WO2005042315A1

WO2005042315A1 - バッテリカバーの押え構造

Info

Publication number: WO2005042315A1
Application number: PCT/JP2004/015998
Authority: WO
Inventors: Mitsuhiro Kikuchi
Original assignee: Hino Motors, Ltd.
Priority date: 2003-10-31
Filing date: 2004-10-28
Publication date: 2005-05-12
Also published as: US7350610B2; US20070049095A1; JP2005132272A

Abstract

　バッテリ３を格納するバッテリキャリヤ５を車両に対する乗降用のステップ１９の下部に設置したバッテリ取付構造において、バッテリカバー８を車両幅方向へ進退動可能に構成すると共に、バッテリカバー８におけるバッテリカバー８の上面部材８ａのシャーシフレーム１側端部を、バッテリキャリヤ本体４の背板４ｃ側に設けた被係止部６ａ，６ｂに係止させるようにし、且つバッテリカバー８のシャーシフレーム１から離反した側の端部に設けた前側壁８ｂに係止部１０を設け、係止部１０をバッテリブラケット４ｄの被係止部４ｄ’に係止し得るようにする。

Description

明細書

バッテリカバーの押え構造

技術分野

[0001] 本発明はバッテリカバーの押え構造に関する。

背景技術

[0002] 車両に搭載されるノッテリの設置例は、例えば特許文献 1、 2、 3に示すごときものがある。特許文献 1においては、シャーシフレームの側部にケーシングを取付けて該ケーシング内にバッテリを格納し、ノッテリのシャーシフレームとは反対側の上端縁部に断面形状がアングル状の押さえビームを当接させたうえ、該押さえビームの長手方向両側に設けたロッド孔にロッドを揷通させて、該ロッドをシャーシフレーム側に向けて斜め下方に延在させ、その下端をケーシングの側板に係止させることにより、バッテリをケーシングに対し固定し、又、バッテリの上面をカバーにより覆って、該カバーをケーシングに取付けたクランプにより、ケーシングに固定するようにしている。

[0003] 特許文献 2には、乗降用のステップを備えたステップアレンジメントにツールボックス、或はバッテリボックスとして使用する箱状体を備えたステップアッセンプリが示されて V、る。特許文献 2の箱状体をバッテリ格納容器として使用するバッテリアッセンプリにおいては、箱状体にバッテリを格納すると共に、箱状体の上面をパネルで覆い、上面を、ステップを一体的に備えたカバーにより覆うようにしている。而して、特許文献 2においては、カバーはボルトにより箱状体に固定されている。

[0004] 特許文献 3においては、車体フレーム上に固着された支持板には皿板が載置され、皿板上にバッテリが載置されている。支持板と皿板とは、支持板に形成された貫通孔と皿板に形成された係合凸部とが係合することにより位置決めされている。又、バッテリのサイドフレームとは反対側の角部にはカバープレートが取着され、当該カバープレートと支持板とを略垂直状態で配設されている支持ロッドにより連結して、ノッテリが固定されている。

特許文献 1 :実開昭 58-17354号公報

特許文献 2 :米国特許第 4836568号明細書特許文献 3 :特開平 7 - 183016号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0005] 特許文献 1の場合には、カバーは上方へ向けて取外す必要があるため、例えば、乗降用のステップアッセンプリにより形成される空間内にバッテリを格納するようにした場合には、ステップを外さな、とカバーの脱着を行うことができな、。

[0006] 特許文献 2の場合には、ノッテリは乗降用のステップアッセンプリにより形成される箱状体内に格納するようにしている力カバーを脱着する際にはステップも一緒に脱着しなければならない。

[0007] 特許文献 3の場合には、ノッテリ用のカバーは設けられていないため、本発明とは直接的な関係はない。

[0008] 本発明は、上記実情に鑑み、乗降用のステップの下方に形成される空間にバッテリを格納し得るようにする場合に、ノッテリを覆うバッテリカバーをスライド構造とすることにより、乗降用のステップを取外すことなくバッテリカバーの着脱を行い得るようにすると共に、バッテリカバーをバッテリキヤリャ側に確実に固定し得るようにしたバッテリカバーの押え構造を提供することを目的としてなしたものである。課題を解決するための手段

[0009] 本発明のバッテリカバーの押え構造は、ノッテリキヤリャ本体と、該バッテリキヤリャ本体の車体力も離反した側の端部に設けられたバッテリブラケットとを備え且つ内部にバッテリを格納し得るようにしたバッテリキヤリャを、車両に対する乗降用のステップの下部に設置するようにしたバッテリ取付構造であって、前記バッテリキヤリャに装着するノッテリカバーを車幅方向へ進退動可能に構成すると共に、前記バッテリカバーの車体側から離反した側の端部に係止部を設け、該係止部を、ノッテリカバーのバッテリキヤリャに対する装着時に、前記バッテリブラケットに設けた被係止部に係止し得るようにし、前記バッテリブラケットの被係止部に、バッテリカバーに対する上下方向の押さえ力機能を持たせるよう構成したものである。

[0010] 又、本発明のバッテリカバーの押え構造は、ノッテリキヤリャ本体と、該バッテリキヤリャ本体の車体力も離反した側の端部に設けられたバッテリブラケットとを備え且つ内部にバッテリを格納し得るようにしたバッテリキヤリャを、車両に対する乗降用のステツプの下部に設置するようにしたバッテリ取付構造であって、前記バッテリキヤリャに装着するバッテリカバーを車幅方向へ進退動可能に構成すると共に、前記バッテリカバ一のバッテリキヤリャに対する装着時に、前記バッテリカバーの上面部材の車体側端部を、前記バッテリキヤリャ本体の背面側に設けた被係止部に係止させるようにし、且つ、前記バッテリカバーの車体側カゝら離反した側の端部に係止部を設け、該係止部を、ノッテリカバーのバッテリキヤリャに対する装着時に、前記バッテリブラケットに設けた被係止部に係止し得るようにし、前記バッテリキヤリャ本体における背面側の被係止部及びバッテリブラケットの被係止部に、ノッテリカバーに対する上下方向の押さえ力機能を持たせるよう構成したものである。

[0011] 更に、本発明のバッテリカバーの押え構造においては、ノッテリキヤリャ及びバッテリカバーには、バッテリカバーをバッテリキヤリャに対し固定するための止め具を設けたものである。

発明の効果

[0012] 本発明のバッテリカバーの押え構造によれば、バッテリカバーのバッテリキヤリャに対する固定を容易且つ確実に行うことができると共に、ノッテリを乗降用のステップの下部の空間に格納した場合にステップを取外すことなくバッテリカバーの脱着を行うことができる。

図面の簡単な説明

[0013] [図 1]本発明のバッテリカバーの押え構造が適用されるバッテリ取付構造の一例を示す斜視図である。

[図 2]図 1に示すバッテリ取付構造の概要を示す断面図である。

[図 3]図 1に示すバッテリカバーの斜視図である。

[図 4]図 1に示すバッテリカバーの平面図である。

[図 5]図 4の V— V方向矢視図である。

[図 6]図 4の VI方向矢視図である。

[図 7]図 4の VII— VII方向矢視図である。

[図 8]図 5の VIII— VIII方向矢視図である。 [図 9]図 5の IX— IX方向矢視図である。

[図 10]図 5の X— X方向矢視図である。

[図 11]図 8の XI— XI方向矢視図である。

[図 12]図 8の ΧΠ— ΧΠ方向矢視図である。

[図 13]図 1に示すバッテリブラケットの正面図である。

[図 14]図 13の XIV— XIV方向矢視図である。

[図 15]図 1に示す止め具の側面図である。

[図 16]図 15の XVI— XVI方向矢視図である。

[図 17]図 1に示すステップの部分詳細断面図である。

[図 18]図 2に示すバッテリ取付構造において、バッテリキヤリャに対しバッテリカバーを着脱する際の概要を示す断面図である。

符号の説明

[0014] 1 シャーシフレーム（車体）

3 バッテリ

4 ノッテリキヤリャ本体

4c 背板 (背面）

4d バッテリブラケット

4d' 被係止部

5 バッテリキヤリャ

6a 被係止部

6b 被係止部

8 バッテリカバー

10 係止部

11 止め具

発明を実施するための最良の形態

[0015] 以下、本発明の実施例を、添付図面を参照しつつ説明する。

実施例 1

[0016] 図 1一図 18は本発明の実施例を示す図である。なお、以下の各構成要素の説明で構成要素の左右方向、或は幅方向という場合は、車両を基準として車両前後方向のことであり、前後方向という場合は、車幅方向のことである。

[0017] 図 1は本発明のノッテリカバーの押え構造が適用されたバッテリ取付構造を示し、図中、 1はシャーシフレーム、 2はシャーシフレーム 1の一側に車幅方向外方へ突出するよう、車両前後方向へ所定の間隔を置いて水平に配置されたブラケットである。ブラケット 2は端部をシャーシフレーム 1に固定され、シャーシフレーム 1から離反する方向へ向かって下り勾配に形成されている。

[0018] ブラケット 2のシャーシフレーム 1から離反した側の先端部には、底板 4a (図 2、図 1 8参照）、及び車両前後方向へ所定の間隔を置いて底板 4a側部に立設された側板 4 b (図 1、図 6、図 7、図 12参照）、並びに底板 4aと側板 4bのシャーシフレーム 1側端部に立設された背板 4c (図 2、図 3、図 8、図 9、図 10、図 18参照）を備え、上方及びシャーシフレーム 1から離反した先端側が開口されると共に内部にバッテリ 3を格納し得るようにした箱形状のバッテリキヤリャ本体 4が取付けられて、る。底板 4a及び側板 4b並びに背板 4cは一体的に形成しても良ヽし、或は分割し形成して組付けるようにしても良い。又、底板 4aは図 2等に示すように平らでも良いし、或は補強のために凹凸を設けるようにしても良い。

[0019] ノッテリキヤリャ本体 4のシャーシフレーム 1から離反した先端には、該先端の開口を塞ぐようにしたバッテリブラケット 4dが、ノッテリキヤリャ本体 4の底板 4a前後方向先端に設けた縁板 4a'及びバッテリキヤリャ本体 4の側板 4b内にボルト締結されるよう、設置されている。而して、ノッテリキヤリャ本体 4及びバッテリブラケット 4dによりバッテリキヤリャ 5が形成されてヽる。

[0020] ノッテリキヤリャ本体 4の背板 4cの上端所定箇所はバッテリ 3よりも上方まで延在し、その上端先端部はシャーシフレーム 1から離反する側へ向けて折曲げられて被係止部が形成されている（図 2、図 8、図 9、図 10、図 18参照)。被係止部は背板 4cの幅方向へ間隔を置いて並んだ状態で形成されていると共に、若干高さが異なり、被係止部の上下方向には間隙 G1が形成されている（図 6参照)。

[0021] 又、側板 4bの上端は、バッテリキヤリャ本体 4の幅方向中心側へ向け曲折されて縁状の案内部 7が形成されている（図 7参照)。 [0022] バッテリブラケット 4dの上端には、幅方向略全長に亘り、バッテリ 3側力ら離反する方向へ突出する断面形状が小三角形状の凸形状である被係止部 4d' (図 2、図 9、図 10、図 13、図 14、図 18参照）が形成されている。

[0023] 8は例えば榭脂製のノッテリカバーであり、詳細は図 3—図 12に示されている。すなわち、ノッテリカバー 8は、上面部材 8aと、上面部材 8aのシャーシフレーム 1から離反した側の先端部に下方へ所定の長さだけ突出するよう形成された前側壁 8bと、前側壁 8b及び上面部材 8aの先端部の左右両側にぉ、て、上面部材 8a及び前側壁 8 bに一体的に接続されるようにした小側板 8cを備えている。

[0024] 上面部材 8aには、上面部材 8aの補強のために幅方向略全長に亘り延在する凸状部が、上面部材 8aの前後方向へ所定の間隔で設けられている。又、上面部材 8aの幅方向両側は折曲げられて下方へ突出すると共に下端で幅方向外側へ向けて折曲げられた被案内部 9が形成されている（図 7参照)。更に、上面部材 8aのシャーシフレーム 1側端部における先端は、バッテリカバー 8をバッテリキヤリャ 5に装着する際に、ノッテリキヤリャ本体 4の背板 4cの被係止部 6bの下面に位置すると共に被係止部 6a の上面に位置することにより、被係止部 6a, 6bとにより形成される間隙 G1内に位置して被係止部に係止されるようになつている（図 6、図 8、図 9、図 10参照）。被係止部 6 a, 6bは背板 4cの上端を交互に高さを変えて前方に折曲げることで形成されている。

[0025] 前側壁 8bの高さ方向中間部には、幅方向へ所定の長さで延在すると共に、バッテリ 3側から離反する方向へ突出する断面形状が小三角形状の凸形状である係止部 1 0が形成されている。係止部 10の断面積は被係止部 4d'の断面積よりも大きぐバッテリカバー 8をバッテリキヤリャ 5に装着した際には、係止部 10の内側下辺は被係止部 4d'の外側下辺に係止するようになっている（図 2、図 9参照)。而して、バッテリブラケット 4dの被係止部 4d'は上面部材 8aのシャーシフレーム 1側端部が係止される背板 4cの被係止部と協働してバッテリカバー 8の上下方向の動きを規制し得るようになっており、被係止部 4d'及び被係止部はバッテリカバー 8に対する上下方向の押さえ力機能を備えている（図 2参照)。

[0026] 又、ノッテリカバー 8をバッテリキヤリャ 5に装着した場合には、バッテリカバー 8はバッテリブラケット 4dの上端側を含めてバッテリ 3を覆、、上面部材 8aの後端部はバッテリキヤリャ本体 4の背板 4c上端に形成した被係止部 6a, 6bに係止され、前側壁 8b は係止部 10がバッテリブラケット 4dの被係止部 4d'に係止され、前側壁 8b下端はバッテリブラケット 4dの前面に当接し得るようになつている（図 9、図 10参照)。

[0027] ノッテリカバー 8は止め具 11によりバッテリキヤリャ本体 4に対し固定し得るようになつている。すなわち、バッテリキヤリャ本体 4の側板 4bには、止め具本体 12が取付けられており、ノッテリカバー 8の左右両側の小側板 8cには被止め具 13が取付けられている（図 12参照）。而して、止め具 11の詳細は図 15、図 16に示されており、ノッテリキヤリャ本体 4の側板 4bに取付けたブラケット 14には、縦ピン 15を介して水平又は水平線に対して僅かに傾いた角度 (0— 50度)で回動するようレバー 16が枢着されている。又、ノッテリカバー 8の小側板 8cに取付けた被止め具 13はリングを 2分割した形状の被止め具本体 13aを備えている。レバー 16の軸部分はゴム等の弾性部材により形成されている。

[0028] レバー 16の長手方向中間部には、太径の止め部 16aが設けられており、レバー 16 の把手部を持って前方に引きバッテリカバー 8をバッテリキヤリャ 5に固定するようレバ一 16を操作した場合には、止め部 16aは被止め具本体 13aの半円状空間に嵌り込み、その結果、ノッテリカバー 8はバッテリキヤリャ 5に対し固定されるようになっている

[0029] ノッテリキヤリャ本体 4の側板 4b上部には、車幅方向に延在するステップ用ブラケット 17が取付けられ、側板 4b下部には、ステップ用ブラケット 17よりもシャーシフレーム 1から離反する方向へ延在するステップ用ブラケット 18が取付けられている。而して、ステップ用ブラケット 17, 18には乗降のためのステップ 19, 20をボルト締結し得るようになつている。ステップ 19, 20には、図 17に詳細を示すように、水捌け用孔 21と滑止め用孔 22が設けられている。水捌け用孔 21の上端には縁部がないが、滑止め用孔 22の上端には、滑止めのための縁部 22aが上方へ向けて僅かに突出している。

[0030] 次に、上記実施例の作動を説明する。

本実施例でバッテリ 3がバッテリキヤリャ 5に格納されると共にバッテリカバー 8がバッテリキヤリャ 5に装着された状態は図 2に示されている。この場合、ノッテリカバー 8の上面部材 8a後端部は、ノッテリキヤリャ本体 4の背板 4cにおける被係止部 6a, 6b間の間隙 Glに挿入された状態で被係止部 6a, 6bに係止され、前側壁 8bに形成された係止部 10はバッテリキヤリャ本体 4に取付けたバッテリブラケット 4dの被係止部 4d' に係止されており、又、ノッテリカバー 8は止め具 11によりバッテリキヤリャ 5に固定されている。更に、ステップ 19, 20はステップ用ブラケット 17, 18に取付けられている。

[0031] ノッテリカバー 8の前後方向及び左右方向への動きは止め具 11により規制されている。この場合、バッテリカバー 8は止め具 11により、シャーシフレーム 1側へ引っ張られると共に、レバー 16を水平線に対して傾けて枢着した場合には若干下方向へ向けた力を受けているため、バッテリカバー 8はバッテリキヤリャ本体 4に対して固定される。又、ノッテリカバー 8の上下方向への押えは、バッテリカバー 8の上面部材 8a後端部がノッテリキヤリャ本体 4における背板 4c上端の被係止部 6a, 6bに対し係止すると共に、バッテリカバー 8の前側壁 8bに形成した係止部 10がバッテリブラケット 4d の被係止部 4d'〖こ係止することにより行われる。

[0032] ノッテリカバー 8をバッテリキヤリャ 5から取外す場合には、ステップ 19, 20はステツプ用ブラケット 17, 18に取付けたまま、止め具 11を前方に引き緩めて止め具本体 12 を被止め具 13から取外し、図 18に示すように、ステップ 19, 20間の間隙からバッテリカバー 8を水平方向へシャーシフレーム 1から離反する方向へ移動させてバッテリキャリャ 5から取外す。又、ノッテリキヤリャ 5からバッテリ 3を取外す場合には、バッテリブラケット 4d又はステップ 19をバッテリキヤリャ本体 4から取外して行う。なお、バッテリブラケット 4dはバッテリ 3を雨水、泥はね、塵埃から保護する。

[0033] 取外されているバッテリカバー 8をバッテリキヤリャ 5に装着する場合には、取外す場合とは逆の手順となる力この場合、バッテリカバー 8の上面部材 8a両端に形成した被案内部 9はバッテリキヤリャ本体 4における側板 4b上端の案内部 7により案内される。

[0034] 本実施例によれば、ノッテリカバー 8のバッテリキヤリャ 5に対する固定を容易且つ確実に行うことができると共に、ノッテリ 3を乗降用のステップ 19の下部の空間に格納した場合にステップ 19, 20を取外すことなくバッテリカバー 8の脱着を行うことができる。

[0035] なお、本発明のバッテリカバーの押え構造は、上述の実施例にのみ限定されるものではなぐ本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

産業上の利用可能性

本発明のバッテリカバーの押え構造は、自動車等の車両に搭載するノッテリを始めとして、種々のバッテリに対し適用可能である。

Claims

請求の範囲

[1] ノッテリキヤリャ本体と、該バッテリキヤリャ本体の車体力離反した側の端部に設けられたバッテリブラケットとを備え且つ内部にバッテリを格納し得るようにしたバッテリキヤリャを、車両に対する乗降用のステップの下部に設置するようにしたバッテリ取付構造であって、前記バッテリキヤリャに装着するノッテリカバーを車幅方向へ進退動可能に構成すると共に、前記バッテリカバーの車体側カゝら離反した側の端部に係止部を設け、該係止部を、ノッテリカバーのバッテリキヤリャに対する装着時に、前記ノッテリブラケットに設けた被係止部に係止し得るようにし、前記バッテリブラケットの被係止部に、バッテリカバーに対する上下方向の押さえ力機能を持たせるよう構成してなるバッテリカバーの押え構造。

[2] 前記バッテリカバーのバッテリキヤリャに対する装着時に、前記バッテリカバーの上面部材の車体側端部を、前記バッテリキヤリャ本体の背面側に設けた被係止部に係止させるようにし、前記バッテリキヤリャ本体背面側の被係止部にも、バッテリカバーに対する上下方向の押さえ力機能を持たせるよう構成した、請求項 1記載のバッテリカバーの押え構造。

[3] ノッテリキヤリャ及びバッテリカバーには、ノッテリカバーをバッテリキヤリャに対し固定するための止め具を設けた請求項 1記載のバッテリカバーの押え構造。

[4] ノッテリキヤリャ及びバッテリカバーには、ノッテリカバーをバッテリキヤリャに対し固定するための止め具を設けた請求項 2記載のバッテリカバーの押え構造。