WO2015102047A1 - 永久磁石型回転電機 - Google Patents

永久磁石型回転電機 Download PDF

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Abstract

 円筒状の固定子鉄心の内周部に複数個のティース及びスロットが形成され、前記スロット内に巻線が配置されるように前記ティースに巻線が施された固定子と、回転子鉄心の外周部に2n個以上(nは1以上の自然数)の放射状の突起部が設けられ、前記突起部間にフェライト磁石が配置され、前記固定子の中空部にエアギャップを介して配置された回転子と、を備える永久磁石型回転電機において、前記突起部の径方向の高さを、前記フェライト磁石の中央部の厚さよりも低くした。

Description

永久磁石型回転電機
 本発明は、回転子の外周面に永久磁石を配置した永久磁石型回転電機に関する。
 従来、回転子コアの外周部に複数個の放射状の突起部が設けられ、前記突起部間に厚さの薄い永久磁石が配置され、固定子の中空部にエアギャップを介して配置された回転子を備える永久磁石型回転電機において、前記突起部の径方向の高さを、前記永久磁石の中央部の厚さよりも低くした永久磁石型回転電機が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2001-037122号公報(段落0020~0022、図5) 特開2005-065417号公報(段落0025、0034、0035、図1)
 上記特許文献1、2に記載された従来の技術によれば、ある程度のトルク脈動の低減が可能であるが、厚さの薄い永久磁石を用いているため、リラクタンストルクが小さく、平均トルクの低下を招いていた。
 本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、トルク脈動を低減しつつ高トルク化を実現する永久磁石型回転電機を得ることを目的とする。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、円筒状の固定子鉄心の内周部に複数個のティース及びスロットが形成され、前記スロット内に巻線が配置されるように前記ティースに巻線が施された固定子と、回転子鉄心の外周部に2n個以上(nは1以上の自然数)の放射状の突起部が設けられ、前記突起部間にフェライト磁石が配置され、前記固定子の中空部にエアギャップを介して配置された回転子と、を備える永久磁石型回転電機において、前記突起部の径方向の高さを、前記フェライト磁石の中央部の厚さよりも低くしたことを特徴とする。
 本発明に係る永久磁石型回転電機は、エアギャップ長に対して十分な径方向の厚さを有するフェライト磁石を用いた回転電機において、突起部を設けることにより、突極比を得ることが可能となり、トルクの低下を抑えつつトルク脈動を低減することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る永久磁石型回転電機を示す横断面図である。 図2は、図1の部分拡大図である。 図3は、代表的なフェライト磁石とネオジム磁石の磁気特性を示す図である。 図4は、パーミアンス係数(=磁石厚さ/エアギャップ長)と永久磁石の保磁力に対する内部反磁界比率との関係を示す図である。 図5は、実施の形態1の永久磁石型回転電機における突起幅ピッチと空隙磁束密度の高調波成分との関係を示す図である。 図6は、実施の形態1の永久磁石型回転電機における突起幅ピッチとトルクとの関係を示す図である。 図7は、実施の形態1の永久磁石型回転電機における突起幅ピッチと力率との関係を示す図である。 図8は、実施の形態1の永久磁石型回転電機におけるパーミアンス係数とトルクとの関係を示す図である。 図9は、実施の形態1の永久磁石型回転電機におけるパーミアンス係数と突極比(Lq/Ld)との関係を示す図である。 図10は、実施の形態1の永久磁石型回転電機における磁石外周面の曲率半径/回転子半径と空隙磁束密度の高調波成分との関係を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態2に係る永久磁石型回転電機を示す横断面図である。 図12は、実施の形態2の永久磁石型回転電機の回転子の拡大横断面図である。 図13は、本発明の実施の形態3に係る永久磁石型回転電機の回転子を示す拡大横断面図である。 図14は、本発明の実施の形態4に係る永久磁石型回転電機の回転子を示す拡大横断面図である。 図15は、本発明の実施の形態5に係る永久磁石型回転電機の回転子を示す拡大横断面図である。
 以下に、本発明にかかる永久磁石型回転電機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
 図1は、本発明の実施の形態1に係る永久磁石型回転電機を示す横断面図であり、図2は、図1の部分拡大図である。図1及び図2に示すように、実施の形態1の永久磁石型回転電機10は、円筒状の固定子鉄心21の内周部に、ティース22及びスロット23が夫々24個(一般的に、nを1以上の自然数とすると、ティース数は3n個であるが、本発明は、それに限定するものではない。)形成され、スロット23内に巻線が配置されるように、ティース22に巻線が施された固定子20と、シャフト33に支持されて固定子20の中空部にエアギャップを介して配置され、回転子鉄心31の外周部に4個(2n個;nは1以上の自然数)のフェライト磁石32が配置された回転子30と、を備えている。
 実施の形態1の永久磁石型回転電機10は、極数が4、スロット数が24、相数が3、毎極毎相のスロット数が2の回転電機である。スロット23内に配置される巻線は、図示を省略している。なお、実施の形態1の永久磁石型回転電機10の固定子鉄心21及び回転子鉄心31は、電磁鋼板を複数枚積層して形成されている。
 回転子鉄心31の外周部には、周方向に等間隔に放射状の4個の突起部34が設けられ、隣り合う突起部34間にフェライト磁石32が配置されている。実施の形態1の永久磁石型回転電機10では、突起部34の周方向の突起幅St(図2参照)を、π×回転子外径/極数で算出される磁極ピッチの5~11%の範囲としている。
 また、突起部34の径方向の高さLt(図2参照)は、フェライト磁石32の磁石中央部の厚さLmよりも低く、磁石端部の厚さLmeよりも高くし、磁石外周面の曲率半径R1は、回転子半径Rの60%~100%の範囲としている。また、フェライト磁石32の磁石中央部の厚さLmは、回転子30と固定子20との間の径方向の空隙長であるエアギャップ長gmの10倍以上としている。
 次に、実施の形態1の永久磁石型回転電機10の効果について説明する。
<磁石保磁力と必要な磁石厚さ>
 まず、実施の形態1の永久磁石型回転電機10で用いる磁石材料について説明する。図3は、代表的なフェライト磁石とネオジム磁石の磁気特性曲線であるJ-H曲線及びB-J曲線を示す図である。
 J-H曲線は、外部磁場によって永久磁石の磁化の大きさがどの位変化するかを表している。また、B-H曲線は、外部磁場の大きさに永久磁石の磁化を加えたトータルの磁束密度を表している。図3のJ-H曲線とx軸(0点を通る水平軸)の交点は永久磁石の保磁力iHと呼ばれるものである。保磁力iHは、外部磁場による磁界に対する永久磁石の耐力を示している。
 永久磁石に保磁力iHよりも小さな磁界を加えた場合、この磁界を除去すると永久磁石の磁力は磁界を加える前の状態に戻る。しかしながら、保磁力iH以上の磁界を永久磁石に加えると、磁界を除去しても磁界を加える前の磁力よりも低下した状態となる。この現象は、永久磁石の減磁と呼ばれている。
 一方、永久磁石に作用する磁界は、固定子20の巻線に流れる電流によって作られる外部磁界Hと永久磁石の形状やギャップ長等で決まる反磁界Hinとの和で求めることができる。反磁界Hinは、特に、永久磁石の厚さLmとエアギャップ長gmとによって決まり、永久磁石の表面積とギャップ表面積が同一と仮定した場合、パーミアンス係数P(=永久磁石の厚さLm/エアギャップ長gm)により、次の(1)式で求めることができる。(1)式において、Bは永久磁石の残留磁束密度(B-H曲線上のH=0でのBの値)、μ0は真空の比透磁率、μrは永久磁石のリコイル比透磁率である。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
 永久磁石型回転電機10は、固定子20の巻線に電流を流すことによりトルクを発生させるため、出来るだけ多くの電流を流せるように設計することが必要となる。そのため、フェライト磁石32の保磁力iHに対してフェライト磁石32の内部反磁界Hinの占める比率(Hin/iH)が小さくなるように設計することが必要となる。
 次に、パーミアンス係数Pc(=磁石厚さLm/エアギャップ長gm)に対する内部反磁界比率(Hin/iH) について検討する。図4は、パーミアンス係数Pcと永久磁石の保磁力iHに対する内部反磁界Hinの比率との関係を示す図であり、ネオジム磁石及びフェライト磁石での保磁力iHに対する内部反磁界Hinの比率を算出した結果である。
 図4に示すように、ネオジム磁石とフェライト磁石では、同じパーミアンス係数Pc(磁石厚さLm/エアギャップ長gm)であっても、保磁力iHに対する内部反磁界Hinの比率が異なっていることが分かる。永久磁石型回転電機10の設計においては、内部反磁界Hinの比率を10%程度とするのが一般的であるが、この場合、図4に示すように、パーミアンス係数Pcは、ネオジム磁石の場合には5程度、フェライト磁石の場合には10程度が必要となる。
 一方、パーミアンス係数Pcを決定するエアギャップ長gmは、永久磁石型回転電機10の製造方法や大きさによって異なるが、フェライト磁石型回転電機10でもネオジム磁石型回転電機でも、表面磁石型回転電機(SPM回転電機)であれば、通常、0.5~2.0mm程度となる。そのため、例えば、エアギャップ長gm=1mmとした場合、上述のパーミアンス係数Pcを実現するために必要な磁石厚さLmは、ネオジム磁石型回転電機では、約5mmであるのに対し、フェライト磁石型回転電機10では、約10mmとなる。
 なお、ネオジム磁石型回転電機でもフェライト磁石型回転電機10でも、低コスト化のために、磁石使用量ができるだけ少なくなるように設計する。そのため、上記の磁石厚さLmを基準にして、永久磁石型回転電機の最大トルク等(最大電流通電時の磁界)の仕様を考慮した限界設計が行われる。
 実施の形態1の永久磁石型回転電機10は、保磁力が低いフェライト磁石32を使用する回転電機において、エアギャップ長gmに対して磁石厚さLmを厚くしなければならないという特徴に基づくものであり、フェライト磁石32を用いる回転電機に適した構造となっている。
<突起幅とトルク脈動>
 次に、実施の形態1の永久磁石型回転電機10のトルク脈動低減効果について説明する。永久磁石型回転電機10のトルクは、フェライト磁石32により発生する誘起電圧と固定子20の巻線に通電する電流の積に概ね比例する。そのため、誘起電圧と通電電流波形が理想的な正弦波形状であれば、発生トルクは一定値となる。しかしながら、誘起電圧に高調波成分が含まれていると、トルク脈動が発生することとなる。
 特に、3相の永久磁石型回転電機10のトルク脈動は、電源周波数の6i倍(iは整数;6f、12f等)の成分が発生する。6f成分のトルク脈動は、誘起電圧の5次、7次に起因するものであり、12f成分のトルク脈動は、誘起電圧の11次、13次に起因するものである。よって、永久磁石型回転電機10のトルク脈動を低減するためには、誘起電圧の5次、7次、11次、13次の高調波成分をできる限り小さくする必要がある。
 また、誘起電圧は、空隙磁束密度が時間変化することによって発生するものであるため、誘起電圧の高調波成分を小さくするためには、空隙磁束密度の高調波成分を小さくする必要がある。一方、平均トルクについては、誘起電圧の基本波成分つまり空隙磁束密度の基本波成分をできるだけ大きくする必要がある。
 そこで、まず、実施の形態1の永久磁石型回転電機10の回転子30の構造の空隙磁束密度の高調波成分を算出する。{磁石幅/(回転子外径寸法×π/極数)}×π=磁石幅×極数/回転子外径寸法にて算出した磁石ピッチを2αとすると、エアギャップ中央部の周方向に対する空隙磁束密度B(θ)は、次の(2)式により算出することができる。ここで、磁石幅とは、永久磁石の回転方向の幅寸法である。(2)式において、γは高調波次数、gmはエアギャップ長、Lmは磁石の径方向の厚さ、μは永久磁石のリコイル比透磁率、Bは永久磁石の残留磁束密度である。但し、回転子30の半径Rとフェライト磁石32の外周面の曲率半径Rは同一とした。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000002
 図5は、(2)式より求めた実施の形態1の永久磁石型回転電機10における突起幅と空隙磁束密度の高調波成分との関係を示す図である。図5では、突起幅を、磁極ピッチ(=回転子外径寸法×π/極数)を基準とした突起幅ピッチで表している。また、平均トルク及びトルク脈動について検討するため、空隙磁束密度の基本波成分、5次と7次の高調波成分の和、及び、11次と13次の高調波成分の和、に着目することとし、突起無し(突起幅ゼロ)の場合を基準とした。
 図5に示すように、基本波成分は、突起幅ピッチを大きくすると低下する。これは、突起幅ピッチの増加により磁石量が低下するためである。一方、高調波成分は、突起幅ピッチの大きさにより大きく変化する。実施の形態1の永久磁石型回転電機10では、基本波成分の低下を抑えつつ、高調波成分を低減するため、11次と13次の高調波成分を低減することとした。図5に示すように、11次と13次の高調波成分を、突起無しの場合のおよそ1/2以下とするためには、突起幅ピッチを5~11%にすることが必要となる。
<突起幅とトルク>
 上記のように、一般的には、突起を設けると空隙磁束密度の基本波成分が低下してトルク低下を招く。しかし、実施の形態1の永久磁石型回転電機10では、フェライト磁石32の厚さを厚くすることにより、リラクタンストルクを発生させてトルク低下を回避した。以下、この点について説明する。
 永久磁石型回転電機10のトルクTは、磁束量とインダクタンスと電流で決定され、次の(3)式により求めることができる。(3)式において、Tはマグネットトルク、Tはリラクタンストルク、Pは極対数(4極の場合は2)である。マグネットトルクTは、フェライト磁石32の磁束量φとq軸電流iの積で表され、リラクタンストルクTは、d軸インダクタンスLとq軸インダクタンスLの差とd軸電流i、q軸電流iの積で表される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000003
 なお、磁束量φは、永久磁石型回転電機10の直列導体数Nph、空隙磁束密度B、磁極ピッチτ、コア幅L、巻線係数k(永久磁石型回転電機10の極数とスロット数等で決定)、より、次の(4)式及び(5)式により求めることができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000004
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000005
 また、d軸インダクタンスL、q軸インダクタンスLは、夫々、次の(6)式、(7)式によりで近似することができる。(6)式、(7)式において、Nはスロット数、Cは並列回路数、nは巻線の巻数、Sは突起部の周方向の幅、Sは永久磁石の周方向の幅(S << S)、gは永久磁石の周方向中央部でのエアギャップ長、gは突起部でのエアギャップ長、Lは永久磁石の径方向厚さ、μは真空の透磁率である。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000006
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000007
 以上より、実施の形態1の永久磁石型回転電機10のトルクTは、次の(8)式で表される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000008
 図6は、実施の形態1の永久磁石型回転電機10における突起幅ピッチとトルクとの関係を示す図である。図6は、(8)式を用いて実施の形態1の永久磁石型回転電機10の突起幅ピッチに対するトルクを算出した結果である。図6に示すように、実施の形態1の永久磁石型回転電機10では、保磁力の低いフェライト磁石32を用いているので、パミーアンス係数Pc向上のため磁石厚さLmがエアギャプ長gmの10倍以上となっている。これにより、d軸インダクタンスLに比べq軸インダクタンスLが大きくなり、突極性を有する構造となるため、表面磁石型回転電機(SPM回転電機)でありながらリラクタンストルクTが発生する。その結果、図6に示すように、突起幅ピッチを大きくすることによりマグネットトルクTは減少するものの、リラクタンストルクTにより、トータルトルクTの低下を回避することができている。
 図7は、実施の形態1の永久磁石型回転電機10における突起幅ピッチと力率との関係を示す図であり、(6)式及び(7)式を用い、永久磁石型回転電機10の突起幅ピッチに対する力率を算出した結果である。なお、電源容量をできるだけ小さくするためには、力率は大きい(1に近い)方がよい。図7に示すように、力率は、トルクすなわち通電する電流の大きさによって変化するもの、突起幅ピッチが大きくなるにつれ力率は低下する。そのため、力率低下を3%以下とするために、突起幅ピッチは、13%以下にする必要がある。
<磁石厚さとトルク>
 次に、突起高さ及び磁石厚さとトルクとの関係について検討する。図8は、実施の形態1の永久磁石型回転電機10におけるパーミアンス係数とトルクとの関係を示す図であり、(8)式を用い、磁石厚さとトルクとの関係について検討した結果である。図8に示すように、磁石厚さLmが厚くなるに伴ってトルクTが向上しており、磁石厚さLm/エアギャップ長gmが25付近で最大値に収束している。但し、磁石厚さLmを厚くすると磁石使用量が増加するため、磁石コストの増加につながる。そのため、トルクTを向上しつつ、磁石使用量を最小化し、減磁を回避するため、実施の形態1の永久磁石型回転電機10では、磁石厚さLm/エアギャップ長gmを10以上とすることとした。
<磁石厚さと突極比>
 次に、図9を参照して、磁石厚さLmと突極比(L/L)について説明する。図9は、実施の形態1の永久磁石型回転電機10におけるパーミアンス係数と突極比(Lq/Ld)との関係を示す図であり、(6)式及び(7)式を用い、磁石厚さLmとリラクタンストルクTの関係について検討した結果である。図9に示すように、磁石厚さLmの増加に伴い、突極比(L/L)も増加している。図6に示したように、突起幅を増加させることにより、マグネットトルクTは減少するが、トータルトルクTにはあまり変化がない。これは、実施の形態1の永久磁石型回転電機10では、磁石厚さLm/エアギャップ長gm=パーミアンス係数Pcを約10としたことにより、表面磁石型回転電機であっても突極比(L/L)を向上させることでリラクタンストルクTを有効活用できているためである。
<フェライト磁石の曲率半径とトルク脈動>
 次に、フェライト磁石32の外周面の曲率半径Rを変更することによるトルク脈動低減について説明する。(2)式及び図5は、フェライト磁石32の外周面の曲率半径Rが回転子半径Rと同一と仮定した場合の検討結果であったが、実施の形態1の永久磁石型回転電機10では、フェライト磁石32の外周面の曲率半径Rを、回転子半径Rよりも小さくすることにより、更なるトルク脈動低減を図った。
 フェライト磁石32の外周面の曲率半径Rを回転子半径Rよりも小さくした場合の空隙磁束密度Bを、(1)式を拡張した数値シミュレーションにより求めた。図10に、フェライト磁石32の外周面の曲率半径R/回転子半径Rと空隙磁束密度の高調波成分との関係を示す。平均トルクおよびトルク脈動について検討するため、図5の場合と同様、空隙磁束密度の基本波成分(1次成分)、5次と7次の高調波成分の和、11次と13次の高調波成分の和、に着目することとした。なお、空隙磁束密度の高調波成分はR=Rの場合を基準とした。
 図10に示すように、基本波成分及び高調波成分共に、Rを小さくするに伴い低下している。高調波成分は、できるだけ低減した方が良いが、基本波成分は、損失の増加に繋がるためできるだけ低下を抑制することが必要である。そのため、実施の形態1の永久磁石型回転電機10では、フェライト磁石32の外周面の曲率半径Rを回転子半径Rの60%以上として、基本波成分の低下を抑制しつつ、トルク脈動の低減を図った。
実施の形態2.
<磁石端部形状の変更>
 図11は、本発明の実施の形態2に係る永久磁石型回転電機を示す横断面図であり、図12は、実施の形態2の永久磁石型回転電機の回転子の拡大横断面図である。実施の形態2の永久磁石型回転電機210は、極数が4、スロット数が24、相数が3、毎極毎相のスロット数が2の回転電機である。
 実施の形態2の永久磁石型回転電機210では、フェライト磁石232の端部の角部及び突起部234の端部の角部及び根元部を、夫々、角部に丸みをつけたR形状としている。フェライト磁石232の固定子鉄心21側の角部のR形状の曲率半径をR、回転子鉄心231側の角部のR形状の曲率半径及び突起部234の根元部のR形状の曲率半径をR、突起部234の端部の角部のR形状の曲率半径をRとすると、実施の形態2の永久磁石型回転電機210では、R<R<Rとなるようにしている。このようにすることにより、突起部234の強度及びq軸インダクタンスLを確保しつつ、フェライト磁石232端部での漏れ磁束を抑制することが可能となり、高トルク化を実現することができる。
実施の形態3.
<突起部の形態1>
 図13は、本発明の実施の形態3に係る永久磁石型回転電機の回転子を示す拡大横断面図である。実施の形態1の永久磁石型回転電機10は、突起部34を有する回転子鉄心31を電磁鋼板を複数枚積層して形成しているが、実施の形態3の回転子330は、回転子鉄心331と突起部334とを別々に分割して形成した後、一体化している。具体的には、回転子鉄心331は電磁鋼板を複数枚積層して形成し、突起部334は、塊状鉄心により形成している。このような構造とすることにより、小型回転電機等の場合、突起部334の幅寸法が小さく、電磁鋼板の打ち抜きが難しい場合や、強度確保が困難な場合にも突起部334を形成することが可能となる。これにより、小型回転電機等であっても、低トルク脈動化と高トルク化が実現可能となる。
実施の形態4.
<突起部の形態2>
 図14は、本発明の実施の形態4に係る永久磁石型回転電機の回転子を示す拡大横断面図である。実施の形態3の回転子330は、回転子鉄心331を、電磁鋼板を複数枚積層して形成し、突起部334を、塊状鉄心により形成したが、実施の形態4の回転子430は、回転子鉄心431及び突起部434を、塊状鉄心により形成した後、ボルト締結等により一体化している(図示は省略)。このような構造とすることにより、電磁鋼板の打ち抜きが難しい場合等にも、回転子430を形成することが可能となる。
実施の形態5.
<永久磁石形状>
 図15は、本発明の実施の形態5に係る永久磁石型回転電機の回転子を示す拡大横断面図である。実施の形態1~4の回転子30、230、330、430では、回転子鉄心31、231、331、431の外周面及びフェライト磁石32、232、332、432の内周面は、円弧面形状としているが、実施の形態5の回転子530では、回転子鉄心531の外周面及びフェライト磁石532の内周面を平面形状とした。これにより、フェライト磁石532の加工が容易になり、フェライト磁石532の低コスト化を図ることができる。
実施の形態6.
<センサレス駆動>
 通常の永久磁石型回転電機では、回転子の回転位置に基づいて固定子の巻線に電流を通電する必要があるため、光学式エンコーダ等の位置センサが必要である。しかしながら、本発明の永久磁石型回転電機は、突極性を有しているので、回転電機の突極比で回転子の回転位置をセンシングすることが可能である。そのため、実施の形態6では、位置センサを用いずに回転電機を駆動することとした。これにより、回転電機の小型化や信頼性を向上(故障の可能性のある部品の削減)させることができる。
 また、本発明に係る回転電機は、低保磁力のフェライト磁石32、232、332、432を使用しているため、ネオジム磁石を用いた回転電機に比べ磁束密度が低く、磁気飽和し難くなっている。そのため、電流値や回転子31、231、331、431の位置に対する突極比の変動が少なく、センサレスでの位置決め運転が可能である。これにより、この回転電機を搭載した機械装置の高性能化をも実現することができる。
 10,210 永久磁石型回転電機、20 固定子、21 固定子鉄心、22 ティース、23 スロット、30,230,330,430,530 回転子、31,231,331,431,531 回転子鉄心、32,232,532 フェライト磁石、33 シャフト、34,234,334,434 突起部。

Claims (9)

  1.  円筒状の固定子鉄心の内周部に複数個のティース及びスロットが形成され、前記スロット内に巻線が配置されるように前記ティースに巻線が施された固定子と、
     回転子鉄心の外周部に2n個以上(nは1以上の自然数)の放射状の突起部が設けられ、前記突起部間にフェライト磁石が配置され、前記固定子の中空部にエアギャップを介して配置された回転子と、
     を備える永久磁石型回転電機において、
     前記突起部の径方向の高さを、前記フェライト磁石の中央部の厚さよりも低くしたことを特徴とする永久磁石型回転電機。
  2.  前記フェライト磁石の中央部の厚さをLm、前記突起部の径方向の高さをLt、前記フェライト磁石の端部の厚さをLme、とすると、Lm>Lt>Lme、としたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石型回転電機。
  3.  前記突起部の周方向の突起幅を、磁極ピッチ(=π×回転子外径/極数)の5から11%の範囲としたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石型回転電機。
  4.  前記フェライト磁石の中央部の厚さを、前記固定子と回転子との間のエアギャップ長の10倍以上としたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石型回転電機。
  5.  前記フェライト磁石の外周面の曲率半径を、前記回転子の半径の60から100%の範囲としたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石型回転電機。
  6.  前記突起部の端部の角部のR形状の曲率半径をR、前記フェライト磁石の固定子鉄心側の角部のR形状の曲率半径をR、フェライト磁石の回転子鉄心側の角部のR形状の曲率半径をR、とすると、R<R<R、としたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石型回転電機。
  7.  前記回転子鉄心と前記突起部とを別々に形成した後、一体化したことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石型回転電機。
  8.  前記回転子鉄心の外周面及び前記フェライト磁石の内周面を平面形状としたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石型回転電機。
  9.  前記回転子の回転位置を検出する位置センサを用いずに駆動されることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の永久磁石型回転電機。
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