WO2006109429A1 - 錠菓 - Google Patents
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Definitions
- the present invention relates to a tablet confection containing sorbitol as a main raw material.
- Tablet confectionery is a solid confectionery, etc. in the form of a tablet.
- a sweetener such as powdered or granular sucrose, citrate, vitamins, etc. are mixed with glucose, starch sugar, etc. The mixture was molded by compression and compressed into a product.
- sorbitol As sugar alcohols, for example, xylitol, sorbitol, mannitol, erythritol, lactinol, isomaltol and the like are known.
- sorbitol is tableted in comparison with other sugar alcohols.
- Patent Document 3 discloses a tablet confection containing sorbitol having a high tablet hardness.
- Patent Document 1 Japanese Patent Laid-Open No. 11-113525
- Patent Document 2 Special Table 2001— 504342
- Patent Document 3 JP 2003-250450 A
Abstract
【課題】 打錠がし易く、かつ、舌ザラツキ感が生じない錠菓を提供する。
【解決手段】 本発明の錠菓は、ソルビトールと、二酸化ケイ素と、ショ糖脂肪酸エステルとを含有する錠菓において、ソルビトールの嵩密度が0.3~0.6g/mlであり、比表面積が0.7~1.5m2/gであり、二酸化ケイ素の含有量が0.5~1.5重量%であり、ショ糖脂肪酸エステルの含有量が0.5~1.5重量%であることを特徴とする。本発明の錠菓は、噴霧乾燥法により製造された嵩密度が0.3~0.6g/mlであり、比表面積が0.7~1.5m2/gのソルビトールを用い、0.5~1.5重量%の二酸化ケイ素および0.5~1.5重量%のショ糖脂肪酸エステルを含有しているので、打錠がし易く、かつ、舌ザラツキ感を生じない。
Description
明 細 書
錠菓
技術分野
[0001] 本発明は、ソルビトールを主原料として含有する錠菓に関する。
背景技術
[0002] 錠菓は、錠剤の形をした固体の菓子類等であり、粉末または顆粒状のショ糖などの 甘味料、クェン酸、ビタミン類などを、ブドウ糖、デンプン糖等とともに混合し、この混 合物を圧縮打錠することにより成型し、製品としていた。
[0003] 近年、健康志向が高まる中、低カロリーであり、且つ、抗ぅ触性である糖アルコール 類を従来の糖類に替えて用いることが注目されており、各種の糖アルコールの製法 や用途の開発がなされている(例えば、特許文献 1、 2)。
[0004] 糖アルコール類としては、例えば、キシリトール、ソルビトール、マン-トール、エリス リトール、ラクチノール、イソマルトール等が知られている力 中でも特にソルビトール は、他の糖アルコール類と比較して、打錠した際の錠剤硬度が高ぐソルビトールを 含有する錠菓が、例えば、特許文献 3に記載されている。
特許文献 1:特開平 11― 113525号公報
特許文献 2:特表 2001— 504342
特許文献 3:特開 2003 - 250450号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] ソルビトールを主原料として錠菓を打錠する際、打錠が困難であるという問題がある 。このような問題を解消するために、ニ酸ィ匕ケィ素およびショ糖脂肪酸エステルをさら に配合することが考えられるが、二酸化ケイ素及びショ糖脂肪酸エステルの配合量が 高くなると、口内に入れたときに、舌にザラツキ感が生じ、食感上好ましくない。
[0006] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、打錠がし易ぐかつ、舌ザラツキ 感が生じな ヽ錠菓を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0007] 本発明者らは、糖アルコール類として、噴霧乾燥法により製造された嵩密度が 0. 3 〜0. 6g/ml、比表面積が 0. 7〜1. 5m2/gのソルビトールを主原料とし、かつ、これに 、 0. 5〜1. 5重量%の二酸化ケイ素および 0. 5〜1. 5重量%のショ糖脂肪酸エステ ルを配合することにより、打錠がし易ぐかつ、舌ザラツキ感を生じないようにすること ができることを見出し、本発明を完成するに至った。
[0008] すなわち、本発明の錠菓は、ソルビトールと、二酸化ケイ素と、ショ糖脂肪酸エステ ルとを含有する錠菓において、ソルビトールが噴霧乾燥法により製造された嵩密度が 0. 3〜0. 6g/mlであり、比表面積が 0. 7〜1. 5m2/gのものであり、二酸化ケイ素の 含有量が 0. 5〜1. 5重量%であり、ショ糖脂肪酸エステルの含有量が 0. 5〜1. 5重 量%であることを特徴とするものである。
発明の効果
[0009] 本発明の錠菓は、噴霧乾燥法により製造された嵩密度が 0. 3〜0. 6g/mlであり、 比表面積が 0. 7〜1. 5m2/gのソルビトールを用い、 0. 5〜1. 5重量0 /0の二酸化ケィ 素および 0. 5〜1. 5重量%のショ糖脂肪酸エステルを含有しているので、打錠がし 易ぐかつ、舌ザラツキ感を生じない。
発明を実施するための最良の形態
[0010] 以下、本発明の錠菓を詳細に説明する。
[0011] 本発明の錠菓は、嵩密度が 0. 3〜0. 6g/mlであり、比表面積が 0. 7〜1. 5m2/gの ソルビトールを含有している。このようなソルビトールとしては、例えば、メルク社製のソ ルビトールが挙げられる(例えば、特公平 5— 1247号公報参照)。当該ソルビトール は、例えば、公知の噴霧乾燥法により製造することができ、例えば、グルコースを含 有する溶液に対して、 170°Cより低い温度でグルコースの水素添カ卩を行うことによりソ ルビトール溶液を製造し、そして、得られたソルビトール溶液を、生成物の含水率が 1 %未満となるように 140〜170°Cの温度で噴霧乾燥することにより得られる。ソルビト ールの含有量は、 90〜99重量0 /0であることが好ましい。ソルビトールの含有量が 90 重量%に満たないと、他の原料の影響を受けやすぐ打錠しにくくなつたり、ザラツキ を生じやすくなる傾向にある。ソルビトールの含有量が 99重量%を超えると、ショ糖 脂肪酸エステル、ニ酸ィ匕ケィ素の配合量が少なくなり、錠菓として成形することができ
ないという問題がある。
[0012] また、本発明の錠菓は、二酸化ケイ素を含有している。本発明に含有の二酸化ケィ 素は微粒ニ酸ィ匕ケィ素が望ましい。微粒ニ酸ィ匕ケィ素とは、平均粒子径が 以 下のものをいう。この二酸化ケイ素の含有量は、 0. 5〜1. 5重量%である。二酸化ケ ィ素の含有量が 0. 5重量%に満たないと、錠菓として成形することができないという 問題があり、二酸化ケイ素の含有量が 1. 5重量%を超えると、打錠後の錠菓を口に 入れた際に舌にザラツキ感が生じるという問題がある。
[0013] また、本発明の錠菓は、ショ糖脂肪酸エステルを含有して 、る。このショ糖脂肪酸ェ ステルの含有量は、 0. 5〜1. 5重量%である。ショ糖脂肪酸エステルの含有量が 0. 5%未満であると、ショ糖脂肪酸エステルが少なすぎて錠菓として成形することができ ない。また、 1. 5重量%を超えると、打錠後の錠菓を口に入れた際に舌にザラツキ感 が生じる。ショ糖の水酸基とエステル結合してショ糖脂肪酸エステルを形成する脂肪 酸は特に限定されることはないが、例えば、炭素数 16〜18のものが挙げられる。また 、 HLBは 3〜5のものが好ましい。
[0014] 本発明の錠菓は、さらに他の成分を含んでいてもよぐ例えば、香料、色素、酸味 料、甘味料、ビタミン類、機能性物質等を含んでいてもよい。
[0015] 香料としては、粉末香料製造に際して既に用いられているものであればいかなるも のも用いることができるが、例えば、オレンジ、レモン、グレープフルーツ等のシトラス 系香料、アップル、バナナ、グレープ、ピーチ、ストロベリー、パイナップル等のフルー ッ系香料、ペパーミント、スペアミント等のミント系香料、ペッパー、シンナモン、ナツメ グ、クローブ等のスパイス系香料、バニラ、コーヒー、ココア、ヘーゼルナッツ等のナツ ッ系香料、紅茶、緑茶等の茶系香料、ビーフ、チキン、サーモン、クラブ等の畜肉'水 産系香料、ミルク、チーズ等のデイリー系香料等が挙げられる。また、香料の種類とし ては、調合することにより製造される調合香料、有効成分を抽出して得られる精油等 を用いることができる。また、シトラール、ゲラ-オール、 1—メントール、バニリン等の 合成系香料も使用することができる。さらに、水蒸気蒸留、超臨界流体抽出により得 られたコーヒー、紅茶等、鰹節等、天然の果汁等からの香気成分も使用することがで きる。また、ここで挙げた香料は複数種を混合して用いることもできる。
[0016] 色素としては、 j8—力ロチン、パプリカ色素、アナトー色素、クロロフィル等の油溶性 天然色素類、ゥコン色素、カラメル色素、コチニール色素、ブドウ果皮抽出物等の天 然色素類等を使用することができる。ここで挙げた色素は複数種を混合して用いるこ とちでさる。
[0017] 酸味料としては、例えば、クェン酸、リンゴ酸、ァスコルビン酸、コハク酸、フマル酸 の粉末化物等、柑橘系果実等カゝら得られた果汁の粉末ィ匕物等が挙げられる。ここで 挙げた酸味料は複数種を混合して用いることもできる。
[0018] 糖質或 、は甘味料としては、例えば、アスパルテーム、パラチノース、ラフイノース、 トレハロース、エリトリトール、キシリトール等が挙げられる。ここで挙げた甘味料は複 数種を混合して用いることもできる。
[0019] ビタミン類としては、例えば、ビタミン A、ビタミン D、ビタミン K、ビタミン Ρ等が挙げら れる。ここで挙げたビタミン類は複数種を混合して用いることもできる。
[0020] 機能性物質としては、例えば、シソエキス、ソバ等のポリフエノール、プロポリス、ロイ ャルゼリー、 DHA、 EPA等の魚油、リノール酸、リノレン酸等が挙げられる。ここで挙 げた機能性物質は複数種を混合して用いることもできる。
[0021] 本発明の錠菓は、上記に挙げた噴霧乾燥法により製造された嵩密度: 0. 3〜0. 6g
/mlで、比表面積: 0. 7〜1. 5m2/gのソルビトールと、二酸化ケイ素、とショ糖脂肪酸 エステルを含有し、さらに必要に応じて、香料、酸味料、甘味料、ビタミン類、機能性 物質等を含有するものであるが、このような成分を含有する本発明の錠菓の製造方 法は、特に制限されるものではなぐ公知の錠菓の製造方法を適用することができる 。具体的には、本発明の錠菓は、上記各成分を混合した後、打錠することにより製造 することができる。
[0022] 以下、本発明を具体的に説明するために、本発明の実施例およびこれとの比較を 示すための比較例をいくつか挙げる。ただし、本発明の錠菓は、下記実施例によつ て制限されるものではな 、。
実施例
[0023] 下記表 1に示す成分を混合し、粉末組成物を得た。この粉末組成物を菊水製作所 のバーゴ小型回転式錠剤機を用いて、 9. OOkNの打錠圧の条件にて打錠し、直径 8
mm、厚さ 4. 0〜4. 2mm、重量 200mgZ錠、打錠直後の硬度 10〜15kgの錠剤を 製造した。
[0024] (実施例 1)
嵩密度 : 0. 3〜0. 6g/mlで、比表面積: 0. 7〜1. 5m2/gの噴霧乾燥法により製造し たソルビトール (メルク社製)が 100重量0 /0、カープレックス CS- 500 (DSL.ジャパン 株式会社製の二酸化ケイ素)が 1重量%、 DKエステル F— 20W (第一工業製薬株式 会社製のショ糖脂肪酸エステル)が 1. 2重量%、その他ミントオイル (小川香料株式 会社)が 2重量%で各成分を混合し、その後、この混合物を打錠することにより錠菓を 製造した。
[0025] (実施例 2)
嵩密度 : 0. 3〜0. 6 g/mlで、比表面積: 0. 7〜1. 5m2/gの噴霧乾燥法により製造 したソルビトール (メルク社製)が 97重量0 /0、カープレックス CS- 500 (DSL.ジャパン 株式会社)が 0. 5重量%、DKエステル F—20W (第一工業製薬株式会社)が 0. 5重 量%、その他ミントオイル (小川香料株式会社)が 2重量%で各成分を混合し、その 後、この混合物を打錠することにより錠菓を製造した。
[0026] (実施例 3)
嵩密度 : 0. 3〜0. 6g/mlで、比表面積: 0. 7〜1. 5m2/gの噴霧乾燥法により製造し たソルビトール (メルク社製)が 95重量0 /0、カープレックス CS- 500 (DSL.ジャパン株 式会社)が 1. 5重量%、DKエステル F— 20W (第一工業製薬株式会社)が 1. 5重量 %、その他ミントオイル (小川香料株式会社)が 2重量%で各成分を混合し、その後、 この混合物を打錠することにより錠菓を製造した。
[0027] (比較例 1)
DKエステル F—20Wをカ卩えず、嵩密度: 0. 3〜0. 6g/mlで、比表面積: 0. 7〜1. 5m2/gの噴霧乾燥法により製造したソルビトール (メルク社製)が 97重量0 /0、カープレ ックス CS-500 (DSL.ジャパン株式会社)が 1. 0重量0 /0、その他ミントオイル(小川 香料株式会社)が 2重量%で各成分を混合し、その後、この混合物を打錠することに より錠菓を製造した。
[0028] (比較例 2)
カープレックス CS— 500をカ卩えず、嵩密度: 0. 3〜0. 6g/mlで、比表面積: 0. 7〜 1. 5m2/gの噴霧乾燥法により製造したソルビトール (メルク社製)が 96. 8重量%、D Kエステル F—20W (第一工業製薬株式会社)が 1. 2重量%、その他ミントオイル (小 川香料株式会社)が 2重量%で各成分を混合し、その後、この混合物を打錠すること により錠菓を製造した。
[0029] (比較例 3)
結晶化法により製造した D—ソルビット Dパウダー (東和化成社製)が 95. 8重量% 、カープレックス CS— 500が 1重量0 /0、 DKエステル F— 20Wが 1. 2量0 /0で各成分 を混合し、その後、この混合物を打錠することにより錠菓を製造した。
[0030] (比較例 4)
嵩密度 : 0. 3〜0. 6g/mlで、比表面積: 0. 7〜1. 5m2/gの噴霧乾燥法により製造し たソルビトール (メルク社製)が 94. 4重量0 /0、カープレックス CS500が 1. 8重量0 /0、 DKエステル F— 20Wが 1. 8量%で各成分を混合し、その後、この混合物を打錠す ることにより錠菓を製造した。
[0031] (比較例 5)
嵩密度 : 0. 3〜0. 5g/mlで、比表面積: 0. 7〜1. 5m2/gの噴霧乾燥法により製造し たソルビトール (メルク社製)が 97. 6重量0 /0、カープレックス CS— 500が 0. 2重量0 /0 、 DKエステル F— 20Wが 0. 2量%で各成分を混合し、その後、この混合物を打錠 することにより錠菓を製造した。
[0032] 上記実施例 1〜3および比較例 1〜5の各成分量および評価を下記表 1に示す。
[0033] ザラザラ感の評価基準は下記表 2に示す通りである。打錠性の評価基準は、◎は 非常に良好、〇は良好、 Xは不良を示す。
[表 1]
(単位:重量%)
[0034] [表 2]
◎:気にならな 〇:気にならな X:気になる
い人 4人以上 い人 3人 人 4人以上
[0035] 表 1を参照して明らかなように、実施例 1 3では、打錠性およびザラツキ感のいず れについても良好な結果が得られた。これに対して、カープレックス CS500 (二酸ィ匕 ケィ素)または DKエステル F - 20W (ショ糖脂肪酸エステル)の 、ずれかを含んで!/ヽ ない比較例 1 2では良好な打錠性は得られな力つた。また、結晶化法により製造さ れたソルビトールを用いた比較例 3にお ヽても良好な打錠性は得られな力つた。他方 、カープレックス CS500 DKエステル F— 20Wの含量が 1. 5重量%を超える比較 例 4では打錠性およびザラツキ感のいずれも不良であった。また、カープレックス CS
500、 DKエステル F—20Wの含量が 0. 5重量%に満たない比較例 5では、良好な 打錠性は得られなかった。
したがって、打錠性およびザラツキ感の両方で良好な結果を得るためには、実施例 1〜3のように、嵩密度が 0. 3〜0. 6g/mlであり、比表面積が 0. 7〜1. 5m2/gである ソルビトールを用い、二酸化ケイ素の含有量を 0. 5〜1. 5重量%、ショ糖脂肪酸エス テルの含有量を 0. 5〜1. 5重量%にすることが必要であることが分力つた。
Claims
[1] ソルビトールと、二酸化ケイ素と、ショ糖脂肪酸エステルとを含有する錠菓にお 、て ソルビトールの嵩密度が 0. 3〜0. 6g/mlであり、比表面積が 0. 7〜1. 5m2/gであり 、二酸化ケイ素の含有量が 0. 5〜1. 5重量%であり、ショ糖脂肪酸エステルの含有 量が 0. 5〜1. 5重量%であることを特徴とする錠菓。
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121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application | ||
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NENP | Non-entry into the national phase |
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