WO2010021038A1 - 電子部品ハンドリング装置および電子部品試験システム - Google Patents

電子部品ハンドリング装置および電子部品試験システム Download PDF

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    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2893Handling, conveying or loading, e.g. belts, boats, vacuum fingers

Abstract

ICデバイスの分類機能を備えていない第1のハンドラ(100)と、ICデバイスをテスト結果に応じて分類可能な第2のハンドラ(500)と、を備えており、第1のハンドラ(100)は、ICデバイスの識別情報と試験結果とを関連付けた第1の試験情報を形成して第2のハンドラ(500)に提供し、第2のハンドラ(500)は、ICデバイスの識別情報と試験結果とを関連付けた第2の試験情報を形成し、第1及び第2の試験情報に基づいてICデバイスを分類する。

Description

電子部品ハンドリング装置および電子部品試験システム
 本発明は、半導体集積回路素子等の電子部品(以下、代表的にICデバイスとも称する。)をハンドリングするための電子部品ハンドリング装置、及び、電子部品のテストを行うための電子部品試験システムに関する。
 文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の記載の一部とする。
 PCT/JP2006/321490  出願日 2006年10月27日
 PCT/JP2006/321491  出願日 2006年10月27日
 PCT/JP2007/059597  出願日 2007年 5月 9日
 PCT/JP2008/057764  出願日 2008年 4月22日
 PCT/JP2008/059829  出願日 2008年 5月28日
 ICデバイス等の電子部品の製造過程では、ICデバイスの性能や機能を試験するために電子部品試験システムが用いられている。電子部品試験システムは、ICデバイスをハンドリングするためのハンドラ(電子部品ハンドリング装置)と、ICデバイスが電気的に接続されるテストヘッドと、テストヘッドを介してICデバイスをテストするテスタと、を備えている。
 従来から、試験前後においてカスタマトレイとテストトレイとの間でICデバイスを載せ替えるタイプのハンドラが知られている(例えば、特許文献1参照)。なお、カスタマトレイは、試験前或いは試験後のICデバイスを収容するトレイである。試験前のICデバイスは、カスタマトレイに収容された状態で前工程からハンドラに供給され、試験済みのICデバイスは、カスタマトレイに収容された状態でハンドラから後工程に送り出される。一方、テストトレイは、ハンドラ内を循環搬送される専用のトレイである。
 この種のハンドラでは、試験前にカスタマトレイからテストトレイにICデバイスを積み替え、このテストトレイをテストヘッド上に搬送し、ICデバイスをテストヘッドに搭載したままの状態で、テストヘッドに設けられたソケットにICデバイスを押し付ける。この状態で、テスタがテストヘッドを介してICデバイスの試験を実行する。試験が終了したら、ハンドラは、ICデバイスを、試験結果に基づいて分類しながら、テストトレイからカスタマトレイに再び移し替える。
特開2001-33518号公報
 上記タイプのハンドラを複数台用いて複数種の試験を連続的に実施する場合、それぞれのハンドラでICデバイスの分類作業が行われるため、スループット向上の障害となる場合があった。
 本発明が解決しようとする課題は、スループットの向上を図ることができる電子部品ハンドリング装置及び電子部品試験システムを提供することである。
 (1)本発明によれば、試験装置による被試験電子部品の試験に用いられる電子部品ハンドリング装置であって、個々の被試験電子部品を識別するための識別情報を検出する検出手段と、他の試験装置により既に実行された試験の結果と、前記識別情報と、を関連付けた第1の試験情報を取得する取得手段と、前記試験装置により実行された試験の結果と、前記識別情報と、を関連付けた第2の試験情報を形成する形成手段と、前記第1及び第2の試験情報に基づいて、前記被試験電子部品を分類する分類手段と、を備えた電子部品ハンドリング装置が提供される(請求項1参照)。
 前記電子部品ハンドリング装置は、汎用トレイから試験用トレイに前記被試験電子部品を移載する移載手段と、前記試験装置と前記被試験電子部品とを電気的に接触させるために、前記試験用トレイに前記被試験電子部品を搭載した状態で、前記被試験電子部品を前記試験装置に押し付ける押付手段と、を備えており、前記分類手段は、前記第1及び第2の試験情報に基づいて前記被試験電子部品を分類しながら、前記試験用トレイから前記汎用トレイに前記被試験電子部品を移載することが好ましい(請求項2参照)。
 前記電子部品ハンドリング装置は、前記試験用トレイに移載しない前記被試験電子部品を保管する保管手段を備え、前記移載手段は、前記第1の試験情報に基づいて、特定の前記被試験電子部品を前記汎用トレイから前記保管手段に移載することが好ましい(請求項3参照)。
 前記保管手段は、前記汎用トレイとは別の汎用トレイであることが好ましい(請求項4参照)。
 前記移載手段は、前記他の試験装置による試験の結果が不良であった被試験電子部品を、前記保管手段に移載することが好ましい(請求項5参照)。
 (2)本発明によれば、試験装置による被試験電子部品の試験に用いられる電子部品ハンドリング装置であって、個々の被試験電子部品を識別するための識別情報と、前記試験装置により実行された試験の結果と、を関連付けた第1の試験情報を形成して、前記試験装置による試験の後に実行される試験に用いられる他の電子部品ハンドリング装置に、前記第1の試験情報を提供する提供手段を備えた電子部品ハンドリング装置が提供される(請求項6参照)。
 前記電子部品ハンドリング装置は、前記被試験電子部品自体に付された前記識別情報を検出する検出手段を備えていることが好ましい(請求項7参照)。
 前記電子部品ハンドリング装置は、試験後の前記被試験電子部品を収容する汎用トレイに付された情報、又は、複数の前記汎用トレイを格納するカセットに付された情報に基づいて、前記識別情報を生成する生成手段を備えていることが好ましい(請求項8参照)。
 前記電子部品ハンドリング装置は、汎用トレイから試験用トレイに被試験電子部品を移載する第1の移載手段と、前記試験装置と前記被試験電子部品とを電気的に接触させるために、前記試験用トレイに前記被試験電子部品を搭載した状態で、前記被試験電子部品を前記試験装置に押し付ける押付手段と、試験済の前記被試験電子部品を前記試験用トレイから前記汎用トレイに移載する第2の移載手段と、を備えていることが好ましい(請求項9参照)。
 前記第2の移載手段は、前記第1の試験結果に基づいて分類をせずに、前記被試験電子部品を移載することが好ましい(請求項10参照)。
 前記第1及び第2の移載手段は、前記汎用トレイにおける前記被試験電子部品の位置関係を維持した状態で、前記汎用トレイと前記試験用トレイとの間で前記被試験電子部品を移載することが好ましい(請求項11参照)。
 (3)本発明によれば、請求項6~11の何れかに記載の少なくとも1つの第1の電子部品ハンドリング装置と、請求項1~5の何れかに記載の第2の電子部品ハンドリング装置と、を備え、前記第1の電子部品ハンドリング装置から前記第2の電子部品ハンドリング装置へと前記被試験電子部品を受け渡す電子部品試験システムが提供される(請求項12参照)。
 (4)本発明によれば、個々の被試験電子部品を識別するために被試験電子部品自体に付された識別情報を検出する検出手段、又は、試験後の被試験電子部品を収容する汎用トレイに付された情報、若しくは、複数の前記汎用トレイを格納するカセットに付された情報に基づいて、個々の被試験電子部品を識別するための識別情報を生成する生成手段、の何れか一方を備えた、少なくとも1つの第1の電子部品ハンドリング装置と、請求項1~5の何れかに記載の第2の電子部品ハンドリング装置と、前記第1の電子部品ハンドリング装置で検出又は生成された前記識別情報と、前記第1の電子部品ハンドリング装置を用いて試験装置により実行された試験結果と、を関連付けた第1の試験情報を形成して、当該第1の試験情報を前記第2の電子部品ハンドリング装置に提供する提供装置と、を備えており、前記第1の電子部品ハンドリング装置から前記第2の電子部品ハンドリング装置へと前記被試験電子部品を受け渡す電子部品試験システムが提供される(請求項13参照)。
 (5)本発明によれば、試験装置による被試験電子部品の試験に用いられる電子部品ハンドリング装置であって、汎用トレイから試験用トレイに前記被試験電子部品を移載する移載手段と、個々の被試験電子部品を識別するために識別情報を検出する検出手段と、他の試験装置により既に実行された試験の結果と、前記識別情報と、を関連付けた第1の試験情報を取得する取得手段と、前記試験用トレイに移載しない前記被試験電子部品を保管する保管手段と、を備え、前記移載手段は、前記第1の試験情報に基づいて、特定の前記被試験電子部品を前記汎用トレイから前記保管手段に移載する電子部品ハンドリング装置が提供される(請求項14参照)。
 前記保管手段は、前記汎用トレイとは別の汎用トレイであることが好ましい(請求項15参照)。
 前記移載手段は、前記他の試験装置による試験の結果が不良であった被試験電子部品を、前記保管手段に移載することが好ましい(請求項16参照)。
 本発明では、複数台の電子部品ハンドリング装置を用いて被試験電子部品を試験する場合に、最後の電子部品ハンドリング装置により被試験電子部品をまとめて分類することができるので、スループットの向上を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る電子部品試験システムの全体構成を示す概念図である。 図2は、図1に示す電子部品試験システムを構成する第1のハンドラを示す概略斜視図である。 図3は、図2に示す第1のハンドラの平面図である。 図4は、本発明の第1実施形態におけるカスタマトレイを示す斜視図である。 図5は、図4のV-V線に沿った断面図である。 図6は、本発明の第1実施形態におけるコンタクトプレートを示す斜視図である。 図7は、図6のVII-VII線に沿った断面図である。 図8は、図2に示す第1のハンドラの搬入装置を示す平面図である。 図9は、図2に示す第1のハンドラの着脱装置を示す側面図である。 図10Aは、図2に示す第1のハンドラの第1の反転装置を示す平面図である。 図10Bは、図2に示す第1のハンドラの第1の反転装置を示す正面図である。 図11は、本発明の第1実施形態に係る電子部品試験システムの制御システムを示すブロック図である。 図12は、本発明の他の実施形態におけるカセットを示す斜視図である。 図13は、図1に示す電子部品試験システムを構成する第2の試験システムを示す概略断面図である。 図14は、図13に示す第2の試験システムを構成する第2のハンドラの斜視図である。 図15は、図14に示す第2のハンドラにおけるトレイの取り廻しを示す概念図である。 図16は、本発明の第1実施形態におけるテストトレイの分解斜視図である。 図17は、図13に示す第2の試験システムにおけるプッシャ、インサート及びソケットを示す断面図である。 図18は、本発明の第2実施形態に係る電子部品試験システムの制御システムを示すブロック図である。
符号の説明
1A,1B…電子部品試験システム
 2A,2B…第1の試験システム
 3A,3B…第2の試験システム
 10…第1のテストヘッド
 20…第1のテスタ
 30…第2のテストヘッド
 40…第2のテスタ
 50…カスタマトレイ
  53…バーコード
 100…第1のハンドラ
   110…制御装置
    111…生成部
    112…提供部
   380…バーコードリーダ
 500…第2のハンドラ
   510…制御装置
    511…取得部
    512…形成部
    513…第1の制御部
    514…第2の制御部
   715…バーコードリーダ
 以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
 図1は本発明の第1実施形態に係る電子部品試験システムの全体構成を示す概念図である。
 本発明の第1実施形態に係る電子部品試験システム1Aは、図1に示すように、2つの試験システム2A,3Aから構成されており、2種類のテストを連続的に実施することが可能となっている。
 第1の試験システム2Aは、ICデバイスが電気的に接続される第1のテストヘッド10と、第1のテストヘッド10を介してICデバイスをテストする第1のテスタ20と、ICデバイスをハンドリングして第1のテストヘッド10に押し付ける第1のハンドラ100と、から構成されている。
 第2の試験システム3Aも同様に、ICデバイスが電気的に接続される第2のテストヘッド30と、第2のテストヘッド30を介してICデバイスをテストする第2のテスタ40と、ICデバイスをハンドリングして第2のテストヘッド30に押し付ける第2のハンドラ500と、から構成されている。
 第1のハンドラ100は、ICデバイスをテスト結果に応じて分類する分類機能を備えていないタイプのハンドラである。これに対し、第2のハンドラ500は、ICデバイスをテスト結果に応じて分類するアンローダ部900を備えている。本実施形態では、第1のハンドラ100ではICデバイスの分類作業は行わずに、第2のハンドラ500のアンローダ部900が、第2のテスタ40による試験結果に加えて、第1のテスタ20による試験結果も加味して、ICデバイスの分類を行う。
 以下に、第1のハンドラ100及び第2のハンドラ500について詳述する。
 <第1のハンドラ100>
 図2は図1に示す電子部品試験システムを構成する第1のハンドラを示す概略斜視図、図3は図2に示す第1のハンドラの平面図である。
 本実施形態における第1のハンドラ100は、図2及び図3に示すように、搬入部200、テスト部300及び搬出部400を備えている。
 搬入部200には、積層された複数のカスタマトレイ50が収容されたカセット70(図12参照)がセットされている。搬入部200は、このカセット70から2枚ずつカスタマトレイ50をテスト部300に搬入する。
 テスト部300は、図2及び図3に示すように、第1の反転ステージ301、テストステージ302、及び、第2の反転ステージ303を備えている。
 第1の反転ステージ301では、搬入部200から搬入されたカスタマトレイ50の上にコンタクトプレート60を重ね合わせて反転し、カスタマトレイ50に収容されていた全てのICデバイスを、コンタクトプレート60に一括して移し替え、さらにコンタクトプレート60の上からカスタマトレイ50を取り外した後に、当該コンタクトプレート60をテストステージ302に搬送する。
 テストステージ302では、コンタクトプレート60を第1のテストヘッド10の下方に移動させて、ICデバイスをコンタクトプレート60に保持した状態でICデバイスを第1のテストヘッド10のソケット11に押し付けて、第1のテスタ20によりICデバイスのテストを実行する。
 試験が完了したら、第2の反転ステージ303において、コンタクトプレート60の上にカスタマトレイ50を被せて再度反転させて、コンタクトプレート60からカスタマトレイ50に試験済みのICデバイスを一括して移し替え、さらにカスタマトレイ50の上からコンタクトプレート60を取り外した後に、当該カスタマトレイ50を搬出部400に搬出する。
 搬出部400では、テスト部300から搬出されたカスタマトレイ50をカセット70(図11参照)に積層する。カスタマトレイ50で満杯となったカセット70は、試験工程内の作業者や無人搬送台車(AGV:Auto Guided Vehicle)により、第2のハンドラ500に搬送される。
 先ず、本実施形態におけるカスタマトレイ50及びコンタクトプレート60について説明する。
 図4は本発明の第1実施形態におけるカスタマトレイを示す斜視図、図5は図4のV-V線に沿った断面図、図6は本発明の第1実施形態におけるコンタクトプレートを示す斜視図、図7は図6のVII-VII線に沿った断面図である。
 本実施形態におけるカスタマトレイ50、図4及び図5に示すように、ICデバイスを収容可能な凹状の収容部52が形成されたトレイ本体51を備えている。トレイ本体51は合成樹脂材料から構成されている。本実施形態では、56個の収容部52がトレイ本体51上に7行8列で配列されている。また、トレイ本体51の側面には、図4に示すように、個々のカスタマトレイ50を識別するためのバーコード53が付されている。
 一方、本実施形態におけるコンタクトプレート60は、図6及び図7に示すように、ICデバイスを保持するための凹部62が形成されたプレート本体61を備えている。このプレート本体61は金属材料やセラミックスから構成されている。特に図示しないが、プレート本体61の内部に、例えばヒータ等の熱源や冷却液を循環可能な流路が設けられている。
 本実施形態では、56個の凹部62が、カスタマトレイ50における収容部52に対応するように、プレート本体61に7行8列で配列されている。このため、カスタマトレイ50とコンタクトプレート60との間でのICデバイスの移し替えを一度に行うことが可能となっている。
 以下に、本実施形態における第1のハンドラ100の各部について詳述する。
 [搬入部200]
 図8は図2に示す第1のハンドラの搬入装置を示す平面図である。
 搬入部200は、図2及び図3に示すように、カスタマトレイ50をカセット70から第1の搬送装置220に搬入する搬入装置210と、カスタマトレイ50をテスト部300に搬送する2組の第1の搬送装置220と、を備えている。
 搬入装置210は、図8に示すように、第1のハンドラ100の装置基台上にY軸方向に沿って設けられた一対のY軸方向レール211と、Y軸方向レール211上をY軸方向に沿って移動可能な可動レール212と、可動レール212の下側に設けられ、アクチュエータ(不図示)により上下動可能な2つの把持ヘッド213と、を備えている。それぞれの把持ヘッド213は、カスタマトレイ50を把持するための開閉式の把持爪214を下向きに有している。
 この搬入装置210は、2枚のカスタマトレイ50をカセット70から第1の搬送装置220に同時に引き渡す。なお、図2、図3及び図8においてカセット70は図示していない。
 それぞれの第1の搬送装置220は、図8に示すように、2列に並べられた複数の回転ローラ221と、これらのローラ221を駆動させるモータ(不図示)と、を備えており、カスタマトレイ50をY軸方向に沿って移動させることが可能となっている。この第1の搬送装置220は、搬入装置210により搬入されたカスタマトレイ50を搬入部200からテスト部300に搬送することが可能となっている。
 [テスト部300]
 図9は図2に示す第1のハンドラの着脱装置を示す側面図、図10A及び図10Bは図2に示す第1のハンドラの第1の反転装置を示す平面図及び正面図、図11は本実施形態に係る電子部品試験システムの制御システムを示すブロック図である。
 テスト部300は、図2、図3及び図9に示すように、その上部に第1のテストヘッド10が装着され、開口を介して第1のテストヘッド10の一部がテスト部300内に入り込んでおり、ソケット11がテスト部300内に位置している。また、このテスト部300は、図3に示すように、着脱装置310、4組の第1の反転装置320、2組の第2の搬送装置330、2組のベルト搬送装置340、押圧装置350、2組の第3の搬送装置360、及び、4組の第2の反転装置370を備えている。
 テスト部300の第1の反転ステージ301において、搬入部200から搬入されたカスタマトレイ50からコンタクトプレート60に試験前のICデバイスを移し替え、テストステージ302において、コンタクトプレート60にICデバイスを保持した状態で、ICデバイスのテストを実行し、第2の反転ステージ303において、試験後のICデバイスをコンタクトプレート60からカスタマトレイ50からコンタクトプレート60に再び移し替える。
 着脱装置310は、図3及び図9に示すように、第1のハンドラ100の装置基台上に設けられた一対のX軸方向レール311と、X軸方向レール311に沿って往復移動可能な2組の可動レール312と、各可動レール312の下側にそれぞれ設けられ、アクチュエータ(不図示)により上下動可能な2つの把持ヘッド313と、を備えている。各把持ヘッド313は、カスタマトレイ50を把持可能な把持爪314を下向きに有している。この着脱装置310は、第1の反転装置320から第2の反転装置370に至るテスト部300内の全域に亘って動作可能となっている。
 この着脱装置310は、先ず、第1の搬送装置220によりテスト部300内に搬送されたカスタマトレイ50の上にコンタクトプレート60を重ね合わせる。第1の反転装置320がカスタマトレイ50及びコンタクトプレート60を反転させた後に、着脱装置310は、コンタクトプレート60の上からカスタマトレイ50を取り外して、X軸方向に沿って移動し、第2の反転装置370の上方で待機する。ICデバイスの試験が完了したら、着脱装置310は、把持していたカスタマトレイ50をコンタクトプレート60の上に重ね合わせる。さらに、第2の反転装置370がコンタクトプレート60及びカスタマトレイ50を反転させたら、着脱装置310は、カスタマトレイ50の上からコンタクトプレート60を取り外して、X軸方向に沿って移動し、第1の反転装置320の上方に戻る。
 各第1の反転装置320は、図10A及び図10Bに示すように、駆動軸321aを上下方向に伸長可能な一対の伸長部321と、駆動軸322aが相互に対向するように各伸長部321に設けられた一対の回転部322と、各回転部322の駆動軸322aの先端にそれぞれ設けられた一対のチャック323と、を備えている。
 各伸長部321は、例えばエアシリンダを有しており、その駆動軸321aの先端に連結された回転部322を上下動させることが可能となっている。
 各回転部322は、例えば回転モータ及びエアシリンダを有しており、その駆動軸322aの先端に連結されたチャック323を、Y軸周りに回転させると共にY軸方向に沿って往復移動させることが可能となっている。これら回転部322の駆動軸322aは、その先端同士が対向するように配置されているため、各回転部322がそれぞれ伸長すると駆動軸322a間が狭まり、反対に各回転部322がそれぞれ短縮すると駆動軸322a間が広がるようになっている。
 各回転部322の駆動軸322aの先端にはチャック323が設けられている。それぞれのチャック323は、空気圧により開閉することで重なり合っているカスタマトレイ50及びコンタクトプレート60を把持することが可能となっている。
 この第1の反転装置320は、着脱装置310がカスタマトレイ50の上にコンタクトプレート60を被せたら、カスタマトレイ50及びコンタクトプレート60の両端を把持してこれらを実質的に180度回転させる。これにより、カスタマトレイ50に収容されていた全てのICデバイスが、コンタクトプレート60に一括して移載される。このように、第1のハンドラ100では、カスタマトレイ50におけるICデバイスの位置関係(配列関係)を維持した状態で、カスタマトレイ50とコンタクトプレート60との間でICデバイスが移載される。
 各第2の搬送装置330は、特に図示しないが、2列に並べられた複数の回転ローラと、これらのローラを駆動させるモータと、を備えており、第1の反転装置320により反転されたコンタクトプレート60をX軸方向に沿って移動させることが可能となっている。なお、理解を容易にするために、図10A及び図10Bにおいて第1及び第2の搬送装置220,320を単純化して表現しているが、実際にはいずれも複数の回転ローラから構成されている。因みに、第1の反転装置320による反転の後、カスタマトレイ50は、着脱装置310によりコンタクトプレート60から取り外され、押圧装置350上を通過して第2の反転装置370の上方まで移動する。
 この第2の搬送装置330は、第1の反転装置320によりカスタマトレイ50からICデバイスを移し替えられたコンタクトプレート60を、第1のテストヘッド10に向かって移動させてベルト搬送装置340に引き渡す。
 ベルト搬送装置340は、コンタクトプレート60をX軸方向に沿って移動させることが可能なベルトコンベアを有している。このベルトコンベアは、図3に示すように、コンタクトプレート60の両端を保持するように配置されており、ICデバイスのテスト時に上下動する押圧装置350と干渉しないようになっている。
 押圧装置350は、図9に示すように、アクチュエータ351と、ボールネジ機構(不図示)を介してアクチュエータ351に連結された駆動軸352と、駆動軸352の先端に連結された駆動プレート353と、を有している。この押圧装置350のアクチュエータ351が駆動することで駆動軸352が上昇すると、駆動プレート353がコンタクトプレート60を押し上げて、コンタクトプレート60に保持されているICデバイスを、第1のテストヘッド10のソケット11に押し付ける。押圧装置350によりICデバイスがソケット11に押し付けられて、ICデバイスの入出力端子がソケット11のコンタクトピンに電気的に接触すると、第1のテストヘッド10を介して第1のテスタ20によりICデバイスのテストが実行される。試験が完了したら、ベルト搬送装置340は、ICデバイスを保持しているコンタクトプレート60を第1のテストヘッド100の下方から払い出す。
 各第3の搬送装置360は、第2の搬送装置330と同様に、2列に並べられた複数の回転ローラと、これらのローラを駆動させるモータと、を備えており、ベルト搬送装置340により第1のテストヘッド100の下方から払い出されたコンタクトプレート60を第2の反転装置370まで移動させる。
 各第2の反転装置370は、特に図示しないが、上述した第1の反転装置320と同様に、伸長部、回転部及チャックを備えている。コンタクトプレート60が第3の搬送装置360により第1のテストヘッド100の下方から払い出されると、着脱装置310がコンタクトプレート60の上にカスタマトレイ50を被せ、次いで、第2の反転装置370が、コンタクトプレート60及びカスタマトレイ50の両端を把持してこれらを180度回転させる。これにより、ICデバイスがコンタクトプレート60からカスタマトレイ50に一括して移載される。なお、着脱装置310は、反転後にカスタマトレイ50からコンタクトプレート60を取り外して、第1の反転装置320の上方へ戻る。
 また、本実施形態では、テスト部300の第2の反転ステージ303に、カスタマトレイ50の側面に付されたバーコード53を読み取るためのバーコードリーダ380が設けられている。このバーコードリーダ380は、第2の反転装置370の近傍に設置されており、第2の反転装置370によりコンタクトプレート60からICデバイスが移載されたカスタマトレイ50のバーコード53を読み取ることが可能となっている。
 図11に示すように、このバーコードリーダ380は、第1のハンドラ100の制御装置110に接続されており、バーコード53から読み取った情報を制御装置110の生成部111に送信する。生成部111は、バーコードリーダ380から送信された情報と、カスタマトレイ50においてICデバイスを収容している収容部52の位置情報(配列情報)と、から個々のICデバイス自体を識別するための識別情報を生成し、当該識別情報を提供部112に送信する。
 一方、第1のテスタ20は、第1のハンドラ100の制御装置110の提供部112に、ICデバイスの試験結果を送信する。この試験結果は、例えば、第1のテストヘッド10におけるソケット11の位置情報(配列情報)に対応付けされている。
 提供部112は、生成部111から提供された識別情報と、第1のテスタ20から送信された試験結果と、を関連付けて第1の試験情報を形成する。ここで、第1のテストヘッド10におけるソケット11の位置と、コンタクトプレート60における凹部62の位置とが一義的に対応しており、さらにコンタクトプレート60における凹部62の位置と、カスタマトレイ50における収容部52の位置とは一義的に対応している。また、第1のテスタ20において各ICデバイスの試験結果はソケット位置に対応付けられている。このため、提供部112において識別情報と試験結果とを関連付けることが可能となっている。提供部112は、この第1の試験情報を第2のハンドラ500の制御装置510の取得部511に通信ケーブル等を介して送信する。なお、通信ケーブルに代えて、USBメモリ等の外部記憶媒体を用いて、第1のハンドラ100から第2のハンドラ500に第1の試験情報を提供してもよい。
 カスタマトレイ50を識別する手段として、バーコードの代わりに、2次元バーコードを用いてもよく、或いは、RFタグ(ICタグ)やEEPROM(Electrically Erasable PROM)等の読み書き可能な媒体を用いてもよい。
 また、カスタマトレイ50の側面に代えて、ICデバイス自体の表面にバーコードを付して、このバーコードから得られる情報自体をICデバイスの識別情報としてもよい。この場合には、例えば、第4の搬送装置410の上方にバーコードリーダを設置して、第4の搬送装置410により搬送される際にバーコードをリーダにより読み込む。
 或いは、図12に示すように、カスタマトレイ50を収容するカセット70の側面にバーコード71を付して、当該バーコード71から得られる情報と、カセット70におけるカスタマトレイ50の積層位置情報と、当該カスタマトレイ50においてICデバイスを収容している収容部53の位置情報(配列情報)と、からICデバイスの識別情報を生成してもよい。この場合には、例えば、搬出部400において、カセット70の側面に対向する位置にバーコードリーダを設置して、カセット70が交換されるたびにバーコードをリーダにより読み込む。
 なお、ICデバイス自体の表面、カスタマトレイ50の側面、及び、カセット70の側面のうちの2つ、或いは、これら全てにバーコードを付して、複数のバーコードに基づいて、ICデバイスの識別情報を生成してもよい。
 [搬出部400]
 搬出部400は、図2及び図3に示すように、カスタマトレイ50をテスト部300から搬出部400に搬出する2組の第4の搬送装置410と、搬出部400に搬出されたカスタマトレイ50を積層する搬出装置420と、を備えている。
 それぞれの第4の搬送装置410は、図3に示すように、上述の第1の搬送装置220と同様に、2列に並べられた複数の回転ローラと、これらのローラを駆動させるモータ(不図示)と、を備えており、Y軸方向に沿ってカスタマトレイ50を移動させることが可能となっている。この第4の搬送装置410は、第2の反転装置370によりICデバイスが移載されたカスタマトレイ50を搬出部400まで移動させる。
 搬出装置420は、図3に示すように、上述の搬入装置210と同様に、Y軸方向レール421、可動レール422及び把持ヘッド423を備えており、第4の搬送装置420により搬出部400に搬出されたカスタマトレイ50をカセット70に積層する。このカセット70は、無人搬送台車や作業者により、第2のハンドラ500の格納部600に搬送される。
 <第2のハンドラ500>
 以下に第2のハンドラ500について説明する。図13は図1に示す電子部品試験システムを構成する第2の試験システムを示す概略断面図、図14は図13に示す第2の試験システムを構成する第2のハンドラの斜視図、図15は図14に示す第2のハンドラにおけるトレイの取り廻しを示す概念図である。
 図13に示すように、第2の試験システム3Aにおいて、第2のテストヘッド30は、第2のハンドラ500の下部に交換可能に配置されている。第2のテストヘッド30上にはソケット31が装着されており、第2のハンドラ500に形成された開口を介して、ソケット31が第2のハンドラ500内に位置するようになっている。
 第2のハンドラ500は、図14及び図15に示すように、試験前後のICデバイスを格納する格納部600と、格納部から供給されたカスタマトレイ50からテストトレイ80にICデバイスを移載するローダ部700と、ICデバイスに熱ストレスを印加した後に第2のテストヘッド30にICデバイスを押し付けるテスト部800と、試験済みのICデバイスを分類しながらテストトレイ80からカスタマトレイ50にICデバイスを移載するアンローダ部900と、を備えている。
 先ず、第2のハンドラ500で用いられるテストトレイ80について説明する。図16は本発明の第1実施形態におけるテストトレイを示す分解斜視図である。
 テストトレイ80は、図16に示すように、方形のフレーム81と、フレーム81に平行且つ等間隔に設けられた桟82と、桟82或いはフレーム81の辺81aから等間隔に突出している複数の取付片83と、を有している。そして、桟82や辺81aと取付片83とによって、インサート収容部84が形成されている。
 各インサート収容部84には、それぞれ1個のインサート85が収容可能となっている。インサート85の両端には、当該インサート85を取付片83に取り付けるための取付孔87がそれぞれ形成されており、インサート84はファスナ88を用いて2つの取付片83にフローティング状態で取り付けられている。こうしたインサート85は、図16に示すように、1枚のテストトレイ80に64個取り付けられている。各インサート85にはICデバイスが一つずつそれぞれ収容される。インサート85のIC収容部86は、収容するICデバイスの形状に応じて決められ、図16に示す例では方形の凹部となっている。
 次に、本実施形態における第2のハンドラ500の各部について詳述する。
 [格納部600]
 格納部600は、第1のハンドラ100から供給されたカセット70を格納する試験前格納部610と、試験済みのICデバイスを収容したカスタマトレイ50を格納する試験済格納部620と、空のカスタマトレイ50を格納する空トレイ格納部630と、を備えている。
 本実施形態では、図14及び図15に示すように、試験前格納部610に2つのカセットをセット可能となっており、空トレイ格納部630にも2つのカセットをセット可能となっている。一方、試験済格納部620には、8つのカセットをセットすることが可能となっており、試験結果に応じて最大8つの分類に仕分けすることが可能となっている。
 第2のハンドラ500の装置基台501において、2つの第1の窓部710がローダ部700に開口し、4つの第2の窓部910がアンローダ部900に開口している。各窓部710,910の下側には、カスタマトレイ50を昇降させることが可能な昇降テーブル(不図示)がそれぞれ配置されている。また、カスタマトレイ50を搬送するためのトレイ移送アーム640が、各格納部610~630と装置基台501との間に設けられている。
 試験前のICデバイスを収容したカスタマトレイ50は、トレイ移送アーム640及び昇降テーブルによって、試験前格納部610から第1の窓部710に搬送される。一方、空のカスタマトレイ50が、トレイ移送アーム640及び昇降テーブルによって、空トレイ格納部630から第2の窓部910に搬送される。さらに、当該カスタマトレイ50が試験済みのICデバイスで満載になると、このカスタマトレイ50は、トレイ移送アーム640及び昇降テーブルによって、試験済格納部620に搬送される。
 [ローダ部700]
 ローダ部700は、第1の窓部710に位置するカスタマトレイ50から、ローダ部700に位置するテストトレイ80にICデバイスを積み替える移載装置720を有している。
 この移載装置720は、装置基台501上にY軸方向に沿って設けられた一対のY軸方向レール721と、Y軸方向レール721上をカスタマトレイ50とテストトレイ80との間で往復移動可能な可動レール722と、可動アーム722に支持され、X軸方向に移動可能な可動ヘッド723と、を備えている。この可動ヘッド723には、複数の吸着パッド(不図示)が下向きに装着されており、複数のICデバイスをカスタマトレイ50からテストトレイ80に同時に積み替えることが可能となっている。
 この移載装置720は、第2のハンドラ500の制御装置510における第1の制御部513(図11参照)により制御されている。第1の制御部513は、カスタマトレイ50に収容された各ICデバイスをテストトレイ80にそれぞれ移載する際に、カスタマトレイにおける各ICデバイスの位置情報(配列情報)を制御装置510の形成部511に送信する。
 また、本実施形態では、図15に示すように、第1の窓部710の周縁にバーコードリーダ715がそれぞれ設置されており、第1の窓部710にそれぞれ位置するカスタマトレイ50の側面に付されたバーコード53を読み取ることが可能となっている。図11に示すように、このバーコードリーダ715は、第2のハンドラ500の制御装置510に接続されており、バーコード53から読み取った情報を制御装置510の形成部511に送信する。
 さらに、本実施形態では、空のカスタマトレイ50を載置可能な保管場所730が第1の窓部710に隣接して設けられている。移載装置720は、第1の窓部710に位置するカスタマトレイ50から、保管場所730に位置するカスタマトレイに、ICデバイスを移動させることが可能となっている。
 図11に示すように、制御装置510において、第1の制御部513は、取得部512が取得した第1の試験情報に基づいて、ICデバイスをテストトレイ80又は保管場所730のいずれかに移載するかを判断する。具体的には、第1の試験システム2Aでの試験結果が良好であったICデバイスは、カスタマトレイ50からテストトレイ80に移載するのに対し、不良であったICデバイスは、テストトレイ80ではなく、保管場所730に移載する。これにより、第1の試験システム2Aで特定の試験結果であったICデバイスを、第2の試験システム3Aで試験や分類を行う前に取り除いておくことができるので、スループットの向上を図ることができる。保管場所730に載置されたカスタマトレイが不良デバイスで満杯になると、例えば作業者が当該カスタマトレイを新たな空トレイと交換する。なお、保管場所730に保管されるICデバイスは前工程における試験結果が不良であったものに特に限定されない。
 [テスト部800]
 図17は図13に示す第2の試験システムにおけるプッシャ、インサート及びソケットを示す断面図である。
上述したテストトレイ80は、ローダ部700でICデバイスが積み込まれた後に、テスト部800に搬入され、ICデバイスに所定の熱ストレスを印加した後に、ICデバイスをテストトレイ80に搭載したままの状態でICデバイスのテストが実行される。
 テスト部800は、図14及び図15に示すように、テストトレイ80に搭載されたICデバイスに目的とする高温又は低温の熱ストレスを印加するソークチャンバ810と、ソークチャンバ810で熱ストレスが印加された状態にあるICデバイスを第2のテストヘッド30に押し付けるテストチャンバ820と、テストチャンバ820で試験されたICデバイから熱ストレスを除去するアンソークチャンバ830と、を備えている。
 ソークチャンバ810及びアンソークチャンバ830は、図14に示すように、テストチャンバ820よりも上方に突出している。また、図15に概念的に示すように、ソークチャンバ810内には垂直搬送装置が設けられており、テストチャンバ820が空くまでの間、複数のテストトレイ80がこの垂直搬送装置に保持されながら待機する。主として、この待機中にICデバイスに熱ストレスが印加される。
 第2のテストヘッド30は、テストチャンバ820の中央に配置されている。また、図17に示すように、テストチャンバ820内には、Z軸駆動装置(例えば流体圧シリンダ)により上下動可能なプッシャ821が、第2のテストヘッド30に対向するように設けられている。第2のテストヘッド30の上方にテストトレイ80が運ばれて、プッシャ821がICデバイスを第2のテストヘッド30に押し付ける。これにより、ICデバイスの入出力端子が第2のテストヘッド30のソケット31のコンタクトピン32に電気的に接触すると、第2のテストヘッド30を介して第2のテスタ40によりICデバイスのテストが実行される。試験が完了したら、テストトレイ80はアンソークチャンバ830に搬送される。
 ICデバイスの試験結果は、図11に示すように、第2のテスタ40から第2のハンドラ500の制御装置510の形成部511に送信される。形成部511は、先ず、バーコードリーダ715から送信された情報と、第1の制御部513から送信された位置情報と、から個々のICデバイス自体を識別するための識別情報を取得する。
 次いで、形成部511は、この識別情報と、第2のテスタ40から送信された試験結果と、を関連付けて第2の試験情報を形成する。なお、第2のテストヘッド30におけるソケット31の位置と、テストトレイ80におけるIC収容部86の位置とは一義的に対応している。また、カスタマトレイ50においてICデバイスを収容していた収容部52の位置と、テストトレイ80において当該ICデバイスを収容したIC収容部86の位置とは、第1の制御部513により対応付けされている。さらに、第2のテスタ40において各ICデバイスの試験結果はソケット位置に対応付けられている。このため、形成部511において識別情報と試験結果とを関連付けることが可能となっている。形成部511は、この第2の試験情報を第2の制御部514に送信する。
 図14に示すように、ソークチャンバ810の上部には、装置基台501からテストトレイ80を搬入するための入口が形成されている。同様に、アンソークチャンバ830の上部にも、装置基台501にテストトレイ80を搬出するための出口が形成されている。また、装置基台501には、これら入口や出口を通じてテスト部800からテストトレイ80を出し入れするためのトレイ搬送装置502が設けられている。このトレイ搬送装置502は、例えば回転ローラ等で構成されている。アンソークチャンバ830から搬出されたテストトレイ80は、分類装置920(後述)により全てのICデバイスが積み替えられると、このトレイ搬送装置502によって、アンローダ部900及びローダ部700を介して、ソークチャンバ810に返送される。
 [アンローダ部900]
 図14に示すように、アンローダ部900は、ローダ部700の移載装置720と同一構造の2台の分類装置920を備えている。それぞれの分類装置920は、ICデバイスを試験結果に応じて分類しながら、アンソークチャンバ830から搬出されたテストトレイ80から、第2の窓部910に位置するカスタマトレイ50にICデバイスを移載することが可能となっており、制御装置510の第2の制御部514(図11参照)により制御されている。
 第2の制御部514には、取得部512により第1のハンドラ100の制御装置110から取得された第1の試験情報が送信される。また、この第2の制御部514には、上述のように、形成部511から第2の試験情報も送信される。そして、第2の制御部514は、ICデバイスを試験結果に応じて分類する際、当該ICデバイスの識別番号に対応した第1の試験情報及び第2の試験情報に基づいて、ICデバイスを分類する。分類装置920は、第2の制御部514からの制御信号に基づいて、テストトレイ80から、試験結果に対応したカスタマトレイ50にICデバイスを移載する。
 このように、本実施形態では、第2のハンドラ500の分類装置920が、第2の試験システム3Aによる試験結果に加えて、第1の試験システム2Aによる試験結果も加味して、ICデバイスを分類する。このため、第2のハンドラ500によりICデバイスをまとめて分類することができるので、電子部品試験システム1A全体のスループットを向上させることができる。
 図18は本発明の第2実施形態に係る電子部品試験システムの制御システムを示すブロック図である。
 本発明の第2実施形態では、第1のテスタ20、第1のハンドラ100、第2のテスタ40及び第2のハンドラ500がホストコンピュータ5に接続されている。このホストコンピュータ5には、第1及び第2のテスタ20,40からICデバイスの試験結果が送信され、第1のハンドラ100からICデバイスの識別情報が送信される。
 本実施形態では、第1実施形態における第1のハンドラ100の提供部112に代わって、ホストコンピュータ5が、第1のハンドラ100の生成部111から送信された識別情報と、第1のテスタ20から送信された試験結果と、を関連付けて第1の試験情報を形成し、さらにその第1の試験情報を第2のハンドラ500の取得部512に送信する。また、第2のハンドラ500の形成部511は、ホストコンピュータ5を介して第2のテスタ40からICデバイスの試験結果を取得する。
 以上のように、ハンドラ以外のホストコンピュータ等において、識別情報と試験結果に関連付けを行ってもよい。なお、第1実施形態のように第1のハンドラ100において第1の試験情報を形成しつつ、ホストコンピュータ5を介して当該第1の試験情報を第2のハンドラ500に提供してもよく、第2のハンドラ500への第1の試験情報の提供経路は特に限定されない。
 なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
 例えば、第1のハンドラ100に代えて、コンタクトプレートを用いずにカスタマトレイに搭載したままICデバイスをテストするタイプのハンドラ、コンタクトプレートの凹部間のピッチを変換可能なタイプのハンドラ、カスタマトレイからコンタクトプレートへの移載の際にICデバイスを間引いて移載するタイプのハンドラ、カスタマトレイ、中間プレート及びコンタクトプレートの間でICデバイスを移載するタイプのハンドラ、或いは、第2のハンドラ500のようなテストトレイを用いるタイプのハンドラを用いてもよい。
 また、上述の実施形態では、第1のハンドラ100が分類機能を備えていないタイプのハンドラであるとして説明したが、本発明においては特にこれに限定されず、第1のハンドラ100が分類機能を備えていてもよい。また、この場合に、第1のハンドラ100においてICデバイスの簡単な分類を行ってもよい。
 また、上述の実施形態では2台のハンドラを連ねたが、本発明においては特にこれに限定されない。複数の第1のハンドラの後に第2のハンドラを配置して、第2のハンドラがICデバイスをまとめて分類してもよい。

Claims (16)

  1.  試験装置による被試験電子部品の試験に用いられる電子部品ハンドリング装置であって、
     個々の被試験電子部品を識別するための識別情報を検出する検出手段と、
     他の試験装置により既に実行された試験の結果と、前記識別情報と、を関連付けた第1の試験情報を取得する取得手段と、
     前記試験装置により実行された試験の結果と、前記識別情報と、を関連付けた第2の試験情報を形成する形成手段と、
     前記第1及び第2の試験情報に基づいて、前記被試験電子部品を分類する分類手段と、を備えた電子部品ハンドリング装置。
  2.  汎用トレイから試験用トレイに前記被試験電子部品を移載する移載手段と、
     前記試験装置と前記被試験電子部品とを電気的に接触させるために、前記試験用トレイに前記被試験電子部品を搭載した状態で、前記被試験電子部品を前記試験装置に押し付ける押付手段と、を備えており、
     前記分類手段は、前記第1及び第2の試験情報に基づいて前記被試験電子部品を分類しながら、前記試験用トレイから前記汎用トレイに前記被試験電子部品を移載する請求項1記載の電子部品ハンドリング装置。
  3.  前記試験用トレイに移載しない前記被試験電子部品を保管する保管手段を備え、
     前記移載手段は、前記第1の試験情報に基づいて、特定の前記被試験電子部品を前記汎用トレイから前記保管手段に移載する請求項2記載の電子部品ハンドリング装置。
  4.  前記保管手段は、前記汎用トレイとは別の汎用トレイである請求項3記載の電子部品ハンドリング装置。
  5.  前記移載手段は、前記他の試験装置による試験の結果が不良であった被試験電子部品を、前記保管手段に移載する請求項3又は4記載の電子部品ハンドリング装置。
  6.  試験装置による被試験電子部品の試験に用いられる電子部品ハンドリング装置であって、
     個々の被試験電子部品を識別するための識別情報と、前記試験装置により実行された試験の結果と、を関連付けた第1の試験情報を形成して、前記試験装置による試験の後に実行される試験に用いられる他の電子部品ハンドリング装置に、前記第1の試験情報を提供する提供手段を備えた電子部品ハンドリング装置。
  7.  前記被試験電子部品自体に付された前記識別情報を検出する検出手段を備えた請求項6記載の電子部品ハンドリング装置。
  8.  試験後の前記被試験電子部品を収容する汎用トレイに付された情報、又は、複数の前記汎用トレイを格納するカセットに付された情報に基づいて、前記識別情報を生成する生成手段を備えた請求項6記載の電子部品ハンドリング装置。
  9.  汎用トレイから試験用トレイに被試験電子部品を移載する第1の移載手段と、
     前記試験装置と前記被試験電子部品とを電気的に接触させるために、前記試験用トレイに前記被試験電子部品を搭載した状態で、前記被試験電子部品を前記試験装置に押し付ける押付手段と、
     試験済の前記被試験電子部品を前記試験用トレイから前記汎用トレイに移載する第2の移載手段と、を備えた請求項6~8の何れかに記載の電子部品ハンドリング装置。
  10.  前記第2の移載手段は、前記第1の試験結果に基づいて分類をせずに、前記被試験電子部品を移載する請求項9記載の電子部品ハンドリング装置。
  11.  前記第1及び第2の移載手段は、前記汎用トレイにおける前記被試験電子部品の位置関係を維持した状態で、前記汎用トレイと前記試験用トレイとの間で前記被試験電子部品を移載する請求項9又は10記載の電子部品ハンドリング装置。
  12.  請求項6~11の何れかに記載の少なくとも1つの第1の電子部品ハンドリング装置と、
     請求項1~5の何れかに記載の第2の電子部品ハンドリング装置と、を備え、
     前記第1の電子部品ハンドリング装置から前記第2の電子部品ハンドリング装置へと前記被試験電子部品を受け渡す電子部品試験システム。
  13.  個々の被試験電子部品を識別するために被試験電子部品自体に付された識別情報を検出する検出手段、又は、試験後の被試験電子部品を収容する汎用トレイに付された情報、若しくは、複数の前記汎用トレイを格納するカセットに付された情報に基づいて、個々の被試験電子部品を識別するための識別情報を生成する生成手段、の何れか一方を備えた、少なくとも1つの第1の電子部品ハンドリング装置と、
     請求項1~5の何れかに記載の第2の電子部品ハンドリング装置と、
     前記第1の電子部品ハンドリング装置で検出又は生成された前記識別情報と、前記第1の電子部品ハンドリング装置を用いて試験装置により実行された試験結果と、を関連付けた第1の試験情報を形成して、当該第1の試験情報を前記第2の電子部品ハンドリング装置に提供する提供装置と、を備えており、
     前記第1の電子部品ハンドリング装置から前記第2の電子部品ハンドリング装置へと前記被試験電子部品を受け渡す電子部品試験システム。
  14.  試験装置による被試験電子部品の試験に用いられる電子部品ハンドリング装置であって、
     汎用トレイから試験用トレイに前記被試験電子部品を移載する移載手段と、
     個々の被試験電子部品を識別するために識別情報を検出する検出手段と、
     他の試験装置により既に実行された試験の結果と、前記識別情報と、を関連付けた第1の試験情報を取得する取得手段と、
     前記試験用トレイに移載しない前記被試験電子部品を保管する保管手段と、を備え、
     前記移載手段は、前記第1の試験情報に基づいて、特定の前記被試験電子部品を前記汎用トレイから前記保管手段に移載する電子部品ハンドリング装置。
  15.  前記保管手段は、前記汎用トレイとは別の汎用トレイである請求項14記載の電子部品ハンドリング装置。
  16.  前記移載手段は、前記他の試験装置による試験の結果が不良であった被試験電子部品を、前記保管手段に移載する請求項14又は15記載の電子部品ハンドリング装置。
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