもできる。具体的には、回収槽11内にメッシュ状の薄型皿を配置し、その回収皿のメッシュ部分で飛沫類を回収できるようにすることができる。この場合、回収槽11の側壁に当該回収皿を引き出すための取り出し口を設けておき、回収皿上の飛沫を回収するときにその取り出し口から回収皿を引き出せるようにすることができる。なお、回収皿の取り出し時には、回収槽11内の液体Wの液面が、回収槽11の取り出し口よりも下になるまで液体Wを排出する必要があるが、回収皿及び取り出し口を深さ方向の高い位置(例えば、中段よりも上方側)に設けておけば、排出する液体Wの量が少なくて済むため回収作業を行いやすくなる。
 回収槽11と塗装室1の間には、実施形態1と同様の排出ダクト21が設けられている。排出ダクト21の入口21a側が回収槽11の液面上方に、出口21b側が塗装室1内に配管されている。吸引器22cで吸引された回収槽11の飛沫類回収済み気体は、この排出ダクト21を通じて塗装室1に送り込まれる。実施形態1等と同様、排出ダクト21の出口21bを塗装室1の外部に配管して、吸引器22cで吸引された回収槽11の飛沫類回収済み気体を大気中に排出することもできる。
 この実施形態のように、気泡Bの生成と飛沫類の回収を別々の槽で行う場合には、気泡生成槽34には飛沫類が溜まることがなく、気泡発生器23が汚れたり、目詰まりしたりする問題を回避できるといったメリットがある。また、回収槽11に溜まった飛沫類を取り除くだけで飛沫類の回収が終わるため、メンテナンスの作業負担を大幅に軽減することができるといったメリットもある。
 なお、この実施形態では、気泡生成槽34の先方に回収槽11を設け、その回収槽11の飛沫回収済み気体を排出ダクト21を通じて塗装室1に戻す場合を一例としているが、回収槽11の先方には一又は二以上の後段回収槽12を設けることもできる。この場合、他の実施形態の場合と同様に、回収槽11と後段回収槽12の間や、後段回収槽12を多段に設けるときは後段回収槽12同士の間に連結ダクト20を配置し、最後段の後段回収槽12と塗装室1との間に排出ダクト21を配置すればよい。連結ダクト20や排出ダクト21の配置は、他の実施形態と同様にすればよい。
 (飛沫類回収装置の実施形態8)
 本発明の飛沫類回収装置では、使用により、回収槽11、後段回収槽12、容器31等に収容してある液体Wが蒸発、その他の原因で減少するため、減少分を補給するのが望ましい。そのためには、回収槽11、後段回収槽12、容器31等に液量計を設けて、それら内部の液量を自動的に検出し、所定量以下になったら、自動的に補給されるようにすることができる。この場合、実施形態7における液補充タンク35や洗剤タンク36、液供給管37、洗剤供給管38、ポンプP等を用いることができる。
 (飛沫類回収装置のその他の実施形態)
 前記実施形態1~7において、引き込みダクト10や連結ダクト20、排出ダクト21には、伸縮可能なもの、首ふり可能なもの、蛇腹式のもの、可動式のもの等を用いることができる。
 前記実施形態1~7において、吸引・排出装置22a~22cは、吸引・排出量を調節可能なものが望ましい。調節可能とするためには、当該吸引・排出装置22a~22c、例えば、ファンの回転量(回転速度)を可変とする。この調節は、例えば、インバータを介してファンのモータを回転させることで可能である。
 前記実施形態では、穴あき材27を回収槽11の液面付近(図5及び6)や、引き込みダクト10内(図8)に設ける場合を一例としているが、穴あき材27は補助回収槽11aや後段回収槽12の液面付近や、連結ダクト20や排出ダクト21内等に設けることもできる。
 その他、前記それぞれの実施形態で説明した事項は、特に制限がない限り(適用可能な範囲で)、他の実施形態に適用することができる。例えば、実施形態7における回収袋41を他の実施形態の前段回収槽11や補助回収槽11a、後段回収槽12に設けることができる。
 また、実施形態7のような補充液タンク35や洗剤タンク36、液供給管37、洗剤供給管38、ポンプP、レベルセンサ39等を、他の実施形態の回収槽11(図1~3、5~7(a))や補助回収槽11a(図6)、後段回収槽12(図1~3)、容器31(図7(a)(b))等に設けたりすることができる。これにより、これら回収槽11、11a、12や容器31の液体Wが一定量未満になったことがレベルセンサ39で検知されたときに、前記補充液タンク35と洗剤タンク36の双方又はいずれか一方のポンプPが作動し、液体Wと洗剤の双方又はいずれか一方が回収槽11、11a、12や容器31内に自動的に供給されるようにすることができる。実施形態7と同様、液供給管37を補充液タンク35の代わりに水道の蛇口に接続し、補充液として水道水を供給できるようにしてもよい。この場合、液供給管37を、電磁開閉器(例えば、電磁バルブ)を介して蛇口に取り付け、回収槽11、11a、12や容器31内の液体Wの液面が所定レベル未満に下がったときに電磁開閉器が開いて回収槽11、11a、12や容器31内に液体Wが自動的に供給されるようにすることができる。
 本発明の飛沫類回収装置は、課題を解決することができれば、前記した飛沫類回収装置以外の装置とすることもできる。
 (飛沫類回収方法の実施形態1)
 本発明の飛沫類回収方法を、図1に示す飛沫類回収装置を用いて実施する場合を一例として説明する。
 1.塗装中に、塗装室1内の飛沫類を含む空気を、吸引機22aにより、引き込みダクト10の入口10a内に吸引する。
 2.吸引された空気は引き込みダクト10の出口10bから、回収槽11の液面に向けて噴出されて、空気中の飛沫類が液体W内に沈殿する。このとき、空気中の飛沫類は液面上の気泡Bにも捕捉される。
 3.回収槽11の液面上の空気は、吸引機22bによって連結ダクト20内に吸引されて、その出口20bから後段回収槽12内に噴出される。これにより、吸引された空気中の飛沫類が液体W内に沈殿し、また、空気中の気泡が消滅する。
 4.後段回収槽12の液面上の空気は、吸引機22cによって排出ダクト21内に吸引されて、その出口21bから塗装室1内に排出される(戻される)。この場合は、塗装室1内が減圧しない。排出ダクト21の出口21bが塗装室1の外に配管された場合は、吸引された空気は塗装室1の外に排出される。この場合は、塗装室1内が減圧するため、塗装室1に補給ダクトを配管して、塗装室1の外から空気を補充して、塗装室1内の減圧を防止するのがよい。塗装室1の外から空気を補充して、塗装室1の減圧を防止することにより、塗装室1内を浮遊する飛沫類が塗装対象物(トラック)に付着するのを防止することができる。
 (飛沫類回収方法の実施形態2)
 本発明の飛沫類回収方法の他例について説明する。前記飛沫類回収方法1は回収槽11と後段回収槽12を備えた場合であるが、後段回収槽12を備えない場合は、回収槽11内の空気を排出ダクト21で吸引して外部に排出することになる。この場合も、塗装室1内の飛沫類に含まれる飛沫は回収槽11内の液体W中に沈殿し、回収槽11内の気泡Bで捕捉される。
 (飛沫類回収方法の実施形態3)
 本発明の飛沫類回収方法を、図7の飛沫類回収装置を用いて実施する場合を一例として説明する。図7(a)(b)に示す飛沫類回収装置を使用する場合の方法は、基本的には飛沫類回収方法1と同様である。異なるのは、引き込みダクト10内に引き込まれる飛沫類を含む空気が引き込みダクト10内の気泡Bに捕捉されること、飛沫類を捕捉した気泡Bが引き込みダクト10内の穴あき材27で破損して、気泡Bに捕捉された飛沫類が穴あき材27の穴を通過して液体W内に落下して回収されることである。
 (飛沫類回収方法の実施形態4)
 本発明の飛沫類回収方法を図8の飛沫類回収装置を使用する場合について説明する。図8に示す飛沫類回収装置を使用する場合の方法は、基本的には飛沫類回収方法1と同様である。異なるのは、引き込みダクト10内に引き込まれる飛沫類を含む空気が、引き込みダクト10内に引き込まれる気泡Bで捕捉されること、飛沫類を捕捉した気泡Bが引き込みダクト10内の穴あき材27で破裂して、気泡Bに捕捉された飛沫類が穴あき材27の穴を通過して回収槽11の液体W内に落下して回収されることである。
 本発明の飛沫類回収方法は、課題を解決することができれば、本発明の飛沫類回収装置以外の装置を使用して実施することも可能である。
 本発明の飛沫類回収装置及び飛沫類回収方法は、塗装室内の飛沫類の回収のみならず、各種室内、作業現場等の浮遊物回収装置や浮遊物回収方法として、あるいは、空気清浄機や空気清浄方法等としても使用可能である。また、放射性物質や飲食店から排出される排煙、船舶のエンジンから排出される排ガスなどの飛沫類の回収装置や回収方法としても用いることができる。
 1   塗装室
 1a  床面
 2   トラック
 3   作業者
 4   塗装用ガン
 10  引き込みダクト
 10a (引き込みダクトの)入口
 10b (引き込みダクトの)出口
 11  回収槽(前段回収槽)
 11a 補助回収槽
 12  後段回収槽
 20  連結ダクト
 20a (連結ダクトの)入口
 20b (連結ダクトの)出口
 21  排出ダクト
 21a (排出ダクトの)入口
 21b (排出ダクトの)出口
 22a~22c 吸引・排出装置(吸引機、ファン)
 23  気泡発生器
 23a 噴出穴
 23b パイプ
 24a、24b フィルタ
 25  液面計
 26  架台
 27  穴あき材
 28  フロート
 29  ドレイン
 30  移動車輪
 31  (気泡発生器の)容器(発泡槽)
 32  気体供給機
 33  通気管
 33a (通気管の)入口
 33b (通気管の)出口
 34  気泡生成槽
 35  補充液タンク
 36  洗剤タンク
 37  液供給管
 38  洗剤供給管
 39a~39d レベルセンサ
 40  導入部
 41  回収袋
 B   気泡
 P   ポンプ
 W   液体

Claims (8)

  1.  浮遊物や飛散物といった飛沫類を回収する飛沫類回収装置において、
     飛沫類飛散場所から飛沫類混在気体を回収槽側に導入する引き込みダクトと、
     飛沫類飛散場所の飛沫類混在気体を前記引き込みダクトに引き込む吸引・排出装置と、
     飛沫類回収済みの気体を飛沫類飛散場所又はそれ以外の場所に排出する排出ダクトと、
     前記回収槽上部の気体を前記排出ダクトに引き込んで送り出す吸引・排出装置を備え、
     前記回収槽は内部に液体が収容されて液面又は液面上方に気泡を発生させることができるものである、
     ことを特徴とする飛沫類回収装置。
  2.  浮遊物や飛散物といった飛沫類を回収する飛沫類回収装置において、
     飛沫類飛散場所から飛沫類混在気体を回収槽側に導入する引き込みダクトと、
     飛沫類飛散場所の飛沫類混在気体を前記引き込みダクトに引き込む吸引・排出装置と、
     飛沫類回収済みの気体を飛沫類飛散場所又はそれ以外の場所に排出する排出ダクトと、
     前記回収槽上部の気体を前記排出ダクトに引き込んで送り出す吸引・排出装置を備え、
     前記引き込みダクト内に気泡発生器があり、
     前記気泡発生器は前記引き込みダクト内に設けた容器内の液体の液面に気泡を発生させるものである、
     ことを特徴とする飛沫類回収装置。
  3.  浮遊物や飛散物といった飛沫類を回収する飛沫類回収装置において、
     飛沫類飛散場所から飛沫類混在期待を回収槽側に導入する引き込みダクトと、
     飛沫類飛散場所の飛沫類混在気体を前記引き込みダクトに引き込む吸引・排出装置と、
     飛沫類回収済みの気体を飛沫類飛散場所又はそれ以外の場所に排出する排出ダクトと、
     前記回収槽上部の気体を前記排出ダクトに引き込んで送り出す吸引・排出装置と、
     前記飛沫類を捕捉するための気泡を発生する気泡生成槽を備えた、
     ことを特徴とする飛沫類回収装置。
  4.  請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の飛沫類回収装置において、
     回収槽内に、当該回収槽内の液面に気泡を発生させる気泡発生器を設けた、
     ことを特徴とする飛沫類回収装置。
  5.  請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の飛沫類回収装置において、
     引き込みダクトの出口が排出ダクト内に導入されて当該排出ダクトと同心円状に配管された、
     ことを特徴とする飛沫類回収装置。
  6.  請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の飛沫類回収装置において、
     回収槽の後段に後段回収槽が設けられ、
     回収槽と後段回収槽の間に連結ダクトが配管され、
     引き込みダクトの出口が連結ダクト内に導入されて当該連結ダクトと同心円状に配管され、
     連結ダクトの出口が排出ダクト内に導入されて当該排出ダクトと同心円状に配管された、
     ことを特徴とする飛沫類回収装置。
  7.  請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の飛沫類回収装置において、
     回収槽と気泡生成槽の双方又はいずれか一方に液センサを設け、
     それら槽内の液供給源に電磁開閉器を設け、
     前記液センサにより検知された槽内の液量が所定量以下になると、自動的に電磁開閉器が作動して、液供給源から液が補充されるようにした、
     ことを特徴とする飛沫類回収装置。
  8.  飛沫類を回収する飛沫類回収方法において、
     飛沫類飛散場所の飛沫類を回収装置に導入し、
     導入した飛沫類を気泡で捕捉し、その気泡を一又は二以上の回収槽の液体内に落下させて回収し、
     前記飛沫類回収済みの気体を飛沫類飛散場所に戻すか、飛沫類飛散場所以外の場所に排出する、
     ことを特徴とする飛沫類回収方法。
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