JP2012209222A - 接続端子 - Google Patents

接続端子 Download PDF

Info

Publication number
JP2012209222A
JP2012209222A JP2011075926A JP2011075926A JP2012209222A JP 2012209222 A JP2012209222 A JP 2012209222A JP 2011075926 A JP2011075926 A JP 2011075926A JP 2011075926 A JP2011075926 A JP 2011075926A JP 2012209222 A JP2012209222 A JP 2012209222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
lance
connection terminal
engagement surface
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011075926A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6092500B2 (ja
Inventor
Shoichi Nagasaka
尚一 長坂
Takumi Nakagishi
巧 中岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2011075926A priority Critical patent/JP6092500B2/ja
Priority to DE112012001471T priority patent/DE112012001471T5/de
Priority to KR1020137025851A priority patent/KR101523162B1/ko
Priority to US13/984,194 priority patent/US9197009B2/en
Priority to CN2012800158796A priority patent/CN103460513A/zh
Priority to PCT/JP2012/057989 priority patent/WO2012133444A1/ja
Publication of JP2012209222A publication Critical patent/JP2012209222A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6092500B2 publication Critical patent/JP6092500B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/422Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
    • H01R13/4223Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/04Pins or blades for co-operation with sockets
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、コネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することのできる接続端子を提供すること。
【解決手段】コネクタハウジングのランスの突起部32bと角筒状部22のランス係合面23aとの係合により抜け止めされる接続端子20において、ランス係合面23aは、ランスと対向する角筒状部22の上部壁22aと該上部壁22aの側縁に連なる側壁部22bとに跨って開口を形成することで、上部壁22aにおける開口の縁部である第1係合面231と、側壁部22bにおける開口の縁部で第1係合面231に略直交する第2係合面232とを備えた鉤形に形成されている。
【選択図】図10

Description

本発明は、コネクタハウジングの端子収容孔に収容された際に、コネクタハウジングに装備されたランスにより抜け止めされる接続端子に関する。
図11は、コネクタハウジング101に保持される接続端子110の従来例を示したものである。ここに示した接続端子110は、下記特許文献1に開示されたものである。
この接続端子110は、コネクタハウジング101の端子収容孔102に収容保持されている。コネクタハウジング101には、端子収容孔102に臨んで、ランス103が装備されている。このランス103は、端子収容孔102の長さ方向に沿って延びる片持ち梁状の弾性片103aの先端側に、端子収容孔102内に突出する突起部103bを設けたものである。
接続端子110は、金属板のプレス成形により形成された雌端子である。この接続端子110は、相手の接続端子の先端部と嵌合する角筒状の端子嵌合部111と、この端子嵌合部111の後端に連なる角筒状部112と、この角筒状部112の後端に連なる電線圧着部113と、角筒状部112上に形成されたランス係合面114と、を備えている。
ランス係合面114は、図12にも示すように、ランス103と対向する角筒状部112の上部壁112aと該上部壁112aの両側縁に連なる両側壁部112b,112cとに跨って形成される開口115の前縁部115aの一部範囲である。
ランス係合面114は、開口115の前縁部115aの内、開口115に嵌入した突起部103bの先端部に対向する範囲である。従来の場合、図12に示すように、ランス103の突起部103bの幅寸法W1は、上部壁112aの幅寸法W2よりも小さく設定されていて、開口115の内の幅寸法W1に対応する範囲がランス係合面114として機能する。
ランス係合面114は、接続端子110が端子収容孔102に装着されている状態で抜け方向の引張荷重が作用したときに、突起部103bに当接して、抜け止めを果たす。
特開2007−141609号公報
ところが、特許文献1のように、略平板状の上部壁112aの幅の一部範囲がランス係合面114に設定される従来の接続端子110では、ランス係合面114が単純な直線形で、ランス係合面114が突起部103bに押圧されたときの係合強度を高めるには、上部壁112aの板厚を増大させるしかない。
言い換えると、コネクタハウジング101における接続端子110の保持力の向上を図るには、接続端子110の重厚化を図るしかなく、重厚化による接続端子のコストアップ等の問題が発生してしまう。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、コネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することのできる接続端子を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)相手の接続端子の先端部と嵌合する端子嵌合部と、この端子嵌合部の後端に連なる角筒状部と、前記角筒状部上に形成され、コネクタハウジングの端子収容孔に挿入された際に、前記端子収容孔に臨んで装備されているランスの突起部との当接により前記端子収容孔からの抜け止めを果たすランス係合面と、を備える接続端子であって、
前記ランス係合面は、前記ランスと対向する前記角筒状部の上部壁と該上部壁の側縁に連なる側壁部とに跨って開口を形成することで形成され、前記上部壁における開口の縁部である第1係合面と、前記側壁部における開口の縁部で前記第1係合面の端から前記上部壁と略直交する方向に延在する第2係合面とを備えた鉤形の係合面であることを特徴とする接続端子。
(2)前記端子嵌合部は、相手接続端子のタブが嵌合可能な角筒構造であることを特徴とする上記(1)に記載の接続端子。
(3)前記端子嵌合部は、相手接続端子の角筒構造の端子嵌合部に嵌合可能なタブであることを特徴とする上記(1)に記載の接続端子。
上記(1)の構成によれば、ランス係合面が角筒状部の上部壁における開口の縁部である第1係合面と、側壁部における開口の縁部で第1係合面の端から上部壁と略直交する方向に延在する第2係合面と、を備えた鉤形になっている。
このような鉤形のランス係合面を備えた接続端子は、上部壁における開口の縁部の一部だけを使用する直線形のランス係合面を有した従来の接続端子と比較すると、ランスの突起部との間の接触面積が増大するだけでなく、鉤形構造により機械的強度も向上するため、接続端子の板厚の増大を図らずとも、ランスとの係合時における係合強度を高めることができる。
従って、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、コネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することができる。
上記(2)の構成によれば、当該接続端子は、端子嵌合部に相手接続端子のタブが嵌合する雌端子であり、雌端子において、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、コネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することができる。
上記(3)の構成によれば、当該接続端子は、端子嵌合部がタブである雄端子であり、雄端子において、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、コネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することができる。
本発明による接続端子によれば、ランス係合面が鉤形になっており、直線形のランス係合面を有した従来の接続端子と比較すると、ランスの突起部との間の接触面積が増大するだけでなく、鉤形構造により機械的強度も向上するため、接続端子の板厚の増大を図らずとも、ランスとの係合時における係合強度を高めることができる。
従って、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、コネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することができる。
本発明に係る接続端子を収容したコネクタの一実施形態の縦断面図である。 図1に示した雌型のコネクタハウジング内における接続端子の保持構造を示す拡大図である。 図2のC矢視図である。 図1に示した雄タブ端子の斜視図である。 図4のD矢視図である。 図4に示した雄タブ端子の側面図(図5のE矢視図)である。 図1に示した雌型接続端子の斜視図である。 図7のF矢視図である。 図7に示した雌型接続端子の側面図(図8のG矢視図)である。 図2のH−H断面図である。 従来の接続端子のコネクタハウジングに保持された状態の説明図である。 図11のA−A断面図である。
以下、本発明に係るコネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図10は、本発明に係る接続端子である雄タブ端子及び雌型接続端子の一実施形態を示したものである。
図1は本発明に係る接続端子を収容したコネクタの一実施形態の縦断面図、図2は図1に示した雌型のコネクタハウジング内における接続端子の保持構造を示す拡大図、図3は図2のC矢視図、図4は図1に示した雄タブ端子の斜視図、図5は図4のD矢視図、図6は図4に示した雄タブ端子の側面図(図5のE矢視図)、図7は図1に示した雌型接続端子の斜視図、図8は図7のF矢視図、図9は図7に示した雌型接続端子の側面図(図8のG矢視図)、図10は図2のH−H断面図である。
図1に示したコネクタ1は、雄タブ端子10と、雌型接続端子20と、雌型接続端子20を収容保持する第1ハウジングとしての雌型ハウジング30と、雄タブ端子10を収容保持して第1ハウジングに嵌合接続される第2ハウジングとしての雄型ハウジング40と、を備えている。
雄タブ端子10は、金属板のプレス成形品で、図4〜図6に示すように、先端(図6では、左端)に形成された棒状のタブ11と、タブ11の後端に連なる角筒構造の角筒状部12と、該角筒状部12の後端に連なる電線圧着部14と、を備える。
タブ11の先端部には、後述する雌型接続端子20への嵌合を容易にするための面取り15が施されている。
角筒状部12の上部壁12a側には、後述の雄端子係止ランス42の突起部42bが係合する第2ランス係合部としてのランス係合孔16が形成されている。
このランス係合孔16は、略四角形の開口で、図5に示す雄タブ端子10の中心軸C10に対して、幅方向に偏心した状態で形成されている。また、本実施形態の場合、ランス係合孔16は、後述の雄端子係止ランス42の突起部42bが角筒状部12の片側の側壁部12bにも係合可能なように、後述の雄端子係止ランス42と対向する角筒状部12の上部壁12aと該上部壁の側縁に連なる側壁部12bとに跨って開口(切り欠き)を形成することで形成されている。
このランス係合孔16の先端側の縁部が、雄端子係止ランス42の突起部42bとの当接により抜け止めを実現するランス係合面16aとなる。
本実施形態のランス係合面16aは、図6に示すように、上部壁12aにおける開口の縁部である第1係合面161と、側壁部12bにおける開口の縁部で第1係合面161の端から上部壁12aと略直交する方向に延在する第2係合面162とを備えた鉤形(L字形)の係合面である。
電線圧着部14は、電線の導体に圧着される導体加締め片17と、電線の被覆部に加締め付けられる被覆加締め片18とを備えている。
雌型接続端子20は、金属板のプレス成形品で、図7〜図9に示すように、先端(図9では左端)に形成された角筒状の端子嵌合部21と、端子嵌合部21の後端に連なる角筒構造の角筒状部22と、角筒状部22の後端に連なる電線圧着部24と、を備える。
本実施形態の場合、角筒状部22は、端子嵌合部21の後端側を延長した角筒構造である。角筒状部22の上部壁22a側には、後述の雌端子係止ランス32の突起部32bが係合するランス係合部としてのランス係合孔23が形成されている。
端子嵌合部21は、雄タブ端子10の先端のタブ11が嵌合可能な角筒構造で、タブ11が嵌合接続される。端子嵌合部21の内部には、図9に示すように、挿入されたタブ11を上面21a側に押圧してタブ11との導通接続を実現する押圧バネ片26が、設けられている。
ランス係合孔23は、後述の雌型ハウジング30における雌端子係止ランス32の突起部32bが係合するランス係合部である。このランス係合孔23は、略四角形の開口で、図8に示す雌型接続端子20の中心軸C20に対して、幅方向に偏心した状態で形成されている。また、本実施形態の場合、ランス係合孔23は、後述の雌端子係止ランス32の突起部32bが角筒状部22の片側の側壁部22bにも係合可能なように、後述の雌端子係止ランス32と対向する角筒状部12の上部壁22aと該上部壁の側縁に連なる側壁部22bとに跨って開口(切り欠き)を形成することで形成されている。
このランス係合孔23の先端側の縁部が、雌端子係止ランス32の突起部32bとの当接により抜け止めを実現するランス係合面23aとなる。
本実施形態のランス係合面23aは、図7及び図10に示すように、上部壁22aにおける開口の縁部である第1係合面231と、側壁部22bにおける開口の縁部で第1係合面231の端から上部壁22aと略直交する方向に延在する第2係合面232とを備えた鉤形(L字形)の係合面である。
電線圧着部24は、電線の導体に圧着される導体加締め片27と、電線の被覆部に加締め付けられる被覆加締め片28とを備えている。
雌型ハウジング30は、プラスチック材料による射出成型品であり、図1〜図3に示すように、雌端子収容孔31と、雌端子係止ランス32と、タブ挿通口33と、テーパ状の誘い込み面34と、を備えている。
雌端子収容孔31は、雌型接続端子20を収容する孔である。この雌端子収容孔31は、雌型ハウジング30の後端面(基端面)30aに開口していて、ハウジング後端から雌型接続端子20が挿入される。
雌端子係止ランス32は、図2に示すように、雌端子収容孔31に臨んで設けられており、雌端子収容孔31の長手方向に沿って延在する弾性片32aと、この弾性片32aから雌端子収容孔31に向かって突出する突起部32bとを備えている。この雌端子係止ランス32は、雌型接続端子20のランス係合面23aと突起部32bとの当接により、雌型接続端子20の抜けを防止する。
タブ挿通口33は、雌端子収容孔31に保持された雌型接続端子20の端子嵌合部21へタブ11を挿通するためにハウジング先端に貫通形成された横断面形状が四角形の孔である。タブ挿通口33は、雌端子収容孔31に連通している。
テーパ状の誘い込み面34は、タブ11の先端が当接した場合に、当接したタブ11をタブ挿通口33の中心に向かって誘導するテーパ面である。このテーパ状の誘い込み面34は、図3に示すように、タブ挿通口33の開口縁の4辺に対応した4つの誘い込み面34a,34b,34c,34dから構成されている。誘い込み面34aは、タブ挿通口33の開口縁の上辺に連なるテーパ面である。誘い込み面34bは、タブ挿通口33の開口縁の下辺に連なるテーパ面である。誘い込み面34cは、タブ挿通口33の開口縁の左辺(図3において左側に位置する辺)に連なるテーパ面である。誘い込み面34dは、タブ挿通口33の開口縁の右辺(図3において右側に位置する辺)に連なるテーパ面である。
本実施形態の場合、雌端子係止ランス32の突起部32bは、図3に示すように、端子幅方向に沿って、W3の幅を有している。そして、突起部32b(雌端子係止ランス32)の中心軸C32は、雌端子収容孔31の中心軸C31に対して、雌型接続端子20の幅方向左側(図3で左側)に偏心して形成されている。従って、中心軸C32と中心軸C31との間には、図3に示すように、寸法d2の位置ずれが発生している。
本実施形態における雌型接続端子20の場合、雌端子係止ランス32の突起部32bが係合するランス係合孔23は、中心軸C31に対する中心軸C32の偏心量に対応して、図8に示した当該雌型接続端子20の中心軸C20から端子幅方向に偏心して設けられている。
雄型ハウジング40は、図1に示すように、雄タブ端子10を収容する雄端子収容孔41と、雄端子収容孔41に臨んで設けられた雄端子係止ランス42と、を備えている。
雄端子係止ランス42は、雄端子収容孔41の長さ方向に沿って延出した弾性片42aと、この弾性片42aから雄端子収容孔41に向かって突出した突起部42bと、を備えている。雄端子係止ランス42は、突起部42bを雄タブ端子10のランス係合面16aに係合させることにより、雄タブ端子10の抜けを防止する。
本実施形態の場合、図示はしていないが雌型ハウジング30における雌端子係止ランス32の場合と同様に、雄端子係止ランス42が、雄端子収容孔41の中心軸に対して、雄タブ端子10の幅方向に偏心して形成されている。
本実施形態における雄タブ端子10の場合、前述したように、雄端子係止ランス42が係合する第2ランス係合部であるランス係合孔16が、当該雄タブ端子10の中心軸から端子幅方向に偏心して設けられる。このランス係合孔16の偏心量は、前述した雄端子収容孔41に対する雄端子係止ランス42の偏心量に対応している。
以上に説明した雄タブ端子10や雌型接続端子20では、ランス係合面16a,23aが角筒状部12,22の上部壁12a,22aにおける開口の縁部である第1係合面161,231と、側壁部12b,22bにおける開口の縁部で第1係合面161,231の端から上部壁12a,22aと略直交する方向に延在する第2係合面162,232と、を備えた鉤形になっている。
このような鉤形のランス係合面16a,23aを備えた接続端子10,20は、上部壁における開口の縁部の一部だけを使用する直線形のランス係合面(図12参照)を有した従来の接続端子と比較すると、ランス32,42の突起部32b,42bとの間の接触面積が増大するだけでなく、鉤形構造により機械的強度(座屈強度)も向上するため、接続端子の板厚の増大を図らずとも、ランス32,42との係合時における係合強度を高めることができる。
従って、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジング30,40のランス32,42と接続端子10,20との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、コネクタハウジング30,40における接続端子10,20の保持力の向上を安価に実現することができる。
また、上記実施形態では、鉤形のランス係合面を有する接続端子として、雌端子である雌型接続端子20と、雄端子である雄タブ端子10とを示している。言い換えれば、ランス係合面を鉤形としてコネクタハウジングにおける保持力を向上させるという効力は、接続端子の雌雄に関係なく得ることができ、接続端子が雌雄に拘わらずに、接続端子の重厚化等に頼らずに、コネクタハウジングのランスと接続端子との間の抜け止め用の係合強度を高めることができ、コネクタハウジングにおける接続端子の保持力の向上を安価に実現することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、ランス係合面において、コネクタハウジング側のランスの突起部に当接する第2係合面の面積を更に増加させて、コネクタハウジングにおける保持力の更なる向上を図ることもできる。
1 コネクタ
10 雄タブ端子(接続端子)
11 タブ
16 ランス係合孔(第2ランス係合部)
16a ランス係合面
20 雌型接続端子(接続端子)
21 端子嵌合部
23 ランス係合孔(ランス係合部)
23a ランス係合面
30 雌型ハウジング(第1ハウジング)
31 雌端子収容孔
32 雌端子係止ランス
32b 突起部
40 雄型ハウジング(第2ハウジング)
41 雄端子収容孔
42 雄端子係止ランス
42b 突起部
161 第1係合面
162 第2係合面
231 第1係合面
232 第2係合面

Claims (3)

  1. 相手の接続端子の先端部と嵌合する端子嵌合部と、この端子嵌合部の後端に連なる角筒状部と、前記角筒状部上に形成され、コネクタハウジングの端子収容孔に挿入された際に、前記端子収容孔に臨んで装備されているランスの突起部との当接により前記端子収容孔からの抜け止めを果たすランス係合面と、を備える接続端子であって、
    前記ランス係合面は、前記ランスと対向する前記角筒状部の上部壁と該上部壁の側縁に連なる側壁部とに跨って開口を形成することで形成され、前記上部壁における開口の縁部である第1係合面と、前記側壁部における開口の縁部で前記第1係合面の端から前記上部壁と略直交する方向に延在する第2係合面とを備えた鉤形の係合面であることを特徴とする接続端子。
  2. 前記端子嵌合部は、相手接続端子のタブが嵌合可能な角筒構造であることを特徴とする請求項1に記載の接続端子。
  3. 前記端子嵌合部は、相手接続端子の角筒構造の端子嵌合部に嵌合可能なタブであることを特徴とする請求項1に記載の接続端子。
JP2011075926A 2011-03-30 2011-03-30 コネクタ Active JP6092500B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011075926A JP6092500B2 (ja) 2011-03-30 2011-03-30 コネクタ
DE112012001471T DE112012001471T5 (de) 2011-03-30 2012-03-27 Verbindungsanschluss
KR1020137025851A KR101523162B1 (ko) 2011-03-30 2012-03-27 접속 단자
US13/984,194 US9197009B2 (en) 2011-03-30 2012-03-27 Connection terminal
CN2012800158796A CN103460513A (zh) 2011-03-30 2012-03-27 连接端子
PCT/JP2012/057989 WO2012133444A1 (ja) 2011-03-30 2012-03-27 接続端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011075926A JP6092500B2 (ja) 2011-03-30 2011-03-30 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012209222A true JP2012209222A (ja) 2012-10-25
JP6092500B2 JP6092500B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=46931159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011075926A Active JP6092500B2 (ja) 2011-03-30 2011-03-30 コネクタ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9197009B2 (ja)
JP (1) JP6092500B2 (ja)
KR (1) KR101523162B1 (ja)
CN (1) CN103460513A (ja)
DE (1) DE112012001471T5 (ja)
WO (1) WO2012133444A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012186115A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Yazaki Corp コネクタ
AU2013270628B2 (en) 2012-12-27 2015-02-05 Wright Medical Technology, Inc. Ankle replacement system and method
CN105228541A (zh) 2013-03-14 2016-01-06 瑞特医疗技术公司 踝部替换系统与方法
JP6781934B2 (ja) * 2017-04-26 2020-11-11 住友電装株式会社 端子
DE102018009921A1 (de) * 2018-12-17 2020-06-18 Leopold Kostal Gmbh & Co. Kg Flachsteckverbinderanordnung und Flachkontakt für die Flachsteckverbinderanordnung

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003157924A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Sumitomo Wiring Syst Ltd 雌側端子金具
JP2007287615A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Yazaki Corp 端子金具
JP2008153074A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具及びコネクタ
JP2010040183A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5593328A (en) * 1993-11-04 1997-01-14 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Female terminal fitting for connector
JP2003077574A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ及び端子金具
DE10252832B4 (de) * 2001-11-22 2006-11-30 Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi Anschlußpaßstück und Verfahren zum Ausbilden desselben
JP4586714B2 (ja) 2005-11-17 2010-11-24 住友電装株式会社 コネクタ
EP1786066B1 (en) 2005-11-15 2011-01-26 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. A connector
JP2007141069A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Canon Inc 情報取得システム
JP4762966B2 (ja) * 2007-10-23 2011-08-31 古河電気工業株式会社 メスコネクタ
JP5500578B2 (ja) 2009-09-30 2014-05-21 シンジーテック株式会社 導電性ゴム部材

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003157924A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Sumitomo Wiring Syst Ltd 雌側端子金具
JP2007287615A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Yazaki Corp 端子金具
JP2008153074A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具及びコネクタ
JP2010040183A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
KR101523162B1 (ko) 2015-05-26
WO2012133444A1 (ja) 2012-10-04
US20130316562A1 (en) 2013-11-28
CN103460513A (zh) 2013-12-18
KR20140000327A (ko) 2014-01-02
JP6092500B2 (ja) 2017-03-08
US9197009B2 (en) 2015-11-24
DE112012001471T5 (de) 2013-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9431761B2 (en) Connector
JP5708837B1 (ja) コネクタ端子
US7094115B2 (en) Female terminal fitting
US8851938B2 (en) Terminal connection structure
JP6092500B2 (ja) コネクタ
US8992271B2 (en) Electrical terminal
JP2012234655A (ja) コネクタ
WO2010029803A1 (ja) 端子金具及び端子金具付き電線
US20130323955A1 (en) Connector terminal and card edge type connector including this connector terminal
WO2012133350A1 (ja) コネクタ
KR20070076550A (ko) 단자 피팅 및 이 단자 피팅이 마련된 커넥터
US10461456B2 (en) Connector
JP5836623B2 (ja) コネクタ
JP2012186115A (ja) コネクタ
KR101424545B1 (ko) 커넥터
JP6331273B2 (ja) コネクタ
JP4446477B2 (ja) コネクタ
JP2023092966A (ja) コネクタ
JP2018156764A (ja) コネクタ
JP5129792B2 (ja) 電気コネクタ組立体
JP2012221578A (ja) コネクタ
JP2010073440A (ja) 端子金具
JP2015095343A (ja) コネクタの端子係止構造
JP2019057453A (ja) 雌端子
JP2012221577A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150122

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150724

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160316

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160325

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20160506

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6092500

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250