JP4442308B2 - バンパ構造 - Google Patents

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本発明は、車両の前部又は後部に装着されるバンパ構造に関する。
従来のバンパ構造として、図5に示すようなものが知られている。(例えば、特許文献1等参照)
このようなバンパ構造1では、図5に示すように、エネルギ吸収体4がバンパフェイシャ2とバンパレインフォース3との間に設けられている。
バンパフェイシャ2は空気取り入れ口である上部開口6の前に設けられており、バンパフェイシャ2の上縁部2aがその上部開口6の一部を形成している。7は車両の下部に設けたアンダーカバーである。
このエネルギ吸収体4には、エアガイド面4aと凸状保持部4bが設けられている。そして、バンパレインフォース3の前面には、凹状の開口部3aが形成されている。この開口部3aと凸状保持部4bとの係合によりエネルギ吸収体4が保持されている。
又、図6に示すようなバンパ構造のものも知られている(例えば、特許文献2等参照)。
このようなバンパ構造10のものは、エネルギ吸収体4が、バンパフェイシャ12の内側に設けられている。
バンパフェイシャ12は空気取り入れ口である上部開口6の前に設けられており、バンパフェイシャ12の上縁部12aがその上部開口6の一部を形成している。
そして、このバンパフェイシャ12の中央部分12aの裏面に突設した複数の剛性リブ片5が設けられており、この剛性リブ片5がエネルギ吸収体4の前側3bに当接している。
このように構成された従来のバンパ構造では、図5に示すように、エネルギ吸収体4に設けられたエアガイド面4aにより風を適切な方向へ導くことができる。
そして、エネルギ吸収体4が、凸状保持部4bをバンパレインフォース3の前面に形成された凹状開口部3aに係合させことによって、脱落しないように保持されている。このため、エネルギ吸収体4のころびを防止することができる。
又、図6に示すものは、バンパフェイシャ12の中央部分12aの裏面に剛性リブ5を設けることにより、エネルギ吸収特性を安定化させるようになっている。
特開2001−30859号公報 (段落0030乃至0052、図1) 特開平10−181484号公報 (段落0024乃至0044、図1)
しかしながら、このような従来のバンパ構造では、図5および図6に示すバンパフェイシャ2,12の上部開口6から部品が落下すると、バンパレインフォース3やアンダーカバー7上の任意の位置へ遊動していく。
このため、落下部品がどの位置にあるのかが分からず、落下部品を見つけるのが困難であった。
また、車両下部がアンダーカバー7で閉じられているため、落下部品を拾得する際には周辺部品を取り外さなければならず、その作業が面倒であった。
そこで、本発明の目的は落下部品を簡単に見つけることができる検知性を向上させるとともに、その拾得が容易に行えるバンパ構造を提供することにある。
請求項1の発明は、バンパフェイシャと、このバンパフェイシャの内側に配置されたエネルギ吸収体とを有し、前記バンパフェイシャの上に上部開口が形成され、前記バンパフェイシャの中央部の前面にライセンスプレートを取り付ける取付座面が形成され、この取付座面にスプリングナット用の挿入孔が形成されたバンパ構造であって、前記上部開口から落下した部品をバンパフェイシャとエネルギ吸収体との間に案内すると共に、前記ライセンスプレートの取付座面に形成された前記挿入孔へ案内する傾斜壁部を前記エネルギ吸収体に形成したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、上部開口から落下した部品をバンパフェイシャとエネルギ吸収体との間に案内すると共に前記挿入孔へ案内する傾斜壁部を前記エネルギ吸収体に形成したものであるから、バンパフェイシャの上部開口から落下した部品は傾斜壁部により挿入孔まで案内される。
このため、落下部品の検知性を向上させることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
本発明に係るバンパ構造15は、図4に示すようにバンパフェイシャ14と、このバンパフェイシャ14の内側に配置されたエネルギ吸収体13とを有している。
30はエネルギ吸収体13の内側に配置されるとともに車幅方向に沿って設けられた補強部材であるバンパレインフォースである。
このバンパレインフォース30は、アルミ材からなる断面が長方形の筒体で構成され、図示しないステイにより車体側メンバに締結固定されている。
バンパフェイシャ14は、樹脂等の弾性材からなり、エネルギ吸収体13を取り囲むように、図2に示すように平面視が略コ字形に形成されている。
バンパフェイシャ14の上には、図2および図3に示すように、空気取り入れ口である上部開口16が形成されており、この上部開口16はバンパフェイシャ14の中央部の上縁部14aとラジエータ26のグリル28,28と車体パネル29とによって形成されている。
また、バンパフェイシャ14の中央部の前面には、図3に示すように、ライセンスプレート(図示せず)を取り付ける取付座面40が形成されており、この取付座面40の両側には挿入孔39,39が設けられている。
この挿入孔39,39から締結スプリングナット42が挿入されて取付座面40の後面に固着されている。また、バンパフェイシャ14の前面の下部には空気取入口44が設けられている。
ラジエータ26は、図4に示すように、バンパレインフォース30の後方であって、車体パネル29と車両の下部に設けた車体パネル43との間に設けられている。
エネルギ吸収体13は、射出成型もしくは発泡成型によって構成された樹脂製の弾性材からなる緩衝材であり、図1に示すように、左右方向(車幅方向)に延びたベース部50を有している。
このベース部50の中央部50Aの両側には、バンパフェイシャ14の挿入孔39,39に対向した位置に凹状の部品受部24,24が形成されており、各部品受部24には3つの傾斜面38a,38a,38bがそれぞれ形成されている。
傾斜面38bに対向する面は開放され、バンパフェイシャ14の挿入孔39,39からその部品受部24,24内が見えるようになっている。このベース部50の中央部50Aの前面50aは、バンパフェイシャ14の取付座面40の後面近傍に位置している。
また、ベース部50には、部品受部24,24を挟み込む位置に逆L字形の一対の側壁部51,51が立設されている。
この側壁部51,51の上部の後端間には第1傾斜壁部(傾斜壁部)34が一体形成されている。側壁部51,51の上端縁は上部開口16の近傍に達するとともに、その上部開口16の両側縁より外側に位置している。
この第1傾斜壁部34は、図4に示すように、車体パネル29の下側であって且つ車体パネル29の前端29aより後方の位置から前方(図4において左方向)に向かって斜め下方に傾斜している。
この第1傾斜壁部34の下部には、前方へ突出した突出壁部36が一体形成され、この突出壁部36の両端部が側壁部51,51の突出部51A,51Aの下部に接続されている。
この突出壁部36の前後方向(図4において左右方向)の幅は狭く設定されている。
また、突出壁部36の下面には、バンパレインフォース30の上面に当接した当接面36aが形成されている。
また、突出壁部36の前端には、下方に延びた当接壁部36bが一体形成され、この当接壁部36bの下部がベース部50の中央部50Aの後端に接続されている。
当接壁部36bの後面およびベース部50の後面はバンパレインフォース30の前面31に当接している。
次に、上記のように構成されるバンパ構造15の作用について説明する。
上部開口16からボルトやクリップなどの部品が落下すると、エネルギ吸収体13の第1傾斜壁部34が車体パネル29の前端29aより後方の位置から前方に向かって斜め下方に傾斜していることにより、その部品が第1傾斜壁部34に案内されて突出壁部36上へ転げ落ちていく。
この突出壁部36の幅が狭いことにより、この突出壁部36上に転げ落ちた部品はさらにベース部50の中央部50Aに転げ落ちていく。
この中央部50Aに転げ落ちた部品は、中央部50Aの両側に側壁部51,51が立設されていることにより、部品受部24,24のどちらか一方に入り込む。
このように、上部開口16から落下した部品が第1傾斜壁部34に案内されて部品受部24,24に集められることになる。このため、ライセンスプレートを取り外せば、バンパフェイシャ14の挿入孔39,39からその部品受部24,24内が見えることにより、上部開口16から落下した部品を直ぐに見つけることができる。
すなわち、落下部品の検知性を向上させることができる。
また、ライセンスプレートを取り外すだけで、バンパフェイシャ14の挿入孔39,39からその部品受部24,24内の部品を取り出すことができ、落下部品の拾得は簡単に行える。
また、ライセンスプレートの取り外しは簡単に行えるので、落下部品の拾得の際の付帯作業は簡単なものとなる。
さらに、エネルギ吸収体13の突出壁部36の下面の当接面36aがバンパレインフォース30の上面に当接しているものであるから、エネルギ吸収体13の第1傾斜壁部34とバンパフェイシャ14との間に、部品を落下させる空間が形成されても、エネルギ吸収体13が下方に向けて垂れ下がるような虞がない。
このため、エネルギ吸収体13は所定形状に保持され、所望のエネルギ吸収効率を発揮させることができる。
また、エネルギ吸収体13に第1傾斜壁部34や部品受部24,24を設けたものであるから、落下部品を案内する専用の案内部材や部品受部を設ける必要がなく、部品点数の増加や組立工数を増加させてしまうこともない。
また、バンパフェイシャ14の挿入孔39,39から部品受部24,24内の部品を取り出すようにしたものであるから、その部品を取り出すための専用の穴をバンパフェイシャ14に設ける必要がない。
上記実施例では、左右に2つの部品受部24,24を設けているが、1つの部品受部24であってもよい。
また、1つの部品受部を中央部に設けてもよい。
この場合には、その部品受部に対応したバンパフェイシャ14の取付座面40の位置に部品を取り出す穴を設ける。
また、上記実施例では、エネルギ吸収体13に突出壁部36や当接壁部36bを設けているが、これらを設けずに第1傾斜壁部34をベース部50まで伸ばしてもよい。
本発明に係るバンパ構造におけるエネルギ吸収体構造を示す斜視図である。 車両構成部品の配置を示す斜視図である。 エネルギ吸収体及び車両構成部品の配置を示す上面図である。 エネルギ吸収体及び車両構成部品の配置を示す断面図である。 一従来例のバンパ構造の断面図である。 他の従来のバンパ構造の断面図である。
符号の説明
11 車両
13 エネルギ吸収体
14 バンパフェイシャ
15 バンパ構造
16 上部開口部
24、24 部品受け部
34 傾斜壁部

Claims (1)

  1. バンパフェイシャと、このバンパフェイシャの内側に配置されたエネルギ吸収体とを有し、前記バンパフェイシャの上に上部開口が形成され、前記バンパフェイシャの中央部の前面にライセンスプレートを取り付ける取付座面が形成され、この取付座面にスプリングナット用の挿入孔が形成されたバンパ構造であって、
    前記上部開口から落下した部品をバンパフェイシャとエネルギ吸収体との間に案内すると共に、前記ライセンスプレートの取付座面に形成された前記挿入孔へ案内する傾斜壁部を前記エネルギ吸収体に形成したことを特徴とするバンパ構造。
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