WO2013114692A1 - タイヤ加硫機 - Google Patents

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邦夫 松永
新谷 幸司
義克 日根野
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Abstract

 小型化、軽量化、及び簡素化を可能としながら、歯の噛み合いの際の応力を低減し、歯の損傷を抑制可能なタイヤ加硫機を提供する。上金型が取付けられる上金型取付部材(21)と、上金型に組み付けられる下金型が取付けられる下金型取付部材と、上金型取付部材(21)と下金型取付部材とを支持する支持部材(5)と、上金型と下金型とが互いに組み付けられる高さ方向に複数配列する第1の歯(6a)を有し、支持部材(5)に設けられた固定側ラック(6)と、上金型取付部材(21)に設けられ、固定側ラック(6)の第1の歯(6a)に噛み合う複数の第2の歯(7a)を有する可動側ラック(7)と、可動側ラック(7)の高さ方向に対する傾倒を規制する傾倒規制部(40)とを備えることを特徴とする。

Description

タイヤ加硫機
 本発明は、未加硫のタイヤを金型内で加硫処理するタイヤ加硫機に関するものである。
 本願は、2012年2月3日に、日本に出願された特願2012-022370号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
 タイヤ加硫機は、予め完成品に近い形に成形された生ゴムのタイヤを、上金型と下金型に挟み込むように配置して熱と圧力を加える事により、タイヤを加硫処理して加硫済タイヤとし、完成タイヤの形状に仕上げる装置である。そしてこのタイヤ加硫機においては、加硫処理中の加圧反力によって上金型と下金型との間の間隔が開かないよう、これら上金型及び下金型は、ガイドフレーム又はコラム等に対して固定されている。
 ここで、特許文献1には、上金型の側面に設けられた歯型面を有する可動係止部材と、上金型の側方に配置されたサイドフレームに設けられ、この可動係止部材に対応するように歯型面を有する固定係止部材とを備えたタイヤプレス(タイヤ加硫機)が開示されている。このタイヤプレスにおいては、これら可動係止部材と固定係止部材とが噛合することによって、これら可動係止部材及び固定係止部材で金型締付力を保持することができる。
 このため、タイヤプレスのフレーム全体で金型締付力を保持する必要がなくなり、タイヤプレスの小型化、軽量化及び簡素化を可能としている。
特開昭62-222809号公報
 しかしながら、特許文献1のタイヤ加硫機(タイヤプレス)においては、可動係止部材及び固定係止部材の詳細構造は開示されていないものの、金型締付力による反力である加圧反力が可動係止部材に及ぼされた際には、可動係止部材が高さ方向に延在して設けられていることによって、高さ方向に対して傾倒させるようにモーメントが作用する。このため、可動係止部材及び固定係止部材の歯型面に曲げモーメントに起因する応力が生じ、また、ラックが適正な位置で噛み合わず、歯型面が損傷するおそれがあった。
 本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、小型化、軽量化、及び簡素化を可能としながら、歯の噛み合いの際の応力を低減し、歯の損傷を抑制可能なタイヤ加硫機を提供することを目的とする。
 上記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用している。
 即ち、本発明に係るタイヤ加硫機は、第1の金型が取付けられる第1の金型取付部材と、前記第1の金型に組み付けられる第2の金型が取付けられる第2の金型取付部材と、前記第1の金型取付部材と前記第2の金型取付部材とを支持する支持部材と、前記第1の金型と前記第2の金型とが互いに組み付けられる組付方向に複数配列する第1の歯を有し、前記支持部材に設けられた第1のラックと、前記第1の金型取付部材又は前記第2の金型取付部材に設けられ、前記第1のラックの前記第1の歯に噛み合う複数の第2の歯を有する第2のラックと、前記第2のラックの前記組付方向に対する傾倒を規制する傾倒規制部とを備えることを特徴とする。
 このようなタイヤ加硫機によると、組付方向に力を受けた際には、第1の歯と第2の歯とが噛み合うことで第1の金型取付部材と第2の金型取付部材とを支持する。即ち、タイヤ加硫機のうち第1のラック、第2のラック、支持部材等の一部の部材のみを強度部材として構成することができ、装置全体の小型化、軽量化、及び簡素化が可能となる。
 そして、第2のラックが第1の金型取付部材又は第2の金型取付部材を介して組付方向に力を受けた際には、第2ラックが組付方向に対して傾倒するようなモーメントが発生する。ここで、傾倒規制部が第2のラックを支持して傾倒を規制し、モーメントを低減するように作用する。即ち、第1のラックに対して第2のラックが組付方向に真っ直ぐに立った状態で、第1のラックにおける第1の歯と、第2のラックにおける第2の歯とが噛み合うため、噛み合い状態を安定させることができ、第1の歯及び第2の歯に及ぼされる曲げモーメントの低減が可能である。さらに、このような傾倒規制部によって、第1の歯と第2の歯との間の噛み合いの位置を規制できる。即ち、第1の歯と第2の歯とのうち、一方の歯先と他方の歯元とが接触することを防止できる。また逆に、これら歯先と歯元とが離間し過ぎないようにでき、この点においても第1の歯及び第2の歯に及ぼされる曲げモーメントの低減が可能である。
 また、前記第2のラックが前記第1の金型取付部材又は前記第2の金型取付部材から前記組付方向に受ける力の力点は、前記第2のラックにおいて、前記第1の歯と前記第2の歯とが噛み合う噛合方向の中央部よりも、前記第1のラック寄りの位置に設定されていてもよい。
 組付方向から受ける力の力点を、噛合方向の中央部よりも第1のラック寄りに設定することで、力の作用点となる第1の歯及び第2の歯と、上記力点との間のモーメントアームを短くできるため、曲げモーメントのさらなる低減が可能となる。従って、噛み合いの際の第1の歯及び第2の歯に生じる応力を低減し、損傷の抑制が可能となる。
 さらに、前記傾倒規制部は、前記第2のラックに、前記第1の金型取付部材又は前記第2の金型取付部材から前記組付方向に受ける力が作用する側とは反対側に突出するように設けられ、前記第1の歯と前記第2の歯とが噛み合った状態で、前記第1の歯の歯先に接触する部材を有していてもよい。
 このような第1の歯の歯先に接触する部材によって、第2のラックにモーメントが発生した際に、傾倒規制部が第2のラックを支持して傾倒を規制し、上記モーメントを低減することができる。また、第1の歯及び第2の歯の噛合方向の位置を規制する。従って、第1の歯及び第2の歯に及ぼされる曲げモーメントを低減でき、噛み合いの際の第1の歯及び第2の歯に生じる応力を確実に低減し、損傷の抑制が可能となる。
 また、前記傾倒規制部は、前記第1の歯と前記第2の歯とが噛み合った状態で、前記第1の歯と前記第2の歯とが噛み合う噛合方向に、前記第2の歯とは反対側から前記第2のラックを支持する部材を有していてもよい。
 このような第2の歯とは噛合方向の反対側から、第2のラックを支持する部材によって、第2のラックを支持して傾倒を規制し、第2のラックのモーメントを低減することができる。また、第1の歯及び第2の歯の噛合方向の位置を規制する。従って、噛み合いの際の第1の歯及び第2の歯に生じる応力を確実に低減し、損傷の抑制が可能となる。
 さらに、前記傾倒規制部は、前記第1の歯と前記第2の歯とが噛み合った状態で、前記第1のラックと前記第2のラックとを抱え込む部材を有していてもよい。
 このような第1のラックと第2のラックとを抱え込む部材によって、第2のラックを支持して傾倒を規制し、第2のラックのモーメントを低減できる。また、第1の歯及び第2の歯の噛合方向の位置を規制する。従って、噛み合いの際の第1の歯及び第2の歯に生じる応力を確実に低減し、損傷の抑制が可能となる。
 本発明のタイヤ加硫機によると、小型化、軽量化、及び簡素化を可能としながら、傾倒規制部によって第2ラックの傾倒を規制し、また噛み合い位置を規制し、第1の歯及び第2の歯に及ぼされる曲げモーメントを低減して、噛み合いの際の応力を低減し、損傷の抑制が可能となる。
本発明の第一実施形態に係るタイヤ加硫装置を示す正面図である。 図1のA-A断面を示す図である。 図2のB1-B1断面を示す図である。 図2のB2-B2断面を示す図である。 本発明の第一実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部周辺を拡大して示す図であって、図2のC-C断面を示すものである。 本発明の第一実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部周辺を拡大して示す図であって、図2のD-D断面を示すものである。 本発明の第一実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大して示す図であって、図2の矢視Eを示すものである。 本発明の第一実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大して示す図であって、図2の矢視Eを示すものであって、図7からの一定動作の後の状態を示すものである。 本発明の第一実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大して示す図であって、図2の矢視Eを示すものであって、図8からの一定動作の後の状態を示すものである。 本発明の第一実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部に関し、可動側ラックにおける第2の歯を拡大して示す図である。 本発明の第二実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大した正面図である。 本発明の第二実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大して示す図であって、図11Aの矢視Fを示すものである。 本発明の第三実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大した正面図である。 本発明の第三実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大して示す図であって、図12Aの矢視Gを示すものである。 本発明の第四実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大した正面図である。 本発明の第四実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大して示す図であって、図13Aの矢視Hを示すものである。 本発明の第五実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大して示す図である。 本発明の第六実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大した正面図である。 本発明の第六実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大して示す図であって、図15Aの矢視Iを示すものである。 本発明の第七実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大した正面図である。 本発明の第七実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大して示す図であって、図16Aの矢視Jを示すものである。 本発明の第八実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大した正面図である。 本発明の第八実施形態に係るタイヤ加硫装置の加圧保持部を拡大して示す図であって、図17Aの矢視Kを示すものである。
 以下、本発明に係る第一実施形態のタイヤ加硫装置1について図1から図10を参照して説明する。
 タイヤ加硫装置1は、ひとつ又は複数のタイヤ加硫機(本実施形態では、二つのタイヤ加硫機2A、2B)からなり、タイヤ加硫機2A、2B各々は、未加硫タイヤ32を加硫処理して加硫済タイヤ33とするものである。
 また、図1及び図2に示すように、タイヤ加硫機2A、2Bそれぞれは、未加硫タイヤ32を上下から挟み込む金型23の上下に取り付けられる上金型取付部材(第1の金型取付部材)21及び下金型取付部材(第2の金型取付部材)26と、これら上金型取付部材21及び下金型取付部材26を外側から支持する門型のガイドフレーム(支持部材)5とを備えている。
 さらに、図1、図2、図7、図8、及び図9に示すように、タイヤ加硫機2A、2Bそれぞれは、金型23への加圧力を保持可能とする固定側ラック(第1のラック)6と可動側ラック(第2のラック)7とを有する加圧保持部3と、可動側ラック7の傾倒を規制する傾倒規制部40とを備えている。
 金型23は、未加硫タイヤ32を高さ方向の上下から挟み込んだ状態で加圧するものであり、この金型23は生産するタイヤサイズに応じてサイズが変更される。
 また、この金型23は、未加硫タイヤ32の上方に配置された上金型(第1の金型)4と、下方に配置された下金型(第2の金型)35とを有しており、高さ方向が上金型4と下金型35との組付方向となっている。
 さらに、図1の紙面右側のタイヤ加硫機2Aに示すように、未加硫タイヤ32及び加硫済タイヤ33の上方には、未加硫タイヤ32をタイヤ加硫機2A、2Bに加硫処理前に搬入するローダ31と、加硫済タイヤ33をタイヤ加硫機2A、2Bから加硫処理後に搬出するアンローダ34とが配置され、金型23内への未加硫タイヤ32及び加硫済タイヤ33の搬出入が可能とされている。
 なお、図1の紙面右側のタイヤ加硫機2Aについては、左半分が加硫処理前を、右半分が加硫処理後を示している。さらに、図1の紙面左側のタイヤ加硫機2Bについては、加硫処理中を示しており、また左半分が金型23の高さが低く、生産するタイヤの幅が狭い場合を、右半分が金型23の高さが高く、生産するタイヤの幅が広い場合を示している。
 上金型取付部材21は、下方においては、上プラテン22を介して上金型4を取り付けて保持するとともに、上方においては、ガイドフレーム5の上部に設けられた昇降用シリンダ29に対して出入するシリンダロッド28の下端に接続されている。即ち、この昇降用シリンダ29によって、上金型取付部材21の昇降に合わせて、上金型4も昇降可能とされている。
 さらに、この上金型取付部材21の上側には、昇降用シリンダ29と干渉しない位置に上金型操作装置30が設けられており、この上金型操作装置30の駆動によって上金型4の開閉が可能となっている。
 下金型取付部材26は、上側に加圧シリンダ25、下プラテン24を介して下金型35を取り付けて保持するものであり、また、この下金型取付部材26は、ガイドフレーム5によって外側の両側方から支持されている。
 そして、この下金型35の上面には、薄膜状をなす弾性体であるブラダ27が設けられており、このブラダ27の内部には、例えば、高温高圧蒸気等が導入可能とされており、加硫処理の際には、この高温高圧蒸気がブラダ27を介して未加硫タイヤ32を内側から加圧、加熱して金型23へと押し付けるようにされている。
 ガイドフレーム5は、門型をなし、タイヤ加硫装置1の設置面上に載置されて固定されるものである。また、昇降用シリンダ29を介して上金型取付部材21を上方から支持し、また、下金型取付部材26を介して下金型35を両側方から支持している。
 次に、図1から図10を参照して、加圧保持部3について説明する。
 加圧保持部3は、加硫処理の際に、所定の高さに設定される上金型取付部材21の高さを調整するとともに、上金型取付部材21を所定の高さに固定保持可能とするものである。
 そして、この加圧保持部3は、ガイドフレーム5の側部に設置された固定側ラック6と、上金型取付部材21の上方に設置され、上金型取付部材21に結合された可動側ラック7と、これら固定側ラック6と可動側ラック7とを噛合可能とするブラケット17、シリンダ8、高さ調整部材14及びシリンダ15等とを有している。
 固定側ラック6は、複数の第1の歯6aが高さ方向に一方向に配列されたラックである。また固定側ラック6は、図1及び図6に示すように、ガイドフレーム5の側部内側に突出して設けられたラック固定部36によって上方から支持されている。
 可動側ラック7は、複数の第2の歯7aが高さ方向に一方向に配列されたラックである。また図2から図4に示すように、この可動側ラック7は、複数の第2の歯7aが固定側ラック6における複数の第1の歯6aに対向して設けられている。
 ここで、図10に示すように、可動側ラック7の第2の歯7aの形状は、第1の歯6aと第2の歯7aとが噛み合う噛合方向、即ち水平方向に対して、下面7cが高さ方向上方に向かって傾斜角度αで傾斜している。この傾斜角度αは、30°~55°の範囲で設定されることが好ましい。また図示はしないが、傾斜角度αは0°となる場合、即ち、下面7cが水平方向に平行であってもよい。
 また、第2の歯7aの上面7bは、水平方向に対して高さ方向下方に向かって傾斜角度θで傾斜している。ここで、この傾斜角度θは、固定側ラック6の第1の歯6aとの噛み合いの際の摩擦力を考慮して、噛み合いが解除されない程度に設定される必要がある。また図示はしないが、上面7bは高さ方向上方に向かって傾斜角度θで傾斜していてもよいし、さらに傾斜角度θが0°となる場合、即ち、上面7bが水平方向に平行であってもよい。
 さらに、第2の歯7aの歯先は、上面7bに連続する傾斜面7dと、傾斜面7dと下面7cとを接続する鉛直面7eとを有しており、傾斜面7dは、水平方向から高さ方向下方に向かって傾斜角度βで傾斜している。この傾斜角度βは、30°~55°の範囲で設定されることが好ましい。また、鉛直面7eは高さ方向に平行に形成されており、この鉛直面7eの高さ方向の寸法Lは、例えば、1mm以上に設定されることが好ましい。
 そして、固定側ラック6における第1の歯6aは、第2の歯7aに噛合可能に、第2の歯7aに対応するように、寸法形状は略同一に形成されている。
 ブラケット17は、図5に示すように上金型取付部材21の上部に設けられる部材である。また、図2及び図5に示すように、このブラケット17は上金型取付部材21に対して高さ方向に立設された板部材19と、上金型取付部材21の上面に設置された板部材20と、板部材19、20の両者に接続された板部材18とからなっている。
 また、図5に示すように、シリンダ8は、固定部13(図7参照)にてブラケット17の板部材19に固定されている。可動側ラック7は、図5及び図7に示すように、リンク10、板部材9、結合部材11及びロッド12を介して、シリンダ8と接続されている。
 従って、可動側ラック7は、ブラケット17を介して上金型取付部材21と接続されていることとなる。
 そして、図7から図9に示すように、シリンダ8の駆動による板部材9の上下動作によって、可動側ラック7は、固定側ラック6に対して水平方向に移動可能とされており、固定側ラック6との噛み合い、及び固定側ラック6との噛み合いの解除が可能となっている。
 ここで、固定側ラック6及び可動側ラック7の両者が噛み合った際、上金型取付部材21がガイドフレーム5に対して固定される。一方、固定側ラック6と可動側ラック7の噛み合いが解除された際、ガイドフレーム5に対する上金型取付部材21の固定が解除され、上金型取付部材21は、昇降用シリンダ29の駆動によって上下方向(金型23の高さ方向)に移動可能とされている。
 また、図3及び図4に示すように、固定側ラック6と可動側ラック7は、複数の第1の歯6a及び第2の歯7aが高さ方向に配列されていることから、上金型取付部材21は、固定側ラック6と可動側ラック7が噛み合い可能な範囲において、任意の高さに調整可能となっている。
 高さ調整部材14は、可動側ラック7の下端面7fの下方に配置された板状をなす部材である。
 シリンダ15は、上金型取付部材21に設けられ、高さ調整部材14を下方から支持して、高さ調整部材14を可動側ラック7と共に高さ方向に移動可能とするものである。
 次に、傾倒規制部40について説明する。
 図7から図9に示すように、傾倒規制部40は、可動側ラック7の上端面7gから突出するように設けられた部材であり、可動側ラック7と固定側ラック6とが、高さ方向に真っ直ぐとなって噛み合った状態で、ひとつ又は複数の固定側ラック6の第1の歯6aの歯先(本実施形態では、複数の第1の歯6aのうちの3つの歯の歯先)に接触する部材である。
 このようなタイヤ加硫装置1においては、図1の紙面右側のタイヤ加硫機2Aに示すように、ローダ31によって、未加硫タイヤ32を上金型4と下金型35との間に配置する。そして、昇降用シリンダ29によって、上金型4が下方に移動され、図1の紙面左側のタイヤ加硫機2Bに示すように、未加硫タイヤ32を、上金型4と下金型35との間に挟み込む。
 この状態で、ブラダ27へ高温高圧蒸気等が導入されて、この高温高圧蒸気等がブラダ27を介して未加硫タイヤ32を内側から加圧、加熱して金型23へと押し付ける。このようにして未加硫タイヤ32に加硫処理を施し、加硫済タイヤ33を製造することができる。
 そして、図9に示すように、未加硫タイヤ32の加硫処理中には、ブラダ27によって及ぼされる加圧力によって、金型23が高さ方向に開こうとして、下金型35及び上金型4を通じて下金型取付部材26及び上金型取付部材21に加圧反力Wが作用する。
 この加圧反力Wに対して、加圧保持部3における固定側ラック6と可動側ラック7とが噛合して、可動側ラック7の高さ方向への移動が抑えられ、上金型取付部材21を介して上金型4を所定の高さ方向位置に保持することができる。
 ここで、固定側ラック6と可動側ラック7との噛み合いの際の動作について説明する。
 図7は、固定側ラック6と可動側ラック7が噛み合う前の状態を示しており、上金型取付部材21は、ガイドフレーム5に対して移動可能である。この際、ロッド12はシリンダ8の内部に収容されており、結合部材11及び板部材9は、シリンダ8側に位置している。
 そして、板部材9に設けられた複数のリンク10は、金型23の高さ方向に対して傾斜しており、可動側ラック7は、固定側ラック6から離隔した状態となっている。
 その後、金型23のサイズに応じて上金型取付部材21の位置が決定されると、可動側ラック7は、固定側ラック6と噛み合うように固定側ラック6の方向へ移動され、加硫処理が開始される。
 ここで、図7に示す状態から、可動側ラック7が固定側ラック6と噛み合うように固定側ラック6の方向へ移動された後、固定側ラック6の第1の歯6aと可動側ラック7の第2の歯7aとの先端同士が干渉する場合には、上金型取付部材21の位置を固定したままシリンダ15を駆動して、高さ調整部材14の高さを調整する。
 そして、図8に示すように、可動側ラック7を固定側ラック6から離隔させたまま、高さ調整部材14を上金型取付部材21側へ移動させる。
 その後、図9に示すように、第1の歯6aと第2の歯7aとの先端同士が干渉しない位置関係になった後に、再度、可動側ラック7は、固定側ラック6と噛み合うように固定側ラック6の方向へ移動する。
 板部材9に設けられた複数のリンク10は、金型23の高さ方向に対して垂直になることで、可動側ラック7が固定側ラック6の方向へ移動し、可動側ラック7は固定側ラック6に噛み合い、上金型取付部材21は、ガイドフレーム5に対して固定される。なおこの際、ロッド12は、シリンダ8から突出し、結合部材11と板部材9は、シリンダ8から離隔する。
 加硫処理が開始されると、金型23は、金型23内部に圧力が加えられるため、金型23が開かないように、加圧シリンダ25が金型23を押さえ込む。この際、加圧シリンダ25のストロークによって、可動側ラック7と固定側ラック6の隙間、高さ調整部材14の上下面に生じている隙間が無い状態となる。その結果、金型23からの反力は、上金型取付部材21→高さ調整部材14→可動側ラック7→固定側ラック6→ガイドフレーム5へと伝達される。従って、シリンダ8やシリンダ15を介さずに、加圧反力Wが、可動側ラック7と固定側ラック6との噛合によってガイドフレーム5へ十分に伝達され、加圧力を保持することができ、上金型4を所定の高さ方向位置に保持することができる。
 そして、可動側ラック7と固定側ラック6との噛合の際には、第2の歯7aにおける下面7cの傾斜角度αが水平方向に対して高さ方向上方に傾斜し、好ましくは30°~55°の範囲で傾斜している場合には、ピッチPを変更しない場合には、歯元の厚さ寸法を大きくとることができ、第2の歯7aの強度向上が可能となる。
 さらに、第1の歯6aと噛合する際には、第1の歯6aの上面を第2の歯7aの下面7cがかけ上がり、確実に噛み合わせることが可能となる。
 また、第2の歯7aにおける上面7bの傾斜角度θは、水平方向に対して高さ方向下方に傾斜している場合には、やはりピッチPを変更しない場合には、歯元の厚さ寸法を大きくとることで、強度向上を図ることができ、さらに、加工の容易化も可能となる。
 そして、第2の歯7aにおける傾斜面7dの傾斜角度βによって、第1の歯6aの下面を第2の歯7aの上面7bがかけ下がり、確実に噛み合わせることが可能となる。
 さらに、第2の歯7aに鉛直面7eが形成されていることによって、可動側ラック7が固定側ラック6に噛合する高さ方向位置が、対をなす複数の可動側ラック7同士の間で異ならないようにすることができる。即ち、掛け違いの発生を防止できる。
 また、第1の歯6aについても、第2の歯7aと寸法形状が同一となっているため、上述のように、歯元の厚さ寸法増大による強度向上、加工の容易化を図ることが可能である。
 そして、加硫処理の際には、加圧反力Wが下金型取付部材26、高さ調整部材14を介して可動側ラック7に伝達されるが、可動側ラック7は下端面7f全体で高さ調整部材14に接触して加圧反力Wを受けることとなる。従って、加圧反力Wの力点は、可動側ラック7は下端面7fの水平方向の中央部に位置することとなり、可動側ラック7が、高さ方向に対して傾倒するようなモーメントが生じる。
 より詳細には、図9に示すように、可動側ラック7の下端面7fにおける上記力点に上方に向かって及ぼされる加圧反力Wによって、可動側ラック7が回転方向Rへ回転しようとするモーメントが生じる。
 従って、複数の第2の歯7aのうち高さ方向上部の歯は、第1の歯6aの歯元に近づくように水平方向に移動し、また、高さ方向下部の歯は、第1の歯6aから離間するように水平方向に移動する。即ち、可動側ラック7と固定側ラック6とが規定の位置で噛み合わないこととなる。
 この点、本実施形態では、傾倒規制部40が可動側ラック7の上端面7gに設けられており、加硫処理の際には、可動側ラック7及び固定側ラック6が高さ方向に真っ直ぐとなって噛み合った状態で、固定側ラック6の第1の歯6aの歯先に傾倒規制部40が接触する。従って、可動側ラック7に加圧反力Wによるモーメントが生じたとしても、傾倒規制部40によって可動側ラック7の傾倒を規制し、即ち、モーメントを低減して、可動側ラック7の上部で、第2の歯7aが第1の歯6aの歯元へ近づくように水平方向に移動することを抑制できる。
 さらに、このような傾倒規制部40によって、第1の歯6aと第2の歯7aとの間の噛み合いの位置を規制できる。即ち、第1の歯6aと第2の歯7aとのうち、一方の歯先と他方の歯元とが接触することを防止できる。また逆に、これら歯先と歯元とが離間し過ぎることを規制し、モーメントアームが長くならないようにできる。
 本実施形態のタイヤ加硫装置1によると、未加硫タイヤ32の加硫処理を行なう際には、可動側ラック7の高さ方向に対する傾倒を規制でき、さらに固定側ラック6と可動側ラック7との噛み合いの位置を規制できる。従って、固定側ラック6における第1の歯6a、可動側ラック7における第2の歯7aに及ぼされる曲げモーメントを低減可能となり、この結果、第1の歯6a及び第2の歯7aに生じる応力を低減でき、損傷防止が可能となる。
 次に、本発明の第二実施形態に係るタイヤ加硫装置1Bについて説明する。
 なお、第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
 本実施形態では、傾倒規制部50が、第一実施形態の傾倒規制部40と異なっている。
 図11Aおよび図11Bに示すように、傾倒規制部50は、可動側ラック7の水平方向内側、即ち固定側ラック6とは反対側を向く面の下部において、各々の可動側ラック7を別々に支持する部材である。
 そして、加硫処理が行なわれる際には、シリンダ8によって固定側ラック6と可動側ラック7とが噛み合った際に、この噛み合いに連動して、不図示のアクチュエータが作動する。即ち、図11Bに示すように、上記不図示のアクチュエータによって、傾倒規制部50が退避状態Aから規制状態Bに移動されて、傾倒規制部50が可動側ラック7に水平方向から接触して支持する。逆に、加硫処理が終了した際には、傾倒規制部50が規制状態Bから退避状態Aに移動されて、傾倒規制部50が可動側ラック7から水平方向に離間するようにされている。
 このようなタイヤ加硫装置1Bにおいては、加硫処理の際には第一実施形態の場合と同様に、加圧反力Wが下金型取付部材26、高さ調整部材14を介して可動側ラック7に伝達されるが、可動側ラック7は高さ方向に対して傾倒するようなモーメントが生じる。この際、傾倒規制部50によって可動側ラック7が水平方向から支持され、傾倒を規制する。即ち、モーメントを低減するようにこの傾倒規制部50が作用する。また、傾倒規制部50によって第1の歯6a及び第2の歯7aの水平方向の位置を規制することが可能である。
 本実施形態のタイヤ加硫装置1Bによると、未加硫タイヤ32の加硫処理を行なう際には、傾倒規制部50によって、第一実施形態と同様に、可動側ラック7の高さ方向に対する傾倒を規制できる。また、第1の歯6a及び第2の歯7aの水平方向の位置を規制することができる。従って、第1の歯6a、第2の歯7aに及ぼされる曲げモーメントの低減によって応力低減が可能となり、第1の歯6a、第2の歯7aの損傷を防止できる。
 次に、本発明の第三実施形態に係るタイヤ加硫装置1Cについて説明する。
 なお、第一実施形態及び第二実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
 本実施形態では、傾倒規制部60が、第一実施形態及び第二実施形態の傾倒規制部40、50と異なっている。
 図12Aおよび図12Bに示すように、傾倒規制部60は、対向する可動側ラック7同士の間で、対向する可動側ラック7間を突っ張るように設けられた棒状の部材である。
 そして、加硫処理が行なわれる際には、シリンダ8によって固定側ラック6と可動側ラック7とが噛み合った際に、この噛み合いに連動して、不図示のアクチュエータが作動する。即ち、図12Bに示すように、上記不図示のアクチュエータによって、傾倒規制部60が退避状態Aから規制状態Bに移動されて、傾倒規制部60が対向する可動側ラック7同士の間に配置され、水平方向から可動側ラック7を支持する。逆に、加硫処理が終了した際には、傾倒規制部60が対向する可動側ラック7同士の間から外部へ引き出されるように規制状態Bから退避状態Aに移動されて、傾倒規制部60が可動側ラック7から離間するようにされている。
 このようなタイヤ加硫装置1Cにおいては、加硫処理の際には、第一実施形態、第二実施形態の場合と同様に、可動側ラック7は高さ方向に対して傾倒するようなモーメントが生じる。この際、傾倒規制部60によって可動側ラック7が水平方向から支持され、傾倒を規制する。即ち、モーメントを低減するようにこの傾倒規制部60が作用する。また、傾倒規制部60によって第1の歯6a及び第2の歯7aの水平方向の位置を規制することが可能である。
 本実施形態のタイヤ加硫装置1Cによると、未加硫タイヤ32の加硫処理を行なう際には、傾倒規制部60によって、第一実施形態及び第二実施形態と同様に、可動側ラック7の高さ方向に対する傾倒を規制できる。また、第1の歯6a及び第2の歯7aの水平方向の位置を規制できる。従って、第1の歯6a、第2の歯7aに及ぼされる曲げモーメントの低減によって、応力低減が可能となり、第1の歯6a、第2の歯7aの損傷を防止できる。
 次に、本発明の第四実施形態に係るタイヤ加硫装置1Dについて説明する。
 なお、第一実施形態から第三実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
 本実施形態では、傾倒規制部70が、第一実施形態から第三実施形態の傾倒規制部40、50、60と異なっている。
 図13Aおよび図13Bに示すように、傾倒規制部70は、噛み合う固定側ラック6と可動側ラック7とを互いが離間しないように、外周側から抱え込むようにして支持する部材である。
 そして、加硫処理が行なわれる際には、シリンダ8によって固定側ラック6と可動側ラック7とが噛み合った際に、この噛み合いに連動して、不図示のアクチュエータが作動する。即ち、図13Bに示すように、上記不図示のアクチュエータによって、傾倒規制部70が退避状態Aから規制状態Bに移動されて、傾倒規制部70が水平方向から可動側ラック7に接触して支持する。逆に、加硫処理が終了した際には、傾倒規制部70が可動側ラック7から水平方向に離間するようにされている。
 このようなタイヤ加硫装置1Dにおいては、加硫処理の際には、第一実施形態から第三実施形態の場合と同様に、可動側ラック7は高さ方向に対して傾倒するようなモーメントが生じる。この際、傾倒規制部70によって、噛合した固定側ラック6と可動側ラック7とを抱きかかえることで、固定側ラック6に対して可動側ラック7の傾倒を規制する。ここで、固定側ラック6は、ガイドフレーム5に強固に固定されているため、固定側ラック6とともに可動側ラック7が傾倒してしまうこともなく、即ち、モーメントを低減するようにこの傾倒規制部70が作用する。また、傾倒規制部70によって第1の歯6a及び第2の歯7aの水平方向の位置を規制することが可能である。
 本実施形態のタイヤ加硫装置1Dによると、未加硫タイヤ32の加硫処理を行なう際には、傾倒規制部70によって、第一実施形態から第三実施形態と同様に、可動側ラック7の高さ方向に対する傾倒を規制できる。また、第1の歯6a及び第2の歯7aの水平方向の位置を規制することができる。従って、第1の歯6a、第2の歯7aに及ぼされる曲げモーメントの低減によって、応力低減が可能となり、第1の歯6a、第2の歯7aの損傷を防止できる。
 次に、本発明の第五実施形態に係るタイヤ加硫装置1Eについて説明する。
 なお、第一実施形態から第四実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
 本実施形態では、第一実施形態のタイヤ加硫装置1を基本構成として、可動側ラック87の下端面87fの形状が、第一実施形態と異なっている。
 図14に示すように、可動側ラック87は、その下端面87fが、噛合する固定側ラック6側において下方に突出して形成された下部当り面88を有している。即ち、下端面87fは、階段上に形成されており、下端面87fにおける下部当り面88のみが、高さ調整部材14の上面に接触して加圧反力Wを受けるようにされている。
 さらに、この下部当り面88における水平方向中央部、即ち加圧反力Wの力点が、可動側ラック87の水平方向中央部よりも固定側ラック6寄りの位置となるように、下部当り面88は形成されている。ここで、この力点は、可能な限り固定側ラック6側に寄せるように下部当り面88を形成することが好ましい。
 このようなタイヤ加硫装置1Eにおいては、加硫処理の際には、可動側ラック87が下方から加圧反力Wを受ける。そして、この加圧反力Wは、下端面87fにおける下部当り面88全面に及ぼされる。ここで、下部当り面88における加圧反力Wの力点は、水平方向に固定側ラック6に寄った位置に配置されている。このため、仮に、下部当り面88が形成されずに、可動側ラック87の下端面87fが水平面に平行な平面となっている場合に比べ、加圧反力Wの作用点となる第1の歯6a及び第2の歯87aと、力点との間のモーメントアームを短くすることが可能となる。
 本実施形態のタイヤ加硫装置1Eによると、未加硫タイヤ32の加硫処理を行なう際には、可動側ラック87における下部当り面88によって、上記モーメントアームを短くでき、モーメントの低減が可能となる。従って、噛み合いの際の第1の歯6a及び第2の歯87aに生じる応力を低減し、損傷を抑制することが可能となる。
 なお、本実施形態の可動側ラック87を、第二実施形態から第四実施形態のタイヤ加硫装置1B、1C、1Dへ適用することも可能である。
 次に、本発明の第六実施形態に係るタイヤ加硫装置1Fについて説明する。
 なお、第一実施形態から第五実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
 本実施形態では、第一実施形態のタイヤ加硫装置1を基本構成として、可動側ラック97が加圧反力Wを受ける位置が、第一実施形態と異なっている。
 図15Aおよび図15Bに示すように、可動側ラック97は、噛合する固定側ラック6側において、高さ方向の略中央部で高さ方向に直交する奥行き方向(図15Aおよび図15Bの紙面奥行き方向)を向く両面から突出して設けられた凸部98を有している。
 そして、この凸部98は、高さ調整部材14からの加圧反力Wを、下面98aで受けるように設置されている。具体的には、高さ調整部材14と可動側ラック97との間には間隙が設けられた状態で、凸部98の下面98aと高さ調整部材14との間に、力伝達部材99が設けられている。この力伝達部材99によって、高さ調整部材14からの加圧反力Wが凸部98の下面98aに伝達されることで、加圧反力Wを下面98aで受けている。
 また、この凸部98における下面98aの水平方向中央部、即ち加圧反力Wの力点が、可動側ラック97の水平方向中央部よりも固定側ラック6寄りの位置となるように、凸部98の下面98aは形成されており、この力点は、可能な限り固定側ラック6側に寄せるように凸部98を形成することが好ましい。
 このようなタイヤ加硫装置1Fにおいては、加硫処理の際には、可動側ラック97が下方から加圧反力Wを受ける。そして、この加圧反力Wは、凸部98における下面98a全面に及ぼされる。ここで、下面98aにおける加圧反力Wの力点は、固定側ラック6に、水平方向に寄った位置に配置されている。このため、第五実施形態の下部当り面88と同様に、加圧反力Wの作用点となる第1の歯6a及び第2の歯97aと、力点との間のモーメントアームを短くすることが可能となる。
 本実施形態のタイヤ加硫装置1Fによると、未加硫タイヤ32の加硫処理を行なう際には、可動側ラック97における凸部98によって、上記モーメントアームを短くでき、曲げモーメントの低減が可能となる。従って、噛み合いの際の第1の歯6a及び第2の歯97aに生じる応力を低減し、損傷を抑制することが可能となる。
 なお、凸部98は、加圧反力Wを受けることが可能であればよく、断面形状は四角形状に限定されない。
 また、凸部98は、可動側ラック97の高さ方向の略中央部に設けられているが、これに限定されることなく、タイヤ加硫装置1Fの他の構成部品に影響がない範囲内でいずれの高さ方向位置に設けてもよい。
 さらに、本実施形態の可動側ラック97を、第二実施形態から第四実施形態のタイヤ加硫装置1B、1C、1Dへ適用することも可能である。
 次に、本発明の第七実施形態に係るタイヤ加硫装置1Gについて説明する。
 なお、第一実施形態から第六実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
 本実施形態では、第一実施形態のタイヤ加硫装置1を基本構成として、可動側ラック107が加圧反力Wを受ける位置が、第一実施形態と異なっている。
 図16Aおよび図16Bに示すように、可動側ラック107は、噛合する固定側ラック6側において、下端面107fから高さ方向に向かって可動側ラック107の高さ方向の略中央部まで形成され、内周面が四角柱状をなす凹部108を有している。
 そして、この凹部108は、高さ調整部材14からの加圧反力Wを、凹部108の上底面108aで受ける。即ち、可動側ラック107の内部で加圧反力Wを受けるようにされている。具体的には、高さ調整部材14と可動側ラック107との間には間隙が設けられた状態で、凹部108の上底面108aと高さ調整部材14との間に、力伝達部材109が設けられている。この力伝達部材109によって、高さ調整部材14からの加圧反力Wが凹部108の上底面108aに伝達されることで、加圧反力Wを上底面108aで受けている。
 また、この凹部108における上底面108aの水平方向中央部、即ち加圧反力Wの力点が、可動側ラック107の水平方向中央部よりも固定側ラック6寄りの位置となるように、凹部108の上底面108aは形成されており、この力点は、可能な限り固定側ラック6側に寄せるように凹部108を形成することが好ましい。
 このようなタイヤ加硫装置1Gにおいては、加硫処理の際には、可動側ラック107が下方から加圧反力Wを受ける。そして、この加圧反力Wは、凹部108における上底面108aの全面に及ぼされる。ここで、上底面108aにおける加圧反力Wの力点は、固定側ラック6に、水平方向に寄った位置に配置されている。このため、第五実施形態の下部当り面88と同様に、加圧反力Wの作用点となる第1の歯6a及び第2の歯107aと、力点との間のモーメントアームを短くすることが可能となる。
 本実施形態のタイヤ加硫装置1Gによると、未加硫タイヤ32の加硫処理を行なう際には、可動側ラック107における凹部108によって、上記モーメントアームを短くでき、モーメントの低減が可能となる。従って、噛み合いの際の第1の歯6a及び第2の歯107aに生じる応力を低減し、損傷を抑制することが可能となる。
 なお、凹部108は、加圧反力Wを受けることが可能であればよく、内周面は四角柱状に限定されない。
 また、凹部108は、可動側ラック107の高さ方向の略中央部まで形成されているが、これに限定されることなく、タイヤ加硫装置1Gの他の構成部品に影響がない範囲内、また可動側ラック107の強度が確保できる範囲内で、高さ方向のいずれの位置まで形成してもよい。
 さらに、本実施形態の可動側ラック107を、第二実施形態から第四実施形態のタイヤ加硫装置1B、1C、1Dへ適用することも可能である。
 次に、本発明の第八実施形態に係るタイヤ加硫装置1Hについて説明する。
 なお、第一実施形態から第七実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
 本実施形態では、第一実施形態のタイヤ加硫装置1を基本構成として、可動側ラック117が加圧反力Wを受ける位置が、第一実施形態と異なっている。
 図17Aおよび図17Bに示すように、可動側ラック117は、噛合する固定側ラック6側において、上端面117gに高さ方向に直交する奥行き方向(図17Aの紙面奥行き方向)を向く両面から突出して設けられ、板状をなす上部支持部118を有している。
 そして、この上部支持部118は、高さ調整部材14からの加圧反力Wを、下面118aで受けるように設置されている。具体的には、高さ調整部材14と可動側ラック117との間には間隙が設けられた状態で、上部支持部118の下面118aと高さ調整部材14との間に、力伝達部材119が設けられている。この力伝達部材119によって、高さ調整部材14からの加圧反力Wが上部支持部118の下面118aに伝達されることで、加圧反力Wを下面118aで受けている。
 また、この上部支持部118における下面118aの水平方向中央部、即ち加圧反力Wの力点が、可動側ラック117の水平方向中央部よりも固定側ラック6寄りの位置となるように、上部支持部118は設けられており、この力点は、可能な限り固定側ラック6側に寄せるように上部支持部118を設置することが好ましい。
 このようなタイヤ加硫装置1Hこの加圧反力Wは、上部支持部118における下面118aの全面に及ぼされる。ここで、下面118aにおける加圧反力Wの力点は、固定側ラック6に、水平方向に寄った位置に配置されている。このため、第五実施形態の下部当り面88と同様に、加圧反力Wの作用点となる第1の歯6a及び第2の歯117aと、力点との間のモーメントアームを短くすることが可能となる。
 本実施形態のタイヤ加硫装置1Hによると、未加硫タイヤ32の加硫処理を行なう際には、可動側ラック117における上部支持部118によって、上記モーメントアームを短くでき、曲げモーメントの低減が可能となる。従って、噛み合いの際の第1の歯6a及び第2の歯117aに生じる応力を低減し、損傷を抑制することが可能となる。
 なお、上部支持部118は、加圧反力Wを受けることが可能であればよく、形状は板状に限定されない。
 さらに、本実施形態の可動側ラック117を、第二実施形態から第四実施形態のタイヤ加硫装置1B、1C、1Dへ適用することも可能である。
 以上、本発明の実施形態について詳細を説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、多少の設計変更も可能である。
 例えば、各実施形態における傾倒規制部40、50、60、70を複数併設してもよい。
 また、上述の実施形態では、加圧保持部3におけるリンク10は、可動側ラック7、87、97、107、117に曲げモーメントが作用した際には、これらの傾倒を防ぐように強度を持たせた部材とすることも可能であり、傾倒規制部として用いることができる。
 さらに、上述の実施形態では、可動側ラック7、87、97、107、117は上金型取付部材21に設けられているが、例えば、下金型取付部材26に設けられることで、下金型35が高さ方向に可動するタイヤ加硫装置に適用することも可能である。
 また、上述の実施形態では、可動側ラック7、87、97、107、117は上金型取付部材21の上方に設置されているが、下方、側方等に設置してもよく、設置位置はどこでもよい。そして、上金型取付部材21の上面、下面、側面等に、ブラケット17を介さずに、可動側ラック7、87、97、107、117を直接取り付けてもよい。
 また、固定側ラック6の設置位置についても、上述の実施形態の場合に限定されない。
 小型化、軽量化、及び簡素化を可能としながら、歯の噛み合いの際の応力を低減し、歯の損傷を抑制可能なタイヤ加硫機を提供することができる。
 1  タイヤ加硫装置
 2A  タイヤ加硫機
 2B  タイヤ加硫機
 3  加圧保持部
 4  上金型(第1の金型)
 5  ガイドフレーム(支持部材)
 6  固定側ラック(第1のラック)
 7  可動側ラック(第2のラック)
 6a  第1の歯
 7a  第2の歯
 7b  上面
 7c  下面
 7d  傾斜面
 7e  鉛直面
 7f  下端面
 7g  上端面
 8  シリンダ
 9  板部材
 10  リンク
 11  結合部材
 12  ロッド
 13  固定部
 14  高さ調整部材
 15  シリンダ
 17  ブラケット
 18  板部材
 19  板部材
 20  板部材
 21  上金型取付部材(第1の金型取付部材)
 22  上プラテン
 23  金型
 24  下プラテン
 25  加圧シリンダ
 26  下金型取付部材(第2の金型取付部材)
 27  ブラダ
 28  シリンダロッド
 29  昇降用シリンダ
 30  上金型操作装置
 31  ローダ
 32  未加硫タイヤ
 33  加硫済タイヤ
 34  アンローダ
 35  下金型(第2の金型)
 36  ラック固定部
 40  傾倒規制部
 W  加圧反力
 1B  タイヤ加硫装置
 50  傾倒規制部
 1C  タイヤ加硫装置
 60  傾倒規制部
 1D  タイヤ加硫装置
 70  傾倒規制部
 1E  タイヤ加硫装置
 87  可動側ラック
 87f  下端面
 88  下部当り面
 99  力伝達部材
 1F  タイヤ加硫装置
 97  可動側ラック
 98  凸部
 98a  下面
 1G  タイヤ加硫装置
 107  可動側ラック
 107f  下端面
 108  凹部
 108a  上底面
 109  力伝達部材
 1H  タイヤ加硫装置
 117  可動側ラック
 117g  上端面
 118  上部支持部
 118a  下面

Claims (5)

  1.  第1の金型が取付けられる第1の金型取付部材と、
     前記第1の金型に組み付けられる第2の金型が取付けられる第2の金型取付部材と、
     前記第1の金型取付部材と前記第2の金型取付部材とを支持する支持部材と、
     前記第1の金型と前記第2の金型とが互いに組み付けられる組付方向に複数配列する第1の歯を有し、前記支持部材に設けられた第1のラックと、
     前記第1の金型取付部材又は前記第2の金型取付部材に設けられ、前記第1のラックの前記第1の歯に噛み合う複数の第2の歯を有する第2のラックと、
     前記第2のラックの前記組付方向に対する傾倒を規制する傾倒規制部とを備えることを特徴とするタイヤ加硫機。
  2.  前記第2のラックが前記第1の金型取付部材又は前記第2の金型取付部材から前記組付方向に受ける力の力点は、前記第2のラックにおいて、前記第1の歯と前記第2の歯とが噛み合う噛合方向の中央部よりも、前記第1のラック寄りの位置に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫機。
  3.  前記傾倒規制部は、前記第2のラックに、前記第1の金型取付部材又は前記第2の金型取付部材から前記組付方向に受ける力が作用する側とは反対側に突出するように設けられ、前記第1の歯と前記第2の歯とが噛み合った状態で、前記第1の歯の歯先に接触する部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ加硫機。
  4.  前記傾倒規制部は、前記第1の歯と前記第2の歯とが噛み合った状態で、前記第1の歯と前記第2の歯とが噛み合う噛合方向に、前記第2の歯とは反対側から前記第2のラックを支持する部材を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のタイヤ加硫機。
  5.  前記傾倒規制部は、前記第1の歯と前記第2の歯とが噛み合った状態で、前記第1のラックと前記第2のラックとを抱え込む部材を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のタイヤ加硫機。
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