WO2012133444A1 - 接続端子 - Google Patents

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WO2012133444A1
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    • H01R13/4223Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers

Definitions

  • the connector housing 101 is equipped with a lance 103 in the terminal accommodating hole 102.
  • the lance 103 is provided with a protruding portion 103 b that protrudes toward the center in the terminal receiving hole 102 on the distal end side of a cantilever-like elastic piece 103 a extending along the length direction of the terminal receiving hole 102. .
  • the lance engaging surface 114 is the plate thickness of the upper wall 112a.
  • a simple straight line along For this reason, the only way to increase the engagement strength when the lance engagement surface 114 is pressed against the protrusion 103b is to increase the plate thickness of the upper wall 112a.
  • connection terminal according to (1) wherein the terminal fitting portion has a rectangular tube structure in which a tab of a mating connection terminal can be fitted.
  • the protrusion 32b of the female terminal locking lance 32 has a width of W3 along the terminal width direction as shown in FIG.
  • the central axis C32 of the protrusion 32b is eccentric to the left side in the width direction of the female connection terminal 20 (left side in FIG. 3) with respect to the central axis C31 of the female terminal receiving hole 31. Is formed. Therefore, as shown in FIG. 3, there is a positional deviation of the dimension d2 between the central axis C32 and the central axis C31.

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

 コネクタハウジングのランスの突起部(32b)と角筒状部(22)のランス係合面(23a)との係合により抜け止めされる接続端子(20)において、ランス係合面(23a)は、ランスと対向する角筒状部(22)の上部壁(22a)と該上部壁(22a)の側縁に連なる側壁部(22b)とに跨って開口を形成することで、上部壁(22a)における開口の縁部である第1係合面(231)と、側壁部(22b)における開口の縁部で第1係合面(231)に略直交する第2係合面(232)とを備えた鉤形に形成されている。

Description

接続端子
 本発明は、コネクタハウジングの端子収容孔に収容された際に、該コネクタハウジングに装備されたランスにより抜け止めされる接続端子に関する。
 図11は、コネクタハウジング101に保持される接続端子110の従来例を示したものである。ここに示した接続端子110は、下記特許文献1に開示されたものである。この接続端子110は、コネクタハウジング101の端子収容孔102に収容された状態で保持されている。
 コネクタハウジング101には、端子収容孔102内にランス103が装備されている。このランス103は、端子収容孔102の長さ方向に沿って延びる片持ち梁状の弾性片103aの先端側に、端子収容孔102内中央に向けて突出する突起部103bを設けたものである。
 接続端子110は、金属板のプレス成形により形成された雌端子である。この接続端子110は、相手の接続端子の先端部と嵌合する角筒状の端子嵌合部111と、この端子嵌合部111の後端に連なる角筒状部112と、この角筒状部112の後端に連なる電線圧着部113と、角筒状部112上に形成されたランス係合面114と、を備えている。尚、図11の図面左側を前側、図面右側を後側としている。
 ランス係合面114は、図12にも示すように、ランス103と対向する角筒状部112の上部壁112aと、該上部壁112aの両側縁に連なる両側壁部112b,112cと、に跨って形成される開口115の内の、前縁部115aの一部である。
 ランス係合面114は、開口115に嵌入した突起部103bの先端部に対向する。従来の場合、図12に示すように、ランス103の突起部103bの幅寸法W1は、上部壁112aの幅寸法W2よりも小さく設定されている。このため、開口115の前縁部115の内の幅寸法W1に対応する範囲がランス係合面114として機能する。
 ランス係合面114は、接続端子110が端子収容孔102に装着されている状態で抜け方向の引張荷重が該接続端子110に作用したときに、突起部103bに当接して、抜け止めを果たす。
日本国特開2007-141609号公報
 ところが、特許文献1のように、略平板状の上部壁112aの幅の一部がランス係合面114に設定される従来の接続端子110は、ランス係合面114が上部壁112aの板厚に沿った単純な直線形になる。このため、ランス係合面114が突起部103bに押圧されたときの係合強度を高めるには、上部壁112aの板厚を増大させるしかない。
 言い換えると、コネクタハウジング101における接続端子110の保持力の向上を図るには、接続端子110の重厚化を図るしかない。この場合、重厚化による接続端子のコストアップ等の問題が発生してしまう。
 そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、且つコネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することのできる接続端子を提供することにある。
 本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
 (1)相手の接続端子の先端部と嵌合する端子嵌合部と、この端子嵌合部の後端に連なる角筒状部と、前記角筒状部上に形成され、コネクタハウジングの端子収容孔に挿入された際に、前記端子収容孔内に装備されているランスの突起部との当接により前記端子収容孔からの抜け止めを果たすランス係合面と、を備える接続端子であって、
 前記ランス係合面は、前記ランスと対向する前記角筒状部の上部壁と該上部壁の側縁に連なる側壁部とに跨る開口によって形成され、前記上部壁における開口の縁部である第1係合面と、前記側壁部における開口の縁部で前記第1係合面の端から前記上部壁と略直交する方向に延在する第2係合面とを備えた鉤形の係合面である接続端子。
 (2)前記端子嵌合部は、相手接続端子のタブが嵌合可能な角筒構造である上記(1)に記載の接続端子。
 (3)前記端子嵌合部は、相手接続端子の角筒構造の端子嵌合部に嵌合可能なタブである上記(1)に記載の接続端子。
 上記(1)の構成によれば、ランス係合面が角筒状部の上部壁における開口の縁部である第1係合面と、側壁部における開口の縁部で第1係合面の端から上部壁と略直交する方向に延在する第2係合面と、を備えた鉤形になっている。
 このような鉤形のランス係合面を備えた接続端子は、上部壁における開口の縁部の一部だけを使用する直線形のランス係合面を有した従来の接続端子と比較すると、ランスの突起部との間の接触面積が増大するだけでなく、鉤形構造により機械的強度も向上するため、接続端子の板厚の増大を図らずとも、ランスとの係合時における係合強度を高めることができる。
 従って、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、コネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することができる。
 上記(2)の構成によれば、当該接続端子は、端子嵌合部に相手接続端子のタブが嵌合する雌端子であり、雌端子において、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、コネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することができる。
 上記(3)の構成によれば、当該接続端子は、端子嵌合部がタブである雄端子であり、雄端子において、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、コネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することができる。
 本発明による接続端子によれば、ランス係合面が鉤形になっており、直線形のランス係合面を有した従来の接続端子と比較すると、ランスの突起部との間の接触面積が増大するだけでなく、鉤形構造により機械的強度も向上するため、接続端子の板厚の増大を図らずとも、ランスとの係合時における係合強度を高めることができる。
 従って、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、且つコネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することができる。
図1は、本発明に係る接続端子を収容したコネクタの一実施形態の縦断面図である。 図2は、図1に示した雌型のコネクタハウジング内における接続端子の保持構造を示す拡大図である。 図3は、図2のC矢視図である。 図4は、図1に示した雄タブ端子の斜視図である。 図5は、図4のD矢視図である。 図6は、図4に示した雄タブ端子の側断面図(図5のE方向から矢視した断面図)である。 図7は、図1に示した雌型接続端子の斜視図である。 図8は、図7のF矢視図である。 図9は、図7に示した雌型接続端子の側断面図(図8のG方向から矢視した断面図)である。 図10は、図2のH-H断面図である。 図11は、従来の接続端子のコネクタハウジングに保持された状態を説明する部分断面図である。 図11のA-A断面図である。
 以下、本発明に係るコネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
 図1~図10は、本発明に係る接続端子である雄タブ端子及び雌型接続端子の一実施形態を示したものである。
 図1は本発明に係る接続端子を収容したコネクタの一実施形態の縦断面図、図2は図1に示した雌型のコネクタハウジング内における接続端子の保持構造を示す拡大図、図3は図2のC矢視図、図4は図1に示した雄タブ端子の斜視図、図5は図4のD矢視図、図6は図4に示した雄タブ端子の側断面図(図5のE方向から矢視した断面図)、図7は図1に示した雌型接続端子の斜視図、図8は図7のF矢視図、図9は図7に示した雌型接続端子の側面図(図8のG方向から矢視した断面図)、図10は図2のH-H断面図である。
 図1に示したコネクタ1は、雄タブ端子10と、雌型接続端子20と、雌型接続端子20を収容保持する第1ハウジングとしての雌型ハウジング30と、雄タブ端子10を収容保持して第1ハウジングに嵌合接続される第2ハウジングとしての雄型ハウジング40と、を備えている。
 雄タブ端子10は、金属板のプレス成形品で、図4~図6に示すように、先端(図6では、左端)に形成された棒状のタブ11と、タブ11の後端に連なる角筒構造の角筒状部12と、該角筒状部12の後端に連なる電線圧着部14と、を備える。尚、図6の図面左側を前側、図面右側を後側としている。
 タブ11の先端部には、後述する雌型接続端子20への嵌合を容易にするための面取り15が施されている。
 角筒状部12の上部壁12a側には、後述の雄端子係止ランス42の突起部42bが係合する第2ランス係合部としてのランス係合孔16が形成されている。
 このランス係合孔16は、略四角形の開口であり、図5に示す雄タブ端子10の中心軸C10に対して対称に形成されておらず、幅方向に偏心した状態で形成されている(図4参照。)。また、本実施形態の場合、ランス係合孔16は、後述の雄端子係止ランス42の突起部42bが角筒状部12の片側の側壁部12bにも係合可能なように形成されている。すなわち、ランス係合孔16は、後述の雄端子係止ランス42と対向する角筒状部12の上部壁12aと、該上部壁の側縁に連なる側壁部12bと、に跨る開口(切り欠き)によって形成されている。
 このランス係合孔16の先端側の縁部が、雄端子係止ランス42の突起部42bとの当接により抜け止めを実現するランス係合面16aとなる。
 本実施形態のランス係合面16aは、図4及び図6に示すように、上部壁12aにおける開口の縁部である第1係合面161と、側壁部12bにおける開口の縁部で第1係合面161の端から上部壁12aと略直交する方向に延在する第2係合面162とを備えた鉤形(L字形)の係合面である。
 電線圧着部14は、電線の導体に圧着される導体加締め片17と、電線の被覆部に加締め付けられる被覆加締め片18とを備えている。
 ところで、雌型接続端子20は、金属板のプレス成形品で、図7~図9に示すように、先端(図9では左端)に形成された角筒状の端子嵌合部21と、端子嵌合部21の後端に連なる角筒構造の角筒状部22と、角筒状部22の後端に連なる電線圧着部24と、を備える。尚、図9の図面左側を前側、図面右側を後側としている。
 本実施形態の場合、角筒状部22は、端子嵌合部21の後端側を延長した角筒構造である。角筒状部22の上部壁22a側には、後述の雌端子係止ランス32の突起部32bが係合するランス係合部としてのランス係合孔23が形成されている。
 端子嵌合部21は、雄タブ端子10の先端のタブ11が嵌合可能な角筒構造で、タブ11が嵌合接続される。端子嵌合部21の内部には、図9に示すように、挿入されたタブ11を上面21a側に押圧してタブ11との導通接続を実現する押圧バネ片26が、設けられている。
 ランス係合孔23は、後述の雌型ハウジング30における雌端子係止ランス32の突起部32bが係合するランス係合部である。このランス係合孔23は、略四角形の開口であり、図8に示す雌型接続端子20の中心軸C20に対して対称に形成されておらず、幅方向に偏心した状態で形成されている。また、本実施形態の場合、ランス係合孔23は、後述の雌端子係止ランス32の突起部32bが角筒状部22の片側の側壁部22bにも係合可能なように形成されている。すなわち、ランス係合孔23は、後述の雌端子係止ランス32と対向する角筒状部12の上部壁22aと該上部壁の側縁に連なる側壁部22bとに跨る開口(切り欠き)によって形成されている。
 このランス係合孔23の先端側の縁部が、雌端子係止ランス32の突起部32bとの当接により抜け止めを実現するランス係合面23aとなる。
 本実施形態のランス係合面23aは、図7及び図10に示すように、上部壁22aにおける開口の縁部である第1係合面231と、側壁部22bにおける開口の縁部で第1係合面231の端から上部壁22aと略直交する方向に延在する第2係合面232とを備えた鉤形(L字形)の係合面である。
 電線圧着部24は、電線の導体に圧着される導体加締め片27と、電線の被覆部に加締め付けられる被覆加締め片28とを備えている。
 雌型ハウジング30は、プラスチック材料による射出成型品であり、図1~図3に示すように、雌端子収容孔31と、雌端子係止ランス32と、タブ挿通口33と、テーパ状の誘い込み面34と、を備えている。
 雌端子収容孔31は、雌型接続端子20を収容する孔である。この雌端子収容孔31は、雌型ハウジング30の後端面(基端面)30aに開口していて、ハウジング後端から雌型接続端子20が挿入される。
 雌端子係止ランス32は、図2に示すように、雌端子収容孔31内に設けられており、雌端子収容孔31の長手方向に沿って延在する弾性片32aと、この弾性片32aから雌端子収容孔31中央に向かって突出する突起部32bとを備えている。この雌端子係止ランス32は、雌型接続端子20のランス係合面23aと突起部32bとの当接により、雌型接続端子20の抜けを防止する。
 タブ挿通口33は、雌端子収容孔31に保持された雌型接続端子20の端子嵌合部21へタブ11を挿通するためにハウジング先端に貫通形成された横断面形状が四角形の孔である。タブ挿通口33は、雌端子収容孔31に連通している。
 テーパ状の誘い込み面34は、タブ11の先端が当接した場合に、当接したタブ11をタブ挿通口33の中心に向かって誘導するテーパ面である。このテーパ状の誘い込み面34は、図3に示すように、タブ挿通口33の開口縁の4辺に対応した4つの誘い込み面34a,34b,34c,34dから構成されている。誘い込み面34aは、タブ挿通口33の開口縁の上辺に連なるテーパ面である。誘い込み面34bは、タブ挿通口33の開口縁の下辺に連なるテーパ面である。誘い込み面34cは、タブ挿通口33の開口縁の左辺(図3において左側に位置する辺)に連なるテーパ面である。誘い込み面34dは、タブ挿通口33の開口縁の右辺(図3において右側に位置する辺)に連なるテーパ面である。
 本実施形態の場合、雌端子係止ランス32の突起部32bは、図3に示すように、端子幅方向に沿って、W3の幅を有している。そして、突起部32b(雌端子係止ランス32)の中心軸C32は、雌端子収容孔31の中心軸C31に対して、雌型接続端子20の幅方向左側(図3で左側)に偏心して形成されている。従って、中心軸C32と中心軸C31との間には、図3に示すように、寸法d2の位置ずれが発生している。
 本実施形態における雌型接続端子20の場合、雌端子係止ランス32の突起部32bが係合するランス係合孔23は、中心軸C31に対する中心軸C32の偏心量d2に対応して、図8に示した当該雌型接続端子20の中心軸C20から端子幅方向に偏心して設けられている。
 ところで、雄型ハウジング40は、図1に示すように、雄タブ端子10を収容する雄端子収容孔41と、雄端子収容孔41に臨んで設けられた雄端子係止ランス42と、を備えている。
 雄端子係止ランス42は、雄端子収容孔41の長さ方向に沿って延出した弾性片42aと、この弾性片42aから雄端子収容孔41に向かって突出した突起部42bと、を備えている。雄端子係止ランス42は、突起部42bを雄タブ端子10のランス係合面16aに係合させることにより、雄タブ端子10の抜けを防止する。
 本実施形態の場合、図示はしていないが雌型ハウジング30における雌端子係止ランス32の場合と同様に、雄端子係止ランス42が、雄端子収容孔41の中心軸に対して、雄タブ端子10の幅方向に偏心して形成されている。
 本実施形態における雄タブ端子10の場合、前述したように、雄端子係止ランス42が係合する第2ランス係合部であるランス係合孔16が、当該雄タブ端子10の中心軸から端子幅方向に偏心して設けられる。このランス係合孔16の偏心量は、前述した雄端子収容孔41に対する雄端子係止ランス42の偏心量d2に対応している。
 以上に説明した雄タブ端子10や雌型接続端子20では、ランス係合面16a,23aが角筒状部12,22の上部壁12a,22aにおける開口の縁部である第1係合面161,231と、側壁部12b,22bにおける開口の縁部で第1係合面161,231の端から上部壁12a,22aと略直交する方向に延在する第2係合面162,232と、を備えた鉤形になっている。
 このような鉤形のランス係合面16a,23aを備えた接続端子10,20は、上部壁における開口の縁部の一部だけを使用する直線形のランス係合面(図12参照)を有した従来の接続端子と比較すると、ランス32,42の突起部32b,42bとの間の接触面積が増大するだけでなく、鉤形構造により機械的強度(座屈強度)も向上する。このため、接続端子の板厚の増大を図らずとも、ランス32,42との係合時における係合強度を高めることができる。
 従って、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジング30,40のランス32,42と接続端子10,20との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、且つ、コネクタハウジング30,40における接続端子10,20の保持力の向上を安価に実現することができる。
 また、上記実施形態では、鉤形のランス係合面を有する接続端子として、雌端子である雌型接続端子20と、雄端子である雄タブ端子10とを示している。言い換えれば、ランス係合面を鉤形としてコネクタハウジングにおける保持力を向上させるという効力は、接続端子の雌雄に関係なく得ることができる。したがって、接続端子が雌雄に拘わらずに、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、且つ、コネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することができる。
 なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
 例えば、ランス係合面において、コネクタハウジング側のランスの突起部に当接する第2係合面の面積を更に増加させて、コネクタハウジングにおける保持力の更なる向上を図ることもできる。
 本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
 本出願は、2011年3月30日出願の日本特許出願(特願2011-075926)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
 本発明による接続端子によれば、ランス係合面が鉤形になっている。直線形のランス係合面を有した従来の接続端子と比較すると、ランスの突起部との間の接触面積が増大するだけでなく、鉤形構造により機械的強度も向上する。このため、本発明による接続端子は、接続端子の板厚の増大を図らずとも、ランスとの係合時における係合強度を高めることができ、有用である。
 1 コネクタ
 10 雄タブ端子(接続端子)
 11 タブ
 16 ランス係合孔(第2ランス係合部)
 16a ランス係合面
 20 雌型接続端子(接続端子)
 21 端子嵌合部
 23 ランス係合孔(ランス係合部)
 23a ランス係合面
 30 雌型ハウジング(第1ハウジング)
 31 雌端子収容孔
 32 雌端子係止ランス
 32b 突起部
 40 雄型ハウジング(第2ハウジング)
 41 雄端子収容孔
 42 雄端子係止ランス
 42b 突起部
 161 第1係合面
 162 第2係合面
 231 第1係合面
 232 第2係合面

Claims (3)

  1.  相手の接続端子の先端部と嵌合する端子嵌合部と、この端子嵌合部の後端に連なる角筒状部と、前記角筒状部上に形成され、コネクタハウジングの端子収容孔に挿入された際に、前記端子収容孔内に装備されているランスの突起部との当接により前記端子収容孔からの抜け止めを果たすランス係合面と、を備える接続端子であって、
     前記ランス係合面は、前記ランスと対向する前記角筒状部の上部壁と該上部壁の側縁に連なる側壁部とに跨る開口によって形成され、前記上部壁における開口の縁部である第1係合面と、前記側壁部における開口の縁部で前記第1係合面の端から前記上部壁と略直交する方向に延在する第2係合面とを備えた鉤形の係合面である接続端子。
  2.  前記端子嵌合部は、相手接続端子のタブが嵌合可能な角筒構造である請求項1に記載の接続端子。
  3.  前記端子嵌合部は、相手接続端子の角筒構造の端子嵌合部に嵌合可能なタブである請求項1に記載の接続端子。
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