JP2017124591A - タイヤ加硫装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加硫時の加圧力を均一にしつつ、経済性の高いタイヤ加硫装置を提供する。【解決手段】下金型を保持するベース部材と、上金型を保持するトップビームと、ベース部材から立設しトップビームを支持する一対のサイドプレートと、上金型を下金型に向けて押圧する型締め位置と上金型を下金型から分離して退避させる退避位置との間でトップビームを移動させる移動手段と、を備え、移動手段が、一対のサイドプレートのそれぞれの一端側にトップビームの移動方向に沿って形成された一対のラック歯と、一対のラック歯に噛合してトップビームに回転自在に軸支された一対の第1のピニオンと、第1のピニオンに噛合して第1のピニオンに回転駆動力を伝達する一対の第2のピニオンと、一対の第2のピニオンを回転軸支しトップビームに固定された駆動源から回転駆動力を受ける駆動シャフトと、からなる。【選択図】図3

Description

本発明は、タイヤ加硫装置に関する。
下金型に対して垂直方向に開閉可能な上金型と、同上金型の支持構造物に取付けたガイドローラと、プレス本体の後上部に設けた略水平のローラ用ガイド面と、プレス本体の前上部に同ローラ用ガイド面よりも上方に延長して同ローラ用ガイド面に連通する切欠部を上下中間部の後側に設けたローラ用垂直ガイド溝と、互いに反対の一方向及び他方向に回転可能なクランクギアと、同クランクギアの偏心位置に取付けたクランクピンと前記上金型側の支持構造物とを連結するクランクアームとを備えているタイヤ下流プレスが知られている(特許文献1)。
特開平1−314114号公報
本発明は、加硫時の加圧力を均一にしつつ、構造の簡素化を図り経済性の高いタイヤ加硫装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載のタイヤ加硫装置は、
下金型を保持するベース部材と、
上金型を保持するトップビームと、
前記ベース部材から立設し前記トップビームを支持する一対のサイドプレートと、
前記上金型を前記下金型に向けて押圧する型締め位置と前記上金型を前記下金型から分離して退避させる退避位置との間で前記トップビームを移動させる移動手段と、を備え、
前記移動手段が、前記一対のサイドプレートのそれぞれの一端側に前記トップビームの移動方向に沿って形成された一対のラック歯と、前記一対のラック歯に噛合して前記トップビームに回転自在に軸支された一対の第1のピニオンと、前記第1のピニオンに噛合して前記第1のピニオンに回転駆動力を伝達する一対の第2のピニオンと、前記一対の第2のピニオンを回転軸支し前記トップビームに固定された駆動源から前記回転駆動力を受ける駆動シャフトと、からなる、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のタイヤ加硫装置において、
前記駆動シャフトは、その中間部に前記駆動源とウォームギアを介して噛合するウォームホイール部が形成されている、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のタイヤ加硫装置において、
前記駆動源は、ブレーキ機構付きモータである、
ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、加硫時の加圧力を均一にしつつ、経済性の高いタイヤ加硫装置を提供することができる。
請求項2の発明によれば、本構成を有しない場合に比して、低コストで上金型を左右同調してスムーズに移動させることができる。
請求項3の発明によれば、駆動シャフトを逆回転させる外力に抗することができる。
タイヤ加硫装置1の型閉鎖時の側面図である。 タイヤ加硫装置1の型閉鎖時の正面図である。 移動機構50の部分断面図である。 タイヤ加硫装置1の開閉動作を説明するための側面図である。 タイヤ加硫装置1Aの型開時の要部縦断面図である。 タイヤ加硫装置1Aの加硫動作中に各構成部材に作用する力を説明するための要部縦断面模式図である。 比較例のタイヤ加硫装置100の開閉動作を説明するための側面図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施形態の具体例を説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
尚、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
「第1実施形態」
(1)タイヤ加硫装置の構成
図1は本実施形態に係るタイヤ加硫装置1の型閉鎖時の側面図、図2はタイヤ加硫装置1の型閉鎖時の正面図、図3は移動機構50の部分断面図である。以下、図面を参照しながら、タイヤ加硫装置1の全体構成を説明する。
(1.1)タイヤ加硫装置の全体構成
タイヤ加硫装置1は、グリーンタイヤTを下金型M1及び上金型M2からなるタイヤ加硫用の金型M内に入れて加熱及び加圧することで完成タイヤの形状に仕上げる加硫成形を行う装置である。尚、タイヤ加硫装置1には、加硫されるグリーンタイヤTの内方で、加硫用の加熱加圧媒体が導入されるブラダーB(不図示)と、ブラダーBへ加熱加圧媒体を給排する公知の中心機構(不図示)が備えられている。
タイヤ加硫装置1は、下金型M1を保持するベース部材としてのベースフレーム10と、上金型M2を保持するトップビーム30と、ベースフレーム10の左右両側面から立設しトップビーム30を支持する一対のサイドプレート20と、ベースフレーム10とトップビーム30との間に配置されベースフレーム10とトップビーム30を連結する連結機構60と、下金型M1及び上金型M2間に締め付け力を付与する加圧手段としての加圧シリンダ14と、上金型M2を下金型M1に向けて押圧する型締め位置と上金型M2を下金型M1から分離して退避させる退避位置との間で移動させる移動手段としての移動機構50と、を備えて構成されている。
(1.2)下金型保持部
タイヤ加硫装置1は、基礎上に固定されたベースフレーム10に配置されている。ベースフレーム10の上面側には、下プレート11が配設され、下プレート11の上面には断熱板12及び下プラテン13を介して下金型M1が固定されている。
また、下プレート11の下面にはベースフレーム10との間に、加圧シリンダ14が複数固定されている。
(1.3)上金型保持部
ベースフレーム10の上方には、上金型M2を保持するトップビーム30が設けられている。トップビーム30の下面には、上プレート31が金型厚調整機構40を介して組みつけられ、上プレート31の下面に断熱板32及び上プラテン33を介して上金型M2が固定されている。
金型厚調整機構40は、上プレート31の中央部に設けられた雄ネジ部41及び上プレート31に回転可能に組み込まれたナット42からなる。ナット42が駆動手段(不図示)によって回転されると、ナット42の内周に形成された雌ネジ部が雄ネジ部41に螺合して上下し、取り付けた金型Mの高さに応じて上プレート31と下プレート11の間隔が調整される。
トップビーム30の両側面には、一対のビームシャフト34が設けられ、ビームシャフト34には第1のガイドローラ35が回転可能に支持されている。
また、トップビーム30の後端側の両側面には、一対のガイドアーム36が設けられ、ガイドアーム36の一端には第2のガイドローラ37が回転自在に設けられている。
(1.4)本体部
ベースフレーム10の左右両側面には、一対のサイドプレート20が固定されて立設されている。サイドプレート20には上方が開放された第1の案内溝部21が設けられている。第1の案内溝部21には第1のガイドローラ35が転動自在に嵌挿され、上金型M2を保持するトップビーム30の上下方向の移動を案内する。
サイドプレート20には、トップビーム30に設けられた一対のガイドアーム36を案内する第2の案内溝部22が設けられている。第2の案内溝部22は、略水平方向の溝部22Aと上下方向の溝部22Bと、からなり、第2のガイドローラ37が第2の案内溝部22に嵌挿され、第2のガイドローラ37と第2の案内溝部22の規制により、トップビーム30に支持された上金型M2の型締め位置と退避位置との間での上金型M2の移動を案内する。
(1.5)移動機構
移動機構50は、図3に示すように、ビームシャフト34の一端にブッシュBRを介して回転可能に支持された第1のピニオン51と、サイドプレート20の上端部から第1の案内溝部21に連続して形成され第1のピニオン51が噛合するラック歯52と、第1のピニオン51に噛合して第1のピニオン51に回転駆動力を伝達する一対の第2のピニオン53と、その両端に一対の第2のピニオン53を有し、トップビーム30に固定された駆動源としてのモータMTから回転駆動力を受ける駆動シャフト54と、から構成されている。
駆動シャフト54の中間部には、ウォームホイール55が固定され、モータMTの出力軸に固定されたウォームギア56と噛合してモータMTからの回転駆動力を受けている。また、第2のピニオン53に回転力が作用した場合には、ウォームホイール55とウォームギア56の噛み合いによって、第2のピニオン53に対するブレーキ力を発生させ、駆動シャフト54を逆回転させる外力に抗することができる。モータMTとしては、特に限定されないが、出力軸に制動力を付与することができるブレーキ機構付きモータが好ましい。
第1のピニオン51は、大歯車部51aと小歯車部51bからなり、大歯車部51aが第2のピニオン53と、小歯車部51bがラック歯52とそれぞれ噛み合い、モータMTからの回転駆動が十分に減速された状態で伝達される。
(1.6)案内機構
サイドプレート20の上端側には、上金型M2を保持しながら移動するトップビーム30を案内する一対のレール24が設けられている。レール24には、トップビーム30のビームシャフト34に取り付けられた第1のガイドローラ35が当接して、ラック歯52と噛合する第1のピニオン51の回転移動に伴って転動する。
(1.7)連結装置
トップビーム30の四隅には、4本の連結機構60がタイヤ加硫装置1の上下方向へ沿って配設され、下プラテン13及び上プラテン33を離接可能に連結している。
連結機構60としては、公知の連結装置を用いることができ、例えば、トップビーム30の四隅に上端が固定されたタイロッド61が、下プレート11に設けられた貫通孔を通過して嵌挿され、タイロッド61の下端側に形成された溝部61aにU字形状のロックプレート62が挿入されることにより、切離不能の連結状態となる。また、タイロッド61の溝部61aからロックプレート62が退避すると、切離可能な状態となる。
(1.8)金型
タイヤ加硫装置1の下金型M1及び上金型M2は、従来のタイヤ加硫機における上下金型と同様であり、上下二分割の固定モールド或いは複数のセグメントが拡縮自在に取り付けられた割モールドが用いられる。
下金型M1の中心位置には、金型Mの内部に配設され拡縮可能な略袋状のブラダーBと、ブラダーBを保持し装填された未加硫のグリーンタイヤTを内側から成形・加硫するための加熱加圧媒体を導入する公知の中心機構(不図示)が設けられる。
(2)タイヤ加硫装置の動作
図4は本実施形態に係るタイヤ加硫装置1の開閉動作を説明するための側面図である。
以下、図面を参照しながら、タイヤ加硫装置1のタイヤ加硫時の動作について説明する。
グリーンタイヤTの加硫成型を行うときは、図4のように金型Mが開いた状態で、グリーンタイヤTがタイヤ搬入装置(不図示)により、側方から下金型M1の上方に搬入され、下降して下金型M1上にセットされる。
グリーンタイヤTがセットされ、モータMTの回転が開始されると、第2のピニオン53からラック歯52に噛合する第1のピニオン51が回転駆動され、上金型M2を支持したトップビーム30のビームシャフト34に回転自在に支持された第1のガイドローラ35がサイドプレート20のレール24上を水平方向に転動する。
ビームシャフト34はトップビーム30の両側面で第1のピニオン51を回転自在に支持し、第1のピニオン51はトップビーム30の幅方向に貫通してモータMTから回転駆動される駆動シャフト54の両端に固定された第2のピニオン53から回転駆動される。その結果、トップビーム30はラック歯52と噛合して回転移動する第1のピニオン51とともに左右同調して捩じれることなく移動する(図中L1は第1のピニオン51の移動軌跡、L2は第2のピニオン53の移動軌跡を示す)。
第1のガイドローラ35がレール24上をレール24の水平方向における終端部まで転動すると、第1のガイドローラ35は、サイドプレート20に形成された第1の案内溝部21に到達し、上金型M2はベースフレーム10上に固定された下金型M1の上方に位置する。
その後、第1のガイドローラ35はラック歯52と噛合する第1のピニオン51の回転移動によって、第1の案内溝部21に案内されて下降する。
そして、上金型M2を保持したトップビーム30の下降にともなって、ブラダーBが金型M内にセットされる。
更に、上金型M2が第1のピニオン51の回転移動によって下降し、グリーンタイヤTのビード部が下金型M1及び上金型M2にセットされた時点で、加熱手段により所定の温度に加熱された、所定圧力のシェーピング用ガスが供給され、ブラダーBをトロイダル状に膨張させてグリーンタイヤTの内面に密着させることにより、グリーンタイヤTをシェーピングする。
そして、金型Mが完全に閉じた状態で、タイロッド61の下端部に形成された溝部61aにU字形状のロックプレート62が駆動装置(不図示)により挿入されて、連結状態となる。
引き続き、シェーピング用ガスの供給を停止し、ブラダーB内に高温・高圧の加熱媒体を供給して、グリーンタイヤTを金型Mの内面に押し付けながら加熱成形する。
この高温・高圧の加熱媒体の作用により、下金型M1と上金型M2との間には、金型Mを開こうとする力が働くが、上金型M2は移動機構50のブレーキ力でその位置を保持した状態で、加圧シリンダ14で型締力を発生させてこの力に抗して金型Mを閉状態に保持する。
成形及び加硫が終了すると、先ず、ブラダーB内の加熱加圧媒体が排出され、ロックプレート62が駆動装置によってタイロッド61の溝部61aから退避して、連結解除状態となる。そして、第1のピニオン51の回転移動によって第1のガイドローラ35が第1の案内溝部21に案内されて上金型M2を保持したトップビーム30が上昇し、金型Mの上方が開いた状態となる。
更に、第1のピニオン51を回転移動させると、第1のガイドローラ35は第1の案内溝部21の上方開放部に到達する。
その後、レール24上を水平方向に移動し、完成タイヤの取り出し位置に到達して、加硫済みの完成タイヤがタイヤ搬出装置(不図示)により取り出され、新たに、次に加硫されるグリーンタイヤTの搬入を待つ。
(3)タイヤ加硫装置の作用・効果
本実施形態に係るタイヤ加硫装置1の作用について説明する前に、比較例のタイヤ加硫装置100の問題点について説明する。
(3.1)比較例のタイヤ加硫装置の構成及び動作
図7は、比較例のタイヤ加硫装置100の開閉動作を説明するための側面図である。
タイヤ加硫装置100は、上金型M2を保持したトップビーム300の両側面に設けられた一対のビームシャフト340に対して、サイドリンク510の一端側がブッシュ(不図示)を介して回転可能に軸支されている。サイドリンク510の他端側は、ベースフレーム110に軸支されたクランクギア120のクランク軸130に回転可能に軸支されている。
クランクギア120はピニオンギア140と噛合して、駆動装置(不図示)により回転駆動される。
サイドプレート200の上端側には、上方が開放された第1の案内溝部210が設けられ、第1の案内溝部210にはトップビーム300のビームシャフト340に取り付けられた第1のガイドローラ340aが転動自在に嵌挿され、上金型M2を保持するトップビーム300の上下方向の移動を案内する。
また、サイドプレート200の上端側には一対のレール240が設けられ、第1のガイドローラ340aが当接して転動する。
このように構成されたタイヤ加硫装置100は、駆動装置(不図示)の回転をピニオンギア140を介してクランクギア120に伝達して、クランクギア120を図中矢印方向に回転させる。そのクランクギア120の回転によって、クランク軸130に連接されたサイドリンク510のクランク運動により、サイドリンク510の一端に支持された第1のガイドローラ340aは、レール240上を水平方向に転動して第1の案内溝部210へ移動する。
そして、クランクギア120の更なる回転で第1の案内溝部210内を垂直に下降してサイドリンク510が下死点に位置した状態で型締め状態となる。
係る型締め状態では、サイドリンク510を介して下金型M1が固定されているベースフレーム110と、上金型M2を保持しているトップビーム300を撓ませることにより型締め力を発生させている。そのために、ベースフレーム110及びトップビーム300のサイドリンク510で連結された両端部の型締め力が中央部よりも強くなり、不均衡を生じる虞があった。
更に、金型Mの開閉動作と型締め力の付与をベースフレーム110、トップビーム300、サイドリンク510、クランクギア120等の同一構成要素で行うために、特に、サイドリンク510及びクランクギア120が強度を必要とされ、タイヤ加硫装置100の大型化、大重量化、製造コストの増大を招く虞もあった。
(3.2)本実施形態のタイヤ加硫装置
本実施形態に係るタイヤ加硫装置1は、第1のピニオン51がビームシャフト34に対してブッシュBRを介して回転可能に軸支され、サイドプレート20の上端部から第1の案内溝部21に連続して形成されたラック歯52と噛合している。第1のピニオン51は、モータMTからの駆動力を受ける駆動シャフト54の両端に固定された第2のピニオン53から回転駆動され、ラック歯52に沿って回転移動する。
そして、サイドプレート20の上端側には、一対のレール24が設けられ、トップビーム30のビームシャフト34に取り付けられた第1のガイドローラ35が当接して第1のピニオン51の回転移動に伴って転動する。
係るタイヤ加硫装置1の下金型M1にグリーンタイヤTがセットされ、モータMTの回転が開始されると、第2のピニオン53からラック歯52に噛合する第1のピニオン51が回転駆動され、トップビーム30のビームシャフト34に回転自在に支持された第1のガイドローラ35がサイドプレート20のレール24上を水平方向に転動する。
ビームシャフト34の両端側に回転自在に支持された第1のピニオン51は、トップビーム30の幅方向に貫通してモータMTから回転駆動される駆動シャフト54の両端に固定された第2のピニオン53から回転駆動される。その結果、トップビーム30はラック歯52と噛合して回転移動する第1のピニオン51とともに左右同調して捩じれることなく移動する。
その後、第1のガイドローラ35は第1のピニオン51の回転移動によって、第1の案内溝部21に案内されて下降し、金型Mが完全に閉じた状態で、連結機構60の作用で連結状態となり、加圧シリンダ14で型締力を発生させて金型Mを閉状態に保持する。
このように、本実施形態に係るタイヤ加硫装置1においては、金型Mの開閉が移動機構50の第1のピニオン51の回転移動によって行われるために、サイドリンク、クランクギア等の大型で大重量の構造物を必要とすることなく、タイヤ加硫装置1の小型化、軽量化が容易となり、製造コストの低減が可能になる。
また、型締め後は連結機構60で下プレート11と上プレート31を連結して、下プレート11の下面に配置された加圧手段としての加圧シリンダ14で型締力を発生させるために、金型Mには型締め力が等配分され、加硫精度の向上と安定性が確保される。
「第2実施形態」
(1)タイヤ加硫装置の構成
図5は、本実施形態に係るタイヤ加硫装置1Aの型開時の要部縦断面図である。
タイヤ加硫装置1Aの基本構成は第1実施形態のタイヤ加硫装置1と同様であり、加圧手段としての加圧シリンダを備えていない点で第1実施形態と異なっている。従って、第1実施形態のタイヤ加硫装置1と共通の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略し、タイヤ加硫装置1Aの差異の部分についてのみ説明する。
(1.1)タイヤ加硫装置の全体構成と金型
タイヤ加硫装置1Aは、タイヤの一対のサイドウォール部からビード部にいたる部分を形成する下金型M1及び上金型M2と、タイヤのトレッド部を形成するための複数のセグメントに分割されたトレッドモールドM3とからなる割モールドタイプの金型Mを備えている。
(1.2)連結装置
トレッドモールドM3の外方側には、アウターリング15が配設され、アウターリング15は、セグメント16のテーパ面16aと係合するテーパ面15aを内周に有し、ベースフレーム10に固定されている。
上プレート31の外方側には、ロックリング17がタイロッドR1を介してベースフレーム10と連結されて配置されている。
セグメント16の上方には、セグメント支持プレート18がタイロッドR2を介して下プレート11と連結されて配置されている。
上プレート31は、外周面にフランジ部31aを有し、ロックリング17は内周面に凹部17aが形成されている。そして、型閉鎖時には、上プレート31の外周面に形成されたフランジ部31aが、ロックリング17の内周面に形成された凹部17aと係合するように回転してロック状態とされる。
ベースフレーム10の左右両側面には、トップビーム30を支持する一対のサイドプレート20が立設され、サイドプレート20とトップビーム30とは、上金型M2を下金型M1に向けて押圧する型締め位置と、上金型M2を下金型M1から分離して退避させる退避位置との間で往復移動させる移動機構50により連結されている。
ベースフレーム10の下側には、下金型M1を昇降させるシリンダ70が配置されている。シリンダ70内のシリンダロッド71はベースフレーム10を上下に貫通して下プレート11の下端面に接触しており、シリンダロッド71を昇降させることで、下金型M1を昇降させることができる。
(2)タイヤ加硫装置の動作
図6は加硫時に発生する内圧がタイヤ加硫装置1Aの各構成部材に作用する力を説明するための要部縦断面模式図である。
図面を参照しながら、本実施形態に係るタイヤ加硫装置1Aのタイヤ加硫時の動作について説明する。
グリーンタイヤTの加硫成型を行うときは、金型Mが開いた状態で、グリーンタイヤTがタイヤ搬入装置(不図示)により、側方より下金型M1の上方に搬入され、下降して下金型M1上にセットされる。
グリーンタイヤTがセットされ、モータMTの回転が開始されると、第2のピニオン53からラック歯52に噛合する第1のピニオン51が回転駆動され、トップビーム30のビームシャフト34に回転自在に支持された第1のガイドローラ35がサイドプレート20のレール24上をレール24の終端部まで転動する。
ビームシャフト34の両端側に回転自在に支持された第1のピニオン51は、トップビーム30の幅方向に貫通してモータMTから回転駆動される駆動シャフト54の両端に固定された第2のピニオン53から回転駆動される。その結果、トップビーム30はラック歯52と噛合して回転移動する第1のピニオン51とともに左右同調して捩じれることなく移動する。
第1のガイドローラ35が、サイドプレート20に形成された第1の案内溝部21に到達すると、上金型M2はベースフレーム10上に固定された下金型M1の上方に位置する。
その後、第1のガイドローラ35はラック歯52と噛合する第1のピニオン51の回転移動によって、第1の案内溝部21に案内されて下降する。
そして、トップビーム30に保持された上プレート31の下降とともに、セグメント支持プレート18が押し下げられ、シリンダ70に支持されている下プレート11が、下金型M1及び下プラテン13とともに下降する。
そして、セグメント16のテーパ面16aがアウターリング15のテーパ面15aに押されて、セグメント16が半径方向内側に移動する。
次に、上プレート31のフランジ部31aを回転させ、フランジ部31aがロックリング17の凹部17aとロックのための間隙Gを有して係合しロック状態とされる。上金型M2は、間隙Gに相当する距離だけ、下方(下金型M1側)へ食い込んだ状態となっている(図6中のG寸法参照)。尚、間隙Gは、具体的には3mm〜5mmとされている。
内側に移動したセグメント16は、セグメント16に取り付けられているトレッドモールドM3が環状に一体となってタイヤのトレッドを成形する型を構成すると共に、下金型M1、上金型M2とも一体となり、タイヤを成形する空間を構成する。
そして、上金型M2を保持したトップビーム30の下降にともなって、金型M内にセットされたブラダーBに、加熱手段により所定の温度に加熱された所定圧力のシェーピング用ガスが供給され、ブラダーBをトロイダル状に膨張させてグリーンタイヤTの内面に密着させることにより、グリーンタイヤTを膨張させてシェーピングする。
この高温・高圧の加熱媒体の作用により、下金型M1と上金型M2との間には、その間隔を広げる方向に圧力が作用する(図6中のF1参照)。
下金型M1は、その下面を下プラテン13及び下プレート11で支持されている。又、トレッドモールドM3が取り付けられたセグメント16は下面が下プラテン13に支持され、上面がセグメント支持プレート18に保持されている。そして、セグメント16はテーパ面16aが、ベースフレーム10に固定されたアウターリング15のテーパ面15aと係合しているために、内方への移動しようとする反力で下金型M1へ圧接される。
上金型M2は、上述したタイヤ加硫内圧(P)で、上プラテン33及び上プレート31とともに上方へ移動し、上プレート31のフランジ部31aの上面と、ロックリング17の内周面に形成された凹部17aの上面とが当接した時点で固定される。
この状態で、上金型M2には、タイヤ加硫内圧が作用し続けることになるが、上プレート31のフランジ部31aの上面と、ロックリング17の内周面に形成された凹部17aの上面との当接部で、ロックリング17には、ロックリング17を上方へ押し上げる反力が作用する(図6中のF2参照)。係る反力は、タイロッドR1を介してベースフレーム10を上方へ持ち上げるように作用し、下プレート11に固定されたアウターリング15にも上方へ持ち上げる反力が作用する。
その結果、アウターリング15のテーパ面15aと係合しているセグメント16は内方へ反力を受けて(図6中のF3参照)、トレッドモールドM3が下金型M1、上金型M2と密着する。
成形及び加硫が終了すると、先ず、ブラダーB内の加熱加圧媒体が排出され、上プレート31のフランジ部31aと、ロックリング17の内周面に形成された凹部17aとのロックが解除される。そして、第1のピニオン51の回転移動によって第1のガイドローラ35が第1の案内溝部21に案内されて上金型M2を保持したトップビーム30が上昇し、金型Mの上方が開いた状態となる。
更に、第1のピニオン51を回転移動させると、第1のガイドローラ35は第1の案内溝部21の上方開放部に到達する。
その後、レール24上を水平方向に移動し、完成タイヤの取り出し位置に到達して、加硫済みの完成タイヤがタイヤ搬出装置(不図示)により取り出され、新たに、次に加硫されるグリーンタイヤTの搬入を待つ。
(3)タイヤ加硫装置の作用・効果
本実施形態に係るタイヤ加硫装置1Aにおいては、ブラダーBを介してタイヤの内方に供給された加熱加圧媒体により、下金型M1と上金型M2との間には、その間隔を広げる方向に圧力が作用するが、上金型M2が取り付けられた上プラテン33を保持する上プレート31とベースフレーム10とタイロッドR1で連結されたロックリング17が連結機構を構成している。
そのために、ベースフレーム10と下プレート11との間に従来のタイヤ加硫装置では必要であった高圧高出力の加圧手段としての加圧シリンダ14を必要とせず、ベースフレーム10に作用する加圧の反力が無くなりベースフレーム10を簡素化し低コストとすることができる。
また、下プラテン13及び上プラテン33を離接可能に連結する連結機構として、上端にロックリング17が設けられたタイロッドR1がベースフレーム10に立設されているために、ラック歯52と噛合する第1のピニオン51の回転移動により移動する上金型M2を保持したトップビーム30が簡素化・軽量化され、製作コストの低減を図ることができる。更に、上金型M2の開閉移動がモータMTの回転によって行われ、また、下金型M1と上金型M2の型締めに高圧高出力の加圧シリンダ14を必要とせず、タイヤ加硫装置1Aの電動化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。
上述した第1実施形態におけるタイヤ加硫装置1及び第2実施形態におけるタイヤ加硫装置1Aは、グリーンタイヤTの搬入及び完成タイヤの取り出しや金型Mの交換を行う退避位置と、搬入されたグリーンタイヤTの加硫成形を行う型締め位置との間でトップビーム30を傾けることなく、横移動させるスライドバック式である。
一方、本発明に係るタイヤ加硫装置は、型締め位置と退避位置との間でトップビーム30を移動させる一対の移動手段を備え、移動手段が、一対のサイドプレート20のそれぞれの一端側にトップビーム30の移動方向に沿って形成された一対のラック歯52と、一対のラック歯52に噛合してトップビーム30に回転自在に軸支された一対の第1のピニオン51と、第1のピニオン51に噛合して第1のピニオン51に回転駆動力を伝達する一対の第2のピニオン53と、一対の第2のピニオン53を回転軸支し、トップビームに固定された駆動源としてのモータMTから回転駆動力を受ける駆動シャフト54とから構成されている。
そのために、トップビーム30の移動を規制する第1のガイドローラ35の第1の案内溝部21及び第2のガイドローラ37の第2の案内溝部22の溝形状を適宜変更することで、型締め位置と退避位置との間でトップビーム30を傾きながら移動させるチルトバック式のタイヤ加硫装置とすることもできる。
チルトバック式のタイヤ加硫装置とすることで、タイヤ加硫装置の小型化、軽量化及び製造コストの低減を図りつつ、退避位置においてトップビーム30及びこれに保持された上金型M2を回動させて、グリーンタイヤTの搬入及び完成タイヤの取り出しや金型Mの交換を更に容易に行うことができる。
1、1A、100・・・タイヤ加硫装置
10・・・ベースフレーム
11・・・下プレート
12・・・断熱板
13・・・下プラテン
14・・・加圧シリンダ
15・・・アウターリング
16・・・セグメント
17・・・ロックリング
18・・・セグメント支持プレート
20・・・サイドプレート
21・・・第1の案内溝部
22・・・第2の案内溝部
24・・・レール
30・・・トップビーム
31・・・上プレート
32・・・断熱板
33・・・上プラテン
34・・・ビームシャフト
35・・・第1のガイドローラ
36・・・ガイドアーム
37・・・第2のガイドローラ
40・・・金型厚調整機構
41・・・雄ネジ部
42・・・ナット
50・・・移動機構
51・・・第1のピニオン
52・・・ラック歯
53・・・第2のピニオン
54・・・駆動シャフト
55・・・ウォームホイール
56・・・ウォームギア
60・・・連結機構
61・・・タイロッド
62・・・ロックプレート
M1・・・下金型(サイドモールド)
M2・・・上金型(サイドモールド)
M3・・・トレッドモールド
MT・・・モータ
B・・・ブラダー
T・・・グリーンタイヤ(生タイヤ)

Claims (3)

  1. 下金型を保持するベース部材と、
    上金型を保持するトップビームと、
    前記ベース部材から立設し前記トップビームを支持する一対のサイドプレートと、
    前記上金型を前記下金型に向けて押圧する型締め位置と前記上金型を前記下金型から分離して退避させる退避位置との間で前記トップビームを移動させる移動手段と、を備え、
    前記移動手段が、前記一対のサイドプレートのそれぞれの一端側に前記トップビームの移動方向に沿って形成された一対のラック歯と、前記一対のラック歯に噛合して前記トップビームに回転自在に軸支された一対の第1のピニオンと、前記第1のピニオンに噛合して前記第1のピニオンに回転駆動力を伝達する一対の第2のピニオンと、前記一対の第2のピニオンを回転軸支し前記トップビームに固定された駆動源から前記回転駆動力を受ける駆動シャフトと、からなる、
    ことを特徴とするタイヤ加硫装置。
  2. 前記駆動シャフトは、その中間部に前記駆動源とウォームギアを介して噛合するウォームホイール部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫装置。
  3. 前記駆動源は、ブレーキ機構付きモータである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ加硫装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3511156A1 (en) * 2017-12-21 2019-07-17 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire vulcanizing apparatus
CN117207431A (zh) * 2023-09-08 2023-12-12 广东伊之密精密橡塑装备科技有限公司 中模移动机构和橡胶成型机

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