JP5129792B2 - 電気コネクタ組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブルが結線される端子を備えたケーブル側コネクタと、該ケーブル側コネクタが嵌合されるレセプタクルコネクタとを有する電気コネクタ組立体に関する。
かかる電気コネクタ組立体としては、例えば、特許文献1に開示されているものが知られている。この特許文献1では、ケーブル側コネクタはケーブルを圧着結線した端子がケーブル延出方向と逆となる前方に向けてハウジング端子収容部に挿着されており、該端子には舌片状のランスが設けられている。該ランスは弾性撓み変位可能であって、端子が端子収容部へ挿着される過程で、該ランスがハウジングに圧せられて撓むことにより、端子は所定位置への挿着が実行できる。所定位置へ端子が挿着されると、ランスはハウジングの切欠部に位置して弾性撓みから解放されて自由状態に戻って、上記切欠部の縁部に係止する。かくして、端子は、端子のケーブルに引張力が作用しても、抜けが防止される。
このようなケーブル側コネクタは前方に向けて相手コネクタへ嵌合される。両コネクタは互いの係止し合う突起と係止腕とで外れが防止される。
上記ケーブル側コネクタのランスは、ハウジングの切欠部の空間内にあって、該ケーブル側コネクタが相手コネクタに嵌合されても、そのまま自由状態にあり、上記縁部との係止量は変わらない。すなわち、ランスの係止量はコネクタの嵌合前後で同じである。
上記特許文献1のケーブル側コネクタはケーブルの延出方向とは逆方向、すなわち平行な方向で前方に向けて相手コネクタに嵌合されることとしているが、特許文献2は、ケーブル側コネクタがケーブルの延出方向とは直角な方向で相手コネクタに嵌合されるコネクタ組立体を開示している。この特許文献2の場合も、端子に設けられたランスのハウジングとの係止量は、コネクタの嵌合前後で変わることなく同じである。
特開2000−123912 特開2007−149615
端子の抜け防止を確実なものとするには、コネクタの使用時にケーブルに大きな引張力が作用してもランスが外れることのないように、ハウジングに対するランスの係止量が十分に大きいことが好ましい。
しかし、特許文献1そして特許文献2のケーブル側コネクタにあっては、ランスの係止量は、コネクタの嵌合前後に係りなく、常に同じである。したがって、コネクタの使用時、すなわち相手コネクタとのコネクタ嵌合後の上記ランスの係止量を大きいものとするには、当初から、すなわち端子がケーブル側コネクタのハウジングへ挿着された後であって該ケーブル側コネクタが相手コネクタへコネクタ嵌合される前において、すでに係止量が大きくなっていなければならない。そのためには、端子がケーブル側コネクタのハウジングの端子収容部へ挿着される過程で、ランスはハウジングに圧せられて大きく弾性撓み変位しなくてはならないことを意味する。この弾性撓み変位を大きくすると、ランスには過度な応力が生じてランスの塑性変形あるいは破損という事態になりかねない。また、特許文献1そして特許文献2では、ランスは金属板で作られている端子に設けられている関係で、その板厚が端子の他部と同じで、多くの場合、薄く作られていて、さほど高強度にはできていない。
本発明は、このような事情に鑑み、ケーブル側コネクタの端子に設けられたランスの係止量が端子のハウジングへの挿着状態ではあまり大きくなく挿着が容易で、相手コネクタたるレセプタクルコネクタとの嵌合後に、上記係止量を増大させて係止を確実とする電気コネクタ組立体を提供することを課題とする。
本発明に係る電気コネクタ組立体は、ケーブルの前端が結線される端子を備えたケーブル側コネクタと、該ケーブル側コネクタが嵌合されるレセプタクルコネクタとを有し、ケーブル側コネクタのハウジングは端子を前方に向け挿着するための端子収容部が形成されていると共に挿着後の端子の後方への移動を阻止するランスが設けられており、該ランスは可撓腕状に形成されて端子に対する係止を有していると共に端子収容部への端子の挿着過程で該端子により圧せられて端子挿入方向に対して直角な方向で弾性撓み変位して端子の挿入を許容する。
かかる電気コネクタ組立体において、本発明では、ケーブル側コネクタとレセプタクルコネクタは、ランスの弾性撓み変位方向で嵌合されるようになっており、ハウジングは、上記端子挿入方向でのランスよりも前方位置にて該ランスの弾性変位撓み方向に貫通し端子収容部と連通する係止孔が外壁に形成されており、ランスはケーブル側コネクタのハウジングの外壁に設けられていて、上記端子挿入方向での上記ランスの前端面が上記係止面をなし、該係止面が上記係止孔の後縁を形成しており、端子は、コネクタ嵌合方向で前方に延びる係止片を有し、該係止片は、その一部が上記係止孔内に進入して上記ランスの係止面と係止可能に位置しており、上記ランスは、コネクタ嵌合状態でレセプタクルコネクタの対応部で圧せられるように位置しており、該ランスと対応部は、両コネクタの正規の嵌合位置にて、互いに押圧し合い、ランスが対応部からの押圧力によって弾性撓み変位して端子の係止片に対する係止の係止量がコネクタ嵌合前に比し増大するようになっており、両コネクタは、上記ランスの係止位置を維持する位置維持手段を有しており、上記位置維持手段は、両コネクタの一方のコネクタに設けられた係止突部と他方のコネクタに設けられて該係止突部に係止する係止爪部を備える係止部とで形成されていることを特徴としている。
このような構成の本発明にあっては、ランスは次のように組み込まれそして機能する。
<コネクタ嵌合前>
ケーブルが結線された端子のケーブル側コネクタへの挿着は、レセプタクルコネクタとの嵌合前に行われる。上記端子はケーブル側コネクタのハウジングに形成された端子収容部へ挿着される。該ハウジングにはランスが形成されていて、上記端子はその挿着過程で、ランスを圧して該ランスに弾性撓み変位を生じさせて所定の挿着位置までの挿入が可能となる。所定の挿着位置では、ランスは自由状態に戻り、端子に係止して該端子の抜けを防止する。この端子の挿着の際には、上記ランスの弾性撓み変位の量はさほど大きくなくてよい。未だ、コネクタ嵌合前、すなわちコネクタ使用前なので、ケーブル側コネクタ単体として、多少の外力がケーブルに作用しても端子が抜けない程度のいわゆる仮止めの状態が維持されていれば十分である。
<コネクタ嵌合完了時>
コネクタ同士の嵌合は、ランスの弾性撓み変位方向で、すなわち、ランスが延びる方向に対して直角方向でなされる。したがって、ランスは、コネクタの嵌合時に、相手コネクタたるレセプタクルコネクタの対応部と摩擦を伴うことなく該対応部から押圧力を受ける。嵌合位置でランスが所定量だけ弾性撓みして端子との係止量を増すと、位置維持手段としての係止突部と係止爪部とが係止し合って、コネクタの外れが防止されて、増大した上記係止量がそのままで維持される。
このような、本発明の電気コネクタ組立体では、ケーブル側コネクタハウジングに形成されたランスは、ハウジングへの端子の挿着時には、両コネクタの嵌合前なので、端子はランスによって仮保持される程度の小さい係止量を確保するだけでよく、端子に圧せられた際のランスの変位量は小さくてすみ、したがって、端子の挿着は容易になされる。しかし、両コネクタの嵌合後は、ランスはレセプタクルコネクタの対応部で押圧されて弾性撓みを生じ、上記係止量が増大し、そのまま維持されるようになる。ランスは、ケーブル側コネクタのハウジングに形成されるので、端子に形成される場合とは異なり、幅、厚み等の寸法を自由に設定でき、ランスの係止面積、強度が十分に確保できる。
本発明では、ランスと対応部は、いずれか一方が突部を有し、他方が該突部を押圧する、例えば、平坦な押圧面を形成しているようにすることができる。
本発明は、以上のように、端子の抜けを防止するランスをケーブル側コネクタのハウジングに設け、相手コネクタたるレセプタクルコネクタと嵌合したときに、上記ランスの端子に対する係止量を増大させることができるので、ランスの係止能力を高め、また、ランスの大きさを自由に設定できるので、その強度も向上させることができる。さらには、コネクタ嵌合前、すなわち、ケーブル側コネクタへの端子の挿着状態では、ランスの端子に対する係止量を小さく設定できるので、端子挿着過程でのランスの弾性撓み変位量を小さく抑えることができ、端子挿着時にランスに過大な応力をもたらすことなく、ランスの損傷等を防止できる。
本発明の第一実施形態のケーブル側コネクタとレセプタクルコネクタについてのランス延出方向での断面図であり、(A)は両コネクタの嵌合前、(B)は嵌合後を示す。 図1のケーブル側コネクタのみの底面図である。 図1のコネクタについてのランス延出方向と直角な面での端子の接触部の位置(図1(A)におけるIII−III)における断面図であり、(A)は両コネクタの嵌合前、(B)は嵌合後を示す。 第二実施形態のケーブル側コネクタとレセプタクルコネクタについてのランス延出方向での断面図であり、(A)は両コネクタの嵌合前、(B)は嵌合後を示す。 第三実施形態のケーブル側コネクタとレセプタクルコネクタについてのランス延出方向での断面図であり、(A)は両コネクタの嵌合前、(B)は嵌合後を示す。
以下、添付図面にもとづき、本発明の実施の形態について説明する。
<第一実施形態>
図1ないし図3は第一実施形態を示し、同図において、符号10はケーブル側コネクタであり、該ケーブル側コネクタ10は相手コネクタとしてのレセプタクルコネクタ50に嵌合し、互いに電気的に接続される。
ケーブル側コネクタ10は、外形が略直方体をなす電気絶縁材のハウジング11を有し、ケーブルCが結線された端子30を上記ハウジング11に形成された端子収容部としての端子孔14内で保持している。本実施形態では、ハウジング11には二つの端子孔14が形成されていて、それぞれの端子孔14に端子30が保持されており、ハウジング11の後方(図1にて左方)端壁部12に形成された開口部13から、各端子30に結線されたケーブルCがそれぞれ後方へ延出している。
図1(A)及び図3(A)に見られるように、本実施形態では、端子30は圧着端子である。しかし、本発明において、端子は圧着端子に限らず、圧接結線、半田結線等の他の方法で結線される端子であってもよい。上記端子30は、金属板を成形そして屈曲させて作られていて、背部をなす帯状の平板部31(図3(A)をも参照)と、該平板部31の両側縁から対をなして下方へ延びる保持片32、圧着片33、係止片34そして接触片35を後方位置から前方位置へ順に有している。かかる端子30に結線されるケーブルCは前端部にて外皮C1が除去されていて、芯線C2が露呈している。上記端子30の一対の保持片32はケーブルCの外皮C1を緊締するように曲げられてケーブルCを保持し、一対の圧着片33は芯線C2を緊締するように曲げられて該芯線C2が該圧着片33にて圧着結線されている。かくして、ケーブル付端子が形成される。一対の係止片34は、芯線C2の前端よりも前方にあり、下端縁同士が互いに向き合うように屈曲されていて、その後縁が金属板の板厚より広い範囲で後述のハウジングに形成されたランスに対し後方に向け係止してケーブル付端子の後方への抜けを防止している。一対の接触片35は延出方向(図2にて下方向)中間位置にて、くびれた喉状部35Aを有し、一対の接触片35の間に下方から進入するレセプタクルコネクタ50の板状の端子を上記喉状部35Aで挟圧して該レセプタクルコネクタ50の端子との接触を図るようになっている。
ハウジング11は、図1(A)に見られるように、上記ケーブルCが結線された端子30をケーブル長手方向で後方から挿入するため上記開口部13から前方へ延びる端子孔14が形成されており、該端子孔14は前方の端壁15に貫通開口していると共に、ハウジング11の前部にて底壁16でも下方に開口していて上記前方の端壁面15寄り部分に端子進入スリット17を形成し、その後方に係止孔18を形成している。上記端子孔14の前端に位置する端壁15は端子30の前端縁と対面する縁部をスリットの両側に有していて、該縁部で端子の前方への移動を規制している。上記端子進入スリット17は、上記相手コネクタたるレセプタクルコネクタ50の板状の端子の下方からの進入のためにその板厚より若干大きい幅(図1(A)にて紙面に直角方向のスリット幅)を形成している。また、この端子進入スリット17の後方で該端子進入スリット17に隣接する係止孔18は、該端子進入スリット17よりも、図1(A)にて紙面に直角方向で、大きい幅に形成されていて、上記端子30の一対の係止片34が上方から進入可能となっている。上記ハウジング11の底壁16には、上記係止孔18よりも後方域にランス19が設けられている。このランス19は、ケーブル側コネクタ10の底面図である図2によく見られるように、前後方向で、上記係止孔18の後縁とハウジング11の後端との間の位置から前方に延びて上記係止孔18に連通するU字状溝19Aの内域部として腕状に形成されている。したがって、該ランス19は前端が自由端であり、上記係止孔18の後縁を形成する。このランス19は上下方向に弾性撓み変位可能に弾性を有しており、その自由端で弾性撓み時の変位量が最大である。該ランス19は、図1(A)に見られるように、前端部で厚みが大きくなっていて、その前端面が端子30の係止片34の後端縁との係止のための面として係止部19Bを形成している。また、上記ランス19の前端部の下面側に突部19Cを有し、該突部19Cの下面は前方に向けて下方へ傾斜する面をなし被圧面19Dを形成している。このようなランス19は、係止孔18の底壁16に対応する位置で、各係止孔18に形成されている。
該被圧面19Dは、ケーブル側コネクタ10が後述のレセプタクルコネクタ50に嵌合したときに、該レセプタクルコネクタ50の対応部に圧せられてランス19が上方に弾性撓み変位を生じた状態で、該被圧面19Dが上記対応部と平行な面をなして密接できるように、自由状態で上述のごとく傾斜している。また、ランス19の前端部の上面は突出部19Eを有している。
上記該係止孔18の後端をなすランス19の前端面たる係止部19Bは、ランス19の自由状態で、上記係止片34に対面して端子30の後退を阻止しているが、上記端子30の係止片34は、該端子30の端子孔14への挿入時、ランス19を下方へ圧して弾性撓み変位させて、端子30の前進を可能ならしめて、係止片34が係止孔18の位置にまで達した際に、弾性撓み変位が解除されたランス19の係止部19Bとの係止可能状態となる。
上記ハウジング11は、前端に上壁の延長部として、該前端をもち上げるための持上げ片23を有している。
上記ハウジング11は、図2及び図3(A)に見られるように、上記後方そして前方の端壁部12,15と共に側壁部20が周壁面をなし、その外周面が相手コネクタたるレセプタクルコネクタ50と嵌合する嵌合面を形成している。上記側壁面20には、その後部位置に被案内突部21がそして前部下縁位置に係止部22がそれぞれ設けられている。
上記係止部22は、ハウジング11の側壁部20の一部として形成されその下端で前後に延びる係止爪部22Aを有している。この係止部22には、その上縁そして下縁に相手コネクタとの嵌合の際の相手方たる後述の係止突部との係止そして解除を容易とするテーパ部22B,22Cが形成されている。この係止部22はハウジング11の底壁16に既述の端子進入スリット17とこれに連通する係止孔18が形成されていることにより、ハウジング11の側壁部20自体又は、相手コネクタの側壁の弾性変位により該側壁部20の面に対し直角方向で弾性変位可能となっている。
上記ケーブル側コネクタ10を受け入れるレセプタクルコネクタ50のハウジング51は、その受入れのための空間として周壁と底壁で形成される凹部52を形成している(図1(A)及び図3(A)参照)。ハウジング51の周壁は、一対の平行な側壁53、前端壁54そして後端壁55を有している。周壁の下部と連結されている底壁56は、その後部に、後方へ開放された底部切欠部56Aが形成されている。この底部切欠部56Aに連通するように、後端壁55にも後部切欠部55Aが形成されていて、後端壁55は側壁53側に部分的に設けられている。この後部切欠部55Aは、レセプタクルコネクタ50にケーブル側コネクタ10を嵌合したときに、該ケーブル側コネクタ10から後方へ延出するケーブルCのための空間を形成している。
上記レセプタクルコネクタ50の底壁56は、その上面が平坦面をなしていて、該レセプタクルコネクタ50に上記ケーブル側コネクタ10が最終嵌合位置にもたらされたときには、ケーブル側コネクタ10のランス19の突部19Cの下面たる被圧面19Dを圧して該ランス19を上方に弾性撓み変位させて、該ランス19の後部の面と接するような位置に設けられていて、該底壁56の上面が上記突部19Cを押圧する平坦面で対応部を形成している。
上記ハウジング51の一対の側壁53の前部内面には、上記ケーブル側コネクタ10のハウジング11に形成された係止部22の係止爪部22Aと前後方向で同じ長さにわたり形成された係止突部60が設けられている(図3(A)参照)。この係止突部60は、ケーブル側コネクタ10がレセプタクルコネクタ50に嵌合されたときに、ケーブル側コネクタ10の係止爪部22Aと係止し合う。嵌合過程では、ケーブル側コネクタ10の係止部22に形成された係止爪部22Aが上記係止突部60に圧せられて、係止部22又は、レセプタクルコネクタの側壁が弾性変位して係止爪部22Aがこの係止突部60を乗り越えて、最終の嵌合位置にもたらされる。上記係止突部60は、係止部22と同様に、上縁そして下縁に、該係止部22との係止そして解除を容易とするために、図3に見られるように、テーパ部60Aとテーパ部60Bがそれぞれ形成されている。
上記側壁53は、凹部52の内方に向く側壁面(内面)53Aの後部位置に案内溝部57が形成されている。該案内溝部57は、溝部前縁57Aと溝部後縁57Bとの間で没していて上下方向に開口して形成されている。上記案内溝部57の溝部後縁57Bは、案内溝57の上部入口から下方に向け前方へ傾く案内傾斜部57B−1とその下方に位置する垂直部57B−2とを有している。
レセプタクルコネクタ50には、図1(A)そして図3(A)に見られるように、その前端壁54の内面側に二つの端子61が設けられている。該端子61は、コネクタの前後方向と嵌合方向の両者を含む面に拡がる板状をなす金属板で作られており、ハウジング51の成形時に一体的に、該ハウジング51の底壁56と前端壁54とで支持されているが、ハウジング51へ圧入されて支持されていても良い。該端子61はケーブルコネクタ10の端子30に設けられた一対の接触片35間への進入を容易とするように、上縁がテーパ部61Aとなっている。
次に、このようなケーブル側コネクタ10とレセプタクルコネクタ50とから成る電気コネクタ組立体の製作と使用要領について説明する。
(1)先ず、ケーブル側コネクタ10のハウジング11へ、ケーブルが圧着結線されている端子30を挿着する。この端子30はハウジング11の端子孔14へ後方から前方へ向け挿着される。挿着過程において、端子30の前部に設けられた係止片34の下縁がランス19の前端部上面の突出部19Eを下方に圧して該ランス19を下方に弾性撓み変位させて該端子30の前進を可能とし、端子30はその前端がハウジングの前方の端壁面15に当接して所定の前進位置にもたらされる。端子30がこの前進位置にくると、該端子30の係止片34は、すでにランス19よりも前方の係止孔18の位置にまで進んでいて、該ランス19が該係止片34から圧せられておらず自由状態に復帰しており、該係止片34の後端縁がランス19の前端面たる係止部19Bと後方に向けて係止可能な位置ある(図(A)参照)。かくして、ケーブルCが多少の力で後方に引かれても、端子30が抜けることはない。
(2)このように、ケーブルCが結線されている端子30が挿着されたケーブル側コネクタ10を、回路基板(図示せず)上に取り付けられているレセプタクルコネクタ50の上方位置にもたらし(図1(A)参照)、そのまま降下させる。
(3)ケーブル側コネクタ10のハウジング11の外周面は、既述の通り、嵌合面を形成しており、上記ハウジング11がレセプタクルコネクタ50のハウジング51の凹部52へ受け入れられて嵌合が進行する。嵌合の進行に伴い、ケーブル側コネクタ10の端子30の一対の接触片35が形成する喉部35A内にレセプタクルコネクタ50の板状の端子61が進入し該喉部35Aで挟圧され、端子30と端子61とが電気的に接続される。これと共に、ケーブル側コネクタ10のランス19は、その突部19Cの下面たる被圧部19Dがレセプタクルコネクタ50のハウジング51の底壁56の対応部に接触し始め嵌合の進行に伴い、該底壁56の対応部からの押圧力を受けて上方へ弾性撓み変位し、嵌合完了時には、嵌合前よりもランス19の突部19Cの前端面たる係止部19Bは端子30の係止片34との係止量を増大する(図1(B)参照)。
(4)嵌合完了時には、ケーブル側コネクタ10の係止爪部22Aが係止部22の弾性変位によってレセプタクルコネクタ50の係止突部60を乗り越えた後、係止部22又は、レセプタクルコネクタの側壁の自由状態への復帰により該係止突部60と係止し合う(図3(B)参照)。この係止により、嵌合完了状態が維持され、上記ランス19は端子30との係止量を増大したまま、その位置を維持する。
本実施形態では、図1に見られたように、ケーブル側コネクタ10のランス19が突部19Cを有し、コネクタ嵌合時に該突部19Cを押圧するレセプタクルコネクタ50の対応部がハウジング51の底壁56の平坦面を有する上面として形成されていたが、この突部と平坦面との位置関係を逆にしてもよい。
図4に示される形態では、ケーブル側コネクタ10のランス19の前端部の下面で形成される被圧面19Dは平坦面をなしている。一方、レセプタクルコネクタ50のハウジング51の底壁56はその上面に突部56Bを有して、該突部56Bの上面を押圧面として対応部をなしている。
この形態においても、コネクタ嵌合後には、嵌合前に比し、ランス19と端子30との係止量は上記突部56Bの突出量(底壁56の上面からの突出量)の分だけ増大する。
<第二実施形態>
図1ないし図4に示す形態では、ケーブル側コネクタはランスの延びる方向に対して直角方向でレセプタクルコネクタに嵌合されていて、嵌合過程では、ランスはレセプタクルコネクタと摺接による摩擦を伴っていなかったが、嵌合完了位置を維持するための位置維持手段として、両コネクタは互いに係止突部と係止爪部とを要していた。本発明は、このような形態に限定されず、ケーブル側コネクタがランスの延出方向でレセプタクルコネクタに嵌合される形態とすることもできる。このような形態では、位置維持手段が特段の係止突部や係止爪部として設けられている必要はなく、両コネクタのハウジングの嵌合面が位置維持手段として機能する。
図5に示す第二実施形態では、ケーブル側コネクタ10自体は第一実施形態におけるものと全く同じであるが、レセプタクルコネクタ50はそのハウジング51が後方(左方)に開口せる筒状体となっている点に特徴がある。
図5において、レセプタクルコネクタ50のハウジング51は、底壁56に対向してこれに平行な上壁56’を有し、後方に開口部51Aが形成されていて、全体として左方に開口した筒状体をなしている。上記底壁56の上面と上壁56’の下面は平行で、両者の間隔は、ケーブル側コネクタ10のランス19の突部19Cを除いた、ハウジング11の互いに平行な上面と下面との距離にほぼ等しい。
使用に際しては、ケーブル側コネクタ10は、図5(A)のごとく、上記開口部51Aから上記レセプタクルコネクタ50へ挿着される。挿着開始時から、上記ランス19はその突部19Cがその被圧面19Dでレセプタクルコネクタ50のハウジング51の底壁56の上面により押圧されて、ランス19は上方に弾性撓み変位を生じて、上記被圧面19Dと底壁56の上面との間に摩擦力を伴いながらケーブル側コネクタ10は前進する。ケーブル側コネクタ10の前端がレセプタクルコネクタの前端壁54に当接した位置が、ケーブル側コネクタ10の所定の挿着位置となり、この位置で両コネクタは突起60と対応するケーブル側コネクタ10に形成された係止部が係止し合うことにより抜け防止が図られる。
ランス19は、挿着開始時から挿着完了時まで一定した変位量を生じており、すなわち、挿着前に自由状態にあるランス19の端子30との係止量に比して増大された係止量を保っている。ケーブル側コネクタ10は、レセプタクルコネクタ50の底壁56と上壁56’により終始上下方向に規制されているので、ランス19の変位量すなわち端子30に対する増大された係止量は、上記底壁56と上壁56’が位置維持手段として機能することにより、そのまま維持される。
10 ケーブル側コネクタ 22A 位置維持手段(係止爪部)
11 ハウジング 30 端子
14 端子収容部(端子孔) 56 位置維持手段(底壁)、押圧面
19 ランス 56’ 位置維持手段(上壁)
19B 係止部 60 位置維持手段(係止突部)
19C 突部

Claims (3)

  1. ケーブルの前端が結線される端子を備えたケーブル側コネクタと、該ケーブル側コネクタが嵌合されるレセプタクルコネクタとを有し、ケーブル側コネクタのハウジングは端子を前方に向け挿着するための端子収容部が形成されていると共に挿着後の端子の後方への移動を阻止するランスが設けられており、該ランスは可撓腕状に形成されて端子に対する係止を有していると共に端子収容部への端子の挿着過程で該端子により圧せられて端子挿入方向に対して直角な方向で弾性撓み変位して端子の挿入を許容する電気コネクタ組立体において、
    ケーブル側コネクタとレセプタクルコネクタは、ランスの弾性撓み変位方向で嵌合されるようになっており、ハウジングは、上記端子挿入方向でのランスよりも前方位置にて該ランスの弾性変位撓み方向に貫通し端子収容部と連通する係止孔が外壁に形成されており、ランスはケーブル側コネクタのハウジングの外壁に設けられていて、上記端子挿入方向での上記ランスの前端面が上記係止面をなし、該係止面が上記係止孔の後縁を形成しており、端子は、コネクタ嵌合方向で前方に延びる係止片を有し、該係止片は、その一部が上記係止孔内に進入して上記ランスの係止面と係止可能に位置しており、上記ランスは、コネクタ嵌合状態でレセプタクルコネクタの対応部で圧せられるように位置しており、該ランスと対応部は、両コネクタの正規の嵌合位置にて、互いに押圧し合い、ランスが対応部からの押圧力によって弾性撓み変位して端子の係止片に対する係止の係止量がコネクタ嵌合前に比し増大するようになっており、両コネクタは、上記ランスの係止位置を維持する位置維持手段を有しており、上記位置維持手段は、両コネクタの一方のコネクタに設けられた係止突部と他方のコネクタに設けられて該係止突部に係止する係止爪部を備える係止部とで形成されていることを特徴とする電気コネクタ組立体。
  2. ランスと対応部は、いずれか一方が突部を有し、他方が該突部を押圧する押圧面を形成していることとする請求項1に記載の電気コネクタ組立体。
  3. 位置維持手段の係止部は、端子挿入方向でケーブル側コネクタのランスと重複範囲をもつ位置に設けられていることとする請求項1または請求項2に記載の電気コネクタ組立体。
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