WO2007018014A1 - 一方向クラッチ - Google Patents

Abstract

　軸部材２に設けられた一方向クラッチ１であって、外軸３と、ローラ６と、波状板ばね７と、プレート８と、カバー９とを有する。外軸３は、軸部材２の外周側に配置され内周部から外周側に窪むように設けられた複数のポケット部１１を有する。ローラ６は、複数のポケット部１１に収納されている。波状板ばね７は、複数のポケット部１１に収納されローラ６を周方向の一方側に付勢する。プレート８は、ポケット部１１の軸方向の一方を覆うように配置されている。カバー９は、ポケット部１１の軸方向の他方を覆うように配置さている。プレート８及びカバー９の両方またはいずれか一方には、ポケット部１１からローラ６及び波状板ばね７が脱落するのを防止する脱落防止部が設けられている。

Description

明 細 書

一方向クラッチ

技術分野

[0001] 本発明は、一方向クラッチ、特に、ポケット部力 ローラ及び付勢部材が脱落するの を防止する脱落防止部を有する一方向クラッチに関する。

背景技術

[0002] 一方向クラッチは、外軸と、ローラ及び付勢部材と、カバーと、プレートと、を備えて いる。外軸は、軸部材の外周側に配置され、複数のポケット部を有している。ローラ及 び付勢部材は複数のポケット部に収納されている。カバーはポケット部の軸方向の一 方を覆うように配置されている。また、プレートはポケット部の軸方向の他方を覆うよう に配置されている。

[0003] この一方向クラッチでは、軸部材が第 1の方向に回転すると、ローラがポケット部や 付勢部材などによって移動不能状態となり、このローラによって軸部材の動力が外軸 に伝達される。一方、軸部材が逆の第 2の方向に回転するときには、ローラがポケット 部の内部で移動可能な状態となっている。このために、ローラは空転し、軸部材から の動力は外軸に伝達されない。

[0004] このような一方向クラッチをクランクシャフトへ取り付ける際に、ポケット部からローラ や付勢部材が脱落する可能性がある。このため、特許文献 1に記載の一方向クラッ チでは、外軸のポケット部に保持部が形成されており、この保持部によって、ローラ及 び付勢部材がポケット部から脱落するのを防止している。

特許文献 1 :特開 2003— 172377号公報

発明の開示

[0005] 従来の一方向クラッチでは、外軸のポケット部に保持部が設けられているために、 外軸のポケット部の形状が複雑になり、外軸が加工しに《なる。このために外軸の加 ェコストが高くなる。

[0006] 本発明の課題は、外軸の形状を単純にすることにより外軸の加工を容易とし、しか も外軸のポケット部からローラ及び付勢部材が脱落しにくくすることにある。 [0007] 請求項 1に記載の一方向クラッチは、軸部材に設けられた一方向クラッチであって 、外軸と、ローラと、付勢部材と、カバーと、プレートとを有する。外軸は、軸部材の外 周側に配置される環状の部材であり、内周部から外周側に窪むように設けられた複 数のポケット部を有する。ローラは複数のポケット部に周方向に移動自在に収納され ている。付勢部材は、複数のポケット部に収納され、ローラを周方向の一方側に付勢 する。カバーはポケット部の軸方向の一方を覆うように配置されている。プレートはポ ケット部の軸方向の他方を覆うように配置されている。カバー及びプレートの両方また はいずれか一方には、ポケット部力 ローラ及び付勢部材が脱落するのを防止する 脱落防止部が設けられて 、る。

[0008] この一方向クラッチでは、ローラは付勢部材によって常に周方向の一方向（第 1方 向）に付勢されている。そして、軸部材が第 1方向に回転すると、軸部材の回転に伴 つてローラが第 1方向にさらに移動させられる。この状態では、ローラはポケット部内 において軸部材と外軸との間に食い込んで移動することができず、軸部材からの動 力はこのローラを介して外軸に伝達される。一方、軸部材が第 1方向とは逆の方向に 回転すると、軸部材の回転によってローラが付勢部材の付勢力に抗して付勢部材側 に移動する。この状態では、ローラはポケット部内において軸部材と外軸との間で空 転し、動力は軸部材力 外軸に伝達されない。

[0009] ここでは、この一方向クラッチを装着する際に、ローラ及び付勢部材がポケット部か ら脱落するのを脱落防止部によって防止できる。また、カバーとプレートの両方又は Vヽずれか一方に脱落防止部が配置されて 、るために、外軸に突起などの保持部を 設ける必要がなぐ外軸の形状が簡単となって加工がしゃすくなる。

[0010] 請求項 2に係る一方向クラッチは、請求項 1の一方向クラッチにおいて、脱落防止 部は、カバー及びプレートの少なくとも一方に、他方側に突出するように設けられ、口 ーラ及び付勢部材の軸部材側に当接する突起部である。

[0011] ここでは、ローラ及び付勢部材力 突起部に当接することによって、ポケット部から 脱落しに《なる。そして、脱落防止部は、カバーに設けられた突起部であるために、 構成が簡単であって加工が容易である。

[0012] 請求項 3に係る一方向クラッチは、請求項 2の一方向クラッチにおいて、カバー及 びプレートは外軸の軸方向のほぼ側面全体を覆う環状の部分を有しており、脱落防 止部の突起部は、ポケット部内周端部で周方向両端部のそれぞれに対応するように 設けられている。

[0013] ここでは、ポケット部の入り口の両端部に突起部が設けられているために、ローラ及 び付勢部材は突起部に接触しポケット部力も脱落しに《なる。そして、前記同様に、 脱落防止部は、カバーに設けられた突起部であるために、構成が簡単であって加工 が容易である。

[0014] 請求項 4に係る一方向クラッチは、請求項 3の一方向クラッチにおいて、脱落防止 部の突起部はカバー及びプレートの両方に設けられている。

[0015] 請求項 5に係る一方向クラッチは、請求項 2の一方向クラッチにおいて、突起部は力 バー及びプレートの少なくとも一方をプレス加工することにより形成されたものである

[0016] ここでは、簡単な構成の突起部で本発明の効果が得られる。

[0017] 請求項 6に係る一方向クラッチは、請求項 1の一方向クラッチにおいて、外軸は外 周部に形成された 3個の取り付け用孔を有している。そして、プレートは、 3個の取り 付け用孔に嵌合する 3個の取り付け用突起部を外周端部に有している。

[0018] 請求項 7に係る一方向クラッチは、請求項 6の一方向クラッチにおいて、プレートは 、取り付け用孔よりも内周側に周方向に等間隔に並べて形成された複数の装着用の 孔を有しており、複数のポケット部は隣り合う 2つの装着用孔の間に配置されて 、る。

[0019] 請求項 8に係る一方向クラッチは、請求項 1の一方向クラッチにおいて、ポケット部 は、第 1面〜第 7面を有している。第 1面は外軸の内周端からほぼ径方向外方に向か つて延びる面である。第 2面はローラの外周側が接触可能で周方向に延びる面であ る。第 3面は第 1面と第 2面とを滑らかにつなぐ面である。第 4面は、付勢部材の一端 が支持されており、外軸の内周端カも径方向外方に向力つて延びる面である。第 5面 は、周方向に延びる面であって、第 2面よりも内周側に形成されている。第 6面は、第 4面と第 5面とを滑らかにつなぐ面である。第 7面は第 2面と第 5面とを滑らかにつなぐ 面である。そして、第 2面は、付勢部材が配置されている側からローラが配置されてい る側に向力つて傾斜しており、ポケット部の径方向スペースが付勢部材カも離れるに したがって徐々に狭くなつている。

[0020] 請求項 9に係る一方向クラッチは、請求項 1の一方向クラッチにおいて、カバーは、 外軸の軸方向側面をほぼ全体にわたって覆う環状の板状部と、環状の板状部の外 周に設けられ軸方向に延びる円筒部と、を有している。

図面の簡単な説明

[0021] [図 1]一方向クラッチの平面図。

[図 2]ポケット部の拡大図。

[図 3]ポケット部近傍の断面図。

[図 4]動力遮断状態のポケット部の図。

[図 5]動力伝達状態のポケット部の図。

[図 6]他の実施形態の突起部の例。

[図 7]他の実施形態の突起部の例。

[図 8]他の実施形態の突起部の例。

[図 9]他の実施形態の突起部の例。

[図 10]他の実施形態の突起部の例。

[図 11]他の実施形態の突起部の例。

符号の説明

[0022] 1 一方向クラッチ

3 外軸

6 ローラ

7 波状板ばね

8 プレート

11 ポケット部

30 突起部

発明を実施するための最良の形態

[0023] 本発明の一実施形態に力かる一方向クラッチの平面図を図 1に示す。

[0024] 図 1〜図 3に示す一方向クラッチ 1は、自動二輪車等の駆動系に用いられるもので あり、軸部材 2に設けられている。この一方向クラッチ 1は、軸部材 2の外周に設けら れた外軸 3と、外軸 3の内部に配置された複数のローラ 6と、外軸 3の内部に配置され 複数のローラ 6のそれぞれと接触するように設けられた付勢部材としての複数の波状 板ばね 7と、外軸 3の軸方向の一方側の側面を覆うプレート 8と、外軸 3の軸方向の他 方側の側面を覆うカバー 9とを有する。

[0025] 外軸 3は、軸部材 2から動力が伝達される環状の部材であって、内周側には複数（ この実施形態では 6個）のポケット部 11を有している。また、外軸 3の外周側には 3個 の取り付け用孔 12が形成されており、取り付け用孔 12よりも内周側に周方向に等間 隔に並べて 6個の孔 13が配置されている。孔 13は、この一方向クラッチ 1を駆動系の 他の部材に取り付けるために、ボルトを貫通させるためのものである。そして、ポケット 部 11は隣り合う 2つの孔 13の間に配置されて 、る。 6個のポケット部 11はそれぞれ 同じ形状の部分であるので、以下に 1つのポケット部 11につ 、てのみ説明する。

[0026] ポケット部 11は、図 2に示すように、外軸 3の内周端に内周端から外周側に凹むよう に設けられており、第 1面 21〜第 7面 27を有している。第 1面 21は、外軸 3の内周端 力もほぼ径方向外方に向力つて延びる面である。第 2面 22は、ローラ 6の外周側が接 触する部分であって、周方向に延びる面である。この第 2面 22は、波状板ばね 7が配 置されている側からローラ 6が配置されている側に向かって傾斜しており、この傾斜の ために、第 2面 22と軸部材 2の外周面との距離が波状板ばね 7から離れるにしたがつ て徐々に短くなつている。すなわち、ポケット部 11の径方向スペース力 波状板ばね 7から離れるにしたがって徐々に狭くなつている。第 3面 23は第 1面 21と第 2面 22とを 滑らかにつなぐ部分である。第 4面 24は、後述する波状板ばね 7の一端が支持され ている部分であって、外軸 3の内周端カも径方向外方に向力つて延びている。第 5面 25は、周方向に延びる面であって、第 2面 22よりも内周側に形成されている。第 6面 26は第 4面 24と第 5面 25とを滑らかにつなぐ部分である。第 7面 27は第 2面 22と第 5 面 25とを滑らかにつなぐ部分である。

[0027] ローラ 6は、複数のポケット部 11の内部に、周方向に移動自在に収納された円柱状 の部材であって、軸部材 2から伝達される動力を外軸 3に伝達するための部材である 。また、ローラ 6は波状板ばね 7によってポケット部 11の第 1面 21側に付勢されている [0028] 波状板ばね 7は、複数のポケット部 11に収納されており、ローラ 6を周方向に付勢 する部材である。波状板ばね 7は、一端がローラ 6と接触しており他端はポケット部 11 の第 4面 24に支持されて 、る。

[0029] プレート 8は、外軸 3の軸方向の一側面をほぼ全体にわたって覆う環状のプレート 部材であり、このプレート 8によって、ポケット部 11の軸方向の一側面も覆われ、ロー ラ 6や波状板ばね 7がポケット部 11から軸方向の一方側に飛び出るのを防止している 。また、プレート 8は、内周端部に複数の第 1突起 30を有するとともに、外周端部に 3 個の第 2突起部 15を有して 、る。

[0030] 複数の第 1突起 30は、この一方向クラッチ 1が軸部材 2に装着されていないときに、 ポケット部 11からローラ 6及び波状板ばね 7が内周側に脱落するのを防止するため に設けられている。より具体的には、この第 1突起部 30は、図 2及び図 3に示すように 、ポケット部 11内周端部で周方向両端部のそれぞれに、後述するカバー 9側に向か つて突出するように形成された突起である。そして、ローラ 6が波状板ばね 7によって ポケット部 11の第 1面 21側に移動させられているときに、各第 1突起 30はローラ 6と 波状板ばね 7とにそれぞれ接触している。なお、第 1突起部 30は、プレート 8の一部 をプレスカ卩ェすることによって、半球上に形成されている。

[0031] また、第 2突起部 15は、外軸 3の取り付け用孔 12に嵌合するように、プレート 8の外 周端部の一部を外軸 3側に折り曲げて形成されている。この第 2突起部 15の幅は取 り付け用孔 12の直径とほぼ同じ寸法に形成されている。

[0032] カバー 9は、外軸 3の軸方向の他方の側面をほぼ全体にわたって覆う環状の板状 部と、環状の板状部の外周に設けられ軸方向に延びる円筒部とを有している。この力 バー 9によって、ポケット部 11の軸方向の他方の側面も覆われ、ローラ 6や波状板ば ね 7がポケット部 11から軸方向の他方側に飛び出るのを防止している。また、図 3に 示すように、カバー 9は、プレート 8の第 1突起部 30に対応する位置に、プレート 8側 に突出するように第 2突起部 33が設けられて 、る。

[0033] 次に動作について説明する。

[0034] 軸部材 2が外軸 3に対して図 1に示す R方向に相対回転すると、軸部材 2の回転に よってローラ 6がポケット部 11の第 1面 21側に移動する。すると、図 5に示すように、ポ ケット部 11の第 2面 22と軸部材 2の外周面との間にローラ 6が嚙み込んで、ローラ 6の 移動が規制される。これにより、軸部材 2のトルクがローラ 6を介して外軸 3に伝達され る。

[0035] 逆に、軸部材 2が外軸 3に対して Rと逆方向に相対回転すると、軸部材 2の回転によ つてローラ 6が波状板ばね 7の付勢力に抗してポケット部 11の第 4面 24側に移動す る。すると、図 4に示すように、ポケット部 11の第 2面 22と軸部材 2の外周面との間に 隙間が形成され、ローラ 6が軸部材 2と外軸 3とがの間でフリー状態となる。これにより 、軸部材 2からのトルクは外軸 3には伝達されない。

[0036] この一方向クラッチ 1を軸部材 2に取り付ける際、すなわち一方向クラッチ 1を軸部 材 2に取り付ける前には、プレート 8の第 1突起部 30及びカバー 9の第 2突起部 33が ローラ 6及び波状板ばね 7に接触しているために、ローラ 6及び波状板ばね 7が内周 側に脱落するのを防止できる。

[0037] 他の実施形態について説明する。

[0038] 上記実施形態では、プレート 8及びカバー 9に設けられた第 1突起部 30及び第 2突 起部 33はプレート 8からカバー 9側に向力つて突出する半球状に形成されている力 突起部の形状は半球状に限定されるものではない。例えば、図 6に示すように、一部 を切断してその一方を凹状に形成した突起部 47や、図 7に示すような円錐台形状の 突起部 42や、図 8に示すような抜きにより形成した突起部 43や、図 9に示すような押 し出し成形による突起部 44や、図 10に示すように、一部を外軸側に折り曲げて形成 した突起部 45や、図 11に示すように、径方向に折り曲げて、折り曲げの根元にヌスミ を施した突起部 46の突起部であっても良い。また、上記実施形態では第 1突起部 30 及び第 2突起部 33をプレート 8とカバー 9の両方に設けた力 どちらか一方であって も良い。

産業上の利用可能性

[0039] 本発明では、簡単な構成で外軸のポケット部にローラ及び付勢部材がポケット部か ら脱落しに《なり、さらに外軸が単純な形状で加工しやすくなる。

Claims

請求の範囲

[1] 軸部材に設けられた一方向クラッチであって、

前記軸部材の外周側に配置される環状の部材であり、内周端部から外周側に窪む ように設けられた複数のポケット部を有する外軸と、

前記複数のポケット部に周方向に移動自在に収納されたローラと、

前記複数のポケット部に収納され前記ローラを周方向の一方側に付勢する付勢部 材と、

前記ポケット部の軸方向の一方を覆うように配置されたカバーと、

前記ポケット部の軸方向の他方を覆うように配置されたプレートと、を備え、 前記カバー及びプレートの少なくとも一方には、前記ポケット部力 前記ローラ及び 付勢部材が脱落するのを防止する脱落防止部が設けられている、

一方向クラッチ。

[2] 前記脱落防止部は、前記カバー及びプレートの少なくとも一方に、他方側に突出 するように設けられ、前記ローラ及び付勢部材の前記軸部材側に当接する突起部で ある、請求項 1に記載の一方向クラッチ。

[3] 前記カバー及びプレートは前記外軸の軸方向のほぼ側面全体を覆う環状の部分を 有しており、

前記脱落防止部の突起部は、前記ポケット部内周端部で周方向両端部のそれぞ れに対応するように設けられて 、る、

請求項 2に記載の一方向クラッチ。

[4] 前記脱落防止部の突起部は前記カバー及びプレートの両方に設けられている、請 求項 3に記載の一方向クラッチ。

[5] 前記突起部は前記カバー及びプレートの少なくとも一方をプレス加工することにより 形成されたものである、請求項 2に記載の一方向クラッチ。

[6] 前記外軸は外周部に形成された 3個の取り付け用孔を有しており、

前記プレートは、前記 3個の取り付け用孔に嵌合する 3個の取り付け用突起部を外 周端部に有している、

請求項 1に記載の一方向クラッチ。

[7] 前記プレートは、前記取り付け用孔よりも内周側に周方向に等間隔に並べて形成さ れた複数の装着用の孔を有しており、

前記複数のポケット部は隣り合う 2つの装着用孔の間に配置されて 、る、 請求項 6に記載の一方向クラッチ。

[8] 前記ポケット部は、

前記外軸の内周端からほぼ径方向外方に向かって延びる第 1面と、

前記ローラの外周側が接触可能で周方向に延びる第 2面と、

前記第 1面と第 2面とを滑らかにつなぐ第 3面と、

前記付勢部材の一端が支持されており、前記外軸の内周端力 径方向外方に向 かって延びる第 4面と、

周方向に延びる面であって、前記第 2面よりも内周側に形成された第 5面と、 前記第 4面と前記第 5面とを滑らかにつなぐ第 6面と、

前記第 2面と前記第 5面とを滑らかにつなぐ第 7面と、を有し、

前記第 2面は、前記付勢部材が配置されて!、る側力 前記ローラが配置されて 、る 側に向力つて傾斜しており、前記ポケット部の径方向スペースが前記付勢部材から 離れるにしたがって徐々に狭くなつている、

請求項 1に記載の一方向クラッチ。

[9] 前記カバーは、

前記外軸の軸方向側面をほぼ全体にわたって覆う環状の板状部と、

前記環状の板状部の外周に設けられ軸方向に延びる円筒部と、を有して 、る、 請求項 1に記載の一方向クラッチ。