JP2003250450A - 錠菓用粉末組成物とその製造方法、並びに錠菓とその製造方法 - Google Patents

錠菓用粉末組成物とその製造方法、並びに錠菓とその製造方法

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JP2003250450A
JP2003250450A JP2002055385A JP2002055385A JP2003250450A JP 2003250450 A JP2003250450 A JP 2003250450A JP 2002055385 A JP2002055385 A JP 2002055385A JP 2002055385 A JP2002055385 A JP 2002055385A JP 2003250450 A JP2003250450 A JP 2003250450A
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tablet confectionery
composition
powder composition
tablet
sugar
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JP2002055385A
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English (en)
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Nobuhisa Hirai
信久 平井
Masaharu Nagao
正春 長尾
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Takasago International Corp
Original Assignee
Takasago International Corp
Takasago Perfumery Industry Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滑らかでざらつきがなく良好な口内感を有す
る錠菓を製造することのできる粉末組成物とその製造方
法を提供すること、並びに滑らかでざらつきがなく良好
な口内感を有する錠菓とその製造方法を提供することを
目的とする。 【解決手段】 ;香料、色素、酸味料、甘味料、ビタ
ミン類及び機能性物質よりなる群から選ばれた少なくと
も一種の配合剤と、単糖類の重合度が15以上の糖組成
が37%以下である、澱粉加水分解物、糖アルコール、
及びオリゴ糖から選ばれた少なくとも一種の賦形剤と、
を含有することを特徴とする錠菓用粉末組成物、;前
記各成分を含有する混合物を調製し、該混合物を噴霧乾
燥することを特徴とする錠菓用粉末組成物の製造方法、
;前記の錠菓用粉末組成物と主原料としてのソルビ
トールとからなることを特徴とする錠菓、;前記の
方法により得られた錠菓用粉末組成物に主原料としての
ソルビトールを混合した後、打錠することを特徴とする
錠菓の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は錠菓用粉末組成物と
その製造方法、並びに錠菓とその製造方法に関し、詳し
くはソルビトールを主原料とする錠菓の製造に適した粉
末組成物とその製造方法、並びにこれを用いた錠菓とそ
の製造方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、滑ら
かでざらつきがなく良好な口内感を有する錠菓を製造す
ることのできる粉末組成物とその製造方法、並びに滑ら
かでざらつきがなく良好な口内感を有する錠菓とその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】通常、錠菓は粉末もしくは顆粒状のショ糖
などの甘味料、クエン酸、ビタミンCなど酸味を呈する
物質、視覚的な効果を出すための色素などを混合し、圧
縮打錠を行って成型し、製品としている。錠菓としての
形状を維持するための基材に関して、基材メーカーは基
材の製造方法に関し改良を重ね、その技術を開示してい
る。(特許第3125099号公報)また、近年、低カ
ロリー、且つ、抗う蝕性である糖アルコールが注目され
ており、錠菓の特性に合わせて各種の糖アルコールの製
法や用途の開発がなされている(特開平11-1135
25号公報、特表2001-504342)が、本発明
にあるような開示はない。更に、錠菓の製造方法におい
て、口内感を改善するため開示もあるが(特公平5-6
8213号公報)、十分に満足できるものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】打錠菓子に従来配合さ
れている粉末組成物では、口中に含まれる際のざらざら
する食感が欠点となっていた。このようなざらついた食
感の錠菓である場合、口内感の悪さが香気や味に対して
も悪影響を与えてしまう。
【0004】本発明は、このような従来技術の欠点を解
消し、滑らかでざらつきがなく良好な口内感を有する錠
菓を製造することのできる粉末組成物とその製造方法を
提供することを目的とするものである。
【0005】さらに、本発明は、滑らかでざらつきがな
く良好な口内感を有する錠菓とその製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述した
ような課題に応えるべく、鋭意検討を重ねた結果、錠菓
に用いる粉末組成物において、単糖類の重合度が15以
上の糖組成が37%以下である澱粉加水分解物、単糖類
の重合度が15以上の糖組成が37%以下である糖アル
コール、及び単糖類の重合度が15以上の糖組成が37
%以下であるオリゴ糖から選ばれた少なくとも一種を賦
形剤とすることにより、前記課題を解決することができ
ることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成する
に至った。
【0007】即ち、請求項1に係る本発明は、香料、色
素、酸味料、甘味料、ビタミン類及び機能性物質よりな
る群から選ばれた少なくとも一種の配合剤と、単糖類の
重合度が15以上の糖組成が37%以下である澱粉加水
分解物、単糖類の重合度が15以上の糖組成が37%以
下である糖アルコール、及び単糖類の重合度が15以上
の糖組成が37%以下であるオリゴ糖から選ばれた少な
くとも一種の賦形剤と、を含有することを特徴とする錠
菓用粉末組成物を提供するものである。
【0008】請求項2に係る本発明は、糖アルコール及
びオリゴ糖が、それぞれ噴霧乾燥により製造されたもの
である請求項1記載の錠菓用粉末組成物を提供するもの
である。
【0009】請求項3に係る本発明は、請求項1又は2
記載の錠菓用粉末組成物と、主原料としてのソルビトー
ルとからなることを特徴とする錠菓を提供するものであ
る。
【0010】請求項4に係る本発明は、香料、色素、酸
味料、甘味料、ビタミン類及び機能性物質よりなる群か
ら選ばれた少なくとも一種の配合剤と、単糖類の重合度
が15以上の糖組成が37%以下である澱粉加水分解
物、単糖類の重合度が15以上の糖組成が37%以下で
ある糖アルコール、及び単糖類の重合度が15以上の糖
組成が37%以下であるオリゴ糖から選ばれた少なくと
も一種の賦形剤と、を含有する混合物を調製し、次いで
該混合物を噴霧乾燥することを特徴とする錠菓用粉末組
成物の製造方法を提供するものである。
【0011】請求項5に係る本発明は、糖アルコール及
びオリゴ糖が、それぞれ噴霧乾燥により製造されたもの
である請求項4記載の錠菓用粉末組成物の製造方法を提
供するものである。
【0012】請求項6に係る本発明は、請求項4又は5
記載の方法により得られた錠菓用粉末組成物に、主原料
としてのソルビトールを混合した後、打錠することを特
徴とする錠菓の製造方法を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】請求項1に係る本発明は、錠菓用
粉末組成物に関し、香料、色素、酸味料、甘味料、ビタ
ミン類及び機能性物質よりなる群から選ばれた少なくと
も一種の配合剤と、単糖類の重合度が15以上の糖組成
が37%以下である澱粉加水分解物、単糖類の重合度が
15以上の糖組成が37%以下である糖アルコール、及
び単糖類の重合度が15以上の糖組成が37%以下であ
るオリゴ糖から選ばれた少なくとも一種の賦形剤と、を
含有することを特徴とするものである。
【0014】請求項1に係る本発明の錠菓用粉末組成物
は、まず香料、色素、酸味料、甘味料、ビタミン類及び
機能性物質よりなる群から選ばれた少なくとも一種の配
合剤を含有している。ここで香料としては、粉末香料製
造に際して既に用いられているものであればどのような
ものでも採用可能である。具体的に例示すると、例え
ば、オレンジ、レモン、グレープフルーツなどシトラス
系香料;アップル、バナナ、グレープ、ピーチ、ストロ
ベリー、パイナップルなどのフルーツ系香料;ペパーミ
ント、スペアミント等のミント系香料;ペッパー、シン
ナモン、ナツメグ、クローブなどのスパイス系香料;バ
ニラ、コーヒー、ココア、ヘーゼルナッツなどのナッツ
系香料;紅茶、緑茶などの茶系香料;ビーフ、チキン、
サーモン、クラブなど畜肉・水産系香料;ミルク、チー
ズなどのデイリー系香料が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。また、上記香料としては、調合香
料のみならず、香料の種類によっては有効成分を抽出し
た精油、オレオレジンなどを使用することもできる。更
には、シトラール、ゲラニオール、l−メントール、バ
ニリンなどの合成系香料も挙げられ、これらを任意に割
合で混合した香料を使用することもできる。また、水蒸
気蒸留、超臨界流体抽出により得られたコーヒー、紅茶
等茶類、鰹節等魚節類、また、天然の果汁等からの香気
成分を使用することもできる。これらは用途に応じて2
種以上を組み合わせることもできる。
【0015】次に、色素としては、β-カロチン、パプ
リカ色素、アナトー色素、クロロフィルなどの油溶性天
然色素類、更にはウコン色素、カラメル色素、コチニー
ル色素、ブドウ果皮抽出物等の天然色素類等を使用する
ことができる。これらは用途に応じて2種以上を組み合
わせることもできる。
【0016】また、酸味料としては、食品に一般的に用
いられているものであれば特に制限はないが、具体的に
はクエン酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、コハク酸、フ
マル酸の粉末化物などを挙げることができる。また、柑
橘系果実等から得られた果汁の粉末化物も酸味料として
使用することができる。これらは用途に応じて2種以上
を組み合わせることもできる。
【0017】さらに、甘味料としては、アスパルテー
ム、パラチノース、ラフィノース、トレハロース、エリ
スリトール、キシリトールなどを挙げることができ、こ
れらは用途に応じて2種以上を組み合わせることもでき
る。
【0018】また、ビタミン類としては、ビタミンA、
ビタミンD、ビタミンK、ビタミンPなどが挙げられ
る。これらは用途に応じて2種以上を組み合わせること
もできる。
【0019】最後に、機能性物質としては、シソエキ
ス、ソバ等のポリフェノール、プロポリス、ロイヤルゼ
リー、DHA、EPAなどの魚油、リノール酸、リノレ
ン酸などが挙げられるが、これらは用途に応じて2種以
上を組み合わせることもできる。
【0020】請求項1に係る本発明の錠菓用粉末組成物
は、このような香料、色素、酸味料、甘味料、ビタミン
類及び機能性物質よりなる群から選ばれた少なくとも一
種の配合剤を含有しており、特に好ましくは、香料を含
有しているものである。
【0021】次に、請求項1に係る本発明の錠菓用粉末
組成物は、上記配合剤と共に、単糖類の重合度が15以
上の糖組成が37%以下である澱粉加水分解物、単糖類
の重合度が15以上の糖組成が37%以下である糖アル
コール、及び単糖類の重合度が15以上の糖組成が37
%以下であるオリゴ糖から選ばれた少なくとも一種の賦
形剤と、を含有している。
【0022】請求項1に係る本発明において賦形剤の一
つとして用いる澱粉加水分解物とは、デキストリンであ
るが、澱粉を酸又は酵素により加水分解をすることによ
って最終的には、ほとんど定量的にグルコースになる。
その過程で得られる加水分解物であって、構成する単糖
類(グルコース)の重合度が15以上の糖組成が37%
以下である澱粉加水分解物を採用することに、請求項1
に係る本発明の一つの大きな特徴がある。
【0023】請求項1に係る本発明においては、上記の
如き澱粉加水分解物であれば全て採用できるが、錠菓の
主原料であるソルビトールからの甘味とバランスの良い
呈味性があるという点から、特に好ましいものとしてサ
ンオリゴ5・6(参松工業株式会社製)、パインデック
ス#6(松谷化学株式会社製)が挙げられる。これら澱
粉加水分解物は、2種以上を併用することもできる。
【0024】次に、請求項1に係る本発明において賦形
剤の一つとして、構成する単糖類の重合度が15以上の
糖組成が37%以下である糖アルコールが用いられ、さ
らに請求項2に記載したように、噴霧乾燥法により製造
されたものが好ましく用いられる。このような糖アルコ
ールとしては、それを構成する糖の種類は特に限定され
ない。
【0025】請求項1に係る本発明においては、上記の
如き糖アルコールであれば全て採用できるが、特に好ま
しくはH-PDX(松谷化学株式会社製)が挙げられ
る。糖アルコールは、2種以上を併用することもでき
る。
【0026】さらに、請求項1に係る本発明において
は、賦形剤の一つとして、構成する糖類の重合度が15
以上の糖組成が37%以下であるオリゴ糖を用いる。こ
のようなオリゴ糖としては、それを構成する糖の種類は
特に限定されないが、請求項2に記載したように、噴霧
乾燥により製造されたものが好ましい。請求項1に係る
本発明においては、上記の如きオリゴ糖であれば全て採
用できるが、特に好ましくは乳果オリゴLS−55P
(塩水港精糖株式会社製)が挙げられる。これらオリゴ
糖は、2種以上を併用することもできる。
【0027】請求項1に係る本発明の錠菓用粉末組成物
は、以上述べた如き、特定の配合剤と、構成する糖類の
重合度が15以上の糖組成が37%以下である澱粉加水
分解物、構成する糖類の重合度が15以上の糖組成が3
7%以下である糖アルコール、及び構成する糖類の重合
度が15以上の糖組成が37%以下であるオリゴ糖から
選ばれた少なくとも一種の賦形剤と、を含有するもので
あるが、前記配合剤が油溶性のときは、さらに乳化剤を
含有している。
【0028】すなわち、請求項1に係る本発明の錠菓用
粉末組成物は、前記配合剤が油溶性のときのみ、乳化剤
を必須成分として含有している。このような乳化剤とし
ては、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸エステル、キラヤサポニン、
レシチンなどが好適であるが、一般に使用される乳化剤
であれば、これらに限定されるものではない。請求項1
に係る本発明の錠菓用粉末組成物が、食品用途である場
合、乳化剤としては、食品製造に使用される乳化剤であ
ればよい。
【0029】上記各成分の含有量は以下の通りである。
まず配合剤が香料である場合の含有量は、当該粉末組成
物全体中に通常は1〜40重量%である。使用香料の種
類や匂いの強度により異なるが、好ましくは5〜25重
量%である。
【0030】配合剤が香料以外の場合である、色素、酸
味料、甘味料、ビタミン類、機能性物質の当該粉末組成
物における使用量は、それぞれの種類や目的により異な
るが、通常0.1〜30重量%、より好ましくは0.5
〜20重量%である。
【0031】次に、賦形剤(澱粉加水分解物、糖アルコ
ール及びオリゴ糖から選ばれる少なくとも一種)の含有
量は、通常は、配合剤1重量部に対して1〜99重量
部、より好ましくは、3〜49重量部であって、当該粉
末組成物全体の50〜98重量%である。賦形剤の使用
量が少なすぎると配合剤、特に香料などを十分に被覆す
ることが出来ず、一方、必要以上に多いと当該粉末組成
物を錠菓に配合し賦香した際に官能上好ましくないもの
となる。
【0032】次に、配合剤が油溶性のときに使用される
乳化剤の含有量は、使用される配合剤により異なるが、
通常は、配合剤1重量部に対して0.01〜10重量
部、好ましくは配合剤1重量部に対して0.1〜5重量
部の範囲である。
【0033】請求項1に係る本発明の錠菓用粉末組成物
は以上の如きものである。このような請求項1に係る本
発明の錠菓用粉末組成物は、上記成分を用いさえすれ
ば、その製造方法は特に制限されず、本出願前公知の錠
菓用粉末組成物の製造方法を採用可能であるが、請求項
4に係る本発明の方法によれば、効率よく請求項1に係
る本発明の錠菓用粉末組成物を製造することができる。
【0034】すなわち、請求項4に係る本発明は、錠菓
用粉末組成物の製造方法に関し、特定の配合剤と、単糖
類の重合度が15以上の糖組成が37%以下である澱粉
加水分解物、単糖類の重合度が15以上の糖組成が37
%以下である糖アルコール、及び単糖類の重合度が15
以上の糖組成が37%以下であるオリゴ糖から選ばれた
少なくとも一種の賦形剤と、を含有する混合物を調製
し、次いで該混合物を噴霧乾燥することを特徴とするも
のである。
【0035】ここで混合物の原料である、香料、色素、
酸味料、甘味料、ビタミン類及び機能性物質よりなる群
から選ばれた少なくとも一種の配合剤、特定の賦形剤、
及び必要に応じて用いる乳化剤は、請求項1に係る本発
明において記載したとおりである。なお、賦形剤として
用いられる糖アルコール及びオリゴ糖としては、請求項
5に記載したように、それぞれ噴霧乾燥により製造され
たものが好ましい。請求項4に係る本発明の方法は、こ
れら特定の配合剤、特定の賦形剤、及び必要に応じて用
いる乳化剤を含有する混合物を調製し、次いで該混合物
を噴霧乾燥することを特徴とする。
【0036】具体例を説明すると、初めに水と必要に応
じて乳化剤、及び、賦形剤(特定の澱粉加水分解物、該
澱粉加水分解物を還元して得られる糖アルコール、及び
オリゴ糖から選ばれる少なくとも一種のもの)、その他
水溶性物質を混合、加温殺菌する。次に、予め秤量した
香料、必要に応じてその他の油溶性物質を添加し、TK
ミキサー(特殊機化工業株式会社製)等のミキサーを用
いて、攪拌混合を行い乳化する。次いで、該乳化溶液を
スプレードライヤー(APV株式会社製)等を用いて噴
霧乾燥した後に、篩分けを行い粉末組成物とする。
【0037】上記のように本発明によって得られる粉末
組成物を錠菓に利用することができる。このような錠菓
を提供するのが請求項3に係る本発明である。すなわ
ち、請求項3に係る本発明は、請求項1又は2記載の錠
菓用粉末組成物と、主原料としてのソルビトールとから
なることを特徴とする錠菓を提供するものである。
【0038】ここで主原料としてのソルビトールとして
は特に制限はなく、一般に使用されているものを使用す
ることができる。
【0039】請求項3に係る本発明において、請求項1
又は2記載の錠菓用粉末組成物は、使用する粉末組成物
の種類により大きく異なるが、一般には錠菓全体に対し
0.25〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%
の範囲内にすることが好ましい。
【0040】請求項3に係る本発明の錠菓は以上の如き
ものである。このような請求項3に係る本発明の錠菓用
は、上記成分を用いさえすれば、その製造方法は特に制
限されず、本出願前公知の錠菓の製造方法を採用可能で
あるが、請求項6に係る本発明の方法によれば、効率よ
く請求項3に係る本発明の錠菓を製造することができ
る。
【0041】すなわち、請求項6に係る本発明は、錠菓
の製造方法に関し、請求項4又は5記載の方法により得
られた錠菓用粉末組成物に、主原料としてのソルビトー
ルを混合した後、打錠することを特徴とするものであ
る。ここで打錠は公知の方法により行えばよい。
【0042】
【実施例】以下に、本発明の実施例を示すが、本発明は
これらによって何ら制限されるものではない。
【0043】実施例1 水600gに、乳化剤としてDKエステル F-160
(第一工業製薬株式会社製)を12g及び賦形剤として
サンオリゴ5・6(参松工業株式会社製)を308g加
えて溶解し、80℃で30分間加熱殺菌した。これを5
0℃に冷却した後、更に配合剤(香料)としてメントー
ルフレーバー(高砂香料工業株式会社製、以下、全てフ
レーバーは高砂香料工業株式会社製である。)80gを
添加し、TKミキサー(特殊機化工業株式会社製)を毎
分9000回転で20分間攪拌し、乳化した。この乳化
液を噴霧乾燥機(APV株式会社製)を使用して噴霧乾
燥(入口温度170℃、出口温度100℃)を行い、粉
末組成物を得た。配合組成を第1表に示す。
【0044】実施例2 実施例1において、使用する賦形剤をサンオリゴ5・
6、308gからサンオリゴ5・6、180gとH-PD
X(松谷化学工業株式会社製)128gとの混合物に変
え、かつ、使用する配合剤(香料)をメントールフレー
バーからレモンフレーバーに変えたこと以外は、実施例
1と同様な配合、操作により粉末組成物を得た。配合組
成を第1表に示す。
【0045】実施例3 実施例1において、使用する賦形剤をサンオリゴ5・6
から乳果オリゴLS−55P(塩水港精糖株式会社製)
に変えたこと以外は、実施例1と同様な配合、操作によ
り粉末組成物を得た。配合組成を第1表に示す。
【0046】実施例4 実施例1において、使用する賦形剤をサンオリゴ5・6
からパインデックス#6(松谷化学工業株式会社製)に
変えたこと以外は、実施例1と同様な配合、操作により
粉末組成物を得た。配合組成を第1表に示す。
【0047】実施例5 実施例1において、使用する配合剤(香料)をメントー
ルフレーバーからレモンフレーバーに変えたこと以外
は、実施例1と同様な配合、操作により粉末組成物を得
た。配合組成を第1表に示す。
【0048】実施例6 実施例1において、使用する配合剤(香料)をメントー
ルフレーバーからグレープフレーバーに変えたこと以外
は、実施例1と同様な配合、操作により粉末組成物を得
た。配合組成を第1表に示す。
【0049】
【表1】第1表 *表中の各数値の単位はgである。
【0050】実施例7 水600gに、乳化剤としてDKエステル F-160
(第一工業製薬株式会社製)を12g及び賦形剤として
サンオリゴ5・6(参松工業株式会社製)268g及び
配合剤(酸味料)としてクエン酸40gを加えて溶解
し、80℃で30分間加熱殺菌した。これを50℃に冷
却した後、更に配合剤(香料)としてレモンフレーバー
80gを添加し、TKミキサー(特殊機化工業株式会社
製)を毎分9000回転で20分間攪拌し、乳化した。
この乳化液を噴霧乾燥機(APV株式会社製)を使用し
て噴霧乾燥(入口温度170℃、出口温度100℃)を
行い、粉末組成物を得た。配合組成を第2表に示す。
【0051】実施例8 実施例7において、使用する賦形剤をサンオリゴ5・
6、268gからH-PDX(松谷化学工業株式会社
製)296gに、使用する配合剤(香料)をレモンフレ
ーバーからオレンジフレーバーに、配合剤(酸味料)と
して使用するクエン酸の配合量を40gから10gにそ
れぞれ変更し、かつ、オレンジフレーバーと共にβ−カ
ロチン2gを添加したこと以外は、実施例7と同様な配
合、操作により粉末組成物を得た。配合組成を第2表に
示す。
【0052】実施例9 実施例7において、使用する賦形剤をサンオリゴ5・
6、268gから乳果オリゴLS−55P(塩水港精糖
株式会社製)296gに変え、使用する配合剤(香料)
をレモンフレーバーからヨーグルトフレーバーに変える
と共に、配合剤(酸味料)として使用するクエン酸40
gを乳酸10gに変更し、かつ、乳酸と共にアスパルテ
ーム2gを添加したこと以外は、実施例7と同様な配
合、操作により粉末組成物を得た。配合組成を第2表に
示す。
【0053】実施例10 実施例7において、使用する賦形剤の配合量をサンオリ
ゴ5・6、268gから346gに変え、香料と乳化剤
は使用せず、かつ、配合剤(甘味料)としてアスパルテ
ーム2gを使用したこと以外は、実施例7と同様な配
合、操作により粉末組成物を得た。配合組成を第2表に
示す。
【0054】実施例11 実施例7において、使用する賦形剤をサンオリゴ5・
6、268gからH-PDX(松谷化学工業株式会社
製)376gに変え、香料は使用せず、配合剤(酸味
料)として使用するクエン酸の配合量を40gから10
gに変えると共に、冷却後に配合剤(色素)としてβ−
カロチン2gを添加したこと以外は、実施例7と同様な
配合、操作により粉末組成物を得た。配合組成を第2表
に示す。
【0055】実施例12 実施例7において、使用する賦形剤をサンオリゴ5・
6、268gから乳果オリゴLS−55P(塩水港精糖
株式会社製)376gに変え、香料と乳化剤は使用せ
ず、配合剤(酸味料)としてクエン酸40gの代わりに
乳酸10gを使用し、かつ、配合剤(甘味料)としてア
スパルテーム2gを使用したこと以外は、実施例7と同
様な配合、操作により粉末組成物を得た。配合組成を第
2表に示す。
【0056】
【表2】第2表 *表中の各数値の単位はgである。
【0057】比較例1 水600gに乳化剤としてDKエステル F-160
(第一工業製薬株式会社製)を12g及び賦形剤として
パインデックス#3(松谷化学株式会社製)308gを
加えて溶解し、80℃で30分間加熱殺菌した。これを
50℃に冷却した後、更に配合剤(香料)としてメント
ールフレーバー80gを添加し、TKミキサー(特殊機
化工業株式会社製)を毎分9000回転で20分間攪拌
し、乳化した。この乳化液を噴霧乾燥機(APV株式会
社製)を使用して噴霧乾燥(入口温度170℃、出口温
度100℃)を行い、粉末組成物を得た。配合組成を第
3表に示す。
【0058】比較例2 比較例1において、使用する賦形剤をパインデックス#
3、308gから、サンオリゴ5・6(参松工業株式会
社製)28gとパインデックス#1(松谷化学株式会社
製)280gとの混合物に変え、かつ、使用する配合剤
(香料)をメントールフレーバーからレモンフレーバー
に変えたこと以外は、比較例1と同様な配合、操作によ
り粉末組成物を得た。配合組成を第3表に示す。
【0059】比較例3 比較例1において、使用する賦形剤をパインデックス#
3(松谷化学工業株式会社製)308gからパインデッ
クス#1(松谷化学工業株式会社製)308gに変え、
かつ、使用する配合剤(香料)をメントールフレーバー
からグレープフレーバーに変えたこと以外は、比較例1
と同様な配合、操作により粉末組成物を得た。配合組成
を第3表に示す。
【0060】
【表3】第3表 *表中の各数値の単位はgである。
【0061】比較例4 水600gに乳化剤としてDKエステル F-160
(第一工業製薬株式会社製)を12g、賦形剤としてパ
インデックス#4(松谷化学株式会社製)268g及び
配合剤(酸味料)としてクエン酸40gを加えて溶解
し、80℃で30分間加熱殺菌した。これを50℃に冷
却した後、更に配合剤(香料)としてレモンフレーバー
80gを添加し、TKミキサー(特殊機化工業株式会社
製)を毎分9000回転で20分間攪拌し、乳化した。
この乳化液を噴霧乾燥機(APV株式会社製)を使用し
て噴霧乾燥(入口温度170℃、出口温度100℃)を
行い、粉末組成物を得た。配合組成を第4表に示す。
【0062】比較例5 比較例4において、使用する賦形剤をパインデックス#
4、268gからパインデックス#100(松谷化学工
業株式会社製)296gに、使用する配合剤(香料)を
レモンフレーバーからオレンジフレーバーに、また配合
剤(酸味料)のクエン酸を40gから10gにそれぞれ
変更し、かつ、オレンジフレーバーと共にβ-カロチン
2gを添加したこと以外は、比較例4と同様な配合、操
作により粉末組成物を得た。配合組成を第4表に示す。
【0063】比較例6 比較例4において、使用する賦形剤をパインデックス#
4、268gからパインデックス#100(松谷化学工
業株式会社製)296gに、使用する配合剤(香料)を
レモンフレーバーからヨーグルトフレーバーにそれぞれ
変えると共に、配合剤(酸味料)として使用するクエン
酸40gを乳酸10gに変更し、かつ、乳酸と共にアス
パルテーム2gを添加したこと以外は、比較例4と同様
な配合、操作により粉末組成物を得た。配合組成を第4
表に示す。
【0064】
【表4】第4表 *表中の各数値の単位はgである。
【0065】試験例1 (1)官能評価試験用の錠菓試作品の製造 実施例1〜6及び比較例1〜3により得られた各粉末組
成物5.0gをソルビトール粉末95.0gと混合して
9種の混合粉末を調製した。これを錠剤形成器に投入
し、手動油圧ポンプ(P−16:理研製)にて20MP
a、1分間加圧しして、直径7mm、0.15g/個の官
能評価試験用の各錠菓試作品を製造し、以下に示す官能
評価試験に供した。
【0066】(2)官能評価試験 上記(1)で得られた官能評価試験用の錠菓試作品につ
いて、5名の専門パネラーによる官能試験を実施した。
評価の指標は、錠菓試作品を口内に入れたときの舌触り
の滑らかさについて行った。試験方法は、錠菓試作品を
咀嚼せず、口中からなくなるまでの舌触りの良さを下記
の3段階で評価し、その人数を第5表に示した。
【0067】[評価基準] ・A:舌触りのざらつきが全くなく、滑らかさに大変優
れているとした者 ・B:舌触りの滑らかさは普通とした者 ・C:舌触りのざらつきが感じられるとした者
【0068】
【表5】第5表(官能評価試験)
【0069】実施例2で得られた粉末組成物を用いて調
製した本発明品1−2を除く、本発明品1−1〜1−6
は、5名のパネラー全員が、舌触りのざらつきが全くな
く、滑らかさに大変優れていると評価し、本発明品1−
2でも5名中4名までが優れていると評価した。一方、
比較対照品1-3は、パネラー5名全てがざらつきがあ
るとし、比較対照品1-1と比較対照品1-2において
も、舌触りは普通か、ざらつきが感じられると評価して
いることから、本発明品の口内感の優れていることが明
らかとなった。
【0070】試験例2(市販品についての官能評価試
験) 現在市販されている錠菓3種について、試験例1(2)
と同様にして官能評価試験を行い、評価した。結果を第
6表に示した。
【0071】
【表6】第6表(官能評価試験)
【0072】第6表の結果によれば、現在市販されてい
る錠菓についても、口内感に優れていると評価されたも
のはなかった。
【0073】試験例3(溶解試験) 日本薬局方のパドル法の装置を用い、以下の条件により
錠菓試作品の溶解性の測定を行った。
【0074】(1)溶解試験用の錠菓試作品の製造 実施例1〜6及び比較例1〜3により得られた各粉末組
成物のみをそれぞれ錠剤形成器に投入し、手動油圧ポン
プ(P−16:理研製)にて20MPa、1分間加圧し
て、直径5mm、0.7g/個の溶解試験用の各錠菓試作
品を製造し、以下に示す溶解試験に供した。
【0075】(2)溶解試験 上記(1)で得られた溶解試験用の各錠菓試作品一個
(直径5mm、0.7g)を1000mlのビーカーに入
れ、イオン交換水200mlを注ぎ37℃恒温槽に入れ、
錠菓が完全に溶解するまでの時間(溶解時間;分)を測
定した。また、ソルビトールのみで調製した錠剤も溶解
試験用の錠菓試作品の製造と同様にして調製し、上記と
同様の方法で溶解試験を行った。これらの結果を第7表
に示す。
【0076】
【表7】第7表(溶解試験)
【0077】第7表の結果によれば、本発明品2-1〜
2−6は、13分〜22分の範囲内で溶解し、比較対照
品2-1〜2−3は、30分〜50分の範囲で溶解し
た。一方、本発明品の錠菓の主原料であるソルビトール
のみで調製した錠剤では、溶解時間が11分であった。
本発明品2-1〜2−6、比較対照品2-1〜2−3それ
ぞれの溶解時間と、ソルビトールのみで調製した錠剤の
溶解時間との差は、本発明品2-1〜2−6では2分か
ら11分であるのに対し、比較対照品2-1では19
分、比較対照品2-2では34分、比較対照品2-3では
39分であった。錠菓は、主原料であるソルビトールと
粉末組成物を混合した後、打錠するので、錠菓の主原料
であるソルビトールとの溶解時間の差が大きい場合、錠
菓の表面のソルビトールが口内で溶解しているにもかか
わらず、粉末組成物は溶けないということになり、この
現象が口内感の悪さの原因となっている。本発明品2-
1〜2−6それぞれの溶解時間と、ソルビトールのみで
調製した錠剤の溶解時間との差は小さいことから、本発
明品2-1〜2−6は、いずれも口内感に優れることが
分かる。
【0078】[賦形剤の糖組成の分析]上記実施例及1
〜12及び比較例1〜6で使用した賦形剤の糖組成につ
いて分析を行った。通常、分子量による分画については
幾つかの方法が知られている。分画対象物質の分子量に
大きな開きがない場合は、クロマトグラフィーによる分
画が有効であるため、本発明では高速液体クロマトグラ
フィー法を採用した。分析条件は以下の通りである。
【0079】−分析条件− ・分析機器:HPLC(HEWLETT PACKARD SERIES 1100
、ヒューレッドパッカード社製) ・カラム:Mightysil RP-18 GP Aqua 250×4.6mm、関東
化学株式会社製 ・溶離液:Water 100% ・流速:0.75 ml/min
【0080】
【表8】第8表
【0081】
【発明の効果】請求項1〜3に係る本発明によれば、滑
らかでざらつきがなく良好な口内感を有する錠菓を製造
することのできる粉末組成物が得られる。即ち、請求項
1〜3に係る本発明によれば、ソルビトールの清涼感、
非う蝕性等の利点を生かした錠菓に添加し、打錠後も、
舌ざわりのざらつきが無く滑らかであり、かつ香味発現
の良好な錠菓を製造することのできる粉末組成物が得ら
れる。
【0082】さらに、請求項4〜6に係る本発明によれ
ば、滑らかでざらつきがなく良好な口内感を有する錠菓
が得られる。即ち、請求項1〜3に係る本発明によれ
ば、ソルビトールの清涼感、非う蝕性等の利点を生かし
た錠菓に添加し、打錠後も、舌ざわりのざらつきが無く
滑らかであり、かつ香味発現の良好な錠菓が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B014 GB08 GK03 GK05 GK06 GL10 GL11 GP23 GQ07 4B047 LB06 LB07 LB09 LF09 LG22 LG25 LG26 LP07 LP09 4B048 PE01 PQ03 PS01 PS17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 香料、色素、酸味料、甘味料、ビタミン
    類及び機能性物質よりなる群から選ばれた少なくとも一
    種の配合剤と、単糖類の重合度が15以上の糖組成が3
    7%以下である澱粉加水分解物、単糖類の重合度が15
    以上の糖組成が37%以下である糖アルコール、及び単
    糖類の重合度が15以上の糖組成が37%以下であるオ
    リゴ糖から選ばれた少なくとも一種の賦形剤と、を含有
    することを特徴とする錠菓用粉末組成物。
  2. 【請求項2】 糖アルコール及びオリゴ糖が、それぞれ
    噴霧乾燥により製造されたものである請求項1記載の錠
    菓用粉末組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の錠菓用粉末組成物
    と、主原料としてのソルビトールとからなることを特徴
    とする錠菓。
  4. 【請求項4】 香料、色素、酸味料、甘味料、ビタミン
    類及び機能性物質よりなる群から選ばれた少なくとも一
    種の配合剤と、単糖類の重合度が15以上の糖組成が3
    7%以下である澱粉加水分解物、単糖類の重合度が15
    以上の糖組成が37%以下である糖アルコール、及び単
    糖類の重合度が15以上の糖組成が37%以下であるオ
    リゴ糖から選ばれた少なくとも一種の賦形剤と、を含有
    する混合物を調製し、次いで該混合物を噴霧乾燥するこ
    とを特徴とする錠菓用粉末組成物の製造方法。
  5. 【請求項5】 糖アルコール及びオリゴ糖が、それぞれ
    噴霧乾燥により製造されたものである請求項4記載の錠
    菓用粉末組成物の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の方法により得られ
    た錠菓用粉末組成物に、主原料としてのソルビトールを
    混合した後、打錠することを特徴とする錠菓の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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