JP2002079025A - 浮遊微粒子のろ過方法及びろ過装置 - Google Patents

浮遊微粒子のろ過方法及びろ過装置

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JP2002079025A
JP2002079025A JP2000270026A JP2000270026A JP2002079025A JP 2002079025 A JP2002079025 A JP 2002079025A JP 2000270026 A JP2000270026 A JP 2000270026A JP 2000270026 A JP2000270026 A JP 2000270026A JP 2002079025 A JP2002079025 A JP 2002079025A
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JP
Japan
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chamber
air
foaming chamber
foaming
fine particles
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JP2000270026A
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English (en)
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Hiroyuki Suzuki
裕之 鈴木
Toshihiro Tomita
敏裕 富田
Akihiko Ishibashi
昭彦 石橋
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目詰まり発生の可能性を無くして浮遊微粒子
を含むエアを簡単な構成でろ過し得る浮遊微粒子のろ過
方法を提供する。 【解決手段】 石けん水にエアを送り込むことにより泡
を発泡室内10に浮遊させると共に、この発泡室に微粒
子をエア流により流入させることにより、泡に微粒子を
付着させ、泡を接触消滅させる泡トラップ穴としてのネ
ット部15を通して、発泡室10に流入するエアを排気
させ、発泡室10の底部に、消滅した泡を微粒子を含む
石けん水として溜める。流入したエアは、浮遊する泡群
中を通過してネット部15から排気される過程で、微粒
子が泡に付着することによりろ過される。逐次発生され
る泡は自然消滅、互いの接触、発泡室10の内周面、ネ
ット部15への接触等で逐次消滅して滴下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中に浮遊状態
の微粒子をろ過するための浮遊微粒子のろ過方法及びろ
過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば車両用ランプの耐塵試験を行う場
合、ランプを収納した試験室に1μm以下の粒子径のカ
ーボンブラックの粉末を噴射すると共に、フィルタを通
して排気を行っている。このような排気用のフィルタと
しては、大気に浮遊する花粉等を除去する場合と同様に
高電圧が印加された集塵機能を有するポリエステル系の
帯電フィルタを用いるのが通常である。しかしながら、
この帯電フィルタは網目を粒子径に対応して細かくする
必要があるために、短時間で目詰まりを発生し、放置す
ると噴射圧力により試験室が膨張するだけでなく、その
シール部からカーボン粉末が漏洩することもある。
【0003】一方、特開平09−164317号公報に
よれば、吸引機を備えた煤煙の流通管に複数のシャワノ
ズルを配列し、噴出する浄水をろ過部及び貯留部を備え
たタンクに回収し、貯留部内の浄水をシャワノズルにポ
ンプで循環させる煤煙浄化装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この煤煙フィルタ装置
では、帯電フィルタは不要になるが、吸引される流通管
から煤煙を漏洩させることなくシャワ水に確実に付着さ
せるには、多数のシャワノズルを緊密に配列する必要が
あり、ろ過部或はその浄水の循環構造等を含めて構造的
に嵩張ることになる。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて、目詰ま
り発生の可能性を無くして浮遊微粒子を含むエアを簡単
な構成でろ過し得る浮遊微粒子のろ過方法及びろ過装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、エア中に浮遊する微粒
子をろ過する浮遊微粒子のろ過方法において、石けん水
にエアを送り込むことにより泡を発泡室内に浮遊させる
と共に、この発泡室に微粒子をエア流により流入させる
ことにより、泡に微粒子を付着させ、泡を接触消滅させ
る泡トラップ穴を通して、発泡室に流入するエアを排気
させ、発泡室の底部に、消滅した泡を微粒子を含む石け
ん水として溜めることを特徴とする。流入したエアは、
浮遊する泡群中を通過して泡トラップ穴から排気される
過程で、微粒子が泡に付着することによりろ過される。
逐次発生される泡は自然消滅、互いの接触、発泡室の内
周面、泡トラップ穴への接触等で逐次消滅して滴下す
る。
【0007】請求項1による浮遊微粒子のろ過方法を実
施する装置としては、請求項4により、微粒子をエア流
により流入させる微粒子流入口を有する発泡室と、泡ト
ラップ穴を介して発泡室に連通する排気室とを備えると
共に、この排気室及び発泡室の底部にそれぞれ石けん水
を溜める液溜め部が設けられ、発泡室の液溜め部に、石
けん水にエアを供給するエア供給部を付設させ、発泡室
に流入したエアを排気する排気口を泡トラップ穴の上方
に位置するように排気室に設けた。エア供給部によりエ
アが石けん水に供給されることにより、発泡室には泡が
充填される。泡トラップ穴に接触して消滅した泡は、排
気室の液溜め部にも滴下する。ネット部を通過して浮遊
する泡は上方の排気口に浮上する途中で自然に或は接触
により消滅する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を基に本発明のろ過方法を実
施するための浮遊微粒子のろ過装置の実施の形態を説明
する。このろ過装置9はランプ耐塵試験機30に付属す
る泡フィルタ装置として構成され、微粒子流入口12に
設けられたファンモータ12aによる吸引によりダクト
11を通してランプ耐塵試験機30からカーボン微粒子
が浮遊状態で流入する発泡室10と、その壁部19に隣
り合わせに構成され、大気に開口した排気口21が上面
に設けられた排気室20とを備えている。このろ過装置
の全体の容積は例えば3L程度であり、実際の構造とは
逆に説明上ランプ耐塵試験機30よりも大きく図示され
ている。
【0009】発泡室10及び排気室20の少なくとも底
部は、全容積の1/5程度の容積を有する液溜め部10
a、20aとして液密状に構成されている。壁部19は
これらの室10、20の隔壁として機能し、また底面間
に開口部19aを形成して双方の液溜め部10a、20
aを互いに連通させる共通の液溜め部として構成させて
排液口29を共用させている。発泡室10の上部には、
液溜め部10aに貯えられた石けん水にパイプ14を通
してエアを圧送する発泡用エアポンプ13が設けられて
いる。微粒子流入口12にはダクト16が下設され、そ
の下端は液溜め部10aの満タンレベルの僅かに上方位
置で終端している。
【0010】壁部19には、泡トラップ穴群として例え
ば20mm平方に網目状に穿孔された格子状のネット部
15が形成され、その排気室20側の先方にはエア流を
下向きに誘導するフード22が取付けられている。排気
室20のネット部15の上方位置には、排気口21に前
置されるように、同様な構造の2重のネット部25、2
6が設けられている。排気口21のダクト27には、泡
消滅用のドーナツ状の水槽28が設けられている。ネッ
ト部の網目の形状は小さくした方が泡との接触頻度は高
くなるが、逆に小さく変形された消滅しにくい泡を発生
させることになり、泡のトラップ機能を有効に発揮する
双方の妥協点で設定されている。
【0011】ランプ耐塵試験機30は、試験対象の車両
用ランプ39が収納される気密の試験室の一方側の壁部
にカーボンを所定の圧力でに噴射するカーボン噴射部3
1を設け、対向する壁部にダクト11に接続するフィル
タ無しの排気口32を設けて構成されている。
【0012】このように構成されたろ過装置9の動作は
次の通りである。液溜め部10aには、市販の洗濯用液
状石けんである洗剤液を約100倍に水で希釈した希釈
液18を全容積の1/5程度用意する。この希釈液にエ
アポンプ13によりエアを連続的に供給し、希釈液18
の上方領域に浸漬されたパイプ14の先端部からエアを
吐出させ、洗剤液の界面活性作用を利用することにより
逐次自然消滅する泡、即ちシャボン玉を発生させて浮遊
させ、発泡室10に常時充満させる。このように調製さ
れた希釈液18は、その成分及び希釈濃度により、自然
消滅し易い強度及び集塵に適した30mm程度の大きさ
の泡を容易に発泡し得ることが確認されている。つま
り、洗濯用液状石けんの原液のままの場合自然消滅しに
くく、希釈しすぎると発泡しにくくなる。
【0013】ランプ耐塵試験機30で車両用ランプ39
の耐塵試験が行われている間、噴射されたカーボン微粒
子は、ファンモータ12aによっても吸引されて排気口
32からダクト11を通ってエア流に浮遊して連続的に
発泡室10に流入する。このエア流は、さらにダクト1
6を通って泡の浮遊密度の高い発泡室10の下方領域に
解放される。
【0014】流入したエアは発泡室10中で拡散すると
共に、ネット部15に向かうことにより浮遊する泡群中
を通過する過程で、カーボン微粒子を泡に付着させる。
泡は自然に、互いの接触或は発泡室10の内周面への接
触で逐次消滅し、カーボン微粒子を含む点滴となって希
釈液18中に滴下し、カーボン微粒子は希釈液18の底
部に自重で沈殿する。また、ファンモータ12aの風圧
によっても消滅が促進される。
【0015】同様に排気エア流に乗ってネット部15に
接触して消滅した泡は、双方の液溜め部10a、20a
に滴下する。ネット部15で消滅しなかった泡或は小さ
く変形された泡は、フード22で下向きに希釈液18に
向かいその途中或はその内周面もしくは液面に接触して
消滅する。消滅せずに浮上した泡はネット部25、26
を通過する際に消滅して滴下する。これらのネット部を
極く一部の泡が通過した場合、排気口21の充分大きな
開口面積により排気圧が大気圧近くに低下させられてい
るダクト27内で沈下すると、水槽28の液面に接触し
て消滅・沈殿する。
【0016】用意した希釈液18は、車両用ランプ39
の複数回の耐塵試験に対して継続的に使用される。カー
ボン微粒子の沈殿量がパイプ14の先端に接近して攪拌
状態になる程度に増加した時点で希釈液18は排液口2
9から排液され、沈殿したカーボン微粒子も一緒に簡単
に除去される。
【0017】さらに、前述の実施の形態において、ファ
ンモータ12aはランプ耐塵試験機30の噴射圧を利用
するのを前提に廃止することもできる。液溜め部10a
に付設されるエア供給部は、前述のエアポンプ13に代
えて、工場に設備された圧縮エアをパイプ14を通して
供給するように構成することもできる。また、パイプ1
4を横向きに延長して希釈液中に浸漬させ、複数個所で
エアを吐出させることも考えられる。排気室は、底部に
液溜め部を備え、多重のネット部を内蔵した煙突状に構
成することもできる。さらに、泡トラップ穴としては、
電熱線によりネット部を構成したり、穴の上方にシャワ
ーを設けて構成することもできる。
【0018】本発明は、前述のカーボン微粒子用フィル
タに限らず、空中に浮く粒径が1μm以下である煙草の
煙或は花粉等のろ過等にも利用可能であり、沈殿せずに
石けん水に浮遊或は溶ける微粒子でもろ過し得る。さら
に、家庭用或は自動車の空気清浄器として実施すること
も可能である。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、室内で石けん
水にシャボン玉を発生させる簡単な方法により、浮遊す
る微粒子を石けん水中に回収して空気をろ過することが
できる。繊維フィルタの目詰まりの問題もなく、ろ過後
は石けん水の排液だけで済み、また発泡室の汚染も生じ
ないために保守上も有利である。請求項2の発明によれ
ば、石けん水が液状石けんを水で希釈するだけで簡単に
用意される。請求項3の発明によれば、カーボン粉末も
石けん水中に沈殿させて容易に除去できる。沈殿によ
り、回収後に大気中へ飛散するのが防止できる。
【0020】請求項4の発明によれば、底部に石けん水
を溜める液溜め部を有する発泡室と、この発泡室に泡ト
ラップ穴を介して連通する排気室とにより嵩張らずに簡
単な構造で微粒子用の泡フィルタ装置が実現される。請
求項5の発明によれば、石けん水の排液も簡単に行え
る。請求項6の発明によれば、カーボン微粒子を噴射さ
せる耐塵試験機のカーボンブラックフィルタとしても有
効に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるろ過装置の構成を示
す図である。
【符号の説明】
10 発泡室 10a、20a 液溜め部 12 微粒子流入口 13 エアポンプ 15、25、26 ネット部 20 排気室 21 排気口 30 ランプ耐塵試験機
フロントページの続き (72)発明者 石橋 昭彦 神奈川県横須賀市田浦港町無番地 関東自 動車工業株式会社内 Fターム(参考) 4D032 AA01 AE02 BA05 BA06 BB05 CA10 DA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エア中に浮遊する微粒子をろ過する浮遊
    微粒子のろ過方法において、 石けん水にエアを送り込むことにより泡を発泡室内に浮
    遊させると共に、この発泡室に微粒子をエア流により流
    入させることにより、前記泡に前記微粒子を付着させ、 前記泡を接触消滅させる泡トラップ穴を通して、前記発
    泡室に流入するエアを排気させ、 前記発泡室の底部に、消滅した前記泡を前記微粒子を含
    む前記石けん水として溜めることを特徴とする浮遊微粒
    子のろ過方法。
  2. 【請求項2】 石けん水が液状石けんを水で希釈した希
    釈液であることを特徴とする請求項1記載の浮遊微粒子
    のろ過方法。
  3. 【請求項3】 微粒子が、発泡室の底部に予め溜められ
    た石けん水中に沈殿し得るカーボンであり、その沈殿層
    の上方領域の前記石けん水に発泡用のエアが送り込まれ
    ることを特徴とする請求項1記載の浮遊微粒子のろ過方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1の浮遊微粒子のろ過方法を実施
    する浮遊微粒子のろ過装置であって、 微粒子をエア流により流入させる微粒子流入口を有する
    発泡室と、泡トラップ穴を介して前記発泡室に連通する
    排気室とを備えると共に、この排気室及び前記発泡室の
    底部にそれぞれ石けん水を溜める液溜め部が設けられ、 前記発泡室の前記液溜め部に、前記石けん水にエアを供
    給するエア供給部を付設させ、 前記発泡室に流入したエアを排気する排気口を前記泡ト
    ラップ穴の上方に位置するように排気室に設けたことを
    特徴とする浮遊微粒子のろ過装置。
  5. 【請求項5】 発泡室及び排気室が泡トラップ穴として
    ネット部を備えた壁部で隔離され、この壁部の下端部
    に、前記発泡室及び前記排気室を互いに連通させて共通
    の液溜め部を構成させる開口部を設けたことを特徴とす
    る浮遊微粒子のろ過装置。
  6. 【請求項6】 微粒子流入口が、試験対象物にカーボン
    微粒子を噴射させることにより耐塵試験を行うための耐
    塵試験機の排気口に接続することを特徴とする請求項4
    又は請求項5記載の浮遊微粒子のろ過装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105879521A (zh) * 2014-09-17 2016-08-24 蔡苏卫 Pm2.5细颗粒捕获方法
WO2017022631A1 (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 房総車体有限会社 飛沫類回収装置と飛沫類回収方法
JP2018115806A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 清水建設株式会社 空気調和機
KR101902185B1 (ko) 2017-09-01 2018-09-28 (주)중앙플랜트 버블층을 이용한 미세입자 제거 및 가스 처리용 스크러버
WO2020068007A1 (en) * 2018-09-24 2020-04-02 Galiboff Plastik Kompozit Ekstruzyon Teknolojileri Ltd. Şti. A device for capturing and cleaning of nano particles from the air

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