JP6839609B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタとしては、端子収容室が設けられたハウジングと、ハウジングの一側の挿入開口から端子収容室に収容される端子と、ハウジングの外周壁の内面から端子収容室内に撓み可能に設けられ端子を係止する係止ランスと、挿入開口側に配置されハウジングの外周壁の外面からハウジングの外方に向けて立設されハウジングの嵌合時及び嵌合離脱時に操作される指当て部とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコネクタでは、ハウジングの嵌合時及び嵌合離脱時における指当て部の破損を防止するために、ハウジングの外周壁の外面に、薄肉部の外面からハウジングの外方に向けて立設され指当て部から係止ランス側に向けて延設された補強リブを配置している。
特開2003−7387号公報
ところで、上記特許文献1のようなコネクタでは、ハウジングに、端子収容室への端子の誤挿入を防止する構造がなく、端子収容室内に端子が誤った姿勢で挿入されてしまう恐れがあった。
一方、上記特許文献1のようなコネクタでは、ハウジングの外周壁を薄く形成させ、ハウジングの小型化を図ることがある。
このようにハウジングの外周壁を薄く形成させたコネクタでは、指当て部の破損を防止する補強リブがハウジングの外周壁に設けられているが、この補強リブだけではハウジングの強度を保持することができない恐れがあった。
そこで、この発明は、端子の誤挿入を防止することができ、ハウジングを小型化しつつ、ハウジングの強度を向上することができるコネクタの提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、端子収容室が設けられたハウジングと、前記ハウジングの一側の挿入開口から前記端子収容室に収容される端子と、前記ハウジングの外周壁の内面から前記端子収容室内に撓み可能に設けられ前記端子を係止する係止ランスと、前記挿入開口側に配置され前記ハウジングの外周壁の外面から前記ハウジングの外方に向けて立設され前記ハウジングの嵌合時及び嵌合離脱時に操作される指当て部と、前記係止ランスが位置する前記ハウジングの外周壁に設けられ前記ハウジングの他の外周壁より薄肉に形成された薄肉部と、前記薄肉部の外面に配置され前記薄肉部の外面から前記ハウジングの外方に向けて立設され前記指当て部から前記係止ランス側に向けて延設された補強リブと、前記薄肉部の内面に配置され前記薄肉部の内面から前記ハウジングの内方に向けて立設され前記係止ランスから前記挿入開口側に向けて延設され前記端子の正規挿入状態で前記端子収容室への前記端子の挿入を許容し前記端子の非正規挿入状態で前記端子収容室への前記端子の挿入を防止する誤挿入防止リブとを有することを特徴とするコネクタである。
このコネクタでは、係止ランスが位置するハウジングの外周壁に、ハウジングの他の外周壁より薄肉に形成された薄肉部が設けられているので、ハウジングを小型化することができる。
また、薄肉部の外面には、薄肉部の外面からハウジングの外方に向けて立設され指当て部から係止ランス側に向けて延設された補強リブが配置されているので、ハウジングの嵌合時及び嵌合離脱時に操作される指当て部の強度を向上することができ、指当て部の破損を防止することができる。
加えて、補強リブは、薄肉部の外面に、指当て部から係止ランス側に向けて延設されているので、補強リブによって薄肉部の強度を向上することができる。
さらに、薄肉部の内面には、端子の正規挿入状態で端子収容室への端子の挿入を許容し端子の非正規挿入状態で端子収容室への端子の挿入を防止する誤挿入防止リブが配置されているので、端子収容室への端子の誤挿入を防止することができる。
加えて、誤挿入防止リブは、薄肉部の内面からハウジングの内方に向けて立設され係止ランスから挿入開口側に向けて延設されているので、誤挿入防止リブによって薄肉部の強度を向上することができる。
従って、このようなコネクタでは、薄肉部の外面に補強リブが設けられ、薄肉部の内面に誤挿入防止リブが設けられているので、端子の誤挿入を防止することができ、ハウジングを小型化しつつ、ハウジングの強度を向上することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記補強リブと前記誤挿入防止リブとは、前記薄肉部を挟んで重なり合って配置されていることを特徴とする。
このコネクタでは、補強リブと誤挿入防止リブとが、薄肉部を挟んで重なり合って配置されているので、薄肉部の強度をさらに向上することができる。
本発明によれば、端子の誤挿入を防止することができ、ハウジングを小型化しつつ、ハウジングの強度を向上することができるコネクタを提供することができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタの断面図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタのハウジングの正面図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタのハウジングの側面図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタのハウジングの下面図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタのハウジングの断面図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタの端子の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタのハウジングに端子を非正規挿入状態で挿入したときの断面図である。 本発明の第2実施形態に係るコネクタのハウジングの断面図である。
図1〜図9を用いて本発明の実施の形態に係るコネクタについて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図8を用いて第1実施形態について説明する。
本実施の形態に係るコネクタ1は、端子収容室3が設けられたハウジング5と、ハウジング5の一側の挿入開口7から端子収容室3に収容される端子9と、ハウジング5の外周壁11の内面から端子収容室3内に撓み可能に設けられ端子9を係止する係止ランス13と、挿入開口7側に配置されハウジング5の外周壁11の外面からハウジング5の外方に向けて立設されハウジング5の嵌合時及び嵌合離脱時に操作される指当て部15とを備えている。
また、係止ランス13が位置するハウジング5の外周壁11には、ハウジング5の他の外周壁より薄肉に形成された薄肉部17が設けられている。
さらに、薄肉部17の外面には、薄肉部17の外面からハウジング5の外方に向けて立設され指当て部15から係止ランス13側に向けて延設された補強リブ19が配置されている。
そして、薄肉部17の内面には、薄肉部17の内面からハウジング5の内方に向けて立設され係止ランス13から挿入開口7側に向けて延設され端子9の正規挿入状態で端子収容室3への端子9の挿入を許容し端子9の非正規挿入状態で端子収容室3への端子9の挿入を防止する誤挿入防止リブ21が配置されている。
図1〜図8に示すように、ハウジング5は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、相手ハウジング(不図示)と嵌合可能となっている。
このハウジング5には、相手ハウジングとの嵌合状態を保持するロック部23を有するロックアーム25が撓み可能に設けられ、ロック部23が相手ハウジングに設けられた被ロック部(不図示)と係合することにより、相手ハウジングとハウジング5との嵌合状態が保持される。
なお、ロックアーム25の自由端側には、操作部27が設けられ、操作部27を押圧することにより、ロックアーム25が撓まされ、ロック部23と被ロック部との係合を解除し、相手ハウジングとハウジング5との嵌合状態を解除することができる。
このようなハウジング5には、複数の端子収容室3が設けられ、相手ハウジングと嵌合することにより、相手ハウジングに収容された複数の相手端子(不図示)と複数の端子収容室3に収容された複数の端子9とが電気的に接続される。
端子収容室3は、ハウジング5の内部にハウジング5の長さ方向に沿って形成され、ハウジング5の幅方向に複数(ここでは3つ)が並列に配置されている。
この端子収容室3は、長さ方向の一端側が端子9を内部に挿入させる挿入開口7となっており、長さ方向の他端側が内部に収容された端子9に接続される相手端子の雄型のタブ状の接続部(不図示)が挿入される接続開口29となっている。
このような複数の端子収容室3には、長さ方向の一端側の挿入開口7からそれぞれ複数の端子9が収容される。
端子9は、導電性材料からなる1枚の板材に対して、打ち抜き加工や折り曲げ加工などを施すことによって、電線接続部31と、端子接続部33とが連続する一部材で形成されている。
電線接続部31は、被覆圧着部35と、芯線圧着部37とを備えている。
被覆圧着部35は、一対の加締め片からなり、電源や機器などに接続された電線39の端末部において、電線39の被覆部を加締める。
この被覆圧着部35を電線39の被覆部に加締めることにより、端子9が電線39に固定される。
芯線圧着部37は、端子接続部33と被覆圧着部35との間に設けられた一対の圧着片からなり、電線39の端末部において、電線39の被覆部から露出された芯線部を加締めて圧着される。
この芯線圧着部37を電線39の芯線部に圧着させることにより、端子9が電線39に電気的に接続される。
端子接続部33は、底壁が電線接続部31と連続する一部材で形成され、両側壁と上壁とを折り曲げ加工によって箱状に形成された雌型の接続部からなる。
この端子接続部33の内部には、端子接続部33と連続する一部材で自由端側に接点部(不図示)を有する弾性片(不図示)が、所定の付勢力を有するように弾性変形可能に設けられている。
このような端子接続部33には、長さ方向の一端側に開口が設けられ、この開口から内部に相手端子のタブ状の接続部が挿入され、弾性片の付勢力によって接点部がタブ状の接続部と接触することにより、端子9と相手端子とが電気的に接続される。
このような箱状の端子接続部33を有する端子9は、電線39の端末部に電線接続部31を介して接続された状態で、端子収容室3の挿入開口7から端子収容室3内に挿入され、挿入開口7から電線39がハウジング5の外部に引き出される。
このように端子収容室3に収容された端子9は、端子収容室3内に設けられた係止ランス13に係止されることにより、端子収容室3の挿入開口7からの抜け止めがなされる。
なお、端子9の端子収容室3への挿入は、端子9の端子接続部33の端面が端子収容室3の接続開口29が設けられた壁部と当接することにより、端子収容室3への端子9のそれ以上の挿入が規制される。
係止ランス13は、基端側が端子収容室3の底壁である外周壁11の内面と連続する一部材で形成され、自由端側が端子収容室3の内部に向けて傾斜し接続開口29側に配置され、端子収容室3内の上下方向に撓み可能に設けられている。
この係止ランス13の自由端側には、係止部41が係止ランス13と連続する一部材で端子収容室3の内部に向けて突設されている。
この係止部41は、端子収容室3の挿入開口7から端子9が挿入されると、端子接続部33と摺動し、係止ランス13を下方(外周壁11側)に向けて撓ませる。
この撓まされた係止ランス13は、端子接続部33が端子収容室3の正規位置に配置されると、上方(端子収容室3の内部側)に向けて復元し、係止部41が端子接続部33の穴部43に挿入され、係止部41が係止突起45に係合可能に配置される。
なお、係止部41の突出方向の基端側には、接続開口29側に向けて係止ランス13と連続する一部材で解除壁47が延設され、この解除壁47に解除治具(不図示)を当接させ、係止ランス13を撓ませることにより、端子9を端子収容室3の挿入開口7から引き出すことができる。
穴部43は、係止ランス13と対向する端子接続部33の上壁に設けられ、上壁を貫通する長方形状の孔部となっており、係止ランス13が復元したときに、係止部41が挿入可能となっている。
係止突起45は、穴部43の長さ方向一端側の縁部に配置され、端子接続部33の上壁から係止ランス13側に向けて突設されている。
この係止突起45は、係止ランス13が復元し、係止部41が穴部43に挿入された状態で、係止部41と端子収容室3からの端子9の離脱方向に係合可能に配置される。
このように係止突起45を係止部41と係合可能に配置させることにより、電線39に引張力が加わったときに、係止突起45と係止部41とが係合し、端子収容室3からの端子9の抜け止めを行うことができる。
このような端子9を係止する係止ランス13が設けられたハウジング5の外周壁11には、ハウジング5の嵌合時及び嵌合離脱時に操作される指当て部15が設けられている。
指当て部15は、ハウジング5の外周壁11の挿入開口7側に配置され、ハウジング5の外周壁11の外面から連続する一部材でハウジング5の幅方向にわたってハウジング5の外方に向けて立設されている。
この指当て部15は、ハウジング5が相手ハウジングと嵌合するとき、作業者の指が当接され、挿入開口7側から接続開口29側に向けて押圧されることにより、ハウジング5と相手ハウジングとが嵌合される。
一方、指当て部15は、ハウジング5と相手ハウジングとの嵌合を解除するとき、作業者の指が当接され、接続開口29側から挿入開口7側に向けて押圧されることにより、ハウジング5と相手ハウジングとの嵌合が解除される。
このような指当て部15が設けられたハウジング5の外周壁11には、薄肉部17が設けられている。
薄肉部17は、ハウジング5の外周壁のうち係止ランス13が位置する外周壁11に設けられ、他の外周壁より薄肉に形成されている。
このようにハウジング5の外周壁11に薄肉部17を設けることにより、ハウジング5の高さ方向の小型化を図ることができる。
しかしながら、指当て部15が設けられた外周壁11に薄肉部17を設けてしまうと、指当て部15の強度が低下し、ハウジング5の嵌合時及び嵌合離脱時の操作により、指当て部15に破損が生じる恐れがあった。
そこで、ハウジング5の外周壁11には、補強リブ19が設けられている。
補強リブ19は、ハウジング5の外周壁11に複数(ここでは3つ)配置され、薄肉部17の外面から連続する一部材でハウジング5の外方に向けて立設され指当て部15から係止ランス13側に向けて延設されている。
このように補強リブ19を設けることにより、指当て部15の強度が向上され、ハウジング5の嵌合時及び嵌合離脱時の操作による指当て部15の破損を防止することができる。
加えて、補強リブ19は、薄肉部17の外面から連続する一部材でハウジング5の外方に向けて立設され指当て部15から係止ランス13側に向けて延設されているので、薄肉部17の強度を向上することができ、ハウジング5を小型化しつつ、ハウジング5の強度を向上することができる。
さらには、補強リブ19を設けることにより、ハウジング5の成形時の樹脂の流動性が向上され、ハウジング5の生産性を向上することができる。
ここで、端子収容室3に収容される端子9には、係止ランス13の係止部41に係合可能な係止突起45が設けられている。
この係止突起45は、端子9が挿入開口7に挿入されるときに、係止突起45が係止ランス13側に向いた姿勢である端子9の正規挿入状態であれば、係止突起45と係止部41とを係合させることができ、端子収容室3に端子9を係止することができる。
しかしながら、端子9が挿入開口7に挿入されるときに、係止突起45が係止ランス13側に向いていない姿勢である端子9の非正規挿入状態であれば、係止突起45と係止部41とを係合させることができず、端子収容室3に端子9を係止することができない。
そこで、端子収容室3内には、端子9の誤挿入を防止する誤挿入防止リブ21が設けられている。
誤挿入防止リブ21は、係止ランス13の幅方向両側に配置され、薄肉部17の内面から連続する一部材でハウジング5の内方に向けて立設され係止ランス13から挿入開口7側に向けて延設されている。
この係止ランス13の両側に設けられた誤挿入防止リブ21,21間には、挿入開口7から端子接続部33が挿入されたときに、係止突起45と係合し、係止突起45を係止部41に案内する溝部49が設けられている。
このような誤挿入防止リブ21は、挿入開口7から端子9が正規挿入状態で挿入されたとき、溝部49が係止突起45と係合して端子収容室3への端子9の挿入を許容し、係止突起45と係止部41とを係合させることができる(図2参照)。
一方、誤挿入防止リブ21は、挿入開口7から端子9が非正規挿入状態で挿入されたとき、端子接続部33と当接して端子収容室3への端子9の挿入を防止し、端子9が非正規挿入状態であることを検知することができる(図8参照)。
このように誤挿入防止リブ21を設けることにより、端子収容室3への端子9の誤挿入を防止することができ、端子収容室3内に端子9を安定して保持することができる。
加えて、誤挿入防止リブ21は、薄肉部17の内面から連続する一部材でハウジング5の内方に向けて立設され係止ランス13から挿入開口7側に向けて延設されているので、補強リブ19に加えて、薄肉部17の強度をさらに向上することができ、ハウジング5を小型化しつつ、ハウジング5の強度をさらに向上することができる。
さらには、補強リブ19に加えて、誤挿入防止リブ21を設けることにより、ハウジング5の成形時の樹脂の流動性がさらに向上され、ハウジング5の生産性をさらに向上することができる。
このようなコネクタ1では、係止ランス13が位置するハウジング5の外周壁11に、ハウジング5の他の外周壁より薄肉に形成された薄肉部17が設けられているので、ハウジング5を小型化することができる。
また、薄肉部17の外面には、薄肉部17の外面からハウジング5の外方に向けて立設され指当て部15から係止ランス13側に向けて延設された補強リブ19が配置されているので、ハウジング5の嵌合時及び嵌合離脱時に操作される指当て部15の強度を向上することができ、指当て部15の破損を防止することができる。
加えて、補強リブ19は、薄肉部17の外面に、指当て部15から係止ランス13側に向けて延設されているので、補強リブ19によって薄肉部17の強度を向上することができる。
さらに、薄肉部17の内面には、端子9の正規挿入状態で端子収容室3への端子9の挿入を許容し端子9の非正規挿入状態で端子収容室3への端子9の挿入を防止する誤挿入防止リブ21が配置されているので、端子収容室3への端子9の誤挿入を防止することができる。
加えて、誤挿入防止リブ21は、薄肉部17の内面からハウジング5の内方に向けて立設され係止ランス13から挿入開口7側に向けて延設されているので、誤挿入防止リブ21によって薄肉部17の強度を向上することができる。
従って、このようなコネクタ1では、薄肉部17の外面に補強リブ19が設けられ、薄肉部17の内面に誤挿入防止リブ21が設けられているので、端子9の誤挿入を防止することができ、ハウジング5を小型化しつつ、ハウジング5の強度を向上することができる。
(第2実施形態)
図9を用いて第2実施形態について説明する。
本実施の形態に係るコネクタ101は、補強リブ19と誤挿入防止リブ21とが、薄肉部17を挟んで重なり合って配置されている。
なお、第1実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して説明を省略するが、第1実施形態と同一の構成であるので、構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、得られる効果は同一である。
図9に示すように、補強リブ19は、ハウジング5の高さ方向から見たときに、薄肉部17を挟んで誤挿入防止リブ21の挿入開口7側と重なり合うように、係止ランス13側に向けて延設されている。
このように補強リブ19と誤挿入防止リブ21とを、薄肉部17を挟んで重なり合わせて配置することにより、薄肉部17の強度をさらに向上することができ、ハウジング5の強度をさらに向上することができる。
加えて、補強リブ19を係止ランス13側に向けて延設することにより、ハウジング5の成形時の樹脂の流動性がさらに向上され、ハウジング5の生産性をさらに向上することができる。
このようなコネクタ101では、補強リブ19と誤挿入防止リブ21とが、薄肉部17を挟んで重なり合って配置されているので、薄肉部17の強度をさらに向上することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るコネクタでは、補強リブが係止ランス側に向けて延設されることにより、補強リブと誤挿入防止リブとが重なり合って配置されているが、これに限らず、誤挿入防止リブを挿入開口側に向けて延設させ、補強リブと誤挿入防止リブとを重なり合って配置してもよい。
この場合には、誤挿入防止リブが、指当て部側に配置されるので、指当て部の強度をさらに向上することができ、指当て部の破損をさらに防止することができる。
1,101…コネクタ
3…端子収容室
5…ハウジング
7…挿入開口
9…端子
11…外周壁
13…係止ランス
15…指当て部
17…薄肉部
19…補強リブ
21…誤挿入防止リブ
101…コネクタ

Claims (2)

  1. 端子収容室が設けられたハウジングと、
    前記ハウジングの一側の挿入開口から前記端子収容室に収容される端子と、
    前記ハウジングの外周壁の内面から前記端子収容室内に撓み可能に設けられ前記端子を係止する係止ランスと、
    前記挿入開口側に配置され前記ハウジングの外周壁の外面から前記ハウジングの外方に向けて立設され前記ハウジングの嵌合時及び嵌合離脱時に操作される指当て部と、
    前記係止ランスが位置する前記ハウジングの外周壁に設けられ前記ハウジングの他の外周壁より薄肉に形成された薄肉部と、
    前記薄肉部の外面に配置され前記薄肉部の外面から前記ハウジングの外方に向けて立設され前記指当て部から前記係止ランス側に向けて延設された補強リブと、
    前記薄肉部の内面に配置され前記薄肉部の内面から前記ハウジングの内方に向けて立設され前記係止ランスから前記挿入開口側に向けて延設され前記端子の正規挿入状態で前記端子収容室への前記端子の挿入を許容し前記端子の非正規挿入状態で前記端子収容室への前記端子の挿入を防止する誤挿入防止リブと、
    を有することを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記補強リブと前記誤挿入防止リブとは、前記薄肉部を挟んで重なり合って配置されていることを特徴とするコネクタ。
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