JP2013169146A - 新規清涼菓子およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用機を用いたりせず、煩雑な工程を経ることなく、容易に経済的に製造できる新規清涼菓子であって、従来にない構成を有し、意匠性が高く、美味しい上に、味の変化を楽しめ、多様な外観や食味を提供できる新規清涼菓子およびその製造方法の提供。
【解決手段】結晶性糖質粉末を主成分とする原料組成物の打錠品からなる清涼菓子1であって、少なくとも外表面2を含む表層3に液状あるいは固体状の食用油脂成分4が含有されており、そして(色素成分および/または香気成分)5が前記食用油脂成分4中に溶存して、あるいはさらに前記食用油脂成分から分離して、含有されていることを特徴とする新規清涼菓子1により課題を解決できる。
【選択図】図1

Description

本発明は新規清涼菓子およびその製造方法に関するものであり、さらに詳細には、意匠性が高く、多様な外観や食味を提供できる新規清涼菓子およびその製造方法に関するものである。
従来、着色した打錠品を製造する場合には、顆粒を造粒する際に色素を加えることで顆粒そのものを着色するか、あるいは打錠の際に粉末色素を混合して打錠して着色することが行なわれている。しかし、これらの方法では、多量の色素を用いても良好な発色が得られないという問題があった。
この問題を解決するために、成型した打錠品の表面を色素を添加した糖水溶液でコーテイングすることによる着色が行なわれている(非特許文献1参照)。
しかし、糖水溶液でコーテイングを繰り返し行なうと、良好な着色を得ることはできるが、打錠品の表面に糖衣層が形成されるために、大きくなり、丸くなるなど形状を維持できないという問題がある上、原料配合によっては糖水溶液でコーテイングできなかったり、糖水溶液コーテイング工程と乾燥工程を繰り返すため時間と手間が掛かり、コストアップになる問題があった。
従来、表面と内部で味に違いを持たせようとする場合、内部に表面とは異なる味を有する核を入れた有核錠がある(特許文献1−3参照)。
しかし有核錠を製造するためには複雑で高価な専用設備が必要となるために、手間が掛かり、コストアップになるという問題があった。
特開2000−61699号公報 特開2002−65812号公報 特開2007−137842号公報
製菓ハンドブック 株式会社朝倉書店 昭和40年7月25日 初版発行、307頁、『掛物』糖液によるコーティング方法
本発明の第1の目的は、専用機を用いたりせず、煩雑な工程を経ることなく、容易に経済的に製造できる新規清涼菓子であって、従来にない構成を有し、意匠性が高く、味の変化を楽しめ、多様な外観や食味を提供できる新規清涼菓子を提供することである。
本発明の第2の目的は、そのような新規清涼菓子を、専用機を用いたりせず、煩雑な工程を経ることなく、容易に製造できる製造方法を提供することである。
前記課題を解決するための本発明の請求項1記載の発明は、結晶性糖質粉末を主成分とする原料組成物の打錠品からなる清涼菓子であって、少なくとも外表面を含む表層に液状あるいは固体状の食用油脂成分が含有されており、そして色素成分および/または香気成分が前記食用油脂成分中に溶存して、あるいはさらに前記食用油脂成分から分離して、含有されていることを特徴とする新規清涼菓子である。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の新規清涼菓子の製造方法であって、下記の工程(1)〜(6)を含むことを特徴とする新規清涼菓子の製造方法である。
(1)結晶性糖質粉末を主成分とする原料組成物を調製する。
(2)調製した原料組成物を造粒方式あるいは直打方式によって打錠して成型された錠剤からなる打錠品を調製する。
(3)調製した打錠品を、色素成分および/または香気成分が溶解した食用油脂成分からなる混合溶液中に浸漬して、打錠品中に前記混合溶液を必要量制御して浸透させる。
(4)工程(3)において前記混合溶液を浸透させた打錠品の表面に付着した前記混合溶液を除去する。
(5)工程(4)において打錠品の表面に付着した前記混合溶液を除去した打錠品を静置して、未だ表面に残留する前記混合溶液を打錠品中に浸透させる。
(6)必要に応じて密封包装する。
本発明の請求項1記載の発明は、結晶性糖質粉末を主成分とする原料組成物の打錠品からなる清涼菓子であって、少なくとも外表面を含む表層に液状あるいは固体状の食用油脂成分が含有されており、そして色素成分および/または香気成分が前記食用油脂成分中に溶存して、あるいはさらに前記食用油脂成分から分離して、含有されていることを特徴とする新規清涼菓子であり、
従来にない構成を有し、意匠性が高く、味の変化を楽しめ、例えば少量の色素成分を配合しても良好な発色を得ることができるので、見た目や外観を任意に変化させて、多様な食味を有し、かつ専用機を用いたりせず、煩雑な工程を経ることなく、容易に経済的に製造できる新規清涼菓子を提供できるという顕著な効果を奏する。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の新規清涼菓子の製造方法であって、前記の工程(1)〜(6)を含むことを特徴とするものであり、
専用機を用いたりせず、煩雑な工程を経ることなく、容易に経済的に製造できるという顕著な効果を奏する。
図1は、本発明の丸形の形状を有する新規清涼菓子の一実施形態の断面説明図である。 図2(イ)は、矩形の形状を有する打錠品の断面を説明する断面説明図であり、図2(ロ)は本発明の矩形の形状を有する新規清涼菓子の断面を説明する断面説明図である。 図3は、本発明の新規清涼菓子を製造する工程の一実施形態を説明する説明図である。 図4(イ)は、タブレットを皿の中央の上面に配置した状態を説明する説明図であり、図4(ロ)−(ハ)は皿に混合溶液を供給した状態を説明する説明図である。 図5(イ)、(ロ)は、植物油脂がタブレットの上部表面まで達するように静置した状態を説明する説明図である。
次に本発明の内容を図を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の丸形の形状を有する新規清涼菓子の一実施形態の断面説明図であり、図2(イ)は矩形の形状を有する打錠品の断面を説明する断面説明図であり、図2(ロ)は本発明の矩形の形状を有する新規清涼菓子の断面を説明する断面説明図である。
図1、2に示すように、結晶性糖質粉末を主成分とする原料組成物の打錠品1Aからなる本発明の新規清涼菓子1は、その少なくとも外表面2を含む表層3に、液状あるいは固体状の食用油脂成分4が含有されており、そして前記食用油脂成分4中に(色素成分および/または香気成分)5(以下、単に、色素成分5と称す場合がある)が溶存して、あるいはさらに前記食用油脂成分4から分離して、含有されていることを特徴とするものである。
図1、2中の6は、前記食用油脂成分4のみがさらに内部に浸透している部分を示す。
打錠品1Aを、色素成分および/または香気成分が溶解した食用油脂成分4からなる混合溶液中に浸漬して、打錠品1A中に前記混合溶液を必要量制御して浸透させた際に、外表面2を含む表層3には、液状あるいは固体状の食用油脂成分4が含有されるとともに、色素成分5が前記食用油脂成分4中に溶存して、あるいはさらに前記食用油脂成分4から分離して、含有されるが、(色素成分および/または香気成分)5を含有していない前記食用油脂成分4はさらに内部に浸透して、部分6を形成する。
図1、2中の7は、食用油脂成分4や(色素成分および/または香気成分)5が含有されていない部分を示す。
次に、「色素成分5が液状あるいは固体状の食用油脂成分4中に溶解した状態にある」こととは如何なる状態にあることかについて説明する。
後述するように、本発明においては、前記打錠品を、色素成分5を溶解した食用油脂成分4からなる溶液中に浸漬して、打錠品中に前記溶液を必要量制御して浸透させるが、本発明で使用する食用油脂成分4は、常温で液状のものでも、あるいは固体状のものでもよいので、例えば常温で液状の食用油脂成分4を使用した場合は、常温において打錠品中に浸透させることができ、浸透工程完了後は、少なくとも外表面2を含む表層3含有される色素成分5は液状の食用油脂成分4中に溶解した状態にあることになる。
常温で固体状の食用油脂成分4を使用した場合は、食用油脂成分4の融点以上に加温して色素成分5を溶解した溶液を使用して、その温度において打錠品中に浸透させることになる。その結果、浸透工程中においては、少なくとも外表面2を含む表層3に含有される色素成分は液状の食用油脂成分4中に溶解した状態になり、その後、常温まで冷却されると、固体状の食用油脂成分4となるが、色素成分5は固体状の食用油脂成分4中に固溶した状態となる。
本発明においては、以上の状態をまとめて、色素成分5が液状あるいは固体状の食用油脂成分4中に溶存した状態にあると定義する。
次に、色素成分5が、「さらに前記食用油脂成分4から分離して、含有されている」こととは如何なる状態にあることかについて説明する。
前記のように外表面2を含む表層3には、液状あるいは固体状の食用油脂成分4が含有されており、色素成分5が前記食用油脂成分4中に溶存して含有されているが、前記のようにおよび後述する実施例に示すように、色素成分5を含有していない前記食用油脂成分4がさらに内部に浸透して部分6が形成される。
すると、表層3には、色素成分5を溶存させるに十分な量の食用油脂成分4が含有されていない場合があることになる。
この場合は、表層3には、色素成分5が前記食用油脂成分4中に溶存しているものと、前記食用油脂成分4中に溶存4せず、前記食用油脂成分4から分離して、含有されているものとが共存していることになる。
本発明においては、以上の状態をまとめて、色素成分5が、「さらに前記食用油脂成分4から分離して、含有されていると定義する。
少なくとも外表面2を含む表層3に色素成分5を溶解した食用油脂成分4を必要量含有させるには、打錠品の硬度や、後述する新規清涼菓子の製造方法に記載されているように、工程(3)における色素成分5を溶解した食用油脂成分4からなる溶液中に浸漬する際の浸漬条件(浸漬温度、浸漬時間、溶液の濃度・粘度など)により制御することができる。
工程(3)において、打錠品を、色素成分5を溶解した食用油脂成分4からなる溶液中に浸漬して、打錠品中に前記溶液を必要量制御して浸透させるが、その際に溶液は打錠品中の粒子の間隙を通って浸透するので、打錠品を構成する粒子の大きさ、間隙の大きさ、個数、間隙同士の繋がり合いなどによって影響される。したがって、これらは、前記必要量を制御して含有させる因子となる。
本発明の新規清涼菓子1は、以上のように打錠品を、色素成分5が溶解した食用油脂成分4からなる混合溶液中に浸漬して、打錠品中に前記混合溶液を必要量制御して浸透させ、その少なくとも外表面2を含む表層3に液状あるいは固体状の食用油脂成分4中に色素成分5が溶存して、あるいはさらに前記食用油脂成分から分離して、含有されているという、従来にない構成を有しており、意匠性が高く、味の変化を楽しめ、見た目や外観を任意に変化させて、多様な食味を有する新規清涼菓子1とすることができ、少量の色素成分を配合しても良好な発色を得ることができ、かつ専用機を用いたりせず、煩雑な工程を経ることなく、容易に経済的に製造できる。
図3は、本発明の新規清涼菓子を製造する工程の一実施形態を説明する説明図である。
本発明の新規清涼菓子の製造方法は、下記の工程(1)〜(6)を含むことを特徴とする。
まず、工程(1)において、結晶性糖質粉末を主成分とする原料組成物を調製する。結晶性糖質粉末を主成分とし、下記各成分の中から選択される成分を必要量配合して原料組成物とすることもできる。
どのような特徴を有する新規清涼菓子を製造するのかによって各成分の配合量は当然異なるものであり、望みの製品が得られるように予めテストするなどして決めることができる。
本発明で用いる結晶性糖質としては、具体的には、例えば、砂糖、ブドウ糖、乳糖などの他に、ソルビトール、エリスリトール、キシリトール、マルチトール、トレハロース、パラチノース、還元パラチノースなどを挙げることができる。
これらは単独で使用することもできるが、2つ以上の混合物を使用することもできる。
本発明で用いる色素成分は、一般的な天然、あるいは合成の油溶性色素であり、具体的には、例えばアカキャベツ色素、アカビート色素、アナトー色素、カラメル色素、クチナシ色素、パプリカ色素、ベニコウジ色素、ベニバナ色素などを挙げることができる。
本発明で用いる香気成分としては、一般的な天然、あるいは合成の油溶性香気成分であり、具体的には、例えば、天然香料、食品衛生法施行規則別表第一記載の香料を挙げることができる。
本発明で用いる打錠機を用いて打錠して成型する際の成型性を向上させるために使用する食用滑沢剤としては、具体的に、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムなどを挙げることができる。
本発明で用いることのできる他の成分としては、具体的には、例えば、アラビアガム、キサンタンガム、グアーガム、ジェランガム、ゼラチン、プルラン、ペクチンなどの増粘剤、ビタミン類、鉄、カルシウムなどのミネラル類、食物繊維、その他各種機能性素材などの強化剤、果汁、乳製品等の風味原料を挙げることができる。
本発明において用いることのできる食用結着剤は、具体的には、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アラビアガム、アルギン酸(ナトリウム)、カードラン、カラギーナン、キサンタンガム、キシロース、グアーガム、コンニャクマンナン、ジェランガム、ゼラチン、ソルビトール、タマリンド種子ガム、トレハオース、パラチノース、ブドウ糖、プルラン、ペクチン、ポリデキストロース、ローカストビーンガム、寒天、還元水飴、砂糖、水飴などを挙げることができる。
これらは単独で用いることもできるが、2つ以上を組み合わせて用いることもできる。
本発明において用いることのできる食用改良剤の具体例としては、例えば、オリゴ糖、キシリトール、キシロース、セルロース、ソルビトール、デンプン、トレハオース、パラチノース、ブドウ糖、ポリデキストロース、マルチトール、マルトース、マンニトール、ラクチトール、還元パラチノース、還元水飴、砂糖、湿熱処理デンプン、水飴、無水結晶マルトースなどを挙げることができる。
これらは単独で用いることもできるが、2つ以上を組み合わせて用いることもできる。
そして工程(2)において、工程(1)で調製した原料組成物を、公知の造粒方式、あるいは造粒することなく直打方式によって、打錠機を用いて、打錠して成型された錠剤からなる打錠品を調製する。
造粒方式の場合は、例えば、結晶性糖質粉末に色素成分や香気成分などと水を加えて均一に混合し、押し出し造粒方式などで顆粒に造粒し、顆粒を乾燥させ、滑沢剤や崩壊剤などを加えて混合し、打錠機を用いて、打錠して成型された錠剤からなる打錠品を調製する例を挙げることができる。
直打方式の場合は、例えば、結晶性糖質粉末に滑沢剤や色素成分や香気成分などを加えて均一に混合し、さらに必要に応じて滑沢剤や崩壊剤などを加えて混合し、それを、打錠機を用いて、打錠して成型された錠剤からなる打錠品を調製する例を挙げることができる。
打錠品の形状、形態は特に限定されず、具体的には、例えば、円筒型、俵型、平板型、四角型、三角型、その他多角型などを挙げることができる。
そして工程(3)において、工程(2)で調製した打錠品を、(色素成分および/または香気成分)5が溶解した食用油脂成分4からなる混合溶液中に浸漬して、打錠品中に前記混合溶液を必要量制御して浸透させる。
本発明で使用する食用油脂成分としては、具体的に、例えば、菜種、大豆、ヒマワリ種子、綿実、落花生、米糠、コーン、サフラワー、オリーブ、胡麻、カカオ、ヤシ、アブラヤシなどから採取した油脂、あるいは必要に応じて分別、エステル交換などを施した加工油などの植物性油脂ならびに乳脂、牛脂、豚脂、魚油、鯨油などの動物性油脂、これらの油脂の2つ以上の混合油を挙げることができる。
食用油脂成分は常温で液状のものでも、あるいは固体状のものでもよく、これらの2種以上の混合物であってもよい。
ここで、必要量とは、いかなる新規清涼菓子を製造するのかによって異なるものであり、望みの製品が得られるように予めテストするなどして決めることができる。
本発明の新規清涼菓子1は、以上のように打錠品を、色素成分5が溶解した食用油脂成分4からなる混合溶液中に浸漬して、打錠品中に前記混合溶液を必要量制御して浸透させ、その少なくとも外表面2を含む表層3に液状あるいは固体状の食用油脂成分4中に色素成分5が溶存し、あるいはさらに前記食用油脂成分から分離した状態にあることが、重要な構成要件であるので、外表面2を含む表層3に含有される前記色素成分5の濃度は、食用油脂成分4(外表面2を含む表層3に含有される食用油脂成分4)に対する飽和濃度以下であるか、あるいは飽和濃度を超えるものである。どのような特徴を有する新規清涼菓子を製造するのかによって濃度も当然異なるものであり、望みの製品が得られるように予めテストするなどして決めることができる。
そして工程(4)において、工程(3)において前記溶液を浸透させた打錠品を前記溶液から取り出し、その表面に付着した前記溶液を除去する。除去方法は、打錠品の表面に付着した前記溶液を除去できる方法であれば、遠心分離法、拭き取り法、洗浄などいずれでもよく、特に限定されない。
そして工程(5)において、工程(4)において打錠品の表面に付着した前記混合溶液を除去した打錠品を静置して、未だ表面に残留する前記混合溶液を打錠品中に浸透させる。
前記のように少なくとも外表面2を含む表層3に色素成分5が溶解した食用油脂成分4を必要な厚さの中に必要量含有させるには、打錠品の硬度や、工程(3)における色素成分5が溶解した食用油脂成分4からなる溶液中に浸漬する際の浸漬条件(浸漬温度、浸漬時間、溶液の濃度・粘度など)により制御することができる。
本発明の新規清涼菓子の形状、形態は特に限定されず、具体的には、例えば、円筒型、俵型、平板型、四角型、三角型、その他多角型などを挙げることができる。
そして工程(6)において、製造した本発明の新規清涼菓子は長期にわたり香気成分が外部へ漏れたり、色素成分が光や酸素により損なわれることを防止するために、適宜包装して、好ましくは密封包装して、特に好ましくは香気成分などが外部に漏洩しないレベルのバリヤー性を有する材料を用いて密封包装して、貯蔵、出荷される。
本発明において、上記の各工程における温度、湿度などの条件は特に限定されないが、具体的には例えば25℃、60%RH程度の雰囲気中で行う例を挙げることができる。各工程は手作業で行っても、バッチ式装置で行っても連続的に行っても、あるいはこれらの組み合わせで行ってもよく、特に限定されないが、食品を扱うので衛生面に充分配慮することが肝要である。
なお、上記実施形態の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮するものではない。又、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
以下本発明を実施例により、具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。以下に記載の%は、質量%を示す。
(実施例1)
本発明の新規清涼菓子を次のようにして作った。
(1)ソルビトール98%に、粉末香料A(高砂香料工業(株)製、粉末グレープ香料)1%、ステアリン酸カルシウムを1%混合し、原料組成物を調製した。
(2)調製した原料組成物を直打方式で直径18mm、厚さ7.8mm、2.3gの円筒形の打錠品(タブレット)に成型された錠剤からなる打錠品(タブレット)を調製した。
(3)調製した打錠品を、食用油脂成分(不二製油(株)製の固形油脂商品名:『メラノSS40』(パーム油、ひまわり油、シア油の混合品))を60℃で溶解したものが94%に、色素成分(ヤヱガキ醗酵技研(株)製の油性色素『ハイムーンブルー』)を2%および香気成分(高田香料(株)製、油性香料B、シャンペンサイダー香料)を4%混合した混合溶液に、40℃において30秒浸漬した。
30秒の浸漬で3%の質量増となった。
(4)工程(3)において前記混合溶液を浸透させた打錠品を遠心機にかけ、表面に付着した前記混合溶液を除去した。
(5)工程(4)において打錠品の表面に付着した前記混合溶液を除去した打錠品を25℃の空気中に静置して、未だ表面に残留していた前記混合溶液を打錠品中に浸透させ、本発明の新規清涼菓子を得た。
(実施例2)
色素成分を(ヤヱガキ醗酵技研(株)製の油性色素『ハイムーンイエローG』)に替え、香気成分を(高田香料(株)製、油性香料C、オレンジ香料)に替えた以外は実施例1と同様に工程(1)−(5)にしたがって、本発明の新規清涼菓子を得た。
前記混合溶液に、40℃において30秒浸漬した結果は実施例1と同様に、3%の質量増となった。
(比較例1)
打錠品を前記混合溶液に浸漬しなかった以外は実施例1と同様にして、比較のための清涼菓子を得た。
実施例1で得られた本発明の新規清涼菓子は表面がブルーであり、意匠性が高く、表面から数mmまでブルーがだんだん薄くなる表層が形成されており、表層より下に食用油脂成分だけの層が観察され、それより内部は白色であった。表面から内部に到るまで色素の変化があり、その変化を楽しむことができた。
実施例2で得られた本発明の新規清涼菓子は表面がイエローであり、意匠性が高く、表面から数mmまでイエローがだんだん薄くなる表層が形成されており、表層より下に食用油脂成分だけの層が観察され、それより内部は白色であった。表面から内部に到るまで色素の変化があり、その変化を楽しむことができた。
比較例1で得られた比較のための清涼菓子は表面から内部まで均一な白色であり、意匠性が低かった。
実施例1、2で得られた本発明の新規清涼菓子および比較例1で得られた比較のための清涼菓子についてパネルメンバー10人による試食官能テストを行なった。
テストの結果、実施例1、2で得られた本発明の新規清涼菓子は、
口に入れた直後は、浸漬させた混合溶液に溶解させた油性香料B、もしくは油性香料Cの風味が感じられ、その後、原料組成物に混合した粉末香料Aと混じり合った味が感じられるようになったので、味の変化を楽しめた。
それに対して、比較例1で得られた比較のための清涼菓子は内部まで原料組成物に混合した粉末香料Aの味だけで変化がなかった。
(実施例3)
本発明の新規清涼菓子を次のようにして作った。
(1)ソルビトール99%に、ステアリン酸カルシウムを1%混合し、原料組成物を調製した。
(2)調製した原料組成物を直打方式で直径18mm、厚さ7.8mm、2.3gの円筒形の打錠品(タブレット)に成型された錠剤からなる打錠品(タブレット)を調製した。
(3)調製した打錠品を、食用油脂成分(理研ビタミン(株)製の植物油脂『アクターM−1』)に、色素成分(ヤヱガキ醗酵技研(株)製の油性色素『ハイムーンブルー』)を2%あるいは4%と混合した溶液に25℃の常温においてそれぞれ10秒、30秒、60秒、120秒間、浸漬した。
(4)工程(3)において前記混合溶液を浸透させた打錠品を遠心機にかけ、表面に付着した前記混合溶液を除去した。
(5)工程(4)において打錠品の表面に付着した前記混合溶液を除去した打錠品を25℃の空気中に静置して、未だ表面に残留していた前記混合溶液を打錠品中に浸透させ、本発明の新規清涼菓子を得た。
(実施例4)
色素成分を(ヤヱガキ醗酵技研(株)製の油性色素『ハイムーンイエローG』)に替えた以外は実施例3と同様に工程(1)−(5)にしたがって、本発明の新規清涼菓子を得た。
実施例3および実施例4で得られた本発明の新規清涼菓子について浸漬時間と、1.着色の濃さ、2.混合溶液中の色素成分の濃度、3.質量の増加および4.表層の厚さとの関係を調べた。試験結果を次に示す。
(試験結果):
1;浸漬時間を10秒、30秒、60秒、120秒と変化させると、浸漬時間に応じて濃い着色が得られた。
2;混合溶液中の色素成分の濃度が2%の場合より、4%の方が短時間で濃い着色が得られた。
3;浸漬時間を10秒、30秒、60秒、120秒と変化させると、浸漬時間に応じて打錠品の質量が下記のように増加した。
10秒で2.4%増加した。
30秒で3.2%増加した。
60秒で3.7%増加した。
120秒で4.6%増加した。
4.表層の厚さは、浸漬時間を10秒、30秒、60秒、120秒と変化させると、浸漬時間に応じて増加した。
例えば10秒で0.4mmであり、120秒で0.8mmであった。
(実施例5)
食用油脂成分(理研ビタミン(株)製の植物油脂『アクターM−1』)98%に、色素成分(ヤヱガキ醗酵技研(株)製の油性色素『ハイムーンイエローG』)を2%混合した混合溶液に25℃の常温においてそれぞれ10秒、30秒、60秒、120秒間、浸漬した以外は実施例3と同様に工程(1)−(5)にしたがって、本発明の新規清涼菓子を得た。
得られた本発明の新規清涼菓子中に含くまれる前記色素成分の含有量を求めた。
(前記色素成分の含有量);
浸漬時間を10秒、30秒、60秒、120秒と変化させると、前記色素成分の含有量は下記のように増加した。
10秒で0.04%
30秒で0.06%
60秒で0.08%
120秒で0.1%
(比較例2)
予め、食用油脂成分(理研ビタミン(株)製の植物油脂『アクターM−1』)が全体(100%)の2.9%になるように、色素成分(ヤヱガキ醗酵技研(株)製の油性色素『ハイムーンイエロー』)が全体の0.1%になるように混合し、これにソルビトールが全体の96%になるように撹拌混合し、さらにステアリン酸カルシウムが全体の1%になるように撹拌混合し、原料組成物を調製した。
調製した原料組成物を直打方式で直径18mm、厚さ7.8mm、2.3gの円筒形の打錠品(タブレット)に成型された錠剤からなる比較のための打錠品(タブレット)を調製した。
比較のための打錠品中の、色素成分の含有量は0.1%である。
(比較例3)
食用油脂成分(理研ビタミン(株)製の植物油脂『アクターM−1』)が全体(100%)の2.5%になるように、油性色素(『ハイムーンイエロー』)が全体の0.5%になるように混合した以外は比較例2と同様にして、比較のための打錠品(タブレット)を調製した。
比較のための打錠品中の、色素成分の含有量は0.5%である。
(比較例4)
食用油脂成分(理研ビタミン(株)製の植物油脂『アクターM−1』)が全体(100%)の2.0%になるように、油性色素(『ハイムーンイエロー』)が全体の1.0%になるように混合した以外は比較例2と同様にして、比較のための打錠品(タブレット)を調製した。
比較のための打錠品中の、色素成分の含有量は1.0%である。
実施例5の本発明の新規清涼菓子の色と、比較例3−5の比較のための打錠品の色を対比した結果、次の結果が得られた。
1.実施例5で120秒間混合溶液に浸漬して得られた本発明の新規清涼菓子中に含まれる色素成分の含有量は、0.1%であるが、同じ色素成分の含有量0.1%の比較例2の比較のための打錠品の色を対比すると、比較例2の比較のための打錠品の色は比較にならないほど非常に薄くしか着色していない。
2.色素成分の含有量1%の比較例4の比較のための打錠品の色は、実施例5で10−30秒間混合溶液に浸漬して得られた本発明の新規清涼菓子(色素成分の含有量0.04%)の色と同程度であった。
3.以上の結果から、本発明の浸漬法によれば、従来法(比較例2−5)の約10分の1の色素成分の含有量でも十分な着色が得られることが判った。
(実施例6)
(1)ソルビトール98%に、粉末香料A(高砂香料工業(株)製、粉末グレープ香料)1%、ステアリン酸カルシウムを1%混合し、原料組成物を調製し、(2)調製した原料組成物を圧縮成形して直径15mm、高さ15mm、3.5gの円柱状の打錠品(タブレット)を調製した。
このタブレット7を、図4(イ)−(ハ)に示すように、皿8の中央の上面に配置し、図4(ロ)の場合は、食用油脂成分(理研ビタミン(株)製の植物油脂『アクターM−1』)98%に、色素成分(ヤヱガキ醗酵技研(株)製の油性色素『ハイムーンブルー』)を2%混合した混合溶液11を25℃の常温においてタブレット7の下部が2mm深さ浸漬するように供給し、そのまま48時間放置して前記植物油脂がタブレット7の上部表面9まで達するように静置し、そして図4(ハ)の場合は、食用油脂成分(理研ビタミン(株)製の植物油脂『アクターM−1』)98%に、色素成分(ヤヱガキ醗酵技研(株)製の油性色素『ハイムーンイエローG』)を2%混合した混合溶液11を25℃の常温においてタブレット7の下部が2mm深さ浸漬するように供給し48時間放置して前記植物油脂がタブレット7の上部表面9まで達するように静置した。
結果を図5(イ)、(ロ)に示す。
図5(イ)は、図4(ロ)に示した状態を48時間放置して前記植物油脂がタブレット7の上部表面9まで達するように静置した結果を示すものであり、前記植物油脂がタブレット7の上部表面9まで達した際に、油性色素『ハイムーンブルー』はタブレット7の底面10から上方に3.7mm浸透していた。
図5(ロ)は、図4(ハ)に示した状態を48時間放置して前記植物油脂がタブレット7の上部表面9まで達するように静置した結果を示すものであり、前記植物油脂がタブレット7の上部表面9まで達した際に、油性色素『ハイムーンイエローG』はタブレット7の底面10から上方に6.2mm浸透していた。
図5(イ)、(ロ)から前記植物油脂より分子量の大きい前記油性色素の浸透速度は、前記植物油脂の浸透速度より遅いことが判る。
本発明の新規清涼菓子は、従来にない構成を有し、意匠性が高く、味の変化を楽しめ、例えば少量の色素成分を配合しても良好な発色を得ることができるので、見た目や外観を任意に変化させて多様な食味を有し、かつ専用機を用いたりせず、煩雑な工程を経ることなく、容易に経済的に製造できるという顕著な効果を奏するので、産業上の利用価値が高い。
1 新規清涼菓子
1A 打錠品
2 外表面
3 表層
4 食用油脂成分
5 色素成分
6 色素成分を含有していない食用油脂成分
7 タブレット
8 皿
9 上部表面
10 底面
11 混合溶液

Claims (2)

  1. 結晶性糖質粉末を主成分とする原料組成物の打錠品からなる清涼菓子であって、少なくとも外表面を含む表層に液状あるいは固体状の食用油脂成分が含有されており、そして色素成分および/または香気成分が前記食用油脂成分中に溶存して、あるいはさらに前記食用油脂成分から分離して、含有されていることを特徴とする新規清涼菓子。
  2. 請求項1記載の新規清涼菓子の製造方法であって、下記の工程(1)〜(6)を含むことを特徴とする新規清涼菓子の製造方法。
    (1)結晶性糖質粉末を主成分とする原料組成物を調製する。
    (2)調製した原料組成物を造粒方式あるいは直打方式によって打錠して成型された錠剤からなる打錠品を調製する。
    (3)調製した打錠品を、色素成分および/または香気成分が溶解した食用油脂成分からなる混合溶液中に浸漬して、打錠品中に前記混合溶液を必要量制御して浸透させる。
    (4)工程(3)において前記混合溶液を浸透させた打錠品の表面に付着した前記混合溶液を除去する。
    (5)工程(4)において打錠品の表面に付着した前記混合溶液を除去した打錠品を静置して、未だ表面に残留する前記混合溶液を打錠品中に浸透させる。
    (6)必要に応じて密封包装する。
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