WO2007069708A1

WO2007069708A1 - ステムスライド装置

Info

Publication number: WO2007069708A1
Application number: PCT/JP2006/325005
Authority: WO
Inventors: Koji Nakano; Takeharu Yamamoto
Original assignee: Ube Machinery Corporation, Ltd.
Priority date: 2005-12-12
Filing date: 2006-12-08
Publication date: 2007-06-21
Also published as: US7765845B2; CN101326021A; CN101326021B; KR101271278B1; KR20080077364A; TWI380859B; TW200738363A; US20090266133A1; JP4604997B2; JP2007160329A

Abstract

押出成形機における本発明のステムスライド装置は、ステム上下動支持体（７１）と、該支持体に固定され、ガイド溝を形成するスライドガイド部材（７２−１、２）とを有する。コンテナに装填されたビレットを押圧するステム（６）がスライド台（７３）に水平に取り付けられる。該スライド台は、支持体の垂直面に沿って上下に摺動する。該スライド台がガイド溝の下端に位置するとき、油圧シリンダ（７７−１、２）の駆動によって、ロッド（７８−１、２）が、スライド台の背面を支持体の垂直面に押し付ける。そこで、ステムの軸がコンテナの軸に一致して保持される。

Description

ステムスライド装置

技術の分野

本発明は、押出プレス置に設けられたステムスライド装置に関し特に、コンテナに填したビレットを押圧するステムが水平に明

取付けられたステムスライド台を、ビレット供給時に上昇させることができるステム. ラィド装置に関する。 .

書

J 技術

一般に、金属材料、例えば、アルミニユウム又はその合金材料などによる押出材（ビレッ. 卜 ) を押出プレス装置により押出プレスする場合、油圧シリンダにより駆動されるメインラムの先端部にステムが.取り付けら,れており、，ダイスにコンテナを押し付けた状態で、ビレツ卜 in—ダ上のビレツ卜をメインラム先端部のステムで押し付けて、該コンテナのビレッ卜収容部内に装填するそして、メインラムをさらに油圧シリンダの駆動により前進させるとにより、ビレツトがステムにて強力に押圧されるそこで、ダィスの出口部から、成形された製品が押し出され；る。

この従来型の押出プレス装置では、ンテナにビレッ卜を装填するときに、ステムの先端は、このビレッ卜の長さ分後退されなければならないため、メインラムのス卜 □一夕は、ビレット長に、ステムの長さを加えたものとなっているそこで、のメインラムのス卜ロークを確保するには、従来型の押出プレス装置の全体が長大化してしまい、メインラムを駆動する油圧シリンダ自体も大型化し、これに伴って、作動させる油量も多く必要となる。近年においては、押出プレス装置のコンパクト化が図られている

。このコンパクト化により、押出プレス装置の省スぺース化、省ェネルギ一化を達成することができる。こ,の 3ンパクト化の一手法である、ショー卜ス卜ロークプレス方式と呼ばれる押出プレス装置が開発されている。従来型の押出プレス装置では、 +ビレツ卜をコンテナ内に装填するために、ビレツ卜供給用のスペースが'必要であり、この長さ分だけ、メインラムのストロークが長くなつていた。そこで、、このショ一トストロークプレス方式では、ビレット供給の仕方を工夫して、ビレッ卜供給.用のスペースの長さ分だけ、メインス卜ロークの長さを'短く.している。

'このショー卜ス卜ロークプレス方式によれば、押出プレス装置全体め機長を短.くコンパクト化することができ、. 非押出時間（アイドル夕ィム ) を短縮化でき、さらに、メィンラム駆動用の油圧シリンダの作動油量を、削減することができるその結果、押出プレス装置の省スぺ一ス化,、省エネルギー化を図ることができる。 ' - このシ一卜ス卜ロークプレス方式は、コンテナを基準においたビレッ卜の供給方向で、 2種類に分けられる。その 1 つの方式が、ブロン卜 □一ディング型と呼ばれるシ 3一卜ストロークプレス方式であるのフロン卜口 —ディング型は、ビレツト供給時には、. コンテナをステム側に移動させておき、移動後のコンテナ位置よりダィス側にビレッ卜供給用のスぺ ―スを確保するものでンまり

、ダイスとステム先端との間に、ビレットが供給される。

このフロン卜□一丁ィング型プレス方式では、ビレットを空中チヤージで供給するため、ビレッ卜ローダ装置の芯精度の維持が重要となるため、ビレッ卜 □ーダ装置の保守 · 管理が必要となる。また

、ビレツ卜の径、曲り、 ^面などの精度も要求される。そこで、実際には、コンテナの内径を大き < して対処している。しかし、. この内径を大き <することによって、製品へのブリス夕一の巻き込みの大きな要因になつている。

一方、も Ό 1 つの方式が、例えば、特開平 4' ― 2 3 1 1 1 0号公報、特開平 8 一 2 0 6 7 2 7号公報などで提案されている。その方式は、図 4 に示 aれるような、リアローテイング型と呼ばれるショ一卜ス卜ロ一クプレス方式である。このリア口ントローディング型では、ビレッ卜供給時には、ビレツト供給用スぺースを確保するため、ステムを水平移動又は上昇移動させている当初のステム位置からステムを水.平方向又は上方に移動させ、ス丁ムめ側方又は下方において、' コンテナのステム側にビレツ卜供給用のスペースを開けている。このスペースに、ビレットが供給される

ところで、リアローィング型ショー卜スト □一^プレス方式の押出プレス装置において、. 上述したようなステムの上昇移動機構を採用した場合には、ステムを支持するステムスラィド台が、ステム上下動支持体に形成されたスライド溝の内側を動しながら上下動することから、' そのスライド溝に施されたライナとステムスライド台との間で、焼付ぎが生じるという問題があつた。焼付きが生じたときには、押出プレス装置を停止させてライナを交換す.る.必要があり、部品の交換の都度,、設備が休転するという問題があつた。 . また、ステムスライド台が重量のあるステムを片持ち支持していることから、ステムスライド台の表面全体がスラィド溝のライナと均一に摺動することが無いため、ステムスライ台の上端部と下端部とに重点的に押圧力が生じ、この偏った押圧力により、ステムスライド台が部分的に磨耗しやすくなる。そのため、ステムスライド台が下降限にあるときに、ステムの軸は、コンテナのビレツ卜収容部の軸 Xと一致しなくなる。

この様な状態になったとき、ステムの軸を、コンテナのビレツ卜収容部の軸 Xと一致させることは、至難なことであるため、ステムスライド台自体を交換することになり、この交換には、コス卜も嵩むと共に、交換のために押出プレス設備を停止する必要があり、設備は休転するといつた問題や、コンテナとステムの芯出し作業（X 軸の一致作業）が煩雑で、時間を要するといつだ問題があつた。そこで、本発明は、コンテナにしたビレツトを押圧するステムが水平に取り付けられたステムスラィド台とステム上下動支持体に設けられたスライド溝との摺動ガ夕を無くすと共に、ステムスラィド台とステム上下動支持体との焼付を防止し、部品の交換頻度を低減し、'芯出し作業を簡単化した、ビレツ卜供給時にステム ^上昇移動させることができるステムスラィド装置を提供することを目的とする。発明の

以上の課題を,解決するために、本発明のステムスライド装置では、コンテナに装したビレツ卜を.押圧するステムが水平に取り付けられたステム'スフイド台と、ステム上下動支持体に取り付けられ、宵り言己ステムスラィド台の側端部が係合し上下に摺動されるガィド.溝を形成したスラィドガイド部材と、前記スライドガイド部材に設けられ、刖記ステムスライド台の側端部を押圧する口ック手段と、を備え、前記ステムスライド台が前記ガイド溝の下端に位置するとき、前記ロック手段が駆動されて、前記ステムスライド台を口ックし、前己ステムを刖記コンテナの軸線の位置に保持することとした。そして、前記ガィド溝は、前記スライドガイド部材の内面と、前記ステムスライド台を取り付けたステム上下動支持体の壁面とが対向して形成され、前記ステムスライド台の側端部が、該内面と該壁面との間を摺動し、前記ステムスライド台の側端部が、前記ロック手段によて前記ステム上下動支持体の壁面に押圧され、さらに、 mi ρήスラドガイド部材の内面と、前記ステム上下動支持体の壁面とに、 .ラィナが施されることとした。

また、前記ステムスライド台の側端部は、前記ステム上下動支持体の壁面を摺動し該壁面を押圧する方向に弾性保持されたライナ部材を備えることとした。

HU記ラィナ部材は、前記ロック手段が駆動されたとき、前記ステム上下動支持体の壁面によって押され、前記ステ ^:ムスライド台の背面が前記ステム.上下動支持体の壁面に当接することとした。

以上のように、本発明のステムスライド装置によれば、コンテナに装填したビレツドを押圧するステムが水平に取り付けられたステムスライド台の側端部を、. 該ステムスライド台がスムガイド部材ヽ /. -っのガイド溝の下端に位置するとき、ロック手段の駆動により、 HU 己ステムスライド台の側端部を押圧するようにしたので、ステムを垂直に移動させた.後、ステムをビレツト押し出し状態に戻したと'さ、コンテナのビレツト収容部へのステム芯の再現性を確保するとがでさる

また、ステムが取り付けられたステムスラィド'台における側端部には、 j記スデム上下動支持体の壁面を摺動し該壁面を押圧する方向に弾性保持されたライナ部材が設けられているので、この弾性保持されたライナ部材がステム上下動支持体に対する突っ張り機構とな Ό 、ステムスライド台の摺動におけるガ夕ツキを抑制し、さらに

、ステムスラィド台とステム上下動支持体との間に間隙を形成するとができるため、焼付き防止になる。

図面の簡単な説明

本発明を添付の図面を参照しながら以下に説明する。図 1 は、本発明による押出プレス装におけるステムスライド装置の第 1実施形態を説明する図であり

図 2.は、本発明による押出プレス装置におけるステムスライド装置の第 2実施形態を説明する図であり

図 3 は、第 2実施形態のステムスラィ装置におけるスライド部の要部を説明する拡大断面図であり、

図 4は、リアローデイング型押出プレス装置の構成を説明する図でり、

図 5は、リア□ デイング型押出プレス装置におけるステムスラィ構成を説明する.図であり

図 6 A乃至 6 Cは、図 4に示されたァローディング型押出プレス装置におけるビレツト供給及び挿入の手順を説明る図であり.、図 7 は、図 6 Aに示されたビレツ卜供給時におけるステム上昇位置を説明する図である。発明の実施の形態

次に、本発明のス'ァムスライド装置の実施形態について説明するが本発明のステムスラィド装置が、前述したリアロー.ディング型シ卜ス卜ロークプレス方式による押出プレス装置に適用されるとを基礎としているので、本発明のステムスライド装置の特徴をより明確にするため本発明の実施形態を説明する前に、そのリア

□ ディング型ショストロークプレス方式による押出プレス装置について、図 4乃至図 7 を参照しながら、以下に説明する。

図 4は、リアロー了ィング型ショートス卜ロークプレス方式が採用された押出プレス衣置の概要を示し、押出プレス装置の上方から見た構成が示されているこの押出プレス装置では、エンドプラテノ 1 とシリンダ取付ブ Dック 2がタイロッド 3 によつて連結され固定されている。ェノドプラテン 1 には、ビレットを製品に押し出す型を有するダイス 4が取り付けられ、そのダイス 4 には、ビレッ収容部 Cを備えたコンテナ 5が押し付けられている。

そして、シリンダ取付ブロック 2 には、ステム 6 をコンテナ oのビレツト収容部 Cの軸に沿って移動させるための主油圧シリンダ 8 が取り付けられている。図示されていない力主油圧シリンダ 8 の内部には、油圧によつて駆動されるメインラムが配置され、このメィンラムの先端に、ステム支持部材 7が取り付けちれている。のステム支持部材. 7 に .、. ステム 6が取り付けられており、主油圧シ U ンダのメインラムが駆動されると、ステム 6力 .コンテナ 5のビレッ卜収容部 Cの芯軸に沿つて移動される。なお、図 4では、ビレット供給時にお,けるステムの水平移動又は上昇移勲のだめの機構につい.ては、図示を省略している。

そこで、図 4,のアローディング型ショー卜ストロークプレス方式の柙出プレス装置に適用されるステムの上昇移動機構の例を. 、図に不したししでは、図 4 に示されたステム支持台 7が、. ステム上下動支持体 7 1 、スライドガイド部材 7 2 、ステムスライドム

Π 7

3、そして、ステムクランプ部材 7 4で構成されている .。スラィドガイド部材 7 2 は、ステム上下動支持体 7 1 に固定され、ステムスライド台 7 3 の両側端が上下に摺動でさるスライド溝を備えている o

ステム 6 のステム基部が、ステムスライド台 7 3 にステムクランプ部材 7 4 によりクランプされ、ステム 6が水平に保たれて支持される。さらに、ステムスライド台 7 3 は、ステム上下駆動油圧シリンダ 7 9の作動により、上下動される。図示されていないが、ステムスラィド台 7 3の下降限のためのメ力ス卜ツバが設けられており

、このメ力ス卜ッパのデジタル近接センサにより、ステムの上下芯が許容値内に入つているか検知される。図 5ではステムスライド台 7 3が下降限にある状態が示され、ステム 6 の芯がコンテナ 5 のビレツ.ト収容部 Cの軸 Xに一致されてい •S

次に、図 6 A乃至図 6 Cを参照し、図 4 に示されたリアローディング型の押出プレス装置におけるビレッ卜供給動作について説明する。図 6 A乃至図 6 Cでは、図 4の押出プレス装置と同じ部分には

、同じ符号が付されている。

^ず、図 6 Aに示されるように、ステム 6が上 ^昇移動され、その下方に形成されたスペースに、ビレツ卜口一ダ装置 B Lに保持されたビレット B力 S、コンテナ 5のビレ卜収容部 Cの軸位置に、· 押出プレス装置の側方から供給される o で、ステムの上昇移動の様子が、図 7 に示されている。図 7 に示されたステムの上昇移動機構は、図 5 と同様であり、同じ部分には同じ符号が付されている o 図 7では、ステム上下駆動油圧シリンダ 7 9が作動してステムスライド台 7 3.が下降限の位置から所定の高さ.に押し上け'られる。そうすると、ステムスライド台 7. 3の上昇移動で、これにクランプされているステム 6 も、軸 Xの位置から所定の高さまで上昇移動される。そで、ステム 6が上昇移動した後には、軸 Xの位置にスぺスが空さ、このスペースに、図示のように、次に押し出されるビレッ卜 Bを供給することができ

次いで、図 6 Bに示されるように、ビレッ卜□ —ダ装置 B Lに備えられているビレツト挿入装置が該軸方向に駆動されて、ビレット

Bが 3ンテナ 5のビレツ卜収容部 C内に挿入され、装填される。図 6 Cに示 eれるように、ビレツ卜 Bがさらに挿入されて、ビレッ卜収容部 Cへの装填が完了すると、ビレッ卜□ーダ装置 B Lは、押出プレス装置から側方に退避され、次ビレツ卜の保持動作に移行する o の後、上昇されていたステム 6が、下降駆動されて当初のビレット収容部 Cの軸位置に戻される。そで、主油圧シ 'J ンダ 8 が駆動されて、メインラムが前進することによ Ό 、ステム 6が、ビレツ卜 Bへの押圧を開始し、以後、ビレツ卜 Bは、ダイス 4によつて押出成形される。

以上に説明したリアローディング型ショートストロークプレス方式が採用された押出プレス装置におけるステムスライ' ド装置では、前述したような問題点があるため、本発明のステムスライド装置では、，コンテナに装填したビレットを押圧するステムが水平に取り付けられたステムスライド台と、ステム上下動支持体に取り付けられ、該ステムスライド台の側端部が係合し上下に摺動されるガイド溝 'を形成したスライドガイド部材とを備え、ステムスライド台の側端部を押圧する.ロック手段を該スライドガイド部材に設け、更には、該スァムスライド台の側端部に、 HU 己ステム上下動支持体の壁面を摺動し、該壁面を押圧する方向に弾性保持されたライナ部材を設けた。れら構成により、ステムスライド台とステム上下動支持.体に設けられたスライド溝との摺動ガ夕を無くすと共に、，ステムスライド台とステム上下動'支持体との焼付きを防止し、部品の交換頻度を低減し、芯出し作業を簡単化した。

次に、図 1 乃至図 3 を参照しながら、本発明のステムスラィド装置の施形態について説明する。本発明のステムスライド装置は、上述したリァローディング型シ 3一卜ス卜□一クプレス方式による押出プレス装置に適用されることを基礎とし、そのステムスラィドの基本構成は、図 5及び図 6 に示れたス丁ムスラィド衣置と同様である。

図 1 に、本発明のステムスライド装置の第 1実施形態が示されている。図 1 に示された第 1 実施形態のステムスライド装置は、図 5 に示されたステムスライド装置のステム軸の位置における横断面で表されている。

図 5 に示されたステムスライド装置は、ステム上下動支持体 Ί 1 、スライドガイド部材 7 2 一 1 及び 7 2 — 2、ステムスライド台 7 3 、そして、ステムグランプ部材 7 4 - 1及び 7 4 一 2で基本構成されている。スライ .ドガイド部材 7 2 一 1及び 7' 2 一 2力ステム上下動支持体 7 1 に固定され、スライドガイド部材 7 2 _ 1及び 7 2 — 2 と、ステム上下動支持体 7 1 に施されたライナ L 1 _ 1及び •L 1 一- 2 との間に、スライド溝が形成されている'。このスライド溝内を、ステムスライド台 7 3 の両側端部 E 1 .、 E 2が夫々上下に摺動できるようになつている。

ステム 6 のステム基部が、ステムスイド台 7 3 にステムクランプ部材 7 4 — 1 及び 7 4 — 2 によりクランプされ、テム 6が水平に保たれて支持される。さらに、ステ厶スライド台 7 3 は、図示されていないが、 .図 5の場合と同様に、ステム上下,駆動'油圧シリンダ 7 9の作動に.より、上下動（図 1 の紙面に直交する方向）される。メカストップについても、図示されていないが、図 δ の場合と同様に、ステムスライド台 7 3 の下降限のために設けられている

そして、ステム上下動支持体 7 1 には、鉛直方向に延びたガイドキー 7 5が配設されている。このガイドキー 7 5 は、ス丁ム 6 をコンテナのビレット収容部 Cの軸 Xに沿つて上方に案内するちのであり、このガイドキ一 7 5 を摺動するキ溝 7 6力ステムスライド台 7 3 のステム取り付けと反対側の面に設けられているのキー溝 7 6がガイドキー 7 5 に係合して、案内されることにより、ステム 6が上下動しても、ステム 6の軸がコンテナのビレツ卜収容部 C の軸 Xに対して横方向に振れることな < 、軸 Xの横方向位置を確保することができる。

なお、ステムスライド台 7 3の側端部 E l、 E 2 とスライドガイド部材 7 2 - 1 及び 7 2 — 2 との間に、ライナ L 2 — 1 及び L 2 - 2が施され、ステムスライド台 7 3 に設けられたキー溝 7 6 にも、 ' ライナ L .3 — 1及び L 3 — 2が施されている。 '

ここで、第 1実施形態によるステムスライド装置では、ステムスライド台 7 3が下降限に到達し、メカストツパが作動したとき、ステムスライド台 7 3 をステム上下動支持体 7 1側に押し付けることにより、磨耗によってステム 6の中心軸がコンテナのビレット収容部 Cの軸 Xからのズレを修正できるようにした。 'これは、元々、ステムスライド台 7 3の背面は、ステム上下動支持体 7 1 に施されたライナ L 1 — Γ及び L 1 一 2 の面と平行であり、 .ステムスライド台 7 3が下降限に位置したとき、ステム 6の中心軸がコンテナのビレット収容部 C.の軸 Xに一致するように設計されていることを利用した.ものである。

そこで、ステムスライド台 7 3 の側端部 E 1及び E 2 に対向するスライドガィド部材 7 2 — 1 及び 7 2 — 2 に、油圧シリンダ 7 ' 7 1 及び 7 7 — 2 をそれぞれ取り付けた。そして、. この油圧シリンダ 7 7 — 1及び 7 7 _ 2の駆動による押圧'ロッド 7 8 — 1 及び 7 8 — 2が設けられる。この押圧ロッド 7 8 — 1 及び 7 8 — 2 .は、ステムスライド台 7 3が下降限に位置したことが検知されたとき、油圧シリンダ 7 7 — 1及び 7 7 — 2が作動されて、ステムスライド台 7 3 の側端部 E 1及び E 2 を押圧する。

押圧ロッド 7 8 - 1及び 7 8 — 2がステムスライド台 7 3 の側端部 E 1及び E 2 を押圧することによって、ステムスライド台 7 3の背面と、ステム上下動支持体 7 1 のライナ L 1 一 1 及び L 1 _ 2 の面との間に生じていた隙間が無くなり、ステムスライド台 7 3 の背面がライナ L 1 一 1及び L 1 一 2の面に押し付けられ、結果として、ステム 6の軸の縦振れを修正できる。これで、ステム 6の中心軸とコンテナのビレツト収容部 cの軸 Xとを一致させることがでさ、ステム 6 の芯出しが簡単化される。

次に. 、図 2 に、本発明のステムスラィ.ド装置の第 2実施形態示した。図 2 に示された第 2実施形態のステムスライド装置は、図 1 の場合と同様に、図 5 に示されたステムスライド装置のステム軸の位置における横断面で表されているなお、図 2 に示されたステムスライド装置は、図 5 に示されたステムスライド装置と同じ基本構成を,有しており、図 5のステムスラィ装置と同'じ部分には同じ符号が付されている。

で、図 2 の第. 2実施形態のステムスライド装置が、図 1 の場合と異なることは、ステムスラィド台 7 3 の側端部 E 1及び E 2 の部位に、ステディガイ機構（突つ張り機構). が備えられたごとでお■る図 2では、ステディガイド機構について、その側端部 E 1 及び E 2 に設けられていること力一部切り欠きの中に示されている

. そのステディガイド機構の詳細が、側端部 E Γ側だけであるが、図 3 に示した。'ステディガイド機構は、側端部 E 1 と E 2 の両方とも、同じ構成になっている。図 3では、ステディガイド機構が、縦断面で示されている。

図 3 に示されるように、側端部 E 1側のステティ刀ィド機構はライナ L 4 一 1 と、弾性保持部材、例えば皿バネ座金 W 1 乃至 W

3 と、ポル卜 B o 1 乃至 B o 3 とで基本構成されている。ステムスライド台 7 3 には、このスタディガイド機構を収納でさ、所定幅及び所定深さを持つ溝 Vが設けられの溝 Vの内部にライナ L 4 一 1 が弾性保持されている。この弾性保持は、皿型パネ座金 W 1 乃至 W 3 とボルト B o 1 乃至 B o 3で実現している。

ボルト B o 1 乃至 B o 3 は、平座金 w l 乃至 w 3 をスリーブ s 1 乃至 s 3 を介して締め付け固定する。平座金 w l 乃至 w 3 には、ス uーブ s 1 乃至 s, 3 を遊嵌する穴が設けられ、さらに、ライナ L 4

1 にも、スリーブ S 1 乃至 s 3 を遊嵌する穴が設けられているので、図 3 に示されるように、ライナ L 4 一 1 は、皿バネ座金 W 1 乃至 W 3 の弾性によつて、ステムスライド台 7 3 の外方に押されるが平座金 w 1 乃至 w 3 によって、外方への押し出しが制限されるこのライナ L 4 ― 1 は、図 3 に示されるように、ズテムスライド.

D 7 3 の背面から突さ出て、ステム上下動支持体 7 1 のライナ L 1

1 を押圧し、ステムスライド台 7 3がスライドィド部材 7 2 ―

1 を摺動するときにガ夕ツキを無くす。そして、ステムスライド'

D 7 3 の背面と、. ステム上下動支持体 7 1 のライナ L 1 — 1 との間に、焼き付き防止のための隙間が形成され、この間隙は任意に '調即される。また.、ラィナ L 4 一 1 は、ボルトでステムスライド台 7, 3 に.固定されているので、磨耗したライナの交換も簡単に行える。なお、これでステムスライド台 7 3 の側端部 E 1側を中心にして、ステディ.スガイド機構を説明したが、ステムスライド台 7 3 の側端部 E 2側にも同様のステディガイド機構が設けられる。特に、ステムスライド、 -台 7 3の側端部 E 1 と E 2 の双方にステディガィド機構を設けるとが、ステム 6 の横振れの発生を抑制する上で要でめる。

また、図 1 に示された第 1実施形態のステムスラィド装置に、図

2及び図 3 に示された第 2実施形態におけるステアィガイド、機構を組み込むことができる。この場合には、ステムスラィド台 7 3が下降限に位置したことが検知されたとき、油圧シリンダ 7 7 ― 1及び

7 7 - 2 の駆動により、押圧ロッド 7 8 — 1 及び 7 8 一 2がステムスライド台 7 3 をステム上下動支持体 7 1 のライナ L 1 ― 1及び

L 1 - 2 に押し付けることになるが、ステディガイ機構のラィナ

L 4 - 1及び L 4 一 2 は、弾性保持されているのでライナ L 1 一 1及び L 1 一 2から反力を受け、ステムスライド台 7 3の溝 V内に押し戻さる。このとき、 'ステディガイド機構は、ステム 6 に関する軸 Xへの芯出しに影響しない。

Claims

m 求の範囲

1 . .コンテナに装填したビレツ卜を押圧するステムが水平に取り付けられたステムスライド台と、

ステム上下動支持体に取り付けられ、 j記スデムスライド台の側端部が係合し上下に摺動されるガイド溝を形成したズライドガイド部材と、

前 '記スライドガイド部材に設けられ、 RIJ記ステムスライド台の側端部を押圧する Pック手段と、を備え、

前記スチムスラィ.ド台が前記カイド溝の下端に位置するとき、前記口ック手段が駆動されて、 HiJ edステムスライド台をロックし、前記ステムを前記コンテナの軸線の位置に保持することを特徴とするステムスライド装置。

2 . 前記ガイ，ド溝は、前記スライドガィド部材の内 '面と、刖記ステムスライド台を取り付けたステム上下動支持体め壁面とが対向して形成され、前記ステムスライド台の側端部が、該内面と該壁面との間を摺動し、

前記ステムスライド台の側端部が、前記口ック手段によって前記ステム上下動支持体の壁面に押圧されることを特徴とする請求項 1 に記載のステムスライド装置。，

3 . 前記スライドガイド部材の内面と、前記ステム上下動支持休の壁面とに、ライナが施されていることを特徴とする請求項 2 に記載のステムスライド装置。

4 . 前記ステムスライド台の側端部は、前記ステム上下動支持体の壁面を摺動し、該壁面を押圧する方向に弾性保持されたライナ部材を備えたこと特徴とする請求項 1 乃至 3 のいずれか一項に記載のステムスライド装置。

5 . 前記ライナ部材は、前記ロック手段が駆動されたとき、前記ステム上下動支持体の壁面によつて柙され、前記ステムスライド台の背面が前記ステム上下動支持体の壁面に当接することを特徴とする請求項 4 に記載のステムスライド装置。